ショタ「でも違うよ。僕は君のパパじゃないの、わかった？」

（｡∵｡）「……」

ショタ「返事は？」

（｡∵｡）「ぴ…」ふるふる

（｡∵｡）「ぴー！ぴー！ぴー！ぴー！」ふるふるふるふる

ショタ「わわわわわ！大きな声出さないで！ごめんごめん泣かないで！」なでなで

（｡∵｡）「ぴー…」しくしく

ショタ「ふぅ…困ったなぁ…」なでなで

（｡∵｡）「ぴー…」

ショタ「変な魔物になんかされてコイツがおしりから出てきて…」なでなで

（｡∵｡）「ぴ…」うとうと

ショタ「なぜかパパって言われてついて来られるし」

（｡∵｡）「…ｚｚｚ…」

ショタ「遠い所に置いてきても朝にはなぜか戻ってきてるし」

ショタ「家族にバレたらなんて言えばいいんだよ…」

ショタ「そうだ森に行けばコイツの仲間も沢山いるだろうしそいつらに渡せば…」

ショタ「……」

ショタ「うう…でもまた襲われたら…」

ショタ「で　でもコイツにずっとつきまとわれるよりは…」

ショタ「……」

ショタ「…よし、決めた！」

（｡∵｡）「うぃ…？」

（｡∵｡）「ぱぱー ここどこー？」

ショタ「ここはね、森だよ。君の仲間が沢山いるんだ」

（｡∵｡）「なかまー？」

ショタ「君は人間の僕と違って魔物なんだ」

（｡∵｡）「まものー？」

ショタ「そう、だからね、君はここに住むのが」

ガサガサガサガサっ

ショタ「ひっ」ビクッ

（｡∵｡）「ぴゃ？」





















｜・ω・｡）ｼﾞｰ

ショタ「ひっ…ひぃぃぃぃぃぃ…！！！ま…魔物…！！！！」

（｡・ω・｡）「……」

（｡∵｡）「ぴ？なんだか ぼくに にてる…」

（｡・ω・｡）「…………」ｼﾞｰ


　　ぴ？　　　　　　ｻｯ
　　　（｡∵（｡・ω・｡　）三三



ショタ「あっ！？子どもを奪われた！？」

ガサガサガサガサっ

……シーン……


ショタ「………」

ショタ「…なんだかよくわからないけど…勝手に持ってかれた…」

ショタ「ラッキー！」

ショタ「さ、こんな所早く出なくちゃ！」

ガサガサガサガサ

ショタ「ひっ！？」


（｡・ω・｡）ﾁﾗｯ


ショタ「う…うわああああああああああああああああああああああ！！！！」ダッ

（｡・ω・｡）ぴよんぴよん　どすん

ショタ「ひっ…！」

ショタ「や、やめろ離せ！」

（｡・ω・｡）「ﾝﾇﾌﾌ…ﾏﾀ…ｱｯﾀ…」

ショタ「ちょ…何！？またって何！？この前の奴かよ！？」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

（｡・ω・｡）「ｱﾉﾈ…」

ショタ「な…何だよ！いい加減離せよ！」

（｡・ω・｡）ぽっ////

（｡・ω・｡）「…ｿﾛｿﾛ ﾌﾀﾘﾒｶﾞﾎｼｲ…」

ショタ「そろそろってなに！？ついこの間襲ったくせにぃぃぃぃぃ！！！！！」

ショタ「いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだああああああああああああああああああああああああ！！！！！！」

（｡・ω・｡）「ﾝﾇﾌﾌ…ﾌｸ…ｼﾞｬﾏ…」ビリビリ

ショタ「いやああああああ！いやああああああ！」

（｡・ω・｡）「ﾝﾇﾌﾌ…」クンクン

ショタ「やめて！そんな所かぐなああああああ」

（｡・ω・｡）「////」ぬるぬるちゅぱちゅぱ

ショタ「いやああああああ！いやだああああああ！なめるなすうなああああああああああああ！」

（｡・ω・｡）「…ﾌﾌﾌ…ﾃﾞﾓ ﾂｸﾝｯﾃﾅｯﾃﾙ…」ぬるぬるちゅぱちゅぱ

ショタ「いやああああああ！！！！！！」カタカタ　カタカタ

ショタ「いやだいやだいやだいやだいやｄんぅっ！！！！！！」

（｡・ω・｡）「ﾝﾇﾌﾌ…ﾄﾞｳﾀﾞｯﾀ…？」

ショタ「う…ああああああ…しくしく」

（｡・ω・｡）「ｱﾑﾝ」ぱくっ

ショタ「ひっ…いやだ…いやだよ…いやああ…離して…！」

（｡・ω・｡）「ﾏｽﾞﾋﾉｷﾉﾎﾞｳ…」にゅるにゅるにゅるにゅる

ショタ「あああ…！もうやめて…！さっきしたじゃ…んあっあああ！」カタカタ

（｡・ω・｡）「…ﾝﾇﾌﾌ…ｺｯﾁﾓ…」にゅるにゅるずぶずぶ

ショタ「いやああああああ！！！！ダメ！そこはダメええええええあっー！」

ショタ「ひぃぃぃぃぃぃいやだよぉぉぉぉぉぉぉぉ産みたくないよぉぉぉぉぉぉぉぉ」

（｡´ω｀｡）「ﾝ…ﾇｱｯ…」ｸﾛｰﾄﾞﾄﾞﾋﾞｭｯｼｰ

ショタ「…ああ…ああああ…ああああああ…」

（｡・ω・｡）「ﾌｳ」ぺいっ

ショタ「…ああ…ああああああ…！」へなへな

（｡・ω・｡）「ﾌﾌﾌ…ﾊﾔｸｳﾏﾚﾅｲｶﾅ…」

ショタ「…しくしく…」

（｡・ω・｡）「ﾝﾇﾌﾌ…ｵﾅｶ…ｵｵｷｸﾅｯｷﾃﾙ…」

ショタ「う…いやだ…やめて…」

ショタ「う…うぐぐぐぐ…お…おなか…い…いたい…」

ショタ「う…うああああああ」にょきにょきっ

ぽてん

（｡∵｡）「ぴー！」

（｡∵｡）「ぱぱ…？ぱぱ！」

ショタ「……」

（｡∵｡）「ぱぱー！」

（｡・ω・｡）「ｹﾞﾝｷﾅｺｶﾞｳﾏﾚﾀﾈ！」

ショタ「……」ﾎﾞｰｾﾞﾝ

（｡∵｡）「ぱぱー！ぱぱー！」ぴょこぴょこぴょこぴょこ

（｡・ω・｡）「ﾝﾇﾌﾌ…ｷｮｳﾊ ｶｿﾞｸﾐｽﾞｲﾗｽﾞﾃﾞ ｽｺﾞｼﾏｼｮｳ」

（｡・ω・｡）「ｽﾆﾂｲﾀ」

（｡∵｡）（｡∵｡）『ぱぱー！ぱぱー！』ぴょこぴょこ

ショタ「」

（｡・ω・｡）「ﾝﾇﾌﾌ…ｶｿﾞｸﾌｴﾀ」

（｡・ω・｡）「ｵﾏｴﾀﾁ ｷｮｳﾊﾓｳ ｵｿｲｶﾗ ﾈﾅｻｲ」

（｡∵｡）（｡∵｡）『はーい！まものぱぱ！』

（｡・ω・｡）「ﾝﾇﾌﾌ…」

（｡・ω・｡）「ｱﾉﾈ…」

ショタ「」

（｡・ω・｡）「ﾎﾞｸﾉﾊﾟﾊﾟﾊ ｿｰﾘｮｻﾏｯﾃﾋﾄﾀﾞｯﾀﾉ」

ショタ「ぇ…もしかしてそれってどっかの村の…」

（｡・ω・｡）「ｿｳ…ﾃﾞﾓ ﾊﾟﾊﾟﾊ ﾎﾞｸｦｳﾝﾀﾞｾｲﾃﾞｼﾝｼﾞｬｯﾀ…」

（｡・ω・｡）「ﾏﾓﾉｦｳﾝﾀﾞﾆﾝｹﾞﾝﾊ ｽｸﾞﾆ ｼﾝｼﾞｬｳﾝﾀﾞ」

（｡・ω・｡）「ｻﾐｼｶｯﾀ…」

ショタ「え…でも僕は死んでないよ」

（｡・ω・｡）「ｳﾝ…ｻﾐｼｶｯﾀｶﾗﾈ ﾆﾝｹﾞﾝﾆ ｳﾏｾﾃﾓｼﾅﾅｲﾖｳﾆ ｶﾞﾝﾊﾞｯﾃ ｼﾝｶｼﾀﾉ…」

（｡・ω・｡）「ｼﾞﾌﾞﾝﾉｺﾄﾞﾓｶﾞｵﾅｼﾞｵﾓｲ ｼﾅｲﾖｳﾆ…」

ショタ「そうなんだ…」

（｡・ω・｡）「ｼｮﾀﾄﾉ ｺﾄﾞﾓﾓ ﾃﾞｷﾀｼ…ﾎﾞｸ ｼｮﾀﾄ ｲｯｼｮﾆ ｲﾀｲﾅ…」

ショタ「…お前ってさ…意外と…優しいんだな…」

（｡・ω・｡）「ｿ…ｿｳｶﾅ…///」

ショタ「でもな…」

（｡・ω・｡）「？」

ショタ「何遍もこんな思いさせられるなら死んだ方がましだーーーーーーっ」ドカッバキッボカッ

（｡"ﾟωﾟ"｡）「ﾉｵｵｰーーーーーー！？」

ショタ「うりゃああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！」バキッドカッゲシッ

（｡"ﾟωﾟ"｡）「ｳ…ｳ…ｱ…」ピクピク
（｡∵｡）（｡∵｡）『ぴ…ぴぃぃ…』ガタガタプルプル

ショタ「…ふん」

ショタ「いいかお前ら」

ショタ「二度と僕の目の前に現れるな」

ショタ「いいな」

（｡"ﾟωﾟ"｡）「………」
（｡∵｡）（｡∵｡）『ぴ…ぴー！ぴー！』コクコク

ショタ「ふん」ザッ

ショタは森を後にした……


おわり

～街のうわさばなし～

「そういえば東の村の森に子供を襲う魔物がいるって話だな」
「そうそう、それも男の子ばかり」
「しかし本当にそんなんいるのかねぇ。作り話じゃないのかい」
「いや、でもこの前男の子がひとり本当に襲われたらしい」
「へえ、食われでもしたのかい」
「いや、よく知らねえがなんだか変な顔してワケの分からん事言ってたらしい」
「なんじゃそりゃ」
「そいで村の僧侶様にお祓いをしてもらったらしいんだが失敗したとか」
「なんだい無能な僧侶だな」
「いやな、男の子は助かったんだが僧侶様がな…逆に憑かれたらしい」
「なにぃ？」
「僧侶様も相当若かったらしいからな…たしか１４になったばかりだったとか」
「ははぁ、祓うほうも子供だったんじゃなぁ」
「その僧侶様はひとり森で亡くなっていたとか…」


おわり