1: 忍法帖【Lv=10,xxxPT】 :2012/12/29(土) 23:16:21.45 :EuEiJE+Q0
貴音「あなた様、分かってますね?私とあなた様は共犯者なのです…願いが叶ったらその時は…」
P「分かってる。この力を使って皆をトップアイドルにした後には、お前の不死の呪縛を解いて罪と罰を引き受けよう。」
貴音「緑色の髪を持つ魔女からこの力を押し付けられて150年、とても長かった…これで終わるのですね…」
貴音「あなた様、分かってますね?私とあなた様は共犯者なのです…願いが叶ったらその時は…」
P「分かってる。この力を使って皆をトップアイドルにした後には、お前の不死の呪縛を解いて罪と罰を引き受けよう。」
貴音「緑色の髪を持つ魔女からこの力を押し付けられて150年、とても長かった…これで終わるのですね…」
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/29(土) 23:26:42.26 :EuEiJE+Q0
2年前
P「大学も落ちた…就職先も見つからない…これからどうしたら良いんだ…」
貴音「もし、そこのあなた。どうしたのですか?そんなに暗い顔をして。」
……
貴音「なるほど、それは大変運がありませんでしたね。」
貴音「…もしも今の状態を少しでも変えられる力があったら、あなた様はその力を欲しますか?」
2年前
P「大学も落ちた…就職先も見つからない…これからどうしたら良いんだ…」
貴音「もし、そこのあなた。どうしたのですか?そんなに暗い顔をして。」
……
貴音「なるほど、それは大変運がありませんでしたね。」
貴音「…もしも今の状態を少しでも変えられる力があったら、あなた様はその力を欲しますか?」
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/29(土) 23:33:49.14 :EuEiJE+Q0
P「そんな力があったら良いですね…自分が育てたトップアイドルが輝くのを見る夢がありましたが
学歴も才能も無いんじゃ無理ですからね。」
貴音「その願いが叶ったら、私の願いを1つだけ聞いて貰いたいのですがどうでしょう?」
P「ははは…是非お願いしたい位です、もう何をしたら良いかにも困ってたもので…」
貴音「分かりました。では御手を…」
P「!?」
P「そんな力があったら良いですね…自分が育てたトップアイドルが輝くのを見る夢がありましたが
学歴も才能も無いんじゃ無理ですからね。」
貴音「その願いが叶ったら、私の願いを1つだけ聞いて貰いたいのですがどうでしょう?」
P「ははは…是非お願いしたい位です、もう何をしたら良いかにも困ってたもので…」
貴音「分かりました。では御手を…」
P「!?」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/29(土) 23:43:26.78 :EuEiJE+Q0
P「ギアスに掛かった者が努力をするとギアスの力で確実に認められる事が出来る…ってところか。
実際に使ってみないと分からないものなんだな。」
貴音「えぇ、過去にいた前ブリタニアの皇帝も支配する力をギアスで身に付けたみたいですね。」
P「歴史の闇の部分って訳ですか…」
貴音(偽物の才能でトップアイドルを育成する、あなた様も罪を背負ってしまったのですね…)
P「ギアスに掛かった者が努力をするとギアスの力で確実に認められる事が出来る…ってところか。
実際に使ってみないと分からないものなんだな。」
貴音「えぇ、過去にいた前ブリタニアの皇帝も支配する力をギアスで身に付けたみたいですね。」
P「歴史の闇の部分って訳ですか…」
貴音(偽物の才能でトップアイドルを育成する、あなた様も罪を背負ってしまったのですね…)
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/29(土) 23:50:04.84 :EuEiJE+Q0
春香「プロデューサーさん!今日もおつかれ様でした~」
P「お疲れ様、明日もレッスンあるから早く寝るんだぞ。」
春香「もー、子供じゃないんですから。それじゃ失礼しまーす。」
P「気を付けてな、雪歩と真は明日オーディションがあるから早めにな」
ガシャガシャーン
P「あ…また何かにつまづいたか。」
真「春香は変わらないなー、それじゃープロデューサーまた明日!」
雪歩「お疲れ様ですぅ、この湯のみだけ片付けて帰りますね…」
P「すまないな」
春香「プロデューサーさん!今日もおつかれ様でした~」
P「お疲れ様、明日もレッスンあるから早く寝るんだぞ。」
春香「もー、子供じゃないんですから。それじゃ失礼しまーす。」
P「気を付けてな、雪歩と真は明日オーディションがあるから早めにな」
ガシャガシャーン
P「あ…また何かにつまづいたか。」
真「春香は変わらないなー、それじゃープロデューサーまた明日!」
雪歩「お疲れ様ですぅ、この湯のみだけ片付けて帰りますね…」
P「すまないな」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/29(土) 23:59:16.10 :EuEiJE+Q0
P「ふぅ、この力は本物だな。特徴の無いドジっ子、宝塚に行く様な子、気が弱くてとてもアイドル向きじゃない子達を選んで
実験してみたけど、頑張るだけで認められていくもんな…」
貴音「順調の様ですね、これであなた様の望む夢もあっと言う間に叶ってしまうでしょう。」
P「あぁ、そうだな…それより、カラーコンタクトで隠しているんだけど瞳が光ったまま元に戻らないんだけど…」
貴音「両目共ですか?」
P「あっちこっちに力をばら撒く訳にも行かないから急遽買いに行ったけど店員さんが凄くビックリしてたよ。
厨二病だと思われなければ良かったけどなw」
貴音「あなた様には話しておかないといけない事があります…」
P「ふぅ、この力は本物だな。特徴の無いドジっ子、宝塚に行く様な子、気が弱くてとてもアイドル向きじゃない子達を選んで
実験してみたけど、頑張るだけで認められていくもんな…」
貴音「順調の様ですね、これであなた様の望む夢もあっと言う間に叶ってしまうでしょう。」
P「あぁ、そうだな…それより、カラーコンタクトで隠しているんだけど瞳が光ったまま元に戻らないんだけど…」
貴音「両目共ですか?」
P「あっちこっちに力をばら撒く訳にも行かないから急遽買いに行ったけど店員さんが凄くビックリしてたよ。
厨二病だと思われなければ良かったけどなw」
貴音「あなた様には話しておかないといけない事があります…」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 00:11:19.24 :KNbQ/GjV0
貴音「過去に元ブリタニアの皇帝が暗殺された事件をご存知ですか?」
P「歴史の授業で習ったな、日本がイレブンと呼ばれて植民地にされてた時代の話だろ?」
貴音「その通りです。私と会ったばかりの頃にはあまり気にされて無い様でしたが、この力こそが
歴史を大きく変えた力であり、闇に葬られた裏の歴史を作った力でもあるのです。」
P「…」
貴音「少々話を簡単に纏めると、革命家ゼロがギアスを使い最終的に皇帝ルルーシュとなり世界を一つにした様です。」
P「でも皇帝はゼロに暗殺されたんじゃ…?」
貴音「その辺りの詳しい事情は分かりませんが、この力を私に与えた方はそう言ってました。」
貴音「過去に元ブリタニアの皇帝が暗殺された事件をご存知ですか?」
P「歴史の授業で習ったな、日本がイレブンと呼ばれて植民地にされてた時代の話だろ?」
貴音「その通りです。私と会ったばかりの頃にはあまり気にされて無い様でしたが、この力こそが
歴史を大きく変えた力であり、闇に葬られた裏の歴史を作った力でもあるのです。」
P「…」
貴音「少々話を簡単に纏めると、革命家ゼロがギアスを使い最終的に皇帝ルルーシュとなり世界を一つにした様です。」
P「でも皇帝はゼロに暗殺されたんじゃ…?」
貴音「その辺りの詳しい事情は分かりませんが、この力を私に与えた方はそう言ってました。」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 00:22:54.89 :KNbQ/GjV0
貴音「この力は便利であると同時に人を孤独にします、最近薄々と分かってきたのではありませんか?」
P「そうですね、必ず成功する人生とは言え偽りの人生を歩ませる訳ですから…」
貴音「この間は律子さんに、その前は音無さんに告白されてましたがお断りしてましたものね。」
P「み、見てたんですか!」
貴音「ふふふ、あなた様はやさしい人ですから自分だけが罪から目を背けて幸せになるなんて出来なかったんですね。」
P「…」
貴音「あなた様、そして過去にあった色々な方を不幸にしたのが私の罪…そしてこの永遠の命が罰。
私の身勝手な思い故に共犯者にしてしまった事をお許し下さい。」
貴音「この力は便利であると同時に人を孤独にします、最近薄々と分かってきたのではありませんか?」
P「そうですね、必ず成功する人生とは言え偽りの人生を歩ませる訳ですから…」
貴音「この間は律子さんに、その前は音無さんに告白されてましたがお断りしてましたものね。」
P「み、見てたんですか!」
貴音「ふふふ、あなた様はやさしい人ですから自分だけが罪から目を背けて幸せになるなんて出来なかったんですね。」
P「…」
貴音「あなた様、そして過去にあった色々な方を不幸にしたのが私の罪…そしてこの永遠の命が罰。
私の身勝手な思い故に共犯者にしてしまった事をお許し下さい。」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 00:30:48.11 :KNbQ/GjV0
P「教えて欲しい。貴音の願い事って言うのはなんだ?今回の話と関係があるんだろ?」
貴音「流石はあなた様、察しが良いのですね。」
貴音「単刀直入に言うと、この命を終える事です。罪を償いこの偽りの永遠を終わらせる事…」
ヘアバンドを外し額を見せる貴音
P「その紋章は…」
貴音「そうです、あなた様の目に映る紋章と同じ物…この力を覚醒したあなた様に譲れば私は永遠を終え
あなた様がこの永遠の罪を背負い生きていく事になる…」
P「教えて欲しい。貴音の願い事って言うのはなんだ?今回の話と関係があるんだろ?」
貴音「流石はあなた様、察しが良いのですね。」
貴音「単刀直入に言うと、この命を終える事です。罪を償いこの偽りの永遠を終わらせる事…」
ヘアバンドを外し額を見せる貴音
P「その紋章は…」
貴音「そうです、あなた様の目に映る紋章と同じ物…この力を覚醒したあなた様に譲れば私は永遠を終え
あなた様がこの永遠の罪を背負い生きていく事になる…」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 00:39:47.77 :KNbQ/GjV0
P「何故話したんだ?黙って俺に押し付ければ願いを叶えられたのに…もし俺が拒否したらどうするつもりだったんだ?」
貴音「何故でしょうね、遠い昔に置いて来た気持ちを思い出してしまったからでしょうか…」
P「…」
貴音「あなた様が拒否するのであれば、私はここを去り次の希望を探しに行きます。」
P「いや、ちゃんと約束は果たすよ…あの3人をトップアイドルにして俺の力が必要なくなったら。」
貴音「良いのですか?あなた様には永遠の辛さがまだ実感出来ないからそう思えるのです。」
貴音「私の感情が薄いのはそれだけ感覚が麻痺するほどの苦痛と言う事なのですよ?」
P「何故話したんだ?黙って俺に押し付ければ願いを叶えられたのに…もし俺が拒否したらどうするつもりだったんだ?」
貴音「何故でしょうね、遠い昔に置いて来た気持ちを思い出してしまったからでしょうか…」
P「…」
貴音「あなた様が拒否するのであれば、私はここを去り次の希望を探しに行きます。」
P「いや、ちゃんと約束は果たすよ…あの3人をトップアイドルにして俺の力が必要なくなったら。」
貴音「良いのですか?あなた様には永遠の辛さがまだ実感出来ないからそう思えるのです。」
貴音「私の感情が薄いのはそれだけ感覚が麻痺するほどの苦痛と言う事なのですよ?」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 00:50:05.93 :KNbQ/GjV0
P「良いんだ、約束だろ?願い事を一つ聞くって、それに貴音には感謝してるよ
これからどうしようか悩んでる所に道を標してくれたんだ、なんの才能も無い俺に
アイドルが育成出来る様な環境と力を与えて貰って。」
P「それに律子と音無さんの告白を罪の意識だけで断った訳じゃないさ、他に好きな人が居るからだよ」
貴音「それって…」
P「好きな人の願いを叶えるのは当然だろ、だからすべてが終わったら安心して休んで良いんだよ…」
貴音「うぅぅ…」
P「良いんだ、約束だろ?願い事を一つ聞くって、それに貴音には感謝してるよ
これからどうしようか悩んでる所に道を標してくれたんだ、なんの才能も無い俺に
アイドルが育成出来る様な環境と力を与えて貰って。」
P「それに律子と音無さんの告白を罪の意識だけで断った訳じゃないさ、他に好きな人が居るからだよ」
貴音「それって…」
P「好きな人の願いを叶えるのは当然だろ、だからすべてが終わったら安心して休んで良いんだよ…」
貴音「うぅぅ…」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 00:55:18.08 :KNbQ/GjV0
貴音「かなり久しぶりに泣きました…」
貴音「それでは最後までよろしくお願いします。」
>>1へ
-END-
貴音「かなり久しぶりに泣きました…」
貴音「それでは最後までよろしくお願いします。」
>>1へ
-END-
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 01:00:06.87 :KNbQ/GjV0
Pが不死になり、能力を使わないで永遠のプロデューサーとして生きて行くところまで書きたかったのですが
競輪のグランプリがあるので寝ますzzz
読んでくれた人、ありがとう!
個人的にはルルーシュはシャルルから不死の力を手に入れててゼロレクイエム後に
C.C.と一緒に生きて行って欲しかったですね~
Pが不死になり、能力を使わないで永遠のプロデューサーとして生きて行くところまで書きたかったのですが
競輪のグランプリがあるので寝ますzzz
読んでくれた人、ありがとう!
個人的にはルルーシュはシャルルから不死の力を手に入れててゼロレクイエム後に
C.C.と一緒に生きて行って欲しかったですね~
コメント
中途半端過ぎてモヤモヤするんだよ、保守してもらい続きを書けばよかったのに…
この面白さなら保守してくれる人はいたろうに勿体ない