1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/15(水) 03:22:08.29 :YA8lLRb/O
兄「何言ってるんだ、こんな暑い日に。お兄ちゃんはさっきからずっと汗が止まらないよ?」
妹「お兄ちゃんお願い、あのお薬ちょうだい……」
兄「あのお薬?」
妹「あの……気持ち良くなれる……」
兄「ああ、アレね。あれはお薬じゃなくてハーブだって言っただろう? 5千円だよ」
妹「……もう、お金無い……」
兄「父さんか母さんの財布から盗んで来ればいい。見付かってもお前なら大丈夫さ」
妹「……う、うん、分かった。すぐ持ってくるから待っててね、お兄ちゃん」
兄「ああ」
兄「何言ってるんだ、こんな暑い日に。お兄ちゃんはさっきからずっと汗が止まらないよ?」
妹「お兄ちゃんお願い、あのお薬ちょうだい……」
兄「あのお薬?」
妹「あの……気持ち良くなれる……」
兄「ああ、アレね。あれはお薬じゃなくてハーブだって言っただろう? 5千円だよ」
妹「……もう、お金無い……」
兄「父さんか母さんの財布から盗んで来ればいい。見付かってもお前なら大丈夫さ」
妹「……う、うん、分かった。すぐ持ってくるから待っててね、お兄ちゃん」
兄「ああ」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/15(水) 03:24:21.82 :y29NHH480
ダメ!絶対!
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/15(水) 03:24:44.26 :YA8lLRb/O
妹「お兄ちゃん……、お父さんとお母さんに見つかって怒られちゃったよ。もう、お財布から勝手にお金取っちゃいけないって……」
兄「そうか。で、結局お金は?」
妹「無いよぉ……」
兄「困ったな。あのハーブもタダじゃないんだけど」
妹「お兄ちゃんお願い、早くハーブちょうだい! お願いします! 何でもするから!」
兄「ふぅん、何でもするんだ?」
妹「お兄ちゃん……、お父さんとお母さんに見つかって怒られちゃったよ。もう、お財布から勝手にお金取っちゃいけないって……」
兄「そうか。で、結局お金は?」
妹「無いよぉ……」
兄「困ったな。あのハーブもタダじゃないんだけど」
妹「お兄ちゃんお願い、早くハーブちょうだい! お願いします! 何でもするから!」
兄「ふぅん、何でもするんだ?」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/15(水) 03:26:05.46 :YA8lLRb/O
兄「じゃあ、お兄ちゃんお腹空いたから、そこのコンビニで昼食を適当に何か見繕って来て欲しいな」
妹「え、でもお金……」
兄「買って来てなんて言ってないだろう? 食べ物を鞄か何かに入れて、ここまで持ってくればいいんだよ」
妹「万引き、って事? 無理だよ……私、そんな事出来ないよ……」
兄「まあまあ。パンでもおにぎりでもいいから。あとは飲み物。お兄ちゃんはコーヒーがいいな」
妹「……店員さんに頼んでみる」
兄「店員さんかぁ。でも、お兄ちゃんはお前が勇気出して持ってきてくれたお昼がいいな?」
妹「……いってきます」
兄「うん、いってらっしゃい」
兄「じゃあ、お兄ちゃんお腹空いたから、そこのコンビニで昼食を適当に何か見繕って来て欲しいな」
妹「え、でもお金……」
兄「買って来てなんて言ってないだろう? 食べ物を鞄か何かに入れて、ここまで持ってくればいいんだよ」
妹「万引き、って事? 無理だよ……私、そんな事出来ないよ……」
兄「まあまあ。パンでもおにぎりでもいいから。あとは飲み物。お兄ちゃんはコーヒーがいいな」
妹「……店員さんに頼んでみる」
兄「店員さんかぁ。でも、お兄ちゃんはお前が勇気出して持ってきてくれたお昼がいいな?」
妹「……いってきます」
兄「うん、いってらっしゃい」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/15(水) 03:27:23.63 :YA8lLRb/O
兄「すみませんでした。まさか妹がこんな事をするなんて……」
妹「うっ……ごめんなさい……ごめんなさい……」
店員「最近万引きの被害が増えたと思ってたんですが、まさかこんな子が……」
兄「本当に申し訳ありません。警察に連絡してください」
店員「えっ、でも今回は穏便に処理してもいいんですよ?」
兄「すみませんでした。まさか妹がこんな事をするなんて……」
妹「うっ……ごめんなさい……ごめんなさい……」
店員「最近万引きの被害が増えたと思ってたんですが、まさかこんな子が……」
兄「本当に申し訳ありません。警察に連絡してください」
店員「えっ、でも今回は穏便に処理してもいいんですよ?」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/15(水) 03:28:29.17 :YA8lLRb/O
兄「いいえ、それくらいじゃなきゃこの子は反省しませんから。警察に連絡してください」
妹「お兄ちゃん……お願い、許して……」
兄「お兄ちゃんじゃなくて、店員さんにもっとちゃんと謝りなさい。お前が当事者だろう?」
妹「あっ、す、すみませんでした。許してください。……お願いします! 警察には連絡しないでください!」
店員「……もういいです。次やったら学校にも警察にも連絡しますよ。帰ってください」
兄「本当に申し訳ありませんでした」
妹「ごめんなさい……」
兄「いいえ、それくらいじゃなきゃこの子は反省しませんから。警察に連絡してください」
妹「お兄ちゃん……お願い、許して……」
兄「お兄ちゃんじゃなくて、店員さんにもっとちゃんと謝りなさい。お前が当事者だろう?」
妹「あっ、す、すみませんでした。許してください。……お願いします! 警察には連絡しないでください!」
店員「……もういいです。次やったら学校にも警察にも連絡しますよ。帰ってください」
兄「本当に申し訳ありませんでした」
妹「ごめんなさい……」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/15(水) 03:28:50.48 :eKG8aTD70
うわぁ、気持ちいい薬こわい
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/15(水) 03:29:32.60 :YA8lLRb/O
兄「……さっきのお前の土下座、傑作だったよ。今日はハーブ多めにあげるから、家でまたやってくれないか?」
妹「……」
兄「ほら、お兄ちゃんが珍しくタダでハーブあげるって言ってるんだよ?」
妹「あ、お兄ちゃん……ありがとう」
兄「よしよし、いい子だね」
兄「……さっきのお前の土下座、傑作だったよ。今日はハーブ多めにあげるから、家でまたやってくれないか?」
妹「……」
兄「ほら、お兄ちゃんが珍しくタダでハーブあげるって言ってるんだよ?」
妹「あ、お兄ちゃん……ありがとう」
兄「よしよし、いい子だね」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/15(水) 03:33:54.13 :YA8lLRb/O
妹「友ちゃんごめんなさい! またお金貸して!」
友「ええ……? あたしも出来れば貸してあげたいけど、今月はもう無理だよ……」
妹「……そう。ごめんね友ちゃん、いつも借りてばかりで返してあげられなくて」
友「まっ、返すのはいつでもいーけどさっ。それより、最近顔色悪くない?」
妹「……えっ?」
友「いつも何だか震えてるみたいだし、具合悪いんでしょ? 病院行ったの?」
妹「だ、大丈夫大丈夫! 何ともないよ! 私、すっごく元気だから!」
友「ええー? 全然そう見えないよ」
妹「うん……、でも元気。私はまだ、元気だから……」
妹「友ちゃんごめんなさい! またお金貸して!」
友「ええ……? あたしも出来れば貸してあげたいけど、今月はもう無理だよ……」
妹「……そう。ごめんね友ちゃん、いつも借りてばかりで返してあげられなくて」
友「まっ、返すのはいつでもいーけどさっ。それより、最近顔色悪くない?」
妹「……えっ?」
友「いつも何だか震えてるみたいだし、具合悪いんでしょ? 病院行ったの?」
妹「だ、大丈夫大丈夫! 何ともないよ! 私、すっごく元気だから!」
友「ええー? 全然そう見えないよ」
妹「うん……、でも元気。私はまだ、元気だから……」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/15(水) 03:35:36.41 :eKG8aTD70
ヤクルト中毒
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/15(水) 03:36:25.37 :YA8lLRb/O
妹「ああああアああああああアあ!」
兄「うるさいな! こんな夜更けに!」
妹「あっお兄ちゃん! 虫が! 虫が!」
兄「うるさいって言ってるだろう!」
妹「げぼっ! ごほっ、ごほっ……」
兄「うるさい! うるさい! うるさい! うるさい! このバカが!」
妹「あうっ! がっ! ごぼっ! げうっ!」
兄「蹴ってやらないと静かにならないのか! このクズ!」
妹「…………」
兄「そんな風な幻覚が見たくないのなら、早くたくさんお金を稼ぐ方法を見付けないと」
妹「…………」
兄「じゃあ、おやすみ」
妹「…………」
妹「ああああアああああああアあ!」
兄「うるさいな! こんな夜更けに!」
妹「あっお兄ちゃん! 虫が! 虫が!」
兄「うるさいって言ってるだろう!」
妹「げぼっ! ごほっ、ごほっ……」
兄「うるさい! うるさい! うるさい! うるさい! このバカが!」
妹「あうっ! がっ! ごぼっ! げうっ!」
兄「蹴ってやらないと静かにならないのか! このクズ!」
妹「…………」
兄「そんな風な幻覚が見たくないのなら、早くたくさんお金を稼ぐ方法を見付けないと」
妹「…………」
兄「じゃあ、おやすみ」
妹「…………」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/15(水) 03:40:47.80 :YA8lLRb/O
妹「あの、すみません。……私と、3万円で遊びませんか?」
「へぇ、君が3万? いいの?」
妹「……はい」
「ホテル代こっち持ち?」
妹「あ、はい。そうなんですけど……」
「別にいいよ。じゃ、早速行こっか」
妹「あ、はい……。よろしくお願いします……」
妹「あの、すみません。……私と、3万円で遊びませんか?」
「へぇ、君が3万? いいの?」
妹「……はい」
「ホテル代こっち持ち?」
妹「あ、はい。そうなんですけど……」
「別にいいよ。じゃ、早速行こっか」
妹「あ、はい……。よろしくお願いします……」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/15(水) 03:41:27.09 :eKG8aTD70
うわああああああああああああ!!
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/15(水) 03:44:59.85 :YA8lLRb/O
兄「すごいね。お前、今日だけでかなり金持ちになったじゃないか」
妹「お兄ちゃん。私、好きでもない人に抱かれちゃった……」
兄「でも、代わりに3万円も貰えたんだろう? 良かったな。お前に6回分もハーブあげられて、お兄ちゃんも嬉しいよ」
妹「お兄ちゃん……」
兄「ほら、お兄ちゃんからコンドームのプレゼントだよ。多分いっぱい使うだろう? これから」
妹「うん、ありがと……」
兄「すごいね。お前、今日だけでかなり金持ちになったじゃないか」
妹「お兄ちゃん。私、好きでもない人に抱かれちゃった……」
兄「でも、代わりに3万円も貰えたんだろう? 良かったな。お前に6回分もハーブあげられて、お兄ちゃんも嬉しいよ」
妹「お兄ちゃん……」
兄「ほら、お兄ちゃんからコンドームのプレゼントだよ。多分いっぱい使うだろう? これから」
妹「うん、ありがと……」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/15(水) 03:47:08.01 :YA8lLRb/O
妹「すみません、私と……3万円で……」
妹「3万円で遊びませんか……」
妹「……寒いよぉ。また寒くなってきた……」
妹「すみません。あの……2万円で遊びませんか?」
妹「……そうですか……」
妹「すみません、私と……3万円で……」
妹「3万円で遊びませんか……」
妹「……寒いよぉ。また寒くなってきた……」
妹「すみません。あの……2万円で遊びませんか?」
妹「……そうですか……」
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/15(水) 03:50:29.57 :YA8lLRb/O
妹「あの、すみません……私と1万5千円で遊びませんか……?」
「君が1万5千? 失礼だけど、ちょっと高いなー」
妹「じゃあ、あの、いくらなら……」
「君ヤクやってるでしょ? 顔で分かるよ」
妹「……どうかお願いします。お金が無いと、お兄ちゃんがハーブくれないんです」
「ハーブねぇ……。可哀想だから、8千円出してあげるかな」
妹「えっ、8千円……?」
「嫌なら別にいいよ? 更生した方が一応、君にとって良いわけだし」
妹「……いえ、お願いします」
「ハーブがなきゃイケないとか、そういうオチないよね?」
妹「はい、大丈夫です。……まだ」
妹「あの、すみません……私と1万5千円で遊びませんか……?」
「君が1万5千? 失礼だけど、ちょっと高いなー」
妹「じゃあ、あの、いくらなら……」
「君ヤクやってるでしょ? 顔で分かるよ」
妹「……どうかお願いします。お金が無いと、お兄ちゃんがハーブくれないんです」
「ハーブねぇ……。可哀想だから、8千円出してあげるかな」
妹「えっ、8千円……?」
「嫌なら別にいいよ? 更生した方が一応、君にとって良いわけだし」
妹「……いえ、お願いします」
「ハーブがなきゃイケないとか、そういうオチないよね?」
妹「はい、大丈夫です。……まだ」
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/15(水) 03:53:35.31 :YA8lLRb/O
妹「お兄ちゃん……」
兄「どうした?」
妹「お金、無い……」
兄「まあそんな日もあるさ。どんまいどんまい」
妹「お兄ちゃん。私の体ね、こないだ8千円だったよ」
兄「へぇ、それはちょっと安いなあ。妹がそんな安い女の子になるなんて、お兄ちゃん悲しいな」
妹「私、これからどうなっちゃうんだろ……」
兄「そりゃあ、壊れるに決まってるだろう?」
妹「お兄ちゃん……」
兄「どうした?」
妹「お金、無い……」
兄「まあそんな日もあるさ。どんまいどんまい」
妹「お兄ちゃん。私の体ね、こないだ8千円だったよ」
兄「へぇ、それはちょっと安いなあ。妹がそんな安い女の子になるなんて、お兄ちゃん悲しいな」
妹「私、これからどうなっちゃうんだろ……」
兄「そりゃあ、壊れるに決まってるだろう?」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/15(水) 03:56:43.37 :YA8lLRb/O
妹「……お兄ちゃん、ハーブちょうだい! 今すぐ!」
兄「ん? また欲しくなっちゃったのか? でもお金がなきゃハーブはあげられないよ。それとも、また万引きしてくる?」
妹「今持ってるハーブ全部ちょうだい!じゃないと刺すよ! 殺すよ、お兄ちゃん!」
兄「そのナイフで? ……ま、いいか。でも、それでハーブが……薬が手に入ると思ってるの?」
妹「早くしてよ! 寒いの!」
兄「もしお兄ちゃんを殺したら、お前は刑務所と麻薬更生センターか何処かをタライ回しにされた挙句、誰もハーブをくれない世界で一生禁断症状に苦しむ事になるんだよ?」
妹「う…………」
妹「……お兄ちゃん、ハーブちょうだい! 今すぐ!」
兄「ん? また欲しくなっちゃったのか? でもお金がなきゃハーブはあげられないよ。それとも、また万引きしてくる?」
妹「今持ってるハーブ全部ちょうだい!じゃないと刺すよ! 殺すよ、お兄ちゃん!」
兄「そのナイフで? ……ま、いいか。でも、それでハーブが……薬が手に入ると思ってるの?」
妹「早くしてよ! 寒いの!」
兄「もしお兄ちゃんを殺したら、お前は刑務所と麻薬更生センターか何処かをタライ回しにされた挙句、誰もハーブをくれない世界で一生禁断症状に苦しむ事になるんだよ?」
妹「う…………」
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/15(水) 03:59:46.50 :eKG8aTD70
ぐぬぬ
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/15(水) 04:00:22.26 :YA8lLRb/O
兄「お前は既に髪も歯もぼろぼろ抜けて、完全に薬無しじゃ生きられない体になってるじゃないか。そんな体でお兄ちゃん無しでやっていけるの?」
妹「うう……」
兄「お前はもうゴミだ。人間のクズなんだ。お前が殺すべきなのはお兄ちゃんじゃない、お前自身なんだよ」
妹「ううう……」
兄「早く死ねばいい。お前はお兄ちゃんに汚された被害者なんだ。加害者のお兄ちゃんと違って、きっと清潔な天国へ行けるさ」
妹「あああああ! あああああああ!」
兄「うるさいな。早く死んじまえよ」
兄「お前は既に髪も歯もぼろぼろ抜けて、完全に薬無しじゃ生きられない体になってるじゃないか。そんな体でお兄ちゃん無しでやっていけるの?」
妹「うう……」
兄「お前はもうゴミだ。人間のクズなんだ。お前が殺すべきなのはお兄ちゃんじゃない、お前自身なんだよ」
妹「ううう……」
兄「早く死ねばいい。お前はお兄ちゃんに汚された被害者なんだ。加害者のお兄ちゃんと違って、きっと清潔な天国へ行けるさ」
妹「あああああ! あああああああ!」
兄「うるさいな。早く死んじまえよ」
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/15(水) 04:04:41.30 :YA8lLRb/O
妹「お兄ちゃん……、どうして私に麻薬なんかくれたの? あれが無ければ、私は普通でいられたのに!」
兄「それはね、お兄ちゃんはただひたすらにお前を汚したかっただけなんだよ。それがお兄ちゃんの愛の形なんだ。あの薬が本当は5千円ぽっちじゃ買えないって、お前も本当はとっくに気付いていたんだろう?」
妹「え……?」
兄「お前みたいなゴミクズを他の誰が愛してくれるんだろうね? 僕だけなんだ、僕だけがお前を本当に愛しているんだよ」
妹「お、お兄ちゃん……?」
兄「今お前が死んでも別に構わないけど、でもどうせならもっと汚れて、もっと絶望してくれよ。僕に愛を与えてくれ。それがお前の愛の形なんだから」
妹「お兄ちゃん……、どうして私に麻薬なんかくれたの? あれが無ければ、私は普通でいられたのに!」
兄「それはね、お兄ちゃんはただひたすらにお前を汚したかっただけなんだよ。それがお兄ちゃんの愛の形なんだ。あの薬が本当は5千円ぽっちじゃ買えないって、お前も本当はとっくに気付いていたんだろう?」
妹「え……?」
兄「お前みたいなゴミクズを他の誰が愛してくれるんだろうね? 僕だけなんだ、僕だけがお前を本当に愛しているんだよ」
妹「お、お兄ちゃん……?」
兄「今お前が死んでも別に構わないけど、でもどうせならもっと汚れて、もっと絶望してくれよ。僕に愛を与えてくれ。それがお前の愛の形なんだから」
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/15(水) 04:08:18.60 :YA8lLRb/O
妹「……お兄ちゃん、私、お兄ちゃんの言ってる事が分かんない」
兄「僕自身だって分かってるかどうか怪しいさ。でも一般的にも愛は不可解なものらしいじゃないか。お前が強いて理解する必要は無いんじゃないかな?」
妹「……ごめんなさい。私、お兄ちゃんが怖い」
兄「怖がるのがちょっと遅かったね。でも、僕としては嬉しいよ。ありがとう」
妹「さようなら、怖いお兄ちゃん。今まで愛をありがとね」
兄「結局、僕を殺すのか。まあいいさ、さようなら愛しい妹。これでお前はもっと汚れる」
妹「……お兄ちゃん、私、お兄ちゃんの言ってる事が分かんない」
兄「僕自身だって分かってるかどうか怪しいさ。でも一般的にも愛は不可解なものらしいじゃないか。お前が強いて理解する必要は無いんじゃないかな?」
妹「……ごめんなさい。私、お兄ちゃんが怖い」
兄「怖がるのがちょっと遅かったね。でも、僕としては嬉しいよ。ありがとう」
妹「さようなら、怖いお兄ちゃん。今まで愛をありがとね」
兄「結局、僕を殺すのか。まあいいさ、さようなら愛しい妹。これでお前はもっと汚れる」
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/15(水) 04:11:16.01 :YA8lLRb/O
おわりです
おわりです
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/15(水) 04:11:58.96 :u1ERvggj0
乙
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/15(水) 04:12:38.91 :BaaXkx550
なかなか面白かった
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/15(水) 04:14:07.32 :oI9w3ebg0
夜中にタイトルのわからない一話完結の話を見たような気分だ
乙
乙
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