8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/27(土) 20:21:55.58 :JbNU3pNF0
咲「ど、どうしよう……」
和「どうしました、咲さん」
咲「和ちゃん……」
咲(相談したいけど、信じてもらえないよね……あんな病気)
和「咲さん?」
咲「……あのね、和ちゃん。私、エトペンなんだ」
和「はい?」
咲「今夜から、私を抱いて寝てくれないかな?」
咲「ど、どうしよう……」
和「どうしました、咲さん」
咲「和ちゃん……」
咲(相談したいけど、信じてもらえないよね……あんな病気)
和「咲さん?」
咲「……あのね、和ちゃん。私、エトペンなんだ」
和「はい?」
咲「今夜から、私を抱いて寝てくれないかな?」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/27(土) 20:30:56.92 :JbNU3pNF0
和「…………咲さん、病院に行きましょう」
咲「もう行ったよ」
和「…………お薬飲みましたか?」
咲「そもそも、貰ってないよ。薬で治らない病気なんだ……」
和「……そうですか」
咲「それで、その……ダメ、かな?」
和「咲さんを抱いて眠るという話ですか?」
咲「うん。ダメなら他の人に抱いてもらうよ……」
和「!?」
和「…………咲さん、病院に行きましょう」
咲「もう行ったよ」
和「…………お薬飲みましたか?」
咲「そもそも、貰ってないよ。薬で治らない病気なんだ……」
和「……そうですか」
咲「それで、その……ダメ、かな?」
和「咲さんを抱いて眠るという話ですか?」
咲「うん。ダメなら他の人に抱いてもらうよ……」
和「!?」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/27(土) 20:41:10.71 :JbNU3pNF0
和「な、なにを言ってるんですか!?」
咲「…………」
和「本気、なんですか?」
咲「…………うん」
和「……分かりました。咲さんを泊めていいか親に訊いてみます」
咲「え、いいの!? ありがとう、和ちゃん!」
和「あと、2時間で昼休憩の時間のはずなので、その時に電話します」
咲「あ、ごめん和ちゃん。やっぱり、他の人に抱いてもらうよ」
和「!?」
和「な、なにを言ってるんですか!?」
咲「…………」
和「本気、なんですか?」
咲「…………うん」
和「……分かりました。咲さんを泊めていいか親に訊いてみます」
咲「え、いいの!? ありがとう、和ちゃん!」
和「あと、2時間で昼休憩の時間のはずなので、その時に電話します」
咲「あ、ごめん和ちゃん。やっぱり、他の人に抱いてもらうよ」
和「!?」
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/27(土) 20:47:52.43 :JbNU3pNF0
咲「じゃあ、行くね」
和「ど、どこに行くんですか!?」
咲「京ちゃんのとこ、かな」
和「なっ!?」
咲「じゃあ、急ぐから」
和「ま、待ってください!」ダキシメ
咲「の、和ちゃん!?」
咲「じゃあ、行くね」
和「ど、どこに行くんですか!?」
咲「京ちゃんのとこ、かな」
和「なっ!?」
咲「じゃあ、急ぐから」
和「ま、待ってください!」ダキシメ
咲「の、和ちゃん!?」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/27(土) 20:54:39.57 :JbNU3pNF0
和「よく考えたら、エトペンを家に持ち帰るだけのことに、親の承諾はいりませんでした」
咲「和ちゃん……」
和「うちに帰りますよ、エトペン」
咲「うん」
和「よく考えたら、エトペンを家に持ち帰るだけのことに、親の承諾はいりませんでした」
咲「和ちゃん……」
和「うちに帰りますよ、エトペン」
咲「うん」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/27(土) 21:04:22.23 :JbNU3pNF0
咲「お、お邪魔しま~す」
和「エトペン、ベッドに座って」
咲「うn和「あら? エトペンが椅子の上にいる……?」
咲「え?」
和「で、でも、私の横にもエトペンが……」
和「……に、偽物!! どちらかが偽物なのね!!」
咲「お、お邪魔しま~す」
和「エトペン、ベッドに座って」
咲「うn和「あら? エトペンが椅子の上にいる……?」
咲「え?」
和「で、でも、私の横にもエトペンが……」
和「……に、偽物!! どちらかが偽物なのね!!」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/27(土) 21:07:52.41 :I+rPIeQ60
の、のどっち?
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/27(土) 21:08:23.84 :Hn8kM3K2P
和ちゃん迫真の演技
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/27(土) 21:16:04.62 :JbNU3pNF0
京太郎「俺が本物だ!!」
和「い、一体、どっちが偽物なの…………?」
咲「本物は私だよ! 和ちゃん! 偽物のほうは、京ちゃんだよ!」
和「あ、そういえば、本物は、腕に縫った跡があったはず……」
咲「ど、どうしよう……腕を縫わなきゃ…………」
咲「京ちゃん! 針と糸持ってない!?」
京太郎「持ってるよ! 貸してやるから、咲、俺の腕を捥いでくれ!」
咲「分かったよ、京ちゃん!」
京太郎「俺が本物だ!!」
和「い、一体、どっちが偽物なの…………?」
咲「本物は私だよ! 和ちゃん! 偽物のほうは、京ちゃんだよ!」
和「あ、そういえば、本物は、腕に縫った跡があったはず……」
咲「ど、どうしよう……腕を縫わなきゃ…………」
咲「京ちゃん! 針と糸持ってない!?」
京太郎「持ってるよ! 貸してやるから、咲、俺の腕を捥いでくれ!」
咲「分かったよ、京ちゃん!」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/27(土) 21:21:11.20 :0Z6WJhT10
あこれやばいやつだ
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/27(土) 21:24:31.27 :JbNU3pNF0
2時間後
和「エトペンが2つに増えました」
京太郎「」
和「けど、一体は、腕がとれてしまいました。これはいらない」
咲「」
和「もう一体は、きちんと、縫いあともある本物ですが、よごれてしまったので、洗わないといけませんね」
和「今日は、エトペンを抱いて寝れませんね」
2時間後
和「エトペンが2つに増えました」
京太郎「」
和「けど、一体は、腕がとれてしまいました。これはいらない」
咲「」
和「もう一体は、きちんと、縫いあともある本物ですが、よごれてしまったので、洗わないといけませんね」
和「今日は、エトペンを抱いて寝れませんね」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/27(土) 21:31:50.80 :JbNU3pNF0
ドア「コンコン」
和「はい」
久「和、エトペン部室に忘れてたわよ……って、あれ? 和が今持ってるのエトペン? 和、そんなに沢山エトペン持ってたっけ?」
和「増えました」
久「そう。いい傾向ね」
和「はい」
久「あと2体エトペンが手に入れば、長野大会にエントリー出来るわ」
ドア「コンコン」
和「はい」
久「和、エトペン部室に忘れてたわよ……って、あれ? 和が今持ってるのエトペン? 和、そんなに沢山エトペン持ってたっけ?」
和「増えました」
久「そう。いい傾向ね」
和「はい」
久「あと2体エトペンが手に入れば、長野大会にエントリー出来るわ」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/27(土) 21:34:22.49 :I+rPIeQ60
え?
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/27(土) 21:36:06.78 :JbNU3pNF0
久「またね、和。明日の朝練で会いましょう」
和「はい」
和「……部長、私が捨てようと思ってたエトペンも数に入れてましたね…………」
和「腕、縫うしかありませんか……」
久「またね、和。明日の朝練で会いましょう」
和「はい」
和「……部長、私が捨てようと思ってたエトペンも数に入れてましたね…………」
和「腕、縫うしかありませんか……」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/27(土) 21:42:45.52 :JbNU3pNF0
翌日 朝
和「おはようございます……って、私が一番乗りですか」
和(……でも、妙ですね。いつもなら、咲さんがいる時間なのに)
和「でも、3体になったエトペンのせいで、雀卓には一つしか空きがないので、咲さんがきても座れませんね……」
咲「」
京太郎「」
えとぺん「」
翌日 朝
和「おはようございます……って、私が一番乗りですか」
和(……でも、妙ですね。いつもなら、咲さんがいる時間なのに)
和「でも、3体になったエトペンのせいで、雀卓には一つしか空きがないので、咲さんがきても座れませんね……」
咲「」
京太郎「」
えとぺん「」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/27(土) 21:48:22.41 :JbNU3pNF0
ドア「ばーーん」
和「部長、もう少し静かに開けて下さいよ」
久「た、大変よ! 咲が行方不明らしいわ!」
和「!?」
久「しかも、咲の家で聞いた情報によると、咲は1時間に一度だかれないと死ぬ病気らしいの」
和「そ、そんな…………じ、じゃあ、既に死んでいる可能性も……」
久「…………えぇ、その可能性もあるわ」
ドア「ばーーん」
和「部長、もう少し静かに開けて下さいよ」
久「た、大変よ! 咲が行方不明らしいわ!」
和「!?」
久「しかも、咲の家で聞いた情報によると、咲は1時間に一度だかれないと死ぬ病気らしいの」
和「そ、そんな…………じ、じゃあ、既に死んでいる可能性も……」
久「…………えぇ、その可能性もあるわ」
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/27(土) 21:55:05.67 :JbNU3pNF0
和「そんな……。こんなことになるなら、昨日、咲さんを抱いてあげればよかった」
久「!? 昨日、咲にあったの!?」
和「はい」
久「な、なにか言ってなかった? 何処に行くとか」
和「そういえば、京ちゃんに会いに行くとか、言ってたような…………」
和「そんな……。こんなことになるなら、昨日、咲さんを抱いてあげればよかった」
久「!? 昨日、咲にあったの!?」
和「はい」
久「な、なにか言ってなかった? 何処に行くとか」
和「そういえば、京ちゃんに会いに行くとか、言ってたような…………」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/27(土) 22:00:28.12 :JbNU3pNF0
久「須賀くん、ね? 電話してみるわ」
京太郎「プルプル」
和「え、えとぺんが鳴いてる?」
久「…………ダメね、繋がらない。須賀くんから情報を聞きたかったのに」
和「そういえば、昨日、須賀くんにも会いました」
久「何処で?」
和「私の家で、えとぺんのフリをしていました」
久「須賀くん、ね? 電話してみるわ」
京太郎「プルプル」
和「え、えとぺんが鳴いてる?」
久「…………ダメね、繋がらない。須賀くんから情報を聞きたかったのに」
和「そういえば、昨日、須賀くんにも会いました」
久「何処で?」
和「私の家で、えとぺんのフリをしていました」
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/27(土) 22:04:55.62 :QxyfY7qP0
なにがなんだかわからない
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/27(土) 22:06:42.08 :JbNU3pNF0
久「…………そういえば、このえとぺん、須賀くんに似てるような……」
和「ぶ、部長、落ち着いて下さい。須賀くんには、腕に縫い目がありません」
久「ご、ごめんなさい。そうよね、このえとぺんには、縫い目がある……須賀くんじやないわ」
優希「遅れたじぇ~。あえ? 二人してどうしたのだ? 真剣な顔して」
久「…………そういえば、このえとぺん、須賀くんに似てるような……」
和「ぶ、部長、落ち着いて下さい。須賀くんには、腕に縫い目がありません」
久「ご、ごめんなさい。そうよね、このえとぺんには、縫い目がある……須賀くんじやないわ」
優希「遅れたじぇ~。あえ? 二人してどうしたのだ? 真剣な顔して」
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/27(土) 22:13:06.14 :JbNU3pNF0
久「……優希、落ち着いて聞いてね……咲が行方不明なの…………」
優希「? なに言ってるんだ、部長? 咲ちゃんなら、そこの雀卓に座ってるじぇ」
和(…………優希、現実が受けとめられないのね…………)
久「…………優希、信じたくない気持ちはわかるけど、あれはえとぺんよ」
優希「? どこからどうみても咲ちゃーーあ、縫い目がある……えとぺんだったじぇ」
久「……優希、落ち着いて聞いてね……咲が行方不明なの…………」
優希「? なに言ってるんだ、部長? 咲ちゃんなら、そこの雀卓に座ってるじぇ」
和(…………優希、現実が受けとめられないのね…………)
久「…………優希、信じたくない気持ちはわかるけど、あれはえとぺんよ」
優希「? どこからどうみても咲ちゃーーあ、縫い目がある……えとぺんだったじぇ」
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/27(土) 22:21:44.65 :JbNU3pNF0
ワカメ「おはようさーん」
久「あ、おはよう、まこ。4人そろったことだし、打つわよ」
和「あ、す、すいません、部長。私、昨日眠れなくて、一人で打っちゃいました……」
優希「じゅるいじぇ、のどちゃん。わたしなんか、家に注射器ないのに」
久「仕方ないわね、和は…………じゃあ、3人で打ちましょうか」
ワカメ「おはようさーん」
久「あ、おはよう、まこ。4人そろったことだし、打つわよ」
和「あ、す、すいません、部長。私、昨日眠れなくて、一人で打っちゃいました……」
優希「じゅるいじぇ、のどちゃん。わたしなんか、家に注射器ないのに」
久「仕方ないわね、和は…………じゃあ、3人で打ちましょうか」
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/27(土) 22:26:02.59 :JbNU3pNF0
久「うふふふふふふっ。やっぱり、打つのって楽しいわね」
優希「ふわふわするじぇー」
ワカメ「もう、わけワカメじゃー」
終わり
久「うふふふふふふっ。やっぱり、打つのって楽しいわね」
優希「ふわふわするじぇー」
ワカメ「もう、わけワカメじゃー」
終わり
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/27(土) 22:26:53.63 :I+rPIeQ60
乙乙
何を打ったんだ…
何を打ったんだ…
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/27(土) 22:28:06.72 :DJaKoOka0
お、乙……
コメント