幸子「765の高槻さんじゃあるまいし、もっといいもの食べて下さいよ」

P「もやしをばかにするな！うまいぞ、もやしのカレー炒め」

幸子「そういう問題じゃなくてですね……。何にそんなお金をつｋ

ちひろ「プロデューサーさん！年越しライブの件でお話が！」

P「はい、ちひろさん！何が必要ですか！？」

幸子「…………」

幸子「プロデューサーさん、それなんですか？」

P「なにって、どう見てもひるめｓ

幸子「それはもういいです。まだ金欠なんですか」

P「いやあ、年越しライブ成功のために、おせちを大量に買ったらな」

幸子「意味が分かりません」

P「どうしても高級おせちがライブの成功に必要だったんだよ」

幸子「一体どんなライブをしたんですか」

P「まあまあ。食うか？もやしのバター炒め」

幸子「要りません。全く、社会人なんですから自己管理をｓ

ちひろ「プロデューサーさん！次の野外フェスの件でお話が！」

P「はいちひろさん！何を、何を仕入れてくれたんですか！？」

幸子「…………」

幸子「プロデューサーさん、またもやしですか」

P「はは、面目ない。ちょっと金欠でな」

幸子「一体、フェスで何があったんですか」

P「大したことないよ。二時間で百回ライブをしたぐらいだ」

幸子「人間業じゃないですね」

P「大丈夫、ちひろさんからドリンクもらってたし。ライブ一回分の体力がすぐ回復するんだ」

幸子「なにそれこわいです」

P「しかも10回までは飲んだ瞬間、満タンに戻ってるんだぜ。すごいだろ？」

幸子「意味が分かりません」

P「まあまあ。食うか？もやしの塩炒め」

幸子「はぁ……。しかたないですね。かわいいこのボクがお弁当を分けｔ

ちひろ「プロデューサーさん！海外ツアーの件でお話が！」

P「はいぃ！ちひろさぁん！何でも買いますよおぉ！！」

幸子「…………」

幸子「もうこの光景も見飽きましたね」

P「そりゃあ、何てことない食事風景だしな」

幸子「食事内容が普通じゃないんですがね。海外ツアーはどうだったんですか？」

P「いやあ、楽しかったよ。イギリス行って、スポドリ飲んで……」

幸子「……スポドリ？」

P「イギリス料理は不味いらしいじゃないか。だからちひろさんのスポドリばっかり飲んでたんだ」

幸子「そうですか」

P「イギリス全土回る間に、1000本は飲んだかなあ。いやあ楽しかった」

幸子「地獄にしか思えないんですが」

P「まあまあ、食うか？もやしのサラダ油炒め」

幸子「いりませ、って調味料も無くなったんでｓ

ちひろ「プロデューサーさん！バレンタインの料理番組の件でお話が！」

P「イエッサア！ちひろさん！さあ、買い物の時間だアアアア！！」

幸子「…………」

幸子「いい加減にしてください」

P「何がだ？」

幸子「その貧相なお昼のことですよ。倒れますよ」

P「いやあ、今月はバレンタインがあったからな」

幸子「なんでバレンタインでプロデューサーさんが金欠になるんですか」

P「番組収録を成功させるのに、花束が大量に必要でな」

幸子「関連性が無いですよ」

P「しかもバラじゃないと確実性が無くてな」

幸子「何の話ですか」

P「まあまあ、食うか？もやしの水煮」

幸子「油も無くなってるじゃないですか！本当に、心配なんですよ！」

幸子「プロデューサーさんが、ボクたちのために頑張っているのは分かります！」

幸子「けど、プロデューサーさんが体を壊したら駄目です！」

幸子「かわいいボクをプロデュースさせてあげるのは、プロデューサーさんだけなんですから！」

幸子「ボクたちもプロデューサーさんが大切なんですから！」

幸子「だから……自分も大切にしなきゃ駄目です！」

P「幸子……」

P「そうだな、俺が間違ってたよ」

P「お前たちのために、ってがむしゃらにやってきたけどさ」

P「それでお前たちに心配かけちゃ、元も子もないよな」

P「これからは心入れ替えて、無理の無いようにするな」

幸子「……プロデューサーｓ

ちひろ「プロデューサーさん！」

P「ひゃっほおおおおおう！ちひろさあああああぁぁぁぁぁぁぁぁん！！！！」

ちひろ「次のイベントなんですが！」

P「ええ！ええ！！それはすごい！！！」

ちひろ「これを使えば、確実にですね！」

P「やっべええええ！買います買います買います！！！」

ちひろ「しかも今ならセットでこの値段で！」

P「ちひろさん神！天使！！一生ついていきますううううう！！！！」

幸子「これはだめですね」


おわり

ありがとうございました
さちこかわいいよさちこ

課金はほどほどにね！