1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/11(火) 22:21:32.95 :3qTrXnQ10
とおるるるるる・・・
とおるるるるるん
淡「はい、もしもし」
『・・・・・・』
淡「もしもし?」
『・・・・・・さん・・・』
淡「もーしもーし?」
ブツッ
淡「ありゃ、切れちゃった・・・」
淡「イタズラ電話・・・?」
とおるるるるる・・・
とおるるるるるん
淡「はい、もしもし」
『・・・・・・』
淡「もしもし?」
『・・・・・・さん・・・』
淡「もーしもーし?」
ブツッ
淡「ありゃ、切れちゃった・・・」
淡「イタズラ電話・・・?」
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/11(火) 22:24:35.61 :3qTrXnQ10
淡「なんだったんだろ?あれ・・・」
淡「ストーカーとか・・・?」
淡「はは、まさかね・・・」
淡「あれ?上履きの中に何か入ってる・・・」
グニュ・・・
淡「うわっ、なにこれ?タコス!?」
淡「なんだったんだろ?あれ・・・」
淡「ストーカーとか・・・?」
淡「はは、まさかね・・・」
淡「あれ?上履きの中に何か入ってる・・・」
グニュ・・・
淡「うわっ、なにこれ?タコス!?」
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/11(火) 22:28:35.48 :3qTrXnQ10
淡「・・・ってことが今朝あってねぇ」
菫「それは災難だったな」
菫「しかし、イタズラにしては性質が悪いな。何か心当たりとかあるか?」
淡「まったくもって!」
菫「そうか・・・何かあったら私に言えよ?力になれるかもしれん」
淡「スミレ・・・ありがと」
淡「・・・ってことが今朝あってねぇ」
菫「それは災難だったな」
菫「しかし、イタズラにしては性質が悪いな。何か心当たりとかあるか?」
淡「まったくもって!」
菫「そうか・・・何かあったら私に言えよ?力になれるかもしれん」
淡「スミレ・・・ありがと」
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/11(火) 22:32:39.83 :3qTrXnQ10
とおるるるる・・・
淡「まただ・・・」
とおるるるるるん
淡「もしもし?」
『・・・・・・』
淡「いったいなんなんですか?」
ブツッ
淡「なんなのよ・・・もぅ」
とおるるるる・・・
淡「まただ・・・」
とおるるるるるん
淡「もしもし?」
『・・・・・・』
淡「いったいなんなんですか?」
ブツッ
淡「なんなのよ・・・もぅ」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/11(火) 22:41:35.24 :3qTrXnQ10
淡「ここのところ引っ切り無しにかかってくる・・・」
淡「いったい誰なの・・・?」
とおるるるるる・・・
淡「ひっ」
とおるるるるるん
淡「くっ、こんなものっ!」
ブチッ
淡「もうやだ・・・」
淡「やだよぅ・・・」
淡「ここのところ引っ切り無しにかかってくる・・・」
淡「いったい誰なの・・・?」
とおるるるるる・・・
淡「ひっ」
とおるるるるるん
淡「くっ、こんなものっ!」
ブチッ
淡「もうやだ・・・」
淡「やだよぅ・・・」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/11(火) 22:52:00.99 :3qTrXnQ10
淡「スミレ、おはよう」
菫「珍しいな、お前が朝練に・・・それもこんな早い時間に来るなんて」
淡「家で一人でいるとちょっと落ち着かなくてね・・・」
菫「例のイタズラまだ続いてるのか?」
淡「まぁね、お陰様で全然眠れなくて」
淡「スミレー」
菫「ん?」
淡「ちょっと肩貸してね」コテ
菫「あ、おい」
淡「えへへ」
菫「ったく・・・少しだけだぞ」
淡「くーくー」
菫「・・・・・・」
淡「スミレ、おはよう」
菫「珍しいな、お前が朝練に・・・それもこんな早い時間に来るなんて」
淡「家で一人でいるとちょっと落ち着かなくてね・・・」
菫「例のイタズラまだ続いてるのか?」
淡「まぁね、お陰様で全然眠れなくて」
淡「スミレー」
菫「ん?」
淡「ちょっと肩貸してね」コテ
菫「あ、おい」
淡「えへへ」
菫「ったく・・・少しだけだぞ」
淡「くーくー」
菫「・・・・・・」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/11(火) 23:00:53.33 :3qTrXnQ10
淡「っ・・・」ガバッ
淡「なんかすっごい嫌な夢見たような・・・」
淡「あれ・・・?ここどこ・・・?」
菫「ようやく起きたのか」
淡「あ、スミレ・・・」
菫「ここは保健室だ。お前があんまりにも熟睡してたようだったからな。私が運んだんだ」
菫「それより大丈夫か?かなり魘されてたようだが・・・」
淡「うん・・・」
淡「っ・・・」ガバッ
淡「なんかすっごい嫌な夢見たような・・・」
淡「あれ・・・?ここどこ・・・?」
菫「ようやく起きたのか」
淡「あ、スミレ・・・」
菫「ここは保健室だ。お前があんまりにも熟睡してたようだったからな。私が運んだんだ」
菫「それより大丈夫か?かなり魘されてたようだが・・・」
淡「うん・・・」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/11(火) 23:12:42.28 :3qTrXnQ10
淡「なんかこうね、大きな手がガバーってね」
淡「すっごい力で海の底に引きずり込まれたんだよ」
菫「そうか・・・それは嫌な夢だったな」
淡「もう怖くって怖くって」
菫「・・・・・・」
菫「そうだ、私は教室行くがお前はどうする?ここでまだ寝てくか?」
淡「え・・・嘘、もうこんな時間!?もうとっくに授業始まってんじゃん」
菫「はぁ、気づいてなかったのか・・・」
淡「なんかこうね、大きな手がガバーってね」
淡「すっごい力で海の底に引きずり込まれたんだよ」
菫「そうか・・・それは嫌な夢だったな」
淡「もう怖くって怖くって」
菫「・・・・・・」
菫「そうだ、私は教室行くがお前はどうする?ここでまだ寝てくか?」
淡「え・・・嘘、もうこんな時間!?もうとっくに授業始まってんじゃん」
菫「はぁ、気づいてなかったのか・・・」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/11(火) 23:20:00.84 :3qTrXnQ10
淡「まさか超のつく真面目なスミレが授業サボってるとは思わなくってさ」アハハ
菫「誰の所為だと思ってるんだ、誰の」
淡「ごめん・・・」
菫「や、謝られても困るが」
淡「ねぇ」
菫「なんだ?」
淡「せっかくだし授業サボって一緒に寝てかない?」
ゴチッ
淡「いったーもぅ冗談なのにぃ」
菫「冗談は好かん」
淡「まさか超のつく真面目なスミレが授業サボってるとは思わなくってさ」アハハ
菫「誰の所為だと思ってるんだ、誰の」
淡「ごめん・・・」
菫「や、謝られても困るが」
淡「ねぇ」
菫「なんだ?」
淡「せっかくだし授業サボって一緒に寝てかない?」
ゴチッ
淡「いったーもぅ冗談なのにぃ」
菫「冗談は好かん」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/11(火) 23:24:12.36 :3qTrXnQ10
淡「さてと・・・勉学に励みますか!」
菫「大丈夫なのか?」
淡「多分ね。まぁなんとかなるっしょ」
淡「あ、そうだ」
菫「どうかしたのか?」
淡「スミレ、このことはテルーには内緒にしといてもらえないかな?心配かけたくないし」
菫「・・・え?」
淡「スミレ・・・?」
菫「テルー?誰だそれは?」
淡「え・・・?」
淡「さてと・・・勉学に励みますか!」
菫「大丈夫なのか?」
淡「多分ね。まぁなんとかなるっしょ」
淡「あ、そうだ」
菫「どうかしたのか?」
淡「スミレ、このことはテルーには内緒にしといてもらえないかな?心配かけたくないし」
菫「・・・え?」
淡「スミレ・・・?」
菫「テルー?誰だそれは?」
淡「え・・・?」
26: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) :2012/12/11(火) 23:31:27.64 :WFz6MajL0
え…?
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/11(火) 23:33:05.93 :3qTrXnQ10
淡「あはは、やだなぁもう・・・」
淡「さっき『冗談は好かん』とか言ってたのに」
菫「・・・?」
淡「え・・・」
淡「あの宮永照だよ?白糸台高校で3年連続抱かれたいランキングで1位の!!」
淡「麻雀やってる子なら知らない子なんていないほどの超有名人の!」
菫「・・・すまん」
淡「嘘・・・だよね・・・?」
菫「本当にお前の言ってるその宮永って子に心当たりがないんだ」
淡「スミレ・・・嘘って言ってよっ!」
淡「あはは、やだなぁもう・・・」
淡「さっき『冗談は好かん』とか言ってたのに」
菫「・・・?」
淡「え・・・」
淡「あの宮永照だよ?白糸台高校で3年連続抱かれたいランキングで1位の!!」
淡「麻雀やってる子なら知らない子なんていないほどの超有名人の!」
菫「・・・すまん」
淡「嘘・・・だよね・・・?」
菫「本当にお前の言ってるその宮永って子に心当たりがないんだ」
淡「スミレ・・・嘘って言ってよっ!」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/11(火) 23:41:23.35 :3qTrXnQ10
菫「・・・・・・」
淡「もういい!スミレなんて知らないっ!」
菫「あ、おい」
淡「言っていい冗談と悪い冗談があるよもぅ」
淡「でも・・・いくら冗談でもスミレがあんなこと言ったりする?なんだろなんか胸騒ぎがする」
淡「テルーの教室に行けばきっと会えるよね?」
菫「・・・・・・」
淡「もういい!スミレなんて知らないっ!」
菫「あ、おい」
淡「言っていい冗談と悪い冗談があるよもぅ」
淡「でも・・・いくら冗談でもスミレがあんなこと言ったりする?なんだろなんか胸騒ぎがする」
淡「テルーの教室に行けばきっと会えるよね?」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/11(火) 23:51:03.72 :3qTrXnQ10
「宮永?うちのクラスにいたっけ?」
「教室間違えてない?」
「それより君可愛いねデュフフ」
「宮永先輩?誰?」
淡「クラスの人も、タカミーもセイコもみんな知らないって・・・どうしてなの?」
淡「嘘・・・嘘ウソ・・・こんなの絶対ウソ!」
淡「嘘だよね?嘘って言ってよ・・・テルぅ」
「宮永?うちのクラスにいたっけ?」
「教室間違えてない?」
「それより君可愛いねデュフフ」
「宮永先輩?誰?」
淡「クラスの人も、タカミーもセイコもみんな知らないって・・・どうしてなの?」
淡「嘘・・・嘘ウソ・・・こんなの絶対ウソ!」
淡「嘘だよね?嘘って言ってよ・・・テルぅ」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/11(火) 23:58:53.58 :3qTrXnQ10
淡「もういいや・・・家帰ろ」
淡「きっとこれは悪い夢なんだ。寝て起きたらきっと・・・」
「・・・・・・」
淡「きっと元に戻ってるはず」
「・・・・・・」
淡「・・・?」フリカエリ
「・・・・・・」ピタッ
淡(さっきから誰かに尾行られてる・・・?例のイタズラ電話の人?)
淡(やばっ、逃げなきゃ)
「追いかけるよー」
淡「・・・ひっ!?」
淡「もういいや・・・家帰ろ」
淡「きっとこれは悪い夢なんだ。寝て起きたらきっと・・・」
「・・・・・・」
淡「きっと元に戻ってるはず」
「・・・・・・」
淡「・・・?」フリカエリ
「・・・・・・」ピタッ
淡(さっきから誰かに尾行られてる・・・?例のイタズラ電話の人?)
淡(やばっ、逃げなきゃ)
「追いかけるよー」
淡「・・・ひっ!?」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 00:10:33.85 :kLqvnwYr0
淡「いったいなんなのもー!」ダッ
「まってー」
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
淡「怖い怖い怖い」
「あれー?見失っちゃったよー」
淡「はぁはぁ・・・なんとか捲けたかな?」
淡「怖かったぁ」
「・・・ねぇねぇ」チョイチョイ
淡「っ・・・!?」ビクッ
「ダルい・・・オンブして?」
淡「・・・・・・」プイ
淡「いったいなんなのもー!」ダッ
「まってー」
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
淡「怖い怖い怖い」
「あれー?見失っちゃったよー」
淡「はぁはぁ・・・なんとか捲けたかな?」
淡「怖かったぁ」
「・・・ねぇねぇ」チョイチョイ
淡「っ・・・!?」ビクッ
「ダルい・・・オンブして?」
淡「・・・・・・」プイ
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 00:19:16.11 :kLqvnwYr0
淡「ふぅ・・・やっと家に着いたぁ」
淡「変な人に追い回されるわ、変な人に声かけられるわで疲れちゃったよ」
『ピーッ・・・メッセージガアリマス』
淡「ん?留守電?」
淡「あれ?おかしいな・・・電話はコード抜いてるから今は使えないはずなのに」カタカタ
淡「っ・・・!?245件も?」
『ピーッ・・・ウエノサンウエノサンウエノサンウエノサンウエノサンウエノサンウエノサン
ウエノサンウエノサンウエノサンウエノサンウエノサンウエノサンウエノサン
ウエノサンウエノサンウエノサンウエノサンウエノサンウエノサンウエノサン
ウエノサンウエノサンウエノサンウエノサンウエノサンウエノサンウエノサン』
淡「ひいぃ」
淡「ふぅ・・・やっと家に着いたぁ」
淡「変な人に追い回されるわ、変な人に声かけられるわで疲れちゃったよ」
『ピーッ・・・メッセージガアリマス』
淡「ん?留守電?」
淡「あれ?おかしいな・・・電話はコード抜いてるから今は使えないはずなのに」カタカタ
淡「っ・・・!?245件も?」
『ピーッ・・・ウエノサンウエノサンウエノサンウエノサンウエノサンウエノサンウエノサン
ウエノサンウエノサンウエノサンウエノサンウエノサンウエノサンウエノサン
ウエノサンウエノサンウエノサンウエノサンウエノサンウエノサンウエノサン
ウエノサンウエノサンウエノサンウエノサンウエノサンウエノサンウエノサン』
淡「ひいぃ」
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 00:21:54.81 :GlAr7eBa0
何でだよww
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 00:27:22.42 :kLqvnwYr0
淡「なんなのこれ・・・」
『ウエノサンウエノサンウエノサンウエノサンウエノサ・・・』
ブツッ・・・
淡「ひっ・・・停電?」
淡「真っ暗で何も見え――」
パリーン
淡「何?なんなの?」ガタガタ
淡「ポ、ポルターガイスト・・・?」
淡「怖い怖い怖い・・・」
淡「助けて・・・テルぅ」
淡「なんなのこれ・・・」
『ウエノサンウエノサンウエノサンウエノサンウエノサ・・・』
ブツッ・・・
淡「ひっ・・・停電?」
淡「真っ暗で何も見え――」
パリーン
淡「何?なんなの?」ガタガタ
淡「ポ、ポルターガイスト・・・?」
淡「怖い怖い怖い・・・」
淡「助けて・・・テルぅ」
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 00:34:29.86 :kLqvnwYr0
「どうしちゃったんすか?そんなに怯えて」
淡「だ、誰かいるの・・・?」
「いることにはいるんすけど多分見えないっすよ?」
淡「ゆ・・・ゆ、ゆ、ゆ」カタカタ
淡「幽霊!?」
「幽霊はひどいっすよ~」
淡「あ・・・あう・・・あうあ・・・」カタカタ
「あれ?帰ってきたのにもう外行っちゃうんすか?」
「どうしちゃったんすか?そんなに怯えて」
淡「だ、誰かいるの・・・?」
「いることにはいるんすけど多分見えないっすよ?」
淡「ゆ・・・ゆ、ゆ、ゆ」カタカタ
淡「幽霊!?」
「幽霊はひどいっすよ~」
淡「あ・・・あう・・・あうあ・・・」カタカタ
「あれ?帰ってきたのにもう外行っちゃうんすか?」
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 00:35:33.71 :Scz4hlVy0
なんで人の家にいるんだよwww
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 00:40:34.39 :kLqvnwYr0
ピンポーン・・・
淡「ひっ」ビクッ
「誰か来たみたいっすね」
ピンポーン・・・
淡「あ・・・あぅ・・・」ガクガク
「出ないんすか?腰が抜けて出れないならこのステルスモモが代わりにやってやるっすよ」
淡「や、やめっ!」
ガチャリ
ピンポーン・・・
淡「ひっ」ビクッ
「誰か来たみたいっすね」
ピンポーン・・・
淡「あ・・・あぅ・・・」ガクガク
「出ないんすか?腰が抜けて出れないならこのステルスモモが代わりにやってやるっすよ」
淡「や、やめっ!」
ガチャリ
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 00:46:19.09 :kLqvnwYr0
「・・・とは・・・いの・・・」
淡「誰・・・?」
「お外はとっても寒いの・・・」
「だから、ね・・・」
バシャバシャ
淡(何この臭い・・・)
淡「っ・・・灯油!?」
「――温めてほしいの」
「・・・とは・・・いの・・・」
淡「誰・・・?」
「お外はとっても寒いの・・・」
「だから、ね・・・」
バシャバシャ
淡(何この臭い・・・)
淡「っ・・・灯油!?」
「――温めてほしいの」
60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 00:51:33.70 :kLqvnwYr0
淡「げほっげほっ・・・」
「いやーあの状況でよく逃げられたっすねー」
淡「私の部屋が・・・」
「でも助かってよかったっすよ~」
淡「くっ」ダッ
「あ、どこ行くんすか~?」
淡「げほっげほっ・・・」
「いやーあの状況でよく逃げられたっすねー」
淡「私の部屋が・・・」
「でも助かってよかったっすよ~」
淡「くっ」ダッ
「あ、どこ行くんすか~?」
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 00:57:39.40 :kLqvnwYr0
淡「はぁっ・・・はぁっ・・・」
淡「いったいなんなの・・・なんで淡がこんな目に遭わなくちゃいけないの?」
淡「どうして・・・どうしてなの?」
淡「テルぅ・・・助けて・・・」
淡「助けてよぅ・・・」
淡「これからどうしよう・・・」
「・・・・・・」
淡「あ、あの後姿・・・」
淡「もしかして・・・」
淡「はぁっ・・・はぁっ・・・」
淡「いったいなんなの・・・なんで淡がこんな目に遭わなくちゃいけないの?」
淡「どうして・・・どうしてなの?」
淡「テルぅ・・・助けて・・・」
淡「助けてよぅ・・・」
淡「これからどうしよう・・・」
「・・・・・・」
淡「あ、あの後姿・・・」
淡「もしかして・・・」
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 01:04:45.13 :kLqvnwYr0
淡「テルー!?」
「・・・・・・」
淡「よかったぁ・・・もう二度と会えないかもって思ってた」
「・・・・・・」
淡「テルー?」
「・・・・・・」
淡「どうしたの?何か言ってよ!」
「・・・・・・」
淡「いつもみたいに優しく抱きしめてよ!」
淡「いつもみたいに髪撫でてよっ!」
「・・・たの?」
淡「え・・・?」
「もしかして私がお姉ちゃんに見えたの?」
淡「あ・・・あ、あぅ・・・」カタカタ
「あ・わ・い・ちゃん?」
淡「テルー!?」
「・・・・・・」
淡「よかったぁ・・・もう二度と会えないかもって思ってた」
「・・・・・・」
淡「テルー?」
「・・・・・・」
淡「どうしたの?何か言ってよ!」
「・・・・・・」
淡「いつもみたいに優しく抱きしめてよ!」
淡「いつもみたいに髪撫でてよっ!」
「・・・たの?」
淡「え・・・?」
「もしかして私がお姉ちゃんに見えたの?」
淡「あ・・・あ、あぅ・・・」カタカタ
「あ・わ・い・ちゃん?」
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 01:05:59.65 :Y/IrGqhai
ひぎぃ
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 01:21:20.39 :kLqvnwYr0
「・・・い」
「・・・おーい」
淡「え・・・?」
恭子「どないしたん?アンタが切らんと先進まんで?」
淡「え・・・あれ?ここ・・・」
穏乃「大丈夫ですか?すっごい具合悪そうだけど・・・」
恭子「なんや、大将戦始まったと思ったら急に呆けて・・・」
淡「すみません、大丈夫です」
恭子「ほんならええけど」
穏乃「よかったぁ」
淡「・・・・・・」キッ
咲「クスクス・・・どうしたの?怖い顔して」
淡「・・・絶対に負けないんだから」
「・・・い」
「・・・おーい」
淡「え・・・?」
恭子「どないしたん?アンタが切らんと先進まんで?」
淡「え・・・あれ?ここ・・・」
穏乃「大丈夫ですか?すっごい具合悪そうだけど・・・」
恭子「なんや、大将戦始まったと思ったら急に呆けて・・・」
淡「すみません、大丈夫です」
恭子「ほんならええけど」
穏乃「よかったぁ」
淡「・・・・・・」キッ
咲「クスクス・・・どうしたの?怖い顔して」
淡「・・・絶対に負けないんだから」
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 01:22:53.29 :Y/IrGqhai
精神攻撃こええ
75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 01:32:31.06 :kLqvnwYr0
『さぁ、長かった戦いもこれで最後!いよいよ全国大会団体戦決勝・大将戦が始まろうとしています』
『白糸台の大星選手、起家の第一打でずいぶん長考していますねぇ』
咲「私も・・・絶対に負けないよ」
淡「この点差で勝てると思ってんの?」
咲「勝つよ・・・必ず、ね」
淡「その自信、叩き潰してあげる」
咲「試してみる?」
淡「ふんっ、テルーの夢の為にも絶対に負けられないんだっ!」
咲「ふーん・・・これがお姉ちゃんのお気に入りか・・・」
咲「いいよ。おいで・・・遊んであげる」
槓!
『さぁ、長かった戦いもこれで最後!いよいよ全国大会団体戦決勝・大将戦が始まろうとしています』
『白糸台の大星選手、起家の第一打でずいぶん長考していますねぇ』
咲「私も・・・絶対に負けないよ」
淡「この点差で勝てると思ってんの?」
咲「勝つよ・・・必ず、ね」
淡「その自信、叩き潰してあげる」
咲「試してみる?」
淡「ふんっ、テルーの夢の為にも絶対に負けられないんだっ!」
咲「ふーん・・・これがお姉ちゃんのお気に入りか・・・」
咲「いいよ。おいで・・・遊んであげる」
槓!
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 01:33:32.33 :V9gOpFA+0
おつ
80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 01:38:52.23 :GajFX2NxO
こわかった乙
82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/12(水) 01:44:21.27 :buV0bW5m0
咲さんこわいい!
コメント
すばらしい