1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/18(日) 16:54:47.11 :8z1oIJgC0
P「音無さんを抱きしめたくなる」
律子「はい?」
P「音無さんを抱きしめたくなる」
律子「はい?」
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/18(日) 17:00:14.99 :8z1oIJgC0
律子「聞きたい事が色々あります」
P「答えられる範囲であれば」
律子「どうして私に言うんですか」
P「いま、事務所には俺と律子の二人きりだ」
律子「……はあ」
律子「どうして抱きつきたいんですか」
P「逆に聞くが、抱きつきたくならないのか?」
律子「なりませんよ」
律子「聞きたい事が色々あります」
P「答えられる範囲であれば」
律子「どうして私に言うんですか」
P「いま、事務所には俺と律子の二人きりだ」
律子「……はあ」
律子「どうして抱きつきたいんですか」
P「逆に聞くが、抱きつきたくならないのか?」
律子「なりませんよ」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/18(日) 17:07:11.39 :8z1oIJgC0
P「後ろからこう…ギュッと」
律子「……」
P「突然の出来事に驚くと思うんだよ」
律子「でしょうね」
P「いきなりどうしました、と言いつつも抵抗はしない」
律子「抵抗はすると思いますけど」
P「その時はアレだ」
律子「アレ?」
P「後ろからこう…ギュッと」
律子「……」
P「突然の出来事に驚くと思うんだよ」
律子「でしょうね」
P「いきなりどうしました、と言いつつも抵抗はしない」
律子「抵抗はすると思いますけど」
P「その時はアレだ」
律子「アレ?」
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/18(日) 17:11:30.88 :8z1oIJgC0
P「耳元て名前を囁く」
律子(うわぁ……)
P「これは効くだろう」
律子「まあ、殿方にそれをやられると……」
P「しおらしくなった音無さんの抱き心地を存分に楽しめる訳だ」
律子「スケコマシって知ってますか」
P「失礼な、俺は音無さん一筋だ」
律子(いっそ告白すればいいのに)
P「耳元て名前を囁く」
律子(うわぁ……)
P「これは効くだろう」
律子「まあ、殿方にそれをやられると……」
P「しおらしくなった音無さんの抱き心地を存分に楽しめる訳だ」
律子「スケコマシって知ってますか」
P「失礼な、俺は音無さん一筋だ」
律子(いっそ告白すればいいのに)
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/18(日) 17:20:49.55 :8z1oIJgC0
律子「この後にでも抱きしめてみるといいですよ」
P「うーん、隙が無いと言うか…」
P「抱きつく機会がなかなか無くてな」
律子「へえ」
P「仕方なく妄想で済ます毎日だ」
律子「妄想が先走りしすぎです」
P「お恥ずかしい」
律子「まったく……」
律子「この後にでも抱きしめてみるといいですよ」
P「うーん、隙が無いと言うか…」
P「抱きつく機会がなかなか無くてな」
律子「へえ」
P「仕方なく妄想で済ます毎日だ」
律子「妄想が先走りしすぎです」
P「お恥ずかしい」
律子「まったく……」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/18(日) 17:34:07.33 :8z1oIJgC0
P「喉乾いたな」
律子「そうですね」
P「何か飲み物でも買ってくるよ」
律子「私はミルクティでお願いします」
P「はいはい」
バタン
律子「……」
ガチャ
小鳥「お疲れ様です」
律子「あ、お疲れ様です」
P「喉乾いたな」
律子「そうですね」
P「何か飲み物でも買ってくるよ」
律子「私はミルクティでお願いします」
P「はいはい」
バタン
律子「……」
ガチャ
小鳥「お疲れ様です」
律子「あ、お疲れ様です」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/18(日) 17:36:32.61 :8z1oIJgC0
律子「プロデューサーに会いましたか?」
小鳥「え?」
律子「いえ、今ちょうど出て行ったばかりなので」
小鳥「そうなんですか」
律子「……なんか機嫌いいですね」
小鳥「あ、わかります?」
律子「なんとなく」
小鳥「えへへ、実はですね」
律子「プロデューサーに会いましたか?」
小鳥「え?」
律子「いえ、今ちょうど出て行ったばかりなので」
小鳥「そうなんですか」
律子「……なんか機嫌いいですね」
小鳥「あ、わかります?」
律子「なんとなく」
小鳥「えへへ、実はですね」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/18(日) 17:40:24.00 :8z1oIJgC0
律子「へえ、恋愛運が」
小鳥「はい!最高でした!」
小鳥「あなたの恋が進展する予感! 身近な人のアドバイスをよく聞くべし」
小鳥「……って」
律子「……そうですか」
小鳥「私にもついに春が」
律子「じゃあ、私からのアドバイスです」
小鳥「え?」
律子「気になる異性に背中を向けていると、いい事があるかも知れませんよ」
小鳥「背中、ですか?」
律子「はい」
律子「へえ、恋愛運が」
小鳥「はい!最高でした!」
小鳥「あなたの恋が進展する予感! 身近な人のアドバイスをよく聞くべし」
小鳥「……って」
律子「……そうですか」
小鳥「私にもついに春が」
律子「じゃあ、私からのアドバイスです」
小鳥「え?」
律子「気になる異性に背中を向けていると、いい事があるかも知れませんよ」
小鳥「背中、ですか?」
律子「はい」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/18(日) 17:45:28.29 :8z1oIJgC0
小鳥(逆にダメな気がするけど……)
小鳥(身近な人のアドバイスは聞いておいた方がいいわよね)
小鳥「わかりました」
律子「……ところで小鳥さん」
小鳥「はい」
律子「私って、抱き心地どうだと思います?」
小鳥「……はい?」
小鳥(逆にダメな気がするけど……)
小鳥(身近な人のアドバイスは聞いておいた方がいいわよね)
小鳥「わかりました」
律子「……ところで小鳥さん」
小鳥「はい」
律子「私って、抱き心地どうだと思います?」
小鳥「……はい?」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/18(日) 17:50:41.84 :8z1oIJgC0
律子「やっぱり良くないでしょうか」
小鳥「いいえ!」
ギュウ
律子「ひゃい!?」
小鳥「こんなに抱き心地が良いんですから~」
律子「ちょ、いきなりやめて下さい!」
やよい「わあ……」
伊織「見ちゃダメよ、やよい」
小鳥「……あ」
律子「……あ」
律子「やっぱり良くないでしょうか」
小鳥「いいえ!」
ギュウ
律子「ひゃい!?」
小鳥「こんなに抱き心地が良いんですから~」
律子「ちょ、いきなりやめて下さい!」
やよい「わあ……」
伊織「見ちゃダメよ、やよい」
小鳥「……あ」
律子「……あ」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/18(日) 17:53:16.08 :8z1oIJgC0
小鳥「ちょっと待」
伊織「ごゆっくり」
律子「訳を聞い……」
やよい「えっと、ごゆっくり?」
バタン
律子「……」
小鳥「……」
律子「どうしましょう」
小鳥「はは、あはは……」
小鳥「ちょっと待」
伊織「ごゆっくり」
律子「訳を聞い……」
やよい「えっと、ごゆっくり?」
バタン
律子「……」
小鳥「……」
律子「どうしましょう」
小鳥「はは、あはは……」
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/18(日) 17:55:42.47 :8z1oIJgC0
ガチャ
P「お待たせ……って」
律子「終わった…」
小鳥「何もかも…」
P(なんか雰囲気重い……)
律子「ミルクティ、小鳥さんにあげて下さい」
小鳥「貰います」
律子「私は伊織を説得しに行きます」
小鳥「はい……」
ガチャ
P「お待たせ……って」
律子「終わった…」
小鳥「何もかも…」
P(なんか雰囲気重い……)
律子「ミルクティ、小鳥さんにあげて下さい」
小鳥「貰います」
律子「私は伊織を説得しに行きます」
小鳥「はい……」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/18(日) 18:02:10.12 :8z1oIJgC0
P「音無さん、ミルクティです」
小鳥「ああ、そこにおいて置いて下さい」
小鳥「このままだと同性愛疑惑が……」
P(なんかブツブツ言ってるけど、これはチャンスなのでは)
P(事務所に二人きり、無防備な背中……やるしかない!)
小鳥(律子さんからのアドバイス…何だったかな……)
P「音無さん、ミルクティです」
小鳥「ああ、そこにおいて置いて下さい」
小鳥「このままだと同性愛疑惑が……」
P(なんかブツブツ言ってるけど、これはチャンスなのでは)
P(事務所に二人きり、無防備な背中……やるしかない!)
小鳥(律子さんからのアドバイス…何だったかな……)
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/18(日) 18:07:18.12 :8z1oIJgC0
ギュッ
小鳥(ええと、気になる異性に……)
小鳥「せな……!?」
P(あれ、反応薄い)
小鳥「えええええ!?」
P「わ! 暴れないで下さい」
ギュッ
小鳥(ええと、気になる異性に……)
小鳥「せな……!?」
P(あれ、反応薄い)
小鳥「えええええ!?」
P「わ! 暴れないで下さい」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/18(日) 18:12:27.17 :8z1oIJgC0
小鳥「き、あぅ……はひ!」
P「…小鳥」ボソッ
小鳥「っ……!」
P「力を抜いて」
小鳥「は、はひ……」
ギュゥ
小鳥(なんなのこれ! なんなのこれぇ!)
P(思った以上に素晴らスィー!!)
小鳥「き、あぅ……はひ!」
P「…小鳥」ボソッ
小鳥「っ……!」
P「力を抜いて」
小鳥「は、はひ……」
ギュゥ
小鳥(なんなのこれ! なんなのこれぇ!)
P(思った以上に素晴らスィー!!)
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/18(日) 18:20:44.72 :8z1oIJgC0
小鳥「ど、どうして急に……?」
P「音無さんの背中を見てたら衝動的に」
小鳥「……い」
P「はい?」
小鳥「名前で、呼んで下さい」
小鳥「さっきみたいに」
P「え、あ、はい……」
小鳥「ど、どうして急に……?」
P「音無さんの背中を見てたら衝動的に」
小鳥「……い」
P「はい?」
小鳥「名前で、呼んで下さい」
小鳥「さっきみたいに」
P「え、あ、はい……」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/18(日) 18:22:59.26 :8z1oIJgC0
P「……小鳥さん」
小鳥「はいっ」
やよい「……」ワクワク
伊織「見ちゃダメだってば」
小鳥「」
P「」
伊織「本ッ当に節操ないんだから!」
伊織「何なのよ! ウチの事務所は!」
P「……小鳥さん」
小鳥「はいっ」
やよい「……」ワクワク
伊織「見ちゃダメだってば」
小鳥「」
P「」
伊織「本ッ当に節操ないんだから!」
伊織「何なのよ! ウチの事務所は!」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/18(日) 18:24:47.61 :8z1oIJgC0
伊織「今度こそ帰るわ」
やよい「お幸せに~」
バタン
P(見られてもうた……)
小鳥(お幸せに……えへへ)
ガチャ
律子「やっと説得に成功しましたよ」
律子「って、あれ?」
P「……何でもないよ、はは…」
伊織「今度こそ帰るわ」
やよい「お幸せに~」
バタン
P(見られてもうた……)
小鳥(お幸せに……えへへ)
ガチャ
律子「やっと説得に成功しましたよ」
律子「って、あれ?」
P「……何でもないよ、はは…」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/18(日) 18:29:26.66 :8z1oIJgC0
小鳥「……」
律子「顔が緩み切ってますよ」
小鳥「……はっ!」
律子「いい事あったみたいですね」
小鳥「はい」
律子「抱き心地、どうでした?」
P「抱き心地は良かったよ」
P「今、生きた心地はしないけどな」
律子「うまい事言ったつもりですか」
小鳥「……」
律子「顔が緩み切ってますよ」
小鳥「……はっ!」
律子「いい事あったみたいですね」
小鳥「はい」
律子「抱き心地、どうでした?」
P「抱き心地は良かったよ」
P「今、生きた心地はしないけどな」
律子「うまい事言ったつもりですか」
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/18(日) 18:34:10.97 :8z1oIJgC0
P「もうアレだ」
P「開き直って毎日抱きしめる事にした」
律子「それはそれは」
やよい「……」
伊織「まったく……」
やよい(伊織ちゃんにギュッとしたらどうなるかな?)
おわり
P「もうアレだ」
P「開き直って毎日抱きしめる事にした」
律子「それはそれは」
やよい「……」
伊織「まったく……」
やよい(伊織ちゃんにギュッとしたらどうなるかな?)
おわり
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/18(日) 18:37:02.91 :9OdpF8/ZO
乙
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/18(日) 18:37:35.34 :bI2k+5j+0
やめないで、もう少し
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/18(日) 18:42:49.75 :DlpoQh4u0
その後が気になります!
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