1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/06(火) 21:31:54.94 :u96R8DwnP
某スレより拝借
タイトル通りのため若干のキャラ崩壊等々気に入らなかったらそっ閉じ推奨
書きためないから書きたい人いたらリレー方式でも
某スレより拝借
タイトル通りのため若干のキャラ崩壊等々気に入らなかったらそっ閉じ推奨
書きためないから書きたい人いたらリレー方式でも
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/06(火) 21:38:35.02 :u96R8DwnP
美希「……最近ハニーが全然構ってくれないの」
美希「ハニー、ハニー……」
P『なんだ美希。すまん今忙しいんだ』
P『だから後にしてくれ』
P『いい加減にしないか。お前だけのモノじゃないんだよ俺は』
美希「……そんなの、知ってるの」
美希「でも、ミキは……」
美希「ミキだけのモノになって欲しい……」
美希「ミキのこと、ちゃんと考えてくれる……」
美希「ハニー……」
真「美希? どうかした?」
美希「……真君?」
真「いつもの美希らしくないよ、何かあったの?」
美希「……ハニーが」
美希「……最近ハニーが全然構ってくれないの」
美希「ハニー、ハニー……」
P『なんだ美希。すまん今忙しいんだ』
P『だから後にしてくれ』
P『いい加減にしないか。お前だけのモノじゃないんだよ俺は』
美希「……そんなの、知ってるの」
美希「でも、ミキは……」
美希「ミキだけのモノになって欲しい……」
美希「ミキのこと、ちゃんと考えてくれる……」
美希「ハニー……」
真「美希? どうかした?」
美希「……真君?」
真「いつもの美希らしくないよ、何かあったの?」
美希「……ハニーが」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/06(火) 21:42:59.17 :u96R8DwnP
真「ハニー……あぁ、プロデューサーのこと」
美希「……」
真「でも忙しいみたいだし、仕方ないよ。僕も最近はレッスンばっかりで」
美希「真君も……?」
真「うん、まあ仕方ないよね。プロデューサー一人で皆プロデュースしてるんだし」
美希「……」
真「でもさ、特に美希なんていい方だと思うよ? 僕なんてなかなか付き合ってもらえなくて」
美希「ミキは、本当はもっともっとハニーといろんなことお話したりしたいの」
真「僕も同じだよ。でも、そうだよね。きっと僕より美希はプロデューサーのこと思ってる」
美希「……」
真「忙しい間はちょっと我慢してさ」
美希「嫌なの……」
真「そんなこと言っても……それに、無理にいったら余計嫌われちゃうかも」
美希「それも嫌なの……」
真「……僕じゃ、ダメかな?」
真「ハニー……あぁ、プロデューサーのこと」
美希「……」
真「でも忙しいみたいだし、仕方ないよ。僕も最近はレッスンばっかりで」
美希「真君も……?」
真「うん、まあ仕方ないよね。プロデューサー一人で皆プロデュースしてるんだし」
美希「……」
真「でもさ、特に美希なんていい方だと思うよ? 僕なんてなかなか付き合ってもらえなくて」
美希「ミキは、本当はもっともっとハニーといろんなことお話したりしたいの」
真「僕も同じだよ。でも、そうだよね。きっと僕より美希はプロデューサーのこと思ってる」
美希「……」
真「忙しい間はちょっと我慢してさ」
美希「嫌なの……」
真「そんなこと言っても……それに、無理にいったら余計嫌われちゃうかも」
美希「それも嫌なの……」
真「……僕じゃ、ダメかな?」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/06(火) 21:46:17.68 :u96R8DwnP
美希「え? ……真君?」
真「あ、いやその……僕も暇だし? 話し相手くらいにはなれるかなって」
美希「……話し相手」
真「うん、ダメかな?」
美希「ダメじゃないの……でも、ミキはハニーがいないと不安で……」
美希「ずっとずっと、一緒にいたいの……」
真「美希……でも」
美希「ハニー、ハニー……ねぇ、ハニー……」
真「美希、落ち着いて……」
美希「い、嫌……嫌なの……ハニー!」
真「美希っ!!」
美希「ま、真……君……?」
真「……もう、見てられないよ。そんなに苦しんでるなんて、僕思わなかった」
美希「……」
真「でも、僕じゃプロデューサーの代わりになれないけど、仲間だから。助けになりたいって思う」
美希「え? ……真君?」
真「あ、いやその……僕も暇だし? 話し相手くらいにはなれるかなって」
美希「……話し相手」
真「うん、ダメかな?」
美希「ダメじゃないの……でも、ミキはハニーがいないと不安で……」
美希「ずっとずっと、一緒にいたいの……」
真「美希……でも」
美希「ハニー、ハニー……ねぇ、ハニー……」
真「美希、落ち着いて……」
美希「い、嫌……嫌なの……ハニー!」
真「美希っ!!」
美希「ま、真……君……?」
真「……もう、見てられないよ。そんなに苦しんでるなんて、僕思わなかった」
美希「……」
真「でも、僕じゃプロデューサーの代わりになれないけど、仲間だから。助けになりたいって思う」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/06(火) 21:49:56.07 :u96R8DwnP
美希「真君が……?」
真「できるだけ、美希のそばにいてあげる……それじゃ、ダメかな?」
美希「……できるだけ」
真「ずっと……は無理かもしれないけどさ。落ち着くまで、ね?」
美希「……」
真「……美希?」
美希「……うん、ありがとう真君。美希、ちょっと変になってたみたい」
真「美希……ううん、よかった」
美希「それじゃ、できるだけミキのそばにいてくれるんだよね?」
真「うん、もちろんだよ」
美希「ミキのこと考えてくれるんだね?」
真「うん。僕たち、仲間だもん」
美希「……それじゃ」
――
美希「真君が……?」
真「できるだけ、美希のそばにいてあげる……それじゃ、ダメかな?」
美希「……できるだけ」
真「ずっと……は無理かもしれないけどさ。落ち着くまで、ね?」
美希「……」
真「……美希?」
美希「……うん、ありがとう真君。美希、ちょっと変になってたみたい」
真「美希……ううん、よかった」
美希「それじゃ、できるだけミキのそばにいてくれるんだよね?」
真「うん、もちろんだよ」
美希「ミキのこと考えてくれるんだね?」
真「うん。僕たち、仲間だもん」
美希「……それじゃ」
――
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/06(火) 21:53:53.79 :u96R8DwnP
真「お邪魔しまーす」
美希「どうぞどうぞ、なの」
真「へぇ、美希の部屋結構広いんだね」
美希「うん」
真「それにしても急にきてよかったの?」
美希「それは大丈夫なの」
真「そっか。それじゃ、何をしようか」
美希「うーん……真君に一つお願いがあるの」
真「お願い? 何?」
美希「……えっとね」
「ミキのモノになって欲しいの」
真「……え?」
美希「いいでしょ? ミキのこと、あんなに考えてくれてるなんて思わなかったの。それに、すごくうれしかった」
真「えっと……美希のこと大切に思ってるけど、その……モノっていうのは」
美希「どんなときでも、ミキの側にいてくれればいいの」
真「お邪魔しまーす」
美希「どうぞどうぞ、なの」
真「へぇ、美希の部屋結構広いんだね」
美希「うん」
真「それにしても急にきてよかったの?」
美希「それは大丈夫なの」
真「そっか。それじゃ、何をしようか」
美希「うーん……真君に一つお願いがあるの」
真「お願い? 何?」
美希「……えっとね」
「ミキのモノになって欲しいの」
真「……え?」
美希「いいでしょ? ミキのこと、あんなに考えてくれてるなんて思わなかったの。それに、すごくうれしかった」
真「えっと……美希のこと大切に思ってるけど、その……モノっていうのは」
美希「どんなときでも、ミキの側にいてくれればいいの」
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/06(火) 21:57:16.05 :u96R8DwnP
真「そ、それは……」
美希「ミキ、ハニーがいなきゃ無理だって思ったの。でも、真君がそういう風に言ってくれたから」
真「で、でもそれはさ。友達とかそういう範囲の話でしょ? できるだけっていったけど、いつでも……は無理だよ?」
美希「……どうして?」
真「そんなの決まってるじゃないか。僕だって普通に生活があるし、お仕事だって」
美希「生活も、ここですればいいの」
真「……美希、ふざけてる?」
美希「ふざけてなんかないの。ね、真君いいでしょ?」
真「……ごめん、やっぱり僕の手には負えないみたい。律子に連絡するよ」
美希「ダメなの」
真「……どうして?」
美希「真君が、逃げちゃうかもしれないでしょ?」
真「逃げるって……それじゃあ僕を監禁するってこと?」
美希「そんなキケンなことする気はないの。でも、ずっと側にいてもらわないと、ミキ……」
真「……わかった。とりあえずそういうことにしよう」
真「そ、それは……」
美希「ミキ、ハニーがいなきゃ無理だって思ったの。でも、真君がそういう風に言ってくれたから」
真「で、でもそれはさ。友達とかそういう範囲の話でしょ? できるだけっていったけど、いつでも……は無理だよ?」
美希「……どうして?」
真「そんなの決まってるじゃないか。僕だって普通に生活があるし、お仕事だって」
美希「生活も、ここですればいいの」
真「……美希、ふざけてる?」
美希「ふざけてなんかないの。ね、真君いいでしょ?」
真「……ごめん、やっぱり僕の手には負えないみたい。律子に連絡するよ」
美希「ダメなの」
真「……どうして?」
美希「真君が、逃げちゃうかもしれないでしょ?」
真「逃げるって……それじゃあ僕を監禁するってこと?」
美希「そんなキケンなことする気はないの。でも、ずっと側にいてもらわないと、ミキ……」
真「……わかった。とりあえずそういうことにしよう」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/06(火) 22:00:36.00 :u96R8DwnP
真(寝静まったらとりあえず家に帰って、律子に言えばいいよね)
真「えっと、それじゃご飯は?」
美希「ないの」
真「……え?」
美希「だって、ミキハニーのこと思ったら何も食べられなくて……」
真「だ、だからって……」
美希「もう3日くらい水しか飲んでないの。だから、真君も」
真「そ、そんなの無理に決まってるよ! ねぇ美希、しっかりしてよ! 本当におかしくなっちゃったの?」
美希「ミキは普通だよ? 真君がそういう風に言ってくれたから頑張ろうって思ったの」
真「だって……食べなきゃ僕ら死んじゃうんだ。ねぇ、美希」
美希「……」
真「……」
美希「どこに行くの?」
真「ごめん、もう無理だよ。僕は家に帰るね」
美希「嘘、ついたの?」
真(寝静まったらとりあえず家に帰って、律子に言えばいいよね)
真「えっと、それじゃご飯は?」
美希「ないの」
真「……え?」
美希「だって、ミキハニーのこと思ったら何も食べられなくて……」
真「だ、だからって……」
美希「もう3日くらい水しか飲んでないの。だから、真君も」
真「そ、そんなの無理に決まってるよ! ねぇ美希、しっかりしてよ! 本当におかしくなっちゃったの?」
美希「ミキは普通だよ? 真君がそういう風に言ってくれたから頑張ろうって思ったの」
真「だって……食べなきゃ僕ら死んじゃうんだ。ねぇ、美希」
美希「……」
真「……」
美希「どこに行くの?」
真「ごめん、もう無理だよ。僕は家に帰るね」
美希「嘘、ついたの?」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/06(火) 22:04:25.57 :u96R8DwnP
真「悪いけど今の美希は普通じゃないよ……律子に相談して、できるだけプロデューサーに来てもらうように頼むから」
美希「ハニー……?」
真「うん。だから少しだけ待ってて。それじゃ」
ガシッ
真「……美希?」
美希「ハニー……」
真「離してよ……」
美希「……ハニー」
真「ねぇ、美希……」
美希「ハニー、ハニー」
真「……ごめん」
美希「やっ!」
ガッ
真「足……ちょっと美希」
真「……怪我、しちゃうよ? 僕だってこのままここにいるのは……無理だから」
真「悪いけど今の美希は普通じゃないよ……律子に相談して、できるだけプロデューサーに来てもらうように頼むから」
美希「ハニー……?」
真「うん。だから少しだけ待ってて。それじゃ」
ガシッ
真「……美希?」
美希「ハニー……」
真「離してよ……」
美希「……ハニー」
真「ねぇ、美希……」
美希「ハニー、ハニー」
真「……ごめん」
美希「やっ!」
ガッ
真「足……ちょっと美希」
真「……怪我、しちゃうよ? 僕だってこのままここにいるのは……無理だから」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/06(火) 22:07:54.70 :u96R8DwnP
美希「いいの、ずっとここにいてくれれば……」
真「美希っ!」
美希「がっ……」
真「それじゃ……え?」
美希「は、に……」
真「美希……」
美希「まこと、君」
真「や、やだ……やだやだ!!」
美希「あっ、がっ……は、はにぃ……」
真「う、うわぁああ!! は、離れて! 離……美希?」
美希「は……」
真「う、嘘……ご、ごめん! 美希、ねぇ美希!」
美希「……すぅすぅ」
真「う、うぅ……どうしてこんなことに……」
――
美希「いいの、ずっとここにいてくれれば……」
真「美希っ!」
美希「がっ……」
真「それじゃ……え?」
美希「は、に……」
真「美希……」
美希「まこと、君」
真「や、やだ……やだやだ!!」
美希「あっ、がっ……は、はにぃ……」
真「う、うわぁああ!! は、離れて! 離……美希?」
美希「は……」
真「う、嘘……ご、ごめん! 美希、ねぇ美希!」
美希「……すぅすぅ」
真「う、うぅ……どうしてこんなことに……」
――
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/06(火) 22:12:57.93 :u96R8DwnP
美希「う、ん……あ、あれ?」
真「……起きた?」
美希「真君……?」
真「ごめん、つい……でも、ご飯は食べないと」
美希「……」
真「なんで何も言わないの……?」
美希「真君」
真「何?」
美希「ずっと、そばにいて?」
真「……」
美希「ミキのそばに」
真「い、いや……」
美希「ね、真君……真君……」
真「や、やめて……やめてよぉ……」
美希「……まこ、ハニー」
美希「う、ん……あ、あれ?」
真「……起きた?」
美希「真君……?」
真「ごめん、つい……でも、ご飯は食べないと」
美希「……」
真「なんで何も言わないの……?」
美希「真君」
真「何?」
美希「ずっと、そばにいて?」
真「……」
美希「ミキのそばに」
真「い、いや……」
美希「ね、真君……真君……」
真「や、やめて……やめてよぉ……」
美希「……まこ、ハニー」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/06(火) 22:20:11.70 :u96R8DwnP
真(……なんでだろう、美希に手を上げてしまったからかな)
真(この部屋から、出る気が起きないよ……何も食べてないのに……)
真(おなかすいたなぁ……でも、美希は)
美希「ハニー……」
真「……」
真(もう僕のことを呼んでるのか、プロデューサーのことを言ってるのかわからない)
真(……それに、部屋を出ようとすると)
美希「……どこに行くの?」
真「え? あ、いや……トイレに」
美希「いや、いやいやいや……」
真「み、美希……」
美希「いや、いかないでハニー……」
真「……」
真(大泣きしながら美希が抱き着いてくる……)
真(……もう僕は何をしたらいいんだろう)
真(……なんでだろう、美希に手を上げてしまったからかな)
真(この部屋から、出る気が起きないよ……何も食べてないのに……)
真(おなかすいたなぁ……でも、美希は)
美希「ハニー……」
真「……」
真(もう僕のことを呼んでるのか、プロデューサーのことを言ってるのかわからない)
真(……それに、部屋を出ようとすると)
美希「……どこに行くの?」
真「え? あ、いや……トイレに」
美希「いや、いやいやいや……」
真「み、美希……」
美希「いや、いかないでハニー……」
真「……」
真(大泣きしながら美希が抱き着いてくる……)
真(……もう僕は何をしたらいいんだろう)
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/06(火) 22:29:44.73 :u96R8DwnP
真「もう、夜……ううん、疲れて途中で寝ちゃったりしたからもう真夜中かな」
真「どうしてこの部屋には時計がないのかな……」
真「……家族の人もいない? ってことは元々美希の部屋じゃないのかな……」
真「……携帯もつながらないなんて、もともと監禁するように作られた部屋、というか家みたいだ」
真「だったら僕がやるべきことは……」
真「ここから逃げるか、このまま美希と一緒に過ごすか」
真「……もし、今寝てる間に逃げたら美希は」
真「でも……このままじゃ僕だって……」
真「……よし」
スッ
真「ごめん、美希……」
「どこに行くの、ハニー」
真「!! ……美希?」
真「もう、夜……ううん、疲れて途中で寝ちゃったりしたからもう真夜中かな」
真「どうしてこの部屋には時計がないのかな……」
真「……家族の人もいない? ってことは元々美希の部屋じゃないのかな……」
真「……携帯もつながらないなんて、もともと監禁するように作られた部屋、というか家みたいだ」
真「だったら僕がやるべきことは……」
真「ここから逃げるか、このまま美希と一緒に過ごすか」
真「……もし、今寝てる間に逃げたら美希は」
真「でも……このままじゃ僕だって……」
真「……よし」
スッ
真「ごめん、美希……」
「どこに行くの、ハニー」
真「!! ……美希?」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/06(火) 22:37:02.84 :u96R8DwnP
美希「ハニー」
真「あ、あはは。流石にお腹がすいたからさ。そうだ、一緒に買い物に行こうよ美希!」
美希「……買い物」
真「だっておなかも空いたでしょ? 僕なんかもうぺこぺこ……」
美希「……」
真「それに、外に出れば少しは気分転換にも……」
美希「ミキは、ハニーがいればそれでいいの」
真「で、でもさ! 僕だってミキがいればそれでいい。けど、このままじゃ二人とも死んじゃうよ?」
美希「いいの。ハニーと二人で、ずっとずっと……このまま」
真「美希……」
真(……もう、これは強行突破しか……え?)
真「んむっ?!」
美希「はにっ……んっ、はにぃ……」
真「み、みきやめっ! んっ……や、やだっ……」
美希「んちゅっ、はにぃ、だいすき……だいすきなの……」
美希「ハニー」
真「あ、あはは。流石にお腹がすいたからさ。そうだ、一緒に買い物に行こうよ美希!」
美希「……買い物」
真「だっておなかも空いたでしょ? 僕なんかもうぺこぺこ……」
美希「……」
真「それに、外に出れば少しは気分転換にも……」
美希「ミキは、ハニーがいればそれでいいの」
真「で、でもさ! 僕だってミキがいればそれでいい。けど、このままじゃ二人とも死んじゃうよ?」
美希「いいの。ハニーと二人で、ずっとずっと……このまま」
真「美希……」
真(……もう、これは強行突破しか……え?)
真「んむっ?!」
美希「はにっ……んっ、はにぃ……」
真「み、みきやめっ! んっ……や、やだっ……」
美希「んちゅっ、はにぃ、だいすき……だいすきなの……」
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/06(火) 22:40:33.25 :u96R8DwnP
真(もう、僕は限界だったかも。それが、美希のキスでもう)
真(お互いに部屋で寝転がったまま。起き上がるのはトイレの時くらいかな)
真(最初は、それも嫌だったのに……むしろ今は僕だって美希がいないと……)
真「……美希?」
美希「……はにぃ?」
真「なんでもないよ」
美希「……うん」
真「こっち、来て?」
美希「はにぃ……」
真「……」
チュッ
真(なんで、僕はこんな……)
真(でも、もういいや……確かにお腹の減りもきにならなくなってきたし……)
真(疲れちゃったから……このまま死んじゃっても……)
――
真(もう、僕は限界だったかも。それが、美希のキスでもう)
真(お互いに部屋で寝転がったまま。起き上がるのはトイレの時くらいかな)
真(最初は、それも嫌だったのに……むしろ今は僕だって美希がいないと……)
真「……美希?」
美希「……はにぃ?」
真「なんでもないよ」
美希「……うん」
真「こっち、来て?」
美希「はにぃ……」
真「……」
チュッ
真(なんで、僕はこんな……)
真(でも、もういいや……確かにお腹の減りもきにならなくなってきたし……)
真(疲れちゃったから……このまま死んじゃっても……)
――
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/06(火) 22:43:12.67 :u96R8DwnP
真「……ん、う、うぁ……」
真(朝……? お腹が減って……動けない……)
真(そうだ……)
真「……美希?」
美希「……すぅすぅ」
真「……まだ寝てるか」
真(疲れか、空腹かわかんないけど……目も良く見えないや)
真「もうちょっとだけ、僕も寝ようかな……」
真(起きてると、おなかすくし)
真「ん……ふぁ、美希?」
美希「……」
真「……美希?」
美希「……」
真「……ん、う、うぁ……」
真(朝……? お腹が減って……動けない……)
真(そうだ……)
真「……美希?」
美希「……すぅすぅ」
真「……まだ寝てるか」
真(疲れか、空腹かわかんないけど……目も良く見えないや)
真「もうちょっとだけ、僕も寝ようかな……」
真(起きてると、おなかすくし)
真「ん……ふぁ、美希?」
美希「……」
真「……美希?」
美希「……」
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/06(火) 22:46:35.98 :u96R8DwnP
真「美希、起きてる?」
美希「……」
真「?」
真(おかしいなぁ……こんなに長く、でも美希だったらあり得るかな)
真(体、相変わらず動かないや……ダイエットなんてするんじゃなかったなぁ)
真(でも、美希が気になる)
真「んっ……と、美希? ……美希?」
美希「……」
真「……美希?」
美希「……」
真「……生きてる、よね?」
美希「……」
真「……ねぇ、美希? 美希!!」
ピカッ
真「うわっ……眩しっ……!!!」
真「美希、起きてる?」
美希「……」
真「?」
真(おかしいなぁ……こんなに長く、でも美希だったらあり得るかな)
真(体、相変わらず動かないや……ダイエットなんてするんじゃなかったなぁ)
真(でも、美希が気になる)
真「んっ……と、美希? ……美希?」
美希「……」
真「……美希?」
美希「……」
真「……生きてる、よね?」
美希「……」
真「……ねぇ、美希? 美希!!」
ピカッ
真「うわっ……眩しっ……!!!」
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/06(火) 22:48:26.86 :u96R8DwnP
真「太陽の光……何日ぶり……」
真「……浴びたい。あぁ、外に出たい……」
真「なんだこの僕の格好……ねぇ、おなかがすいたよ……」
真「どうして、僕は……そうだ、美希が……」
真「美希が……?」
真「……今、死んでるかもしれない、けど」
美希「……」
真「……今なら」
真「……美希、起きてくれないの?」
真「……起きてくれないんだ。そっか」
真「太陽の光……何日ぶり……」
真「……浴びたい。あぁ、外に出たい……」
真「なんだこの僕の格好……ねぇ、おなかがすいたよ……」
真「どうして、僕は……そうだ、美希が……」
真「美希が……?」
真「……今、死んでるかもしれない、けど」
美希「……」
真「……今なら」
真「……美希、起きてくれないの?」
真「……起きてくれないんだ。そっか」
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/06(火) 22:52:56.45 :u96R8DwnP
真(なんだろう……生きたい。すごく、今何よりも生きたい)
真(怖いよ、すごく。なんで目の前で死んでるかもしれない人がいるのに……でもだから)
真(だから僕はそんなふうにならないようにって、無意識のうちに……)
真(外って、こんなに気持ちよかったんだね)
真(あぁ、おなかがすいたよ。……でも、まだ手が震えてる)
真(ドアを開けた瞬間、またあの声が聞こえるんじゃないかって。いや、聞こえてほしかった……けど)
真(聞こえなくて、安心しちゃった。……僕ってずるいな)
真(今? こんなこと考えながらなんとなく歩いてるけどもうすぐ……事務所に着くんじゃないかな)
真(何日経ってるんだろう。1日? 1週間?)
真(なんでもいいや……今、僕がやりたいことはもう決まってるんだ)
真「……おはよう」
律子「え? ちょ、真? どこに行ってたの? ってアンタその格好……」
真「何か、食べ物……」
バタッ
真(なんだろう……生きたい。すごく、今何よりも生きたい)
真(怖いよ、すごく。なんで目の前で死んでるかもしれない人がいるのに……でもだから)
真(だから僕はそんなふうにならないようにって、無意識のうちに……)
真(外って、こんなに気持ちよかったんだね)
真(あぁ、おなかがすいたよ。……でも、まだ手が震えてる)
真(ドアを開けた瞬間、またあの声が聞こえるんじゃないかって。いや、聞こえてほしかった……けど)
真(聞こえなくて、安心しちゃった。……僕ってずるいな)
真(今? こんなこと考えながらなんとなく歩いてるけどもうすぐ……事務所に着くんじゃないかな)
真(何日経ってるんだろう。1日? 1週間?)
真(なんでもいいや……今、僕がやりたいことはもう決まってるんだ)
真「……おはよう」
律子「え? ちょ、真? どこに行ってたの? ってアンタその格好……」
真「何か、食べ物……」
バタッ
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/06(火) 22:56:29.36 :u96R8DwnP
雪歩「おはようございます……ま、真ちゃん!?」
律子「しっ……寝てるのよ。なんでこんな格好……」
雪歩「……何日も着てたのかな、それに痩せたみたい……大丈夫でしょうか」
律子「わからない、けど……」
真「ん……律子……?」
雪歩「ま、真ちゃん!」
律子「真! よかった……」
真「……」
律子「一体何があったの? できれば話して」
真「……律子」
律子「何?」
真「美希、どこにいるかな」
律子「……そういえば、昨日今日見てないわね」
真「……それだけかな、僕が言えるのは」
律子「……わかった。でも、話したくなったらいつでも言うのよ」
雪歩「おはようございます……ま、真ちゃん!?」
律子「しっ……寝てるのよ。なんでこんな格好……」
雪歩「……何日も着てたのかな、それに痩せたみたい……大丈夫でしょうか」
律子「わからない、けど……」
真「ん……律子……?」
雪歩「ま、真ちゃん!」
律子「真! よかった……」
真「……」
律子「一体何があったの? できれば話して」
真「……律子」
律子「何?」
真「美希、どこにいるかな」
律子「……そういえば、昨日今日見てないわね」
真「……それだけかな、僕が言えるのは」
律子「……わかった。でも、話したくなったらいつでも言うのよ」
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/06(火) 23:00:55.05 :u96R8DwnP
真「うん、ありがと」
律子「……それじゃ、早速。真のことは雪歩に任せるわね。それと、留守もお願いね」
雪歩「は、はい! ……えっと」
真「……」
雪歩「ま、真ちゃん?」
真(美希があの状態で見つかっても僕のことはきっと……覚えてないか、誰も信じないかなぁ)
真(……僕がなんであのことを言わなかったか、っていうのは変な感じなんだけど)
真(あぁやって誰かに必要とされるって、すごく気持ちのいいことなんだって)
真(……時間が経っていく毎に、それが強くなってて)
真(気が付いたら、僕まで。……だから、これは思い出として取っておくんだ。……そして)
真「あ、ごめん雪歩。ちょっと……考え事」
雪歩「だ、大丈夫? 私心配で……その、服とか……何かあったの?」
真「うーん、ちょっとね……」
雪歩「……私じゃ、話ずらいかな」
真「え?」
真「うん、ありがと」
律子「……それじゃ、早速。真のことは雪歩に任せるわね。それと、留守もお願いね」
雪歩「は、はい! ……えっと」
真「……」
雪歩「ま、真ちゃん?」
真(美希があの状態で見つかっても僕のことはきっと……覚えてないか、誰も信じないかなぁ)
真(……僕がなんであのことを言わなかったか、っていうのは変な感じなんだけど)
真(あぁやって誰かに必要とされるって、すごく気持ちのいいことなんだって)
真(……時間が経っていく毎に、それが強くなってて)
真(気が付いたら、僕まで。……だから、これは思い出として取っておくんだ。……そして)
真「あ、ごめん雪歩。ちょっと……考え事」
雪歩「だ、大丈夫? 私心配で……その、服とか……何かあったの?」
真「うーん、ちょっとね……」
雪歩「……私じゃ、話ずらいかな」
真「え?」
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/06(火) 23:03:25.94 :QmznM0d/P
カルーアで書かれてた連鎖監禁だなこれ
59:訂正 ずらい→づらい:2012/11/06(火) 23:06:20.78 :u96R8DwnP
雪歩「……3日間、真ちゃんと会わなくて、ちょうどお仕事もお休みだったから仕方ないって思ってた」
雪歩「でも、さっき来て見たとき、怖かったんだよ? だって、だって真ちゃんが全然違う人みたいに……」
真「……ごめんね」
雪歩「ぐすっ、ごめん、私が勝手に思ってただけだから……うん、それで」
雪歩「律子さんがいるから大丈夫かなって思ったら、真ちゃん何も話さなかったでしょ?」
真「……」
雪歩「美希ちゃんと、何かあったの?」
真「……」
雪歩「美希ちゃん、昨日無断で休んでるの。それと、関係があったりするのかな……」
真「……」
雪歩「私、私こんなだけど真ちゃんの役に立ちたい……相談相手とか、できるだけ助けになりたいって思うから……」
雪歩「だから……よかったら話してほしい」
真「……ありがとう、雪歩。……でも、今いろいろ混雑しててさ」
雪歩「……そう、だよね」
真「でも、嬉しいよ。正直、僕一人じゃ心細くて……」
雪歩「……3日間、真ちゃんと会わなくて、ちょうどお仕事もお休みだったから仕方ないって思ってた」
雪歩「でも、さっき来て見たとき、怖かったんだよ? だって、だって真ちゃんが全然違う人みたいに……」
真「……ごめんね」
雪歩「ぐすっ、ごめん、私が勝手に思ってただけだから……うん、それで」
雪歩「律子さんがいるから大丈夫かなって思ったら、真ちゃん何も話さなかったでしょ?」
真「……」
雪歩「美希ちゃんと、何かあったの?」
真「……」
雪歩「美希ちゃん、昨日無断で休んでるの。それと、関係があったりするのかな……」
真「……」
雪歩「私、私こんなだけど真ちゃんの役に立ちたい……相談相手とか、できるだけ助けになりたいって思うから……」
雪歩「だから……よかったら話してほしい」
真「……ありがとう、雪歩。……でも、今いろいろ混雑しててさ」
雪歩「……そう、だよね」
真「でも、嬉しいよ。正直、僕一人じゃ心細くて……」
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/06(火) 23:09:26.35 :u96R8DwnP
雪歩「私じゃ力になれるかわからないけど……」
真「そんなことないよ、雪歩は僕の大切で、心強い仲間だよ!」
雪歩「ま、まことちゃ……」
真「……僕、ちょっと弱気になるよ」
雪歩「え?」
真「すごい、びっくりすることがあって。一人が怖いんだ」
雪歩「そ、そんなことがあったんだ……」
真「うん、でも大丈夫。雪歩がいてくれるから」
雪歩「そ、そんな……私なんてこんなだから、ダメダメで……」
真「雪歩」
雪歩「は、はい!」
真「……僕の助けになってくれる?」
雪歩「……うん! もちろんだよ」
真「……そっか。じゃあ」
雪歩「私じゃ力になれるかわからないけど……」
真「そんなことないよ、雪歩は僕の大切で、心強い仲間だよ!」
雪歩「ま、まことちゃ……」
真「……僕、ちょっと弱気になるよ」
雪歩「え?」
真「すごい、びっくりすることがあって。一人が怖いんだ」
雪歩「そ、そんなことがあったんだ……」
真「うん、でも大丈夫。雪歩がいてくれるから」
雪歩「そ、そんな……私なんてこんなだから、ダメダメで……」
真「雪歩」
雪歩「は、はい!」
真「……僕の助けになってくれる?」
雪歩「……うん! もちろんだよ」
真「……そっか。じゃあ」
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/06(火) 23:11:17.09 :u96R8DwnP
真(美希がやっていたように)
真(僕も、この胸に空いた穴を埋めたい)
真(そしたら、簡単じゃないか)
――監禁しよう
「僕のモノになってよ」
美希編 終
真(美希がやっていたように)
真(僕も、この胸に空いた穴を埋めたい)
真(そしたら、簡単じゃないか)
――監禁しよう
「僕のモノになってよ」
美希編 終
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/06(火) 23:15:08.20 :u96R8DwnP
お察しの通りカルーアのネタから
予定では美希→真→雪歩→千早→春香→やよい→伊織→亜美→真美→貴音→響→あずさ→小鳥→律子→P→美希
真編を書くか迷っている ちょっと休憩しつつ考えてくる
お察しの通りカルーアのネタから
予定では美希→真→雪歩→千早→春香→やよい→伊織→亜美→真美→貴音→響→あずさ→小鳥→律子→P→美希
真編を書くか迷っている ちょっと休憩しつつ考えてくる
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/06(火) 23:22:13.09 :u96R8DwnP
今回はこれで落とすかな
書いてみてだいたい方向決まったからシリーズ化させる気はないけど次はある程度溜めてから
Pがって期待はずれだった人はすまんかったね 支援サンクスでした
今回はこれで落とすかな
書いてみてだいたい方向決まったからシリーズ化させる気はないけど次はある程度溜めてから
Pがって期待はずれだった人はすまんかったね 支援サンクスでした
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/06(火) 23:28:35.29 :XixtPMU90
おつかれー
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