♪「チャララーラ ラーララーラ――――」


　紬「あらナニか音楽が聞こえない？」

　澪「そういえばそうだな……」

　律「ナンのきょ――――」

　♪「タータタタータータタタータ――――」

　梓「これはッ！？」



　軽音部員一同「「「「「サンライズ！？」」」」」

　ドア『ガシャーン！！』


　澪「ああっドアが蹴破られて！！」

　律「テンガロンハットに皮のベストを着けて――――」

　唯「ブルロープを手に持った憂が突然乱入してきた―――！！」


　梓「お下がりください！お下がりくださいッ！！」

　憂「……………」す…
　唯をじっと見つめながら左腕を掲げ、サポーターの位置を直しております。

　唯「どったの憂？今日もお茶が――――」

　ダッ！

　ドガンッ！！！

　唯「がはっ！？へいじゅっ？！！！」

　ズンっ

　梓「ああー！！スタンピートダッシュからのハイタックル式ウェスタンラリアットだーーー！！！」

　澪「唯がラリアットをまともに受けた菊地 毅みたいなマンぐり状態にーーーー！！！」

　律「唯の旭日柄のパンツがもろだしだー！！」

　紬＜ニッポン万歳！！＞はぁはぁ



　注＝菊地選手のくだりは未確認です。すみません。

　憂「ウィーー！！！」


　梓「そして間髪入れずのテキサスロングホーンだーー！！」

　梓「と…ロングホーンは置いといて」よっこらせ

　梓「う…憂一体どうしたｎ――――」

　くるっ

　ドカンッ

　梓「ぶへらっ！狩人！！」

　ズンっ

　梓「貴女から旅立ちます……」

　がくっ

　律「ああーー！！今度は振り向きざまの回転式ラリアットだーーー！！！」

　澪「ひぃぃぃいーーー」がくぶる

　紬「バット・ガール！バットガール！！」りりーはぐっど

　憂「……………」じー

　澪「ひいっ！お、おい律…う、憂ちゃんがお前の事ジーとみてるぞ……」がくぶる

　律「な…なんだよっ！や、やるのかコノヤロー！（猪木風）」

　憂「ヘイッスパイビー！ハリーアップ！！スパイビー！！！」

　律「ダニー・スパイビー……ってこのデコの事かーー！！！」てっかりーん

　律「そうかい！」

　律「ならやってやんよっ！」

　がしっ！

　人さし指くるくる

　澪「え？」

　律「スパイビー・スパイクッ！！」

　グシャッ！

　澪「がっ―――！！なんでっ！？」

　がくっ

　律「どんなモンだい！憂ちゃん！！」ばっ

　律＜あ…憂ちゃんが目の前ｎ――――＞

　ドゴンッ！！

　律「たわばっ！現在建設会社勤務！！」

　ずん

　紬「更にノーモーションからのラリアットー！！？」

　憂「ウィーー！！」

　紬「そしてテキサスロングホーン！！」

　紬「正にブレーキの壊れたダンプカー状態だーーー！？」

　紬＜次は私……もうこうなったら！＞


　紬「どんとこいです」がばっ


　憂「デビアス」

　紬「デビアス？………テッド・デビアス……って――――」

　紬「ミリオンダラーマンって事かーー！！」

　紬「……でも私。デビアスさんのこと良く知らｎ――――」かしげ

　紬「あ――――憂ちゃ――――」

　ズバンッ！！

　紬「ぐはっナフコ熱田店！！」ナンかつぶれそう

　ズウン

　

　

　ドア「がちゃ」


　純「こんにちはー梓に用が有って来ましｔ――――！？」

　純「何…この惨状――――って！？」はっ！

　憂「…………」

　純「お、お前……」

　純「お前平田だろ」

　

　

　憂「平沢じゃー！！！」

　ドゴン！！

　純「しゃらべっぽ！じゅんじゅわじゅんじ！！」

　ずん

　純「しょっぱい試合で済みません……」

　がく
　

　

　澪「……いつ痛……律のヤツ…イキナリ何ｓ――――」

　澪「はっ！？」

　澪「何だこの光景は……」


　死屍累々。

　澪「律まで殺られ……ってナンで鈴木さんまｄ――――」


　澪「はっ！？憂ちゃ――――」

　ドゴン

　澪「ひでぶ！日笠さんは悪くない！！」

　ずん

　ドア「ガチャ」


　和「失礼します」

　和「ちょっと律。書類まｄ――――」はっ

　和「…………………………………」


　和「そうなんだ。じゃあ私生徒会行くね」

　ささっ

　ドア「がちゃん」

　和「大変。憂が――――」




　和「スタンハンセン病に罹ってしまったわ」




　おしまい。

　おあとがよろしいようで。


　

　この見る人が見たら物議を醸し出しそうな、

　至高のオチの為に書きました。

　取り敢えず、終わりまで書けて良かったです。

　有り難う御座いました。