1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/07(金) 16:13:48.97 :FosjDm9f0
P「俺もだいすきだよやよい!!」ガチャッ
やよい「あっ! だ、だめですよ、プロデューサー!」
P「へ?」
カーット!
P「あ」
やよい「もー、まだボーナストラックの収録中ですっ!」
P「お、おお、そうだった……ごめんな。俺としたことが……」
やよい「あの、ごめんなさいスタッフさん。もう一回、最初からやってもらってもいいですかー?」
P「すみません……」
P「俺もだいすきだよやよい!!」ガチャッ
やよい「あっ! だ、だめですよ、プロデューサー!」
P「へ?」
カーット!
P「あ」
やよい「もー、まだボーナストラックの収録中ですっ!」
P「お、おお、そうだった……ごめんな。俺としたことが……」
やよい「あの、ごめんなさいスタッフさん。もう一回、最初からやってもらってもいいですかー?」
P「すみません……」
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/07(金) 16:19:36.73 :FosjDm9f0
TAKE8
やよい「プロデューサーさんっ! どーむですよ、どーむぅっ!」
やよい「くっ。真面目にやってください、プロデューサぁ」
やよい「うっうー! ハイ、ターッチ! いぇーい♪」
P「いぇーい!」
パチンッ
やよい・P「「あははっ! あはははっ! やったー!」」
カーット!
やよい・P「「あっ!!」」
律子「おい」
P「あ……り、律子……」
律子「うふふふ♪ ちょ~っとこっちに来てくださいます~?」ゴゴゴ
TAKE8
やよい「プロデューサーさんっ! どーむですよ、どーむぅっ!」
やよい「くっ。真面目にやってください、プロデューサぁ」
やよい「うっうー! ハイ、ターッチ! いぇーい♪」
P「いぇーい!」
パチンッ
やよい・P「「あははっ! あはははっ! やったー!」」
カーット!
やよい・P「「あっ!!」」
律子「おい」
P「あ……り、律子……」
律子「うふふふ♪ ちょ~っとこっちに来てくださいます~?」ゴゴゴ
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/07(金) 16:25:27.72 :FosjDm9f0
スタジオ裏
律子「……プロデューサー? 私が言いたいこと、わかります……?」ゴゴゴ
P「う……り、律子、エビフライがすごい角度になってるぞ……まるで鬼みたいだ」
律子「うるっさい! これで何回、あなたのせいでNGになったと思ってるんですか!?」
P「ええと……かれこれ8回ほど……」
律子「わーかってるなら! 少しは自重してくださいっ!」
P「はい……」
律子「もう……やよいのことになると、ほんとどうしようもないんだから」
P「……あれ、そういえば春香は?」
律子「春香なら、先に帰らせましたよ。もうトーク部分は収録したし、いつ終わるかもわからないし」
P「そ、そっか……すまないな」
律子「ったく……。やっぱり事務所に縛り付けてくるんだったかしらね」
P「お、おいおい! それだけはやめてくれよっ! せっかくのやよいの晴れ舞台なのに!」
律子「その晴れ舞台を邪魔してるのは、ど・こ・の! だ・れ・で・す・かっ!」
スタジオ裏
律子「……プロデューサー? 私が言いたいこと、わかります……?」ゴゴゴ
P「う……り、律子、エビフライがすごい角度になってるぞ……まるで鬼みたいだ」
律子「うるっさい! これで何回、あなたのせいでNGになったと思ってるんですか!?」
P「ええと……かれこれ8回ほど……」
律子「わーかってるなら! 少しは自重してくださいっ!」
P「はい……」
律子「もう……やよいのことになると、ほんとどうしようもないんだから」
P「……あれ、そういえば春香は?」
律子「春香なら、先に帰らせましたよ。もうトーク部分は収録したし、いつ終わるかもわからないし」
P「そ、そっか……すまないな」
律子「ったく……。やっぱり事務所に縛り付けてくるんだったかしらね」
P「お、おいおい! それだけはやめてくれよっ! せっかくのやよいの晴れ舞台なのに!」
律子「その晴れ舞台を邪魔してるのは、ど・こ・の! だ・れ・で・す・かっ!」
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/07(金) 16:32:34.52 :FosjDm9f0
P(やよいの……いや、やよいだけのじゃない。正確には、765プロのアイドルみんなのだな)
P(みんなにとって初めてのソロCD、アイドルマスターマスターアーティストの発売が決定された)
P(そこで今回、CDの最後に収録されるボーナストラックとして……)
P(765プロアイドルみんなのモノマネをする、ということになったのだが……)
TAKE9
…
やよい『へっへー。今日のボクは、ふぇろもんバリバリですっ! がつーんといきましょーう!』
やよい『プロデューサー、そんなこともできないんですかー? しっかりしてくださいっ』
P「っ! つ、次は――」
やよい『……この、へんたい、どへんたい、だへんたい!』
P「あっ、あああっ、ありがとうございますっ!!!!!!!!!」
カーット!!
P「えぇっ!? ウソだろ!」
P(やよいのモノマネが可愛すぎて俺の心がかき乱れてしまい、収録が難航しているのであった)
P(やよいの……いや、やよいだけのじゃない。正確には、765プロのアイドルみんなのだな)
P(みんなにとって初めてのソロCD、アイドルマスターマスターアーティストの発売が決定された)
P(そこで今回、CDの最後に収録されるボーナストラックとして……)
P(765プロアイドルみんなのモノマネをする、ということになったのだが……)
TAKE9
…
やよい『へっへー。今日のボクは、ふぇろもんバリバリですっ! がつーんといきましょーう!』
やよい『プロデューサー、そんなこともできないんですかー? しっかりしてくださいっ』
P「っ! つ、次は――」
やよい『……この、へんたい、どへんたい、だへんたい!』
P「あっ、あああっ、ありがとうございますっ!!!!!!!!!」
カーット!!
P「えぇっ!? ウソだろ!」
P(やよいのモノマネが可愛すぎて俺の心がかき乱れてしまい、収録が難航しているのであった)
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/07(金) 16:37:51.25 :FosjDm9f0
律子「プ・ロ・デュ・ー・サー……?」ゴゴゴ
P「だ、だって今の! 今のは別に邪魔してなかっただろ!? スタジオにも乱入しなかったし!」
律子「声が大きいんですよっ! 完全にマイクに入ってるじゃない!!」
P「えー……そうかな……最近のマイクってこんな雑音まで拾っちゃうのかよ……」
律子「駄々をこねる子どもか……! ……これはもう、わからせてやるしかないみたいね」
P「へ?」
律子「いいですか? 今から私が言うこと、よーく聞いてくださいよ」
律子「これは聞けばさすがのあなたも、その態度を改めざるを得なくなりますから!」
P「ほう……」
律子「プ・ロ・デュ・ー・サー……?」ゴゴゴ
P「だ、だって今の! 今のは別に邪魔してなかっただろ!? スタジオにも乱入しなかったし!」
律子「声が大きいんですよっ! 完全にマイクに入ってるじゃない!!」
P「えー……そうかな……最近のマイクってこんな雑音まで拾っちゃうのかよ……」
律子「駄々をこねる子どもか……! ……これはもう、わからせてやるしかないみたいね」
P「へ?」
律子「いいですか? 今から私が言うこと、よーく聞いてくださいよ」
律子「これは聞けばさすがのあなたも、その態度を改めざるを得なくなりますから!」
P「ほう……」
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/07(金) 16:44:39.07 :FosjDm9f0
律子「えー、まず。例えばあなたが、やよいのことを全く知らない一般人だとします」
P「やよいを忘れることなんて出来ないよ! あほか!」
律子「例えばって言ってるでしょこのばか!」
P「うぐ……は、はい……私は、あほでばかな、ダメダメプロデューサーです……」
律子「ん、よろしい」
P「生まれてきてごめんなさい……」
律子「……ちょ、ちょっと言いすぎちゃったかな。そこまでへりくだらなくてもいいですよ、土下座をやめてください」
P「ありがとうございます……」
律子「とにかく! そこであなたは、たまたま立ち寄ったCDショップで、ひときわ光り輝いていたやよいのCDを手に取ります」
P「ジャケット、めちゃくちゃ可愛いもんな!」
律子「あらまぁ、随分立ち直りの早いこと……ま、ジャケットの可愛さについては確かにそうね」
P「あれを撮るのは苦労したよな。なんせ、生きたままのクマちゃんバーガーを……」
律子「ふふっ、あのときのやよいったら……っとと、いけないわ、また話がそれちゃった。続けますね」
P「あ、はい」
律子「えー、まず。例えばあなたが、やよいのことを全く知らない一般人だとします」
P「やよいを忘れることなんて出来ないよ! あほか!」
律子「例えばって言ってるでしょこのばか!」
P「うぐ……は、はい……私は、あほでばかな、ダメダメプロデューサーです……」
律子「ん、よろしい」
P「生まれてきてごめんなさい……」
律子「……ちょ、ちょっと言いすぎちゃったかな。そこまでへりくだらなくてもいいですよ、土下座をやめてください」
P「ありがとうございます……」
律子「とにかく! そこであなたは、たまたま立ち寄ったCDショップで、ひときわ光り輝いていたやよいのCDを手に取ります」
P「ジャケット、めちゃくちゃ可愛いもんな!」
律子「あらまぁ、随分立ち直りの早いこと……ま、ジャケットの可愛さについては確かにそうね」
P「あれを撮るのは苦労したよな。なんせ、生きたままのクマちゃんバーガーを……」
律子「ふふっ、あのときのやよいったら……っとと、いけないわ、また話がそれちゃった。続けますね」
P「あ、はい」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/07(金) 16:52:26.84 :FosjDm9f0
律子「そして、やよいの姿に一目惚れした一般人のプロデューサー!」
P「うんうん。一般人のPって、なんか変な日本語だけど、まぁいいとしよう」
律子「同時発売されていた春香のCDと合わせて、合計二枚のCDを持って、レジに向かいます」
P「え、春香の? どうして?」
律子「春香のCDの裏側を見てください。特別ゲスト、高槻やよいって書いてあるでしょ?」
P「あーなるほど、こりゃ買わざるを得ない」
律子「ふっふっふ……ゲストっていうのは、場を盛り上げるだけじゃない。こういう効果もあるんですよ」キラン
P「さすがだな……明らかに俺より色々考えてる。もう本当にプロデューサーになってもいいんじゃないか」
律子「ま、とりあえず今はアイドル活動がありますからね。中途半端にはしたくないので、そっち優先です」
P「真面目だな……まぁ、律子のそういうところに惚れたんだけどさ」
律子「え」
P「あ、でも、やよいのことを知らなかったってことは、春香のことも知らないんだろ?」
律子「…………」
P「それなのに、二枚もジャケ買いするかな……ま、いいか」
律子「……え、えーっと……何かノイズが聞こえた気がしたけど、気のせいよね。つ、続けますね!」
律子「そして、やよいの姿に一目惚れした一般人のプロデューサー!」
P「うんうん。一般人のPって、なんか変な日本語だけど、まぁいいとしよう」
律子「同時発売されていた春香のCDと合わせて、合計二枚のCDを持って、レジに向かいます」
P「え、春香の? どうして?」
律子「春香のCDの裏側を見てください。特別ゲスト、高槻やよいって書いてあるでしょ?」
P「あーなるほど、こりゃ買わざるを得ない」
律子「ふっふっふ……ゲストっていうのは、場を盛り上げるだけじゃない。こういう効果もあるんですよ」キラン
P「さすがだな……明らかに俺より色々考えてる。もう本当にプロデューサーになってもいいんじゃないか」
律子「ま、とりあえず今はアイドル活動がありますからね。中途半端にはしたくないので、そっち優先です」
P「真面目だな……まぁ、律子のそういうところに惚れたんだけどさ」
律子「え」
P「あ、でも、やよいのことを知らなかったってことは、春香のことも知らないんだろ?」
律子「…………」
P「それなのに、二枚もジャケ買いするかな……ま、いいか」
律子「……え、えーっと……何かノイズが聞こえた気がしたけど、気のせいよね。つ、続けますね!」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/07(金) 16:58:48.34 :FosjDm9f0
律子「おっほん! えー、家に帰ったあなたは、さっそくプレーヤーにやよいのCDをセットします」
P「その前に歌詞カードを開く派だな、俺は」
律子「あら、そうなんですか?」
P「うん。パラパラとめくって、それから……」
律子「へぇ……でもそれじゃ、ネタバレ食らっちゃうじゃない」
P「ネタバレ? 歌詞のネタバレってことか?」
律子「そーですよ。やっぱり一番最初にCDを聴くときは、頭を空っぽにして……」
P「あー、確かにそう言われてみると……律子がそう言うなら、今度からはそうしようかな」
律子「ふふっ♪ ぜひ、そうしてくださ――」
律子「……って、もう! そんなことはどうでもいいんですよっ!」
P「あはは、また見事に脱線したなぁ」
律子「ぐぐ……だ、誰のせいだと……!」
律子「おっほん! えー、家に帰ったあなたは、さっそくプレーヤーにやよいのCDをセットします」
P「その前に歌詞カードを開く派だな、俺は」
律子「あら、そうなんですか?」
P「うん。パラパラとめくって、それから……」
律子「へぇ……でもそれじゃ、ネタバレ食らっちゃうじゃない」
P「ネタバレ? 歌詞のネタバレってことか?」
律子「そーですよ。やっぱり一番最初にCDを聴くときは、頭を空っぽにして……」
P「あー、確かにそう言われてみると……律子がそう言うなら、今度からはそうしようかな」
律子「ふふっ♪ ぜひ、そうしてくださ――」
律子「……って、もう! そんなことはどうでもいいんですよっ!」
P「あはは、また見事に脱線したなぁ」
律子「ぐぐ……だ、誰のせいだと……!」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/07(金) 17:05:41.80 :FosjDm9f0
律子「と・に・か・く! 歌詞カードを見るなりなんなりしたあと、あなたはやよいのCDを再生しますっ」
P「ふむ……」
~ Pの脳内 ~
『ふれーふれーがんばれ さあいこう♪』
『ふれーふれーがんばれ 最高♪』
P「キラメキラリが流れてきた!」
律子「このCDの為に収録された新曲ですよ、新曲!」
P「さいっこうだな! 早口言葉で一生懸命歌ってるやよいかわいいっ!」
律子「ふっふっふ……反応は上々ね! これは本当にもしかして、100万枚達成も夢じゃないかも~!」
P「やよいはかわいいなぁ!!」
律子「そして曲が終わったあとに聞こえてくる、甘々のほほんトーク!」
P「やよいはかわいいなぁ!!! じゃかじゃん!!!!」
※Pはいま心から一般人になりきっているので、知っているはずのCDの内容は忘れています
律子「と・に・か・く! 歌詞カードを見るなりなんなりしたあと、あなたはやよいのCDを再生しますっ」
P「ふむ……」
~ Pの脳内 ~
『ふれーふれーがんばれ さあいこう♪』
『ふれーふれーがんばれ 最高♪』
P「キラメキラリが流れてきた!」
律子「このCDの為に収録された新曲ですよ、新曲!」
P「さいっこうだな! 早口言葉で一生懸命歌ってるやよいかわいいっ!」
律子「ふっふっふ……反応は上々ね! これは本当にもしかして、100万枚達成も夢じゃないかも~!」
P「やよいはかわいいなぁ!!」
律子「そして曲が終わったあとに聞こえてくる、甘々のほほんトーク!」
P「やよいはかわいいなぁ!!! じゃかじゃん!!!!」
※Pはいま心から一般人になりきっているので、知っているはずのCDの内容は忘れています
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/07(金) 17:13:07.44 :FosjDm9f0
律子「さてと……最後の曲『 i 』の再生を終えて、トークを含めてCDを一通り聞き終わりました」
P「良いCDだった……掛け値なしに」
律子「ズバリ、どんな感想を持ちましたかっ!?」
P「やよいちゃんって、かわいくて健気で元気いっぱいで、とってもすごい。これからも応援してあげたい」
P「あと特別ゲストの春香さんもかわいいなって思いました」
律子「うーん、小学生並の感想だけど、なかなか好感触ね! これは間違いなく売れるわ~フッフッフ……!」
律子「おぉっといけないいけない、つい……でも、実はまだまだ! CDは終わっていなかったんですよっ!」
P「なんだってー!?」
律子「……ボーナストラック」キラン
P「!」
律子「そう! このCDはやよいも言ってるように、ボーナストラックが入った、超、超オトクCDだったんですっ!」
P「あ、あ、あ……はやく聞きたいっ!」
律子「もう、そう急がないの。まずはキラメキラリのカラオケverを聴いて……」
P「フレーフレーガンバレ、サイッコォォォォ!!」ガタッ
律子「ふふふ……」
律子「さてと……最後の曲『 i 』の再生を終えて、トークを含めてCDを一通り聞き終わりました」
P「良いCDだった……掛け値なしに」
律子「ズバリ、どんな感想を持ちましたかっ!?」
P「やよいちゃんって、かわいくて健気で元気いっぱいで、とってもすごい。これからも応援してあげたい」
P「あと特別ゲストの春香さんもかわいいなって思いました」
律子「うーん、小学生並の感想だけど、なかなか好感触ね! これは間違いなく売れるわ~フッフッフ……!」
律子「おぉっといけないいけない、つい……でも、実はまだまだ! CDは終わっていなかったんですよっ!」
P「なんだってー!?」
律子「……ボーナストラック」キラン
P「!」
律子「そう! このCDはやよいも言ってるように、ボーナストラックが入った、超、超オトクCDだったんですっ!」
P「あ、あ、あ……はやく聞きたいっ!」
律子「もう、そう急がないの。まずはキラメキラリのカラオケverを聴いて……」
P「フレーフレーガンバレ、サイッコォォォォ!!」ガタッ
律子「ふふふ……」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/07(金) 17:24:34.10 :FosjDm9f0
律子「そして待ちに待ったボーナストラック……」
P「……」ドキドキ
律子「やよいのモノマネが始まりますっ! わーパチパチパチ!」パチパチ
P「うっわこれ完全にやよいだわ! 全然誰にも似てねぇ! でもめっちゃなんていうか!」
律子「かわいいでしょう~?」
P「うん!」
律子「……でも、よぉ~く想像してください……もうすぐ、そう、伊織のモノマネのところ……」
P「え……?」
~ Pの脳内 ~
『……このへんたい! どへんたい! だへんたい!』
『あっ、あああっ、ありがとうございますっ!!!』
~ 脳内再生おわり ~
P「!?」
律子「おわかりいただけただろうか……」
律子「そして待ちに待ったボーナストラック……」
P「……」ドキドキ
律子「やよいのモノマネが始まりますっ! わーパチパチパチ!」パチパチ
P「うっわこれ完全にやよいだわ! 全然誰にも似てねぇ! でもめっちゃなんていうか!」
律子「かわいいでしょう~?」
P「うん!」
律子「……でも、よぉ~く想像してください……もうすぐ、そう、伊織のモノマネのところ……」
P「え……?」
~ Pの脳内 ~
『……このへんたい! どへんたい! だへんたい!』
『あっ、あああっ、ありがとうございますっ!!!』
~ 脳内再生おわり ~
P「!?」
律子「おわかりいただけただろうか……」
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/07(金) 17:31:12.74 :FosjDm9f0
P「野太い成人男性の声が聞こえた……」
律子「気分はどうですか?」
P「ウキウキだったのが台無しだよ……」
律子「それはなぜ?」
P「俺はやよいの声が聞きたかったんだ。やよいの拙いモノマネ、脳みそをトロけさせるような甘い声」
P「それなのに、どこの誰かも知らない男の声が耳に入るなんて……」
律子「そうね……そのとおりだわ」
P「っていうか、やよいもトークで言ってたけど『プロデューサー』って誰だよ! 俺か!」
律子「まぁ、そのへんの発言については、他の皆にも注意しとかないといけないわね」
律子(――この私の発言がブーメランになってそのまま自分に返ってくるとは……)
律子(このときの私はまだ幼すぎて、予想もしていなかったのでした)
律子(でも別にあれくらいはセーフよね。他の皆に比べたら……うん)
P「野太い成人男性の声が聞こえた……」
律子「気分はどうですか?」
P「ウキウキだったのが台無しだよ……」
律子「それはなぜ?」
P「俺はやよいの声が聞きたかったんだ。やよいの拙いモノマネ、脳みそをトロけさせるような甘い声」
P「それなのに、どこの誰かも知らない男の声が耳に入るなんて……」
律子「そうね……そのとおりだわ」
P「っていうか、やよいもトークで言ってたけど『プロデューサー』って誰だよ! 俺か!」
律子「まぁ、そのへんの発言については、他の皆にも注意しとかないといけないわね」
律子(――この私の発言がブーメランになってそのまま自分に返ってくるとは……)
律子(このときの私はまだ幼すぎて、予想もしていなかったのでした)
律子(でも別にあれくらいはセーフよね。他の皆に比べたら……うん)
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/07(金) 17:36:19.52 :FosjDm9f0
律子「とにかく、こんなもん発売したらクレームもんですよ! 返品返品、返品の嵐!」
P「うう……そ、そんな……」
律子「初め出した記念すべきソロCDが、謎の男性の声入りの呪いのCDだなんて……!」
律子「……あ、でもまぁ、そういう面での需要はあるかもしれないわね……うーん、意外と話題を呼ぶかも」ブツブツ
P「お、おい、律子?」
律子「……おっとだめだめ! アイドルはね、イメージがすべてなんですからっ!」
P「そ、そうだな!」
律子「在庫の山を抱えた我が765プロは、その後発売される他のみんなのCDの売り上げも伸びず……」
律子「満を持して発売された、律っちゃん待望のセルフプロデュースCDも、全っ然売れない状況に……!」
P「……律子……」
律子「うう……!」
P(泣いている……嘘泣きだけど)
律子「とにかく、こんなもん発売したらクレームもんですよ! 返品返品、返品の嵐!」
P「うう……そ、そんな……」
律子「初め出した記念すべきソロCDが、謎の男性の声入りの呪いのCDだなんて……!」
律子「……あ、でもまぁ、そういう面での需要はあるかもしれないわね……うーん、意外と話題を呼ぶかも」ブツブツ
P「お、おい、律子?」
律子「……おっとだめだめ! アイドルはね、イメージがすべてなんですからっ!」
P「そ、そうだな!」
律子「在庫の山を抱えた我が765プロは、その後発売される他のみんなのCDの売り上げも伸びず……」
律子「満を持して発売された、律っちゃん待望のセルフプロデュースCDも、全っ然売れない状況に……!」
P「……律子……」
律子「うう……!」
P(泣いている……嘘泣きだけど)
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/07(金) 17:43:51.81 :FosjDm9f0
P「……」
律子「……――うさん」
P「え?」
律子「倒産ですよ、と・う・さ・んっ!」
P「な、なんだって!? まさかそんな……!」
律子「いーえ、起こりえないことではありません!」
律子「このマスターアーティストシリーズに、どれだけ予算を使っているかはあなたも知っているでしょう?」
P「……そうだ……これは765プロの今後の命運をかけた、勝負のCDだったんだ……」
律子「……やーっと軌道に乗り始めた765プロは、倒産の危機に陥ってしまうんです!」
律子「それもこれも、あなたが文字通り余計な口出しをするからっ!!」
P「!!!!」
P(お、俺は……一体、なんてことを……!)
P「……」
律子「……――うさん」
P「え?」
律子「倒産ですよ、と・う・さ・んっ!」
P「な、なんだって!? まさかそんな……!」
律子「いーえ、起こりえないことではありません!」
律子「このマスターアーティストシリーズに、どれだけ予算を使っているかはあなたも知っているでしょう?」
P「……そうだ……これは765プロの今後の命運をかけた、勝負のCDだったんだ……」
律子「……やーっと軌道に乗り始めた765プロは、倒産の危機に陥ってしまうんです!」
律子「それもこれも、あなたが文字通り余計な口出しをするからっ!!」
P「!!!!」
P(お、俺は……一体、なんてことを……!)
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/07(金) 17:50:06.05 :FosjDm9f0
P「……律子、俺……間違ってたよ」
律子「……わかってくれましたか」
P「ああ……愛あればこそ、自分を抑えないといけないときもあるんだな」
律子「ふふ……そーです、そーなんですよ!」
<それじゃあやよいちゃん、そろそろテイク10、いくよ~
<はーいっ!
P「おっと……再び収録が始まるみたいだ。でも、テイク10?」
P「俺達が話し始めた頃、つまり結構前にテイク9をやってたような……」
律子「実は私達のやり取りはすべて、五分にも満たない短時間のうちに行われていたんです」
P「へー、そうだったのか」
律子「そうです。だから私達が話してる間に収録が終わってた! なーんてことにはなりませんでした」
P「へー、そうだったんだな」
P「……律子、俺……間違ってたよ」
律子「……わかってくれましたか」
P「ああ……愛あればこそ、自分を抑えないといけないときもあるんだな」
律子「ふふ……そーです、そーなんですよ!」
<それじゃあやよいちゃん、そろそろテイク10、いくよ~
<はーいっ!
P「おっと……再び収録が始まるみたいだ。でも、テイク10?」
P「俺達が話し始めた頃、つまり結構前にテイク9をやってたような……」
律子「実は私達のやり取りはすべて、五分にも満たない短時間のうちに行われていたんです」
P「へー、そうだったのか」
律子「そうです。だから私達が話してる間に収録が終わってた! なーんてことにはなりませんでした」
P「へー、そうだったんだな」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/07(金) 17:56:02.25 :FosjDm9f0
P(今度こそ……今度こそ俺は、やよいの邪魔をしないぞ!)
――――――――――――――――――――――――
TAKE10
やよい『プロデューサーさんっ、どーむですよ、どーむっ!』
やよい『くっ。真面目にやってください、プロデューサぁ』
やよい『うっうー! ハイ、たーっち! いぇーい♪』
――――――――――――――――――――――――
P「……っ!」グッ
律子(ここまでは順調ね……さっきつまづいた、ハイターッチの部分でも自分を抑えられているわ)
P「……な、なぁ律子」
律子「え?」
P「……こ、ここまでは……なんとかなったけどさ……」プルプル
律子「……」
P「き、きっと俺……アレだけは、耐えられない気がするんだ」
律子「……アレ、ですか?」
P(今度こそ……今度こそ俺は、やよいの邪魔をしないぞ!)
――――――――――――――――――――――――
TAKE10
やよい『プロデューサーさんっ、どーむですよ、どーむっ!』
やよい『くっ。真面目にやってください、プロデューサぁ』
やよい『うっうー! ハイ、たーっち! いぇーい♪』
――――――――――――――――――――――――
P「……っ!」グッ
律子(ここまでは順調ね……さっきつまづいた、ハイターッチの部分でも自分を抑えられているわ)
P「……な、なぁ律子」
律子「え?」
P「……こ、ここまでは……なんとかなったけどさ……」プルプル
律子「……」
P「き、きっと俺……アレだけは、耐えられない気がするんだ」
律子「……アレ、ですか?」
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/07(金) 18:02:11.50 :FosjDm9f0
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
やよい『あらあらー。プロデューサーさん、どんまい、ですよ。うふっ♪』
やよい『へっへー。今日のボクは、ふぇろもんばりばりですっ! がつーんといきましょーう!』
やよい『プロデューサー、そんなこともできないんですかー? しっかりしてくださいっ』
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
P「ああ……美希の……いや、覚醒美希のモノマネ」
律子「っ!」
律子(確かに……やよいの『はにぃ』の破壊力は半端じゃないからね……)
P「だから……自分を抑えるために、律子にも協力して欲しいんだよ。いいか……?」
律子「……ええ、なんでも言ってください」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
やよい『あらあらー。プロデューサーさん、どんまい、ですよ。うふっ♪』
やよい『へっへー。今日のボクは、ふぇろもんばりばりですっ! がつーんといきましょーう!』
やよい『プロデューサー、そんなこともできないんですかー? しっかりしてくださいっ』
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
P「ああ……美希の……いや、覚醒美希のモノマネ」
律子「っ!」
律子(確かに……やよいの『はにぃ』の破壊力は半端じゃないからね……)
P「だから……自分を抑えるために、律子にも協力して欲しいんだよ。いいか……?」
律子「……ええ、なんでも言ってください」
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/07(金) 18:07:35.71 :FosjDm9f0
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
やよい『この、へんたい、どへんたい、だへんたい!』
やよい『うぅー……こんなだめだめなわたしは、穴掘って、埋まっておきますぅ……』
やよい『そんなにがんばらなくていーよぉ。テキトーにいこぉ。あふーっ』
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
律子「え……」
P「……頼むな」
律子「わ、わかり……ました。でも、そんな……」
P「! 来るぞ……覚醒美希だ!」
律子「……!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
やよい『この、へんたい、どへんたい、だへんたい!』
やよい『うぅー……こんなだめだめなわたしは、穴掘って、埋まっておきますぅ……』
やよい『そんなにがんばらなくていーよぉ。テキトーにいこぉ。あふーっ』
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律子「え……」
P「……頼むな」
律子「わ、わかり……ました。でも、そんな……」
P「! 来るぞ……覚醒美希だ!」
律子「……!」
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/07(金) 18:13:15.83 :FosjDm9f0
――――――――――――
やよい『……はにぃ……』
やよい『だーいすきなのっ!』
――――――――――――
P「!!! や、やよ……いや、律子っ!!」ガシッ
律子「っ! や、そんな、強くつかまない――」
P「俺も……俺も、だいすきだよ律子っ! 結婚して、俺の嫁になってくれっ!!」
律子「……――!」
P(……俺が土壇場で思いついた、苦肉の策)
P(それは……やよいのモノマネを聞いて湧き上がってしまった、この感情を高ぶりを……)
P(ちょうど良い具合に近くにいた律子に、ぶつけることだった――)
――――――――――――
やよい『……はにぃ……』
やよい『だーいすきなのっ!』
――――――――――――
P「!!! や、やよ……いや、律子っ!!」ガシッ
律子「っ! や、そんな、強くつかまない――」
P「俺も……俺も、だいすきだよ律子っ! 結婚して、俺の嫁になってくれっ!!」
律子「……――!」
P(……俺が土壇場で思いついた、苦肉の策)
P(それは……やよいのモノマネを聞いて湧き上がってしまった、この感情を高ぶりを……)
P(ちょうど良い具合に近くにいた律子に、ぶつけることだった――)
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/07(金) 18:18:31.06 :FosjDm9f0
――――――――――――――――――――――――
やよい『にーちゃん! んーふーふー。一緒にあそぼーよー』
やよい『にーちゃん。起きてよー』
<カーット! ハイオッケー! いいよーやよいちゃん最高っ!
やよい『うっうー! ありがとうございましたーっ!』
――――――――――――――――――――――――
律子「……あ、あ、の……なに、そんな、急に……」
ドックン ドックン……
律子「で……でで、でも……」
P「……終わった、か」
律子「は……はは、は……い」
P「え」
律子「はい……結婚、しましょうか……」カァァ
P「え、え?」
――――――――――――――――――――――――
やよい『にーちゃん! んーふーふー。一緒にあそぼーよー』
やよい『にーちゃん。起きてよー』
<カーット! ハイオッケー! いいよーやよいちゃん最高っ!
やよい『うっうー! ありがとうございましたーっ!』
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律子「……あ、あ、の……なに、そんな、急に……」
ドックン ドックン……
律子「で……でで、でも……」
P「……終わった、か」
律子「は……はは、は……い」
P「え」
律子「はい……結婚、しましょうか……」カァァ
P「え、え?」
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/07(金) 18:19:43.94 :E1kxchjV0
なんなのこの展開!!!
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/07(金) 18:27:41.20 :FosjDm9f0
P(――そして、そのあとしばらくしてから……俺と律子は入籍し、夫婦となった)
P(勘違いといういうか、そういうあれじゃなかったということは、お互い承知の上であったけれど……)
P(なんだか吹っ切れた様子の律子に、あれよあれよという間に外堀を埋められ……)
P(気付いたときにはもう、逃げ場がなくなっていたのである)
やよい「えっへへ……プロデューサー、律子さんっ! ご結婚おめでとうございまーっす!」
P「ありがとう、やよい……」
やよい「あのときあんなことがあったなんて、私、ゼンゼン気が付きませんでしたっ!」
P「実は俺にも何がなんだか……」
P(とにかく結果として、事務所の皆に祝福されながら、俺達は結婚を果たした)
P(もちろん俺だって律子に対しては好意を抱いていたし、幸いなことにそれは律子も同じ気持ちだったようだから……)
P(誰がどう見ても、これは幸せな結婚だ)
P(だけど、なんとなく釈然としないというか……)
P(……どうしてこうなってしまったのだろう?)
P(――そして、そのあとしばらくしてから……俺と律子は入籍し、夫婦となった)
P(勘違いといういうか、そういうあれじゃなかったということは、お互い承知の上であったけれど……)
P(なんだか吹っ切れた様子の律子に、あれよあれよという間に外堀を埋められ……)
P(気付いたときにはもう、逃げ場がなくなっていたのである)
やよい「えっへへ……プロデューサー、律子さんっ! ご結婚おめでとうございまーっす!」
P「ありがとう、やよい……」
やよい「あのときあんなことがあったなんて、私、ゼンゼン気が付きませんでしたっ!」
P「実は俺にも何がなんだか……」
P(とにかく結果として、事務所の皆に祝福されながら、俺達は結婚を果たした)
P(もちろん俺だって律子に対しては好意を抱いていたし、幸いなことにそれは律子も同じ気持ちだったようだから……)
P(誰がどう見ても、これは幸せな結婚だ)
P(だけど、なんとなく釈然としないというか……)
P(……どうしてこうなってしまったのだろう?)
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/07(金) 18:33:24.95 :FosjDm9f0
P(ちなみに律子だが、その後アイドルを引退した。ちゃっかり自分の分のCDを発売させてからな)
P(……実はファンのみんなには、まだ結婚のことは公にしていない)
P(アイドルを辞めた理由も、本格的にプロデュース業に専念するから、ということにしておいてある)
P(律子のファン達は律子の夢のことを知っているから、すぐに納得してくれたようだった)
P(……そして、まぁそのあと色々あって、ついに今日――)
P「…………」
律子「……プロデューサー! もう、目を開けてもいいわよ」
P「ん……こ、ここは……うちの事務所?」
律子「ちがう。見た目は似てるけど、765プロとは……別の場所」
P「え、それって……」
律子「ここは……、私達の、新しい夢の出発点!」
P(まぁなんやかんやあって、律子と俺は、新しい芸能プロダクションを設立したのである!)
P(ちなみに律子だが、その後アイドルを引退した。ちゃっかり自分の分のCDを発売させてからな)
P(……実はファンのみんなには、まだ結婚のことは公にしていない)
P(アイドルを辞めた理由も、本格的にプロデュース業に専念するから、ということにしておいてある)
P(律子のファン達は律子の夢のことを知っているから、すぐに納得してくれたようだった)
P(……そして、まぁそのあと色々あって、ついに今日――)
P「…………」
律子「……プロデューサー! もう、目を開けてもいいわよ」
P「ん……こ、ここは……うちの事務所?」
律子「ちがう。見た目は似てるけど、765プロとは……別の場所」
P「え、それって……」
律子「ここは……、私達の、新しい夢の出発点!」
P(まぁなんやかんやあって、律子と俺は、新しい芸能プロダクションを設立したのである!)
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/07(金) 18:40:14.10 :FosjDm9f0
律子「あなたが社長で、私がプロデューサー……それなら、どんな相手にだって負けやしないわ!」
P「ええ!? お、俺が社長?」
律子「そう! 765プロの子会社としての形を取るなら、きっと高木社長も納得してくれると思うから……」
P「うーん、そうは言っても……俺が経営者なんて、とてもやっていけるとは思えないんだけど」
律子「ううん、そんなことない!」
P「だって、俺だぞ……」
律子「……ま、まぁ、プロデュースの手腕は確かだから……」
P「……」
律子「あの……ダメ、かな……?」
P「……」
律子「……」
P(……律子……。昔からの、夢だったんだよな……)
P「……ダメなんてことはないさマイワイフ! こんな俺でよければ!」
律子「! もっちろん、あなた以外にはいないわマイダーリン!」
律子「あなたが社長で、私がプロデューサー……それなら、どんな相手にだって負けやしないわ!」
P「ええ!? お、俺が社長?」
律子「そう! 765プロの子会社としての形を取るなら、きっと高木社長も納得してくれると思うから……」
P「うーん、そうは言っても……俺が経営者なんて、とてもやっていけるとは思えないんだけど」
律子「ううん、そんなことない!」
P「だって、俺だぞ……」
律子「……ま、まぁ、プロデュースの手腕は確かだから……」
P「……」
律子「あの……ダメ、かな……?」
P「……」
律子「……」
P(……律子……。昔からの、夢だったんだよな……)
P「……ダメなんてことはないさマイワイフ! こんな俺でよければ!」
律子「! もっちろん、あなた以外にはいないわマイダーリン!」
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/07(金) 18:44:33.15 :N66GDZ1/0
あれぇー?やよいは・・・
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/07(金) 18:47:07.42 :FosjDm9f0
律子「それじゃあ、プロデュ……っとと。ついつい、いつもみたいに呼んじゃうのよね」
P「あはは……結婚してからも、ずっとそうだったもんな」
律子「でも、これからはあなたは私の雇用主になるんだし……呼び方、変えないとね」
律子「ねえ、なんて呼んで欲しい?」
P「呼び方か……そうだなぁ……」
律子「やっぱり、普通に社長? それとも……ふふっ、ボスとか? あとは他には……」
P「……ダーリン」
律子「え゛っ!!? さっきはついノリで言っちゃったけど……それ、定着させるの……?」
P「というのもいいけど、やっぱりあれかな!」
律子「あ、違うのね……まぁ別に、あなたが言うなら、たまにはそう呼んであげても……」ゴニョゴニョ
P「なぁ律子、それじゃあさ……」
律子「え、な、なんですか……?」
律子「それじゃあ、プロデュ……っとと。ついつい、いつもみたいに呼んじゃうのよね」
P「あはは……結婚してからも、ずっとそうだったもんな」
律子「でも、これからはあなたは私の雇用主になるんだし……呼び方、変えないとね」
律子「ねえ、なんて呼んで欲しい?」
P「呼び方か……そうだなぁ……」
律子「やっぱり、普通に社長? それとも……ふふっ、ボスとか? あとは他には……」
P「……ダーリン」
律子「え゛っ!!? さっきはついノリで言っちゃったけど……それ、定着させるの……?」
P「というのもいいけど、やっぱりあれかな!」
律子「あ、違うのね……まぁ別に、あなたが言うなら、たまにはそう呼んであげても……」ゴニョゴニョ
P「なぁ律子、それじゃあさ……」
律子「え、な、なんですか……?」
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/07(金) 18:53:10.64 :FosjDm9f0
…
律子「……それ、本気で言ってます?」
P「ああ、本気だとも!」
律子「うぅ……っていうかそれ、もう、どう呼ぶかとかそういう話と違うじゃないの……」
P「……だめかな?」
律子「……だーもうっ、そんな目で見ないでよっ!」
P「いやぁ、結局あのときはスタジオ追い出されちゃって、律子の本気のアレは見せてもらってなかったからさ!」
P「だから、この機会にと思って……」
律子「…………」
P「…………」
律子「……もう、しょうがないなぁ……じゃ、じゃあ、一回だけよ?」
P「本当か! ひゃっほう!!」
律子「ちゃ、ちゃんと聞いてくれないと……その、もったいないんだからねっ」
P「うん!」
…
律子「……それ、本気で言ってます?」
P「ああ、本気だとも!」
律子「うぅ……っていうかそれ、もう、どう呼ぶかとかそういう話と違うじゃないの……」
P「……だめかな?」
律子「……だーもうっ、そんな目で見ないでよっ!」
P「いやぁ、結局あのときはスタジオ追い出されちゃって、律子の本気のアレは見せてもらってなかったからさ!」
P「だから、この機会にと思って……」
律子「…………」
P「…………」
律子「……もう、しょうがないなぁ……じゃ、じゃあ、一回だけよ?」
P「本当か! ひゃっほう!!」
律子「ちゃ、ちゃんと聞いてくれないと……その、もったいないんだからねっ」
P「うん!」
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/07(金) 18:58:24.79 :FosjDm9f0
P(――思えば、俺と律子は……いつだって、話を脱線させていた……)
P(でも、だからこそ……脱線させた道を開き直って突き進んだからこそ……)
P(いま感じている、ひとりでは抱えきれないほど大きな幸せを、手に入れたんだよな……!)
律子「……すー、はー……」
P「……」ドキドキ
P(俺がずっと見たがっていた、律子の本気のアレ……それはつまり)
律子「…………は、は……」
P「!」
P(律子のCDのボーナストラックとして収録された、律子のモノマネ本気verのことである!)
律子「……はにぃ、だーいすきなの!」
HAPPY END
P(――思えば、俺と律子は……いつだって、話を脱線させていた……)
P(でも、だからこそ……脱線させた道を開き直って突き進んだからこそ……)
P(いま感じている、ひとりでは抱えきれないほど大きな幸せを、手に入れたんだよな……!)
律子「……すー、はー……」
P「……」ドキドキ
P(俺がずっと見たがっていた、律子の本気のアレ……それはつまり)
律子「…………は、は……」
P「!」
P(律子のCDのボーナストラックとして収録された、律子のモノマネ本気verのことである!)
律子「……はにぃ、だーいすきなの!」
HAPPY END
76: 忍法帖【Lv=5,xxxP】(1+0:15) :2012/12/07(金) 18:59:59.77 :hGAR2QHp0
律子も可愛いなぁ
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/07(金) 19:01:12.53 :FosjDm9f0
ステマSS終わりです、読んでくれた方ありがとうございました
MAシリーズはどれも名盤 やよいのモノマネはめちゃくちゃ可愛い
そして何より律っちゃんかわいいよぉ
ステマSS終わりです、読んでくれた方ありがとうございました
MAシリーズはどれも名盤 やよいのモノマネはめちゃくちゃ可愛い
そして何より律っちゃんかわいいよぉ
80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/07(金) 19:07:16.76 :wliQm3xe0
乙
りっちゃん、うおおおお! りっちゃあああん!
りっちゃん、うおおおお! りっちゃあああん!
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