1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 23:49:25.18 :yjBWK/XD0
櫻子「脂肪が多くて暑苦しいから、冬にはちょうどいい!」
向日葵「」ピキッ
櫻子「脂肪が多くて暑苦しいから、冬にはちょうどいい!」
向日葵「」ピキッ
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 00:18:35.60 :90nts0Hv0
向日葵「今、何と言いましたの櫻子?」
櫻子「あっれー? 脂肪が付きすぎて、耳まで遠くなっちゃったの?」
向日葵「つまりあなたは、さぞかし耳がいいんでしょうね。その貧相な身体が少し羨ましくなりますわ」
櫻子「ムッキー! 貧相じゃないもん! 向日葵のおっぱいがでかすぎるんだってば!」
向日葵「嫉妬は見苦しいですわよ」
櫻子「嫉妬なんかしてないやい。そんなに大きなおっぱい……ジャマになるだけだもん!」
向日葵「邪魔……?」
櫻子「そうだよ。動き回る時にゆっさゆっさ揺れて動きづらそうだし、男の人にはジロジロ見られそうだし」
櫻子「おっぱい大きくていいことなんて、あるのかな?」
向日葵「…………」
向日葵「今、何と言いましたの櫻子?」
櫻子「あっれー? 脂肪が付きすぎて、耳まで遠くなっちゃったの?」
向日葵「つまりあなたは、さぞかし耳がいいんでしょうね。その貧相な身体が少し羨ましくなりますわ」
櫻子「ムッキー! 貧相じゃないもん! 向日葵のおっぱいがでかすぎるんだってば!」
向日葵「嫉妬は見苦しいですわよ」
櫻子「嫉妬なんかしてないやい。そんなに大きなおっぱい……ジャマになるだけだもん!」
向日葵「邪魔……?」
櫻子「そうだよ。動き回る時にゆっさゆっさ揺れて動きづらそうだし、男の人にはジロジロ見られそうだし」
櫻子「おっぱい大きくていいことなんて、あるのかな?」
向日葵「…………」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 00:24:04.61 :90nts0Hv0
櫻子「やばっ、もうこんな時間じゃん! 急がないと遅刻するっ!」
向日葵「…………」
櫻子「向日葵?」
向日葵「えっ?」
櫻子「なにボケっとしてんのさ。遅刻しちゃうよ」
向日葵「あ、あぁ……そうですわね」
向日葵(胸が大きくていいこと……か)
櫻子「やばっ、もうこんな時間じゃん! 急がないと遅刻するっ!」
向日葵「…………」
櫻子「向日葵?」
向日葵「えっ?」
櫻子「なにボケっとしてんのさ。遅刻しちゃうよ」
向日葵「あ、あぁ……そうですわね」
向日葵(胸が大きくていいこと……か)
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 00:32:25.30 :90nts0Hv0
お昼――
櫻子「今日は待ちに待った……竹輪の磯辺揚げっ!」
あかり「櫻子ちゃん好きだもんね、竹輪の磯辺揚げ」
櫻子「最初に食べようかな、それとも最後に食べようかな」
ちなつ「ちょっとずつ食べればいいんじゃない?」
櫻子「確かにそうかも……だめ、やっぱり我慢出来ない! 最初に食べちゃおう!」パクパク
ちなつ「早っ! もう全部食べちゃったの?」
櫻子「あっという間に終わっちゃったよ……うーん、もっと食べたいなぁ」
櫻子「そうだ、向日葵のをちょっともらっちゃえ!」
向日葵「…………」
お昼――
櫻子「今日は待ちに待った……竹輪の磯辺揚げっ!」
あかり「櫻子ちゃん好きだもんね、竹輪の磯辺揚げ」
櫻子「最初に食べようかな、それとも最後に食べようかな」
ちなつ「ちょっとずつ食べればいいんじゃない?」
櫻子「確かにそうかも……だめ、やっぱり我慢出来ない! 最初に食べちゃおう!」パクパク
ちなつ「早っ! もう全部食べちゃったの?」
櫻子「あっという間に終わっちゃったよ……うーん、もっと食べたいなぁ」
櫻子「そうだ、向日葵のをちょっともらっちゃえ!」
向日葵「…………」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 00:37:30.17 :90nts0Hv0
櫻子「あれ、反応なし? おーい、向日葵? 竹輪の磯辺揚げもらっちゃうよ?」
向日葵「あっ、えぇ……好きなだけ食べなさいな」
櫻子「ん? んんん?」
ちなつ「どうかしたの、向日葵ちゃん?」
向日葵「えっ、別にどうもしてませんわよ」
あかり「いつもなら他の人のおかず取るなって怒るよね?」
向日葵「今日はちょっと食欲がなくて……残すぐらいなら、誰かに上げた方がよいですし」
櫻子「そっか、それじゃあ遠慮なく!」パクパク
櫻子「あれ、反応なし? おーい、向日葵? 竹輪の磯辺揚げもらっちゃうよ?」
向日葵「あっ、えぇ……好きなだけ食べなさいな」
櫻子「ん? んんん?」
ちなつ「どうかしたの、向日葵ちゃん?」
向日葵「えっ、別にどうもしてませんわよ」
あかり「いつもなら他の人のおかず取るなって怒るよね?」
向日葵「今日はちょっと食欲がなくて……残すぐらいなら、誰かに上げた方がよいですし」
櫻子「そっか、それじゃあ遠慮なく!」パクパク
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 00:41:46.02 :90nts0Hv0
あかり「向日葵ちゃん、調子悪いなら保健室……行く?」
向日葵「いえ、単に食欲がないだけですから」
あかり「それならいいんだけど。無理しちゃだめだよ?」
向日葵「お気遣いありがとうございます、赤座さん。どこかの誰かさんも見習って欲しい所ですわね」
あかり「あはは……」
櫻子「あっ、また全部食べちゃった。少しとっておけばよかったなぁ」
ちなつ(櫻子ちゃん食べるの早すぎでしょ)
あかり「向日葵ちゃん、調子悪いなら保健室……行く?」
向日葵「いえ、単に食欲がないだけですから」
あかり「それならいいんだけど。無理しちゃだめだよ?」
向日葵「お気遣いありがとうございます、赤座さん。どこかの誰かさんも見習って欲しい所ですわね」
あかり「あはは……」
櫻子「あっ、また全部食べちゃった。少しとっておけばよかったなぁ」
ちなつ(櫻子ちゃん食べるの早すぎでしょ)
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 00:48:40.82 :90nts0Hv0
帰り道――
櫻子「向日葵」
向日葵「何ですの?」
櫻子「何か今日の向日葵、ちょっとヘンじゃない?」
向日葵「そっ、そんな事はありませんわ!」
櫻子「何て言うか、ずっとボケーッてしてる感じ」
向日葵「あなたにそんな事言われるだなんて……私よりも成績がよくなってから言いなさいな」
櫻子「何さ、せっかく人が心配してやってんのにー」
向日葵「櫻子なんかに心配されるほど落ちぶれちゃ居ませんわ」
櫻子「むっ! ……ははーん、さてはアレだなぁ?」
向日葵「アレなんて言われても分かりませんわよ」
櫻子「朝言われた脂肪うんぬんの事、気にしてるんでしょ。だから竹輪の磯辺揚げを私にあげたんじゃ?」
向日葵「……っ!」
帰り道――
櫻子「向日葵」
向日葵「何ですの?」
櫻子「何か今日の向日葵、ちょっとヘンじゃない?」
向日葵「そっ、そんな事はありませんわ!」
櫻子「何て言うか、ずっとボケーッてしてる感じ」
向日葵「あなたにそんな事言われるだなんて……私よりも成績がよくなってから言いなさいな」
櫻子「何さ、せっかく人が心配してやってんのにー」
向日葵「櫻子なんかに心配されるほど落ちぶれちゃ居ませんわ」
櫻子「むっ! ……ははーん、さてはアレだなぁ?」
向日葵「アレなんて言われても分かりませんわよ」
櫻子「朝言われた脂肪うんぬんの事、気にしてるんでしょ。だから竹輪の磯辺揚げを私にあげたんじゃ?」
向日葵「……っ!」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 00:54:02.59 :90nts0Hv0
櫻子「その様子だと当たり? まぁよく考えてみれば、おっぱい大きくてもいいことないもんねぇ」
櫻子「ダイエットをして少しでも減らそうっていう気持ちはよく分か……」
向日葵「黙りなさいっ!」
櫻子「っ!? ……そ、そんなに怒らなくてもいいじゃん」
向日葵「櫻子に……」
向日葵「櫻子に、私の何が分かるというの!?」
櫻子「ちょ、ちょっと落ち着きなって」
向日葵「櫻子なんて大嫌いですわっ!」ダッ
櫻子「待ってよ向日葵! ねぇってば……」
櫻子「その様子だと当たり? まぁよく考えてみれば、おっぱい大きくてもいいことないもんねぇ」
櫻子「ダイエットをして少しでも減らそうっていう気持ちはよく分か……」
向日葵「黙りなさいっ!」
櫻子「っ!? ……そ、そんなに怒らなくてもいいじゃん」
向日葵「櫻子に……」
向日葵「櫻子に、私の何が分かるというの!?」
櫻子「ちょ、ちょっと落ち着きなって」
向日葵「櫻子なんて大嫌いですわっ!」ダッ
櫻子「待ってよ向日葵! ねぇってば……」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 01:02:52.92 :90nts0Hv0
大室家――
櫻子「ただいま」
花子「おかえり……って何か櫻子、顔暗いし?」
櫻子「別に……今日夜ご飯いらない。食欲ないから、もう寝る」
花子「!? ちょっと待つし! 今日の食事当番櫻子だし!」
櫻子「おやすみ」バタン
花子「な、なんて奴だし……」
大室家――
櫻子「ただいま」
花子「おかえり……って何か櫻子、顔暗いし?」
櫻子「別に……今日夜ご飯いらない。食欲ないから、もう寝る」
花子「!? ちょっと待つし! 今日の食事当番櫻子だし!」
櫻子「おやすみ」バタン
花子「な、なんて奴だし……」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 01:05:14.86 :90nts0Hv0
櫻子(何なのさ……もう)
櫻子(おっぱいの事でからかうなんて……いつもの事、じゃん)
櫻子(あんなに向日葵が怒っただなんて、初めてだ)
櫻子(あんなに強く、大嫌いだなんて言われたのも……)
櫻子(…………)
櫻子(あー、もう! 明日どんな顔して向日葵に会えばいいのさ!?)
櫻子(何なのさ……もう)
櫻子(おっぱいの事でからかうなんて……いつもの事、じゃん)
櫻子(あんなに向日葵が怒っただなんて、初めてだ)
櫻子(あんなに強く、大嫌いだなんて言われたのも……)
櫻子(…………)
櫻子(あー、もう! 明日どんな顔して向日葵に会えばいいのさ!?)
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 01:11:46.60 :90nts0Hv0
向日葵(胸の事を櫻子にからかわれるのなんていつもの事だった)
向日葵(では、なぜ今日はあんなにも怒ってしまったのか。それはきっと……)
櫻子『おっぱい大きくていいことなんて、あるのかな?』
向日葵(そう。きっと、この一言があったからですわ)
向日葵(自分自身でも、胸が大きくていい事なんてないと思っていた……そう、たったひとつを除いては)
向日葵(胸の事を櫻子にからかわれるのなんていつもの事だった)
向日葵(では、なぜ今日はあんなにも怒ってしまったのか。それはきっと……)
櫻子『おっぱい大きくていいことなんて、あるのかな?』
向日葵(そう。きっと、この一言があったからですわ)
向日葵(自分自身でも、胸が大きくていい事なんてないと思っていた……そう、たったひとつを除いては)
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 01:21:37.35 :90nts0Hv0
向日葵(胸が大きくてよかったという、たったひとつの理由……)
向日葵(それは、櫻子に羨ましがられるという事)
向日葵(胸が大きくてずるいとか、何を食べたらそんな大きくなるんだとか……いつも言われて、表向きでは怒っていた)
向日葵(でも心の奥底では、嬉しかった。大好きな櫻子にそんな風に思ってもらえるだなんて)
向日葵(なのに櫻子自身の口から、胸が大きくていいことなんてあるのか……)
向日葵(そう言われた瞬間、今までのその思いがすべて否定されたような気がした)
向日葵(櫻子が悪いわけでもなんでもない。私が勝手にそんなことを考えてただけ……)
向日葵(はぁ……明日、顔が合わせにくいですわね。どうしましょう)
向日葵(胸が大きくてよかったという、たったひとつの理由……)
向日葵(それは、櫻子に羨ましがられるという事)
向日葵(胸が大きくてずるいとか、何を食べたらそんな大きくなるんだとか……いつも言われて、表向きでは怒っていた)
向日葵(でも心の奥底では、嬉しかった。大好きな櫻子にそんな風に思ってもらえるだなんて)
向日葵(なのに櫻子自身の口から、胸が大きくていいことなんてあるのか……)
向日葵(そう言われた瞬間、今までのその思いがすべて否定されたような気がした)
向日葵(櫻子が悪いわけでもなんでもない。私が勝手にそんなことを考えてただけ……)
向日葵(はぁ……明日、顔が合わせにくいですわね。どうしましょう)
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 01:26:45.48 :90nts0Hv0
次の日――
櫻子(学校、ズル休みしちゃった)
櫻子(だって仕方ないじゃん! 向日葵にあんな事言われてさ、どうすればいいか分かんなかったんだもん)
櫻子(でもずっとズル休みなんてできないし……今日中に何かいいこと思いつかないかなぁ)
櫻子(うーん、うーん……)
櫻子(あ。そういえば今日の給食ってなんだっけ……)パラッ
櫻子「あぁあああっ! 今日ケーキあるじゃん! しまったぁ……」
次の日――
櫻子(学校、ズル休みしちゃった)
櫻子(だって仕方ないじゃん! 向日葵にあんな事言われてさ、どうすればいいか分かんなかったんだもん)
櫻子(でもずっとズル休みなんてできないし……今日中に何かいいこと思いつかないかなぁ)
櫻子(うーん、うーん……)
櫻子(あ。そういえば今日の給食ってなんだっけ……)パラッ
櫻子「あぁあああっ! 今日ケーキあるじゃん! しまったぁ……」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 01:31:28.66 :90nts0Hv0
向日葵(うぅ、私としたことが……学校をサボってしまうだなんて。こ、これも櫻子のせいですわ!)
向日葵(……って違いましたわ、私自身のせいでしたわね)
向日葵(しかしいつまでも休むわけにもいきませんし、何か対策を考えねば)
向日葵(そういえば、今日の給食は何だったかしら……あら、デザートはケーキでしたの)
向日葵(きっと櫻子は私の分のケーキをめぐって、ジャンケンでもしてるんでしょうね)
向日葵(うぅ、私としたことが……学校をサボってしまうだなんて。こ、これも櫻子のせいですわ!)
向日葵(……って違いましたわ、私自身のせいでしたわね)
向日葵(しかしいつまでも休むわけにもいきませんし、何か対策を考えねば)
向日葵(そういえば、今日の給食は何だったかしら……あら、デザートはケーキでしたの)
向日葵(きっと櫻子は私の分のケーキをめぐって、ジャンケンでもしてるんでしょうね)
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 01:36:41.98 :90nts0Hv0
櫻子(うーん、何も思いつかない! こういう時は気分転換が必要!)
櫻子(というわけで、こっそりとお出かけしちゃおう。おやつでも買いに行こうかな?)
櫻子(家に篭りっきりだと、なんだか滅入るしねー)ガチャ
向日葵(駄目ですわね、いいアイデアが出て来ませんわ)
向日葵(学校を休んでるのだから、あまりお外に出るべきじゃありませんが……少しぐらいならいいですわよね)
向日葵(何か甘い物でも買って、頭を働かせるとしましょう)ガチャ
櫻子「ひ、向日葵!?」
向日葵「さ、櫻子!?」
櫻子(うーん、何も思いつかない! こういう時は気分転換が必要!)
櫻子(というわけで、こっそりとお出かけしちゃおう。おやつでも買いに行こうかな?)
櫻子(家に篭りっきりだと、なんだか滅入るしねー)ガチャ
向日葵(駄目ですわね、いいアイデアが出て来ませんわ)
向日葵(学校を休んでるのだから、あまりお外に出るべきじゃありませんが……少しぐらいならいいですわよね)
向日葵(何か甘い物でも買って、頭を働かせるとしましょう)ガチャ
櫻子「ひ、向日葵!?」
向日葵「さ、櫻子!?」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 01:42:10.16 :90nts0Hv0
櫻子「なんで向日葵がいるのさ!」
向日葵「それはこっちの台詞ですわ! 学校はどうしましたの!?」
櫻子「え、えーっと……ちょっと風邪引いちゃってさ。ゲホッゲホッ! ゴホッゴホッ!」
向日葵「ちょっとワザとらしすぎですわ……」
櫻子「違うって、本当に風邪引いたんだよ。ゲホッゲ……ゲフォェエエエッ!!」
向日葵「さ、櫻子?」
櫻子「向日葵のバカ! 今の本当に苦しかったじゃん! ゲフォッゲフォッ!」
向日葵「私のせいじゃありませんわよ。それに今、今の本当に苦しかった……って言いましたわよね?」
櫻子「あ、しまった!」
櫻子「なんで向日葵がいるのさ!」
向日葵「それはこっちの台詞ですわ! 学校はどうしましたの!?」
櫻子「え、えーっと……ちょっと風邪引いちゃってさ。ゲホッゲホッ! ゴホッゴホッ!」
向日葵「ちょっとワザとらしすぎですわ……」
櫻子「違うって、本当に風邪引いたんだよ。ゲホッゲ……ゲフォェエエエッ!!」
向日葵「さ、櫻子?」
櫻子「向日葵のバカ! 今の本当に苦しかったじゃん! ゲフォッゲフォッ!」
向日葵「私のせいじゃありませんわよ。それに今、今の本当に苦しかった……って言いましたわよね?」
櫻子「あ、しまった!」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 01:47:58.61 :90nts0Hv0
向日葵「まったく……学校をサボるだなんて、信じられませんわ」
櫻子「そういう向日葵はどうなのさ」
向日葵「わ、私はですね……その、私も風邪を引きまして」
櫻子「今すっごい言いよどんでたよね」
向日葵「気のせいですわ」
櫻子「それに向日葵、全然セキしてないじゃん」
向日葵「別に風邪引いたからって、必ずしもセキをするとは限りませんわ」
櫻子「むっ、確かに……うーん、どうやって確かめようかな? ……あ、そうだ! 熱があるか確認すればいいじゃん!」
向日葵「櫻子は体温計なんて持ち歩いてるのかしら」
櫻子「そんなものいらないって。こうしておでことおでこを……」
向日葵「え、ちょっ……櫻子、顔が近いですわ!」
櫻子「? だって近づけないと熱が測れないじゃん。あれ、なんか向日葵の顔、赤くなってるような?」
向日葵「気のせい、気のせいですわ!」
櫻子「こりゃ本当に熱があるんじゃ……えい」
向日葵「まったく……学校をサボるだなんて、信じられませんわ」
櫻子「そういう向日葵はどうなのさ」
向日葵「わ、私はですね……その、私も風邪を引きまして」
櫻子「今すっごい言いよどんでたよね」
向日葵「気のせいですわ」
櫻子「それに向日葵、全然セキしてないじゃん」
向日葵「別に風邪引いたからって、必ずしもセキをするとは限りませんわ」
櫻子「むっ、確かに……うーん、どうやって確かめようかな? ……あ、そうだ! 熱があるか確認すればいいじゃん!」
向日葵「櫻子は体温計なんて持ち歩いてるのかしら」
櫻子「そんなものいらないって。こうしておでことおでこを……」
向日葵「え、ちょっ……櫻子、顔が近いですわ!」
櫻子「? だって近づけないと熱が測れないじゃん。あれ、なんか向日葵の顔、赤くなってるような?」
向日葵「気のせい、気のせいですわ!」
櫻子「こりゃ本当に熱があるんじゃ……えい」
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 01:55:11.68 :90nts0Hv0
櫻子「うーん、熱はないみたいだね……」
櫻子「ということは向日葵もズル休みじゃん! 人のこと散々言っておいてさー」
向日葵(櫻子の顔が、櫻子の顔が、櫻子の顔がっ……!)
櫻子「向日葵ってば、聞いてるー?」
向日葵「はっ!? も、もちろん聞いてますわよ」
櫻子「本当?」
向日葵「え、えぇ……私もたまにはおサボりしたくなるのですわ」
櫻子「ふーん……? でも何でさっきはあんなに顔が赤かったんだろ。あ、もしかして……」
向日葵(き、気づいてしまったの?)
櫻子「辛いものでもたくさん食べてたんだ!」
向日葵「…………」
向日葵(櫻子が気づくわけないですわね)
櫻子「うーん、熱はないみたいだね……」
櫻子「ということは向日葵もズル休みじゃん! 人のこと散々言っておいてさー」
向日葵(櫻子の顔が、櫻子の顔が、櫻子の顔がっ……!)
櫻子「向日葵ってば、聞いてるー?」
向日葵「はっ!? も、もちろん聞いてますわよ」
櫻子「本当?」
向日葵「え、えぇ……私もたまにはおサボりしたくなるのですわ」
櫻子「ふーん……? でも何でさっきはあんなに顔が赤かったんだろ。あ、もしかして……」
向日葵(き、気づいてしまったの?)
櫻子「辛いものでもたくさん食べてたんだ!」
向日葵「…………」
向日葵(櫻子が気づくわけないですわね)
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 02:01:42.23 :90nts0Hv0
櫻子「向日葵はどこ行くつもりだったの?」
向日葵「私は……何か甘いものでも買いに行こうかと」
櫻子「ズル休みして甘いものを食べようとするなんて……なかなかの悪ですなぁ」
向日葵「もうお昼も過ぎてますし、まぁ大丈夫でしょう。そういう櫻子はどうなんですの?」
櫻子「私は……何かおやつでも買おうかなって」
向日葵「同じようなものじゃない」
櫻子「あはは。そんじゃ、一緒に行くとしますか」
向日葵「そうですわね。小腹も空いてきましたし」
櫻子「向日葵はどこ行くつもりだったの?」
向日葵「私は……何か甘いものでも買いに行こうかと」
櫻子「ズル休みして甘いものを食べようとするなんて……なかなかの悪ですなぁ」
向日葵「もうお昼も過ぎてますし、まぁ大丈夫でしょう。そういう櫻子はどうなんですの?」
櫻子「私は……何かおやつでも買おうかなって」
向日葵「同じようなものじゃない」
櫻子「あはは。そんじゃ、一緒に行くとしますか」
向日葵「そうですわね。小腹も空いてきましたし」
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 02:10:14.80 :90nts0Hv0
学校、お昼――
あかり「櫻子ちゃん、向日葵ちゃん……ふたりとも休みだなんて」
ちなつ「何かあったのかな……」
あかり「うん……昨日の向日葵ちゃん、様子がヘンだったし」
ちなつ「帰りにお見舞いにでもいこっか。ごらく部はおやすみして」
あかり「そうだね。京子ちゃんにメールしておこっと……あ」
ちなつ「ん? どうかしたの、あかりちゃん」
あかり「櫻子ちゃんと向日葵ちゃんに、チーズケーキ持ってってあげられないかなって思って」
ちなつ「うーん、休んだ人の分は欲しい人がジャンケンして決めるものだし……」
あかり「なら二人でジャンケンに参加してみよっ?」
ちなつ「そうだね。二人で挑戦すれば、一つぐらいゲットできるかも」
学校、お昼――
あかり「櫻子ちゃん、向日葵ちゃん……ふたりとも休みだなんて」
ちなつ「何かあったのかな……」
あかり「うん……昨日の向日葵ちゃん、様子がヘンだったし」
ちなつ「帰りにお見舞いにでもいこっか。ごらく部はおやすみして」
あかり「そうだね。京子ちゃんにメールしておこっと……あ」
ちなつ「ん? どうかしたの、あかりちゃん」
あかり「櫻子ちゃんと向日葵ちゃんに、チーズケーキ持ってってあげられないかなって思って」
ちなつ「うーん、休んだ人の分は欲しい人がジャンケンして決めるものだし……」
あかり「なら二人でジャンケンに参加してみよっ?」
ちなつ「そうだね。二人で挑戦すれば、一つぐらいゲットできるかも」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 02:15:57.03 :90nts0Hv0
喫茶店――
櫻子「へぇ、こんな所に喫茶店あったんだ……向日葵にしてはいい感じのお店じゃん?」
向日葵「向日葵にしては……は余計ですわ、まったく」
櫻子「はいはい。で、何かオススメある?」
向日葵「そうですわね……レアチーズケーキ、かしら」
櫻子「レアチーズケーキかぁ……あ、それって!」
向日葵「今日の給食についてるデザート、ですわね」
櫻子「私が食べたいって分かってたんだ!? さっすが向日葵!」
向日葵「ち、違いますわよ……私が食べたかっただけです。勝手な勘違いをしないよう」
櫻子「はいはい。あ……でも向日葵はチーズケーキ頼むんでしょ? なら私は別のにしよっと」
向日葵「あら、なぜ?」
櫻子「二人とも同じのじゃつまんないじゃん」
向日葵「ま、それもそうですわね……それならキャロットケーキとかどうかしら」
櫻子「私がニンジン苦手だって知ってて言ってるでしょー!」
向日葵「あら、そうでしたわね。すっかり忘れてましたわ」
喫茶店――
櫻子「へぇ、こんな所に喫茶店あったんだ……向日葵にしてはいい感じのお店じゃん?」
向日葵「向日葵にしては……は余計ですわ、まったく」
櫻子「はいはい。で、何かオススメある?」
向日葵「そうですわね……レアチーズケーキ、かしら」
櫻子「レアチーズケーキかぁ……あ、それって!」
向日葵「今日の給食についてるデザート、ですわね」
櫻子「私が食べたいって分かってたんだ!? さっすが向日葵!」
向日葵「ち、違いますわよ……私が食べたかっただけです。勝手な勘違いをしないよう」
櫻子「はいはい。あ……でも向日葵はチーズケーキ頼むんでしょ? なら私は別のにしよっと」
向日葵「あら、なぜ?」
櫻子「二人とも同じのじゃつまんないじゃん」
向日葵「ま、それもそうですわね……それならキャロットケーキとかどうかしら」
櫻子「私がニンジン苦手だって知ってて言ってるでしょー!」
向日葵「あら、そうでしたわね。すっかり忘れてましたわ」
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 02:29:16.99 :90nts0Hv0
櫻子「このいちごタルトおいしいっ!」
向日葵「こら、食べながら喋らない。行儀が悪いですわよ」
櫻子「いやぁ、これが美味しすぎるのがいけないんだよ」
向日葵「まったく……ほら、口の周りがクリームだらけじゃない」フキフキ
櫻子「あはは、まったく気づかなかった」
向日葵(あ、今少しだけ……私の指が櫻子の唇に)フキフキ
櫻子「向日葵ー、もう吹き終わったでしょ。いつまでやってるのさ」
向日葵「はっ!? これはあれです、念のためというやつですわ」
櫻子「このいちごタルトおいしいっ!」
向日葵「こら、食べながら喋らない。行儀が悪いですわよ」
櫻子「いやぁ、これが美味しすぎるのがいけないんだよ」
向日葵「まったく……ほら、口の周りがクリームだらけじゃない」フキフキ
櫻子「あはは、まったく気づかなかった」
向日葵(あ、今少しだけ……私の指が櫻子の唇に)フキフキ
櫻子「向日葵ー、もう吹き終わったでしょ。いつまでやってるのさ」
向日葵「はっ!? これはあれです、念のためというやつですわ」
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 02:34:05.73 :90nts0Hv0
櫻子「はい向日葵。あーん」
向日葵「!?」
櫻子「どしたの。食べないの?」
向日葵(な、何を動揺してますの私は? 食べさせあいっこなんて、今まで普通にしてきたじゃない!)
向日葵(そう、とにかく落ち着かないと。深呼吸、深呼きゅ)ズボッ
向日葵「もご!?」
櫻子「あれ?」
向日葵「な、何でいきなりタルトを突っ込むんですかっ!」
櫻子「いやいや、向日葵が口を開けたからいいかなって」
向日葵「あ、あれは……」
櫻子「あれは?」
向日葵「な、なんでもありませんわ」
櫻子「はい向日葵。あーん」
向日葵「!?」
櫻子「どしたの。食べないの?」
向日葵(な、何を動揺してますの私は? 食べさせあいっこなんて、今まで普通にしてきたじゃない!)
向日葵(そう、とにかく落ち着かないと。深呼吸、深呼きゅ)ズボッ
向日葵「もご!?」
櫻子「あれ?」
向日葵「な、何でいきなりタルトを突っ込むんですかっ!」
櫻子「いやいや、向日葵が口を開けたからいいかなって」
向日葵「あ、あれは……」
櫻子「あれは?」
向日葵「な、なんでもありませんわ」
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 02:41:02.96 :90nts0Hv0
櫻子「それじゃ気を取り直してもう一回。あーん」
向日葵「あ、あーん……」
櫻子「おいしい?」
向日葵「えぇ、久しぶりに食べましたわ」
向日葵(正直、ドキドキしすぎてあまり味が分かりませんでしたわ……)
櫻子「それじゃ今度は向日葵の番っ!」
向日葵「はいはい、あーん……」
櫻子「あーん」
向日葵「お味はいかがですの、櫻子」
櫻子「すっごくおいしい! もう一口ちょうだい!」
向日葵「そんなに気に入りましたの? もう一口だけですわよ……はい、あーん」
櫻子「あー……」ベチャ
向日葵「あっ」
櫻子「あぁあああっ! わ、私の服が……」
櫻子「それじゃ気を取り直してもう一回。あーん」
向日葵「あ、あーん……」
櫻子「おいしい?」
向日葵「えぇ、久しぶりに食べましたわ」
向日葵(正直、ドキドキしすぎてあまり味が分かりませんでしたわ……)
櫻子「それじゃ今度は向日葵の番っ!」
向日葵「はいはい、あーん……」
櫻子「あーん」
向日葵「お味はいかがですの、櫻子」
櫻子「すっごくおいしい! もう一口ちょうだい!」
向日葵「そんなに気に入りましたの? もう一口だけですわよ……はい、あーん」
櫻子「あー……」ベチャ
向日葵「あっ」
櫻子「あぁあああっ! わ、私の服が……」
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 02:48:14.67 :90nts0Hv0
向日葵(ドキドキしすぎて手元が狂ってしまったのかしら……)
向日葵「ご、ごめんなさい櫻子。すぐに拭きますわ」
櫻子「もう、気をつけてよ向日葵! 制服じゃなくてよかったけどさ……」
向日葵「ショートケーキとかだったら、もっと悲惨なことになってたでしょうね」フキフキ
向日葵(む、胸の辺りも少し汚れちゃってますわね……これは汚れを取るため、やむを得ず触るのですわ)フキフキ
櫻子「ちょ、ちょっと向日葵! そんな所まで拭かなくていいって!」
向日葵「でも汚れが……」
櫻子「後は自分でやるから! もう……」
向日葵(櫻子の胸の触り心地、結構いいかも……って私は何を考えてるんですの!?)
向日葵(ドキドキしすぎて手元が狂ってしまったのかしら……)
向日葵「ご、ごめんなさい櫻子。すぐに拭きますわ」
櫻子「もう、気をつけてよ向日葵! 制服じゃなくてよかったけどさ……」
向日葵「ショートケーキとかだったら、もっと悲惨なことになってたでしょうね」フキフキ
向日葵(む、胸の辺りも少し汚れちゃってますわね……これは汚れを取るため、やむを得ず触るのですわ)フキフキ
櫻子「ちょ、ちょっと向日葵! そんな所まで拭かなくていいって!」
向日葵「でも汚れが……」
櫻子「後は自分でやるから! もう……」
向日葵(櫻子の胸の触り心地、結構いいかも……って私は何を考えてるんですの!?)
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 02:57:06.78 :90nts0Hv0
向日葵「自分はいつも私の胸を触るくせに……触られるのは苦手だなんて」
櫻子「揉むのはいいけど、揉まれるのは恥ずかしいに決まってるじゃん!」
向日葵「はぁ……」
櫻子「おっぱいと言えばさ……向日葵っておっぱい大きいのすごく気にしてるじゃん?」
櫻子「それなのに私ってバカだからさ、いつもそのことでからかって……ごめん」
向日葵「櫻子……」
櫻子「昨日、大嫌いって言われるまで気づかなかった。向日葵がそんなに嫌がってるなんて」
櫻子「だから今日で終わりにするよ。おっぱいの事でからかうのは」
向日葵「それは違う、違いますの……櫻子」
櫻子「……?」
向日葵「私が昨日あんなに怒った訳は……」
向日葵「自分はいつも私の胸を触るくせに……触られるのは苦手だなんて」
櫻子「揉むのはいいけど、揉まれるのは恥ずかしいに決まってるじゃん!」
向日葵「はぁ……」
櫻子「おっぱいと言えばさ……向日葵っておっぱい大きいのすごく気にしてるじゃん?」
櫻子「それなのに私ってバカだからさ、いつもそのことでからかって……ごめん」
向日葵「櫻子……」
櫻子「昨日、大嫌いって言われるまで気づかなかった。向日葵がそんなに嫌がってるなんて」
櫻子「だから今日で終わりにするよ。おっぱいの事でからかうのは」
向日葵「それは違う、違いますの……櫻子」
櫻子「……?」
向日葵「私が昨日あんなに怒った訳は……」
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 03:07:52.70 :90nts0Hv0
向日葵「……と、いうわけですわ」
櫻子「な……なんじゃそりゃあ!」
櫻子「向日葵は私の事が大好きで、私におっぱいでかいでかい言われるのが実は嬉しくて……」
櫻子「昨日私に大嫌いって言った理由は……」
櫻子「おっぱい大きくてもいいことなくね? って私に言われて大きなショックを受けたから!?」
向日葵「そういうことになりますわね」
櫻子「あのさぁ……向日葵は私に喧嘩売ってるの! そんなにおっぱいの大きさを自慢したいの!?」
向日葵「自慢したい訳じゃありませんわ。櫻子に羨ましがら……」
櫻子「どう聞いても自慢にしか聞こえないから!」
向日葵「そうなんですの?」
櫻子「そうなの!」
向日葵「……と、いうわけですわ」
櫻子「な……なんじゃそりゃあ!」
櫻子「向日葵は私の事が大好きで、私におっぱいでかいでかい言われるのが実は嬉しくて……」
櫻子「昨日私に大嫌いって言った理由は……」
櫻子「おっぱい大きくてもいいことなくね? って私に言われて大きなショックを受けたから!?」
向日葵「そういうことになりますわね」
櫻子「あのさぁ……向日葵は私に喧嘩売ってるの! そんなにおっぱいの大きさを自慢したいの!?」
向日葵「自慢したい訳じゃありませんわ。櫻子に羨ましがら……」
櫻子「どう聞いても自慢にしか聞こえないから!」
向日葵「そうなんですの?」
櫻子「そうなの!」
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 03:12:40.55 :90nts0Hv0
櫻子「あー、もう。あんなに悩んでた自分がバカらしくなってきた」
向日葵「わ、私も悩んでたんですのよ?」
櫻子「うるさい! こうなったら今日は、とことんおっぱいを揉んでやるんだから!」モミモミ
向日葵「ちょ、ちょっと! そんな強く揉んじゃ駄目ですわ! せ、せめて家で……」
櫻子「問答無用っ!」モミモミ
櫻子「あー、もう。あんなに悩んでた自分がバカらしくなってきた」
向日葵「わ、私も悩んでたんですのよ?」
櫻子「うるさい! こうなったら今日は、とことんおっぱいを揉んでやるんだから!」モミモミ
向日葵「ちょ、ちょっと! そんな強く揉んじゃ駄目ですわ! せ、せめて家で……」
櫻子「問答無用っ!」モミモミ
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 03:15:48.85 :90nts0Hv0
向日葵「はぁ、はぁ……」
櫻子「今日はこれぐらいにしておいてやろう。ちょっと疲れたし」
向日葵「まったく……公共の場でなんてことを」
櫻子「大丈夫だって、私たちしかお客さんいないしさ。あ、なんだかお腹減っちゃった。もう一つケーキ頼も?」
向日葵「そうですわねぇ、半分ずつ食べましょうか」
櫻子「それじゃ、レアチーズケーキをもう一つ頼もうかな。あれおいしかったし」
向日葵「はぁ、はぁ……」
櫻子「今日はこれぐらいにしておいてやろう。ちょっと疲れたし」
向日葵「まったく……公共の場でなんてことを」
櫻子「大丈夫だって、私たちしかお客さんいないしさ。あ、なんだかお腹減っちゃった。もう一つケーキ頼も?」
向日葵「そうですわねぇ、半分ずつ食べましょうか」
櫻子「それじゃ、レアチーズケーキをもう一つ頼もうかな。あれおいしかったし」
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 03:25:31.66 :90nts0Hv0
向日葵「やっぱりおいしいですわね」
櫻子「うんうん……でも何だかさっきから視線を感じるような?」
向日葵「あら、櫻子も? 私も先程から視線を……ってあら?」
櫻子「あ、あかりちゃんにちなつちゃん! もう学校終わったんだ」
あかり「あかり、ふたりのことすっごく心配してたんだよ? でも、元気そうでよかったよぉ」
ちなつ「給食のケーキ、ジャンケンに勝って二つもらったから、お見舞いに持ってこうと思ったんだけど……」
あかり「そんなおいしそうなケーキに比べたら、あかり達のケーキなんて……いらないよね、ごめんなさいっ!」ダッ
向日葵「あ、赤座さん!?」
櫻子「あ、あかりちゃん!? 待て、待ってよぉっ!」
おわり
向日葵「やっぱりおいしいですわね」
櫻子「うんうん……でも何だかさっきから視線を感じるような?」
向日葵「あら、櫻子も? 私も先程から視線を……ってあら?」
櫻子「あ、あかりちゃんにちなつちゃん! もう学校終わったんだ」
あかり「あかり、ふたりのことすっごく心配してたんだよ? でも、元気そうでよかったよぉ」
ちなつ「給食のケーキ、ジャンケンに勝って二つもらったから、お見舞いに持ってこうと思ったんだけど……」
あかり「そんなおいしそうなケーキに比べたら、あかり達のケーキなんて……いらないよね、ごめんなさいっ!」ダッ
向日葵「あ、赤座さん!?」
櫻子「あ、あかりちゃん!? 待て、待ってよぉっ!」
おわり
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 03:28:32.96 :cJ1awKZO0
良いさくひまだった
乙乙
乙乙
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/19(水) 03:33:24.13 :ei0sNVAz0
乙ひまさく
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