1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/08(土) 20:20:11.88 :yBpa+caYi
~某日、事務所~
貴音「~♪」
ぺろぺろ
P「ひゃあ! や、やめろー!」
小鳥「いいわ! すっごくいいわぁ!」
P「ハッスルしてないで助けて下さい!」
貴音「……はっ、私は何を…」
~某日、事務所~
貴音「~♪」
ぺろぺろ
P「ひゃあ! や、やめろー!」
小鳥「いいわ! すっごくいいわぁ!」
P「ハッスルしてないで助けて下さい!」
貴音「……はっ、私は何を…」
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/08(土) 20:23:24.30 :yBpa+caYi
小鳥「あ、正気に戻った」
P「よかった……とりあえず降りてくれるか?」
貴音「!?!?」
貴音「な、なな……っ!」
てしてしてし!
P「痛い痛い! 猫ぱんちはやめて!」
貴音「っ~~!」
小鳥「引っ掻かれるよりマシですよ」
小鳥「あ、正気に戻った」
P「よかった……とりあえず降りてくれるか?」
貴音「!?!?」
貴音「な、なな……っ!」
てしてしてし!
P「痛い痛い! 猫ぱんちはやめて!」
貴音「っ~~!」
小鳥「引っ掻かれるよりマシですよ」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/08(土) 20:26:48.36 :yBpa+caYi
……
…
P「落ち着いたか?」
貴音「はい…」
貴音「すいません、とんだ粗相を…」
P「いや、いいって事よ」
小鳥「ええ! ぺろぺろはご褒美よ!」
貴音「ぺろぺろ…あぅ……」
……
…
P「落ち着いたか?」
貴音「はい…」
貴音「すいません、とんだ粗相を…」
P「いや、いいって事よ」
小鳥「ええ! ぺろぺろはご褒美よ!」
貴音「ぺろぺろ…あぅ……」
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/08(土) 20:30:04.00 :yBpa+caYi
P「しかし、マタタビには弱いんだな」
小鳥「猫の本能でしょうかね」
貴音「あの匂いを嗅いだ瞬間、理性が…」
P「ますます猫だな」
小鳥「ええ…」
貴音「何故私が猫に……」
P「しかし、マタタビには弱いんだな」
小鳥「猫の本能でしょうかね」
貴音「あの匂いを嗅いだ瞬間、理性が…」
P「ますます猫だな」
小鳥「ええ…」
貴音「何故私が猫に……」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/08(土) 20:36:39.12 :yBpa+caYi
P「どこか気品のある振る舞い」
小鳥「好奇心旺盛なところ」
P「猫だな」
小鳥「ええ、猫ですよね」
貴音「喜んで良いのか怒るべきなのか…」
P「問題は、なぜ突然猫耳が生えたか」
小鳥「もしかして……」
貴音「もしや心当たりが?」
P「どこか気品のある振る舞い」
小鳥「好奇心旺盛なところ」
P「猫だな」
小鳥「ええ、猫ですよね」
貴音「喜んで良いのか怒るべきなのか…」
P「問題は、なぜ突然猫耳が生えたか」
小鳥「もしかして……」
貴音「もしや心当たりが?」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/08(土) 20:41:14.34 :yBpa+caYi
小鳥「貴音ちゃん…猫の尻尾を踏んづけたりしてない?」
貴音「猫の尻尾…ですか」
貴音「踏んだ覚えはないですね」
小鳥「『猫踏んじゃった』っていうのがあって」
貴音「猫踏んじゃった…」
小鳥「猫の尻尾を踏んづけちゃった人が、どんどん猫になっていく呪いなの」
貴音「……!!」
P(なにそれ初耳)
小鳥「貴音ちゃん…猫の尻尾を踏んづけたりしてない?」
貴音「猫の尻尾…ですか」
貴音「踏んだ覚えはないですね」
小鳥「『猫踏んじゃった』っていうのがあって」
貴音「猫踏んじゃった…」
小鳥「猫の尻尾を踏んづけちゃった人が、どんどん猫になっていく呪いなの」
貴音「……!!」
P(なにそれ初耳)
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/08(土) 20:49:05.63 :yBpa+caYi
貴音「し、して小鳥嬢……呪いを解く方法はあるのですか?」
小鳥「ふふふ」
小鳥「呪いにかかったお姫様を助けるには……」
貴音「っ………!」
小鳥「思い人からのキスよ!」
貴音「えっ!」
P「えっ?」
貴音「し、して小鳥嬢……呪いを解く方法はあるのですか?」
小鳥「ふふふ」
小鳥「呪いにかかったお姫様を助けるには……」
貴音「っ………!」
小鳥「思い人からのキスよ!」
貴音「えっ!」
P「えっ?」
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/08(土) 20:54:14.06 :yBpa+caYi
小鳥「思いを寄せる人が、貴音ちゃんにいれば…」
小鳥「あるいは、ね?」
貴音「…!」
P(え、好きな人いるの?)
貴音「あなた様…」
P「ああ、遠慮する事はない」
P(好きな人のところへ行っておいで)
小鳥「思いを寄せる人が、貴音ちゃんにいれば…」
小鳥「あるいは、ね?」
貴音「…!」
P(え、好きな人いるの?)
貴音「あなた様…」
P「ああ、遠慮する事はない」
P(好きな人のところへ行っておいで)
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/08(土) 21:01:59.32 :yBpa+caYi
貴音「ん………」
P「…ん?」
小鳥「ん?」
P「え、なにやってんの?」
貴音「え……」
小鳥「あなたが何してるんですか」
貴音「ん………」
P「…ん?」
小鳥「ん?」
P「え、なにやってんの?」
貴音「え……」
小鳥「あなたが何してるんですか」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/08(土) 21:07:43.88 :yBpa+caYi
貴音「ふんっ!」
ぽこっ
P「痛い!」
貴音「あなた様は鈍感が過ぎます!」
貴音「先ほど、私がどれほど勇気を出したか…」
P「はい?」
小鳥(にぶちん)
貴音「ふんっ!」
ぽこっ
P「痛い!」
貴音「あなた様は鈍感が過ぎます!」
貴音「先ほど、私がどれほど勇気を出したか…」
P「はい?」
小鳥(にぶちん)
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/08(土) 21:08:27.30 :KQTH+NwD0
(かわいい)
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/08(土) 21:15:56.08 :yBpa+caYi
貴音「あなた様…」
貴音「お慕いしております」
P「」
小鳥「やっぱり、気付いてなかったみたい」
P「」
貴音「あの、あなた様…?」
小鳥「完全に放心してるわね」
貴音「あなた様…」
貴音「お慕いしております」
P「」
小鳥「やっぱり、気付いてなかったみたい」
P「」
貴音「あの、あなた様…?」
小鳥「完全に放心してるわね」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/08(土) 21:19:31.73 :yBpa+caYi
小鳥「こういう時はね……」
ひそひそ
ぴこぴこ
貴音「…そうするしか、ないのですか?」
小鳥「ええ、頑張って!」
貴音「……はい」
小鳥「こういう時はね……」
ひそひそ
ぴこぴこ
貴音「…そうするしか、ないのですか?」
小鳥「ええ、頑張って!」
貴音「……はい」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/08(土) 21:23:44.92 :yBpa+caYi
貴音「……」
P「」
貴音「……ご」
貴音「ご主人様、起きる時間だにゃあ」
ちゅ
P「……は?」
貴音「なんとも…恥ずかしいですね」
貴音「……」
P「」
貴音「……ご」
貴音「ご主人様、起きる時間だにゃあ」
ちゅ
P「……は?」
貴音「なんとも…恥ずかしいですね」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/08(土) 21:28:29.79 :yBpa+caYi
P「わあぁぁぁぁ!」
小鳥「うっひょおおお!」
貴音「っ~~~!!」
ばしっ
P「痛っ!」
小鳥「ビンタ!?」
貴音「??」
P「わあぁぁぁぁ!」
小鳥「うっひょおおお!」
貴音「っ~~~!!」
ばしっ
P「痛っ!」
小鳥「ビンタ!?」
貴音「??」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/08(土) 21:33:21.12 :yBpa+caYi
しゅんしゅん
P「って……耳が」
小鳥「尻尾も…」
貴音「元に戻ったのですか?」
P「そうみたいだ」
小鳥「ちぇっ」
P「ちぇっ」
貴音「何故悔しそうなのですか…」
しゅんしゅん
P「って……耳が」
小鳥「尻尾も…」
貴音「元に戻ったのですか?」
P「そうみたいだ」
小鳥「ちぇっ」
P「ちぇっ」
貴音「何故悔しそうなのですか…」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/08(土) 21:35:44.27 :kC7ymfRr0
ちぇっ
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/08(土) 21:38:22.92 :yBpa+caYi
P「せっかく可愛かったのに」
貴音「おや、猫耳の生えてない私はお嫌いですか?」
P「いや、そんな事はないぞ!?」
貴音「ならば、良いではないですか」
P「そうか…そうだな」
貴音「ふふっ…」
P「せっかく可愛かったのに」
貴音「おや、猫耳の生えてない私はお嫌いですか?」
P「いや、そんな事はないぞ!?」
貴音「ならば、良いではないですか」
P「そうか…そうだな」
貴音「ふふっ…」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/08(土) 21:43:40.70 :yBpa+caYi
貴音「ところで、先ほどの返事を聞いておりません」
P「……」
小鳥「……」
貴音「お返事を、お聞かせ下さいませんか…?」
P「そうだな…俺は…」
貴音「ところで、先ほどの返事を聞いておりません」
P「……」
小鳥「……」
貴音「お返事を、お聞かせ下さいませんか…?」
P「そうだな…俺は…」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/08(土) 21:49:32.74 :yBpa+caYi
………
…
P「あ、捨て猫」
貴音「おや、そのようです」
P「……毛並みが銀色」
P「なんか、貴音っぽい猫だ」
貴音「そうでしょうか?」
P「……飼おうかな」
………
…
P「あ、捨て猫」
貴音「おや、そのようです」
P「……毛並みが銀色」
P「なんか、貴音っぽい猫だ」
貴音「そうでしょうか?」
P「……飼おうかな」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/08(土) 21:56:19.23 :yBpa+caYi
P「うんと可愛がろう」
貴音「むっ…」
P「はは、妬いてる」
貴音「たとえ猫とはいえ、あなた様を独り占めできなくなるのは…」
P「うい奴め」
ごろごろ
貴音「んぅ……私は猫ではないです!」
貴音「あなた様のいけず!」
貴音「うにゃー」
完!
P「うんと可愛がろう」
貴音「むっ…」
P「はは、妬いてる」
貴音「たとえ猫とはいえ、あなた様を独り占めできなくなるのは…」
P「うい奴め」
ごろごろ
貴音「んぅ……私は猫ではないです!」
貴音「あなた様のいけず!」
貴音「うにゃー」
完!
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/08(土) 22:03:10.47 :/s650pc10
おつおつ!
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/08(土) 22:08:14.04 :z+ep1MQhO
乙 夢と希望の詰まったスレであった
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