3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 22:38:31.14 :hgRG4U570
春香「おはようございまーす!」
P「おはよう、春香」
小鳥「おはよう、春香ちゃん」
春香「おはようございます、プロデューサーさん、小鳥さん!」
小鳥「春香ちゃんは今日もげんきねぇ」
春香「当然ですよ!アイドルは体が資本!ですよね?プロデューサーさん!」
P「ああ、その通りだ。よくわかってるじゃないか」
春香「プロデューサーさんがいつも言ってますから!」
P「この時期は体調が崩れやすいから気をつけろよ」
春香「はいっ!」
P「さて、今日の仕事は女性雑誌の撮影だ」
春香「雑誌ですか!」
春香「おはようございまーす!」
P「おはよう、春香」
小鳥「おはよう、春香ちゃん」
春香「おはようございます、プロデューサーさん、小鳥さん!」
小鳥「春香ちゃんは今日もげんきねぇ」
春香「当然ですよ!アイドルは体が資本!ですよね?プロデューサーさん!」
P「ああ、その通りだ。よくわかってるじゃないか」
春香「プロデューサーさんがいつも言ってますから!」
P「この時期は体調が崩れやすいから気をつけろよ」
春香「はいっ!」
P「さて、今日の仕事は女性雑誌の撮影だ」
春香「雑誌ですか!」
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 22:38:54.80 :hgRG4U570
P「そのあとにラジオのゲスト出演があるからあんまり疲れすぎないようにな」
春香「りょーかいです!」
P「じゃあ、あと15分で出るから準備しといてくれ」
春香「はいっ」
P「そのあとにラジオのゲスト出演があるからあんまり疲れすぎないようにな」
春香「りょーかいです!」
P「じゃあ、あと15分で出るから準備しといてくれ」
春香「はいっ」
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 22:39:10.36 :hgRG4U570
・
・
・
P(春香は、初めこそ小さい仕事しか取れなかったが、地道に知名度をあげいき、Bランクになった今では色々な仕事を取れるようになった)
P(俺は春香の担当プロデューサーとして走り回り、春香と共に芸能界という険しい道を歩んできた。辛い時も、嬉しい時も、ずっと春香と一緒だった。だから、これからもトップアイドルまでの道のりを俺たちは共に歩んでいく)
・
・
・
P(春香は、初めこそ小さい仕事しか取れなかったが、地道に知名度をあげいき、Bランクになった今では色々な仕事を取れるようになった)
P(俺は春香の担当プロデューサーとして走り回り、春香と共に芸能界という険しい道を歩んできた。辛い時も、嬉しい時も、ずっと春香と一緒だった。だから、これからもトップアイドルまでの道のりを俺たちは共に歩んでいく)
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 22:39:32.62 :hgRG4U570
P(そう、思っていた)
P(そう、思っていた)
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 22:39:54.49 :hgRG4U570
春香「おつかれさまでしたー!」
スタッフ達「お疲れさまでーす!」
カメラマン「いやー春香ちゃんよかったよ!輝く笑顔が最高だね!」
春香「そんなー、えへへ、照れちゃうな」
カメラマン「またよろしく頼むよ、春香ちゃん!」
春香「はいっ、こちらこそよろしくお願いします!」
P「今日はうちの春香がお世話になりました!」
カメラマン「はーい、またよろしくー」
春香「おつかれさまでしたー!」
スタッフ達「お疲れさまでーす!」
カメラマン「いやー春香ちゃんよかったよ!輝く笑顔が最高だね!」
春香「そんなー、えへへ、照れちゃうな」
カメラマン「またよろしく頼むよ、春香ちゃん!」
春香「はいっ、こちらこそよろしくお願いします!」
P「今日はうちの春香がお世話になりました!」
カメラマン「はーい、またよろしくー」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 22:40:11.90 :hgRG4U570
・
・
・
P「……ふぅ、今日の撮影はホントに楽しそうだったな!春香よかったぞ……ってあれ?いない?」
アマミクンニタノミタイシゴトガ…
春香「えー!?ホントですか!?ありがとうございます!」
?「うんうん、この笑顔を見たら君しかいないと思ってね。よろしく頼むよ」
春香「こちらこそよろしくお願いします!」
P(春香……?と、誰だ?何話してるんだ?)
?「それじゃ、後日事務所の方にも連絡するよ」
春香「ありがとうございます!」
P(終わったみたいだな……なんだったんだろうか。まぁいい、次はラジオの収録か)
P「おーい、春香ー!次の現場行くぞー!」
春香「あ、はーい!」
・
・
・
P「……ふぅ、今日の撮影はホントに楽しそうだったな!春香よかったぞ……ってあれ?いない?」
アマミクンニタノミタイシゴトガ…
春香「えー!?ホントですか!?ありがとうございます!」
?「うんうん、この笑顔を見たら君しかいないと思ってね。よろしく頼むよ」
春香「こちらこそよろしくお願いします!」
P(春香……?と、誰だ?何話してるんだ?)
?「それじゃ、後日事務所の方にも連絡するよ」
春香「ありがとうございます!」
P(終わったみたいだな……なんだったんだろうか。まぁいい、次はラジオの収録か)
P「おーい、春香ー!次の現場行くぞー!」
春香「あ、はーい!」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 22:40:31.76 :hgRG4U570
ー車内
P「春香、今日の撮影すごくよかったぞ」
春香「ありがとうございます!えへへ、プロデューサーさんに褒められちゃった」
P「カメラマンさんも言ってたが、笑顔がすごく輝いてた。あれならどんな男もいちころだな」
春香「あ、ありがとうございます……///」
P「ところで、さっきは何を話してたんだ?」
春香「え?あ、ああ!あれですか。出版社の方ですよ、今日撮影した雑誌の」
P「ええ!?な、なんで俺に言わないんだよ!挨拶しそびれちゃったじゃないか……」
春香「ご、ごめんなさい……向こうから声をかけられてちょっとお話ししたらすぐ行ってしまったので……」
P「はぁ……まぁいいか。何やら仕事ももらえたみたいだしな。結果オーライだ!よくやったぞ春香!」
春香「! ありがとうございます、プロデューサーさん!」
P「その調子で次の現場も頼んだぞ!」
春香「はいっ!」
ー車内
P「春香、今日の撮影すごくよかったぞ」
春香「ありがとうございます!えへへ、プロデューサーさんに褒められちゃった」
P「カメラマンさんも言ってたが、笑顔がすごく輝いてた。あれならどんな男もいちころだな」
春香「あ、ありがとうございます……///」
P「ところで、さっきは何を話してたんだ?」
春香「え?あ、ああ!あれですか。出版社の方ですよ、今日撮影した雑誌の」
P「ええ!?な、なんで俺に言わないんだよ!挨拶しそびれちゃったじゃないか……」
春香「ご、ごめんなさい……向こうから声をかけられてちょっとお話ししたらすぐ行ってしまったので……」
P「はぁ……まぁいいか。何やら仕事ももらえたみたいだしな。結果オーライだ!よくやったぞ春香!」
春香「! ありがとうございます、プロデューサーさん!」
P「その調子で次の現場も頼んだぞ!」
春香「はいっ!」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 22:41:12.00 :hgRG4U570
ーラジオ現場
ーブース内
パーソナリティ「―――と言う訳でゲストの天海春香さんでしたー!」
春香「ありがとうございましたー!」
パーソナリティ「それではまたらいしゅー!」
ディレクター「……はい!おつかれさまでしたー!」
パーソナリティ&春香「お疲れさまでしたー!」
ーラジオ現場
ーブース内
パーソナリティ「―――と言う訳でゲストの天海春香さんでしたー!」
春香「ありがとうございましたー!」
パーソナリティ「それではまたらいしゅー!」
ディレクター「……はい!おつかれさまでしたー!」
パーソナリティ&春香「お疲れさまでしたー!」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 22:41:37.21 :hgRG4U570
ーミキサールーム
ディレクター「いやーいいね!天海春香!明るく前向き遠距離通勤!トークも面白いし、かわいいし申し分無いね!」
P「ありがとうございます!」
ディレクター「こちらこそ!こんないい娘今時なかなかいないよP君!」
P「それは私が誰よりもよくわかっているつもりです」
ディレクター「はっはっはっは!言うねぇ!」
P「ははは、『私の』自慢のアイドルですから」
ディレクター「『私の』、ねぇ……だってよ春香ちゃん!」
ーミキサールーム
ディレクター「いやーいいね!天海春香!明るく前向き遠距離通勤!トークも面白いし、かわいいし申し分無いね!」
P「ありがとうございます!」
ディレクター「こちらこそ!こんないい娘今時なかなかいないよP君!」
P「それは私が誰よりもよくわかっているつもりです」
ディレクター「はっはっはっは!言うねぇ!」
P「ははは、『私の』自慢のアイドルですから」
ディレクター「『私の』、ねぇ……だってよ春香ちゃん!」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 22:42:35.83 :hgRG4U570
ガチャ
春香「全部ブースに聞こえてますよ……プロデューサーさん」///
P「え、あ、あはは、まぁ間違った事は言ってないからな」///
パーソナリティ「あっつ熱だねぇー!はー!空調効いてないんじゃないのー?」
ディレクター「はっはっは!まぁそういうな!大いに盛り上げてくれたんだから!」
P「ははは……」///
春香「えへへ……」///
ディレクター「んで!春香ちゃんに話があるんだけど、ちょっといいかな?」
春香「え、は、はい!この前の件ですか?」
ディレクター「そうそう!じゃあちょっとこっちに」
春香「はい」
P(んー?なんで俺に言わないんだろ……まぁいいか)
ガチャ
春香「全部ブースに聞こえてますよ……プロデューサーさん」///
P「え、あ、あはは、まぁ間違った事は言ってないからな」///
パーソナリティ「あっつ熱だねぇー!はー!空調効いてないんじゃないのー?」
ディレクター「はっはっは!まぁそういうな!大いに盛り上げてくれたんだから!」
P「ははは……」///
春香「えへへ……」///
ディレクター「んで!春香ちゃんに話があるんだけど、ちょっといいかな?」
春香「え、は、はい!この前の件ですか?」
ディレクター「そうそう!じゃあちょっとこっちに」
春香「はい」
P(んー?なんで俺に言わないんだろ……まぁいいか)
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 22:42:56.03 :hgRG4U570
ー車内
P「春香、さっきは何の話だったんだ?」
春香「……」ポチポチ
P「……春香?」
春香「え?あ、な、なんですか?」
P「あ、いや、さっきのラジオすごくよかったぞ」
春香「ありがとうございます!」
P「最近調子がいいみたいだな、その調子でトップアイドル目指してがんばろうな!」
春香「はい!一緒にがんばりましょう!プロデューサーさん!」
P「ああ!」
ー車内
P「春香、さっきは何の話だったんだ?」
春香「……」ポチポチ
P「……春香?」
春香「え?あ、な、なんですか?」
P「あ、いや、さっきのラジオすごくよかったぞ」
春香「ありがとうございます!」
P「最近調子がいいみたいだな、その調子でトップアイドル目指してがんばろうな!」
春香「はい!一緒にがんばりましょう!プロデューサーさん!」
P「ああ!」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 22:43:27.34 :hgRG4U570
ー事務所
P&春香「ただいまー!」
小鳥「お帰りなさい!」
P「はー、今日も春香は最高でしたよー!いやぁ鼻が高いなぁ」
小鳥「ふふっまた春香ちゃん自慢ですか?飽きませんねー」
P「春香の事ならいつまでも語れる自信ありますから!」
小鳥「あ、そう言えば春香ちゃんにまたオファー来てますよ!」
P「おお!さすが春香だなぁ!どれどれ?」
P(……ん?これ、今日春香が言ってた出版社の……え!?某有名雑誌のモデル!?すごいな……丁度スケジュールも空いてるし、やるしかないな!)
ー事務所
P&春香「ただいまー!」
小鳥「お帰りなさい!」
P「はー、今日も春香は最高でしたよー!いやぁ鼻が高いなぁ」
小鳥「ふふっまた春香ちゃん自慢ですか?飽きませんねー」
P「春香の事ならいつまでも語れる自信ありますから!」
小鳥「あ、そう言えば春香ちゃんにまたオファー来てますよ!」
P「おお!さすが春香だなぁ!どれどれ?」
P(……ん?これ、今日春香が言ってた出版社の……え!?某有名雑誌のモデル!?すごいな……丁度スケジュールも空いてるし、やるしかないな!)
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 22:43:49.20 :hgRG4U570
P「春香ー!今日言ってた出版社のモデルの仕事受けたぞー!」
春香「……」ポチポチ
P「春香ー?どうしたー?」
春香「……」ポチポチ
P「春香?」スタスタ
春香「えっ?あ!はい、なんでしょうか!」
P「珍しいな春香がケータイに夢中になるなんて」
春香「え、い、いやぁ、はははは……」
P(ん?なんだ……?)
P「……メールか?」
春香「あ、まぁ、はい」
P「そうか……」
P「春香ー!今日言ってた出版社のモデルの仕事受けたぞー!」
春香「……」ポチポチ
P「春香ー?どうしたー?」
春香「……」ポチポチ
P「春香?」スタスタ
春香「えっ?あ!はい、なんでしょうか!」
P「珍しいな春香がケータイに夢中になるなんて」
春香「え、い、いやぁ、はははは……」
P(ん?なんだ……?)
P「……メールか?」
春香「あ、まぁ、はい」
P「そうか……」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 22:44:10.71 :hgRG4U570
春香「そ、それでどうしたんですか?何かありました?」
P「ああ、今日春香が言ってた出版社の人からオファーが来てな、それ受けたからって話だよ」
春香「あ、そうですか!よかったぁ!」
P「よくこんな大きい仕事もらえたなぁ……俺でもこんな仕事持って来れたら大喜びなのに」
春香「たまたまですよ!たまたま!」
P「いや、これも春香の実力なんだろうな」
春香「いやぁそんなこと……」
P「謙遜しなくてもいい。胸はって喜んでいいんだぞ」
春香「プロデューサーさん……ありがとうございます!私、もっともっとがんばります!」
P「おう!そのいきだ!」
小鳥「プロデューサーさーん!お電話ですよー!」
P「あ、はーい!すぐ行きます!……これからもよろしくな、春香」ナデナデ
春香「はい」///
春香「そ、それでどうしたんですか?何かありました?」
P「ああ、今日春香が言ってた出版社の人からオファーが来てな、それ受けたからって話だよ」
春香「あ、そうですか!よかったぁ!」
P「よくこんな大きい仕事もらえたなぁ……俺でもこんな仕事持って来れたら大喜びなのに」
春香「たまたまですよ!たまたま!」
P「いや、これも春香の実力なんだろうな」
春香「いやぁそんなこと……」
P「謙遜しなくてもいい。胸はって喜んでいいんだぞ」
春香「プロデューサーさん……ありがとうございます!私、もっともっとがんばります!」
P「おう!そのいきだ!」
小鳥「プロデューサーさーん!お電話ですよー!」
P「あ、はーい!すぐ行きます!……これからもよろしくな、春香」ナデナデ
春香「はい」///
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 22:44:50.65 :hgRG4U570
P「お電話変わりました。765プロダクション、プロデューサーのPです」
?「あーもしもし、演出家と申します」
P「あ、はい」
演出家「お宅のアイドルを私の舞台にオファーをしたくてお電話させていただいたんですけど大丈夫でしょうか?」
P「ええ、どのアイドルでしょうか?」
演出家「えーと、メールをくれたのは……あ、天海さん?て言う娘なんだけど」
P「(メール…?)ああ、天海春香ですね。大丈夫ですよ」
演出家「よかったわぁ。で、スケジュールなんだけど○月の頭から●月のケツまで毎週月、水、土の16時から大丈夫って聞いてるんだけど大丈夫かしら?」
P「(聞いてる?一度も連絡した事なんて……)え、っと少々お待ちください確認して参りますので」
P(……あれ、見事に何もないな)
P「……もしもし、スケジュールの方確認したところ問題ありませんので内容次第でお受けさせていただきたいと思います」
演出家「あらーよかった。じゃあ劇団△△で舞台□□のヒロインなんだけどどうかしら?」
P「ひ、ヒロインですか!?え、うちの春香に!?」
P「お電話変わりました。765プロダクション、プロデューサーのPです」
?「あーもしもし、演出家と申します」
P「あ、はい」
演出家「お宅のアイドルを私の舞台にオファーをしたくてお電話させていただいたんですけど大丈夫でしょうか?」
P「ええ、どのアイドルでしょうか?」
演出家「えーと、メールをくれたのは……あ、天海さん?て言う娘なんだけど」
P「(メール…?)ああ、天海春香ですね。大丈夫ですよ」
演出家「よかったわぁ。で、スケジュールなんだけど○月の頭から●月のケツまで毎週月、水、土の16時から大丈夫って聞いてるんだけど大丈夫かしら?」
P「(聞いてる?一度も連絡した事なんて……)え、っと少々お待ちください確認して参りますので」
P(……あれ、見事に何もないな)
P「……もしもし、スケジュールの方確認したところ問題ありませんので内容次第でお受けさせていただきたいと思います」
演出家「あらーよかった。じゃあ劇団△△で舞台□□のヒロインなんだけどどうかしら?」
P「ひ、ヒロインですか!?え、うちの春香に!?」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 22:45:08.63 :hgRG4U570
演出家「ええ」
P「えと、待ってください、うちの春香は演技はまだそんなにこなした事なくて、ましてや舞台なんてまだ立った事すら……」
演出家「知ってるわよ」
P「え、ならどうして」
演出家「……あんなに熱心に連絡してくるんですもの。やらせてあげたくなっちゃったのよ」
P「れ、連絡?えと春香がですか?」
演出家「ええ。そうよ」
P「……そうですか」
演出家「それで、受けてもらえるのかしら?」
P「……わかりました、お受け致します。春香をよろしくお願い致します」
演出家「あら、よかったわぁ!よろしくね765プロさん!」
P「ええ、こちらこそよろしくお願い致します。それでは失礼致します」
演出家「ええ」
P「えと、待ってください、うちの春香は演技はまだそんなにこなした事なくて、ましてや舞台なんてまだ立った事すら……」
演出家「知ってるわよ」
P「え、ならどうして」
演出家「……あんなに熱心に連絡してくるんですもの。やらせてあげたくなっちゃったのよ」
P「れ、連絡?えと春香がですか?」
演出家「ええ。そうよ」
P「……そうですか」
演出家「それで、受けてもらえるのかしら?」
P「……わかりました、お受け致します。春香をよろしくお願い致します」
演出家「あら、よかったわぁ!よろしくね765プロさん!」
P「ええ、こちらこそよろしくお願い致します。それでは失礼致します」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 22:51:15.39 :hgRG4U570
P「春香」
春香「はい、なんですか?」
P「仕事のオファーがあったぞ」
春香「わー!どんなお仕事ですか?」
P「舞台のヒロインだ」
春香「舞台ですかー!すごいなーたのしみです!」
P「……あんまり驚かないんだな」
春香「え?そ、そんなことないですよ!実感が沸かないだけです!」
P「……」
春香「プロデューサーさん……?」
P「……春香」
春香「はい?」
P「……なにか……隠し事してないか?」
春香「え……?」
P「春香」
春香「はい、なんですか?」
P「仕事のオファーがあったぞ」
春香「わー!どんなお仕事ですか?」
P「舞台のヒロインだ」
春香「舞台ですかー!すごいなーたのしみです!」
P「……あんまり驚かないんだな」
春香「え?そ、そんなことないですよ!実感が沸かないだけです!」
P「……」
春香「プロデューサーさん……?」
P「……春香」
春香「はい?」
P「……なにか……隠し事してないか?」
春香「え……?」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 22:52:36.99 :hgRG4U570
P「なぁ、何か俺に隠してるだろ?」
春香「え、そ、そんな!何言ってるんですかプロデューサーさん!」
P「例えば……秘密で営業してる、とか」
春香「!」
P「どうなんだ?」
春香「……」
P「……」
春香「……」
P「なぁ、何か俺に隠してるだろ?」
春香「え、そ、そんな!何言ってるんですかプロデューサーさん!」
P「例えば……秘密で営業してる、とか」
春香「!」
P「どうなんだ?」
春香「……」
P「……」
春香「……」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 22:53:52.41 :hgRG4U570
P「……そうか」
春香「!」
P「営業するのは、悪い事じゃない。そのおかげで仕事も増えたし、今回に関してはすごく大きな仕事も手に入れた。ありがとう春香」
春香「プロデューサーさん……」
P「けど、絶対に枕だけはするなよ?わかってるな?」
春香「まくら……?……! そっ、しょんなことしません!わたしには心に決めたゴニョゴニョ」
P「いや、真っ当な営業なら全然構わないんだ。ただそういうやり方は春香にはしてほしくないっていうか……」
春香「わかってます!大丈夫ですよ!」
P「そっか……今度の舞台、がんばれよ!」
春香「はいっ!」
P「……そうか」
春香「!」
P「営業するのは、悪い事じゃない。そのおかげで仕事も増えたし、今回に関してはすごく大きな仕事も手に入れた。ありがとう春香」
春香「プロデューサーさん……」
P「けど、絶対に枕だけはするなよ?わかってるな?」
春香「まくら……?……! そっ、しょんなことしません!わたしには心に決めたゴニョゴニョ」
P「いや、真っ当な営業なら全然構わないんだ。ただそういうやり方は春香にはしてほしくないっていうか……」
春香「わかってます!大丈夫ですよ!」
P「そっか……今度の舞台、がんばれよ!」
春香「はいっ!」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 22:54:18.57 :hgRG4U570
ー4ヶ月後
ー社長室
P「え……春香の担当をはずす……?」
社長「うむ、ちょうどいい時期だと思ってね」
P「何がですか!?」
社長「天海君はこれから舞台の稽古に入るだろう?」
P「それと何の関係が!!」
社長「ちょ、ちょっと落ち着きたまえ君」
P「すみません……それで、どういう関係が?」
社長「オホン!それでだね、しばらく他の仕事は入れる事ができない。そこでその期間を利用して君には新人アイドルの育成をしてもらう」
P「だったら春香をプロデュースしながらでもできます!」
社長「それだけじゃないのだよ」
P「?」
ー4ヶ月後
ー社長室
P「え……春香の担当をはずす……?」
社長「うむ、ちょうどいい時期だと思ってね」
P「何がですか!?」
社長「天海君はこれから舞台の稽古に入るだろう?」
P「それと何の関係が!!」
社長「ちょ、ちょっと落ち着きたまえ君」
P「すみません……それで、どういう関係が?」
社長「オホン!それでだね、しばらく他の仕事は入れる事ができない。そこでその期間を利用して君には新人アイドルの育成をしてもらう」
P「だったら春香をプロデュースしながらでもできます!」
社長「それだけじゃないのだよ」
P「?」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 22:54:41.69 :hgRG4U570
社長「天海君にはセルフプロデュースの練習をしてもらう」
P「は?」
社長「ちょ、離したまえ、怖いから」
P「す、すみません」
社長「社長に掴みかかるなんて君も中々やるな」
P「ごめんなさい。そんなことより説明を」
社長「そんなことって……ウォホンッ!それでだね、天海君にはセルフマネジメント及びプロデュースをしてもらう」
P「……」
社長「彼女は今までもちょくちょく自分で営業をやって仕事を取ってきていた。今回の舞台もそうだろう?」
P「はい……」
社長「我が社は人材不足でね。新人アイドルの育成がままならないまま天海君だけがランクを上げていっている。このままでは765プロは天海君だけしかいないと思われてしまう。他にも魅力的な娘が沢山いるにも関わらずだ」
P「……」
社長「天海君にはセルフプロデュースの練習をしてもらう」
P「は?」
社長「ちょ、離したまえ、怖いから」
P「す、すみません」
社長「社長に掴みかかるなんて君も中々やるな」
P「ごめんなさい。そんなことより説明を」
社長「そんなことって……ウォホンッ!それでだね、天海君にはセルフマネジメント及びプロデュースをしてもらう」
P「……」
社長「彼女は今までもちょくちょく自分で営業をやって仕事を取ってきていた。今回の舞台もそうだろう?」
P「はい……」
社長「我が社は人材不足でね。新人アイドルの育成がままならないまま天海君だけがランクを上げていっている。このままでは765プロは天海君だけしかいないと思われてしまう。他にも魅力的な娘が沢山いるにも関わらずだ」
P「……」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 22:54:56.03 :hgRG4U570
社長「そこで、今までセルフプロデュースを行ってきた天海君にはできるだけ自分の力でプロデュースを進めていってほしいのだよ。そうする事で君が新人育成に取り組む事ができるわけだ」
P「……なるほど」
社長「わかってくれたかね?」
P「理解はしましたが……納得できません」
社長「……ふむ、ではこうしよう」
P「?」
社長「とりあえず試しに、天海君の舞台が千秋楽を迎えるまでこの案を実行してくれたまえ」
P「千秋楽まで……」
社長「その後は君の判断で好きにしたまえ。天海君だけではダメだと思うなら君がプロデューサーとして復帰してもいい」
P「……わかりました」
社長「わかってくれたか。頼んだよ、君」
P「はい……」
社長「そこで、今までセルフプロデュースを行ってきた天海君にはできるだけ自分の力でプロデュースを進めていってほしいのだよ。そうする事で君が新人育成に取り組む事ができるわけだ」
P「……なるほど」
社長「わかってくれたかね?」
P「理解はしましたが……納得できません」
社長「……ふむ、ではこうしよう」
P「?」
社長「とりあえず試しに、天海君の舞台が千秋楽を迎えるまでこの案を実行してくれたまえ」
P「千秋楽まで……」
社長「その後は君の判断で好きにしたまえ。天海君だけではダメだと思うなら君がプロデューサーとして復帰してもいい」
P「……わかりました」
社長「わかってくれたか。頼んだよ、君」
P「はい……」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 22:55:21.67 :hgRG4U570
ー事務所
P「というわけで、今日を持って俺は春香の専任プロデュサーではなくなった」
春香「……」
P「これからは新人アイドルを育てながら、春香の手助けをしていく形になる。とりあえず春香の今回の舞台が千秋楽を迎えるまではこの体制で仕事をしていく」
春香「……そうですか」
P「……ああ」
春香「プロデューサーさんは、いいんですか」
P「……いいわけないだろ」
春香「だったら……!」
P「だが、社長の指示だ」
春香「!」
P「だから……やらないわけにはいかない」
春香「……そう、ですか」
ー事務所
P「というわけで、今日を持って俺は春香の専任プロデュサーではなくなった」
春香「……」
P「これからは新人アイドルを育てながら、春香の手助けをしていく形になる。とりあえず春香の今回の舞台が千秋楽を迎えるまではこの体制で仕事をしていく」
春香「……そうですか」
P「……ああ」
春香「プロデューサーさんは、いいんですか」
P「……いいわけないだろ」
春香「だったら……!」
P「だが、社長の指示だ」
春香「!」
P「だから……やらないわけにはいかない」
春香「……そう、ですか」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 22:55:45.74 :hgRG4U570
P「だが!この体制を続けるかどうかの最終的な判断は俺が下す!」
春香「?」
P「つまり!千秋楽まで我慢すればまた一緒にトップアイドルを目指せる、というわけだ!」
春香「!!」
P「それまで、我慢できるか?」
春香「はい!!」
P「じゃあ、舞台がんばれよ!」
P「だが!この体制を続けるかどうかの最終的な判断は俺が下す!」
春香「?」
P「つまり!千秋楽まで我慢すればまた一緒にトップアイドルを目指せる、というわけだ!」
春香「!!」
P「それまで、我慢できるか?」
春香「はい!!」
P「じゃあ、舞台がんばれよ!」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 22:58:23.83 :hgRG4U570
P(それからの春香はすごかった。真面目に稽古に取り組みながらも、自分の仕事を減らすまいと必死にがんばっていた。
多少仕事は減ったものの心配するほどではないし、ランクもちゃくちゃくとAランクに近づいていた。なかなか事務所に顔を出さなくなり、今では何をしているのかさせ小鳥さんに確認しなければならないほどだ)
P(はじめの方は稽古を覗きに行ったりもした。正直言ってへたくそで少し笑ってしまい、春香にこっぴどくしかられた)
P(新人の育成も順調で、平均ランクはC。美希なんかはもうBランクになり今にも春香に追いつきそうな勢いだ)
P(……そう言えば、しばらく春香と話してないなぁ)
P(それからの春香はすごかった。真面目に稽古に取り組みながらも、自分の仕事を減らすまいと必死にがんばっていた。
多少仕事は減ったものの心配するほどではないし、ランクもちゃくちゃくとAランクに近づいていた。なかなか事務所に顔を出さなくなり、今では何をしているのかさせ小鳥さんに確認しなければならないほどだ)
P(はじめの方は稽古を覗きに行ったりもした。正直言ってへたくそで少し笑ってしまい、春香にこっぴどくしかられた)
P(新人の育成も順調で、平均ランクはC。美希なんかはもうBランクになり今にも春香に追いつきそうな勢いだ)
P(……そう言えば、しばらく春香と話してないなぁ)
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 22:59:05.58 :hgRG4U570
ー事務所
P「……ふぅ」
小鳥「お疲れさまです」
P「あ、お疲れさまです」
小鳥「どうですか?新人の娘達は」
P「みんなすごいですよ。どうして今まで世に出ていなかったのか不思議なくらいです」
小鳥「それはまぁ人材不足のせいでしょうね~」
P「……そうでしょうね」
小鳥「?…最近春香ちゃん見ませんねぇ」
P「!」
小鳥「お仕事の連絡はするんですけど……プロデューサーさん?」
ー事務所
P「……ふぅ」
小鳥「お疲れさまです」
P「あ、お疲れさまです」
小鳥「どうですか?新人の娘達は」
P「みんなすごいですよ。どうして今まで世に出ていなかったのか不思議なくらいです」
小鳥「それはまぁ人材不足のせいでしょうね~」
P「……そうでしょうね」
小鳥「?…最近春香ちゃん見ませんねぇ」
P「!」
小鳥「お仕事の連絡はするんですけど……プロデューサーさん?」
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 23:00:13.70 :hgRG4U570
P「……」
小鳥「プロデューサーさん?どうしたんですか?」
P「え、あ、いやなにも……」
小鳥「まぁ、悪い噂も聞きませんし、ランクもそろそろ上がりそうですし、一人でも上手くやっていけるってことですかねぇ……」
P「……ちょっと気分が悪いのでしつr
プルルルル プルルルル
P「はい、765プロです。……はい……はい……え!?本当ですか!?…ありがとうございます!!…はい!本人にも伝えます!……はい!ありがとうございました!」
ガチャ
P「やった!やりました春香のやつ!!ついにAランクアイドルですよ!いやぁははは!すごいな!」
小鳥「ついにですか!?いやったぁぁぁ!!ばんざーい!春香ちゃんばんざーい!」
P「さすがは俺のはる…か…じゃないんだよな……はは、でもすごいな……」
小鳥「ばんざーい!ばんざーい!ばんざーい!」
P(俺がいなくても、Aランクに上がれたってことは……俺はもう…いらない…?)
P「……」
小鳥「プロデューサーさん?どうしたんですか?」
P「え、あ、いやなにも……」
小鳥「まぁ、悪い噂も聞きませんし、ランクもそろそろ上がりそうですし、一人でも上手くやっていけるってことですかねぇ……」
P「……ちょっと気分が悪いのでしつr
プルルルル プルルルル
P「はい、765プロです。……はい……はい……え!?本当ですか!?…ありがとうございます!!…はい!本人にも伝えます!……はい!ありがとうございました!」
ガチャ
P「やった!やりました春香のやつ!!ついにAランクアイドルですよ!いやぁははは!すごいな!」
小鳥「ついにですか!?いやったぁぁぁ!!ばんざーい!春香ちゃんばんざーい!」
P「さすがは俺のはる…か…じゃないんだよな……はは、でもすごいな……」
小鳥「ばんざーい!ばんざーい!ばんざーい!」
P(俺がいなくても、Aランクに上がれたってことは……俺はもう…いらない…?)
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 23:01:06.51 :hgRG4U570
後日
P「春香……」
春香「はい?どうしました?」
P「俺はどうしたらいい……」
春香「え?どういうことですか?」
P「春香……」
春香「プロデューサーさん?」
P「俺は……俺は……!」
春香「プロデューサーさん!」
P「おぅわ!?は、春香!?いたのか!?」
後日
P「春香……」
春香「はい?どうしました?」
P「俺はどうしたらいい……」
春香「え?どういうことですか?」
P「春香……」
春香「プロデューサーさん?」
P「俺は……俺は……!」
春香「プロデューサーさん!」
P「おぅわ!?は、春香!?いたのか!?」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 23:03:35.41 :hgRG4U570
春香「プロデューサーさんたら全然気づいてくれないんですもん」ムー
P「す、すまん……」
春香「許してあげません!」
P「それは、困ったな……はは……」
春香「……フン」
P「は、はは……」
春香「…………しょうがないですねぇ……プロデューサーが元気ない理由を話してくれたら許してあげます」
P「え?」
春香「さっき頭かかえてたじゃないですか、なんでですか?」
春香「プロデューサーさんたら全然気づいてくれないんですもん」ムー
P「す、すまん……」
春香「許してあげません!」
P「それは、困ったな……はは……」
春香「……フン」
P「は、はは……」
春香「…………しょうがないですねぇ……プロデューサーが元気ない理由を話してくれたら許してあげます」
P「え?」
春香「さっき頭かかえてたじゃないですか、なんでですか?」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 23:03:59.64 :hgRG4U570
P「え、あ、はは、新人の事だよ!やたら癖の強い奴らばっかりでな!」
春香「……」
P「美希なんてくっついてはなれないし、貴音なんかは謎が多すぎてなぁ!」
春香「…………プロデューサーさん」
P「それでな!あのー、あれだ!亜美や真美なんかはいたずらがすごくて、困っちまうよ!」
春香「プロデューサーさん」
P「それで、あと、あれだ……なんていうか、その……」
春香「プロデューサーさん……」
P「だから、俺は、今…すごく楽しいんだ……」
春香「……そうですか」
P「……ああ」
春香「だったらどうして泣いてるんですか?」
P「え、あ、はは、新人の事だよ!やたら癖の強い奴らばっかりでな!」
春香「……」
P「美希なんてくっついてはなれないし、貴音なんかは謎が多すぎてなぁ!」
春香「…………プロデューサーさん」
P「それでな!あのー、あれだ!亜美や真美なんかはいたずらがすごくて、困っちまうよ!」
春香「プロデューサーさん」
P「それで、あと、あれだ……なんていうか、その……」
春香「プロデューサーさん……」
P「だから、俺は、今…すごく楽しいんだ……」
春香「……そうですか」
P「……ああ」
春香「だったらどうして泣いてるんですか?」
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 23:04:27.28 :hgRG4U570
P「は?」
春香「プロデューサーさん、気づいてないんですか……?」
P「な、泣いてなんかない!なに言って……何言ってん…だよ……」
春香「……私にも話せませんか?」
P「だから!新人の育成が大変で……!」
春香「違いますよね?そんな理由じゃないですよね?私、わかります!」
P「なにが……!」
春香「おかしいことに気づいてないんですか!!普通はそんな理由じゃ泣きませんよ!!」
P「お前に……何が……!」
春香「お願いしますプロデューサーさん……力に、なりたいんです……!」
P「は?」
春香「プロデューサーさん、気づいてないんですか……?」
P「な、泣いてなんかない!なに言って……何言ってん…だよ……」
春香「……私にも話せませんか?」
P「だから!新人の育成が大変で……!」
春香「違いますよね?そんな理由じゃないですよね?私、わかります!」
P「なにが……!」
春香「おかしいことに気づいてないんですか!!普通はそんな理由じゃ泣きませんよ!!」
P「お前に……何が……!」
春香「お願いしますプロデューサーさん……力に、なりたいんです……!」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 23:05:00.39 :hgRG4U570
P「お前に何が分かるんだよ!!!!!!」
P「お前に何が分かるんだよ!!!!!!」
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 23:06:06.19 :hgRG4U570
P「お前に何が分かる!!?一人でA
ランクまで上り詰めた春香様には全てお見通しってか?!ああ?!!はー、すごいすごいおめでとうございます!よかったですねぇ!!」
春香「え……」
P「俺はなぁ!必死にどれだけあがいても立った一人のアイドルさえAランクにさせてやれないダメプロデューサーだよ!!!でもなぁ!!本気でやってたんだ!!命かけてやってたんだ!!なのに!!!お前は!!」
P「どうして先にっ……!!!」
春香「そんな……プロデューサーさん……」
P「俺は……お前と一緒に……!」
春香「……」
P「……」
P「お前に何が分かる!!?一人でA
ランクまで上り詰めた春香様には全てお見通しってか?!ああ?!!はー、すごいすごいおめでとうございます!よかったですねぇ!!」
春香「え……」
P「俺はなぁ!必死にどれだけあがいても立った一人のアイドルさえAランクにさせてやれないダメプロデューサーだよ!!!でもなぁ!!本気でやってたんだ!!命かけてやってたんだ!!なのに!!!お前は!!」
P「どうして先にっ……!!!」
春香「そんな……プロデューサーさん……」
P「俺は……お前と一緒に……!」
春香「……」
P「……」
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 23:07:05.11 :hgRG4U570
春香「……」
P「……」
春香「……」
P「……」
春香「……あの」
P「すまん、言い過ぎた。ごめんな」
春香「いえ、そn
P「最後の事は忘れてくれ。プロデューサーとしてあるまじき発言だった。」
春香「そうじゃn
P「Aランク昇格おめでとう。これからもがんばってくれ」
春香「あのっ!!」
P「……なんだ」
春香「プロデューサーさん、ちょっと歯食いしばってください」
P「は?」
春香「……」
P「……」
春香「……」
P「……」
春香「……あの」
P「すまん、言い過ぎた。ごめんな」
春香「いえ、そn
P「最後の事は忘れてくれ。プロデューサーとしてあるまじき発言だった。」
春香「そうじゃn
P「Aランク昇格おめでとう。これからもがんばってくれ」
春香「あのっ!!」
P「……なんだ」
春香「プロデューサーさん、ちょっと歯食いしばってください」
P「は?」
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 23:07:37.99 :hgRG4U570
春香「えいっ!」ドゴォ
P「げふっ?!!!」
春香「プロデューサーさんは子供です!!ガキです!!!」
P「げほっ!ごほっ!」
春香「酷いですよ!一緒にがんばろうって言ってくれたじゃないですか!!今の舞台が終わったらまた一緒にやろうって言ってくれたじゃないですか!!」
P「いってぇ……グーはえぐいだろ……」
春香「私、これが終わったらまたプロデューサーさんと一緒だって、大好きなプロデューサーさんと一緒だってそう思って一生懸命がんばってきたんです!!」
春香「なのに、ヒック、なんでそんな酷い事、グスッ、言うんですかぁ……うぇぇえ」ポロポロ
春香「えいっ!」ドゴォ
P「げふっ?!!!」
春香「プロデューサーさんは子供です!!ガキです!!!」
P「げほっ!ごほっ!」
春香「酷いですよ!一緒にがんばろうって言ってくれたじゃないですか!!今の舞台が終わったらまた一緒にやろうって言ってくれたじゃないですか!!」
P「いってぇ……グーはえぐいだろ……」
春香「私、これが終わったらまたプロデューサーさんと一緒だって、大好きなプロデューサーさんと一緒だってそう思って一生懸命がんばってきたんです!!」
春香「なのに、ヒック、なんでそんな酷い事、グスッ、言うんですかぁ……うぇぇえ」ポロポロ
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 23:08:04.70 :hgRG4U570
P「……」
春香「うぅぅぇぇえぇええぇえ」
P「……すまん」
春香「そう、ヒグ、でずよぉ…ヒック」
P「ホントにごめん」
春香「……グス、許しません」
P「……どうしたらいい?」
春香「ちゃんと私の話、聞いてください……」
P「ああ……」
春香「ちゃんと私を見てください……」
P「ああ……」
春香「ちゃんと自分を見てください」
P「……ああ」
P「……」
春香「うぅぅぇぇえぇええぇえ」
P「……すまん」
春香「そう、ヒグ、でずよぉ…ヒック」
P「ホントにごめん」
春香「……グス、許しません」
P「……どうしたらいい?」
春香「ちゃんと私の話、聞いてください……」
P「ああ……」
春香「ちゃんと私を見てください……」
P「ああ……」
春香「ちゃんと自分を見てください」
P「……ああ」
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 23:12:12.23 :hgRG4U570
春香「それだったら許してあげます」
P「ありがとう……」
春香「……プロデューサーさん、そんなになるまで何も言ってくれなかったんですか?」
P「それは、その……かっこわるいじゃないか……こんなうじうじした男」
春香「……」
P「気持ち悪いだろ……」
春香「それだったら許してあげます」
P「ありがとう……」
春香「……プロデューサーさん、そんなになるまで何も言ってくれなかったんですか?」
P「それは、その……かっこわるいじゃないか……こんなうじうじした男」
春香「……」
P「気持ち悪いだろ……」
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 23:18:22.81 :hgRG4U570
春香「まぁ……そうですね……」
P「……だよな」
春香「でも、そんなプロデューサーさんもいいと思いますよ」
P「いいよそんな。慰めてくれなくても」
春香「でも、あるじゃないですかなんと言うか……好きな人なら許せちゃう、みたいな?」
P「は?それは一体――。」
春香「広い心を持つ天使な春香さんは何でも許せちゃうってことですよ!」
春香「まぁ……そうですね……」
P「……だよな」
春香「でも、そんなプロデューサーさんもいいと思いますよ」
P「いいよそんな。慰めてくれなくても」
春香「でも、あるじゃないですかなんと言うか……好きな人なら許せちゃう、みたいな?」
P「は?それは一体――。」
春香「広い心を持つ天使な春香さんは何でも許せちゃうってことですよ!」
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 23:18:52.82 :hgRG4U570
次の日
P「昨日は春香に悪い事したなぁ……」
春香「そんな事ないですよ」
P「春香!?いつのまに!?」
春香「そんな突然沸いたみたいな言い方……酷いです」
P「悪い悪い、で何か用か?」
春香「用がなければ話しかけちゃいけないんですか……?」ウルウル
P「いや、そんな事はない!いつでも話しかけてくれていいんだ!」
春香「ふふっ、プロデューサーさんって女の子の涙に弱いですよね」
P「なっ!?嘘泣きか!!はー、演技も上手くなったもんだなぁ……」
春香「感心するところそこですか……」
P「まぁいいじゃないか!春香の成長は俺にとってもうれしいことだからな!」
春香「あ、ありがとうございます///」
P「その調子でがんばれよ!」
次の日
P「昨日は春香に悪い事したなぁ……」
春香「そんな事ないですよ」
P「春香!?いつのまに!?」
春香「そんな突然沸いたみたいな言い方……酷いです」
P「悪い悪い、で何か用か?」
春香「用がなければ話しかけちゃいけないんですか……?」ウルウル
P「いや、そんな事はない!いつでも話しかけてくれていいんだ!」
春香「ふふっ、プロデューサーさんって女の子の涙に弱いですよね」
P「なっ!?嘘泣きか!!はー、演技も上手くなったもんだなぁ……」
春香「感心するところそこですか……」
P「まぁいいじゃないか!春香の成長は俺にとってもうれしいことだからな!」
春香「あ、ありがとうございます///」
P「その調子でがんばれよ!」
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 23:22:28.24 :hgRG4U570
春香「……プロデューサーさんは少し休んでくださいね!」
P「え?なんで」
春香「昨日の事もありますし精神的に疲れてるんだと思いますよ?それに目の下にすっごい隈ができてます。目も真っ赤ですし、なんだか疲れた顔してます」
P「え、そうか?問題ないと思うんだけどなぁ」
春香「大問題だったでしょう……とにかく今日はちゃんと休んでください!」
P「う~ん……でも体力は有り余ってるし……あ、そういえば春香、今日は午後から舞台の練習だったよな?送っていくよ」
春香「え、でも……」
P「大丈夫だって!」
春香「う~ん……わかりました。でもあんまり無茶したらだめですよ、プロデューサーさん!」
P「おう、ありがとうな春香。お前の練習を見ながら少しだけ休もうかな」
春香「えっ、練習見て行くんですか!?」
春香「……プロデューサーさんは少し休んでくださいね!」
P「え?なんで」
春香「昨日の事もありますし精神的に疲れてるんだと思いますよ?それに目の下にすっごい隈ができてます。目も真っ赤ですし、なんだか疲れた顔してます」
P「え、そうか?問題ないと思うんだけどなぁ」
春香「大問題だったでしょう……とにかく今日はちゃんと休んでください!」
P「う~ん……でも体力は有り余ってるし……あ、そういえば春香、今日は午後から舞台の練習だったよな?送っていくよ」
春香「え、でも……」
P「大丈夫だって!」
春香「う~ん……わかりました。でもあんまり無茶したらだめですよ、プロデューサーさん!」
P「おう、ありがとうな春香。お前の練習を見ながら少しだけ休もうかな」
春香「えっ、練習見て行くんですか!?」
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 23:23:50.32 :hgRG4U570
P「今日は新人のレッスンもないし、そっちはキャスト全員が集まる日だろ?だから色んな事務所の人がくるんだ。挨拶回りしておきたいしな」
春香「……やっぱり、お仕事なんですね」
P「あ……いや、その、大丈夫大丈夫!挨拶終わったらじっくり春香の練習見ながら休むから」
春香「……わかりました」
P「よし、じゃあ行くぞ。台本もったか?」
春香「忘れるわけないじゃないですか!ほらここに……って、あれ?ない!?」
P「おいおい……」
春香「あっ、あそこだ!ちょっと待ってて下さい!」
P「急げよー!あんまり時間ないんだからなー!」
春香「はーい!」
P(なんか昔…っても半年しかたってないが、昔を思い出すなぁ)
P「今日は新人のレッスンもないし、そっちはキャスト全員が集まる日だろ?だから色んな事務所の人がくるんだ。挨拶回りしておきたいしな」
春香「……やっぱり、お仕事なんですね」
P「あ……いや、その、大丈夫大丈夫!挨拶終わったらじっくり春香の練習見ながら休むから」
春香「……わかりました」
P「よし、じゃあ行くぞ。台本もったか?」
春香「忘れるわけないじゃないですか!ほらここに……って、あれ?ない!?」
P「おいおい……」
春香「あっ、あそこだ!ちょっと待ってて下さい!」
P「急げよー!あんまり時間ないんだからなー!」
春香「はーい!」
P(なんか昔…っても半年しかたってないが、昔を思い出すなぁ)
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 23:24:20.86 :hgRG4U570
ー劇場
春香「ー!……――――。……。」
P(ホントに演技が上手くなったんだなぁ……)
春香「―――。――――!」
P(俺の見てないところで、ちゃんと成長してるんだな……)
春香「――――――――、――――?……。」
P(……変わらないように見えて変わっていくんだな春香も)
春香「……変わりませんよ、ずっと」
P「え?」
ー劇場
春香「ー!……――――。……。」
P(ホントに演技が上手くなったんだなぁ……)
春香「―――。――――!」
P(俺の見てないところで、ちゃんと成長してるんだな……)
春香「――――――――、――――?……。」
P(……変わらないように見えて変わっていくんだな春香も)
春香「……変わりませんよ、ずっと」
P「え?」
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 23:25:12.73 :hgRG4U570
演出家「はい、ストップー!いいねー春香ちゃん!!この前より断然上手くなってる!!」
P(な、なんだ……芝居の台詞か……)
春香「ありがとうございます!」
演出家「んーこの前まではダメダメだったのに」
春香「あ、あはは……」
P(そうか、そうだよな……春香はもう立派な大人なんだ。ちゃんと前を向いてるんだ)
演出家「それじゃあ続きから稽古始めるわよー!」
P(後ろばっかり見て、過去に縋って……子供なのは俺だったんだ)
春香「はーいっ」
P(春香はもう、俺がプロデューサーじゃなくてもーー)
春香「――――――。」
役者「……。――。」
春香「!――!――!?」
P(ーーやっていける)
演出家「はい、ストップー!いいねー春香ちゃん!!この前より断然上手くなってる!!」
P(な、なんだ……芝居の台詞か……)
春香「ありがとうございます!」
演出家「んーこの前まではダメダメだったのに」
春香「あ、あはは……」
P(そうか、そうだよな……春香はもう立派な大人なんだ。ちゃんと前を向いてるんだ)
演出家「それじゃあ続きから稽古始めるわよー!」
P(後ろばっかり見て、過去に縋って……子供なのは俺だったんだ)
春香「はーいっ」
P(春香はもう、俺がプロデューサーじゃなくてもーー)
春香「――――――。」
役者「……。――。」
春香「!――!――!?」
P(ーーやっていける)
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 23:25:42.81 :hgRG4U570
ー千秋楽終了後
ー春香控え室
P「春香」
春香「あ、プロデューサーさん?ちょっと待っててください、今行きます!」
P「そんなに急がなくても大丈夫だ」
春香「そ、そうですか?わかりました……」
P「終わったら呼んでくれ」
春香「……はい」
P「それじゃ」バタン
P(俺は……きっと正しい選択ができているはずだ)
ー千秋楽終了後
ー春香控え室
P「春香」
春香「あ、プロデューサーさん?ちょっと待っててください、今行きます!」
P「そんなに急がなくても大丈夫だ」
春香「そ、そうですか?わかりました……」
P「終わったら呼んでくれ」
春香「……はい」
P「それじゃ」バタン
P(俺は……きっと正しい選択ができているはずだ)
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 23:26:12.55 :hgRG4U570
・
・
・
・
春香「どうぞ」
P「失礼します」
春香「は、はい」
P「まぁ、そんなに固くなるな」
春香「そ、そうはいってもですね……」
P「まずは、長い間お疲れさま。よくがんばったな、春香」
春香「……はい」
P「正直言ってお前はすごいよ。俺が嫉妬してしまうぐらいな。アイドルが自分で営業やって枕もしないで仕事取ってきて、全てをきちんとこなすなんて、まだ信じられないよ」
春香「ありがとうございます」
P「お前ほどの力があればすぐにSランクにもなれるだろう」
春香「それって……」
・
・
・
・
春香「どうぞ」
P「失礼します」
春香「は、はい」
P「まぁ、そんなに固くなるな」
春香「そ、そうはいってもですね……」
P「まずは、長い間お疲れさま。よくがんばったな、春香」
春香「……はい」
P「正直言ってお前はすごいよ。俺が嫉妬してしまうぐらいな。アイドルが自分で営業やって枕もしないで仕事取ってきて、全てをきちんとこなすなんて、まだ信じられないよ」
春香「ありがとうございます」
P「お前ほどの力があればすぐにSランクにもなれるだろう」
春香「それって……」
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 23:27:19.56 :hgRG4U570
P「ああ、トップアイドルはもう目と鼻の先だ!」
春香「じゃあプロデューサーさんと!」
P「だが」
春香「?」
P「その隣に俺はいない」
春香「……え?」
P「ああ、トップアイドルはもう目と鼻の先だ!」
春香「じゃあプロデューサーさんと!」
P「だが」
春香「?」
P「その隣に俺はいない」
春香「……え?」
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 23:27:45.12 :hgRG4U570
P「俺ではお前の足手まといになってしまう。俺は、天海春香と言う人間のプロデュースをするにはプロデューサーとしての素質に欠けるんだ」
春香「意味、わからないです……」
P「天海春香専任プロデューサーの……まぁ正確には専任だったプロデューサーの最後のプロデュースだ」
春香「意味わからないですよ!」
P「俺とトップアイドルを……目指すな」
春香「ッ!!」
P「……これが、俺の、プロデューサーとしての答えだ」
春香「イヤッ!!嫌です!!!プロデューサーさん約束したじゃないですか!!一緒にトップを取ろうって、私をトップアイドルにしてくれるって!!」
P「今の春香には俺の力は必要ないよ」
春香「必要です!必要ですよ!!プロデューサーさんと一緒じゃなきゃ意味がないんです!!お願いです!!お願いですから!!」
P「……すまん」
P「俺ではお前の足手まといになってしまう。俺は、天海春香と言う人間のプロデュースをするにはプロデューサーとしての素質に欠けるんだ」
春香「意味、わからないです……」
P「天海春香専任プロデューサーの……まぁ正確には専任だったプロデューサーの最後のプロデュースだ」
春香「意味わからないですよ!」
P「俺とトップアイドルを……目指すな」
春香「ッ!!」
P「……これが、俺の、プロデューサーとしての答えだ」
春香「イヤッ!!嫌です!!!プロデューサーさん約束したじゃないですか!!一緒にトップを取ろうって、私をトップアイドルにしてくれるって!!」
P「今の春香には俺の力は必要ないよ」
春香「必要です!必要ですよ!!プロデューサーさんと一緒じゃなきゃ意味がないんです!!お願いです!!お願いですから!!」
P「……すまん」
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 23:33:36.98 :hgRG4U570
春香「いやぁ、いやぁぁああぁ!私!私何のためにがんばってきたのか、わかんないよっ!
プロデューサーさんに心配かけたくなくてっ、迷惑かけたくなくて一生懸命やってきたのに、そのせいでプロデューサーさんが離れちゃうなら、意味ないじゃないですか!!プロデューサーさんがいないならアイドルなんてやってる意味ないじゃないですか!!!」
P「すまん……」
春香「どうしてですかぁぁぁいやですよぉぉおプロデューサーさぁん!!他の、他の人に乗り換えるんですか?!!!私を捨てて!」
P「……いや、俺はもう今月を持ってプロデューサーをやめようと思ってるんだ」
春香「え?ちょ、ちょっと待って」
P「気に入ったアイドルと少し離れただけで情緒不安定になったり嫉妬したり……今回の件で自分がプロデューサーに向いてないって痛感したんだ。だから、俺はプロデューサーをやめる」
春香「もうっ、わけわかんない……わけわかんないよ……」
春香「いやぁ、いやぁぁああぁ!私!私何のためにがんばってきたのか、わかんないよっ!
プロデューサーさんに心配かけたくなくてっ、迷惑かけたくなくて一生懸命やってきたのに、そのせいでプロデューサーさんが離れちゃうなら、意味ないじゃないですか!!プロデューサーさんがいないならアイドルなんてやってる意味ないじゃないですか!!!」
P「すまん……」
春香「どうしてですかぁぁぁいやですよぉぉおプロデューサーさぁん!!他の、他の人に乗り換えるんですか?!!!私を捨てて!」
P「……いや、俺はもう今月を持ってプロデューサーをやめようと思ってるんだ」
春香「え?ちょ、ちょっと待って」
P「気に入ったアイドルと少し離れただけで情緒不安定になったり嫉妬したり……今回の件で自分がプロデューサーに向いてないって痛感したんだ。だから、俺はプロデューサーをやめる」
春香「もうっ、わけわかんない……わけわかんないよ……」
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 23:36:57.56 :hgRG4U570
春香「約束……約束したのに……嘘つき」
P「……ああ、俺は嘘つきだ」
春香「好きだったのに」
P「……すまん」
春香「……」
P「……じゃあ、さよならだ、春香」
春香「約束……約束したのに……嘘つき」
P「……ああ、俺は嘘つきだ」
春香「好きだったのに」
P「……すまん」
春香「……」
P「……じゃあ、さよならだ、春香」
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 23:40:39.29 :hgRG4U570
数年後?
ー病院
P「zzz」
春香「……プロデューサーさん、私トップアイドルになれましたよ」
P「zzz」
春香「プロデューサーさん気づいてあげられなくてごめんなさい……」
P「……」パチ
春香「あのときプロデューサーさんはとっくに」
P「うああああああああ!!!ああ!あああああああ!!」
春香「壊れちゃってたんですね……」
数年後?
ー病院
P「zzz」
春香「……プロデューサーさん、私トップアイドルになれましたよ」
P「zzz」
春香「プロデューサーさん気づいてあげられなくてごめんなさい……」
P「……」パチ
春香「あのときプロデューサーさんはとっくに」
P「うああああああああ!!!ああ!あああああああ!!」
春香「壊れちゃってたんですね……」
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 23:42:52.95 :hgRG4U570
春香「ごめんなさい」
P「なんらよおおおおおれはおかしくねえ!!おい!!!」
春香「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
P「おい!そこニインのダレダヨ!!おいおまえかあああん?!」
春香「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
P「ああああああああああああああああああああああああああ」
春香「ごめんなさい」
P「なんらよおおおおおれはおかしくねえ!!おい!!!」
春香「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
P「おい!そこニインのダレダヨ!!おいおまえかあああん?!」
春香「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
P「ああああああああああああああああああああああああああ」
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 23:46:45.70 :hgRG4U570
春香(プロデューサーさんがおかしくなったのは私が最後の公演を終わらせたすぐ後だった。私が泣き崩れた後、プロデューサーさんは突然暴れはじめたそうだ)
春香(騒ぎを聞きつけて私がそこに到着したときプロデューサーさんは黄色い救急車に連れて行かれるところだった)
春香(プロデューサーさんがおかしくなったのは私が最後の公演を終わらせたすぐ後だった。私が泣き崩れた後、プロデューサーさんは突然暴れはじめたそうだ)
春香(騒ぎを聞きつけて私がそこに到着したときプロデューサーさんは黄色い救急車に連れて行かれるところだった)
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 23:52:03.13 :hgRG4U570
春香(後から社長に聞いた話だが、彼はずいぶん前からおかしくなっていたらしい。その兆候があのヒステリーだそうだ。私の見ていないところで社長にも掴みかかったりしていたらしい)
春香(医者はストレス性の精神障害だ、じきに治ると言っているが
プロデューサーさんはもう帰ってこないと私は思っている)
春香(私の好きだったプロデューサーさんは、もういない)
Happy end
春香(後から社長に聞いた話だが、彼はずいぶん前からおかしくなっていたらしい。その兆候があのヒステリーだそうだ。私の見ていないところで社長にも掴みかかったりしていたらしい)
春香(医者はストレス性の精神障害だ、じきに治ると言っているが
プロデューサーさんはもう帰ってこないと私は思っている)
春香(私の好きだったプロデューサーさんは、もういない)
Happy end
86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 23:53:04.92 :Uwiiagbl0
ハッピー…?
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 23:54:03.03 :hgRG4U570
途中で心折れて軌道修正しました
やっぱり僕にはいちゃいちゃとエロしか書けないようです
二度とシリアスに挑戦しようとは思いません
すみませんでした
途中で心折れて軌道修正しました
やっぱり僕にはいちゃいちゃとエロしか書けないようです
二度とシリアスに挑戦しようとは思いません
すみませんでした
89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/19(金) 23:55:10.19 :tYQhbIYs0
誰がどう見てもバッドエンド
たまには幸せなはるるんがみたい
たまには幸せなはるるんがみたい
コメント
お互いに歩み寄りが足らなかったんだろう