荒木比奈「そうッス」

Ｐ「なんだそりゃ。同人誌のネタか？」

比奈「だいたいそうッス。新たなインスピレーション、というか何というか……」

Ｐ「おいおい、年末のコミ○出る気か。普通に仕事あるぞ」

比奈「コ○ケだけが発表の場じゃないっスよ。普通にピク○ブとか、小さな即売もありますし」

Ｐ「まぁ別に節度をわきまえればそういう活動してもかまわないけど、根はつめすぎるなよ」

比奈「一度は脱オタしましたけど、やっぱアタシと同人誌は切っても切れない関係なんスわ。
我書く故に我あり、っていうか……で、ネタ出しの為にＰさんの意見を聞こうかな、と」

Ｐ「なるほど。つまり、俺がどんな子をどんな感じでプロデュースしたいか、って事だな」

比奈「話が早くてありがたいスね。では……」

『アイドルマスター』

Ｐ「本家か！」

比奈「まぁ、手始めとして。モニターの前のみなさん、このＳＳでは『アイドルマスター』は架空のアニメ作品、という設定っスよ」

Ｐ「誰に向かって話してるんだよ」

比奈「メタ発言っス。気にしないでください」

Ｐ「はいはい。そうだな……天海春香と我那覇響、それから星井美希だな」

比奈「ほうほう。してその心は？」

Ｐ「春香はうちの（島村）卯月とカブるところもあるが、“あざとい”って所と多方面なキャラ性がある。決めセリフもあるのも強い」

比奈「“プロデューサーさん、○○ですよ、○○”ってやつっスね」

Ｐ「ああ。無個性主役といわれてるが、実際本当にいるとすればかなりの逸材だぞ。おいしいところは絶対逃さないしな」

.
比奈「なるほど。で、響はなんでっスか？　正直、『アイマス』登場勢の中じゃ一番ないかなーって思ってたんスが」

Ｐ「ふふ、甘いな比奈。考えてもみろ、現在、うちの事務所には２００人近いアイドルがいる。
しかしな、うちの事務所どころか、芸能界全体みても“全国区の地方アイドル”ってのはいないんだよ」

比奈「！！」

Ｐ「もちろん（奥山）沙織みたく訛りはウリって子もいるが、ナチュラルボーンしまんちゅなんて、まぁ、いないぞ。
売り出す方向性もあるが、俺ならまず真っ先に強化候補にするね」

比奈「な、なるほど。流石本業っスね。美希ちゃんはどうしてっスか？　杏ちゃんとカブる気もするっスが」

Ｐ「内面的な部分はな。あの圧倒的なカリスマは伊達じゃない」

比奈「なるほど……仮に（諸星）きらりや（星）輝子あたりと組んでも絶対に自分を崩すことはなさそうスね」

Ｐ「俺ならフェアリーみたく、ガチ勢で固めるね……っと。こんな答えで参考になるか？」

比奈「もちっス。流石Ｐさん、いろいろ考えてるんスね」

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『リトルバスターズ』

比奈「今やってるアレです。個人的には棗凛ちゃんなんかよさそうっスけどねぇ」

Ｐ「来ヶ谷とかな。コマリマックスとはるちんは論外だわ。」

比奈「即答っすね。てか小毬は駄目っスか。アニメよかったじゃないスか」

Ｐ「素であの服装センスは駄目だろ」

比奈「まぁ、アタシも人の事は言えないスけど、流石にアレはひどいっスね…」

Ｐ「だろ。　凛も悪くはないが、アイドルとしてだと、（前川）みく以上になれる気がしない」

比奈「クドちゃんはどうっスか?　大きなお友達から人気でそうっスよ？」

Ｐ「クドか。シナリオを除外して、キャラ単体でみればいいかもしれないな。アクセントに眼鏡をつけて、髪を……」

比奈「それ以上いけない」

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『涼宮ハルヒの憂鬱』

Ｐ「これは難しいなぁ」

比奈「みんな魅力的っスからねぇ」

Ｐ「アイドルでキャピキャピしてる長門は長門じゃない、ハルヒは俺の仕事もってっちゃうから除外として……」

比奈「すごい自分勝手な意見っスね。消失長門の派生と考えれば悪くはないような気もしまスが」

Ｐ「消失が限界だろ。総合的には鶴谷さんかな。みくるも売り出し方が大変だが、やりがいはありそうだ」

比奈「普通におっぱいキャラで売り出せばいいんじゃないんスか？」

Ｐ「うちには（及川）雫がいるからな。臆病さとあのルックスをどう売り出すか、Ｐ冥利につきそうだ」

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『セーラームーン』

比奈「お次は来年新アニメ化されると噂のこれっス。第一作の時点で、あの子たち中二っスよ」

Ｐ「（南条）光と一緒かよ。光ならそれよりもライダーになりたがるだろうが」

比奈「アタシ的には、やっぱりビーナスっスかね。亜美ちゃんもいいかも」

Ｐ「亜美はいいな。（大石）泉より賢くて、固そうだ。蛍は……アリだな」

比奈「（橘）ありすちゃん系っスね」

Ｐ「あらためて鑑みると全員スペック高いわ。俺がタキシード仮面クラスじゃないとうまくいきそうにない」

比奈「今度コスしてくださいよ」

Ｐ「断る！」

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『ＦＦ７』

Ｐ「個人的にはエアリス好きだが、育てたいのはティファだな」

比奈「アタシもエアリスかな。芯は強いエアリスをアタシ色に染めあげて……ムフフ」

Ｐ「何だ、その（喜多）日菜子みたいな妄想は」

比奈「神羅ビルでのレッド13との絡みは擬人化した上で是非欲しかったっスね！　おねショタっスよ、おねショタ！」

Ｐ「それだとまず年齢指定入るし、ナナキはパーティ入りできなかったけどな」

比奈「冗談は置いておいて。どうもティファがアイドルやってる想像ってつきにくいっス」

Ｐ「同感だ。ユフィは一番似合うんだろうが……」

比奈「……事務所のスタドリ・エナドリをゴッソリやられそうスね」

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『けいおん！』

比奈「梓に格闘技やらせたり、澪にローソンでキャンペーンやらせたり、ムギをグランドキャニオンで……」

Ｐ「それ以上いけない」

比奈「わかってるっスよ。しかしメタ発言で申し訳ないっスが、初期モバマスはいろいろチャレンジしすぎっスよね」

Ｐ「ああ。メタだが、安室・あやや・あゆなんかそのまんまだからなぁ……」

比奈「本当っスね。ちなみにそれを除けば誰ですか？」

Ｐ「んー、やっぱりあずにゃんだな。時点で律。澪はコントロール難しいぞ」

比奈「あー確かに。いくら恥ずかしいっていっても毎回毎回アレだと疲れるっスねー」

『Fate/stay night』

Ｐ「そうだな……ライダー、セイバー、凛かな。イリヤとさくらはちょっと難しいかもしれん」

比奈「なるほど、Ｐさんは処女厨っと」

Ｐ「何故そうなる。というか、どのルートのさくらはアイドルはなかなか難しいものがある」

比奈「……確かに。自分をかえてみたいって気もないでスし、Ｐさんが勧誘しても士郎がいるからなぁ」

Ｐ「だろ？　凛は機転が聞くし、ライダーは普通に口がうまいことまわるイメージがある。
セイバーもモデルなんかの仕事させたらピカ１だろうしな」

比奈「ロケ弁がすごい勢いで消費されそうスけどね」

Ｐ「サーヴァントだから体型の変化がないのは助かるがな……」

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『Fate Zero』

Ｐ「五次の次は四次か」

比奈「アイリスフィールとか素敵スよね」

Ｐ「確かにな。さくらに比べたら、アイドル活動している姿も容易に想像がつきそうだ」

比奈「セイバーはまぁ、変わらないとして……ウェイバーを女装してアイドル活動させるのはどうっスか？」

Ｐ「いわゆる『男の娘』か。バレるだろ、」

比奈「いや、わかんないスよ。今の時代、そういうニーズもあるみたいですし案外バレても平気かも」

Ｐ「むぅ……だが、女の子ちっくな顔した男に迫られるのも嫌だな、俺は」

比奈「ちょっと待って。“アイドルとして”なのに何で迫られるの前提なんスか。
“がははー、担当アイドルはみんな俺様の女だー”みたいな鬼畜スか、アンタは」

Ｐ「……担当アイドルが彼女になったら、って妄想くらい許してくれよ」

比奈「いーや、ダメっス。アタシ以外はダメっス……」ｶｱｯ

Ｐ「（いきなりデレるなよ……かわいいじゃないか）」

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『ガンダム』

比奈「気ぃとりなおして次っす。『ガンダム』、括りはＰさんに一任するっス」

Ｐ「まーた難しいところを……むぅ、本当に難しいな」

比奈「種じゃラクスやミーアが歌姫・アイドル的な立ち位置でしたけどね」

Ｐ「絶対ヤだよ。あの子たち絶対政治に絡み合ってるし」

比奈「最後は宗教みたいになりますしね。ハマーン様はどうすか？　高慢系アイドル、いいっスよ」

Ｐ「どう考えても俺がシャアになる以外、プロデュースさせてくれる事はなさそうだぞ」

比奈「……確かに」

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Ｐ「セイラさん……はビンタ怖いし、ロザミィは強化されてるし、プル’ｓは双子キャラにするには難しいし……」

比奈「宇宙世紀ならアイナ・サハリンとかもいいんじゃないスか」

Ｐ「なるほど。08ならキキ・ロジータも悪くないな。あとは……Ｇガンのアレンビー」

比奈「明確なカップリング相手がいないと妄想も捗るスね」

刹那「……エナンザム！！」

Ｐ「はいはい、刹那君はソレスタルビーイングに帰りましょうねー」

比奈「モバマスと00の親和性は異常スねー」

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『マクロス』

比奈「続いてコレっすね。アタシ的にはミンメイ・ミレーヌ・ランカっス」

Ｐ「俺は真逆だな。てか、あの作品はアイドルキャラよりもだな……」

比奈「アルト姫？」

Ｐ「違う！　個人的には『Fire Bomber』のプロデュースしてみたいな」

比奈「なるほど、Ｐさんはアルトよりバサラみたいなタイプが好み、と……」

Ｐ「お前は（大西）由里子か。バサラ達のあのパワー、現実でいたら間違いなく惹かれるぜ」

比奈「そりゃそうでしょうね。でも、あの人たちにはプロデュースなんて……」

Ｐ「いらないだろうな。でもな、それがイイんだよ」

比奈「わからないっスね。“○○はワシが育てた”とか、そんな感じっスか？」

Ｐ「ちょっと違うが……まぁいいや、次行こう」

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『新世紀エヴァンゲリオン』

Ｐ「まぁ、来るよな。テーマとして」

比奈「こなきゃダメっスよ。アタシ的にはレイよりアスカっすね」

Ｐ「個人的に綾波レイはかなりインパクト強かったんだが……アイドルしてるレイはもはやレイじゃないな」

比奈「同感っス。ミサトさんやリツコさんは年が厳しいし……」

Ｐ「そのセリフ、間違っても（柊）志乃さんや（高橋）玲子さんの前で言うなよ」

比奈「了解っス。マリとかカヲル君はどうっスか？」

Ｐ「マリはいいな。ノリノリでやってくれそうだ……そして普通にホモをいれるな」

比奈「バレたかー」

Ｐ「まぁ、仮に全員デビューさせたら多分一番売れるのはカヲルだろうけどな」

比奈「おねーさん方大興奮ですね、カヲル×シンジＰって」

Ｐ「逃げなきゃダメだ逃げなきゃダメだ逃げなきゃダメだ……」

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『ノルウェイの森』

Ｐ「意外なところがきたな、と。比奈も春樹なんて読むんだな」

比奈「最近映画にもなりましたし。てか、アタシだってそれくらい読むっス」

Ｐ「そうだな……アイドル、という観点ではやっぱり緑だな」

比奈「やっぱりそうっスよね。ちなみにＰさん的に、女の子としてなら直子と緑、どっちが好きっスか？」

Ｐ「レイコさん」

比奈「え」

Ｐ「レイコさん」

比奈「……」

Ｐ「……なんだ、その恐ろしい物でもみるような目は。あくまでキャラとしてなら、って話だ。現実は違う」

比奈「あーはいはい、次いくっスよ」

.
『パパのいう事聞きなさい！』

Ｐ「おいたん！」

比奈「ひなだお！」

Ｐ「……よし」ｸﾞｯ

比奈「Ｐサンはペド、と……」

Ｐ「ちょっと待て。てか、あの作品も普通に芸能界入りしてるのがいるからなぁ……」

比奈「次女っスね」

Ｐ「芸能界入りやアイドル活動を、キャラクターの個性の単なるひとつ扱いにしてはいけない（戒め）」

比奈「プロデューサー的発言っスね」

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『Ｋａｎｏｎ』

比奈「泣きゲー総本山いくっスよ。まずはKanon。真琴シナリオは感動でしたよねー」

Ｐ「そうだな。ただヒロインの中でアイドルとしてやれそうな子が少ないぞ」

比奈「それは、まぁ……あゆ・真琴は難しいとして、名雪ちゃんや元気になった栞ちゃんとかはどうっスか」

Ｐ「元気な栞って、それはもはや栞じゃないだろ」

比奈「うっ……」

Ｐ「名雪もアリだが、それなら俺は秋子さんをスカウトするな」

比奈「あー、確かに。それは盲点だったっスわ……じゃあ真琴じゃなくてジョニーを……」

Ｐ「待て、それはダメだ」

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『大悪司』

Ｐ「何故ここでそうなる」

比奈「いやー、泣きゲーの次は鬼畜ゲーかな、と」

Ｐ「抜きゲーを選ばなかっただけ褒めてやるよ。てか、やったのか？」

比奈「もちろん全ルート全キャラ攻略済っス。やっぱホッシーですね」

Ｐ「それなら『夜が来る！』やれよ……っと。プロデュースするなら殺っちゃんだな」

比奈「違いないっスね。ちなみにこましたいのは？」

Ｐ「夕子さん」

比奈「……」ｼﾞﾄ目

Ｐ「……悪いか？」

比奈「いーえ、別に」ｼﾞﾄ目

.
『ＡＩＲ』

比奈「趣旨は違いますが、国崎サンは何で子供相手の商売しかしなかったんスかね」

Ｐ「他のヒロインのせいで目立たないが、コミュ障だからなぁ」

比奈「なるほど。メイン３人＋過去だと、美凪が一番アイドル向いてそうっスね」

Ｐ「違いないな。俺はあえて『おはようのキスをする』のルートを選ぶぜ」

比奈「これだから男は……全く、しょうがないっス。観鈴ちんは……加蓮サンとカブるか」

Ｐ「それはあるが、それ以上に問題なのはあの病気だろ」

比奈「まぁ、確かに。中盤以降はアイドルやってけないっスよね」

Ｐ「加蓮は親愛度とアイドルランクがあがれば元気になるが、観鈴は親愛度あがるほど弱っていくからなぁ」

比奈「……ＳＲ＋で親愛度ＭＡＸになったらゴール（意味深）間違いなしっスね」

.
『ひぐらしのなく頃に』

比奈「レナはむずかしそうっスね」

Ｐ「梨花ちゃんは綿流しのシーンあるからな。演技力とか高そうだから面白そうだ」

比奈「魅音と詩音を腹黒双子ユニットとして……うん、イケる！」

Ｐ「お魎さんに許してもらえるかどうかがキモだが、悪くないな……」

比奈「そういえばあの作品って、確か昭和60年くらいの設定っスよね」

Ｐ「ああ。ガスなりで廃村にならざるをえない集落……今じゃとてもできない設定だな」

比奈「本当っスね。同人誌でも何でも、不謹慎ネタはある程度をすぎると変な人達がしゃしゃりでてくるのが問題っスよ」

Ｐ「だよなぁ。当事者でもない正義感溢れる自称・一般市民の方々には本当参るよ」

比奈「ドゥーユーノゥオヤシロサマ？」

Ｐ「イエス比奈ミサワ」

比奈「つれーわー正解率１％しかないからつれーわー」

.
『東方project』

Ｐ「プロデュースしたいかはともかく、確か“人をあつめる程度の能力”ってあったよな」
比奈「萃香の“密と疎を操る程度の能力”っスね」

Ｐ「あれいいよな。とりあえず集まってもらえば、ある程度ファンはできやすいし」

比奈「そこから、っスか。でも酒飲み幼女なんて（片桐）早苗さんが黙っちゃくれないっスね」

Ｐ「だからプロデュースしたいかは別だって！　そうだな……アリス・マーガトロイド、霧雨魔理沙、東風谷早苗あたりかな」

比奈「順当っスね。早苗さんは信仰を…なんていえばホイホイアイドルやってくれそうっス。
Ｐさんにとっちゃチョロい相手なんじゃないっスか？」

Ｐ「何だよ、人を怪しいスカウトマンみたいに」

比奈「Ｐサンよくそういう誘惑で人を引っ張ってきてるじゃないですかやだー」

Ｐ「……さぁ、次いってみようか」

.
『中二病でも恋がしたい！』

比奈「今はやりの中二病。みてたらちょっと胸の奥にクるものがあるっス」

Ｐ「くみん先輩かわいいよな。一緒に昼寝したいよ」

比奈「やっぱり六花ちゃんが人気っスよね。ちっちゃくてかわいいですし」

Ｐ「凸守もウザカワイイキャラでいい感じだよ。森サマーとのかけあいがベネ（良い）」

比奈「（神崎）蘭子チャンみたいな照れ隠しや陶酔型とも違う、逃避ちっくな彼女がどうなるか注目っスね」

Ｐ「主人公の家族すごいよな。ロリ、中学生の妹、若作りの母親に海外出張の父……完璧すぎる」

比奈「……どうしたんスか」

Ｐ「闇の炎に抱かれて死ねぇ、俺の中学時代！」

比奈「（……どんなんだったんだろう）」

.
『俺の妹がこんなにかわいいワケがない』

Ｐ「沙織ってなにげに高スペックだよな」

比奈「桐乃が高スペックオタ扱いされてるけど、確かにバジーナのほうがいいっスよね、お約束おさえてるし」

Ｐ「メガネをとったら……ってな。（上条）春菜は怒るだろうが」

比奈「そういえば、黒猫ちゃんって作中で高校になってるんスよね」

Ｐ「ああ。蘭子がたしか中二病繋がりでカバー帯に寄稿の仕事頼まれてたよな」

比奈「スピンオフのマンガっスね。先の『中二病気でも～』といい、中二病キャラも増えてきたっスね」

Ｐ「比奈もそーいう系の仕事やってみるか？」

比奈「あー、アタシの黒歴史はもっとヒドいんで、カンベンっス」

.
『真夏の夜の淫夢』

Ｐ「ファッ？！（困惑）」

比奈「野獣先輩をプロデュースしようとして、逆にプロデュースされるＰサンとか……」

Ｐ「何故そうなる、たまげたなぁ……答えるとすれば、絶対にないな」

比奈「だらしねぇっスね……じゃあＰサンがＴＤＮの夜をプロデュースしよう（提案）」

Ｐ「はいはい、次いこう」

比奈「ホモはせっかち、はっきりわかんだね」

Ｐ「なんてことだ……なんてことだ……」

比奈「この流れがイヤなら今すぐアタシにキスしてほしいっス」

Ｐ「ヤだよ、こんな流れで」

比奈「（二人は幸せなキスをして終了、ってオチじゃ）いかんのか？」

Ｐ「いかんでしょ」

.
『To Heart』

Ｐ「ＨＭＸ－12」

比奈「マルチっスか。葵ちゃんとかはどうっスか？」

Ｐ「マルチ」

比奈「レミィとか来栖川姉妹も面白いと思うっスよ」

Ｐ「マルチ一択だろ、ＪＫ」

比奈「妙に拘るっスね……Ｐさんも東鳩で目覚めたクチっスか？」

Ｐ「ああ。最初はあかりだったが、マルチのシナリオで号泣してな。ぶっちゃけ、俺の嫁は後にも先にもマルチだけだ。
“こみパ”アニメ１話のマルチとかもはや天使だろ、あの笑顔ひとつでこみパのオタク共全員の存在を食ってたね」

比奈「…………」ｽﾁｬ

Ｐ「……どうした、比奈？」

.
比奈「いや、ちょっとイジけてみたいなーって感じで」

Ｐ「……？」

比奈「いや、お世辞にも付き合ってる人がアニメキャラとはいえ、他の女の子について力説してるのも変なかんじってゆーか……」

比奈「わかってるんスよ？　Ｐサンちゃんとアタシのこと考えてくれますし、アタシだって二次元キャラprprしますし、
そこんところは別モノってのはわかってるんス。でも、なんていうか……」

Ｐ「……」ﾆﾔﾆﾔ

比奈「なっ、なんスか！　その笑顔は！　そんな格好してもマルチのコスなんかしないっスよ！」

Ｐ「いや、比奈がかわいいなーって」ﾆﾔﾆﾔ

比奈「……そっ、そんな事ないっス！」ｶｧｰｯ

.
Ｐ「いーや、かわいい」

比奈「かわいくないっス！」

Ｐ「どのアイドルよりかわいい」

比奈「ないっス！　絶対小日向チャンやちえりんのほうがかわいいっス！」

Ｐ「どのアニメキャラよりもかわいい」

比奈「それこそないっス！　それなら、アタシとマルチ、どっちがかわいいっスか」

Ｐ「マルチ」

比奈「」

Ｐ「冗談だ」

.
Ｐ「大丈夫だって。たとえマルチがこの世界にいても、比奈がアニメキャラでも、俺にとっては
比奈が一番かわいいし、大好きだから」

比奈「……目ぇ腐ってやがりますね、アタシの彼氏は」

Ｐ「の割にはすごく笑顔だぞ」

比奈「だって、すごく嬉しいんスよ、いいじゃないっスか」

Ｐ「ははは。それじゃあこのあたりでもっかい始めるか？」

比奈「……はぁ、仕方ないっスね」ﾆｯｺﾘ




（二人は幸せなキスをして）終了
.

終わりです。ありがとうございました。

比奈とＰがダラダラ過ごしながらイチャイチャするオチのため、適当に他のアニメやゲーム談義させてみました。
オタってある程度許せる相手だとしだいに暴走する傾向あるけど、それを受け止めてあげる度量が必要だと思うなーって。




ピロートークでオタトークしたっていいじゃない、プロデューサーだもの　　みつを