3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/04(月) 02:24:16.22 :X9jTdM6s0
亜美「真美、今日も亜美は頑張ってお仕事してきたよ」
亜美「はるるん直伝のクッキーは一緒に出演してる人達にも人気で取り合いになったんだ」
亜美「もう料理の腕では真美なんか相手にならないっぽいよー!」
亜美「……なんてね。焦げ焦げのクッキーは大不評だったよ」
亜美「一緒に練習したのに真美は亜美より上手だったよね、なんでかな?」
亜美「……」
亜美「真美、今日も亜美は頑張ってお仕事してきたよ」
亜美「はるるん直伝のクッキーは一緒に出演してる人達にも人気で取り合いになったんだ」
亜美「もう料理の腕では真美なんか相手にならないっぽいよー!」
亜美「……なんてね。焦げ焦げのクッキーは大不評だったよ」
亜美「一緒に練習したのに真美は亜美より上手だったよね、なんでかな?」
亜美「……」
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/04(月) 02:28:44.41 :X9jTdM6s0
亜美「アイドル双海亜美の正体は双子で、代わりばんこに仕事をしていた!」
亜美「って騒がれたのももう随分昔に感じられるよ」
亜美「ほんとは、悪かったって思ってるよ。別に二人のどっちかの名前じゃなくても良かったんだし」
亜美「真美、別々に活動することになった時、どう思った? やっと二人セットじゃなくなってやったーって思った?」
亜美「亜美は……今ちょっと淋しいな」
亜美「……」
亜美「アイドル双海亜美の正体は双子で、代わりばんこに仕事をしていた!」
亜美「って騒がれたのももう随分昔に感じられるよ」
亜美「ほんとは、悪かったって思ってるよ。別に二人のどっちかの名前じゃなくても良かったんだし」
亜美「真美、別々に活動することになった時、どう思った? やっと二人セットじゃなくなってやったーって思った?」
亜美「亜美は……今ちょっと淋しいな」
亜美「……」
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/04(月) 02:36:32.68 :X9jTdM6s0
亜美「真美、真美はなんであの時さよならなんて言ったの?」
亜美「亜美、全然分からなかったよ」
亜美「ううん、今でも全然分かんない」
亜美「真美は……」
亜美「じゃあねなんて言んわないいで~、またねえって言いってぇ~♪」
亜美「……」
亜美「真美、真美はなんであの時さよならなんて言ったの?」
亜美「亜美、全然分からなかったよ」
亜美「ううん、今でも全然分かんない」
亜美「真美は……」
亜美「じゃあねなんて言んわないいで~、またねえって言いってぇ~♪」
亜美「……」
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/04(月) 02:41:05.98 :X9jTdM6s0
亜美「昔のこと思い出しちゃった」
亜美「いっつも一緒で亜美が右、真美が左」
亜美「向こうにイケメンな人いるって思ってよーく見ようとすると真美が邪魔で見えない、なんてしょっちゅうだったよ!」
亜美「あ、でもそれは真美も同じか。どんと来いどんと来いだね」
亜美「ねえ真美。真美のいない左側は、よく見えるよ」
亜美「……」
亜美「昔のこと思い出しちゃった」
亜美「いっつも一緒で亜美が右、真美が左」
亜美「向こうにイケメンな人いるって思ってよーく見ようとすると真美が邪魔で見えない、なんてしょっちゅうだったよ!」
亜美「あ、でもそれは真美も同じか。どんと来いどんと来いだね」
亜美「ねえ真美。真美のいない左側は、よく見えるよ」
亜美「……」
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/04(月) 02:48:16.98 :X9jTdM6s0
亜美「真美の買ってきたおそろの服、もう亜美のはぼろぼろだよ」
亜美「何度も、何度も着たもん」
亜美「でも、いいかげん捨てなきゃね」
亜美「なんたって亜美はファッションリーダーですからなー! ぼろい上に昔の服なんて着てたら示しつかないっしょー!」
亜美「……捨てなきゃ駄目、だよね」
亜美「……」
亜美「真美の買ってきたおそろの服、もう亜美のはぼろぼろだよ」
亜美「何度も、何度も着たもん」
亜美「でも、いいかげん捨てなきゃね」
亜美「なんたって亜美はファッションリーダーですからなー! ぼろい上に昔の服なんて着てたら示しつかないっしょー!」
亜美「……捨てなきゃ駄目、だよね」
亜美「……」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/04(月) 02:54:13.19 :j58vbGBkP
もう恋の歌詞が
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/04(月) 02:58:10.90 :X9jTdM6s0
亜美「真美の部屋は、真美の匂いがするね」
亜美「あの日から、何も変わってない」
亜美「んっふっふ~、これはベッドの下を調査するしかありませんな~!」
亜美「お、指先に当たるこの感触……! これはまさしくいやらちいお宝の……!」
亜美「ん、アルバムか」
亜美「ぷっははは! 何この写真変な顔ー!」
亜美「この写真も、結構昔のだよね」
亜美「……」
亜美「真美の部屋は、真美の匂いがするね」
亜美「あの日から、何も変わってない」
亜美「んっふっふ~、これはベッドの下を調査するしかありませんな~!」
亜美「お、指先に当たるこの感触……! これはまさしくいやらちいお宝の……!」
亜美「ん、アルバムか」
亜美「ぷっははは! 何この写真変な顔ー!」
亜美「この写真も、結構昔のだよね」
亜美「……」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/04(月) 03:05:58.19 :X9jTdM6s0
亜美「真美宛のファンレターでもう事務所がパンクしちゃうよう!」
亜美「というわけで持って帰ってきたよん。超重かったんだかんね!」
亜美「これ、真美の部屋に置いとくから。こんなにいっぱいあると部屋に入れないかもしんないね! でも整理なんてしてやんない!」
亜美「だってこれは真美の宝物だもん。亜美が勝手に読んじゃ、いけないから、だから」
亜美「……」
亜美「真美宛のファンレターでもう事務所がパンクしちゃうよう!」
亜美「というわけで持って帰ってきたよん。超重かったんだかんね!」
亜美「これ、真美の部屋に置いとくから。こんなにいっぱいあると部屋に入れないかもしんないね! でも整理なんてしてやんない!」
亜美「だってこれは真美の宝物だもん。亜美が勝手に読んじゃ、いけないから、だから」
亜美「……」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/04(月) 03:21:14.93 :X9jTdM6s0
亜美「ねえ真美、知ってる?」
亜美「この先何年生きても亜美のお姉ちゃんは出来ないんだよ」
亜美「真美の代わりなんて、亜美にだって出来ない」
亜美「……」
亜美「真美」
真美「たっだいまんごー!」
亜美「ねえ真美、知ってる?」
亜美「この先何年生きても亜美のお姉ちゃんは出来ないんだよ」
亜美「真美の代わりなんて、亜美にだって出来ない」
亜美「……」
亜美「真美」
真美「たっだいまんごー!」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/04(月) 03:23:06.15 :X9jTdM6s0
亜美「おかえりんごー!」
真美「うあうあー! 真美の部屋の入り口が段ボールのバギムーチョだよー!?」
亜美「それ事務所に溜まってた真美宛のファンレターだよん」
真美「いくらなんでも多すぎっしょー!」
亜美「今やハリウッドでも大活躍の双海真美先生ですからなあ」
真美「いやー、ワンイヤーもジャパンをリーブしてるとジャパニーズをフォーゲットしちゃって困っちゃうよー」
亜美「あーはん?」
真美「おういえー!」
亜美「いぇす! いぇす!」
真美「おーきーどーきー!」
亜美「これ英語じゃないよ」
真美「日本語でもないよね」
亜美「おかえりんごー!」
真美「うあうあー! 真美の部屋の入り口が段ボールのバギムーチョだよー!?」
亜美「それ事務所に溜まってた真美宛のファンレターだよん」
真美「いくらなんでも多すぎっしょー!」
亜美「今やハリウッドでも大活躍の双海真美先生ですからなあ」
真美「いやー、ワンイヤーもジャパンをリーブしてるとジャパニーズをフォーゲットしちゃって困っちゃうよー」
亜美「あーはん?」
真美「おういえー!」
亜美「いぇす! いぇす!」
真美「おーきーどーきー!」
亜美「これ英語じゃないよ」
真美「日本語でもないよね」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/04(月) 03:27:51.02 :X9jTdM6s0
真美「一年向こうで頑張ったのに、帰ってきたらまず部屋の掃除とかテンション下がるっしょー」
亜美「んっふっふ~、お困りのようですな?」
真美「ねぇねぇ亜美ぃん?」
亜美「ちかたないなぁ、今日は亜美の部屋で寝かせたげるよ」
真美「さっすが亜美! 話が分かるぅ!」
亜美「んっふっふ~!」
真美「んっふっふ~!」
真美「一年向こうで頑張ったのに、帰ってきたらまず部屋の掃除とかテンション下がるっしょー」
亜美「んっふっふ~、お困りのようですな?」
真美「ねぇねぇ亜美ぃん?」
亜美「ちかたないなぁ、今日は亜美の部屋で寝かせたげるよ」
真美「さっすが亜美! 話が分かるぅ!」
亜美「んっふっふ~!」
真美「んっふっふ~!」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/04(月) 03:32:58.73 :X9jTdM6s0
亜美「真美、まだ起きてる?」
真美「ん~、寝てるぅ……」
亜美「えへへ。じゃそのままでいいや、聞いて」
真美「ん……」
亜美「おかえり、お姉ちゃん。じゃ。おやすみ~」
真美「んぅ~」
亜美「……すぅ、すぅ」
真美「……ふふ。ただいま、亜美」
亜美「真美、まだ起きてる?」
真美「ん~、寝てるぅ……」
亜美「えへへ。じゃそのままでいいや、聞いて」
真美「ん……」
亜美「おかえり、お姉ちゃん。じゃ。おやすみ~」
真美「んぅ~」
亜美「……すぅ、すぅ」
真美「……ふふ。ただいま、亜美」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/04(月) 03:38:50.27 :X9jTdM6s0
亜美「ふあぁ……おはよー」
真美「おはよ、亜美。ちょっと寝過ぎっしょー、もうお昼だぜい」
亜美「近頃疲れが溜まりやすくてなぁ、よぼよぼ。婆さんや、朝飯はまだかい?」
真美「爺さんや、ご飯は昨日食べたでしょう? よぼよぼ」
亜美「うあうあー! 老人虐待だよー!」
真美「そんな貴方に真美の特製クッキー! アメリカ仕込みの本格派だよん!」
亜美「……粉っぽくてあんまりおいちくないよ?」
真美「うあうあー!?」
亜美「ふあぁ……おはよー」
真美「おはよ、亜美。ちょっと寝過ぎっしょー、もうお昼だぜい」
亜美「近頃疲れが溜まりやすくてなぁ、よぼよぼ。婆さんや、朝飯はまだかい?」
真美「爺さんや、ご飯は昨日食べたでしょう? よぼよぼ」
亜美「うあうあー! 老人虐待だよー!」
真美「そんな貴方に真美の特製クッキー! アメリカ仕込みの本格派だよん!」
亜美「……粉っぽくてあんまりおいちくないよ?」
真美「うあうあー!?」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/04(月) 03:45:40.18 :X9jTdM6s0
亜美「ねえ真美ー」
真美「んー?」
亜美「覚えてないかもしんないけどさ、なんで飛行機乗る日にさよならって言ったの?」
真美「ひ、み、ちゅ」
亜美「ほれほれ答えれー!」
真美「うひゃひゃ! ちょ、脇は反則っしょー!?」
亜美「言うか? 言わぬとこれぞよ?」
真美「羅生門とか懐過ぎだよ……あれは、その。亜美に甘える気持ちとか置いていかないとダメかなって思っただけ」
亜美「亜美はまたねって言って欲しかった」
真美「知ってたよ。双子だもん」
亜美「ねえ真美ー」
真美「んー?」
亜美「覚えてないかもしんないけどさ、なんで飛行機乗る日にさよならって言ったの?」
真美「ひ、み、ちゅ」
亜美「ほれほれ答えれー!」
真美「うひゃひゃ! ちょ、脇は反則っしょー!?」
亜美「言うか? 言わぬとこれぞよ?」
真美「羅生門とか懐過ぎだよ……あれは、その。亜美に甘える気持ちとか置いていかないとダメかなって思っただけ」
亜美「亜美はまたねって言って欲しかった」
真美「知ってたよ。双子だもん」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/04(月) 03:48:48.59 :X9jTdM6s0
亜美「いけずでございます……」
真美「お姫ちんはございますなんて言わないよ。あなた様はいけずです……」
亜美「低音が足りてないねぃ、あなた様はいけずです……」
真美「あ、今の似てたかも! んじゃ次真美ね! あなた様は、あなた、ごほん、あなた様はいけずです……」
亜美「クリソツっしょー! じゃあじゃあ次亜美ね!二十郎を店ごと買い取りたいですあなた様……」
真美「わたくしのおケツは世界一です、あなた様……」
亜美「あ、お姫ちんから怒ってるっぽいメール来た」
真美「!?」
亜美「いけずでございます……」
真美「お姫ちんはございますなんて言わないよ。あなた様はいけずです……」
亜美「低音が足りてないねぃ、あなた様はいけずです……」
真美「あ、今の似てたかも! んじゃ次真美ね! あなた様は、あなた、ごほん、あなた様はいけずです……」
亜美「クリソツっしょー! じゃあじゃあ次亜美ね!二十郎を店ごと買い取りたいですあなた様……」
真美「わたくしのおケツは世界一です、あなた様……」
亜美「あ、お姫ちんから怒ってるっぽいメール来た」
真美「!?」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/04(月) 03:51:32.53 :X9jTdM6s0
亜美「じゃあもう帰ってきたんだし思う存分亜美に甘えなよ」
真美「もう真美はせくちーであだるちーな大人だからそゆのはいい」
亜美「なら亜美が甘えるもんね! ごろにゃーん!」
真美「ちょ、亜美ー!」
亜美「にゃ?」
真美「……はぁ、ちかたないなぁ」
亜美「ごろごろ」
真美「よちよち」
亜美「真美だけじゃないよ。甘えたかったのは……淋しかったのは亜美も一緒だよ」
真美「……ん」
亜美「もっと撫でてほちいにゃー」
真美「よちよち」
亜美「じゃあもう帰ってきたんだし思う存分亜美に甘えなよ」
真美「もう真美はせくちーであだるちーな大人だからそゆのはいい」
亜美「なら亜美が甘えるもんね! ごろにゃーん!」
真美「ちょ、亜美ー!」
亜美「にゃ?」
真美「……はぁ、ちかたないなぁ」
亜美「ごろごろ」
真美「よちよち」
亜美「真美だけじゃないよ。甘えたかったのは……淋しかったのは亜美も一緒だよ」
真美「……ん」
亜美「もっと撫でてほちいにゃー」
真美「よちよち」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/04(月) 03:53:18.62 :X9jTdM6s0
亜美「ね、ね」
真美「ん?」
亜美「好きっ」
真美「ん」
亜美「えー」
真美「大好き」
亜美「んふ」
亜美「ね、ね」
真美「ん?」
亜美「好きっ」
真美「ん」
亜美「えー」
真美「大好き」
亜美「んふ」
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/04(月) 03:55:40.04 :X9jTdM6s0
亜美「さて」
真美「満足した?」
亜美「亜美の癒しパワーで疲れた真美も回復して、条件は同じ。こうして二人揃った以上、勝負は再開するしかないっぽいよ?」
真美「あ、真美が癒されてたことになってる。一時休戦も終わりってことだね」
亜美「恋愛しません宣言して真美はコメリカに行ったけど、今日からまた」
真美「どっちが先にカレシ作るか勝負! もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対!」
亜美「亜美の勝利は見えてるけどね!」
真美「真美が勝つ以外ありえないけどね!」
亜美「ぐぬぬ」
真美「ぐぬぬ」
終わり
亜美「さて」
真美「満足した?」
亜美「亜美の癒しパワーで疲れた真美も回復して、条件は同じ。こうして二人揃った以上、勝負は再開するしかないっぽいよ?」
真美「あ、真美が癒されてたことになってる。一時休戦も終わりってことだね」
亜美「恋愛しません宣言して真美はコメリカに行ったけど、今日からまた」
真美「どっちが先にカレシ作るか勝負! もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対!」
亜美「亜美の勝利は見えてるけどね!」
真美「真美が勝つ以外ありえないけどね!」
亜美「ぐぬぬ」
真美「ぐぬぬ」
終わり
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/04(月) 03:57:35.44 :X9jTdM6s0
俺もお前らもお疲れ様でした
>>11
先読みする子はしまっちゃおうねー
俺もお前らもお疲れ様でした
>>11
先読みする子はしまっちゃおうねー
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/04(月) 04:00:18.63 :/xF8PWz40
こういう短編は妄想が広がっていいわww
乙!
乙!
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/04(月) 04:15:13.59 :DMrkJwfo0
おつおつ
二人とも可愛い
二人とも可愛い
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/04(月) 04:34:07.61 :0p/I5EGB0
大層乙であった
コメント
しまっちゃおうねー…?まさか、しまっちゃうおじさんのSSの人か…?
同じ事考えてた子は、どんどん、しまっちゃおうねぇ~。