木胡桃「携帯のゲームだよ」ﾋﾟｺﾋﾟｺ

丸京「ソーシャルゲームだな」

木胡桃「そうそう」

魔梨威「ソーシャルゲーム？なんだいそれ？」

手寅「コミュニティサイト上でやるゲームのことだよ」

手寅「ほら、最近はCMでもモ○ゲーとかGR○Eとかよく見るでしょ？」

魔梨威「確かによく見るな」

苦来「今すごい人気で、ソーシャルゲーム業界はすごい売り上げを上げてるんだって」

魔梨威「へー」

魔梨威「キグは何のゲームをやってるんだい？」

木胡桃「ハヤテのごとく！だよ」

魔梨威「マンガが原作のゲームもあるのかい！」

魔梨威「で、それは面白いのか？」

木胡桃「…う、うん」

丸京「歯切れが悪いな」

魔梨威「マンガ原作のゲームもあるということは…」

魔梨威「私たちもゲーム化したら丸儲けできるじゃないか！！」

魔梨威「と、言ってもソーシャルゲームがどういうものかよくわかんないな」

ガラ


覆面「」ｽｯ


『企画書』


魔梨威「あんたが考えたのかい？」

覆面「」ｺｸｺｸ

魔梨威「どれどれ」ﾋﾟﾗ

ーーーーーー
タイトル『じょしらく カードコレクション』

プレイヤーは、キャラクターカードを集めて、最高の落語家を目指します。原作キャラクターの美麗なカードを収集し、成長させながらプレイヤー同士で協力してゲームを進めていきます。
…
…
ーーーーーー

丸京「まあ、どのソーシャルゲームも今はそんなもんだよな」

苦来「私たちじゃ、キャラが少なすぎる気がするけど」

手寅「大丈夫よ、色んな人に書いてもらえばいいもの！」

手寅「ハンコ絵だっていいじゃない！」

魔梨威「さすが覆面！早速、席亭に掛け合ってくるよ！」

ガラ

ピシャリ

……

ガラ

魔梨威「お前らは落語家だろだって…」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

丸京「まあそりゃそうだ」

手寅「私たちには携帯業界の進出は厳しかったね」

苦来「携帯といえば、最近は携帯中毒、スマートフォン中毒の人が増えてるみたいだよ」

苦来「トイレとかお風呂にも携帯持ち込んだりとか」

魔梨威「そうなのか？」

丸京「マリーさんはあんまり携帯とか使わなさそうだもんな」

魔梨威「電話とメールがあれば最低限大丈夫だろ」

手寅「けど、私もついつい時間が出来ると携帯見ちゃったりするかも」

丸京「私もついってことあるな」

苦来「電車内でもだいたいみんな携帯を見てるよ」

手寅「寝てるか、携帯いじってるかの2パターンだからね」

魔梨威「電車内ってペースメーカーは大丈夫なのかい？」

丸京「実は大丈夫みたいだぞ」

魔梨威「それなら良かった」ﾎｯ

魔梨威「あれ？キグまだやってんのかい？」

木胡桃「え、は、はい」

魔梨威「まさかキグも携帯中毒なんじゃ…」ｻｻｯ

木胡桃「私は、携帯中毒じゃありません！引かないでください！」

手寅「ねぇ、みんな」

手寅「Ap○le派？SAM○UNG派？」

魔梨威「つまんねーこと聞くなよ！！」

手寅「久しぶり！」

苦来「一応、決着はついたんじゃないの？」

手寅「そうじゃなくて」

手寅「みんなはどっち派なの？」

丸京「私はAp○le派だな、他意はないけど」

魔梨威「まあ、私もそうだな。他意はないけど」

木胡桃「私もです。他意はないですけど」

苦来「私もどちらかいえば。他意はないけど」

手寅「なんだ、みんなAp○le派なんだね。私もそうなんだ！他意はないけどね！」

丸京「もし…」ﾎﾞｿｯ

魔梨威「ん？」

丸京「『もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか？』」

丸京「という言葉をAp○leの創設者が言ったとか言わないとか」

魔梨威「お前まさか買ったのかよ！？」

手寅「日本人は基本的にミーハーだからね」

丸京「私はその言葉に深く感銘を受けたよ」

木胡桃「人生最後の日ですか？」

魔梨威「まあ、要は悔いのないように過ごせってことだよな」

苦来「けどよく大事な勝負事の前に、悔いのないように戦う、とか言うけど負けたら絶対悔いって残るよね」

木胡桃「基本的に号泣ですもんね」

丸京「負けたこと自体が悔しいことだもんな」

魔梨威「ってことは…さっきの言葉は『勝ち続けろ。負けるな』っていうことか」

魔梨威「鉄の掟じゃないか…」

木胡桃「もし負けたらどうなるんでしょう？」

魔梨威「うーん……」

丸京「体罰だろうな」

木胡桃「そんなまさか…」

丸京「バスケの試合に負けただけで、ボコボコにされる世の中だからな、SAM○UNGに負けたとなればそれはもう厳しい体罰があるだろうな」

手寅「誰もSAM○UNGにとは言ってないけど」

苦来「爪を一枚ずつ剥がされて、そこに塩をすりこんで、気絶しても…」

手寅「それはもう拷問だから！」

木胡桃「Ap○le怖い…Ap○le怖い…」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

魔梨威「なるほど、だから死に物狂いで頑張ってるいるのか」

魔梨威「恐るべきジョ○ズ！」

手寅「Ap○leが本当にそうしてたかはわかんないけど、最近では体罰がすごい話題になったよね」

苦来「いじめと一緒で今まで水面下にあっただけで、横行してたんだろうね」

丸京「けど、いささか過敏になりすぎてやしないかい？」

丸京「今や、廊下に立たせただけで体罰扱いらしいぞ」

丸京「殴ったりするのは流石に問題だとは思うが、そこまで敏感にならなくとも良い気がする」

魔梨威「私たちも昔はよく師匠にどつかれたもんだけど、あれも体罰扱いになるってことか」

手寅「そんなんだから生徒の方が調子に乗って、先生の方を挑発してるんだって」

丸京「さらにモンスターペアレント達が幅をきかせてて教師側は何も出来ない状況らしい」

魔梨威「それも考えものだな」

木胡桃「モンスターペアレント…」

木胡桃「マリーさんも気をつけないと！」

魔梨威「何をだい？」

木胡桃「マリーさんすぐお尻出すから、モンスターペアレントに訴えられちゃうかもよ」

苦来「マリーさんすぐ脱ぎたがるし」

魔梨威「う、それは…気をつけないとな…」

魔梨威「…ん？」

魔梨威「って、だいたいはお前らが脱がしてるんだろうが！」

丸京「別に大丈夫だよ、そんなマリーさんの裸なんか問題にもならないよ」

魔梨威「は？」

木胡桃「それもそうですね」

苦来「あんなに健全な裸ならモンスターペアレントの目にも入らないかもね」

手寅「ドラえもんのしずかちゃんの裸みたいなものだもんね」

魔梨威「な！？」

丸京「もしかしたら、児童ポルノとかで怒られるかもな！東京都に！」

木胡桃「あり  うる！」

魔梨威「ねーよ！」

魔梨威「ちょっと待てお前ら！」

魔梨威「私のどこが児童ポルノなんだ！」

魔梨威「どっからどう見ても大人の女だろ！！」ｽｯﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

手寅「ほら、すぐ脱ぐ」

木胡桃「早く着てください」

苦来「本当に怒られかねないんだから」

魔梨威「ごめんごめん」

ガラ

ハシモト「失礼します」

一同「あっ…」

ハシモト（あのお尻のアザは！？）

ハシモト「体罰だ！」

一同「は？」

ハシモト「君を保護する！」ｶﾞｼｯ

魔梨威「は、離せ！」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

ハシモト「もう大丈夫だよ、君のSOSを受け止めるから」


ピシャリ


手寅「マリーさん連れてかれちゃった」

木胡桃「どうなるんでしょうか？」

丸京「さぁ」

ーーーーー
後日

手寅「誤解が解けて良かったね」

木胡桃「本当ですね」

丸京「あのままだったら、私達と師匠達も全員クビだったし、体育科入門制度も取り消されてたな」

苦来「体育科入門制度はもとからないでしょ」


ｱﾊﾊﾊﾊ ｱﾊﾊﾊﾊ

木胡桃「あれ？マリーさんは？」

手寅「まだ帰ってこないね」

丸京「あの時も裸のままだったからな」



ーーーーーー
警察「またお前か！」

魔梨威「はい…」

警察「もうケツは出すなよ！」

魔梨威「はい…」


おしまい

駄文ですいませんでした。
読んでくれた人ありがとうございました。

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