1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/13(木) 12:38:33.55 :W645+Yb/0
あかね「……」
あかね「……」
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/13(木) 12:39:25.48 :7N7Jgn0R0
全員終了のお知らせ
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/13(木) 13:13:26.73 :dwVGtWjO0
あかね「話はわかったわ」
あかね「あなたたちのあかりに対する想いは本物のようね」
ちなつ「じゃ、じゃあ・・・・・・」
あかね「ならば力を示しなさい」
結衣「力?」
あかね「そう、あかりはか弱い女の子。世間には危険がいっぱいよ。あかりを守れる力のあるものだけがあかりを預かる資格を得る」
あかね「かくいう私も能力者となった10年前から毎日、影ながらあかりを見守り、あかりに迫る危険を排除してきたのよ」
櫻子「じゅ、10年!?」
向日葵「これが姉妹の重み……侮れませんわ」
あかね「さあ、どう? 私以上にあかりを守るのに適任な力の持ち主が貴女たちの中にいるのかしら?」
あかね「話はわかったわ」
あかね「あなたたちのあかりに対する想いは本物のようね」
ちなつ「じゃ、じゃあ・・・・・・」
あかね「ならば力を示しなさい」
結衣「力?」
あかね「そう、あかりはか弱い女の子。世間には危険がいっぱいよ。あかりを守れる力のあるものだけがあかりを預かる資格を得る」
あかね「かくいう私も能力者となった10年前から毎日、影ながらあかりを見守り、あかりに迫る危険を排除してきたのよ」
櫻子「じゅ、10年!?」
向日葵「これが姉妹の重み……侮れませんわ」
あかね「さあ、どう? 私以上にあかりを守るのに適任な力の持ち主が貴女たちの中にいるのかしら?」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/13(木) 13:41:53.62 :dwVGtWjO0
ちなつ「もちろんです!」
結衣「私たちだって能力者のはしくれ!」
京子「半端な覚悟で来てないぜ!」
向日葵「お姉さんなしでも赤座さんを守ってみせますわ」
綾乃「赤座さんを傷つける奴は罰金バッキンガムよ!」
櫻子「あかりちゃんは私のものだ!」
池田「みんな頑張ってや~」
あかね「貴女たち……おや、ちょっと待ちなさい……。丁度いいわ。ついて来なさい」シュン!
ちなつ「もちろんです!」
結衣「私たちだって能力者のはしくれ!」
京子「半端な覚悟で来てないぜ!」
向日葵「お姉さんなしでも赤座さんを守ってみせますわ」
綾乃「赤座さんを傷つける奴は罰金バッキンガムよ!」
櫻子「あかりちゃんは私のものだ!」
池田「みんな頑張ってや~」
あかね「貴女たち……おや、ちょっと待ちなさい……。丁度いいわ。ついて来なさい」シュン!
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/13(木) 13:57:22.19 :dwVGtWjO0
櫻子「き、消えた!?」
向日葵「よく見なさい、高速で移動してるんですの。あなた以外は皆見えていますわよ」
京子「よし、追うぞ」シュン!
櫻子「ああ~みんな待ってよ」シュン!
あかね「ふふふ、この程度のスピードも追えないようではあかりを任せるわけには行かないと思っていたけど、ついてこれてるじゃない」
あかね「だけどまだまだ加速するわよ」
ーーーーーー公園ーーーーーーー
結衣「しまった見失ったか」
京子「いや、あそこを見ろ」
ちなつ「あかりちゃんだ。おーいあかりちゃーん」
あかり「あ、ちなつちゃん、わ、皆もいる。おーい!」タッタッタッ
犬「ガルルルルル」
「!!!!!!」
京子「あ、あかり、野良犬だ」
あかり「え? わあああん。怖いよう」
櫻子「き、消えた!?」
向日葵「よく見なさい、高速で移動してるんですの。あなた以外は皆見えていますわよ」
京子「よし、追うぞ」シュン!
櫻子「ああ~みんな待ってよ」シュン!
あかね「ふふふ、この程度のスピードも追えないようではあかりを任せるわけには行かないと思っていたけど、ついてこれてるじゃない」
あかね「だけどまだまだ加速するわよ」
ーーーーーー公園ーーーーーーー
結衣「しまった見失ったか」
京子「いや、あそこを見ろ」
ちなつ「あかりちゃんだ。おーいあかりちゃーん」
あかり「あ、ちなつちゃん、わ、皆もいる。おーい!」タッタッタッ
犬「ガルルルルル」
「!!!!!!」
京子「あ、あかり、野良犬だ」
あかり「え? わあああん。怖いよう」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/13(木) 14:06:26.64 :dwVGtWjO0
あかね(スッ)
あかり「あ、お姉ちゃん」
犬(ビクッ)
あかね「あらあら、元気なワンちゃんね。野良犬さんかしら」
犬(ガクガクブルブル)
あかね「ほらおいで、ナデナデしてあげるわよ」
犬「キャイーン」
あかね「あらあら怖がりなワンちゃんだったのね行っちゃったわ
さあみんな、もう大丈夫よ」
あかり「ふう、怖かったあ。みんなはどうしてここにいるの?」
あかね「たまたま一緒になったから、これからあかりを遊びに誘う予定だったんですって」
あかり「そうなんだ、嬉しいなあ。でもごめんね、あかりはこれから親戚のお掃除のお手伝いに行くんだ。また今度ね」
京子「お、おう。」
あかね(スッ)
あかり「あ、お姉ちゃん」
犬(ビクッ)
あかね「あらあら、元気なワンちゃんね。野良犬さんかしら」
犬(ガクガクブルブル)
あかね「ほらおいで、ナデナデしてあげるわよ」
犬「キャイーン」
あかね「あらあら怖がりなワンちゃんだったのね行っちゃったわ
さあみんな、もう大丈夫よ」
あかり「ふう、怖かったあ。みんなはどうしてここにいるの?」
あかね「たまたま一緒になったから、これからあかりを遊びに誘う予定だったんですって」
あかり「そうなんだ、嬉しいなあ。でもごめんね、あかりはこれから親戚のお掃除のお手伝いに行くんだ。また今度ね」
京子「お、おう。」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/13(木) 14:27:56.83 :dwVGtWjO0
あかね「さあ、分かったかしら。これが私の能力の一つ」
櫻子「犬を操ることか?」
結衣「違うあれはあかねさんレーダーだ。まさか実在していたとは」
あかね「よく知ってるわね。あかりに近づく悪い虫、あかりに危害を加えようとする者を事前に察知する能力。私が来なければあかりはさっきの犬に追い回され、場合によっては足首を噛まれていたかもしれないわ」
綾乃「あかねさんはこの力を使って赤座さんの危険を見つけ、排除してきたのですね」
京子「で、でもあれは心通じあった恋人に対してしか使えない秘技のはず」
あかね「そう、本来は妹のあかりには使用不可能な能力よ。でもね、私は諦めなかった。毎日毎日あかりのことを考え、あかりに対する想いを深め、あかりの下着を漁り、変態姉貴の汚名を被ってまであかりのことを愛した
その結果、私はあかりに対するあらゆる危険を察知することに成功したわ。今の私なら例え地球の裏側にいてもあかりを助けられる!」
向日葵「赤座さんを守るために、そこまで……」
綾乃「か、勝てない、勝てないわ。この人のあかりさんに対する想いは、とても並の能力者の太刀打ちできるところではないわ」
櫻子「く、くそう、あかりちゃん……ごめん」
あかね「さあ、分かったかしら。これが私の能力の一つ」
櫻子「犬を操ることか?」
結衣「違うあれはあかねさんレーダーだ。まさか実在していたとは」
あかね「よく知ってるわね。あかりに近づく悪い虫、あかりに危害を加えようとする者を事前に察知する能力。私が来なければあかりはさっきの犬に追い回され、場合によっては足首を噛まれていたかもしれないわ」
綾乃「あかねさんはこの力を使って赤座さんの危険を見つけ、排除してきたのですね」
京子「で、でもあれは心通じあった恋人に対してしか使えない秘技のはず」
あかね「そう、本来は妹のあかりには使用不可能な能力よ。でもね、私は諦めなかった。毎日毎日あかりのことを考え、あかりに対する想いを深め、あかりの下着を漁り、変態姉貴の汚名を被ってまであかりのことを愛した
その結果、私はあかりに対するあらゆる危険を察知することに成功したわ。今の私なら例え地球の裏側にいてもあかりを助けられる!」
向日葵「赤座さんを守るために、そこまで……」
綾乃「か、勝てない、勝てないわ。この人のあかりさんに対する想いは、とても並の能力者の太刀打ちできるところではないわ」
櫻子「く、くそう、あかりちゃん……ごめん」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/13(木) 14:30:31.32 :W645+Yb/0
ワロタ
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/13(木) 14:52:43.63 :dwVGtWjO0
ちなつ「待ってください! あかりちゃんを大切に思っているのはあなただけではありません」
あかね「おや?生まれてきてからずっとあかりのことを見てきた私に、中学生になってから出会ったあなたが敵うというのかしら
……いえ、確かあなたはずっと子供の頃にあかりと喧嘩した子だったわね。あなたは覚えてないでしょうけど」
ちなつ「時間は関係ありません! なんたって私とあかりちゃんは、キスまでした仲なんですから!」
あかね「キ、キス!!!!!!」
ちなつ「その様子だと知らなったようですね。悪い虫が近づいたら察知できるはずなのに」
あかね「…………」
ちなつ「つまりあかねさんの潜在意識は私のことを悪い虫だと判断しなかった。あかりちゃんも私とキスすることを危機だとは感じなかったということです」
ちなつ「あかねさんも本当は気づいてるんでしょう? 姉妹で恋人ごっこなんて本当はおかしいって。あかりちゃんが普通に恋できる相手を見つけることの方が大事なんだって!」
あかね「…………」
ちなつ「あかりちゃんはいつも言ってました、うちのお姉ちゃんは自慢のお姉ちゃんなんだって。こんなお姉ちゃんを持てて自分は幸せだって」
ちなつ「だからもう、あかりちゃんを縛りつけるのは辞めてください。どうか、あかりちゃんを私にください!」
ちなつ「待ってください! あかりちゃんを大切に思っているのはあなただけではありません」
あかね「おや?生まれてきてからずっとあかりのことを見てきた私に、中学生になってから出会ったあなたが敵うというのかしら
……いえ、確かあなたはずっと子供の頃にあかりと喧嘩した子だったわね。あなたは覚えてないでしょうけど」
ちなつ「時間は関係ありません! なんたって私とあかりちゃんは、キスまでした仲なんですから!」
あかね「キ、キス!!!!!!」
ちなつ「その様子だと知らなったようですね。悪い虫が近づいたら察知できるはずなのに」
あかね「…………」
ちなつ「つまりあかねさんの潜在意識は私のことを悪い虫だと判断しなかった。あかりちゃんも私とキスすることを危機だとは感じなかったということです」
ちなつ「あかねさんも本当は気づいてるんでしょう? 姉妹で恋人ごっこなんて本当はおかしいって。あかりちゃんが普通に恋できる相手を見つけることの方が大事なんだって!」
あかね「…………」
ちなつ「あかりちゃんはいつも言ってました、うちのお姉ちゃんは自慢のお姉ちゃんなんだって。こんなお姉ちゃんを持てて自分は幸せだって」
ちなつ「だからもう、あかりちゃんを縛りつけるのは辞めてください。どうか、あかりちゃんを私にください!」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/13(木) 14:54:47.93 :wWacYRX60
>あかりちゃんを私にください!
チーナがさらっと「私達」を「私」にすり替えててワロタ
チーナがさらっと「私達」を「私」にすり替えててワロタ
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/13(木) 15:08:54.57 :dwVGtWjO0
あかね「この……小娘がぁぁぁぁぁぁぁそこまで吠えたからには覚悟はできているんだろうなあ」ゴゴゴゴゴゴ
ちなつ「ま、負けません」
京子「私達だって負けないぜ。あかりはごらく部の大事なプリンセスなんだ」
結衣「あかりはみんなのもの、みんなはあかりのもの、これからのあかりは私達が守るんだ」
櫻子「私だってあかりちゃんにお世話になりっぱなしにはならないぜ」
向日葵「赤座さんは天使ですの! 恋の障害になるなら、例えあかねさんが相手でも精一杯戦いますわ」
綾乃「赤座さんがあかねさんだけのものだなんて、ノンノンノートルダムよ!」
池田「みんな頑張ってや~」
あかね「おのれ……あかりの大切な友達と思って優しくしてやればつけあがりおって……」
あかり「年季の違いを思い知らせてやるわ!!!!!」
あかね「この……小娘がぁぁぁぁぁぁぁそこまで吠えたからには覚悟はできているんだろうなあ」ゴゴゴゴゴゴ
ちなつ「ま、負けません」
京子「私達だって負けないぜ。あかりはごらく部の大事なプリンセスなんだ」
結衣「あかりはみんなのもの、みんなはあかりのもの、これからのあかりは私達が守るんだ」
櫻子「私だってあかりちゃんにお世話になりっぱなしにはならないぜ」
向日葵「赤座さんは天使ですの! 恋の障害になるなら、例えあかねさんが相手でも精一杯戦いますわ」
綾乃「赤座さんがあかねさんだけのものだなんて、ノンノンノートルダムよ!」
池田「みんな頑張ってや~」
あかね「おのれ……あかりの大切な友達と思って優しくしてやればつけあがりおって……」
あかり「年季の違いを思い知らせてやるわ!!!!!」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/13(木) 15:10:54.99 :dwVGtWjO0
間違えたorz
ラスト あかり→あかねです
間違えたorz
ラスト あかり→あかねです
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/13(木) 15:20:46.65 :dwVGtWjO0
七森中
会長「………」
西垣「ん?どうした松本? 空気が揺れてるって?」
会長「………」
西垣「ああ、爆発だな。それもとびっきり強大な」
会長「………」
西垣「大丈夫だよ。子供とはいえ全員能力者なんだ。その辺りは弁えてるだろうさ」
会長「……」
西垣「しかし誰が起こしたんだろうな、あの七森の眠れる龍を」
七森中
会長「………」
西垣「ん?どうした松本? 空気が揺れてるって?」
会長「………」
西垣「ああ、爆発だな。それもとびっきり強大な」
会長「………」
西垣「大丈夫だよ。子供とはいえ全員能力者なんだ。その辺りは弁えてるだろうさ」
会長「……」
西垣「しかし誰が起こしたんだろうな、あの七森の眠れる龍を」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/13(木) 15:41:16.78 :dwVGtWjO0
あかね「どうした? それがお前らの限界か?」
京子「う、ううう」
結衣「な、なんて強さなんだ」
ちなつ「これはお姉ちゃん以上かもしれない」
あかね「ちなみに私はまだ全力の半分も出していないぞ」
「!!!!!!!!!」
あかね「おや、今の一言で気力が尽き果てたようだな」
向日葵「ごめんなさい皆さん、全く力になれませんでしたわ」
櫻子「ごめん、向日葵が不甲斐ないばっかりに」
綾乃「もう余力ありま温泉」
千歳「降参やで~」
ちなつ「…………」
あかね「どうした? 何か言いたいことでもあるのか? 力無き者の言葉なぞ虫の羽音ほどの価値もないが、戯れに聞いてやろう。言うてみい」
ちなつ「私、能力者になったときはびっくりした。それから戸惑ったの。そしてお姉ちゃんに聞いたんだ。私、これからどうしたらいいのかなって。
お姉ちゃんはこう言った。その力はね、あなたに大切な人ができたときに、その人を守るために使いなさいって」
ちなつ「そして中学生になって私にも大切な人ができた。この人を守るために頑張ろうって思った。一生懸命修行したわ。自分がこんなに頑張りやだったなんて驚くくらいに」
あかね「どうした? それがお前らの限界か?」
京子「う、ううう」
結衣「な、なんて強さなんだ」
ちなつ「これはお姉ちゃん以上かもしれない」
あかね「ちなみに私はまだ全力の半分も出していないぞ」
「!!!!!!!!!」
あかね「おや、今の一言で気力が尽き果てたようだな」
向日葵「ごめんなさい皆さん、全く力になれませんでしたわ」
櫻子「ごめん、向日葵が不甲斐ないばっかりに」
綾乃「もう余力ありま温泉」
千歳「降参やで~」
ちなつ「…………」
あかね「どうした? 何か言いたいことでもあるのか? 力無き者の言葉なぞ虫の羽音ほどの価値もないが、戯れに聞いてやろう。言うてみい」
ちなつ「私、能力者になったときはびっくりした。それから戸惑ったの。そしてお姉ちゃんに聞いたんだ。私、これからどうしたらいいのかなって。
お姉ちゃんはこう言った。その力はね、あなたに大切な人ができたときに、その人を守るために使いなさいって」
ちなつ「そして中学生になって私にも大切な人ができた。この人を守るために頑張ろうって思った。一生懸命修行したわ。自分がこんなに頑張りやだったなんて驚くくらいに」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/13(木) 15:55:31.51 :dwVGtWjO0
ちなつ「あかりちゃんと私の心の距離はどんだん近づいて行った。でも私の方はあかりちゃんを守る自信がなかった。あかりちゃんのお姉ちゃんがどんだけ強いか知っていたから」
ちなつ「それでも必死に修行した。こないだようやくあなたに代わってあかりちゃんのナイトになる自信がついたわ。だけど、無理だったみたいね」
あかね「………」
京子「私達だって同じだぜ」
結衣「ああ、想いは違えど、あかりを守りたいって気持ちは、みんな持っている」
あかね「だがお前らは弱い」
京子「ぐぐぐ」
あかね「弱い、が……」
あかね「私があなたたちくらいの歳の頃は、もっと弱かったわ」
ちなつ「え?」
あかね「そんなに気張らなくていいのよ。あなたたちはまだ子供だもの。」
あかね「大きくなるまで時間はあるわ。私とあかりを取り合うなら、それからでも十分じゃない」
ちなつ「じゃ、じゃあ、私とあかりちゃんとのことを」
あかね「それは駄目。あかりはまだ子供よ。恋がなんなのかさえ分かってないわ。そもそもまだあかりに告白もしてないんでしょ?」
ちなつ「ぐぬぬ」
ちなつ「あかりちゃんと私の心の距離はどんだん近づいて行った。でも私の方はあかりちゃんを守る自信がなかった。あかりちゃんのお姉ちゃんがどんだけ強いか知っていたから」
ちなつ「それでも必死に修行した。こないだようやくあなたに代わってあかりちゃんのナイトになる自信がついたわ。だけど、無理だったみたいね」
あかね「………」
京子「私達だって同じだぜ」
結衣「ああ、想いは違えど、あかりを守りたいって気持ちは、みんな持っている」
あかね「だがお前らは弱い」
京子「ぐぐぐ」
あかね「弱い、が……」
あかね「私があなたたちくらいの歳の頃は、もっと弱かったわ」
ちなつ「え?」
あかね「そんなに気張らなくていいのよ。あなたたちはまだ子供だもの。」
あかね「大きくなるまで時間はあるわ。私とあかりを取り合うなら、それからでも十分じゃない」
ちなつ「じゃ、じゃあ、私とあかりちゃんとのことを」
あかね「それは駄目。あかりはまだ子供よ。恋がなんなのかさえ分かってないわ。そもそもまだあかりに告白もしてないんでしょ?」
ちなつ「ぐぬぬ」
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/13(木) 16:05:25.84 :dwVGtWjO0
あかね「さあ、みんな立ちなさい。泥だらけよ。女の子がそんなはしたないのはいけないわ」
結衣「うう、いたたた」
京子「よっこいしょっと。あーあ、負けちまったか」
櫻子「向日葵がもっと頑張ってればな~」
向日葵「何言ってるんですの。一番最初に吹っ飛ばされたくせに」
綾乃「七森の眠れる龍、恐るべし」
千歳「お疲れ様~」
あかり「あれ~? みんなまだ公園にいたんだ」
あかね「おかえりあかり。ちゃんとお掃除した?」
あかり「うん、お土産にお菓子たくさん貰ったんだ。みんなで食べようよ」
あかね「そうね、みんな泥だらけだからシャワー浴びていくといいわ」
あかり「わぁい、じゃあ、あかり先に帰ってお風呂沸かしておくね。みんなで入ろう」タッタッタッ
あかね「さあ、みんな立ちなさい。泥だらけよ。女の子がそんなはしたないのはいけないわ」
結衣「うう、いたたた」
京子「よっこいしょっと。あーあ、負けちまったか」
櫻子「向日葵がもっと頑張ってればな~」
向日葵「何言ってるんですの。一番最初に吹っ飛ばされたくせに」
綾乃「七森の眠れる龍、恐るべし」
千歳「お疲れ様~」
あかり「あれ~? みんなまだ公園にいたんだ」
あかね「おかえりあかり。ちゃんとお掃除した?」
あかり「うん、お土産にお菓子たくさん貰ったんだ。みんなで食べようよ」
あかね「そうね、みんな泥だらけだからシャワー浴びていくといいわ」
あかり「わぁい、じゃあ、あかり先に帰ってお風呂沸かしておくね。みんなで入ろう」タッタッタッ
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/13(木) 16:17:45.78 :dwVGtWjO0
京子「じゃあこれからあかりの家でダラダラするか」
結衣「そうだな。やれやれ京子が今日こそごらく部の本気をみせるときだーとか煽るから」
京子「何をーノリノリだったくせに」
ワイワイワイワイ
ちなつ「あの、今日はすみませんでした。いきなり押しかけてひどいこといって」
あかね「いいえ、あなたたちが本気であかりを好きなのが分かって安心したわ。あかりは幸せものね」
ちなつ「はい! でも、いつかあなたを超えてみせますから」
あかね「そうね、いつかそんな日が来るかもしれない。でも気をつけなさい。障害は私だけじゃないわ」
ちなつ「それってどういう……?」
あかね「あかりよ」
京子「じゃあこれからあかりの家でダラダラするか」
結衣「そうだな。やれやれ京子が今日こそごらく部の本気をみせるときだーとか煽るから」
京子「何をーノリノリだったくせに」
ワイワイワイワイ
ちなつ「あの、今日はすみませんでした。いきなり押しかけてひどいこといって」
あかね「いいえ、あなたたちが本気であかりを好きなのが分かって安心したわ。あかりは幸せものね」
ちなつ「はい! でも、いつかあなたを超えてみせますから」
あかね「そうね、いつかそんな日が来るかもしれない。でも気をつけなさい。障害は私だけじゃないわ」
ちなつ「それってどういう……?」
あかね「あかりよ」
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/13(木) 16:36:26.85 :dwVGtWjO0
あかね「あかりは潜在的には私よりずっと変態でずっと強い能力者なの。あなたもその片鱗は見たことあるでしょう?」
ちなつ「あ、あの頭を打ったときの」
あかね「あのあかりが本格的に目覚めたら、私でも止められないわ。私がずっとあかりを見てるのは、守るだけじゃなく監視の意味もあるの」
あかね「あかりを任せられるのは、そのあかりを抑えられる人だけよ」
ちなつ「そ、そんなぁ、先は長いなあ」
あかね「大丈夫よ、あかりが元気で、大好きな人がいる限りは目覚めることはないわ。さあ、お菓子を食べに行きましょう」
第一部完
あかね「あかりは潜在的には私よりずっと変態でずっと強い能力者なの。あなたもその片鱗は見たことあるでしょう?」
ちなつ「あ、あの頭を打ったときの」
あかね「あのあかりが本格的に目覚めたら、私でも止められないわ。私がずっとあかりを見てるのは、守るだけじゃなく監視の意味もあるの」
あかね「あかりを任せられるのは、そのあかりを抑えられる人だけよ」
ちなつ「そ、そんなぁ、先は長いなあ」
あかね「大丈夫よ、あかりが元気で、大好きな人がいる限りは目覚めることはないわ。さあ、お菓子を食べに行きましょう」
第一部完
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/13(木) 16:37:03.20 :dwVGtWjO0
正直自分でも途中から何が何やら分からなくなってすみません
正直自分でも途中から何が何やら分からなくなってすみません
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/13(木) 16:45:38.30 :wPM94t9n0
感動した
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/13(木) 16:55:53.47 :x1jsxi5o0
おつ第二部はよ
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/13(木) 16:57:32.19 :dwVGtWjO0
第二部は多分ないです
誰か書いてくれるなら嬉しいです
第二部は多分ないです
誰か書いてくれるなら嬉しいです
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/13(木) 17:00:16.35 :dFH5kT/70
おっちゅりーん
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