1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 13:34:41.26 :Ovkt2qwR0
P「え?」
美希「だから~、おにぎりがこわいの! もう顔も見たくないってカンジ!」
P「そ、そっか……昨日まであんなにおにぎりおにぎり言ってたのに、どうしたんだ?」
美希「あはっ! 女の子のキモチはフクザツなんだよ?」
P「ふーん……そういうもんか」
美希「そういうもんなの! えへへ……」
P「……」
美希「あっ! あとあと~、ミキ的には、ハニーもすっごく、すー……っごく! こわいの!」
P「えぇ!?」
P「え?」
美希「だから~、おにぎりがこわいの! もう顔も見たくないってカンジ!」
P「そ、そっか……昨日まであんなにおにぎりおにぎり言ってたのに、どうしたんだ?」
美希「あはっ! 女の子のキモチはフクザツなんだよ?」
P「ふーん……そういうもんか」
美希「そういうもんなの! えへへ……」
P「……」
美希「あっ! あとあと~、ミキ的には、ハニーもすっごく、すー……っごく! こわいの!」
P「えぇ!?」
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 13:38:09.99 :Ovkt2qwR0
P「えっと……ごめんな、美希」
美希「どうして謝るの?」
P「いや、気付かないうちに俺、美希に何かしちゃったのかなと思って」
美希「え~? ハニーはなんにもしてないよ?」
P「じゃあなんで、急にこわいだなんて……」
美希「だって春香がさっき、そう言えばいいって……」
P「春香?」
美希「あ、そ、そのー……なんでもないの」
P「……?」
P「えっと……ごめんな、美希」
美希「どうして謝るの?」
P「いや、気付かないうちに俺、美希に何かしちゃったのかなと思って」
美希「え~? ハニーはなんにもしてないよ?」
P「じゃあなんで、急にこわいだなんて……」
美希「だって春香がさっき、そう言えばいいって……」
P「春香?」
美希「あ、そ、そのー……なんでもないの」
P「……?」
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 13:43:26.31 :Ovkt2qwR0
P「……おにぎり」
美希「!」ピョコン
P「実は美希が寝てる間にさ、コンビニで買ってきたんだ。新発売のめんたいこツナマヨネーズ」
美希「わぁ~……! ねぇねぇ、それ、ミキにくれるの!?」
P「そのつもりだったんだけど……やっぱやめとこうか」
美希「え~!? どうして!?」
P「だって、おにぎりが嫌いになったんだろ?」
美希「おにぎりを嫌いになるなんて、そんなのありえないってカンジ!」
P「えぇ!? だってさっき、こわいって言ってたじゃないか」
美希「怖いけど決して嫌いにはなれない、おにぎりはそんなソンザイなの」
P「そ、そっか……」
美希「ねぇはにぃ~、それ、ちょうだ~いん」ウッフン
P「……うーん」
P「……おにぎり」
美希「!」ピョコン
P「実は美希が寝てる間にさ、コンビニで買ってきたんだ。新発売のめんたいこツナマヨネーズ」
美希「わぁ~……! ねぇねぇ、それ、ミキにくれるの!?」
P「そのつもりだったんだけど……やっぱやめとこうか」
美希「え~!? どうして!?」
P「だって、おにぎりが嫌いになったんだろ?」
美希「おにぎりを嫌いになるなんて、そんなのありえないってカンジ!」
P「えぇ!? だってさっき、こわいって言ってたじゃないか」
美希「怖いけど決して嫌いにはなれない、おにぎりはそんなソンザイなの」
P「そ、そっか……」
美希「ねぇはにぃ~、それ、ちょうだ~いん」ウッフン
P「……うーん」
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 13:48:55.74 :Ovkt2qwR0
P「……ま、いいか。ほら」
美希「あはっ! ありがと~、ハニー! だーいすきっ!」
P「はいはい、ありがとうなの」
美希「……おいひぃの~……♪」モグモグ
P「でもさっき、俺のこともこわいって言ってなかったっけ?」
美希「……?」モグモグ
P「……」
美希「……ごっくん! うん、言ったよ!」
P「なのに、だいすきって言ってくれるのか?」
美希「ハニーはすっごく、すーっごくこわいけど、でもだいすきなのは変わらないの」
P「……美希って実は、俺様系の人が好みなのか……?」
美希「ミキ、そんなの、や!」
P「……難しいんだな、女心」
美希「あはっ! そうだよ、実にフクザツなの~」
P「……ま、いいか。ほら」
美希「あはっ! ありがと~、ハニー! だーいすきっ!」
P「はいはい、ありがとうなの」
美希「……おいひぃの~……♪」モグモグ
P「でもさっき、俺のこともこわいって言ってなかったっけ?」
美希「……?」モグモグ
P「……」
美希「……ごっくん! うん、言ったよ!」
P「なのに、だいすきって言ってくれるのか?」
美希「ハニーはすっごく、すーっごくこわいけど、でもだいすきなのは変わらないの」
P「……美希って実は、俺様系の人が好みなのか……?」
美希「ミキ、そんなの、や!」
P「……難しいんだな、女心」
美希「あはっ! そうだよ、実にフクザツなの~」
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 13:54:08.70 :Ovkt2qwR0
美希「ごちそうさまでした!」
P「おぉ……あれだけあったのに、見事に全部たいらげたな」
美希「おいしかったよ! ありがとね、ハニー」
P「どういたしまして。それじゃあ俺も、そろそろ仕事に……」
美希「…………」ポケー
P「……ん、どうした? ポケーっとして」
美希「……おなかいっぱいになったら、また眠くなってきちゃった」
P「今日の予定はもう終わったんだし、家に帰ってゆっくり寝ててもいいんだぞ」
美希「でもぉ……ミキ、今日は……ハニーといっしょに……帰……」
コックリ コックリ
美希「……すぅ……すぅ……」
P「……椅子に座ったまま寝てる……」
美希「ごちそうさまでした!」
P「おぉ……あれだけあったのに、見事に全部たいらげたな」
美希「おいしかったよ! ありがとね、ハニー」
P「どういたしまして。それじゃあ俺も、そろそろ仕事に……」
美希「…………」ポケー
P「……ん、どうした? ポケーっとして」
美希「……おなかいっぱいになったら、また眠くなってきちゃった」
P「今日の予定はもう終わったんだし、家に帰ってゆっくり寝ててもいいんだぞ」
美希「でもぉ……ミキ、今日は……ハニーといっしょに……帰……」
コックリ コックリ
美希「……すぅ……すぅ……」
P「……椅子に座ったまま寝てる……」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 14:00:07.04 :Ovkt2qwR0
P「よっこい、しょういちっと……」
ゴロン
美希「……うぅん……むにゃむにゃ……」
P「えーっと、毛布毛布……あった」
ファサッ……
美希「……んふふ……あったかいの~……」モゾモゾ
P「……」
美希「……すぅー……すぅ……」
P(……可愛い寝顔だな)
P(しかしなんで、急にこわいだなんて言い始めたんだろ?)
亜美「ねぇねぇ兄ちゃんっ!」ピョン
P「うわぁっ、あ、亜美!? しー! しー……! 起きちゃうだろ」
P「よっこい、しょういちっと……」
ゴロン
美希「……うぅん……むにゃむにゃ……」
P「えーっと、毛布毛布……あった」
ファサッ……
美希「……んふふ……あったかいの~……」モゾモゾ
P「……」
美希「……すぅー……すぅ……」
P(……可愛い寝顔だな)
P(しかしなんで、急にこわいだなんて言い始めたんだろ?)
亜美「ねぇねぇ兄ちゃんっ!」ピョン
P「うわぁっ、あ、亜美!? しー! しー……! 起きちゃうだろ」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 14:06:21.22 :Ovkt2qwR0
亜美「亜美ね、おまんじゅうこわい!」
P「……は?」
亜美「だからぁ~、おまんじゅうがこわいんだってば!」
P「亜美、甘いもの苦手だったっけ?」
亜美「うあうあー! 兄ちゃん全然違うよ~! 亜美はね、おなかすいちゃったってことが言いたいの!」
P「ううん……ごめんな、言っている意味がわからないよ」
亜美「むぅ~……」
P「う……えっと、お腹減ったって? でも買ってきたおにぎりは全部、美希に食べられちゃったしなぁ」
亜美「うあうあー! ミキミキばっかズルいっしょ~!」
P「そんなこと言ったって……じゃあ、なんか買いに行くか?」
亜美「えっ、ホント!?」パァァ
P「まだ昼休みちょっと残ってるし、一緒にコンビニ行こうか」
亜美「うんっ! やったぁ~!」クルクル
亜美「亜美ね、おまんじゅうこわい!」
P「……は?」
亜美「だからぁ~、おまんじゅうがこわいんだってば!」
P「亜美、甘いもの苦手だったっけ?」
亜美「うあうあー! 兄ちゃん全然違うよ~! 亜美はね、おなかすいちゃったってことが言いたいの!」
P「ううん……ごめんな、言っている意味がわからないよ」
亜美「むぅ~……」
P「う……えっと、お腹減ったって? でも買ってきたおにぎりは全部、美希に食べられちゃったしなぁ」
亜美「うあうあー! ミキミキばっかズルいっしょ~!」
P「そんなこと言ったって……じゃあ、なんか買いに行くか?」
亜美「えっ、ホント!?」パァァ
P「まだ昼休みちょっと残ってるし、一緒にコンビニ行こうか」
亜美「うんっ! やったぁ~!」クルクル
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 14:13:14.49 :Ovkt2qwR0
―――
――
―
亜美「……♪」モグモグ
春香「亜美、何食べてるの?」
亜美「おまんじゅうだよ~! 兄ちゃんにお願いしたら、買ってもらっちゃったんだ~」
春香「そっかぁ。ふふっ、良かったね」
亜美「うんー! んっふっふ~、これもはるるんのおかげだねっ!」
春香「え、私のおかげ?」
亜美「うん! さっき、亜美とミキミキに教えてくれたっしょ?」
春香「さっき、って……」
亜美「おまんじゅうこわいって言えば、なんでかよくわかんないけど、いっぱいおまんじゅうもらえるお話のことだよ~」
春香「……あ、あれのこと? あれは別にそういうお話じゃなくて……」
春香(っていうか、美希も勘違いしてないでしょうね……)
―――
――
―
亜美「……♪」モグモグ
春香「亜美、何食べてるの?」
亜美「おまんじゅうだよ~! 兄ちゃんにお願いしたら、買ってもらっちゃったんだ~」
春香「そっかぁ。ふふっ、良かったね」
亜美「うんー! んっふっふ~、これもはるるんのおかげだねっ!」
春香「え、私のおかげ?」
亜美「うん! さっき、亜美とミキミキに教えてくれたっしょ?」
春香「さっき、って……」
亜美「おまんじゅうこわいって言えば、なんでかよくわかんないけど、いっぱいおまんじゅうもらえるお話のことだよ~」
春香「……あ、あれのこと? あれは別にそういうお話じゃなくて……」
春香(っていうか、美希も勘違いしてないでしょうね……)
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 14:18:34.44 :Ovkt2qwR0
―――
――
―
カァ……
カァ……
P「……――き、美希」
ユサユサ
美希「……んむ……ハニー……?」
P「お、ようやく起きたか」
美希「…………くぁ~……」プルプル
P(あほ毛までピンと伸びてる……どういう理屈なんだ)
美希「……あふぅ。おはよ、ハニー。どーしたの?」
P「あ、いや……もう暗くなってきたからさ、帰ろう。家まで送っていくよ」
―――
――
―
カァ……
カァ……
P「……――き、美希」
ユサユサ
美希「……んむ……ハニー……?」
P「お、ようやく起きたか」
美希「…………くぁ~……」プルプル
P(あほ毛までピンと伸びてる……どういう理屈なんだ)
美希「……あふぅ。おはよ、ハニー。どーしたの?」
P「あ、いや……もう暗くなってきたからさ、帰ろう。家まで送っていくよ」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 14:24:00.69 :Ovkt2qwR0
美希「でもでも、ハニーのお仕事は?」
P「美希が昼寝してる間に、ぜんぶ終わらせたよ」
美希「そっかぁ~……うんっ、じゃあ一緒に帰ろー!」
P「荷物、まとめときな。俺も準備するから」
美希「はいなの~!」トテテ
P「えーっと……」ガサゴソ
小鳥「……ふふっ。プロデューサーさんったら、お優しいんですね」
P「な、何がですか?」
小鳥「本当はまだお仕事、終わってないのに。送ったあとでまた、戻ってくるんでしょう?」
P「……美希には、ナイショですよ」
小鳥「どうしようかしら♪」
P「…………」
美希「でもでも、ハニーのお仕事は?」
P「美希が昼寝してる間に、ぜんぶ終わらせたよ」
美希「そっかぁ~……うんっ、じゃあ一緒に帰ろー!」
P「荷物、まとめときな。俺も準備するから」
美希「はいなの~!」トテテ
P「えーっと……」ガサゴソ
小鳥「……ふふっ。プロデューサーさんったら、お優しいんですね」
P「な、何がですか?」
小鳥「本当はまだお仕事、終わってないのに。送ったあとでまた、戻ってくるんでしょう?」
P「……美希には、ナイショですよ」
小鳥「どうしようかしら♪」
P「…………」
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 14:27:12.49 :79+6dQIlO
なんというイケメン
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 14:30:30.37 :Ovkt2qwR0
P「それじゃあ音無さん、お疲れさまでした」
小鳥「はーい。美希ちゃん、気をつけて帰ってね」
美希「あはっ! ハニーが守ってくれるから、ゼーッタイ、大丈夫なの! ばいばーい!」
ガチャ……
バタン
美希「ねね、ハニー」テクテク
P「どうした?」
美希「ミキね、さっき、ハニーの夢を見たんだ~」
P「俺の夢? へえ、どんな?」
美希「ハニーがミキに、食べきれないくらいのおにぎりをプレゼントしてくれたの!」
P「あははっ、やっぱり美希は、なんだかんだ言っておにぎりが好きなんだな。美味しかったか?」
美希「うんーっ! えへへ……」
P「それじゃあ音無さん、お疲れさまでした」
小鳥「はーい。美希ちゃん、気をつけて帰ってね」
美希「あはっ! ハニーが守ってくれるから、ゼーッタイ、大丈夫なの! ばいばーい!」
ガチャ……
バタン
美希「ねね、ハニー」テクテク
P「どうした?」
美希「ミキね、さっき、ハニーの夢を見たんだ~」
P「俺の夢? へえ、どんな?」
美希「ハニーがミキに、食べきれないくらいのおにぎりをプレゼントしてくれたの!」
P「あははっ、やっぱり美希は、なんだかんだ言っておにぎりが好きなんだな。美味しかったか?」
美希「うんーっ! えへへ……」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 14:35:41.10 :Ovkt2qwR0
P「……なぁ、美希」
美希「どーしたの?」
P「どうして急に、おにぎりとか俺のこと、こわいなんて言い始めたんだ?」
美希「え? そ、それは~……」
P「別に、嫌いになったってわけでもなさそうだけど……」
美希「……」
P「……」
美希「……ナイショなの! 言ったら、魔法がとけちゃうかもしれないから」
P「魔法……?」
美希「うんっ!」
P(うーん、よくわからないけど……美希が楽しそうだから、まぁいいか)
P「……なぁ、美希」
美希「どーしたの?」
P「どうして急に、おにぎりとか俺のこと、こわいなんて言い始めたんだ?」
美希「え? そ、それは~……」
P「別に、嫌いになったってわけでもなさそうだけど……」
美希「……」
P「……」
美希「……ナイショなの! 言ったら、魔法がとけちゃうかもしれないから」
P「魔法……?」
美希「うんっ!」
P(うーん、よくわからないけど……美希が楽しそうだから、まぁいいか)
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 14:42:31.53 :Ovkt2qwR0
美希「ねぇハニー?」
P「ん?」
美希「ミキね、まだこわいことがあるんだよ。それがなんだか、当ててみて!」
P「こわいことって、それだけじゃなんとも言えないな……ヒントくれ」
美希「それじゃあ~、ヒントそのいち! ハニーがミキにしてくれることっ!」
P「俺が美希に? ……ちょーハードなスケジュール組むこととか?」
美希「えぇ!? そ、それはこわくないの!」
P「へー。よし、それじゃあ来週からは……」
美希「ちがくて~! こわくないけど、それはちょっと、や、ってカンジ……」
P「……もう一個ヒント」
美希「いいよ~! それじゃあそれじゃあ~、ヒントそのに! お仕事とはカンケーないこと!」
P「仕事以外で俺が美希に対してする、こわいこと……?」
美希「ねぇハニー?」
P「ん?」
美希「ミキね、まだこわいことがあるんだよ。それがなんだか、当ててみて!」
P「こわいことって、それだけじゃなんとも言えないな……ヒントくれ」
美希「それじゃあ~、ヒントそのいち! ハニーがミキにしてくれることっ!」
P「俺が美希に? ……ちょーハードなスケジュール組むこととか?」
美希「えぇ!? そ、それはこわくないの!」
P「へー。よし、それじゃあ来週からは……」
美希「ちがくて~! こわくないけど、それはちょっと、や、ってカンジ……」
P「……もう一個ヒント」
美希「いいよ~! それじゃあそれじゃあ~、ヒントそのに! お仕事とはカンケーないこと!」
P「仕事以外で俺が美希に対してする、こわいこと……?」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 14:48:05.71 :Ovkt2qwR0
P「……うーん……」
美希「うんうんっ!」
P「……ギブアップ」
美希「えぇ~! なんで~!? ちゃんと考えた~!?」
P「あはは……正直、あんまり考えてない」
美希「むぅ~……」
P「だって、美希がこわがることなんて言ったら……考えたくもないし、したくもないからさ」
美希「…………」
P「……美希?」
美希「ハニーってば、やっぱ優しいよね」
P「……そんなの、当然のことだろ」
美希「えへへ……それじゃあ~、そんなハニーのために! クイズの答え、教えてあげちゃうのっ!」
P「……うーん……」
美希「うんうんっ!」
P「……ギブアップ」
美希「えぇ~! なんで~!? ちゃんと考えた~!?」
P「あはは……正直、あんまり考えてない」
美希「むぅ~……」
P「だって、美希がこわがることなんて言ったら……考えたくもないし、したくもないからさ」
美希「…………」
P「……美希?」
美希「ハニーってば、やっぱ優しいよね」
P「……そんなの、当然のことだろ」
美希「えへへ……それじゃあ~、そんなハニーのために! クイズの答え、教えてあげちゃうのっ!」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 14:53:28.43 :Ovkt2qwR0
――ギュッ
P「……え」
美希「……」
P「どうしたんだ、急に手なんて繋いで……」
美希「だってこれが、ミキがいま一番、こわいことだから」
P「……」
美希「ハニーからじゃなくて、ミキからしちゃったけど……ねね、駐車場に着くまでだったら、いいでしょ?」
P「……いいのか?」
美希「えー? なんでハニーが聞くの?」
P「だって、こわいんだろ?」
美希「こわいから、なの! えへへー……」
P「……なんだか、今日の美希は、いつにも増してよくわからないな」
――ギュッ
P「……え」
美希「……」
P「どうしたんだ、急に手なんて繋いで……」
美希「だってこれが、ミキがいま一番、こわいことだから」
P「……」
美希「ハニーからじゃなくて、ミキからしちゃったけど……ねね、駐車場に着くまでだったら、いいでしょ?」
P「……いいのか?」
美希「えー? なんでハニーが聞くの?」
P「だって、こわいんだろ?」
美希「こわいから、なの! えへへー……」
P「……なんだか、今日の美希は、いつにも増してよくわからないな」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 14:58:53.43 :Ovkt2qwR0
美希「わかんなくてもいーの。ミキ的には、春香の教えてくれた通りになって、それで大満足だから!」
P「春香?」
美希「うんっ!」
P「さっきもチラっと言ってたけど、春香が一体何を……」
美希「えへへー……そんなことより~、ハニー! そろそろ、効果でたかな?」
P「効果? なんの話だ?」
美希「そろそろハニーのこと、ミキにくれる?」
P「えぇ!? な、なんでそんな話になってるんだ!?」
美希「だってミキ、さっきハニーのこと、こわいって言ったでしょ?」
P「……」
美希「……」
P「……え、えっと……」
P(どうしよう、俺がおかしいのかな。言っている意味がわからないぞ……)
美希「わかんなくてもいーの。ミキ的には、春香の教えてくれた通りになって、それで大満足だから!」
P「春香?」
美希「うんっ!」
P「さっきもチラっと言ってたけど、春香が一体何を……」
美希「えへへー……そんなことより~、ハニー! そろそろ、効果でたかな?」
P「効果? なんの話だ?」
美希「そろそろハニーのこと、ミキにくれる?」
P「えぇ!? な、なんでそんな話になってるんだ!?」
美希「だってミキ、さっきハニーのこと、こわいって言ったでしょ?」
P「……」
美希「……」
P「……え、えっと……」
P(どうしよう、俺がおかしいのかな。言っている意味がわからないぞ……)
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 15:04:15.50 :Ovkt2qwR0
美希「……」シュン
P(いけない! 美希のあほ毛がしょんぼりしてしまった)
P「あ、あのな、美希! えーっと……、今すぐあげられるかっていうと、それはちょっと難しいけど……」
美希「……けど?」
P「……他に欲しい人が美希の前に現れない限り、俺は誰のモノにもならないからさ」
美希「……他の人がちょうだいって言ってきたらどうするの?」
P「……先約があるって言うよ」
美希「!」ピョコン
P「だから、今はアイドル活動に専念をだな――って、美希?」
ギュゥゥ
P「……そんなにくっつかれると、歩きづらいよ」
美希「歩きづらいくらいでいいの。そうじゃないと、すぐ駐車場まで着いちゃうから」
P「……」
美希「……ねね、ハニー」
P「……なんだ?」
美希「……」シュン
P(いけない! 美希のあほ毛がしょんぼりしてしまった)
P「あ、あのな、美希! えーっと……、今すぐあげられるかっていうと、それはちょっと難しいけど……」
美希「……けど?」
P「……他に欲しい人が美希の前に現れない限り、俺は誰のモノにもならないからさ」
美希「……他の人がちょうだいって言ってきたらどうするの?」
P「……先約があるって言うよ」
美希「!」ピョコン
P「だから、今はアイドル活動に専念をだな――って、美希?」
ギュゥゥ
P「……そんなにくっつかれると、歩きづらいよ」
美希「歩きづらいくらいでいいの。そうじゃないと、すぐ駐車場まで着いちゃうから」
P「……」
美希「……ねね、ハニー」
P「……なんだ?」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 15:07:28.13 :Ovkt2qwR0
美希「ハニーはやっぱり、こわくないね」
P「……そうか?」
美希「うん!」
P「まぁ……それならよかったけど」
美希「……ハニーはね、こわくもなんともなくて……」
美希「いつものどおり、優しくて……、ミキのこと、とっても大事にしてくれて……」
美希「ミキはね、そんなハニーのことが……」
美希「だーいすきなの!」
終わり
美希「ハニーはやっぱり、こわくないね」
P「……そうか?」
美希「うん!」
P「まぁ……それならよかったけど」
美希「……ハニーはね、こわくもなんともなくて……」
美希「いつものどおり、優しくて……、ミキのこと、とっても大事にしてくれて……」
美希「ミキはね、そんなハニーのことが……」
美希「だーいすきなの!」
終わり
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 15:12:36.88 :Ovkt2qwR0
短いけど終わりです。読んでくれた方ありがとうございました
ミキミキとイチャイチャするのがこわい
短いけど終わりです。読んでくれた方ありがとうございました
ミキミキとイチャイチャするのがこわい
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 15:13:42.28 :9Y11b0ic0
乙乙
砂糖吐きそうだぜ
砂糖吐きそうだぜ
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/01(土) 15:14:18.09 :VZxxmV5D0
甘すぎて口から乙がでちまうぜ







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コメント
美希が可愛すぎて頭がおかしくなりそうだ