～１２月３１日　午後７時～

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

里志・摩耶花「「こんばんわー」」
奉太郎「…ばんわ」

ｶﾞﾗﾗﾗ

える「いらっしゃいませ♪」ﾆｺﾆｺ

える「スリッパをどうぞ」

里志・摩耶花「「お邪魔します」」ﾄｺﾄｺ
奉太郎「…っす」ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ


える「こたつとみかんを用意しておきました」

里志「日本の年越しはこうでなくっちゃ」

摩耶花「ん…ちーちゃんテレビつけていい？」

える「はい、何にしますか？」ﾋﾟ

里志「格闘技」
摩耶花「歌番組」
奉太郎「お笑い」

える「どうしましょう」

里志・摩耶花・奉太郎「ジャンケン…」

――――――――――
（ｷﾞｬﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊ）

える「今夜は寄せ鍋ですよ」ｸﾞﾂｸﾞﾂ

里志「んーいい匂いだ」

摩耶花「さすがねちーちゃん　わっこれ美味しい！」ｱﾌｱﾌ

奉太郎「〆はうどんか？」ｱﾌｱﾌ

える「雑炊です♪」

里志「やっぱり千反田家に来たら米だよね」ｱﾌｱﾌ

（ﾀﾞﾀﾞｰﾝ　浜田OUT）

里志「ｷﾞｬﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊ」

摩耶花「あははははっ」ﾐｶﾝﾑｷﾑｷ

奉太郎「千反田、そろそろだ」ｱﾌ

える「そうですね」



ゴーン…　ゴーン…

里志「除夜の鐘か」

摩耶花「今年も終わりなのね」

える「はい…」

奉太郎「…」







える「あ、あのっ」

える「里志さん、今年のうちにお話しちゃっていいでしょうか？」

里志「いいよ」

奉太郎「何の話だ？」

摩耶花「折木にはまだ言ってなかったわよね」

える「私と里志さん、お付き合いしてるんです」

奉太郎「そうなのか」

摩耶花「びっくりしないの？」

奉太郎「いや、里志はすぐ女を取っ替え引っ替えするからな」

里志「へへへ」

奉太郎「いいのか？」ﾁﾗ

摩耶花「…いいのよ、あたしはセフレなんだって…」

奉太郎「ふーん」

里志「奉太郎って童貞なんだろ？」

奉太郎「ああ、そうだ」

里志「１７にもなって恥ずかしいねぇ」

奉太郎「そりゃ悪かったな」

里志「どっちか一晩かしてあげようか？」

える「…」

摩耶花「…」

里志「年が明けたら姫始めしたら？ついでに筆おろしで書き初めなんちゃって」

奉太郎「いや遠慮する。俺可愛い子じゃないと無理」

える「…」ｶﾞｰﾝ

摩耶花「折木のくせにっ！！！」

奉太郎「初詣いかないのか？」

える「そうですね、行きましょう」

里志「える、お前は俺のちんこを今すぐにしゃぶるんだ」

える「はい…　はむ…」ﾁｭﾊﾟ

里志「摩耶花は袋だ」

摩耶花「もう…折木が見てるじゃない…」ﾊﾓﾊﾓ

里志「奉太郎は１人で行ってきなよ」

奉太郎「そうするか」ﾃｸﾃｸ

ｶﾞﾗﾗﾗ

奉太郎「んー」

奉太郎「面倒になってきたな」

奉太郎「帰るか」




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　HAPPY　END