1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 21:13:56.96 :qcLNp7DKi
P「泰葉、ライブの仕事だ」
泰葉「ライブですか?」
P「ああ、今度のひな祭りライブイベントに出てもらう」
泰葉「ひな祭り…ですか」
P「ウチの事務所からは、千佳と晶葉に千鶴、あと葵が出るぞ」
P「あとで全員集めて話するからな」
泰葉「はい、わかりました」
P「泰葉、ライブの仕事だ」
泰葉「ライブですか?」
P「ああ、今度のひな祭りライブイベントに出てもらう」
泰葉「ひな祭り…ですか」
P「ウチの事務所からは、千佳と晶葉に千鶴、あと葵が出るぞ」
P「あとで全員集めて話するからな」
泰葉「はい、わかりました」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 21:18:13.95 :qcLNp7DKi
・ ・ ・
ワイワイ
P「全員集まったなー、それじゃあ仕事の話するからなー」
泰葉・千佳・晶葉・千鶴・葵「はい」
P「お前たち5人には、今度開催される、ひな祭りライブイベントに出てもらう」
P「ちなみに今回着る衣装は、雛人形をモチーフにしたものになる」
P「千佳がお雛さま役、泰葉がお内裏さま、三人官女が晶葉、千鶴、葵だ」
千佳「あたしがお雛さま!?やったー!」
泰葉(私がお内裏さま…?男役ってことだよね…?格好良さを売りにするつもりなのかな…?アイドルとしての路線変更…?)
晶葉「ふむ…まあこのメンバーだと私は三人官女が妥当か」
千鶴「…私が?三人官女?…似合う訳が…」
葵「雛人形に見立てるなんて面白いっちゃね♪」
・ ・ ・
ワイワイ
P「全員集まったなー、それじゃあ仕事の話するからなー」
泰葉・千佳・晶葉・千鶴・葵「はい」
P「お前たち5人には、今度開催される、ひな祭りライブイベントに出てもらう」
P「ちなみに今回着る衣装は、雛人形をモチーフにしたものになる」
P「千佳がお雛さま役、泰葉がお内裏さま、三人官女が晶葉、千鶴、葵だ」
千佳「あたしがお雛さま!?やったー!」
泰葉(私がお内裏さま…?男役ってことだよね…?格好良さを売りにするつもりなのかな…?アイドルとしての路線変更…?)
晶葉「ふむ…まあこのメンバーだと私は三人官女が妥当か」
千鶴「…私が?三人官女?…似合う訳が…」
葵「雛人形に見立てるなんて面白いっちゃね♪」
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 21:22:44.79 :qcLNp7DKi
P「で、何か質問はあるか?」
千佳「PくんPくん!」
P「なんだ?」
千佳「事務所でお雛様とか飾ったりしないのー?」
P「お雛様かぁ…でもなぁ…ひな壇も人形もないぞ」
千佳「あ、それなら大丈夫だよー」
P「なんだ?アテでもあるのか?」
千佳「うん!あたしのお家に古いお雛様あるから、それ持ってくる!」
P「そっか、ならいいぞ」
千佳「やったー!」
晶葉「ふむ…これはお雛様ロボの開発をしなくてはならないな」
泰葉(人形なんて飾っても…)
P「で、何か質問はあるか?」
千佳「PくんPくん!」
P「なんだ?」
千佳「事務所でお雛様とか飾ったりしないのー?」
P「お雛様かぁ…でもなぁ…ひな壇も人形もないぞ」
千佳「あ、それなら大丈夫だよー」
P「なんだ?アテでもあるのか?」
千佳「うん!あたしのお家に古いお雛様あるから、それ持ってくる!」
P「そっか、ならいいぞ」
千佳「やったー!」
晶葉「ふむ…これはお雛様ロボの開発をしなくてはならないな」
泰葉(人形なんて飾っても…)
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 21:25:12.58 :qcLNp7DKi
千鶴(ひな祭り……たしか家にさげもんがあったっけ…あ…そういえば…)
千鶴「ひな祭りで思い出したけど……近くの神社で流し雛をやるみたいです…別に興味はないですが」
P「流し雛かぁ…せっかくだしやろうか」
千鶴「そうですか…まあ…なんでも…いいですけれど」
P「あ…ちょっと待った…」
千鶴「なんです?」
P「流し雛ってひな祭り当日にやるんだよな」
千鶴「あ、うん…そう」
P「それだとライブがあるから時間が…」
晶葉「さっさと済ませれば大丈夫だ。そんな何時間もかかるものでもないのだろう?」
P「ん…まあ、それもそうか……よし」
P「事務所でのひな祭りは前日にやる。ひな祭り当日は流し雛だけな」
千鶴(ひな祭り……たしか家にさげもんがあったっけ…あ…そういえば…)
千鶴「ひな祭りで思い出したけど……近くの神社で流し雛をやるみたいです…別に興味はないですが」
P「流し雛かぁ…せっかくだしやろうか」
千鶴「そうですか…まあ…なんでも…いいですけれど」
P「あ…ちょっと待った…」
千鶴「なんです?」
P「流し雛ってひな祭り当日にやるんだよな」
千鶴「あ、うん…そう」
P「それだとライブがあるから時間が…」
晶葉「さっさと済ませれば大丈夫だ。そんな何時間もかかるものでもないのだろう?」
P「ん…まあ、それもそうか……よし」
P「事務所でのひな祭りは前日にやる。ひな祭り当日は流し雛だけな」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 21:29:14.81 :qcLNp7DKi
――――
――
ひな祭り前日
葵「よーし!今日は事務所をひな祭り風に飾り付けるっちゃ!」
千鶴「あ…あの…」
P「どうした?」
千鶴「これ…幼い頃使ってた飾り、さげもんです。事務所に飾ってください。使わないし、ひな祭りではしゃぐような歳でもないし」
P「お、ありがとな千鶴」
千鶴「…本当は一緒に楽しみたいけど……ハッ!……なんでもありません」
――――
――
ひな祭り前日
葵「よーし!今日は事務所をひな祭り風に飾り付けるっちゃ!」
千鶴「あ…あの…」
P「どうした?」
千鶴「これ…幼い頃使ってた飾り、さげもんです。事務所に飾ってください。使わないし、ひな祭りではしゃぐような歳でもないし」
P「お、ありがとな千鶴」
千鶴「…本当は一緒に楽しみたいけど……ハッ!……なんでもありません」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 21:33:21.23 :qcLNp7DKi
晶葉「ふっふっふっ、プロデューサー」
P「ん?」
晶葉「この日のために準備した秘密兵器を今こそ公開しようではないか。ひなまつりロボ、スタンバイッ」ポチッ
P「は…?」
泰葉「え…?ロボ…?」
ガシャン! ガシャン!
お内裏様ロボ「……」ガシャンガシャン
お雛様ロボ「……」ガシャンガシャン
葵「えぇー…」
千佳「か…かわいくない!」
晶葉「プロデューサー、どうだ!驚いたか!」
P「」
晶葉「……ん?驚いて言葉もないか…?」
泰葉「ま、まあ…とりあえず飾りましょう」
P「そ…そうだな…」
晶葉「ふっふっふっ、プロデューサー」
P「ん?」
晶葉「この日のために準備した秘密兵器を今こそ公開しようではないか。ひなまつりロボ、スタンバイッ」ポチッ
P「は…?」
泰葉「え…?ロボ…?」
ガシャン! ガシャン!
お内裏様ロボ「……」ガシャンガシャン
お雛様ロボ「……」ガシャンガシャン
葵「えぇー…」
千佳「か…かわいくない!」
晶葉「プロデューサー、どうだ!驚いたか!」
P「」
晶葉「……ん?驚いて言葉もないか…?」
泰葉「ま、まあ…とりあえず飾りましょう」
P「そ…そうだな…」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 21:36:45.99 :qcLNp7DKi
・ ・ ・
千佳「できたー!」
P「うん、綺麗に飾り付けできたな」
泰葉「そうですね…人形なんてって思ってたけど…欲しくなってきたかも…なんて」
千佳「泰葉ちゃんが欲しいならあげるよ?」
泰葉「いいの?」
千佳「うん!家にはもう新しいのあるから!」
泰葉「そう…ありがとう」
千佳「どういたしまして!」
P「よし、じゃあ、お茶にするか」
葵「ちらし寿司を作ってきたから、みんなで食べるっちゃよ♪」コトッ
P「お、美味そうだな」
葵「腕によりをかけて美味しく作ったっちゃ☆」
泰葉「甘酒も…用意しましょうか」
・ ・ ・
千佳「できたー!」
P「うん、綺麗に飾り付けできたな」
泰葉「そうですね…人形なんてって思ってたけど…欲しくなってきたかも…なんて」
千佳「泰葉ちゃんが欲しいならあげるよ?」
泰葉「いいの?」
千佳「うん!家にはもう新しいのあるから!」
泰葉「そう…ありがとう」
千佳「どういたしまして!」
P「よし、じゃあ、お茶にするか」
葵「ちらし寿司を作ってきたから、みんなで食べるっちゃよ♪」コトッ
P「お、美味そうだな」
葵「腕によりをかけて美味しく作ったっちゃ☆」
泰葉「甘酒も…用意しましょうか」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 21:39:40.21 :qcLNp7DKi
・・・
・・
千佳「ちらし寿司美味しい!」
葵「甘酒にも合うっちゃよ!」
千鶴「ふーん…」ゴクッ
千鶴「…ホントだ…合うものなのね」
・・・
・・
千佳「ちらし寿司美味しい!」
葵「甘酒にも合うっちゃよ!」
千鶴「ふーん…」ゴクッ
千鶴「…ホントだ…合うものなのね」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 21:43:06.10 :qcLNp7DKi
・ ・ ・
P「どうだ泰葉、楽しんでるか?」
泰葉「あっ、Pさん。…はい、楽しいですよ」
泰葉「イベントごとってあまり思い出が無くて…。幼い頃からお仕事していたから、楽しむ余裕なんてなかったの…。だから些細な事だけど、こうして皆やプロデューサーと過ごせる時間が嬉しいです…」
P「そっか、良かったよ」
千鶴「あ…ひなあられがない…」
晶葉「ひなあられなら心配いらんぞ!ポチッとな」ポチッ
ひな人形ロボ「……」ウィーンガシャ
P「うわっ!?ロボの腕からマシンガンが!?」」
晶葉「ひなあられマシンガン、発射!」
ズダダダダ
千佳「す、すごーい!ひなあられがどんどん出てくるー!」
千鶴「マシンガンにする意味は…?」
葵「無駄機能っちゃね…」
晶葉「ええい!お前たちは腕からマシンガンが出てくる魅力がわからんのか!?」
・ ・ ・
P「どうだ泰葉、楽しんでるか?」
泰葉「あっ、Pさん。…はい、楽しいですよ」
泰葉「イベントごとってあまり思い出が無くて…。幼い頃からお仕事していたから、楽しむ余裕なんてなかったの…。だから些細な事だけど、こうして皆やプロデューサーと過ごせる時間が嬉しいです…」
P「そっか、良かったよ」
千鶴「あ…ひなあられがない…」
晶葉「ひなあられなら心配いらんぞ!ポチッとな」ポチッ
ひな人形ロボ「……」ウィーンガシャ
P「うわっ!?ロボの腕からマシンガンが!?」」
晶葉「ひなあられマシンガン、発射!」
ズダダダダ
千佳「す、すごーい!ひなあられがどんどん出てくるー!」
千鶴「マシンガンにする意味は…?」
葵「無駄機能っちゃね…」
晶葉「ええい!お前たちは腕からマシンガンが出てくる魅力がわからんのか!?」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 21:44:28.61 :K+rD2o6d0
カッコいいよなマシンガン
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 21:46:24.56 :qcLNp7DKi
泰葉「ふふっ…みんなも楽しそう」
P「イベントも良いもんだろ?」
泰葉「ええ、こういうイベントも…いいですね」
P「じゃあ…次はお花見でもやるか?」
泰葉「お花見ですか…良いですね、やりたいです」
P「次はもっと大勢でやろうな」
泰葉「はい…!」
泰葉「ふふっ…みんなも楽しそう」
P「イベントも良いもんだろ?」
泰葉「ええ、こういうイベントも…いいですね」
P「じゃあ…次はお花見でもやるか?」
泰葉「お花見ですか…良いですね、やりたいです」
P「次はもっと大勢でやろうな」
泰葉「はい…!」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 21:49:53.33 :qcLNp7DKi
・ ・ ・
千鶴「ごちそうさま……美味しかった…」
千佳「ごちそうさまでした!すっごい美味しかったよ葵ちゃん!」
葵「喜んでくれて何よりっちゃ♪」
晶葉「ふむ…葵には私の専属料理人になってもらいたいな」
P「それじゃあ、お開きにするか。続きは明日な」
千佳「はーい!」
・ ・ ・
千鶴「ごちそうさま……美味しかった…」
千佳「ごちそうさまでした!すっごい美味しかったよ葵ちゃん!」
葵「喜んでくれて何よりっちゃ♪」
晶葉「ふむ…葵には私の専属料理人になってもらいたいな」
P「それじゃあ、お開きにするか。続きは明日な」
千佳「はーい!」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 21:53:12.12 :qcLNp7DKi
――――
――
ひな祭り当日
P「人形はちゃんとあるな?」
千佳「あるよー!」
P「それじゃあ、二人組作ってくれ。二人一組で流す決まりだからな」
千鶴「私は…別に誰とでも…」
葵「じゃああたしと組むっちゃ!」
千鶴「あ…うん…」
晶葉「ふっふっふっ…この流し雛ロボを…」
千佳「機械を流しちゃってもいいの?」
――――
――
ひな祭り当日
P「人形はちゃんとあるな?」
千佳「あるよー!」
P「それじゃあ、二人組作ってくれ。二人一組で流す決まりだからな」
千鶴「私は…別に誰とでも…」
葵「じゃああたしと組むっちゃ!」
千鶴「あ…うん…」
晶葉「ふっふっふっ…この流し雛ロボを…」
千佳「機械を流しちゃってもいいの?」
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 21:55:46.19 :G321kUc40
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 21:56:49.16 :qcLNp7DKi
泰葉「……」
P「……」
泰葉「……」チラッ
P「……あはは…余っちゃったな…」
泰葉「そうですね…」
P「余りものどうし、組むか?」
泰葉「はい!」
泰葉「……」
P「……」
泰葉「……」チラッ
P「……あはは…余っちゃったな…」
泰葉「そうですね…」
P「余りものどうし、組むか?」
泰葉「はい!」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 21:59:32.35 :qcLNp7DKi
・ ・ ・
葵「次はあたし達っちゃよ!ほら、準備するっちゃ!」
千鶴「あ…うん…」
泰葉「プロデューサー、私流し雛について調べたんですけどね」
P「うん」
泰葉「流し雛は子供の無病息災を願う行事ですって。知ってました?」
P「そうだったのか…知らないでやろうとしてたよ」
泰葉「ふふ、次からちゃんと調べましょうね」
P「そうだな、そうするよ」
葵「じゃあ、一緒に流すっちゃよ!」
千鶴「あ…わかりました…」
葵「せーのっ…」
千鶴「……せーの…」
スィー
・ ・ ・
葵「次はあたし達っちゃよ!ほら、準備するっちゃ!」
千鶴「あ…うん…」
泰葉「プロデューサー、私流し雛について調べたんですけどね」
P「うん」
泰葉「流し雛は子供の無病息災を願う行事ですって。知ってました?」
P「そうだったのか…知らないでやろうとしてたよ」
泰葉「ふふ、次からちゃんと調べましょうね」
P「そうだな、そうするよ」
葵「じゃあ、一緒に流すっちゃよ!」
千鶴「あ…わかりました…」
葵「せーのっ…」
千鶴「……せーの…」
スィー
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 22:02:34.13 :qcLNp7DKi
泰葉「あ、次は私達の番ですよ」
P「お、そうだな」
泰葉「一緒に…行きましょうね」
P「ああ、行こうか」
・・・
・・
泰葉「流し雛って…」
P「…うん?」
泰葉「流し雛って、必ずふたり一緒じゃないですか」
P「あー、そういやそうだな。泰葉、なんでか知ってるか?」
泰葉「…わかりません。けど…流し雛もふたり一緒なら寂しくないと思います」
P「…なるほどな。確かに寂しくないだろうな」
泰葉「…今の私、みたい」
P「俺と一緒なら寂しくないってことか?」
泰葉「あ、次は私達の番ですよ」
P「お、そうだな」
泰葉「一緒に…行きましょうね」
P「ああ、行こうか」
・・・
・・
泰葉「流し雛って…」
P「…うん?」
泰葉「流し雛って、必ずふたり一緒じゃないですか」
P「あー、そういやそうだな。泰葉、なんでか知ってるか?」
泰葉「…わかりません。けど…流し雛もふたり一緒なら寂しくないと思います」
P「…なるほどな。確かに寂しくないだろうな」
泰葉「…今の私、みたい」
P「俺と一緒なら寂しくないってことか?」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 22:06:12.76 :qcLNp7DKi
泰葉「はい、今までは…頼れる人がいなくて…ずっと一人でしたから…」
P「……そうだったのか…」
泰葉「昔から頼られることは多かったんですけどね」
P「あー…確かに泰葉は大人びてるし頼られそうだな」
泰葉「大人びてる…ですか…よく言われます」
泰葉「私は……大人っぽく見られたり、扱われたりするのは……あまり好きじゃないかな…」
P「そうなのか。……だったら、今度からこうしてやろうか?」
ナデリ
泰葉「あっ…」
泰葉「はい、今までは…頼れる人がいなくて…ずっと一人でしたから…」
P「……そうだったのか…」
泰葉「昔から頼られることは多かったんですけどね」
P「あー…確かに泰葉は大人びてるし頼られそうだな」
泰葉「大人びてる…ですか…よく言われます」
泰葉「私は……大人っぽく見られたり、扱われたりするのは……あまり好きじゃないかな…」
P「そうなのか。……だったら、今度からこうしてやろうか?」
ナデリ
泰葉「あっ…」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 22:10:28.87 :qcLNp7DKi
P「仕事が上手くいった時とかさ、こうやって頭撫でたりとか」
泰葉「ふふ…じゃあ、ひな祭りライブが成功したらお願いしますね。絶対…成功させますから」
P「ああ、期待してるぞ。俺も全力でサポートするからな」
泰葉「ありがとうございます…ふふっ…Pさんは頼りになりますね…」
P「そう言ってくれると嬉しいな」
泰葉「昔の私は頼られても、誰かを頼ったりしませんでした。けど今は…Pさんなら、頼ってもいいかなって思っています」
P「ああ、どんどん頼ってくれ、そのためのプロデューサーだからな」
泰葉「ふふ、Pさんが一緒にいてくれると…やっぱり心強いです」ニコッ
P「仕事が上手くいった時とかさ、こうやって頭撫でたりとか」
泰葉「ふふ…じゃあ、ひな祭りライブが成功したらお願いしますね。絶対…成功させますから」
P「ああ、期待してるぞ。俺も全力でサポートするからな」
泰葉「ありがとうございます…ふふっ…Pさんは頼りになりますね…」
P「そう言ってくれると嬉しいな」
泰葉「昔の私は頼られても、誰かを頼ったりしませんでした。けど今は…Pさんなら、頼ってもいいかなって思っています」
P「ああ、どんどん頼ってくれ、そのためのプロデューサーだからな」
泰葉「ふふ、Pさんが一緒にいてくれると…やっぱり心強いです」ニコッ
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 22:14:26.28 :qcLNp7DKi
・・・
・・
P「…じゃあ、流そうか」
泰葉「はい」
スィー
P「……」
泰葉「……」
泰葉「…流されてしまうのは…儚いですね」
P「…そうだな」
泰葉「でも…プロデューサーとなら流れるままにどこまでも…そういうのも…いいかもしれません」
P「流れるまま…かぁ。そういうゆったりのんびりしたのも、良いかもな。…ま、トップアイドルになればそんな時間は取れなくなるだろうけど」
泰葉「…じゃあ、今のうちに楽しんでおきましょうか」
P「ああ、そうするか。…と言っても、そんなに時間はないんだけどな」
泰葉「……台無しですよ…」ハァ
・・・
・・
P「…じゃあ、流そうか」
泰葉「はい」
スィー
P「……」
泰葉「……」
泰葉「…流されてしまうのは…儚いですね」
P「…そうだな」
泰葉「でも…プロデューサーとなら流れるままにどこまでも…そういうのも…いいかもしれません」
P「流れるまま…かぁ。そういうゆったりのんびりしたのも、良いかもな。…ま、トップアイドルになればそんな時間は取れなくなるだろうけど」
泰葉「…じゃあ、今のうちに楽しんでおきましょうか」
P「ああ、そうするか。…と言っても、そんなに時間はないんだけどな」
泰葉「……台無しですよ…」ハァ
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 22:17:07.38 :qcLNp7DKi
・・・
・・
泰葉「ゆったりと流れる流し雛を見ながらのんびりするって…良いですよね」
P「んー、そうだな。泰葉はこういう雰囲気が好きか?」
泰葉「そうですね…こういう落ち着いた雰囲気は好き、かな?」
泰葉「いつも忙しくって、あまりゆっくり出来る時間がなかったからかもしれません」
P「アイドルが忙しいのは幸せなことじゃないか」
泰葉「そう…ですね……でも……」
P「…でも?」
泰葉「時々はPさんとの時間があればいいな…って」
P「俺との時間?今みたいにふたりで話したりする時間のことか?」
泰葉「…はい」
P「今まで取ってなかったっけ?」
泰葉「あることは…あるんですが…」
P「…足りないか?」
泰葉「……はい」
・・・
・・
泰葉「ゆったりと流れる流し雛を見ながらのんびりするって…良いですよね」
P「んー、そうだな。泰葉はこういう雰囲気が好きか?」
泰葉「そうですね…こういう落ち着いた雰囲気は好き、かな?」
泰葉「いつも忙しくって、あまりゆっくり出来る時間がなかったからかもしれません」
P「アイドルが忙しいのは幸せなことじゃないか」
泰葉「そう…ですね……でも……」
P「…でも?」
泰葉「時々はPさんとの時間があればいいな…って」
P「俺との時間?今みたいにふたりで話したりする時間のことか?」
泰葉「…はい」
P「今まで取ってなかったっけ?」
泰葉「あることは…あるんですが…」
P「…足りないか?」
泰葉「……はい」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 22:19:31.69 :qcLNp7DKi
P「……確かに泰葉とふたりだけで話したことはあまりないような…」
P「最近は、年少組とか新人の子とか心配で、そっちの面倒ばかり見てたからなぁ…」
P「ごめんな、泰葉はしっかりしてるから、どうしても心配な子の方を優先しちゃってさ……」
泰葉「いえ…いいんです。まだ小さい子や新人の子を優先するのは、仕方ないことですから…」
P「んー……」
P「そうだ!」
泰葉「?」
P「泰葉、ひな祭りライブの後、時間あるか?」
泰葉「えーっと……はい、大丈夫ですよ」
P「よし!じゃあさ、次空いた時間に、ふたりで喫茶店にでも行こう」
泰葉「えっ…!?」
泰葉「……はい!楽しみにしてますね」ニコッ
P「……確かに泰葉とふたりだけで話したことはあまりないような…」
P「最近は、年少組とか新人の子とか心配で、そっちの面倒ばかり見てたからなぁ…」
P「ごめんな、泰葉はしっかりしてるから、どうしても心配な子の方を優先しちゃってさ……」
泰葉「いえ…いいんです。まだ小さい子や新人の子を優先するのは、仕方ないことですから…」
P「んー……」
P「そうだ!」
泰葉「?」
P「泰葉、ひな祭りライブの後、時間あるか?」
泰葉「えーっと……はい、大丈夫ですよ」
P「よし!じゃあさ、次空いた時間に、ふたりで喫茶店にでも行こう」
泰葉「えっ…!?」
泰葉「……はい!楽しみにしてますね」ニコッ
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 22:22:30.13 :qcLNp7DKi
・・・
・・
P「よーし、じゃあライブ会場へ行くかー」
千佳「はーい!」
――――
――
ライブ会場 更衣室
泰葉「これが…私の衣装…」
泰葉「…私がお内裏さま役って言われたときは、カッコイイ系の衣装を着るのかと思ったけど、違ったみたい」
泰葉「可愛い衣装……リボンが付いてたりしてる……」
泰葉「あっ…菱餅型のマイクも…ふふっ」
・・・
・・
P「よーし、じゃあライブ会場へ行くかー」
千佳「はーい!」
――――
――
ライブ会場 更衣室
泰葉「これが…私の衣装…」
泰葉「…私がお内裏さま役って言われたときは、カッコイイ系の衣装を着るのかと思ったけど、違ったみたい」
泰葉「可愛い衣装……リボンが付いてたりしてる……」
泰葉「あっ…菱餅型のマイクも…ふふっ」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 22:25:47.50 :qcLNp7DKi
・ ・ ・
千鶴「プロデューサー」
P「ん?おお、千鶴も似合ってるじゃないか」
千鶴「似合ってる…?ホントに…?」
P「本当だって、俺は千鶴が適任だと思って選んだんだ。似合わないわけないだろ」
千鶴「……似合ってるなんて信じられない……でも…だけど…選んでくれて嬉しい…あっ、あの、せめて…頑張ります」
P「ふふ、期待してるぞ、千鶴」
晶葉「ふーむ…工作はしにくそうな衣装だが…P、似合っているか?」
P「おう、バッチリ似合ってる、可愛いぞ」
晶葉「馬子にも衣装…かな?」
P「おいおい、そう自分を卑下するなよ。晶葉は可愛いんだ、自信を持っていいぞ」
晶葉「そ…そうか?」
P「そうだよ」
晶葉「そ…そうか…///」カァァ
・ ・ ・
千鶴「プロデューサー」
P「ん?おお、千鶴も似合ってるじゃないか」
千鶴「似合ってる…?ホントに…?」
P「本当だって、俺は千鶴が適任だと思って選んだんだ。似合わないわけないだろ」
千鶴「……似合ってるなんて信じられない……でも…だけど…選んでくれて嬉しい…あっ、あの、せめて…頑張ります」
P「ふふ、期待してるぞ、千鶴」
晶葉「ふーむ…工作はしにくそうな衣装だが…P、似合っているか?」
P「おう、バッチリ似合ってる、可愛いぞ」
晶葉「馬子にも衣装…かな?」
P「おいおい、そう自分を卑下するなよ。晶葉は可愛いんだ、自信を持っていいぞ」
晶葉「そ…そうか?」
P「そうだよ」
晶葉「そ…そうか…///」カァァ
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 22:28:32.66 :qcLNp7DKi
葵「プロデューサー、あたしもひな祭りモードでドレスアップしたっちゃ☆」
P「おおっ…!」
葵「へっへー、どう、プロデューサー、見違えて驚いとるっちゃね?今日は最高にかわいく決めるっちゃ!」
P「頑張れ、葵!」
葵「うん!頑張ってくるっちゃ!」
P「……泰葉と千佳はまだかな?」
泰葉(この衣装…可愛いな…)テクテク
P「お!」
P「泰葉ー」
泰葉「あっ、プロデューサー。アイドルとしての路線変更かと思ったけど、そんなことなくて安心しました。さすがですね…。私のアイドル生活もこのままもっともっと充実させていきたいな…」
P「おう、任せとけ!泰葉が楽しくアイドル出来るように、俺がサポートしてやる」
泰葉「あっ…ふふっ、やっぱり……Pさんのおかげ…?」
P「?」
P「何がだ?」
葵「プロデューサー、あたしもひな祭りモードでドレスアップしたっちゃ☆」
P「おおっ…!」
葵「へっへー、どう、プロデューサー、見違えて驚いとるっちゃね?今日は最高にかわいく決めるっちゃ!」
P「頑張れ、葵!」
葵「うん!頑張ってくるっちゃ!」
P「……泰葉と千佳はまだかな?」
泰葉(この衣装…可愛いな…)テクテク
P「お!」
P「泰葉ー」
泰葉「あっ、プロデューサー。アイドルとしての路線変更かと思ったけど、そんなことなくて安心しました。さすがですね…。私のアイドル生活もこのままもっともっと充実させていきたいな…」
P「おう、任せとけ!泰葉が楽しくアイドル出来るように、俺がサポートしてやる」
泰葉「あっ…ふふっ、やっぱり……Pさんのおかげ…?」
P「?」
P「何がだ?」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 22:31:20.50 :qcLNp7DKi
P「昔より仕事が楽しいってことか?」
泰葉「はい…!モデルの時より充実していて、やり甲斐もあって楽しいです!」
P「そっか…良かったよ、泰葉がアイドルを楽しんでくれているみたいで」
<Pクーン!
P「ん?」
千佳「じゃーん!Pくん、見て見てー!」
P「おお、可愛いお雛さまだな。似合ってるぞ」
千佳「こんな可愛い衣装着せてくれて、ありがとね!Pくん!」
P「はは、どういたしまして」
千佳「よーし、晶葉ちゃんたちにも見せてくるね!」
P「ああ、行ってきな」
泰葉「千佳ちゃんも可愛いですね」
P「そうだなぁ、あの衣装は正解だったよ」
泰葉「ふふっ、私も負けてられませんね」
P「昔より仕事が楽しいってことか?」
泰葉「はい…!モデルの時より充実していて、やり甲斐もあって楽しいです!」
P「そっか…良かったよ、泰葉がアイドルを楽しんでくれているみたいで」
<Pクーン!
P「ん?」
千佳「じゃーん!Pくん、見て見てー!」
P「おお、可愛いお雛さまだな。似合ってるぞ」
千佳「こんな可愛い衣装着せてくれて、ありがとね!Pくん!」
P「はは、どういたしまして」
千佳「よーし、晶葉ちゃんたちにも見せてくるね!」
P「ああ、行ってきな」
泰葉「千佳ちゃんも可愛いですね」
P「そうだなぁ、あの衣装は正解だったよ」
泰葉「ふふっ、私も負けてられませんね」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 22:34:16.46 :qcLNp7DKi
・ ・ ・
ステージ
P「リハもやったし、わかってると思うが念のため確認な」
P「晶葉、千鶴、葵は階段の下のステージだ」
晶葉「ああ、わかっている」
P「泰葉と千佳は階段の上な」
泰葉「はい」
千佳「うん!」
P「あとは…」
・ ・ ・
ステージ
P「リハもやったし、わかってると思うが念のため確認な」
P「晶葉、千鶴、葵は階段の下のステージだ」
晶葉「ああ、わかっている」
P「泰葉と千佳は階段の上な」
泰葉「はい」
千佳「うん!」
P「あとは…」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 22:37:08.12 :qcLNp7DKi
・・・
・・
P「よし、それじゃあライブが始まるまで控え室に戻ってろー」
千佳「はーい!」
ゾロゾロ
晶葉「ロボ達の点検を軽くしておこうか」
千鶴「やっぱりライブで使うつもりなの…」
晶葉「当たり前だろう、何のために作ったと思っているんだ」
葵「マシンガン撃ったりするのはやめてほしいっちゃね…」
・・・
・・
P「よし、それじゃあライブが始まるまで控え室に戻ってろー」
千佳「はーい!」
ゾロゾロ
晶葉「ロボ達の点検を軽くしておこうか」
千鶴「やっぱりライブで使うつもりなの…」
晶葉「当たり前だろう、何のために作ったと思っているんだ」
葵「マシンガン撃ったりするのはやめてほしいっちゃね…」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 22:40:07.89 :qcLNp7DKi
P「みんな戻ったか……あとは…」
泰葉「Pさん」
P「…ん?」クルッ
泰葉「Pさん、少し…お時間頂けますか?」
P「泰葉か。…ああ、良いぞ。なんだ?」
泰葉「あの…Pさん……この衣装…どうですか?似合ってますか?」
P「ああ…似合ってる。大人っぽくってキレイ……あっ…泰葉は大人扱いされるの嫌だったな」
泰葉「いえ…Pさんがそう言ってくれるなら…大人びてても…今はいいかな」
P「…そっか」
泰葉「はい」ニコッ
P「みんな戻ったか……あとは…」
泰葉「Pさん」
P「…ん?」クルッ
泰葉「Pさん、少し…お時間頂けますか?」
P「泰葉か。…ああ、良いぞ。なんだ?」
泰葉「あの…Pさん……この衣装…どうですか?似合ってますか?」
P「ああ…似合ってる。大人っぽくってキレイ……あっ…泰葉は大人扱いされるの嫌だったな」
泰葉「いえ…Pさんがそう言ってくれるなら…大人びてても…今はいいかな」
P「…そっか」
泰葉「はい」ニコッ
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 22:43:15.20 :qcLNp7DKi
泰葉「ふふっ…もっとよく見てください」
P「ん、それじゃあ遠慮なく…」
P「…ん?」ジーッ
泰葉「?」
P「あっ…!」
泰葉「……!」ハッ
P(泰葉が階段の上にいるから…パンツ見えそ…)ジーッ
泰葉「あ、でも…」
P「な、なんだ…!?」
泰葉「あんまり下から見るのはダメですよ、Pさん。ふふっ」
P「えっ…あっ…」アタフタ
泰葉「ふふっ…!」
泰葉「ふふっ…もっとよく見てください」
P「ん、それじゃあ遠慮なく…」
P「…ん?」ジーッ
泰葉「?」
P「あっ…!」
泰葉「……!」ハッ
P(泰葉が階段の上にいるから…パンツ見えそ…)ジーッ
泰葉「あ、でも…」
P「な、なんだ…!?」
泰葉「あんまり下から見るのはダメですよ、Pさん。ふふっ」
P「えっ…あっ…」アタフタ
泰葉「ふふっ…!」
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 22:46:39.39 :qcLNp7DKi
・・・
・・
泰葉「Pさん…」
泰葉「……今年は私、お内裏さまなんですよね…」
P「ああ、そうだけど……不満か?」
泰葉「いえ、衣装も可愛いですし…不満はないんですが……私…希望があって…」
P「希望?どんな?」
泰葉「次は私がお雛さまになって…Pさんがお内裏さまになったらって…あっ、もちろん隣ですよ。ふふっ、出来ればいいですね」
P「俺がお内裏さまかぁ……不釣り合いじゃないかな?」
泰葉「不釣り合いなんかじゃありませんよ、私が認めた人ですから…ね?」
P「それは光栄だな」
・・・
・・
泰葉「…さて…と、それじゃあ、控え室へ戻りますね」
P「ああ、しっかり休んでおきな」
泰葉「はい…!」
・・・
・・
泰葉「Pさん…」
泰葉「……今年は私、お内裏さまなんですよね…」
P「ああ、そうだけど……不満か?」
泰葉「いえ、衣装も可愛いですし…不満はないんですが……私…希望があって…」
P「希望?どんな?」
泰葉「次は私がお雛さまになって…Pさんがお内裏さまになったらって…あっ、もちろん隣ですよ。ふふっ、出来ればいいですね」
P「俺がお内裏さまかぁ……不釣り合いじゃないかな?」
泰葉「不釣り合いなんかじゃありませんよ、私が認めた人ですから…ね?」
P「それは光栄だな」
・・・
・・
泰葉「…さて…と、それじゃあ、控え室へ戻りますね」
P「ああ、しっかり休んでおきな」
泰葉「はい…!」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 22:49:16.31 :qcLNp7DKi
・ ・ ・
控え室
晶葉「……そろそろだな」
葵「そろそろっちゃね…」
千鶴「…………」
泰葉「緊張してるんですか?千鶴さん」
千鶴「いや…別に…」
千佳「緊張してるの?そんな時は甘いものだよ!」
千鶴「甘いもの…?」
晶葉「甘いものか、なら私の雛人形ロボの出番だな!」
葵「へ…?まさか…!」
晶葉「ひなあられマシンガン、スタンバイッ!」ポチッ
泰葉「あはは…またですか」
・ ・ ・
控え室
晶葉「……そろそろだな」
葵「そろそろっちゃね…」
千鶴「…………」
泰葉「緊張してるんですか?千鶴さん」
千鶴「いや…別に…」
千佳「緊張してるの?そんな時は甘いものだよ!」
千鶴「甘いもの…?」
晶葉「甘いものか、なら私の雛人形ロボの出番だな!」
葵「へ…?まさか…!」
晶葉「ひなあられマシンガン、スタンバイッ!」ポチッ
泰葉「あはは…またですか」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 22:52:37.94 :qcLNp7DKi
ワイワイ
ガチャ
P「なにやってんだお前ら…」
泰葉「あ、プロデューサー…」
P「そろそろ時間だから、ステージに行くぞ」
晶葉「なんだ…もうそんな時間か…まだひなあられマシンガンの弾薬は余っているんだが…」
P「後でやればいいだろ、ほら行くぞ」
晶葉「仕方ないな…」
ワイワイ
ガチャ
P「なにやってんだお前ら…」
泰葉「あ、プロデューサー…」
P「そろそろ時間だから、ステージに行くぞ」
晶葉「なんだ…もうそんな時間か…まだひなあられマシンガンの弾薬は余っているんだが…」
P「後でやればいいだろ、ほら行くぞ」
晶葉「仕方ないな…」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 22:55:25.23 :qcLNp7DKi
――――
――
舞台袖
P「まずは晶葉、千鶴、葵からだ」
千鶴「…頑張ってくる」
P「ああ、頑張れ!」
晶葉「よし、行くか!」
葵「とっつげーき☆」
晶葉「レッツゴーっ!」
P「次は泰葉と千佳だぞ、準備しておきな」
千佳「準備OKだよ!」
泰葉「Pさん」
――――
――
舞台袖
P「まずは晶葉、千鶴、葵からだ」
千鶴「…頑張ってくる」
P「ああ、頑張れ!」
晶葉「よし、行くか!」
葵「とっつげーき☆」
晶葉「レッツゴーっ!」
P「次は泰葉と千佳だぞ、準備しておきな」
千佳「準備OKだよ!」
泰葉「Pさん」
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 22:58:42.03 :qcLNp7DKi
P「ん?何だ?」
泰葉「私のステージ…しっかりと見ていて下さいね」
泰葉「Pさんに見てもらうために…華麗に舞います…だから…」
P「じっくりと見させてもらうよ、当然な」
泰葉「!」パァァ
P「頑張れよ、泰葉!」
泰葉「はい!」
千佳「行こ、泰葉ちゃん!」
泰葉「うん…行こう…!」
泰葉(こんな軽い足取りでステージに上がれるなんて…モデルの時とはぜんぜん違うんだ…)
泰葉(モデルの頃みたいに、与えられた仕事を淡々とやっていた人形のようなあの頃の私とは違う…!)
泰葉「私は人形じゃない…!」
泰葉「だって私は…アイドルだもの…!」
P「ん?何だ?」
泰葉「私のステージ…しっかりと見ていて下さいね」
泰葉「Pさんに見てもらうために…華麗に舞います…だから…」
P「じっくりと見させてもらうよ、当然な」
泰葉「!」パァァ
P「頑張れよ、泰葉!」
泰葉「はい!」
千佳「行こ、泰葉ちゃん!」
泰葉「うん…行こう…!」
泰葉(こんな軽い足取りでステージに上がれるなんて…モデルの時とはぜんぜん違うんだ…)
泰葉(モデルの頃みたいに、与えられた仕事を淡々とやっていた人形のようなあの頃の私とは違う…!)
泰葉「私は人形じゃない…!」
泰葉「だって私は…アイドルだもの…!」
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 23:01:41.12 :qcLNp7DKi
――――
――
泰葉「ありがとうございました!これからも応援よろしくお願いしますね!」
ワー!ワー!
泰葉「……」スタスタ
泰葉「ふぅ…」
P「泰葉、お疲れ様!大成功だったな!」
泰葉「あっ、Pさん」
P「ライブ、楽しめたか?」
泰葉「はい…!とても楽しかったです!」
P「そっか、良かった」
泰葉「……Pさん」
P「ん?」
泰葉「ライブ…大成功でしたよね?」
P「ああ、さっきそう言ったろ?」
――――
――
泰葉「ありがとうございました!これからも応援よろしくお願いしますね!」
ワー!ワー!
泰葉「……」スタスタ
泰葉「ふぅ…」
P「泰葉、お疲れ様!大成功だったな!」
泰葉「あっ、Pさん」
P「ライブ、楽しめたか?」
泰葉「はい…!とても楽しかったです!」
P「そっか、良かった」
泰葉「……Pさん」
P「ん?」
泰葉「ライブ…大成功でしたよね?」
P「ああ、さっきそう言ったろ?」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 23:04:07.37 :qcLNp7DKi
泰葉「だったら……」
泰葉「…んっ」ズイッ
P「?」
泰葉「んっ…!」ズイッ
P「いきなりどうした?頭突き出して」
泰葉「……忘れたんですか?流し雛の時のこと」
P「流し雛…?……あっ」ハッ
泰葉『』
泰葉「思い出しました?」
P「あー…ごめんな泰葉」スッ
ナデリ
泰葉「んっ…」
P「…良く頑張ったな泰葉、ファンのみんな喜んでたぞ」
ナデナデ
泰葉「ん…もう…忘れちゃダメですよ」
泰葉「だったら……」
泰葉「…んっ」ズイッ
P「?」
泰葉「んっ…!」ズイッ
P「いきなりどうした?頭突き出して」
泰葉「……忘れたんですか?流し雛の時のこと」
P「流し雛…?……あっ」ハッ
泰葉『』
泰葉「思い出しました?」
P「あー…ごめんな泰葉」スッ
ナデリ
泰葉「んっ…」
P「…良く頑張ったな泰葉、ファンのみんな喜んでたぞ」
ナデナデ
泰葉「ん…もう…忘れちゃダメですよ」
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 23:07:41.32 :qcLNp7DKi
P「ごめんな…許してくれ」
ナデナデ
泰葉「んっ…許しません」プイッ
P「機嫌直してくれよー……俺にできることなら何でもしてやるから」
泰葉「……」
P「泰葉ぁ…」
泰葉「…約束」
P「ん?」
泰葉「一つ…約束してくれたら…許します」
P「ごめんな…許してくれ」
ナデナデ
泰葉「んっ…許しません」プイッ
P「機嫌直してくれよー……俺にできることなら何でもしてやるから」
泰葉「……」
P「泰葉ぁ…」
泰葉「…約束」
P「ん?」
泰葉「一つ…約束してくれたら…許します」
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 23:10:43.04 :qcLNp7DKi
P「…約束か……わかった。言ってくれ」
泰葉「……」スゥー
泰葉「私が…約束して欲しいことはですね…」
P「うん」
泰葉「Pさん」スッ
泰葉 「Pさん…私の手を取って…これからも導いて下さい」
おわり
P「…約束か……わかった。言ってくれ」
泰葉「……」スゥー
泰葉「私が…約束して欲しいことはですね…」
P「うん」
泰葉「Pさん」スッ
泰葉 「Pさん…私の手を取って…これからも導いて下さい」
おわり
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 23:12:18.43 :qcLNp7DKi
支援・画像支援ありがとうございました
岡崎泰葉「もう一度、昔のように」から一応続いてます
支援・画像支援ありがとうございました
岡崎泰葉「もう一度、昔のように」から一応続いてます
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/09(土) 23:21:51.89 :K+rD2o6d0
おっつおっつ
2枚目岡崎先輩お迎えできないちくしょう
2枚目岡崎先輩お迎えできないちくしょう
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