1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/16(木) 01:24:16.30 :fbgepC9q0
P「どうしたんだ? そんな渋い顔して」
春香「このお菓子、あまり美味しくなくって……」
P「そうなのか? 俺は詳しくは知らないが、有名な所の菓子なんだろ?」
春香「雑誌でみた時は、美味しそうに見えたんですけど……」
P「春香は、お菓子をたくさん食べているから舌が肥えているのかもな」
春香「そういうものでしょうか?」
P「まぁ、見た目とは違って実際は……なんてよく聞く話だよな」
春香「そうですね……あっ!」
P「うん?」
春香「それ……もしかして、私もですか?」
P「はっ? 春香は大丈夫だよ」
春香「ほ、ほんとですか? よかった~」
P(しっかりしているように見えて、実はけっこう抜けているなんて言えないな)
fin
P「どうしたんだ? そんな渋い顔して」
春香「このお菓子、あまり美味しくなくって……」
P「そうなのか? 俺は詳しくは知らないが、有名な所の菓子なんだろ?」
春香「雑誌でみた時は、美味しそうに見えたんですけど……」
P「春香は、お菓子をたくさん食べているから舌が肥えているのかもな」
春香「そういうものでしょうか?」
P「まぁ、見た目とは違って実際は……なんてよく聞く話だよな」
春香「そうですね……あっ!」
P「うん?」
春香「それ……もしかして、私もですか?」
P「はっ? 春香は大丈夫だよ」
春香「ほ、ほんとですか? よかった~」
P(しっかりしているように見えて、実はけっこう抜けているなんて言えないな)
fin
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/16(木) 01:28:27.05 :bbe+aMPk0
いや続けよ
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/16(木) 01:40:17.31 :fbgepC9q0
春香「う~ん……」
P「どしたんだ、そんな沈んだ顔をして?」
春香「実は今日、スーパーで買い物をしていたんですけど」
P「けど……何か問題が起きたのか? ファンに見つかったとか」
春香「いえ、そういうわけじゃないんです。ただ……」
春香「お店の中でおもいっきり転んでしまって」
P「相変わらずというかなんというか」
春香「スーパーに来てたお客さん達に見られて恥ずかしかったですよ」
P「そういうものなのか? コンサートでは何万人にも見られているのに」
春香「それとこれでは話が違うんですよ!」
P「はぁ?」
fin
春香「う~ん……」
P「どしたんだ、そんな沈んだ顔をして?」
春香「実は今日、スーパーで買い物をしていたんですけど」
P「けど……何か問題が起きたのか? ファンに見つかったとか」
春香「いえ、そういうわけじゃないんです。ただ……」
春香「お店の中でおもいっきり転んでしまって」
P「相変わらずというかなんというか」
春香「スーパーに来てたお客さん達に見られて恥ずかしかったですよ」
P「そういうものなのか? コンサートでは何万人にも見られているのに」
春香「それとこれでは話が違うんですよ!」
P「はぁ?」
fin
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/16(木) 02:00:02.72 :fbgepC9q0
P「……」
春香「プロデューサーさん! ご飯出来ましたよー!」
P「……」
春香「プロデューサーさん!」
P「おっ、春香か……すまないな」
春香「家出とはいえ、音楽を聞きながら仕事をするのはあまり関心しませんよ」
P「そう言わないでくれ……運ぶの手伝うよ」
春香「あっ、お願いします」
春香(そう言えば、プロデューサーさん……何を聞いていたんだろ? お気に入りのプレイリストは)
太陽のジェラシー:天海春香
春香「……」
春香「えへへ……」
P「春香ー?」
fin
P「……」
春香「プロデューサーさん! ご飯出来ましたよー!」
P「……」
春香「プロデューサーさん!」
P「おっ、春香か……すまないな」
春香「家出とはいえ、音楽を聞きながら仕事をするのはあまり関心しませんよ」
P「そう言わないでくれ……運ぶの手伝うよ」
春香「あっ、お願いします」
春香(そう言えば、プロデューサーさん……何を聞いていたんだろ? お気に入りのプレイリストは)
太陽のジェラシー:天海春香
春香「……」
春香「えへへ……」
P「春香ー?」
fin
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/16(木) 02:03:44.78 :RUnoBPwr0
ご飯を作ってもらう関係だと…
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/16(木) 02:18:06.77 :fbgepC9q0
春香「プロデューサーさん、ペアルックですよ、ペアルック」
P「い、いきなり何を言い出すんだ?」
春香「だって、私たち付き合っているのにペアルックのひとつもないんですよ」
P「あのな……一応、世間的には春香に恋人はいないってことになっているんだぞ」
春香「それは……わかっているんですけど」
P「ほら、今日は久しぶりの学校だろ。早くいかないと遅刻するぞ」
春香「はい……あっ、プロデューサーさん!」
P「うん、どうした?」
春香「お弁当、忘れないでくださいね」
P「ああ、わかっているぞ」
春香「ちなみにお弁当の中身は、私のお弁当と一緒です」
P「そうか……」
春香「行ってきまーすっ!」
P「……ペアルックならぬ、ペアお弁当か」
fin
春香「プロデューサーさん、ペアルックですよ、ペアルック」
P「い、いきなり何を言い出すんだ?」
春香「だって、私たち付き合っているのにペアルックのひとつもないんですよ」
P「あのな……一応、世間的には春香に恋人はいないってことになっているんだぞ」
春香「それは……わかっているんですけど」
P「ほら、今日は久しぶりの学校だろ。早くいかないと遅刻するぞ」
春香「はい……あっ、プロデューサーさん!」
P「うん、どうした?」
春香「お弁当、忘れないでくださいね」
P「ああ、わかっているぞ」
春香「ちなみにお弁当の中身は、私のお弁当と一緒です」
P「そうか……」
春香「行ってきまーすっ!」
P「……ペアルックならぬ、ペアお弁当か」
fin
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/16(木) 02:37:26.05 :fbgepC9q0
P「暑い……」
P「でも、そんな中でも春香は……」
春香「……」
P「汗を流しながらも、しっかりとレッスンをしてる」
P「それにしても、よく体がもつな……」
P「まっ、結局は身体が資本っていうことなのかもな」
P「無理して、いつか倒れなければいいけど……」
春香「……」
バターンッ!
P「って、早いよ!」
P「暑い……」
P「でも、そんな中でも春香は……」
春香「……」
P「汗を流しながらも、しっかりとレッスンをしてる」
P「それにしても、よく体がもつな……」
P「まっ、結局は身体が資本っていうことなのかもな」
P「無理して、いつか倒れなければいいけど……」
春香「……」
バターンッ!
P「って、早いよ!」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/16(木) 02:47:46.24 :fbgepC9q0
P「春香! 大丈夫か、春香!?」ペチペチ
春香「あっ……プロデューサーさん。大丈夫ですよ、少し立ちくらみがしただけですから」
P「あまり無理をするなよ、春香」
P「少しで奥で休んでいたほうがいいんじゃないか?」
春香「もう平気ですよ」
P「だから……無理をすなと言っているんだ」ヒョイ
春香「!?」
春香「~~!///」バタバタ
P「暴れないでくれよ。春香が本当に倒れたら、ファンが悲しむぞ」
P「それに……ファンよりも誰よりも俺がな」
春香「!」
P「だから、おとなしく運ばれてくれ」
春香「はい……ありがとうございます、プロデューサーさん」
fin
P「春香! 大丈夫か、春香!?」ペチペチ
春香「あっ……プロデューサーさん。大丈夫ですよ、少し立ちくらみがしただけですから」
P「あまり無理をするなよ、春香」
P「少しで奥で休んでいたほうがいいんじゃないか?」
春香「もう平気ですよ」
P「だから……無理をすなと言っているんだ」ヒョイ
春香「!?」
春香「~~!///」バタバタ
P「暴れないでくれよ。春香が本当に倒れたら、ファンが悲しむぞ」
P「それに……ファンよりも誰よりも俺がな」
春香「!」
P「だから、おとなしく運ばれてくれ」
春香「はい……ありがとうございます、プロデューサーさん」
fin
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/16(木) 03:08:42.48 :fbgepC9q0
春香「プロデューサーさんは、昔はどんな人だったんですか?」
P「どんな人って、別にふつうだよ」
春香「普通って……よくわかりませんよ」
春香「世のなか、普通なんてありませんよ」
春香「どんな人にも、何かしら特徴とか個性があるものなんですよ」
P「そう言ってもな……今とあんまり変わらないさ」
P「ほらほら、この話はまた今度だ。そろそろスタジオに行く時間だ」
春香「はーい、わかりました」
ガチャ……
伊織「……」
あずさ「……」
春香「プロデューサーさんは、昔はどんな人だったんですか?」
P「どんな人って、別にふつうだよ」
春香「普通って……よくわかりませんよ」
春香「世のなか、普通なんてありませんよ」
春香「どんな人にも、何かしら特徴とか個性があるものなんですよ」
P「そう言ってもな……今とあんまり変わらないさ」
P「ほらほら、この話はまた今度だ。そろそろスタジオに行く時間だ」
春香「はーい、わかりました」
ガチャ……
伊織「……」
あずさ「……」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/16(木) 03:20:51.02 :fbgepC9q0
あずさ「二人ともいっちゃたわね~。一緒にゆっくり出来るかと思ったのに」
伊織「つまらないわ」
あずさ「つまらない?」
伊織「春香の奴、知りたくないのかしら。あいつ、絶対にいろいろ隠してるわよ!」
あずさ「でも、プロデューサーさんもまた今度って言ってたし」
伊織「あんなのその場しのぎに決まってるじゃない!」
伊織「春香ももっと追究すればいいのに」
あずさ「あらあら~」
伊織「なによ、あずさ?」
あずさ「伊織ちゃん、プロデューサーさんのこと何でも知りたいのね~♪」
伊織「~~~」パクパク
あずさ「はいはい~、春香ちゃんが持ってきてくれたお菓子を食べましょうか」
伊織「違うの! ねぇ、あずさ! ちょっと聞きなさいよ!」
あずさ「は~い」
fin
あずさ「二人ともいっちゃたわね~。一緒にゆっくり出来るかと思ったのに」
伊織「つまらないわ」
あずさ「つまらない?」
伊織「春香の奴、知りたくないのかしら。あいつ、絶対にいろいろ隠してるわよ!」
あずさ「でも、プロデューサーさんもまた今度って言ってたし」
伊織「あんなのその場しのぎに決まってるじゃない!」
伊織「春香ももっと追究すればいいのに」
あずさ「あらあら~」
伊織「なによ、あずさ?」
あずさ「伊織ちゃん、プロデューサーさんのこと何でも知りたいのね~♪」
伊織「~~~」パクパク
あずさ「はいはい~、春香ちゃんが持ってきてくれたお菓子を食べましょうか」
伊織「違うの! ねぇ、あずさ! ちょっと聞きなさいよ!」
あずさ「は~い」
fin
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/16(木) 03:53:38.42 :fbgepC9q0
P「そう言えば、真美はもともと双海亜美として活動してたんだよな?」
真美「うん、そーだよ。二人で入れ替わりながらアイドルやってたんだ」
P「ってことは、髪型は亜美と同じでサイドアップだったのか?」
真美「うん、でも亜美と別々に活動するとになってからは、見分けをつけてもらうために真美は髪型を変えたんだよ」
P「ふ~ん、なるほどな」
真美「ねぇ、兄ちゃん。真美の髪型、昔のサイドアップと今のサイドテールどっちが好き?」
P「どっちと言われてもな、俺はサイドテールの真美しか知らないし」
P「でも……たまには違う髪型の真美も見てみたいかな」
真美「ふ~ん、そっか」
貴音「……」
P「そう言えば、真美はもともと双海亜美として活動してたんだよな?」
真美「うん、そーだよ。二人で入れ替わりながらアイドルやってたんだ」
P「ってことは、髪型は亜美と同じでサイドアップだったのか?」
真美「うん、でも亜美と別々に活動するとになってからは、見分けをつけてもらうために真美は髪型を変えたんだよ」
P「ふ~ん、なるほどな」
真美「ねぇ、兄ちゃん。真美の髪型、昔のサイドアップと今のサイドテールどっちが好き?」
P「どっちと言われてもな、俺はサイドテールの真美しか知らないし」
P「でも……たまには違う髪型の真美も見てみたいかな」
真美「ふ~ん、そっか」
貴音「……」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/16(木) 04:15:14.52 :fbgepC9q0
貴音「あの、あなた様……」
P「んっ、どうしたんだ、貴音?」
貴音「私の髪について、どう思っていますか」
P「貴音の髪、そりゃあ綺麗な銀髪だなって」
貴音「……」
P「貴音?」
貴音「いえ、なんでもありません」
貴音「あなた様、先ほど双海真美にも言っていましたが、いつもとは違う髪型を見てみたいのですか」
P「うん、まぁな……」
貴音「では、響の真似ですが……こう、髪をあげてぽに~て~るというものです」
P「……」
貴音「あなた様?」
P「い、いや……その、すごくいいよ」
貴音「ふふっ、喜んでもらえてなによりです」
fin
貴音「あの、あなた様……」
P「んっ、どうしたんだ、貴音?」
貴音「私の髪について、どう思っていますか」
P「貴音の髪、そりゃあ綺麗な銀髪だなって」
貴音「……」
P「貴音?」
貴音「いえ、なんでもありません」
貴音「あなた様、先ほど双海真美にも言っていましたが、いつもとは違う髪型を見てみたいのですか」
P「うん、まぁな……」
貴音「では、響の真似ですが……こう、髪をあげてぽに~て~るというものです」
P「……」
貴音「あなた様?」
P「い、いや……その、すごくいいよ」
貴音「ふふっ、喜んでもらえてなによりです」
fin
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/16(木) 04:39:22.27 :fbgepC9q0
春香「プロデューサーさん、好きな人ができたって本当なんですか……?」
P「あぁ……初めから俺たちは結ばれるべきじゃなかったんだ」
P「なにかもが失敗だ」
P「別れよう、春香」
春香「そんな……いやっ、待って!」
春香「私、好きなんです! 愛しています、プロデューサーさんっ!」
P「春香……」
春香「……」
春香「プロデューサーさん、好きな人ができたって本当なんですか……?」
P「あぁ……初めから俺たちは結ばれるべきじゃなかったんだ」
P「なにかもが失敗だ」
P「別れよう、春香」
春香「そんな……いやっ、待って!」
春香「私、好きなんです! 愛しています、プロデューサーさんっ!」
P「春香……」
春香「……」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/16(木) 04:57:59.74 :fbgepC9q0
春香「……うわぁ、台本読みなのに私、涙が出てきてしまいました」
P「わざわざ、相手役を俺にするからだろ」
P「しかし、まぁ、今回は変わった配役だな」
春香「なれない役は、しっかりと練習しませんとね」
春香(でも、プロデューサーさんに別れようって言われた時、本当にショックだった)
春香(もし、本当に言われたら……)
P「さて、今日は久しぶりに外食でも……んっ」
春香「……」ギュッ
P「春香?」
春香「……嫌ですからね」
春香「私を置いて何処かへ行っちゃうなんて嫌ですからね」
春香「もう、待つのはあの1年で充分です」
P「春香……」
春香「……うわぁ、台本読みなのに私、涙が出てきてしまいました」
P「わざわざ、相手役を俺にするからだろ」
P「しかし、まぁ、今回は変わった配役だな」
春香「なれない役は、しっかりと練習しませんとね」
春香(でも、プロデューサーさんに別れようって言われた時、本当にショックだった)
春香(もし、本当に言われたら……)
P「さて、今日は久しぶりに外食でも……んっ」
春香「……」ギュッ
P「春香?」
春香「……嫌ですからね」
春香「私を置いて何処かへ行っちゃうなんて嫌ですからね」
春香「もう、待つのはあの1年で充分です」
P「春香……」
31: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/08/16(木) 05:12:39.06 :rY+d/kC/0
美希は?(迫真)
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/16(木) 05:14:34.91 :fbgepC9q0
P「大丈夫だよ、春香。俺はもうどこにも行かない」
P「ずっと、春香の隣にいるから安心してくれ」
春香「プロデューサーさん」
P「……まだ不安か?」
春香「優しい言葉だけでは……消えないものってあるんですよ」
P「……なら」
春香「あっ…んっ……」
fin
P「大丈夫だよ、春香。俺はもうどこにも行かない」
P「ずっと、春香の隣にいるから安心してくれ」
春香「プロデューサーさん」
P「……まだ不安か?」
春香「優しい言葉だけでは……消えないものってあるんですよ」
P「……なら」
春香「あっ…んっ……」
fin
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/16(木) 05:17:29.24 :j3A8dnKW0
なにこの4コマ漫画
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/16(木) 05:20:20.02 :fbgepC9q0
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