9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 13:50:54.27 :jyiIq3Xc0
咲「・・・あれっ?」ぱちっ
咲が目を覚ますと、そこは窓の無い真っ白な部屋だった
咲「あれっ?たしか私学校が終わって」
咲「部活に行って・・・部活も終わって・・・」
咲「家に帰ってて・・・」
咲「それから・・・」
咲「・・・あれっ?」
咲「・・・あれっ?」ぱちっ
咲が目を覚ますと、そこは窓の無い真っ白な部屋だった
咲「あれっ?たしか私学校が終わって」
咲「部活に行って・・・部活も終わって・・・」
咲「家に帰ってて・・・」
咲「それから・・・」
咲「・・・あれっ?」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 13:55:53.63 :jyiIq3Xc0
咲「・・・どうして私こんなところにいるんだろ・・・」
咲「・・・とりあえず今の状況を把握しないと」キョロキョロ
真っ白な部屋には窓は無かったが
壁に掛けられた大型テレビ、テーブルとイスが四つ
二段ベッドが二つなど
ある程度の居住区間が用意されていた
咲「・・・どういうことなの?」
咲「・・・どうして私こんなところにいるんだろ・・・」
咲「・・・とりあえず今の状況を把握しないと」キョロキョロ
真っ白な部屋には窓は無かったが
壁に掛けられた大型テレビ、テーブルとイスが四つ
二段ベッドが二つなど
ある程度の居住区間が用意されていた
咲「・・・どういうことなの?」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 13:59:20.97 :jyiIq3Xc0
咲は部屋を探索しようと立ち上がろうとした
しかし、その時あるものが見えた
咲「・・・!部長!」
咲の所属する麻雀部部長、竹井久である
咲「部長!大丈夫ですか!」ゆさゆさ
久「・・・うーん・・・後五分・・・」むにゃむにゃ
どうやら眠っているようだ
咲は部屋を探索しようと立ち上がろうとした
しかし、その時あるものが見えた
咲「・・・!部長!」
咲の所属する麻雀部部長、竹井久である
咲「部長!大丈夫ですか!」ゆさゆさ
久「・・・うーん・・・後五分・・・」むにゃむにゃ
どうやら眠っているようだ
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 14:04:46.81 :jyiIq3Xc0
咲「部長!起きてください!部長!」ゆさゆさ
玄「う~ん・・・なになに~・・・」むにゃむにゃ
怜「なんや人が気持ちよく寝てんのに・・・」ふわっ
咲「!?」
どうやら他にも人がいたようだ
久「・・・ん?」ぱちっ
久「あら、咲じゃない・・・おはよー・・・」むにゃむにゃ
咲「部長!起きてください!」
咲「部長!起きてください!部長!」ゆさゆさ
玄「う~ん・・・なになに~・・・」むにゃむにゃ
怜「なんや人が気持ちよく寝てんのに・・・」ふわっ
咲「!?」
どうやら他にも人がいたようだ
久「・・・ん?」ぱちっ
久「あら、咲じゃない・・・おはよー・・・」むにゃむにゃ
咲「部長!起きてください!」
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 14:12:33.20 :jyiIq3Xc0
いつ頃の時期とかは気にしないでください(お願い)
玄と怜は知り合い、咲と久は二人を知らない
玄と怜も他の二人を知らないって感じで
10分後
咲「はいこれ、ウーロン茶です」はいっ
久「あらっ、ありがとう」ごくごく
怜「なんや、誰かと思たら玄ちゃんやんか」
玄「園城寺さん!お久しぶりです!」
咲(あの二人知り合いなのかな?)
いつ頃の時期とかは気にしないでください(お願い)
玄と怜は知り合い、咲と久は二人を知らない
玄と怜も他の二人を知らないって感じで
10分後
咲「はいこれ、ウーロン茶です」はいっ
久「あらっ、ありがとう」ごくごく
怜「なんや、誰かと思たら玄ちゃんやんか」
玄「園城寺さん!お久しぶりです!」
咲(あの二人知り合いなのかな?)
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 14:17:27.62 :jyiIq3Xc0
怜「玄ちゃん、ここどこ?」
玄「えっ?・・・いや私に聞かれても・・・」
どうやら二人も状況が理解できないようである
怜「・・・ここ来る前なにしてた?」
玄「ええっと・・・お家に帰って・・・」
玄「自分の部屋で勉強しようと思って・・・」
玄「それで・・・・・・あれ?」
咲(あの人も私と同じだ・・・)
怜「玄ちゃん、ここどこ?」
玄「えっ?・・・いや私に聞かれても・・・」
どうやら二人も状況が理解できないようである
怜「・・・ここ来る前なにしてた?」
玄「ええっと・・・お家に帰って・・・」
玄「自分の部屋で勉強しようと思って・・・」
玄「それで・・・・・・あれ?」
咲(あの人も私と同じだ・・・)
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 14:23:05.35 :jyiIq3Xc0
怜「私もや、部活が終わって竜華と公園行ってて」
怜「竜華に膝枕してもらって・・・」
怜「・・・ほんで気づいたらここや」
玄「なるほどなるほどなるほど~・・・」
怜「・・・そちらさんは?」
咲「えっ!?えっと・・・私も家に帰る途中で・・・」
怜「似たようなもんか・・・」
怜「私もや、部活が終わって竜華と公園行ってて」
怜「竜華に膝枕してもらって・・・」
怜「・・・ほんで気づいたらここや」
玄「なるほどなるほどなるほど~・・・」
怜「・・・そちらさんは?」
咲「えっ!?えっと・・・私も家に帰る途中で・・・」
怜「似たようなもんか・・・」
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 14:27:20.69 :jyiIq3Xc0
怜「そっちのお知り合いさんは?」
久「・・・」ごくごく
久「ぷはぁー!・・・私?」
久「私も似たようなものよ」
久「部活が終わった後、生徒会室でちょっと仕事してたら」
久「突然眠たくなって・・・そしたら」
怜「気づいたらここちゅうわけか」
怜「そっちのお知り合いさんは?」
久「・・・」ごくごく
久「ぷはぁー!・・・私?」
久「私も似たようなものよ」
久「部活が終わった後、生徒会室でちょっと仕事してたら」
久「突然眠たくなって・・・そしたら」
怜「気づいたらここちゅうわけか」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 14:32:00.80 :jyiIq3Xc0
久「ねぇ、それより自己紹介しない?」
久「そっちの子とは知り合いみたいだけど」
久「私はこの中じゃ咲しか知らないし」
怜「せやな、私は・・・」
久「待って!こういう時は先に言った方から話すものよ!」
怜「はぁ・・・」
怜(なんや強引な性格やな・・・)
久「ねぇ、それより自己紹介しない?」
久「そっちの子とは知り合いみたいだけど」
久「私はこの中じゃ咲しか知らないし」
怜「せやな、私は・・・」
久「待って!こういう時は先に言った方から話すものよ!」
怜「はぁ・・・」
怜(なんや強引な性格やな・・・)
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 14:36:46.05 :jyiIq3Xc0
久「それじゃあ私からね!」
久「私の名前は竹井久、清澄高校三年よ!」
怜(なんやタメか)
玄(頼りになりそうな人だなー)
久「学生議会長にして、麻雀部の部長よ!」
玄「うわー、すごーい」ぱちぱち
怜「なんや、あんた麻雀部なんか」
久「それじゃあ私からね!」
久「私の名前は竹井久、清澄高校三年よ!」
怜(なんやタメか)
玄(頼りになりそうな人だなー)
久「学生議会長にして、麻雀部の部長よ!」
玄「うわー、すごーい」ぱちぱち
怜「なんや、あんた麻雀部なんか」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 14:43:24.79 :jyiIq3Xc0
久「?ってことはあなたたちも?」
怜「まぁな、私は千里山女子三年の園城寺怜や」
久(千里山・・・大阪の強豪ね・・・)
怜「得意技は未来視や」
咲 久「?」
怜「・・・あぁ~・・・リーチ一発や」
久「あー!はいはーい!」
久「それなら私も!」
久「私の得意技は悪待ちでーす!」
咲(部長、なんだか楽しそう・・・)
久「?ってことはあなたたちも?」
怜「まぁな、私は千里山女子三年の園城寺怜や」
久(千里山・・・大阪の強豪ね・・・)
怜「得意技は未来視や」
咲 久「?」
怜「・・・あぁ~・・・リーチ一発や」
久「あー!はいはーい!」
久「それなら私も!」
久「私の得意技は悪待ちでーす!」
咲(部長、なんだか楽しそう・・・)
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 14:50:32.28 :jyiIq3Xc0
久「ほら、次は咲の番よ!」バン!
咲「ひぇ!わっ私ですか!?」
怜「あんたら同じ制服やけど、もしかして?」
久「そうよ、この子はうちの一年生なの」
久「名前は宮永咲、得意技は嶺上開花よ!」
怜「って!あんたが紹介するんかい!」びしっ!
久「うひゃぁー、やっぱ本場のツッコミはキレがちがうわねー」
ワイワイガヤガヤ
咲(この人たち状況分かってるのかな・・・)
久「ほら、次は咲の番よ!」バン!
咲「ひぇ!わっ私ですか!?」
怜「あんたら同じ制服やけど、もしかして?」
久「そうよ、この子はうちの一年生なの」
久「名前は宮永咲、得意技は嶺上開花よ!」
怜「って!あんたが紹介するんかい!」びしっ!
久「うひゃぁー、やっぱ本場のツッコミはキレがちがうわねー」
ワイワイガヤガヤ
咲(この人たち状況分かってるのかな・・・)
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 14:55:12.55 :jyiIq3Xc0
怜「ほら、最後は玄ちゃんの番やで」
玄「はっはい!」
玄「松実玄です!」フンス!
咲 久「・・・」
玄「・・・あれ?」
久「それだけ?」
玄「えっ・・・ええっーーっと・・・」
怜「ほら、出身地と得意技」
玄「あっ・・・はっはい!」
怜「ほら、最後は玄ちゃんの番やで」
玄「はっはい!」
玄「松実玄です!」フンス!
咲 久「・・・」
玄「・・・あれ?」
久「それだけ?」
玄「えっ・・・ええっーーっと・・・」
怜「ほら、出身地と得意技」
玄「あっ・・・はっはい!」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 15:01:48.37 :jyiIq3Xc0
玄「奈良県阿知賀女子学院高等部二年生です!」フンス!
玄「得意技は・・・」
久「得意技は?」
玄「えっと・・・ドラ麻雀・・・です・・・」
玄(うぅ~・・・馬鹿にされないかな?)
久「へぇ~ドラ麻雀・・・」
玄「!?」びくっ
久「あなた、きっとドラに好かれているのね」
玄「!!」
久「あなたが素敵な人だからかもね♪」
玄「奈良県阿知賀女子学院高等部二年生です!」フンス!
玄「得意技は・・・」
久「得意技は?」
玄「えっと・・・ドラ麻雀・・・です・・・」
玄(うぅ~・・・馬鹿にされないかな?)
久「へぇ~ドラ麻雀・・・」
玄「!?」びくっ
久「あなた、きっとドラに好かれているのね」
玄「!!」
久「あなたが素敵な人だからかもね♪」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 15:06:32.26 :pKBRQFvB0
なぜ部長は女の子を見ると口説かずにはいられないのか・・・
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 15:06:47.89 :jyiIq3Xc0
玄(あの人・・・)
玄(とってもいい人だ~)ぽわわ~ん
怜「とりあえず、これで自己紹介は終わりやな」
久「そうね、・・・ところで咲」
咲「はい?」
久「さっき私にウーロン茶くれたけど」
久「あれ、どうしたの?」
玄(あの人・・・)
玄(とってもいい人だ~)ぽわわ~ん
怜「とりあえず、これで自己紹介は終わりやな」
久「そうね、・・・ところで咲」
咲「はい?」
久「さっき私にウーロン茶くれたけど」
久「あれ、どうしたの?」
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 15:18:49.03 :jyiIq3Xc0
咲「えっと、そこに冷蔵庫があってその中に・・・」
久「ふ~ん・・・他にはなにかあった?」
咲「えっと、大量の食料と飲み物に」
咲「隣にはキッチンもありました」
久「へ~・・・なるほどね~・・・」
久「・・・」
咲(部長、なにか気づいたのかな?)
久「・・・とりあえず、もう少しこの部屋を探索しましょうか」
咲「えっと、そこに冷蔵庫があってその中に・・・」
久「ふ~ん・・・他にはなにかあった?」
咲「えっと、大量の食料と飲み物に」
咲「隣にはキッチンもありました」
久「へ~・・・なるほどね~・・・」
久「・・・」
咲(部長、なにか気づいたのかな?)
久「・・・とりあえず、もう少しこの部屋を探索しましょうか」
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 15:24:28.47 :jyiIq3Xc0
(探索中)
咲(どうなってるのこの部屋・・・)
咲(窓も無ければ、ドアもない・・・)
咲(でもその割にはトイレはあるし、お風呂まであった・・・)
咲(・・・私たちどうやってこの部屋に入ってきたの・・・?)
怜「!?」
怜「みんなー!こっちきてー!」
怜「ここだけなんか開くでー!」
咲 久 玄「!?」
(探索中)
咲(どうなってるのこの部屋・・・)
咲(窓も無ければ、ドアもない・・・)
咲(でもその割にはトイレはあるし、お風呂まであった・・・)
咲(・・・私たちどうやってこの部屋に入ってきたの・・・?)
怜「!?」
怜「みんなー!こっちきてー!」
怜「ここだけなんか開くでー!」
咲 久 玄「!?」
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 15:30:22.10 :jyiIq3Xc0
咲「出口ですか!?」ドタドタ
玄「お家に帰れる!?」ドタバタ
怜「いや・・・なんや押し入れみたいや・・・」
久「中には何かあるの?」
怜「とりあえず、まず目にうつんのはこの自動雀卓やな」
久「・・・麻雀でも打てってのかしら?」
咲「出口ですか!?」ドタドタ
玄「お家に帰れる!?」ドタバタ
怜「いや・・・なんや押し入れみたいや・・・」
久「中には何かあるの?」
怜「とりあえず、まず目にうつんのはこの自動雀卓やな」
久「・・・麻雀でも打てってのかしら?」
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 15:33:55.56 :jyiIq3Xc0
怜「あと、それとこれ・・・」キュラキュラ
久「キャリーバック?」
怜「・・・ん、四つあるわ」よいしょっ
咲「それぞれの名前が書いてありますね」
玄「何が入ってるんだろ?」
久「これだけ?」
怜「あと、それとこれ・・・」キュラキュラ
久「キャリーバック?」
怜「・・・ん、四つあるわ」よいしょっ
咲「それぞれの名前が書いてありますね」
玄「何が入ってるんだろ?」
久「これだけ?」
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 15:40:27.36 :jyiIq3Xc0
怜「・・・いやまだ後ろの方に・・・」
怜「・・・これ非常食やな」
咲「非常食ですか?」
怜「大量にあるわ、ご丁寧にお水もちゃんと」
久「・・・ずいぶんと過保護ね」ぼそっ
玄「えっ?」
久「いえ、なんでもないわ」
怜「もう他に探すとこもないし、とりあえず・・・」
久「そうね早速・・・」
久「・・・打ちましょうか!」
怜「そっちかい!!」びしっ!
怜「・・・いやまだ後ろの方に・・・」
怜「・・・これ非常食やな」
咲「非常食ですか?」
怜「大量にあるわ、ご丁寧にお水もちゃんと」
久「・・・ずいぶんと過保護ね」ぼそっ
玄「えっ?」
久「いえ、なんでもないわ」
怜「もう他に探すとこもないし、とりあえず・・・」
久「そうね早速・・・」
久「・・・打ちましょうか!」
怜「そっちかい!!」びしっ!
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 15:48:15.59 :jyiIq3Xc0
久「うん、ナイスツッコミね」
久「タイミングもばっちりだったわ」
怜「そっそうか?」てへへ
怜「褒めてもなんも出さへんで」えへへ
久「いいえ、これは私の率直な感想よ」
怜「・・・でっでも、あんま何回もやらさんといてや」
怜「これでも私、体弱いねんから」こほん
久「あら?そうだったの?」
久「これからは気をつけるわ」
わきあいあい
玄(あの二人仲いいなー・・・)
玄(やっぱり同い年だからかな?)
久「うん、ナイスツッコミね」
久「タイミングもばっちりだったわ」
怜「そっそうか?」てへへ
怜「褒めてもなんも出さへんで」えへへ
久「いいえ、これは私の率直な感想よ」
怜「・・・でっでも、あんま何回もやらさんといてや」
怜「これでも私、体弱いねんから」こほん
久「あら?そうだったの?」
久「これからは気をつけるわ」
わきあいあい
玄(あの二人仲いいなー・・・)
玄(やっぱり同い年だからかな?)
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 15:54:17.60 :jyiIq3Xc0
咲「それより、このキャリーバッグですよ!」
怜「あぁ、そやった忘れるとこやったわ」
咲「・・・忘れないでください」
怜「なんやろなー?それぞれ名前書いてるし?」
咲「中には何が入ってるんでしょうか?」
怜「うーん・・・お菓子とか?」
咲「ここにきて、また食べ物ですか・・・」
咲「それより、このキャリーバッグですよ!」
怜「あぁ、そやった忘れるとこやったわ」
咲「・・・忘れないでください」
怜「なんやろなー?それぞれ名前書いてるし?」
咲「中には何が入ってるんでしょうか?」
怜「うーん・・・お菓子とか?」
咲「ここにきて、また食べ物ですか・・・」
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 15:59:38.56 :jyiIq3Xc0
怜「それじゃああんたはなんやと思うん?」
咲「えっ・・・それはここから出るためのヒントとか・・・」
怜「はっ・・・しょうもな」はぁ
咲「なっ・・・!」
怜「今の絶対ボケるところやろ」
怜「自分、そんなんじゃ大阪じゃ生きてかれへんで」
咲「わっ私は関西になんて住みません!」ふん!
怜「それじゃああんたはなんやと思うん?」
咲「えっ・・・それはここから出るためのヒントとか・・・」
怜「はっ・・・しょうもな」はぁ
咲「なっ・・・!」
怜「今の絶対ボケるところやろ」
怜「自分、そんなんじゃ大阪じゃ生きてかれへんで」
咲「わっ私は関西になんて住みません!」ふん!
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 16:06:50.20 :jyiIq3Xc0
怜「なぁ、久はどう思う?」
咲(もう下の名前で呼んでる!)
久「そうね・・・開けたら爆発する爆弾とか?」
怜 咲「!?」
咲「いやっ、部長いくらなんでもそれは・・・」
久「だって、人間四人監禁されてるのよ?」
久「そのくらいのものあっても、おかしくないと思うけど?」
怜「それはさすがに・・・」
玄「私自分のやつ開けますねー」
怜 咲「!?」
怜「玄ちゃんちょっとまっ・・・!」
がちゃっ
怜「なぁ、久はどう思う?」
咲(もう下の名前で呼んでる!)
久「そうね・・・開けたら爆発する爆弾とか?」
怜 咲「!?」
咲「いやっ、部長いくらなんでもそれは・・・」
久「だって、人間四人監禁されてるのよ?」
久「そのくらいのものあっても、おかしくないと思うけど?」
怜「それはさすがに・・・」
玄「私自分のやつ開けますねー」
怜 咲「!?」
怜「玄ちゃんちょっとまっ・・・!」
がちゃっ
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 16:12:50.18 :jyiIq3Xc0
咲「きゃああああ!」
怜「・・・・・・あれ?」
久「まっ、いくら何でもそれはないわよね~」ふふっ
玄「あれ?みんなどうしたんですか?」
咲「もお!部長があんなこと言うからですよ!」
怜「そうや!ああいう冗談はあかんねんで!」
久「はいはい」どうどう
怜「玄ちゃんも玄ちゃんや!」
怜「なにんで勝手に開けてるんや!」
咲「きゃああああ!」
怜「・・・・・・あれ?」
久「まっ、いくら何でもそれはないわよね~」ふふっ
玄「あれ?みんなどうしたんですか?」
咲「もお!部長があんなこと言うからですよ!」
怜「そうや!ああいう冗談はあかんねんで!」
久「はいはい」どうどう
怜「玄ちゃんも玄ちゃんや!」
怜「なにんで勝手に開けてるんや!」
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 16:19:49.83 :jyiIq3Xc0
ミス
怜「なんで勝手に開けてるんや!」
玄「あっ・・・ごめんなさい」しゅん
玄「みんな開けないから、誰か開けた方がいいのかな?って・・・」
玄「・・・ごっごめんなさい・・・」じわっ
怜「・・・はぁ、ごめんうちが言い過ぎた」ぽん
玄「!」なでなで
怜「でも次から、私らにも聞いてや?」なでなで
怜「なんかあったら大変やねんから・・・」なでなで
ミス
怜「なんで勝手に開けてるんや!」
玄「あっ・・・ごめんなさい」しゅん
玄「みんな開けないから、誰か開けた方がいいのかな?って・・・」
玄「・・・ごっごめんなさい・・・」じわっ
怜「・・・はぁ、ごめんうちが言い過ぎた」ぽん
玄「!」なでなで
怜「でも次から、私らにも聞いてや?」なでなで
怜「なんかあったら大変やねんから・・・」なでなで
81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 16:25:59.37 :jyiIq3Xc0
玄(園城寺さんの手、あったかい・・・)なでなで
玄(・・・お姉ちゃんみたい)ぽわわーん
怜(そうや、この子は私より年下なんや)なでなで
怜(年上の私がしっかりしな・・・!)なでなで
久「なんだかいい雰囲気ねあの二人」にやっ
咲「部長がそれを言いますか・・・」はぁ
久「?」
咲(これだから天然ジゴロは)やれやれ
玄(園城寺さんの手、あったかい・・・)なでなで
玄(・・・お姉ちゃんみたい)ぽわわーん
怜(そうや、この子は私より年下なんや)なでなで
怜(年上の私がしっかりしな・・・!)なでなで
久「なんだかいい雰囲気ねあの二人」にやっ
咲「部長がそれを言いますか・・・」はぁ
久「?」
咲(これだから天然ジゴロは)やれやれ
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 16:31:59.67 :jyiIq3Xc0
咲「・・・それよりバッグの中身はなんだったんですか?」
玄「えと・・・あれ?これ私の服だ」
咲 怜 久「えっ?」
玄「うん、間違いない」
玄「これ私の私服だよ!」
怜「なんやて!」がちゃ
咲「・・・私も!」がちゃ
久「・・・」がちゃ
咲「・・・それよりバッグの中身はなんだったんですか?」
玄「えと・・・あれ?これ私の服だ」
咲 怜 久「えっ?」
玄「うん、間違いない」
玄「これ私の私服だよ!」
怜「なんやて!」がちゃ
咲「・・・私も!」がちゃ
久「・・・」がちゃ
84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 16:38:18.42 :jyiIq3Xc0
怜「ほんまや・・・私の服、寝間着まである・・・」
咲「バッグいっぱいに詰め込まれてますね・・・」
咲(・・・あれ?)
久「へー、咲ってそういう下着つけてるんだー」ジーッ
咲「!!部長!勝手に見ないでください!」
久「いいじゃない、少しくらい女同士なんだし」
咲「私は恥ずかしいんです!」
別室
\ワタシハハズカシインデス!/
??「・・・」
怜「ほんまや・・・私の服、寝間着まである・・・」
咲「バッグいっぱいに詰め込まれてますね・・・」
咲(・・・あれ?)
久「へー、咲ってそういう下着つけてるんだー」ジーッ
咲「!!部長!勝手に見ないでください!」
久「いいじゃない、少しくらい女同士なんだし」
咲「私は恥ずかしいんです!」
別室
\ワタシハハズカシインデス!/
??「・・・」
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 16:44:33.26 :jyiIq3Xc0
???「どうですか様子は?」
??「まぁ特に変化なし・・・」
??「ってわけでもないかな・・・」
???「まぁ、何かありましたか?」
??「あんたんとこのや、なんやねんあれ」
???「あれ、とは?」
??「タラシ過ぎるやろ!開始30分やで!」
???「ふふっ、彼女のあれは天然ですからね」くすくす
???「どうですか様子は?」
??「まぁ特に変化なし・・・」
??「ってわけでもないかな・・・」
???「まぁ、何かありましたか?」
??「あんたんとこのや、なんやねんあれ」
???「あれ、とは?」
??「タラシ過ぎるやろ!開始30分やで!」
???「ふふっ、彼女のあれは天然ですからね」くすくす
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 16:46:34.66 :Vr/qfYpM0
こいつら一体誰なんだ?
95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 16:49:58.83 :jyiIq3Xc0
??「全く・・・ほんまにこれ、大丈夫なんかな?」
???「さぁ、正直私にはわかりません」
???「でもあの人は・・・」
?『毒は毒を持って制すです!』
???「・・・っと言ってましたし」
??「・・・どうかなー」
??「うちはなんか悪い方向にいってしまうきがするわ」はぁー
??「全く・・・ほんまにこれ、大丈夫なんかな?」
???「さぁ、正直私にはわかりません」
???「でもあの人は・・・」
?『毒は毒を持って制すです!』
???「・・・っと言ってましたし」
??「・・・どうかなー」
??「うちはなんか悪い方向にいってしまうきがするわ」はぁー
96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 16:56:02.61 :jyiIq3Xc0
???「でもあなたも参加しているということは」
???「あなたもそういう事なんでしょう?」
??「そーやけどー・・・」
???「やめようと思えばいつでもやめられます」
???「今この時は、とりあえずは協力してみましょう?」
??「・・・せやね」
??(信じてんで・・・)
竜華(・・・怜!)
???「でもあなたも参加しているということは」
???「あなたもそういう事なんでしょう?」
??「そーやけどー・・・」
???「やめようと思えばいつでもやめられます」
???「今この時は、とりあえずは協力してみましょう?」
??「・・・せやね」
??(信じてんで・・・)
竜華(・・・怜!)
98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 17:00:48.73 :jyiIq3Xc0
竜華「そういえばあの人は?」
???「今から彼女たちに説明を始めるそうですよ」
竜華「えっ!?ばらしてしまうん!?」
???「いえ、彼女たちが置かれている状況を説明するみたいです」
???「今の状況にかなり不安がってる人もいるようですし」
竜華「そうやわなー・・・」
竜華(うちやったらあの状況、発狂してるやろなー・・・)
竜華「そういえばあの人は?」
???「今から彼女たちに説明を始めるそうですよ」
竜華「えっ!?ばらしてしまうん!?」
???「いえ、彼女たちが置かれている状況を説明するみたいです」
???「今の状況にかなり不安がってる人もいるようですし」
竜華「そうやわなー・・・」
竜華(うちやったらあの状況、発狂してるやろなー・・・)
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 17:08:27.72 :jyiIq3Xc0
白い部屋
咲「これからどうします部長?」
久「・・・」
久(この状況・・・どうやら本物の人さらいではないようね)
久(こんな生活してくださいといわんばかりのこの部屋・・・)
久(・・・とういうことは、なにかのテストかしら?)
久(でもこんな大がかりなもの誰が一体・・・)
久(・・・まぁなんにせよ身内の仕業よね)
久「・・・」
咲「部長・・・」
ブイーン
咲 久 怜 玄「!!」
白い部屋
咲「これからどうします部長?」
久「・・・」
久(この状況・・・どうやら本物の人さらいではないようね)
久(こんな生活してくださいといわんばかりのこの部屋・・・)
久(・・・とういうことは、なにかのテストかしら?)
久(でもこんな大がかりなもの誰が一体・・・)
久(・・・まぁなんにせよ身内の仕業よね)
久「・・・」
咲「部長・・・」
ブイーン
咲 久 怜 玄「!!」
103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 17:16:23.64 :jyiIq3Xc0
玄「テレビがついた!」
?「みなさんこんにちは、私はNです」
久(はい?デス○ートのパロディかなにか?)
N「まずみなさんをこの部屋に閉じこめてしまったことを」
N「謝罪したいと思います」
怜「謝罪やて・・・?」
怜「ほんじゃあ早く、私らをここから出してや!」
N「・・・それはできません」
咲 怜 玄「!?」
久「・・・」
玄「テレビがついた!」
?「みなさんこんにちは、私はNです」
久(はい?デス○ートのパロディかなにか?)
N「まずみなさんをこの部屋に閉じこめてしまったことを」
N「謝罪したいと思います」
怜「謝罪やて・・・?」
怜「ほんじゃあ早く、私らをここから出してや!」
N「・・・それはできません」
咲 怜 玄「!?」
久「・・・」
104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 17:17:33.07 :AmF3j4IM0
N?いったい何者なんだ・・・
110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 17:24:58.97 :jyiIq3Xc0
Nの声は一応機械音って設定
N「あなたたちがここにいるのには訳があります」
咲「訳?」
怜「なんや!ここに集められた四人はなんかしたっていうんか!」
N「・・・はい」
玄「それって一体なんなの?」ふるふる
N「それは言えません・・・今は」
怜「なんやねんそれ!」どん!
久「やめなさい怜、あなた体弱いんでしょ?」
怜「・・・ちっ!」はぁはぁ
Nの声は一応機械音って設定
N「あなたたちがここにいるのには訳があります」
咲「訳?」
怜「なんや!ここに集められた四人はなんかしたっていうんか!」
N「・・・はい」
玄「それって一体なんなの?」ふるふる
N「それは言えません・・・今は」
怜「なんやねんそれ!」どん!
久「やめなさい怜、あなた体弱いんでしょ?」
怜「・・・ちっ!」はぁはぁ
112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 17:33:01.63 :jyiIq3Xc0
N「知っておいて欲しいのは」
N「私たちはあなた方に危害を加えるつもりはありません」
久(・・・!)
N「もちろん家族の方にも許可はとってあります」
怜「はぁ?それほんまなんやろな?」はぁはぁ
N「・・・こちらからは、そちらに極力干渉はしません」
N「あなたたちには、当分の間だここで生活してもらいます」
咲「・・・どういうこと?」
玄「うわ~んお姉ちゃ~ん」え~ん
N「知っておいて欲しいのは」
N「私たちはあなた方に危害を加えるつもりはありません」
久(・・・!)
N「もちろん家族の方にも許可はとってあります」
怜「はぁ?それほんまなんやろな?」はぁはぁ
N「・・・こちらからは、そちらに極力干渉はしません」
N「あなたたちには、当分の間だここで生活してもらいます」
咲「・・・どういうこと?」
玄「うわ~んお姉ちゃ~ん」え~ん
114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 17:38:04.52 :jyiIq3Xc0
久「ひとつ質問いいかしら?」
N「・・・どうぞ」
久「この状況に終わりはあるのよね?」
N「・・・はい」
久「これが終わる予定はいつ頃かしら?」
N「そっそれは・・・」
?「・・・質問はひとつのはずです」
咲(別の声が入った!)
?「これ以上は答えられません」
久「・・・そう」
久「ひとつ質問いいかしら?」
N「・・・どうぞ」
久「この状況に終わりはあるのよね?」
N「・・・はい」
久「これが終わる予定はいつ頃かしら?」
N「そっそれは・・・」
?「・・・質問はひとつのはずです」
咲(別の声が入った!)
?「これ以上は答えられません」
久「・・・そう」
115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 17:39:15.21 :4Hw67sIV0
ノーパンのNであることは確か
117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 17:44:57.05 :jyiIq3Xc0
N「・・・それではここで終わります」
N「また連絡する時が来ると思います」
N「・・・とにかくあなたたちは普通に生活していてください」
N「・・・それでは失礼します」
N「・・・あっ、あとこのテレビは普通のテレビ番組も見れますので」
N「お暇なときにどうぞ・・・」
プツン
怜「切れたか・・・」はぁはぁ
玄「なんなのこれ・・・」ひくひく
久(なるほどねー・・・)にやっ
N「・・・それではここで終わります」
N「また連絡する時が来ると思います」
N「・・・とにかくあなたたちは普通に生活していてください」
N「・・・それでは失礼します」
N「・・・あっ、あとこのテレビは普通のテレビ番組も見れますので」
N「お暇なときにどうぞ・・・」
プツン
怜「切れたか・・・」はぁはぁ
玄「なんなのこれ・・・」ひくひく
久(なるほどねー・・・)にやっ
119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 17:51:57.26 :jyiIq3Xc0
咲「!部長!なにか気づいたんですか!?」
久「あらっ、ばれた?」てへへ
怜「なんか気づいたんか!?」
玄(やっぱりあの人は頼りになるなぁ)ぐすっ
久「少しだけよ、少しだけ」
怜「なんや!教えて!」
久「まぁ少し落ち着きなさいよ」どうどう
久「おそらく、私たちを監禁している犯人は私たちの身近な人よ」
咲 怜 玄「!!」
咲「!部長!なにか気づいたんですか!?」
久「あらっ、ばれた?」てへへ
怜「なんか気づいたんか!?」
玄(やっぱりあの人は頼りになるなぁ)ぐすっ
久「少しだけよ、少しだけ」
怜「なんや!教えて!」
久「まぁ少し落ち着きなさいよ」どうどう
久「おそらく、私たちを監禁している犯人は私たちの身近な人よ」
咲 怜 玄「!!」
120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 17:59:20.64 :jyiIq3Xc0
玄「うそっ・・・」
怜「どういうことなん!?」
久「まず犯人が複数犯ということは分かるわよね?」
咲「・・・こんな大仕掛け、一人じゃ無理だとは思いますけど・・・」
久「それにさっき、あのNって子は『私たちは』と言っていたわ」
久「きっと私たちを誘拐したところからこれは始まっていたのよ」
久「そして思い出してみて、私たちがここに来る前のことを・・・」
玄「うそっ・・・」
怜「どういうことなん!?」
久「まず犯人が複数犯ということは分かるわよね?」
咲「・・・こんな大仕掛け、一人じゃ無理だとは思いますけど・・・」
久「それにさっき、あのNって子は『私たちは』と言っていたわ」
久「きっと私たちを誘拐したところからこれは始まっていたのよ」
久「そして思い出してみて、私たちがここに来る前のことを・・・」
122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 18:03:57.15 :jyiIq3Xc0
咲「私は家に帰る途中で・・・」
玄「自分の部屋で・・・」
怜「うちは・・・・!」
久「私と咲の場合は誰だかは分からないけど」
久「あなたたち二人なら分かるんじゃない?」
怜「そんな・・・嘘や!」
玄「あのとき家にいたのは・・・」
玄「私と・・・」
玄「・・・・・お姉ちゃん?」
咲「私は家に帰る途中で・・・」
玄「自分の部屋で・・・」
怜「うちは・・・・!」
久「私と咲の場合は誰だかは分からないけど」
久「あなたたち二人なら分かるんじゃない?」
怜「そんな・・・嘘や!」
玄「あのとき家にいたのは・・・」
玄「私と・・・」
玄「・・・・・お姉ちゃん?」
124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 18:09:47.58 :jyiIq3Xc0
久「普通に考えればそういういう事よ」
玄「えっ、でもどうして・・・」
久「身内が犯人ということは考えられる事はひとつ」
怜「なんや、それは?」
咲「私たちが嫌いなんでしょうか?」うるうる
久「いいえ、きっと違うと思うわ」
咲「・・・それじゃあ?」
久「きっと私たちに変わってほしいのよ」
久「普通に考えればそういういう事よ」
玄「えっ、でもどうして・・・」
久「身内が犯人ということは考えられる事はひとつ」
怜「なんや、それは?」
咲「私たちが嫌いなんでしょうか?」うるうる
久「いいえ、きっと違うと思うわ」
咲「・・・それじゃあ?」
久「きっと私たちに変わってほしいのよ」
128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 18:16:50.00 :jyiIq3Xc0
怜「変わるって・・・なんや?」
久「それは、正直はっきりとはしないけど・・・」
久「恐らく、麻雀の事だと思うの!」
咲 怜 玄「麻雀?」
久「怜、あなた団体戦の順番は?」
怜「えっ・・・先鋒やけど?」
久「玄ちゃんは?」
玄「・・・えっと!私も先鋒です!」
玄(玄ちゃんって呼ばれた・・・)てれっ
久「・・・やっぱりねぇ~」
怜「変わるって・・・なんや?」
久「それは、正直はっきりとはしないけど・・・」
久「恐らく、麻雀の事だと思うの!」
咲 怜 玄「麻雀?」
久「怜、あなた団体戦の順番は?」
怜「えっ・・・先鋒やけど?」
久「玄ちゃんは?」
玄「・・・えっと!私も先鋒です!」
玄(玄ちゃんって呼ばれた・・・)てれっ
久「・・・やっぱりねぇ~」
129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 18:22:41.94 :jyiIq3Xc0
咲「部長、それが一体?」
久「ねえ咲、私って麻雀強いと思う?」
咲「えっ?」
久「客観的に見てね、世間一般からしたらってことで」
咲「・・・強いと思います、たぶん和ちゃんと同じくらいだと思います」
久「そっ、ありがとう」
久「ちなみに私も、咲の事はかなり強いと思っているわ」
久「・・・それこそ全国レベルにね」
咲「部長、それが一体?」
久「ねえ咲、私って麻雀強いと思う?」
咲「えっ?」
久「客観的に見てね、世間一般からしたらってことで」
咲「・・・強いと思います、たぶん和ちゃんと同じくらいだと思います」
久「そっ、ありがとう」
久「ちなみに私も、咲の事はかなり強いと思っているわ」
久「・・・それこそ全国レベルにね」
131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 18:29:19.41 :jyiIq3Xc0
怜「それがどないんしたんや?」
久「つまり私たちは、ある程度麻雀の腕が立つということよ!」
久「二人とも先鋒(エース)みたいだしね」
怜「だからそれがどういう・・・」
久「・・・ねえ怜、あなた自分の得意技に頼っているところ無い?」
怜「!!」
久「いえ、もっとはっきり言いましょうか・・・」
怜「あなた、自分の麻雀に弱点があるんじゃない?」
怜「それがどないんしたんや?」
久「つまり私たちは、ある程度麻雀の腕が立つということよ!」
久「二人とも先鋒(エース)みたいだしね」
怜「だからそれがどういう・・・」
久「・・・ねえ怜、あなた自分の得意技に頼っているところ無い?」
怜「!!」
久「いえ、もっとはっきり言いましょうか・・・」
怜「あなた、自分の麻雀に弱点があるんじゃない?」
133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 18:32:36.32 :cQHES84f0
先読みだと!?
134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 18:34:09.89 :jyiIq3Xc0
ミス
久「あなた、自分の麻雀に弱点があるんじゃない?」
怜「!・・・確かに私は体が弱くて、あんまり体力がもてへん」
怜「それに、一巡先を見る力を除いた私の力は」
怜「初心者に毛が生えたレベルや・・・」
久「・・・玄ちゃんは?」
玄「私も、ドラを手放すとそれからドラがこなくなっちゃって・・・」
玄「だからいつも手が読まれやすくって・・・」
ミス
久「あなた、自分の麻雀に弱点があるんじゃない?」
怜「!・・・確かに私は体が弱くて、あんまり体力がもてへん」
怜「それに、一巡先を見る力を除いた私の力は」
怜「初心者に毛が生えたレベルや・・・」
久「・・・玄ちゃんは?」
玄「私も、ドラを手放すとそれからドラがこなくなっちゃって・・・」
玄「だからいつも手が読まれやすくって・・・」
138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 18:42:03.39 :jyiIq3Xc0
久「私も悪待ちなんてやっているけど」
久「やっぱり、いつもそれじゃあいけないと思うのよ」
久「それに、こう見えて私って結構プレッシャーに弱いのよねー」
久「・・・そして咲」
咲「はっはい!」びくっ
久「あなたは今でも充分強いわ」
咲「・・・」
久「でも私思うの、あなたに眠っている力はまだまだこんなものじゃないって」
久「私も悪待ちなんてやっているけど」
久「やっぱり、いつもそれじゃあいけないと思うのよ」
久「それに、こう見えて私って結構プレッシャーに弱いのよねー」
久「・・・そして咲」
咲「はっはい!」びくっ
久「あなたは今でも充分強いわ」
咲「・・・」
久「でも私思うの、あなたに眠っている力はまだまだこんなものじゃないって」
140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 18:48:17.43 :jyiIq3Xc0
咲「そんなこと・・・」
久「あなたはきっとこれからの麻雀界を席巻していくんじゃないかしら?」
咲「・・・そんなの、言い過ぎを通り越してます・・・」
久「・・・とにかく!私が言いたいのは、私たちはまだまだ強くなれるって事よ!」
玄「・・・ということは」
咲「・・・私たちが強くなれれば」
怜「ここから出られる!」
咲「そんなこと・・・」
久「あなたはきっとこれからの麻雀界を席巻していくんじゃないかしら?」
咲「・・・そんなの、言い過ぎを通り越してます・・・」
久「・・・とにかく!私が言いたいのは、私たちはまだまだ強くなれるって事よ!」
玄「・・・ということは」
咲「・・・私たちが強くなれれば」
怜「ここから出られる!」
141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 18:54:57.28 :jyiIq3Xc0
久「そういう事よ!きっと私たちを監禁した人たちは」
久「私たちに強くなってもらいたいのよ!」
咲「でも、やり方が少し乱暴過ぎませんか?」
玄「私は久さんの言ってること、間違いじゃないと思うよ!」
怜「そうやな!ご丁寧に雀卓まで置いてくれてるし!」
久「取りあえず私たちが今出来るのは、麻雀をうつことよ」
久「そういう事よ!きっと私たちを監禁した人たちは」
久「私たちに強くなってもらいたいのよ!」
咲「でも、やり方が少し乱暴過ぎませんか?」
玄「私は久さんの言ってること、間違いじゃないと思うよ!」
怜「そうやな!ご丁寧に雀卓まで置いてくれてるし!」
久「取りあえず私たちが今出来るのは、麻雀をうつことよ」
144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 19:01:54.41 :jyiIq3Xc0
久「さぁ!今からみんなで特訓よ!」
玄 怜「おおー!!」
咲「・・・」
咲(本当にそういうことなのかな?)
別室
\オオー!!/
N「あれ?なにか変な流れになっていますね」
竜華「うーん、まぁでもええんちゃう?」
竜華「うちらの本意は分かってないみたいやし」
久「さぁ!今からみんなで特訓よ!」
玄 怜「おおー!!」
咲「・・・」
咲(本当にそういうことなのかな?)
別室
\オオー!!/
N「あれ?なにか変な流れになっていますね」
竜華「うーん、まぁでもええんちゃう?」
竜華「うちらの本意は分かってないみたいやし」
146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 19:09:42.98 :jyiIq3Xc0
竜華「一瞬清澄の部長さんにバレたかと思ったけどね~」
???「ああやって、肝心なところで抜けているの」
???「あの人らしいです」ふふっ
N「取りあえず、このまま観察を続けましょう」
N「彼女たちはまだ、自分たちの本質に気づいていないはずです」
?(・・・)
宥(玄ちゃん・・・)
竜華「一瞬清澄の部長さんにバレたかと思ったけどね~」
???「ああやって、肝心なところで抜けているの」
???「あの人らしいです」ふふっ
N「取りあえず、このまま観察を続けましょう」
N「彼女たちはまだ、自分たちの本質に気づいていないはずです」
?(・・・)
宥(玄ちゃん・・・)
179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 20:16:40.49 :jyiIq3Xc0
前レスわかりにくかったかも
ラスト二行
?(がんばって・・・)
宥(がんばって、玄ちゃん・・・)
前レスわかりにくかったかも
ラスト二行
?(がんばって・・・)
宥(がんばって、玄ちゃん・・・)
180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 20:21:27.66 :jyiIq3Xc0
白い部屋
咲「ツモ!嶺上開花!」
怜「リーチ一発・・・!」
玄「ツモ!タンヤオドラ6です」
久「きたわ、ラス牌ね・・・ツモ!」
彼女たちはうち続けた・・・
五時間後
白い部屋
咲「ツモ!嶺上開花!」
怜「リーチ一発・・・!」
玄「ツモ!タンヤオドラ6です」
久「きたわ、ラス牌ね・・・ツモ!」
彼女たちはうち続けた・・・
五時間後
181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 20:25:33.35 :jyiIq3Xc0
怜「はぁはぁ・・・」
久「怜、大丈夫?」
怜「大丈夫やこれくらい・・・」
ふらっ・・・
がしっ!
咲「大丈夫ですか!」
怜「あぁごめんごめん・・・」
怜「だいじょぶ、だいじょぶ・・・」あははっ・・・
咲「こんなの大丈夫じゃないですよ!」
久「少し休憩ね」
怜「はぁはぁ・・・」
久「怜、大丈夫?」
怜「大丈夫やこれくらい・・・」
ふらっ・・・
がしっ!
咲「大丈夫ですか!」
怜「あぁごめんごめん・・・」
怜「だいじょぶ、だいじょぶ・・・」あははっ・・・
咲「こんなの大丈夫じゃないですよ!」
久「少し休憩ね」
184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 20:30:36.09 :jyiIq3Xc0
玄「・・・今何時くらいなんだろ?」
久「そういえばこの部屋、時計がないわね」
咲「窓がないから、外の様子がわかんないですもんね・・・」
玄「あっそうだ!テレビをつければわかるかも!」
久「玄ちゃんナイス!やってる番組で時間が分かるかもしれないわね」
咲「つけてみましょう!」
ぽちっ
玄「・・・今何時くらいなんだろ?」
久「そういえばこの部屋、時計がないわね」
咲「窓がないから、外の様子がわかんないですもんね・・・」
玄「あっそうだ!テレビをつければわかるかも!」
久「玄ちゃんナイス!やってる番組で時間が分かるかもしれないわね」
咲「つけてみましょう!」
ぽちっ
186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 20:34:56.30 :jyiIq3Xc0
TV「おひるやすみはうきうき~」
咲「いいとも!?」
玄「ちょうどお昼だね」
久「それじゃあ、私たち早朝から打ってたのね」
久「そりゃあ・・・」
ぐぅ~~
久「・・・おなかもへるわ」てへっ///
TV「おひるやすみはうきうき~」
咲「いいとも!?」
玄「ちょうどお昼だね」
久「それじゃあ、私たち早朝から打ってたのね」
久「そりゃあ・・・」
ぐぅ~~
久「・・・おなかもへるわ」てへっ///
188:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 20:39:42.21 :jyiIq3Xc0
咲「私、なにか作りますよ」
久「いいの?」
咲「はい、家でもやってますし」
咲「食材もたくさんありましたから・・・」
久「それじゃあお願いしていいかしら?」
久「私、料理って苦手なの」あははっ
咲「はい、・・・あっ!でも簡単なものしか作れませんよ?」
久「咲の作ったものなら、何だっておいしいでしょ?」
咲「お世辞は食べてから言ってください」ふふふっ
咲「私、なにか作りますよ」
久「いいの?」
咲「はい、家でもやってますし」
咲「食材もたくさんありましたから・・・」
久「それじゃあお願いしていいかしら?」
久「私、料理って苦手なの」あははっ
咲「はい、・・・あっ!でも簡単なものしか作れませんよ?」
久「咲の作ったものなら、何だっておいしいでしょ?」
咲「お世辞は食べてから言ってください」ふふふっ
189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 20:42:28.58 :jyiIq3Xc0
玄「あっ、はい!私も手伝います!」
咲「あっ、ありがとうございます」ぺこっ
久「それじゃあ、玄ちゃんもお願いね」
久「私はここで怜のこと診ておくから」
玄「おまかせあれ!」ふんす!
怜「・・・」くたぁ
玄「あっ、はい!私も手伝います!」
咲「あっ、ありがとうございます」ぺこっ
久「それじゃあ、玄ちゃんもお願いね」
久「私はここで怜のこと診ておくから」
玄「おまかせあれ!」ふんす!
怜「・・・」くたぁ
191:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 20:45:36.66 :jyiIq3Xc0
咲「それじゃあ、行きましょうか」
玄「うん!何つくろうか?」
咲「そうですねー・・・簡単なチャーハンとか・・・」
......
...
.
久「怜?調子はどう?」
怜「竜華・・・だいぶましや・・・」
久「竜華?」
咲「それじゃあ、行きましょうか」
玄「うん!何つくろうか?」
咲「そうですねー・・・簡単なチャーハンとか・・・」
......
...
.
久「怜?調子はどう?」
怜「竜華・・・だいぶましや・・・」
久「竜華?」
192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 20:51:07.64 :jyiIq3Xc0
怜「えっ・・・はっ!」がばっ!
久「え!どうしたの怜?」
怜「いやっ・・・ちょっと間違っただけや・・・」
ふらっ・・・
久「もう、まだ疲れてるみたいじゃない・・・」がしっ
久「ほら、ここに寝なさい」ぽんぽん
怜(・・・膝枕)
怜「・・・えっええよ、わっわるいし・・・」
久「あら?膝枕はお嫌い?」
怜「・・・・・・・お好きです」
怜「えっ・・・はっ!」がばっ!
久「え!どうしたの怜?」
怜「いやっ・・・ちょっと間違っただけや・・・」
ふらっ・・・
久「もう、まだ疲れてるみたいじゃない・・・」がしっ
久「ほら、ここに寝なさい」ぽんぽん
怜(・・・膝枕)
怜「・・・えっええよ、わっわるいし・・・」
久「あら?膝枕はお嫌い?」
怜「・・・・・・・お好きです」
193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/11(木) 20:51:45.38 :tLw3wsmo0
……お好きですwwwwwwwwwwwww
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キャラもしゃべり方も