1:モバマス×765要素あり:2012/12/17(月) 17:13:47.01 :RJ7X2gki0
タッタン♪ タタン タンタタン…♪ スタッ
響「……ふぅ、自主練終わり!」
ブリッツェン「ブモッ」
響「ん?」
ブリッツェン「ブモッ!」
響「お、おぉ……? 都会の、公園に……ト、トナカイ?」
ブリッツェン「ブモッ」
響「自分、動物はいっぱい飼ってるけどトナカイは初めて見たかも……でも、どこから……?」
ブリッツェン「ブモッ……」
響「え? 『我が主人とはぐれてしまった。これでは忠義が尽くせない……』って、キミ。誰かのペットなの?」
ブリッツェン「ブモッ?」
響「『我が言葉、お前は理解できるというのか』って? うん、まぁ自分完璧だからな!」
ブリッツェン「ブモッ!」
響「あはは、それほどでもないよ!」
タッタン♪ タタン タンタタン…♪ スタッ
響「……ふぅ、自主練終わり!」
ブリッツェン「ブモッ」
響「ん?」
ブリッツェン「ブモッ!」
響「お、おぉ……? 都会の、公園に……ト、トナカイ?」
ブリッツェン「ブモッ」
響「自分、動物はいっぱい飼ってるけどトナカイは初めて見たかも……でも、どこから……?」
ブリッツェン「ブモッ……」
響「え? 『我が主人とはぐれてしまった。これでは忠義が尽くせない……』って、キミ。誰かのペットなの?」
ブリッツェン「ブモッ?」
響「『我が言葉、お前は理解できるというのか』って? うん、まぁ自分完璧だからな!」
ブリッツェン「ブモッ!」
響「あはは、それほどでもないよ!」
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 17:20:11.47 :RJ7X2gki0
響「でも、いったいどうして……」
ブリッツェン「ブモッ……」
響「えぇ? ご主人はサンタクロースなの!?」
ブリッツェン「ブモッ。ブモッブモッ」
響「そうか、お友達もいっぱいいるけどそのうちの一人で、このあたりを任されてるんだ?」
ブリッツェン「ブモッ!」
響「『我が角は主人の剣にして盾』って……かっこいいね」
ブリッツェン「……ブモッ」
響「……でも鼻水垂れてるぞ」
ブリッツェン「ブモッ!?」
響「でも、いったいどうして……」
ブリッツェン「ブモッ……」
響「えぇ? ご主人はサンタクロースなの!?」
ブリッツェン「ブモッ。ブモッブモッ」
響「そうか、お友達もいっぱいいるけどそのうちの一人で、このあたりを任されてるんだ?」
ブリッツェン「ブモッ!」
響「『我が角は主人の剣にして盾』って……かっこいいね」
ブリッツェン「……ブモッ」
響「……でも鼻水垂れてるぞ」
ブリッツェン「ブモッ!?」
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 17:27:43.66 :RJ7X2gki0
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 17:35:11.50 :RJ7X2gki0
P「はぁ……つまり、君はサンタクロースだと?」
イヴ「はい~、そうなんですよぉ」
P「……今日は寒いからなぁ」
イヴ「あぁ、やめてください~! 通報しないで~!」
P「いや、だって……とりあえず服。俺のコートでいいかな」
イヴ「あ……ありがとうございます~☆」
P「流石に目のやり場に困るしね……うん……」
イヴ「あったか~い……♪」
P(本当にどうしたもんかな……)
イヴ「あの、すみません~」
P「あ、はい?」
イヴ「このあたりで、トナカイを見ませんでしたかぁ?」
P「トナカイ……? いや、さすがに見てないですけど」
イヴ「強い日差しや熱に当てると干からびちゃうんですけど~」
P「それは本当にトナカイなのか?」
P「はぁ……つまり、君はサンタクロースだと?」
イヴ「はい~、そうなんですよぉ」
P「……今日は寒いからなぁ」
イヴ「あぁ、やめてください~! 通報しないで~!」
P「いや、だって……とりあえず服。俺のコートでいいかな」
イヴ「あ……ありがとうございます~☆」
P「流石に目のやり場に困るしね……うん……」
イヴ「あったか~い……♪」
P(本当にどうしたもんかな……)
イヴ「あの、すみません~」
P「あ、はい?」
イヴ「このあたりで、トナカイを見ませんでしたかぁ?」
P「トナカイ……? いや、さすがに見てないですけど」
イヴ「強い日差しや熱に当てると干からびちゃうんですけど~」
P「それは本当にトナカイなのか?」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 17:43:12.87 :RJ7X2gki0
P「……まぁいいや。とりあえず事務所も近いから来てもらっていいかな」
イヴ「じむしょ……ですかぁ?」
P「確か衣装が……いや、でも背が大きいしサイズがないか……?」ブツブツ…
イヴ「それって、あれですよねぇ。みかじめりょうってやつを……あわわわ……」
P「はい?」
イヴ「どうしましょ~! 私、服も持っていないんですぅ~」
P「あぁ、いや。うん……そういうのじゃないから……」
イヴ「そうなんですか~?」
P「あぁ、うん……とりあえず周りの視線とか、集まるとまずいしいこう」
イヴ「は~い、わかりましたぁ☆」
P(気の抜けるしゃべり方だなぁ……)
P「……まぁいいや。とりあえず事務所も近いから来てもらっていいかな」
イヴ「じむしょ……ですかぁ?」
P「確か衣装が……いや、でも背が大きいしサイズがないか……?」ブツブツ…
イヴ「それって、あれですよねぇ。みかじめりょうってやつを……あわわわ……」
P「はい?」
イヴ「どうしましょ~! 私、服も持っていないんですぅ~」
P「あぁ、いや。うん……そういうのじゃないから……」
イヴ「そうなんですか~?」
P「あぁ、うん……とりあえず周りの視線とか、集まるとまずいしいこう」
イヴ「は~い、わかりましたぁ☆」
P(気の抜けるしゃべり方だなぁ……)
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 17:46:11.57 :RJ7X2gki0
ガチャッ
P「ただいま帰りました」
小鳥「あ、お帰りなさいプロデュっ……!?」
イヴ「どうも~☆」
小鳥「……!?!?」
P「あのですね、音無さん。この子は……」
小鳥「白髪美人を、このわずかな外出時間で確保……どころか、プロデューサーさんの服を着ているけどその下には何も着ていない!?」
小鳥「まさか、そんな! そんな高度なプレイを、寒空の下で……」
P「音無さん?」
小鳥「あっ、すみません……あの、いったいどうしたんですか?」
イヴ「拾ってもらっちゃいました~☆」
小鳥「!?!?」
ガチャッ
P「ただいま帰りました」
小鳥「あ、お帰りなさいプロデュっ……!?」
イヴ「どうも~☆」
小鳥「……!?!?」
P「あのですね、音無さん。この子は……」
小鳥「白髪美人を、このわずかな外出時間で確保……どころか、プロデューサーさんの服を着ているけどその下には何も着ていない!?」
小鳥「まさか、そんな! そんな高度なプレイを、寒空の下で……」
P「音無さん?」
小鳥「あっ、すみません……あの、いったいどうしたんですか?」
イヴ「拾ってもらっちゃいました~☆」
小鳥「!?!?」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 17:53:00.76 :RJ7X2gki0
小鳥(や、やっぱりそういうプレイ!? プレイなの!?)
小鳥(プロデューサーさんに一目ぼれしてご主人様になってください、とか、そういう……)
小鳥(そんな願望があっただなんて、この海のリハクの目をもってしても見抜けなかったわ!」
イヴ「あの~、いったいなんのお話でしょう?」
P「うん、ちょっとダメな方にスイッチが入っちゃってるみたいだな」
イヴ「スイッチですかぁ?」
P「普段はね、とても頼れる人なんだけどな……」
ガチャーンッ!
響「プロデューサー、いる!?」
P「お? どうしたひび……き……」
ブリッツェン「ブモッ」
P「……なんだそれ」
響「トナカイ拾ったんだ!」
小鳥(や、やっぱりそういうプレイ!? プレイなの!?)
小鳥(プロデューサーさんに一目ぼれしてご主人様になってください、とか、そういう……)
小鳥(そんな願望があっただなんて、この海のリハクの目をもってしても見抜けなかったわ!」
イヴ「あの~、いったいなんのお話でしょう?」
P「うん、ちょっとダメな方にスイッチが入っちゃってるみたいだな」
イヴ「スイッチですかぁ?」
P「普段はね、とても頼れる人なんだけどな……」
ガチャーンッ!
響「プロデューサー、いる!?」
P「お? どうしたひび……き……」
ブリッツェン「ブモッ」
P「……なんだそれ」
響「トナカイ拾ったんだ!」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 17:59:03.71 :RJ7X2gki0
P「いや、トナカイって。トナカイはさ、もっとシュッとしててさ……」
ブリッツェン「ブモッ!」
響「そんなことないぞ! ほら、ブリッツェンも『貴公は私のことを愚弄するか!』って怒ってる!」
P「その鼻水垂らした顔でそんなセリフ言ってるの!?」
ブリッツェン「ブモッ」
響「『これは潤滑剤であって鼻水などでは決してない』らしいよ?」
P「えぇ……?」
イヴ「あ……あぁ……!」
P「あ、そうだ。響なら何か……」
イヴ「ブリッツェ~ン!」
ブリッツェン「ブモッ!?」
P「いや、トナカイって。トナカイはさ、もっとシュッとしててさ……」
ブリッツェン「ブモッ!」
響「そんなことないぞ! ほら、ブリッツェンも『貴公は私のことを愚弄するか!』って怒ってる!」
P「その鼻水垂らした顔でそんなセリフ言ってるの!?」
ブリッツェン「ブモッ」
響「『これは潤滑剤であって鼻水などでは決してない』らしいよ?」
P「えぇ……?」
イヴ「あ……あぁ……!」
P「あ、そうだ。響なら何か……」
イヴ「ブリッツェ~ン!」
ブリッツェン「ブモッ!?」
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 18:07:50.98 :RJ7X2gki0
響「わ、わぁ! な、なんだなんだ!? 半裸の人がブリッツェンに……」
イヴ「ありがとうございますぅ! ブリッツェンのこと、見つけてくださったんですね~!」
響「え、いや。うん……ダンスの自主練してたら、偶然会ったというか……」
ブリッツェン「ブモッ……」
響「『それでも我が主人に巡り合えたのはお前のおかげだ。礼を言おう……』って、えへへ、照れるなぁ」
P「なぁ、そいつ本当にそんなこと言ってるのか?」
響「なにさ、プロデューサーは自分のこと信じてくれないの?」
P「いや、響のことは信じてるけどさ……ギャップがな」
ブリッツェン「ブモッ」
響「『お前とて、雄であろう。なら、強くあろうとするのは理解できるな?』だってさ」
P「この顔で言われても困る」
響「いや、うーん。でも……飼い主とあえてよかったなぁ」
イヴ「本当にありがとうございます~☆」
P「……あっという間に問題が片付いたな……って、いやいや」
イヴ「なんですかぁ?」
響「わ、わぁ! な、なんだなんだ!? 半裸の人がブリッツェンに……」
イヴ「ありがとうございますぅ! ブリッツェンのこと、見つけてくださったんですね~!」
響「え、いや。うん……ダンスの自主練してたら、偶然会ったというか……」
ブリッツェン「ブモッ……」
響「『それでも我が主人に巡り合えたのはお前のおかげだ。礼を言おう……』って、えへへ、照れるなぁ」
P「なぁ、そいつ本当にそんなこと言ってるのか?」
響「なにさ、プロデューサーは自分のこと信じてくれないの?」
P「いや、響のことは信じてるけどさ……ギャップがな」
ブリッツェン「ブモッ」
響「『お前とて、雄であろう。なら、強くあろうとするのは理解できるな?』だってさ」
P「この顔で言われても困る」
響「いや、うーん。でも……飼い主とあえてよかったなぁ」
イヴ「本当にありがとうございます~☆」
P「……あっという間に問題が片付いたな……って、いやいや」
イヴ「なんですかぁ?」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 18:18:42.32 :RJ7X2gki0
P「よく考えたら服の問題もあるよな……俺の着たままっていうのも……」
イヴ「あっ、きゃ~ん☆ そうでしたぁ♪」
響「えっ!?」
P「そもそもブリッツェン? が君のだっていうのは信じられてもサンタだなんて……」
イヴ「でもでも、本当なんですよ~?」
響「……プロデューサー? この人、コートしか着てないよ? しかもプロデューサーのってことは、その……」
P「えっ? あぁ、いや……それはだな」
響「うぎゃー! へ、ヘンタイ!」
P「あぅっ」
響「プ、プロデューサーがまさかいきずりの女の子とそんなことをする人だなんて思わなかったぞ!」
P「ち、違うんだ響。話を聞いてくれ……心が壊れそう」
小鳥「はっ!? プ、プロデューサーさんが響ちゃんに変態呼ばわりされてる!?」
小鳥「プロデューサーさんが! 響ちゃんに!! 変態呼ばわりされてる!!!」
響「ぴよ子まで壊れた!」
P「よく考えたら服の問題もあるよな……俺の着たままっていうのも……」
イヴ「あっ、きゃ~ん☆ そうでしたぁ♪」
響「えっ!?」
P「そもそもブリッツェン? が君のだっていうのは信じられてもサンタだなんて……」
イヴ「でもでも、本当なんですよ~?」
響「……プロデューサー? この人、コートしか着てないよ? しかもプロデューサーのってことは、その……」
P「えっ? あぁ、いや……それはだな」
響「うぎゃー! へ、ヘンタイ!」
P「あぅっ」
響「プ、プロデューサーがまさかいきずりの女の子とそんなことをする人だなんて思わなかったぞ!」
P「ち、違うんだ響。話を聞いてくれ……心が壊れそう」
小鳥「はっ!? プ、プロデューサーさんが響ちゃんに変態呼ばわりされてる!?」
小鳥「プロデューサーさんが! 響ちゃんに!! 変態呼ばわりされてる!!!」
響「ぴよ子まで壊れた!」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 18:30:30.17 :RJ7X2gki0
P「落ち着いてください音無さん!」
小鳥「プロデューサーさん、どっちもイケたんですね!? でもそんなあなたも嫌いじゃないわ!」
P「ダメだ妄想と現実が曖昧になってる!」
響「うわぁーん! プロデューサーのこと信じてたのにひどい!」
ギャーギャー ワーワー……
イヴ「え、えーっと……えいっ!」ポンッ ぽぽんっ
P「うわっ!?」
響「な、なに!?」
イヴ「あぁ、よかったぁ~……良い子で助かりましたぁ」
P「今、どこからか箱が……?」
響「なにこれ……?」
小鳥「……私には、なにも出てきていませんけど」
ブリッツェン「ブモッ」
響「えっと、『お前からはそこはかとない邪気を感じる。よこしまな気持ちでは、プレゼントは受け取れない』……って」
小鳥「えぇっ!?」
P「落ち着いてください音無さん!」
小鳥「プロデューサーさん、どっちもイケたんですね!? でもそんなあなたも嫌いじゃないわ!」
P「ダメだ妄想と現実が曖昧になってる!」
響「うわぁーん! プロデューサーのこと信じてたのにひどい!」
ギャーギャー ワーワー……
イヴ「え、えーっと……えいっ!」ポンッ ぽぽんっ
P「うわっ!?」
響「な、なに!?」
イヴ「あぁ、よかったぁ~……良い子で助かりましたぁ」
P「今、どこからか箱が……?」
響「なにこれ……?」
小鳥「……私には、なにも出てきていませんけど」
ブリッツェン「ブモッ」
響「えっと、『お前からはそこはかとない邪気を感じる。よこしまな気持ちでは、プレゼントは受け取れない』……って」
小鳥「えぇっ!?」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 18:39:33.66 :RJ7X2gki0
P「これは……手袋?」
響「あれ……長いマフラーだなぁ」
イヴ「これはですね~☆ こうやって……」
響「え、あっ」
P「お……おい、ちょっと?」
イヴ「うふふ~♪ 2人で巻く用なんですよ~☆」
P「い、いやいや。ここ室内だし! いらな……」
響「ね、ねぇプロデューサー」
P「響?」
響「別に……自分、プロデューサーがこのままでいいなら……このままでも……」
P「……そ、そうか? じゃあ、このままで……」
小鳥「」
ブリッツェン「ブモッ……」ポン
P「これは……手袋?」
響「あれ……長いマフラーだなぁ」
イヴ「これはですね~☆ こうやって……」
響「え、あっ」
P「お……おい、ちょっと?」
イヴ「うふふ~♪ 2人で巻く用なんですよ~☆」
P「い、いやいや。ここ室内だし! いらな……」
響「ね、ねぇプロデューサー」
P「響?」
響「別に……自分、プロデューサーがこのままでいいなら……このままでも……」
P「……そ、そうか? じゃあ、このままで……」
小鳥「」
ブリッツェン「ブモッ……」ポン
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 18:47:01.30 :RJ7X2gki0
P「……それで、今のはいったい?」
イヴ「私、サンタクロースだって言ったじゃないですか~?」
P「あぁ、聞いたな」
イヴ「だから、良い子には欲しいものを送ることができるんですよぉ♪」
P「すごいな、サンタ!?」
ブリッツェン「ブモッ」
響「『我が主は正当なるサンタクロースの後継者。この程度たやすい』……って、本当に魔法みたいだったぞ……」
イヴ「でも、純粋な気持ちを持っているんですね~♪ 普通、大人の人にはプレゼントは渡せないんですけど……」
小鳥「あ……そ、そうよね。うん!」
ブリッツェン「ブモッ……」
響「『そう落ち込むことはない。そなたは美しい』だって」
小鳥「トナカイさん……」
ブリッツェン「ブモッ」
響「『我が名はブリッツェン。そう呼んでくれ』……って言ってるけど」
小鳥「ブリッツェンさん……素敵……」
P「……それで、今のはいったい?」
イヴ「私、サンタクロースだって言ったじゃないですか~?」
P「あぁ、聞いたな」
イヴ「だから、良い子には欲しいものを送ることができるんですよぉ♪」
P「すごいな、サンタ!?」
ブリッツェン「ブモッ」
響「『我が主は正当なるサンタクロースの後継者。この程度たやすい』……って、本当に魔法みたいだったぞ……」
イヴ「でも、純粋な気持ちを持っているんですね~♪ 普通、大人の人にはプレゼントは渡せないんですけど……」
小鳥「あ……そ、そうよね。うん!」
ブリッツェン「ブモッ……」
響「『そう落ち込むことはない。そなたは美しい』だって」
小鳥「トナカイさん……」
ブリッツェン「ブモッ」
響「『我が名はブリッツェン。そう呼んでくれ』……って言ってるけど」
小鳥「ブリッツェンさん……素敵……」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 19:36:22.68 :RJ7X2gki0
P「……しかし音無さん。いいのかな、あれで」
小鳥「うふふ……」
ブリッツェン「ブ、ブモッ」
響「……ブリッツェンもまんざらじゃないみたいだし、いいんじゃないかな?」
イヴ「あはは~☆ みんなハッピーならいいじゃないですかぁ~♪」
響「うん、そうだね……そうかな?」
P「……というか、そんな力があるなら自分の服は出せなかったのか?」
イヴ「あっ! そんな方法があったんですねぇ」
P「……」
響「プロデューサー、どうどう」
P「うん、あたまいたい」
P「……しかし音無さん。いいのかな、あれで」
小鳥「うふふ……」
ブリッツェン「ブ、ブモッ」
響「……ブリッツェンもまんざらじゃないみたいだし、いいんじゃないかな?」
イヴ「あはは~☆ みんなハッピーならいいじゃないですかぁ~♪」
響「うん、そうだね……そうかな?」
P「……というか、そんな力があるなら自分の服は出せなかったのか?」
イヴ「あっ! そんな方法があったんですねぇ」
P「……」
響「プロデューサー、どうどう」
P「うん、あたまいたい」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 19:41:33.24 :RJ7X2gki0
イヴ「それじゃあ……」
イヴ「……」
響「どうしたの?」
イヴ「よく考えたら自分のものは出せないんでした~♪」
P「……」
響「……」
イヴ「ごめんなさ~い! でも、今日中にしないといけないノルマがあって……」
P「ノルマだって?」
イヴ「そうなんですよぉ……困ってしまいました~」
響「……自分、手伝おうか?」
イヴ「い、いいんですかぁ!?」
P「お、おいおい響……」
響「いいでしょ? だって、ほら……マフラーももらっちゃったし」
P「……ま、まぁ。そうだが」
イヴ「それじゃあ……」
イヴ「……」
響「どうしたの?」
イヴ「よく考えたら自分のものは出せないんでした~♪」
P「……」
響「……」
イヴ「ごめんなさ~い! でも、今日中にしないといけないノルマがあって……」
P「ノルマだって?」
イヴ「そうなんですよぉ……困ってしまいました~」
響「……自分、手伝おうか?」
イヴ「い、いいんですかぁ!?」
P「お、おいおい響……」
響「いいでしょ? だって、ほら……マフラーももらっちゃったし」
P「……ま、まぁ。そうだが」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 19:50:08.47 :RJ7X2gki0
イヴ「クリスマスの朝にプレゼントが届くように、これだけの人のおうちに魔法をかけておかないといけないんですけれど~……」
P「……今日の分だけでこんなに? これはさすがに無理だな……」
イヴ「私も、配りますけど~……外は寒いし……」
P「……待てよ。あの衣装の上と、あとは……響。衣装の下使っていいか?」
響「え? うん、まぁ別にいいけど……」
P「じゃあちょっとこっちへ」
イヴ「え? あ、は~い。わかりましたぁ~☆」
トテトテ…ガチャッ
響「……」
小鳥「ブリッツェンさん……実はキスで呪いが解けたりしないの?」
ブリッツェン「ブモッ? ……ブモッ」
響「『私には過去はない。だが、私にとっての生涯とはトナカイであることだ』……らしいぞ」
小鳥「あぁ、クール!」
響「うん、そうだね」
イヴ「クリスマスの朝にプレゼントが届くように、これだけの人のおうちに魔法をかけておかないといけないんですけれど~……」
P「……今日の分だけでこんなに? これはさすがに無理だな……」
イヴ「私も、配りますけど~……外は寒いし……」
P「……待てよ。あの衣装の上と、あとは……響。衣装の下使っていいか?」
響「え? うん、まぁ別にいいけど……」
P「じゃあちょっとこっちへ」
イヴ「え? あ、は~い。わかりましたぁ~☆」
トテトテ…ガチャッ
響「……」
小鳥「ブリッツェンさん……実はキスで呪いが解けたりしないの?」
ブリッツェン「ブモッ? ……ブモッ」
響「『私には過去はない。だが、私にとっての生涯とはトナカイであることだ』……らしいぞ」
小鳥「あぁ、クール!」
響「うん、そうだね」
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 19:56:51.02 :RJ7X2gki0
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 20:02:27.66 :RJ7X2gki0
響「それで、自分もお手伝いできるんだよね?」
イヴ「はぁ~い♪ サンタの力も一部貸し出し中です☆」
P「……響、俺に向かって使ってみてくれないか」
響「なんだか嫌な予感がするから遠慮しておくぞ」
P「……」
イヴ「それじゃあ、ブリッツェンと一緒に魔法をかけに……」
小鳥「ブリッツェンさん♪」
ブリッツェン「ブモッ」
小鳥「ふふっ、呼んだだけ」
ブリッツェン「……ブモッ」
小鳥「ごめんなさい、つい」
響「……翻訳いる?」
P「うん、いい」
響「それで、自分もお手伝いできるんだよね?」
イヴ「はぁ~い♪ サンタの力も一部貸し出し中です☆」
P「……響、俺に向かって使ってみてくれないか」
響「なんだか嫌な予感がするから遠慮しておくぞ」
P「……」
イヴ「それじゃあ、ブリッツェンと一緒に魔法をかけに……」
小鳥「ブリッツェンさん♪」
ブリッツェン「ブモッ」
小鳥「ふふっ、呼んだだけ」
ブリッツェン「……ブモッ」
小鳥「ごめんなさい、つい」
響「……翻訳いる?」
P「うん、いい」
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 20:08:34.24 :RJ7X2gki0
イヴ「ブリッツェン?」
ブリッツェン「……ブモッ。ブモブモッ」
小鳥「いって……しまうの……?」
ブリッツェン「……ブモッ」
小鳥「そう……わかっていたわ。私は、しょせん……」
ブリッツェン「……」ピトッ
小鳥「……ブリッツェンさん?」
ブリッツェン「ブモッ」
小鳥「……はい! 私、待ってるから!」
響「いい話だなぁ……グスッ……」
P「えっ、そんな深い会話あったの?」
イヴ「ブリッツェン?」
ブリッツェン「……ブモッ。ブモブモッ」
小鳥「いって……しまうの……?」
ブリッツェン「……ブモッ」
小鳥「そう……わかっていたわ。私は、しょせん……」
ブリッツェン「……」ピトッ
小鳥「……ブリッツェンさん?」
ブリッツェン「ブモッ」
小鳥「……はい! 私、待ってるから!」
響「いい話だなぁ……グスッ……」
P「えっ、そんな深い会話あったの?」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 20:14:22.49 :RJ7X2gki0
響「プロデューサー。それじゃあ自分、ちょっといってくるね!」
P「あぁ、気を付けるんだぞ? 路地裏にダンボール一丁で凍えるなんてことはないように」
イヴ「あぁん、ひどいですぅ~! あれには理由があったんですよぉ」
P「理由って?」
イヴ「なんだか、衣装をよこせーっていって襲われて……怖かったんですから」
P「なにそれこわい」
響「物騒だなぁ……」
イヴ「でもたぶん、もう大丈夫ですよ~♪ 悪い子は、ブラックサンタさんが連れていっちゃいますからね☆」
P「なにそれこわい」
ブリッツェン「ブモッ」
小鳥「……はい。また」
響「大丈夫なの、ブリッツェン?」
ブリッツェン「ブモッ」
響「あはは、そっか。すごいなぁ」
響「プロデューサー。それじゃあ自分、ちょっといってくるね!」
P「あぁ、気を付けるんだぞ? 路地裏にダンボール一丁で凍えるなんてことはないように」
イヴ「あぁん、ひどいですぅ~! あれには理由があったんですよぉ」
P「理由って?」
イヴ「なんだか、衣装をよこせーっていって襲われて……怖かったんですから」
P「なにそれこわい」
響「物騒だなぁ……」
イヴ「でもたぶん、もう大丈夫ですよ~♪ 悪い子は、ブラックサンタさんが連れていっちゃいますからね☆」
P「なにそれこわい」
ブリッツェン「ブモッ」
小鳥「……はい。また」
響「大丈夫なの、ブリッツェン?」
ブリッツェン「ブモッ」
響「あはは、そっか。すごいなぁ」
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 20:23:53.06 :RJ7X2gki0
響「じゃあ、いってきます!」
イヴ「私はヴィクセンが迎えに来てくれるらしいのでそっちで行きます~♪」
P「あぁ、いってらっしゃい」
小鳥「……」
イヴ「その前に、はいどうぞ~♪」ポンッ
ぽんっ
小鳥「えっ? わ、私に……」
イヴ「一足お先に、メリークリスマスです~☆ ご達者で!」
小鳥「……」
P「音無さん……?」
小鳥「中身は……ぬいぐるみです。ブリッツェンさんの……」
P「あぁ、はい……」
小鳥「……」ギュッ
P(……うん、本人は幸せそうだしいいのかな)
響「じゃあ、いってきます!」
イヴ「私はヴィクセンが迎えに来てくれるらしいのでそっちで行きます~♪」
P「あぁ、いってらっしゃい」
小鳥「……」
イヴ「その前に、はいどうぞ~♪」ポンッ
ぽんっ
小鳥「えっ? わ、私に……」
イヴ「一足お先に、メリークリスマスです~☆ ご達者で!」
小鳥「……」
P「音無さん……?」
小鳥「中身は……ぬいぐるみです。ブリッツェンさんの……」
P「あぁ、はい……」
小鳥「……」ギュッ
P(……うん、本人は幸せそうだしいいのかな)
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 20:31:55.15 :RJ7X2gki0
響「かがやく街♪ キラキラショーウィンドウ……♪」
イヴ「あぁ~! ヴィクセン、この服は食べちゃダメですよぉ~!」
響「みんな幸せなクリスマスがすごせますようにっ!」
イヴ「あ、あれ? ちょっと待ってぇ……ば、バランスが……きゃぁぁっ」
響「自分、サンタもこなしちゃうぞ! なんていったって、自分、完璧だからな!」
イヴ「うぅ……あ、あれ? 衣装はあるけど……ヴィクセン? どこへ……?」
響「ノルマだって簡単さー。ね、ブリッツェン? ……ブリッツェン?」
ブリッツェン「ブモッ!」ダッ!
響「うぎゃー! ちょっと速すぎだぞー!?」
イヴ「あ、ブリッツェン! おーい、おー……あれ~? きゃぁぁー!」
ドシャーンッ がらがら…
モバP「……空から半裸の女の子と765プロのアイドルそっくりのサンタが落ちてきた」
響「かがやく街♪ キラキラショーウィンドウ……♪」
イヴ「あぁ~! ヴィクセン、この服は食べちゃダメですよぉ~!」
響「みんな幸せなクリスマスがすごせますようにっ!」
イヴ「あ、あれ? ちょっと待ってぇ……ば、バランスが……きゃぁぁっ」
響「自分、サンタもこなしちゃうぞ! なんていったって、自分、完璧だからな!」
イヴ「うぅ……あ、あれ? 衣装はあるけど……ヴィクセン? どこへ……?」
響「ノルマだって簡単さー。ね、ブリッツェン? ……ブリッツェン?」
ブリッツェン「ブモッ!」ダッ!
響「うぎゃー! ちょっと速すぎだぞー!?」
イヴ「あ、ブリッツェン! おーい、おー……あれ~? きゃぁぁー!」
ドシャーンッ がらがら…
モバP「……空から半裸の女の子と765プロのアイドルそっくりのサンタが落ちてきた」
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 20:36:39.35 :RJ7X2gki0
イヴ「えぇっ、私がアイドルですか~?」
モバP「なんだかよくわからないが、可愛い女の子はスカウトする主義なんだ」
イヴ「そんなこと言われても~……」
響「……」
モバP「そっちの君は我那覇響ちゃんにそっくりだね!」
響「いや、本人なんだけどなぁ」
モバP「よかったら我が事務所に!」
響「悪いけど、自分にはちゃんと仲間がいるんだ! ごめんね」
モバP「……ですよねー。って、もしかして本人?」
響「ふふっ、ヒミツだぞ!」
モバP「いや、どこからどう見ても……まぁ、いいか」
イヴ「アイドル……アイドルですか~。やってみますぅ♪」
モバP「よっし! 目指すぞトップ!」
ブリッツェン「……我が魂は、我が主と共に。従おう」
モバP「!?」
イヴ「えぇっ、私がアイドルですか~?」
モバP「なんだかよくわからないが、可愛い女の子はスカウトする主義なんだ」
イヴ「そんなこと言われても~……」
響「……」
モバP「そっちの君は我那覇響ちゃんにそっくりだね!」
響「いや、本人なんだけどなぁ」
モバP「よかったら我が事務所に!」
響「悪いけど、自分にはちゃんと仲間がいるんだ! ごめんね」
モバP「……ですよねー。って、もしかして本人?」
響「ふふっ、ヒミツだぞ!」
モバP「いや、どこからどう見ても……まぁ、いいか」
イヴ「アイドル……アイドルですか~。やってみますぅ♪」
モバP「よっし! 目指すぞトップ!」
ブリッツェン「……我が魂は、我が主と共に。従おう」
モバP「!?」
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 20:37:25.98 :RJ7X2gki0
おわりです、お粗末
これモバでも765でもなくブリッツェンSSな気がしなくはないけれども
保守支援ありがとうございました
おわりです、お粗末
これモバでも765でもなくブリッツェンSSな気がしなくはないけれども
保守支援ありがとうございました
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