1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/18(月) 15:58:47.12 :AB0Gqm2l0
理樹「(来ヶ谷さんが忘れ物なんて珍しいなぁ)」
理樹「(ちょうど風紀委員の見回りもいなかったし早く渡して帰ろ)」
コンコン……
理樹「(ん……中から声が……)」
「はぁ……今日も数学サボっちゃったよぉ……」
「それにいきなり抱き着いて……クドリャフカさんに嫌われちゃったかなぁ……」
「そういえば理樹くんにも変な事言っちゃったし……うぅ、理樹くんに嫌われてないか心配だよぉ…」
理樹「!?」
理樹「(来ヶ谷さんが忘れ物なんて珍しいなぁ)」
理樹「(ちょうど風紀委員の見回りもいなかったし早く渡して帰ろ)」
コンコン……
理樹「(ん……中から声が……)」
「はぁ……今日も数学サボっちゃったよぉ……」
「それにいきなり抱き着いて……クドリャフカさんに嫌われちゃったかなぁ……」
「そういえば理樹くんにも変な事言っちゃったし……うぅ、理樹くんに嫌われてないか心配だよぉ…」
理樹「!?」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/18(月) 16:11:27.60 :AB0Gqm2l0
理樹「(ぼ、ぼくは今物凄いモノを聞いているんじゃないだろうか!?)」
「今日はもう恭介さんも何かやろうって言い出さないよね……よし!宿題やろー!」
理樹「(中にいるのはホントに来ヶ谷さんなのかな……もしかしたら小毬さんて可能性も)」
「やっぱり数学は面白いなぁ、えへへ……♪」
理樹「(うん、来ヶ谷さんだ)」
理樹「(ぼ、ぼくは今物凄いモノを聞いているんじゃないだろうか!?)」
「今日はもう恭介さんも何かやろうって言い出さないよね……よし!宿題やろー!」
理樹「(中にいるのはホントに来ヶ谷さんなのかな……もしかしたら小毬さんて可能性も)」
「やっぱり数学は面白いなぁ、えへへ……♪」
理樹「(うん、来ヶ谷さんだ)」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/18(月) 16:20:04.07 :AB0Gqm2l0
理樹「(とりあえず忘れ物を届けよう)」
コンコンッ
来ヶ谷「なんだ少年、おねーさんに会いたくなったのか?」クスッ
来ヶ谷「わざわざ風紀委員の監視をくぐり抜けて会いに来てくれるとは……私も捨てたもんじゃ無いな」ハッハッハ
理樹「……………あ、これ忘れ物」スッ
来ヶ谷「ん?あぁわざわざすまないな。どうだ私の部屋で夜のティータイムと洒落込むかい?」
理樹「………いや、帰るよ。また明日」ハハハ…
来ヶ谷「なんだ連れないな、じゃあまた明日な」
ガチャ
理樹「………帰ろう」
完
理樹「(とりあえず忘れ物を届けよう)」
コンコンッ
来ヶ谷「なんだ少年、おねーさんに会いたくなったのか?」クスッ
来ヶ谷「わざわざ風紀委員の監視をくぐり抜けて会いに来てくれるとは……私も捨てたもんじゃ無いな」ハッハッハ
理樹「……………あ、これ忘れ物」スッ
来ヶ谷「ん?あぁわざわざすまないな。どうだ私の部屋で夜のティータイムと洒落込むかい?」
理樹「………いや、帰るよ。また明日」ハハハ…
来ヶ谷「なんだ連れないな、じゃあまた明日な」
ガチャ
理樹「………帰ろう」
完
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/18(月) 16:20:13.43 :/vpYsD+y0
わーお
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/18(月) 16:34:07.55 :AB0Gqm2l0
こっからどうしたら良いかわからなくなってしまった
ゴメンよ
こっからどうしたら良いかわからなくなってしまった
ゴメンよ
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/18(月) 16:34:59.70 :J68hYw380
頑張るんだ
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/18(月) 16:49:48.00 :AB0Gqm2l0
理樹「(はぁ……なんてモノを聞いちゃったんだろう……)」
ガチャ
真人「おう。遅かったな!しっかり忘れ物わたせたのか!?」
理樹「あぁ、うん……はぁ……」
謙吾「どうした?元気ないじゃないか」
理樹「大丈夫……何でも無いよ…(これは三人にも言っちゃダメだよね……)」
真人・謙吾「?」
恭介「……」
理樹「(はぁ……なんてモノを聞いちゃったんだろう……)」
ガチャ
真人「おう。遅かったな!しっかり忘れ物わたせたのか!?」
理樹「あぁ、うん……はぁ……」
謙吾「どうした?元気ないじゃないか」
理樹「大丈夫……何でも無いよ…(これは三人にも言っちゃダメだよね……)」
真人・謙吾「?」
恭介「……」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/18(月) 16:53:50.41 :AB0Gqm2l0
恭介「さて。今理樹は風呂に行ってるわけだが」
謙吾「何だ、改まって」
恭介「お前達、来ヶ谷の部屋から帰ってきた理樹を見て何も思わなかったのか?」
真人「? どういうことだよ」
謙吾「元気が無いとは思ったが……何が言いたいんだ?」
恭介「ズバリ……理樹は来ヶ谷に恋している!」バーン!
真人・謙吾「な、なんだとぉぉぉ!?」
恭介「さて。今理樹は風呂に行ってるわけだが」
謙吾「何だ、改まって」
恭介「お前達、来ヶ谷の部屋から帰ってきた理樹を見て何も思わなかったのか?」
真人「? どういうことだよ」
謙吾「元気が無いとは思ったが……何が言いたいんだ?」
恭介「ズバリ……理樹は来ヶ谷に恋している!」バーン!
真人・謙吾「な、なんだとぉぉぉ!?」
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/18(月) 17:33:46.19 :AB0Gqm2l0
謙吾「おいおい……少し話が飛躍しすぎじゃないか?」
恭介「どうかなロマンチック大統領。理樹は日頃から来ヶ谷に憧れている節があるからな」
恭介「きっとさっき忘れ物を届けに行ったときに憧れが恋に変わったんだろう!」キラーン
謙吾「な、なるほど!」
真人「いやいやホントにそうかぁ……?」
謙吾「おいおい……少し話が飛躍しすぎじゃないか?」
恭介「どうかなロマンチック大統領。理樹は日頃から来ヶ谷に憧れている節があるからな」
恭介「きっとさっき忘れ物を届けに行ったときに憧れが恋に変わったんだろう!」キラーン
謙吾「な、なるほど!」
真人「いやいやホントにそうかぁ……?」
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/18(月) 18:00:43.18 :AB0Gqm2l0
次の日!
理樹「(はぁ……ダメだ、昨日のことが気になる)」
理樹「(葉留佳さんなら来ヶ谷さんの本性(?)についても知ってるかな)」
葉留佳「やっほー理樹くん、おはよ~」
理樹「おはよう、葉留佳さん。来ヶ谷さんのことで相談があるんだけど少し良いかな?」スタスタ
葉留佳「なになに~?」スタスタ
恭介「見たか?」
謙吾「あぁ。確かに来ヶ谷のことで相談、と言ったな」
真人「マジかよ……」
次の日!
理樹「(はぁ……ダメだ、昨日のことが気になる)」
理樹「(葉留佳さんなら来ヶ谷さんの本性(?)についても知ってるかな)」
葉留佳「やっほー理樹くん、おはよ~」
理樹「おはよう、葉留佳さん。来ヶ谷さんのことで相談があるんだけど少し良いかな?」スタスタ
葉留佳「なになに~?」スタスタ
恭介「見たか?」
謙吾「あぁ。確かに来ヶ谷のことで相談、と言ったな」
真人「マジかよ……」
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/18(月) 18:43:12.21 :AB0Gqm2l0
葉留佳「姐御のことで相談て何デスカ?」ワクワク
理樹「えっと……葉留佳さんて夜に来ヶ谷さんの部屋に遊びに行ったことってある?」
葉留佳「勿論だよ~唯姉には何回宿題教えてもらったことか…」アハハ…
理樹「……その時の来ヶ谷さんていつもとどこか違ってたりした?」
葉留佳「へ?別に変わらないデスヨ?」キョトン
理樹「そう、なんだ。わかった、ありがとう」
葉留佳「?」
葉留佳「姐御のことで相談て何デスカ?」ワクワク
理樹「えっと……葉留佳さんて夜に来ヶ谷さんの部屋に遊びに行ったことってある?」
葉留佳「勿論だよ~唯姉には何回宿題教えてもらったことか…」アハハ…
理樹「……その時の来ヶ谷さんていつもとどこか違ってたりした?」
葉留佳「へ?別に変わらないデスヨ?」キョトン
理樹「そう、なんだ。わかった、ありがとう」
葉留佳「?」
87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/18(月) 18:48:32.67 :AB0Gqm2l0
その夜!
葉留佳「な~んてことを理樹くんが聞いてきたんデスヨ」
来ヶ谷「ほぉ……全く理樹君は私に興味津々だな」カキカキ
葉留佳「全く何言ってるのかなぁ、理樹君。姐御は姐御なのに~」ポリポリ
来ヶ谷「全くだ。あと葉留佳君、喋ったり~お菓子を食べたりしていないで手を動かせ、手を」カキカキ
来ヶ谷「君は宿題をやりに来たんだろう?」
葉留佳「あはは…そうでした……」
来ヶ谷「(………)」
その夜!
葉留佳「な~んてことを理樹くんが聞いてきたんデスヨ」
来ヶ谷「ほぉ……全く理樹君は私に興味津々だな」カキカキ
葉留佳「全く何言ってるのかなぁ、理樹君。姐御は姐御なのに~」ポリポリ
来ヶ谷「全くだ。あと葉留佳君、喋ったり~お菓子を食べたりしていないで手を動かせ、手を」カキカキ
来ヶ谷「君は宿題をやりに来たんだろう?」
葉留佳「あはは…そうでした……」
来ヶ谷「(………)」
96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/18(月) 18:59:25.67 :AB0Gqm2l0
恭介「理樹、そこに座れ」
理樹「な、何さいきなり。真人も謙吾も真剣な顔しちゃって」
真人・謙吾「……」ゴクッ
恭介「理樹……俺は鈴の兄だ。それにお前のことも誰よりも認めてる」
恭介「お前が鈴を貰ってくれたらどれだけ嬉しいか……正直そう考えていた時期もあった」
恭介「だが!やはり恋愛は本人の気持ち無くしては語れない!理樹……俺達はお前の来ヶ谷への恋、応援するぜ!」キラーン
真人・謙吾「おう!」
理樹「」
恭介「理樹、そこに座れ」
理樹「な、何さいきなり。真人も謙吾も真剣な顔しちゃって」
真人・謙吾「……」ゴクッ
恭介「理樹……俺は鈴の兄だ。それにお前のことも誰よりも認めてる」
恭介「お前が鈴を貰ってくれたらどれだけ嬉しいか……正直そう考えていた時期もあった」
恭介「だが!やはり恋愛は本人の気持ち無くしては語れない!理樹……俺達はお前の来ヶ谷への恋、応援するぜ!」キラーン
真人・謙吾「おう!」
理樹「」
126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/18(月) 19:12:58.47 :AB0Gqm2l0
恭介「フッ、そんな顔するな。自分の気持ちがバレていないと思ってたんだろ」
恭介「お前が来ヶ谷に憧れてたのも、来ヶ谷を好きになったのもお見通しだぜ」
理樹「ぼくが来ヶ谷さんを……」
理樹「(確かに来ヶ谷さんは格好よくて何でも出来て憧れてはいた……)」
理樹「(でも好きっていう感情かどうかは……来ヶ谷さん隙無いしなぁ…)」
理樹「(……隙?)」
『はぁ……今日も数学サボっちゃったよぉ……』
『そういえば理樹くんにも変な事言っちゃったし……うぅ、理樹くんに嫌われてないか心配だよぉ…』
理樹「(あれが素のキャラで普段は頑張ってキャラ作りしてるとしたら)」
理樹「来ヶ谷さんって……超かわいいよ!」ガタッ
真人「マジかよ……」
謙吾「恭介の言った通りか」
恭介「フッ、そんな顔するな。自分の気持ちがバレていないと思ってたんだろ」
恭介「お前が来ヶ谷に憧れてたのも、来ヶ谷を好きになったのもお見通しだぜ」
理樹「ぼくが来ヶ谷さんを……」
理樹「(確かに来ヶ谷さんは格好よくて何でも出来て憧れてはいた……)」
理樹「(でも好きっていう感情かどうかは……来ヶ谷さん隙無いしなぁ…)」
理樹「(……隙?)」
『はぁ……今日も数学サボっちゃったよぉ……』
『そういえば理樹くんにも変な事言っちゃったし……うぅ、理樹くんに嫌われてないか心配だよぉ…』
理樹「(あれが素のキャラで普段は頑張ってキャラ作りしてるとしたら)」
理樹「来ヶ谷さんって……超かわいいよ!」ガタッ
真人「マジかよ……」
謙吾「恭介の言った通りか」
134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/18(月) 19:22:12.17 :AB0Gqm2l0
来ヶ谷「葉留佳君も帰ったか」ガチャ
来ヶ谷「よし、部屋の周りには誰もいない」ガチャ
来ヶ谷「ふぅ………」
来ヶ谷「ど、どうしよおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ~」アタフタ
来ヶ谷「明らかに昨日忘れ物届けに来てくれた時に理樹くんにバレたぁぁぁ」オロオロ
来ヶ谷「高校入学から演じつづけた姐御キャラが……ふえぇぇぇぇん…っ…」
ガチャ
佳奈多「ちょっと!騒がしいですよ、来ヶ谷さん」
来ヶ谷「済まないな、二木女史。まぁ騒いでいたのは今ベランダから逃げて行った葉留佳君だが」クスッ
佳奈多「全くあの子ったら……失礼しました」
ガチャ
来ヶ谷「葉留佳君も帰ったか」ガチャ
来ヶ谷「よし、部屋の周りには誰もいない」ガチャ
来ヶ谷「ふぅ………」
来ヶ谷「ど、どうしよおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ~」アタフタ
来ヶ谷「明らかに昨日忘れ物届けに来てくれた時に理樹くんにバレたぁぁぁ」オロオロ
来ヶ谷「高校入学から演じつづけた姐御キャラが……ふえぇぇぇぇん…っ…」
ガチャ
佳奈多「ちょっと!騒がしいですよ、来ヶ谷さん」
来ヶ谷「済まないな、二木女史。まぁ騒いでいたのは今ベランダから逃げて行った葉留佳君だが」クスッ
佳奈多「全くあの子ったら……失礼しました」
ガチャ
185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/18(月) 20:23:00.32 :AB0Gqm2l0
来ヶ谷「はぁ……葉留佳ちゃんに悪いことしちゃった……明日謝らなきゃ……」
来ヶ谷「じゃなくて!理樹くんに私のことバレたのが問題だよぉ……」グスッ
来ヶ谷「広められる前に内緒にしてて貰うように約束しようっ!」
来ヶ谷「お、男の子に電話は緊張するなぁ……」ポチポチ
来ヶ谷「はぁ……葉留佳ちゃんに悪いことしちゃった……明日謝らなきゃ……」
来ヶ谷「じゃなくて!理樹くんに私のことバレたのが問題だよぉ……」グスッ
来ヶ谷「広められる前に内緒にしてて貰うように約束しようっ!」
来ヶ谷「お、男の子に電話は緊張するなぁ……」ポチポチ
199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/18(月) 20:36:35.18 :AB0Gqm2l0
恭介「んじゃどうやって来ヶ谷とくっつくかの作戦会議だが……」
理樹「そんな大袈裟だよ……!?」タカクトベタカクソラヘー♪
理樹「ごめん、来ヶ谷さんから電話みたい」
恭介「何……だと……」
理樹「もしもし……」
真人「何の用だろうなーらいらいだに」
謙吾「何、たわいの無い事だろう」
恭介「そうだな、現状理樹は来ヶ谷に男して見られていないだろう。これから作戦の練りがいがあるぜ」ニヤッ
理樹「じゃあまた後で」パタンッ
恭介「来ヶ谷は何だって?」
理樹「今から大事な話があるからって呼び出されちゃった。じゃあ行ってくるね」ガチャ
恭介・真人・謙吾「」
恭介「んじゃどうやって来ヶ谷とくっつくかの作戦会議だが……」
理樹「そんな大袈裟だよ……!?」タカクトベタカクソラヘー♪
理樹「ごめん、来ヶ谷さんから電話みたい」
恭介「何……だと……」
理樹「もしもし……」
真人「何の用だろうなーらいらいだに」
謙吾「何、たわいの無い事だろう」
恭介「そうだな、現状理樹は来ヶ谷に男して見られていないだろう。これから作戦の練りがいがあるぜ」ニヤッ
理樹「じゃあまた後で」パタンッ
恭介「来ヶ谷は何だって?」
理樹「今から大事な話があるからって呼び出されちゃった。じゃあ行ってくるね」ガチャ
恭介・真人・謙吾「」
227:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/18(月) 21:02:14.31 :AB0Gqm2l0
来ヶ谷「すまないな、夜分に外に呼び出したりして」
理樹「大丈夫だよ、別に。二木さんに見つかるほうが困るしね」クスッ
来ヶ谷「違いない」クスッ
理樹「………」
来ヶ谷「………」
理樹「それで大事な話って言うのは……?」
来ヶ谷「……れて欲しいんだ」ボソッ
理樹「えっ?」
来ヶ谷「忘れて欲しいんだ、昨日私の部屋の外で聞いた全てを」
来ヶ谷「すまないな、夜分に外に呼び出したりして」
理樹「大丈夫だよ、別に。二木さんに見つかるほうが困るしね」クスッ
来ヶ谷「違いない」クスッ
理樹「………」
来ヶ谷「………」
理樹「それで大事な話って言うのは……?」
来ヶ谷「……れて欲しいんだ」ボソッ
理樹「えっ?」
来ヶ谷「忘れて欲しいんだ、昨日私の部屋の外で聞いた全てを」
284:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/18(月) 21:55:38.40 :4ioGI2fSO
理樹「な、ナンノコトカナ?ボクハナニモキイテナイヨ」
来ヶ谷「そんな片言でいったら、聞いていると同意じゃないか」
理樹「ちょ、ちょっと待って」
来ヶ谷「なんだい?」
理樹「昨日言ってたのって、やっぱり、来ヶ谷さんなの」
来ヶ谷「そ、そうだ」
理樹「クドに嫌われたかなぁ、とか」
来ヶ谷「それ以上は言わないで」
理樹「な、ナンノコトカナ?ボクハナニモキイテナイヨ」
来ヶ谷「そんな片言でいったら、聞いていると同意じゃないか」
理樹「ちょ、ちょっと待って」
来ヶ谷「なんだい?」
理樹「昨日言ってたのって、やっぱり、来ヶ谷さんなの」
来ヶ谷「そ、そうだ」
理樹「クドに嫌われたかなぁ、とか」
来ヶ谷「それ以上は言わないで」
290:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/18(月) 22:02:53.49 :4ioGI2fSO
理樹「あ」
来ヶ谷「あ!」
理樹「ま、また明日ね。来ヶ谷さん」クル
来ヶ谷「待ってくれ」ズサ
理樹「え、来ヶ谷さん!」
来ヶ谷「話を聞いてよ、理樹くん!」
理樹「来ヶ谷さん・・・」
来ヶ谷「あ。話を聞いてくれないか、少年」
理樹「もう取り繕ってもおそいよ」
来ヶ谷「うう」
理樹「あ」
来ヶ谷「あ!」
理樹「ま、また明日ね。来ヶ谷さん」クル
来ヶ谷「待ってくれ」ズサ
理樹「え、来ヶ谷さん!」
来ヶ谷「話を聞いてよ、理樹くん!」
理樹「来ヶ谷さん・・・」
来ヶ谷「あ。話を聞いてくれないか、少年」
理樹「もう取り繕ってもおそいよ」
来ヶ谷「うう」
295:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/18(月) 22:09:14.14 :4ioGI2fSO
理樹「顔をあげてよ」
来ヶ谷「理樹くん、私、どうすればいいの?」
理樹「ええと、僕に聞かれても」
来ヶ谷「こんなこと言えるのは、理樹くんだけだから。私は姉御キャラとしてやっていたのに・・・」
理樹「もしかして、一人部屋なのって」
来ヶ谷「うん、ずっと姉御キャラ演じるのが辛いから」
理樹「じゃあ、授業にあまり出ないのも?」
来ヶ谷「うん」
理樹「顔をあげてよ」
来ヶ谷「理樹くん、私、どうすればいいの?」
理樹「ええと、僕に聞かれても」
来ヶ谷「こんなこと言えるのは、理樹くんだけだから。私は姉御キャラとしてやっていたのに・・・」
理樹「もしかして、一人部屋なのって」
来ヶ谷「うん、ずっと姉御キャラ演じるのが辛いから」
理樹「じゃあ、授業にあまり出ないのも?」
来ヶ谷「うん」
310:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/18(月) 22:19:24.70 :4ioGI2fSO
理樹(どうしよう。いつも強気な来ヶ谷さんが、こんな性格だったなんて)
理樹(いつものギャップと相まって可愛すぎる)
理樹「みんなの前で、素の来ヶ谷さんでいるのはどうかな」
来ヶ谷「そ、そんなの無理だよ!こんなのでみんなと接するなんて、は、恥ずかしいよ」ウルウル
理樹(真っ赤になって上目遣いの涙目。このままだと、僕がどうにかなりそうだよ)
理樹「僕の前ではできているじゃない」
来ヶ谷「それは、理樹くんだから、だよ。他の人には無理」
理樹「え?」
来ヶ谷「あ、あ、今の無し!無しだから!」
理樹(どうしよう。いつも強気な来ヶ谷さんが、こんな性格だったなんて)
理樹(いつものギャップと相まって可愛すぎる)
理樹「みんなの前で、素の来ヶ谷さんでいるのはどうかな」
来ヶ谷「そ、そんなの無理だよ!こんなのでみんなと接するなんて、は、恥ずかしいよ」ウルウル
理樹(真っ赤になって上目遣いの涙目。このままだと、僕がどうにかなりそうだよ)
理樹「僕の前ではできているじゃない」
来ヶ谷「それは、理樹くんだから、だよ。他の人には無理」
理樹「え?」
来ヶ谷「あ、あ、今の無し!無しだから!」
327:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/18(月) 22:26:00.83 :4ioGI2fSO
理樹「今のって」
来ヶ谷「だから無しにして!」
理樹「わ、わかったよ」
来ヶ谷「もう、理樹くんの意地悪」プイッ
理樹(なんだ、この可愛い生き物。本当にあの来ヶ谷さんなのか?)
理樹「来ヶ谷さん、機嫌直してよ」
来ヶ谷「もう意地悪しない」
理樹「しないよ」
来ヶ谷「じゃあ、許してあげる」
理樹「今のって」
来ヶ谷「だから無しにして!」
理樹「わ、わかったよ」
来ヶ谷「もう、理樹くんの意地悪」プイッ
理樹(なんだ、この可愛い生き物。本当にあの来ヶ谷さんなのか?)
理樹「来ヶ谷さん、機嫌直してよ」
来ヶ谷「もう意地悪しない」
理樹「しないよ」
来ヶ谷「じゃあ、許してあげる」
349:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/18(月) 22:34:42.18 :4ioGI2fSO
理樹「それで、僕はどうすればいいの?」
来ヶ谷「そうだった。理樹くん、昨日のことは忘れて」
理樹「むしろ、昨日より今日の方が問題だと思うけど」
来ヶ谷「あ!今日も忘れて。明日から元に戻るから」
理樹「わ、わかったよ」
来ヶ谷「じゃあ、指切り」
理樹「うん」
来ヶ谷「嘘ついたら針千本のーます。指切った」
理樹(ものすごく可愛い)
理樹「それで、僕はどうすればいいの?」
来ヶ谷「そうだった。理樹くん、昨日のことは忘れて」
理樹「むしろ、昨日より今日の方が問題だと思うけど」
来ヶ谷「あ!今日も忘れて。明日から元に戻るから」
理樹「わ、わかったよ」
来ヶ谷「じゃあ、指切り」
理樹「うん」
来ヶ谷「嘘ついたら針千本のーます。指切った」
理樹(ものすごく可愛い)
382:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/18(月) 22:44:50.86 :4ioGI2fSO
理樹「はぁ。明日から来ヶ谷さんのことまともに見れないよ」
鈴「理樹じゃないか。どうしたんだ、女子寮なんかに」
理樹「わ、鈴!」
鈴「それに、来ヶ谷のことをまともに見れないなんて、なんかやましいことでもあるのか?」
理樹「何でもないよ!じゃあね!」ピュー
鈴「あ、こら!待て!」
理樹「はあはあ。危ない危ない。鈴にバレたら大変なとこだったよ」
理樹「はぁ。明日から来ヶ谷さんのことまともに見れないよ」
鈴「理樹じゃないか。どうしたんだ、女子寮なんかに」
理樹「わ、鈴!」
鈴「それに、来ヶ谷のことをまともに見れないなんて、なんかやましいことでもあるのか?」
理樹「何でもないよ!じゃあね!」ピュー
鈴「あ、こら!待て!」
理樹「はあはあ。危ない危ない。鈴にバレたら大変なとこだったよ」
403:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/18(月) 22:54:08.98 :4ioGI2fSO
理樹「ただいま」ガチャ
恭介「理樹!どうだった!」ガバッ
真人「俺達いつまで立っても親友だよな!」ガバッ
謙吾「どこまで行った!Bか!Cか!」ガバッ
理樹「3人とも落ち着いてよ!」
恭介「落ち着いていられるか!弟分の恋路を気にならない兄なんかいるか!」
真人「そうだそうだ!」
謙吾「Cも終えたのか!そうなんだな!」
理樹「とりあえず、落ち着いて!ちゃんと話すから」
理樹「ただいま」ガチャ
恭介「理樹!どうだった!」ガバッ
真人「俺達いつまで立っても親友だよな!」ガバッ
謙吾「どこまで行った!Bか!Cか!」ガバッ
理樹「3人とも落ち着いてよ!」
恭介「落ち着いていられるか!弟分の恋路を気にならない兄なんかいるか!」
真人「そうだそうだ!」
謙吾「Cも終えたのか!そうなんだな!」
理樹「とりあえず、落ち着いて!ちゃんと話すから」
419:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/18(月) 23:02:59.92 :4ioGI2fSO
恭介「そうか。二人共早く座れ。今夜は朝までかかるぞ」
理樹「そんなかからないから」
真人「理樹がぁ。俺の理樹がぁ」
恭介「で、何があったんだ?」
謙吾「もう卒業したのか!」
理樹「それは…」
理樹(来ヶ谷さんの性格のことを話しちゃ駄目だよな。あれは、隠しておきたいことなんだから)
恭介「そうか。二人共早く座れ。今夜は朝までかかるぞ」
理樹「そんなかからないから」
真人「理樹がぁ。俺の理樹がぁ」
恭介「で、何があったんだ?」
謙吾「もう卒業したのか!」
理樹「それは…」
理樹(来ヶ谷さんの性格のことを話しちゃ駄目だよな。あれは、隠しておきたいことなんだから)
433:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/18(月) 23:09:50.25 :4ioGI2fSO
恭介「二人共静かにするんだ。理樹」
理樹「どうしたの。そんな真剣な顔して」
恭介「悩み事があるなら隠すな。俺達リトルバスターズは、そんな他人行儀なチームじゃないだろ」
理樹「恭介。わかったよ」
~~今までの粗筋~~
恭介「あの来ヶ谷がか」
真人「へぇー。意外だな」
謙吾「それで、したのか!」
理樹「どうしようか」
恭介「二人共静かにするんだ。理樹」
理樹「どうしたの。そんな真剣な顔して」
恭介「悩み事があるなら隠すな。俺達リトルバスターズは、そんな他人行儀なチームじゃないだろ」
理樹「恭介。わかったよ」
~~今までの粗筋~~
恭介「あの来ヶ谷がか」
真人「へぇー。意外だな」
謙吾「それで、したのか!」
理樹「どうしようか」
449:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/18(月) 23:17:04.32 :4ioGI2fSO
恭介「来ヶ谷は今までのキャラが、壊れるのを心配している。だが、それによって自由に過ごせてないのが現実だ」
理樹「そうなんだけど、どうすればいいの」
真人「そりゃ、できれば素でいるべきだろ」
謙吾「お前はいつも自分に正直過ぎだ」
恭介「ということで、理樹。お前にミッションを与える」
理樹「え?」
恭介「来ヶ谷に素で生活させるようにするんだ。ミッション、スタート」
理樹「ええ!!」
恭介「来ヶ谷は今までのキャラが、壊れるのを心配している。だが、それによって自由に過ごせてないのが現実だ」
理樹「そうなんだけど、どうすればいいの」
真人「そりゃ、できれば素でいるべきだろ」
謙吾「お前はいつも自分に正直過ぎだ」
恭介「ということで、理樹。お前にミッションを与える」
理樹「え?」
恭介「来ヶ谷に素で生活させるようにするんだ。ミッション、スタート」
理樹「ええ!!」
480:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/18(月) 23:28:17.25 :4ioGI2fSO
次の日
理樹「恭介にどうにかしろって言われたけど、どうすればいいのさ」
来ヶ谷「お、少年どうしたんだ?こんなところで」
理樹「く、来ヶ谷さん!」
来ヶ谷「そんなに驚いてどうしたんだ?まさか、私のことでも考えていたのか」クスッ
理樹(本当にいつもの来ヶ谷さんに戻ってる。でも)
理樹「来ヶ谷さん」
来ヶ谷「なんだい?」
理樹「やっぱり、いつも素でいた方がいいんじゃないかな」
来ヶ谷「なっ!」
次の日
理樹「恭介にどうにかしろって言われたけど、どうすればいいのさ」
来ヶ谷「お、少年どうしたんだ?こんなところで」
理樹「く、来ヶ谷さん!」
来ヶ谷「そんなに驚いてどうしたんだ?まさか、私のことでも考えていたのか」クスッ
理樹(本当にいつもの来ヶ谷さんに戻ってる。でも)
理樹「来ヶ谷さん」
来ヶ谷「なんだい?」
理樹「やっぱり、いつも素でいた方がいいんじゃないかな」
来ヶ谷「なっ!」
506:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/18(月) 23:38:04.78 :4ioGI2fSO
理樹「ずっとそんな調子じゃ疲れるでしょ。だから」
来ヶ谷「少年。たった今ここにソーイングセットがあるんだが、まずは10本と行かないか」
理樹「失礼しました!」ピュー
理樹「はあはあ。本人に直接言うのは、効果はないか」
佳奈多「どうしたの。そんなに息切らして」
理樹「二木さん!」
佳奈多「なによ。人の顔を見ただけで驚かないでくれる」
理樹「ごめん」
佳奈多「それで、何があったの?」
理樹「ずっとそんな調子じゃ疲れるでしょ。だから」
来ヶ谷「少年。たった今ここにソーイングセットがあるんだが、まずは10本と行かないか」
理樹「失礼しました!」ピュー
理樹「はあはあ。本人に直接言うのは、効果はないか」
佳奈多「どうしたの。そんなに息切らして」
理樹「二木さん!」
佳奈多「なによ。人の顔を見ただけで驚かないでくれる」
理樹「ごめん」
佳奈多「それで、何があったの?」
521:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/18(月) 23:45:49.42 :4ioGI2fSO
理樹「実は」
~~今までの粗筋~~
佳奈多「来ヶ谷さんが!」
理樹「そうなんだ。なんか言いアイディアないかな」
佳奈多「それは本人次第じゃないの。本人が隠したいなら、無理矢理するものじゃないだろうし」
理樹「やっぱりそうだよね」
佳奈多「でも、無理矢理じゃなきゃ変われないものもあるかもよ。私と葉留佳みたいに」
理樹「二木さん」
佳奈多「じゃあね、がんばりなさい。多少の校則違反は見逃してあげるから」
理樹「うん、ありがとう」
理樹「実は」
~~今までの粗筋~~
佳奈多「来ヶ谷さんが!」
理樹「そうなんだ。なんか言いアイディアないかな」
佳奈多「それは本人次第じゃないの。本人が隠したいなら、無理矢理するものじゃないだろうし」
理樹「やっぱりそうだよね」
佳奈多「でも、無理矢理じゃなきゃ変われないものもあるかもよ。私と葉留佳みたいに」
理樹「二木さん」
佳奈多「じゃあね、がんばりなさい。多少の校則違反は見逃してあげるから」
理樹「うん、ありがとう」
534:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/18(月) 23:53:02.12 :4ioGI2fSO
佳奈多「ふぅ。私も染まってきたわね」
葉留佳「お姉ちゃん、いいこと言うね」
佳奈多「葉留佳!いつからいたのよ!」
葉留佳「さぁ、いつからでしょう」
佳奈多「盗み聞きなんて止めなさいよ」
葉留佳「まぁまぁ、いいじゃないですか」
佳奈多「あなたはメンバーの一人なんでしょ。聞いていたなら、来ヶ谷さんのために何かしてあげないよ」
葉留佳「そうだね。姉御が困ってたら私が助けなきゃ。じゃあね、お姉ちゃん」
佳奈多「全く。お人好し集団なんだから」
佳奈多「ふぅ。私も染まってきたわね」
葉留佳「お姉ちゃん、いいこと言うね」
佳奈多「葉留佳!いつからいたのよ!」
葉留佳「さぁ、いつからでしょう」
佳奈多「盗み聞きなんて止めなさいよ」
葉留佳「まぁまぁ、いいじゃないですか」
佳奈多「あなたはメンバーの一人なんでしょ。聞いていたなら、来ヶ谷さんのために何かしてあげないよ」
葉留佳「そうだね。姉御が困ってたら私が助けなきゃ。じゃあね、お姉ちゃん」
佳奈多「全く。お人好し集団なんだから」
550:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/19(火) 00:01:24.23 :kYYmlS9gO
理樹「よし、まずはどうしょうか」
葉留佳「やあやあ、理樹くん」
理樹「三枝さん」
葉留佳「聞きましたよ。ここははるちんの出番ですね」
理樹「何か良い案があるの?」
葉留佳「姉御が姉御であるのは、周りが頼り無いから余計姉御になるんだよ。だから、みんな姉御みたいになれば」
理樹「来ヶ谷さんは自然と、素になる」
葉留佳「そういうこと」
理樹「じゃあ、みんなに声をかけよう」
理樹「よし、まずはどうしょうか」
葉留佳「やあやあ、理樹くん」
理樹「三枝さん」
葉留佳「聞きましたよ。ここははるちんの出番ですね」
理樹「何か良い案があるの?」
葉留佳「姉御が姉御であるのは、周りが頼り無いから余計姉御になるんだよ。だから、みんな姉御みたいになれば」
理樹「来ヶ谷さんは自然と、素になる」
葉留佳「そういうこと」
理樹「じゃあ、みんなに声をかけよう」
571:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/19(火) 00:09:39.58 :ACJXErV50
りっきゅん言いふらしすぎだろww
572:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/19(火) 00:09:49.50 :kYYmlS9gO
部室
理樹「みんないる?」
小毬「ゆいちゃんがいないよ」
美魚「男性もいませんね。まさか3人で」
クド「3人で、何ですか?」
葉留佳「クド公、そこは触れちゃダメだよ」
理樹「実はみんなにお願いがあって集まってもらったんだ」
小毬「お願い?」
葉留佳「みんなで姉御みたいになるんだよ」
美魚「来ヶ谷さんみたいにですか?」
葉留佳「そうそう」
部室
理樹「みんないる?」
小毬「ゆいちゃんがいないよ」
美魚「男性もいませんね。まさか3人で」
クド「3人で、何ですか?」
葉留佳「クド公、そこは触れちゃダメだよ」
理樹「実はみんなにお願いがあって集まってもらったんだ」
小毬「お願い?」
葉留佳「みんなで姉御みたいになるんだよ」
美魚「来ヶ谷さんみたいにですか?」
葉留佳「そうそう」
581:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/19(火) 00:14:53.80 :kYYmlS9gO
美魚「なんでですか?」
理樹「それはちょっとした理由があってね」
鈴「なんだそれ。昨日お前が女子寮に居たことと関係があるのか?」
理樹「うん」
クド「でも、どうすれば良いんですか?」
美魚「能美さんは・・・むりですね」
クド「わふ!」
葉留佳「クド公はね」
クド「おーまいごっどなのです」
小毬「まぁまぁ、クーちゃん、元気出して」
美魚「なんでですか?」
理樹「それはちょっとした理由があってね」
鈴「なんだそれ。昨日お前が女子寮に居たことと関係があるのか?」
理樹「うん」
クド「でも、どうすれば良いんですか?」
美魚「能美さんは・・・むりですね」
クド「わふ!」
葉留佳「クド公はね」
クド「おーまいごっどなのです」
小毬「まぁまぁ、クーちゃん、元気出して」
595:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/19(火) 00:22:37.11 :kYYmlS9gO
鈴「私もできる気がしないんだけど」
小毬「うーん。私もゆいちゃんみたいには難しいかな」
美鳥「姉御かぁ。理樹くん私は多分大丈夫だよ。引っ張るのは得意だからね」
理樹「え?」
葉留佳「よーし、私とみおちんで頑張るぞ!」
美鳥「おー!」
理樹「え?え!」
鈴「私もできる気がしないんだけど」
小毬「うーん。私もゆいちゃんみたいには難しいかな」
美鳥「姉御かぁ。理樹くん私は多分大丈夫だよ。引っ張るのは得意だからね」
理樹「え?」
葉留佳「よーし、私とみおちんで頑張るぞ!」
美鳥「おー!」
理樹「え?え!」
604:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/19(火) 00:28:07.25 :kYYmlS9gO
美鳥「どうしたの理樹くん」
理樹「なんで美鳥が?」
美鳥「理樹くん、シー。今の私は美魚なんだから。美魚が自分じゃできないからって、わたしと変わったの」コソコソ
理樹「ええ!」
葉留佳「どうしたんだい。二人で内緒話なんてしちゃって」
美鳥「何でもないよ。それより、どうする?来ヶ谷さん呼んでこよっか」
葉留佳「そうだね。私行ってくるよ」
クド「いってらっしゃいです」
小毬「ゆいちゃんも来るならお茶会の準備しよっか」
美鳥「どうしたの理樹くん」
理樹「なんで美鳥が?」
美鳥「理樹くん、シー。今の私は美魚なんだから。美魚が自分じゃできないからって、わたしと変わったの」コソコソ
理樹「ええ!」
葉留佳「どうしたんだい。二人で内緒話なんてしちゃって」
美鳥「何でもないよ。それより、どうする?来ヶ谷さん呼んでこよっか」
葉留佳「そうだね。私行ってくるよ」
クド「いってらっしゃいです」
小毬「ゆいちゃんも来るならお茶会の準備しよっか」
616:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/19(火) 00:35:30.08 :kYYmlS9gO
鈴「あ、私も手伝う」
理樹「じゃあ、僕も手伝うよ」
葉留佳「姉御、連れてきました」
来ヶ谷「用事とはなんだね」
小毬「あ、ゆいちゃん。リトルバスターズの女子でお茶会しようと思って」
美鳥「まず、座って。かんぱいしましょ」
来ヶ谷「西園女史、いつも雰囲気が違わないか」
美鳥「気のせいよ。さぁ、グラスもって、乾杯」
理樹(そのまま、僕も含めた女子会が始まった)
鈴「あ、私も手伝う」
理樹「じゃあ、僕も手伝うよ」
葉留佳「姉御、連れてきました」
来ヶ谷「用事とはなんだね」
小毬「あ、ゆいちゃん。リトルバスターズの女子でお茶会しようと思って」
美鳥「まず、座って。かんぱいしましょ」
来ヶ谷「西園女史、いつも雰囲気が違わないか」
美鳥「気のせいよ。さぁ、グラスもって、乾杯」
理樹(そのまま、僕も含めた女子会が始まった)
618:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/19(火) 00:36:09.01 :RlpAnXSG0
理樹は女の子だったのかー(棒)
630:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/19(火) 00:43:27.92 :kYYmlS9gO
理樹「で、結局」
葉留佳「いやー、所々姉御みたいに振る舞ったけど、難しかったよ」
美魚「やはり、あれはかなり前からのキャラ作りなので、覆すのは難しいですね」
理樹「あれ?西園さん!気づいていたの!」
美魚「ええ、まあ」
クド「キャラ作り?」
葉留佳「実は姉御なんだけどね」
~~今までの粗筋~~
小毬「ええ!キャラ作りだったの」
鈴「知らなかった」
理樹「どうにかしてあげたいんだけど、どうすれば良いのかな」
理樹「で、結局」
葉留佳「いやー、所々姉御みたいに振る舞ったけど、難しかったよ」
美魚「やはり、あれはかなり前からのキャラ作りなので、覆すのは難しいですね」
理樹「あれ?西園さん!気づいていたの!」
美魚「ええ、まあ」
クド「キャラ作り?」
葉留佳「実は姉御なんだけどね」
~~今までの粗筋~~
小毬「ええ!キャラ作りだったの」
鈴「知らなかった」
理樹「どうにかしてあげたいんだけど、どうすれば良いのかな」
640:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/19(火) 00:50:50.35 :kYYmlS9gO
美魚「部屋で一人言言っている時に、突入するのはどうですか?」
葉留佳「みおちん、ナイスアイディア」
理樹「みんなで、部屋の前で待ち伏せしているの?」
鈴「流石にそれは怪しいぞ」
美魚「いえ、世の中にはこういう便利なものがあります」ガサゴソ
小毬「んーと、なに?」
クド「盗聴機なのですか!」
鈴「そ、それはダメだ!プライバシーの侵害だ!」
美魚「なら、鈴さんは来ヶ谷さんが、ずっと無理したままで良いと言うんですか?」
鈴「それは・・・」
美魚「部屋で一人言言っている時に、突入するのはどうですか?」
葉留佳「みおちん、ナイスアイディア」
理樹「みんなで、部屋の前で待ち伏せしているの?」
鈴「流石にそれは怪しいぞ」
美魚「いえ、世の中にはこういう便利なものがあります」ガサゴソ
小毬「んーと、なに?」
クド「盗聴機なのですか!」
鈴「そ、それはダメだ!プライバシーの侵害だ!」
美魚「なら、鈴さんは来ヶ谷さんが、ずっと無理したままで良いと言うんですか?」
鈴「それは・・・」
658:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/19(火) 00:58:28.54 :kYYmlS9gO
理樹「鈴、やっぱり来ヶ谷さんには、素の自分を出す場所を作ってあげたいと思うんだ。鈴だって、ここにいれば安心できるだろ」
鈴「それは、そうだけど」
葉留佳「みおちん、行きましょう」
美魚「はい」
鈴「あ、ちょっと」
小毬「鈴ちゃん、これもゆいちゃんのためなんだから」
鈴「ああ!小毬ちゃん、離せ」
理樹「僕も確認に行くよ」
鈴「理樹まで!待てー」
理樹「鈴、やっぱり来ヶ谷さんには、素の自分を出す場所を作ってあげたいと思うんだ。鈴だって、ここにいれば安心できるだろ」
鈴「それは、そうだけど」
葉留佳「みおちん、行きましょう」
美魚「はい」
鈴「あ、ちょっと」
小毬「鈴ちゃん、これもゆいちゃんのためなんだから」
鈴「ああ!小毬ちゃん、離せ」
理樹「僕も確認に行くよ」
鈴「理樹まで!待てー」
676:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/19(火) 01:07:16.03 :kYYmlS9gO
来ヶ谷ルーム
来ヶ谷「今日のお茶会、楽しかったなぁ。でも、なんだか葉留佳ちゃんと美魚ちゃんが少しおかしかったな」
来ヶ谷「何かあったのか。少し心配だな」
来ヶ谷「理樹くんと結構話せたし、ラッキーな1日だったな」
来ヶ谷「そうだ。日記にも同じ事書いちゃお」
某部屋
美魚「完全にただの恋する乙女ですね」
葉留佳「姉御・・・」
鈴「理樹を連れてこなくて良かったな」
来ヶ谷ルーム
来ヶ谷「今日のお茶会、楽しかったなぁ。でも、なんだか葉留佳ちゃんと美魚ちゃんが少しおかしかったな」
来ヶ谷「何かあったのか。少し心配だな」
来ヶ谷「理樹くんと結構話せたし、ラッキーな1日だったな」
来ヶ谷「そうだ。日記にも同じ事書いちゃお」
某部屋
美魚「完全にただの恋する乙女ですね」
葉留佳「姉御・・・」
鈴「理樹を連れてこなくて良かったな」
685:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/19(火) 01:11:38.23 :kYYmlS9gO
美魚「じゃあ、行きますか」
小毬「うん。これもゆいちゃんのためだもんね」
クド「わふー」
鈴「行くぞ」
来ヶ谷「今日も理樹くんと話せて楽しかった。明日ももっと話せるといいな。まるっと」
葉留佳「姉御」コンコン
来ヶ谷「ヒャッ。なんだ葉留佳くんか。入りたまえ」
美魚「どうも」
小毬「ゆいちゃん」
鈴「来たぞ」
クド「わふー」
美魚「じゃあ、行きますか」
小毬「うん。これもゆいちゃんのためだもんね」
クド「わふー」
鈴「行くぞ」
来ヶ谷「今日も理樹くんと話せて楽しかった。明日ももっと話せるといいな。まるっと」
葉留佳「姉御」コンコン
来ヶ谷「ヒャッ。なんだ葉留佳くんか。入りたまえ」
美魚「どうも」
小毬「ゆいちゃん」
鈴「来たぞ」
クド「わふー」
697:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/19(火) 01:17:23.92 :kYYmlS9gO
来ヶ谷「なんだ、みんな勢揃いで」
葉留佳「実は姉御、さっきの一人言聞こえてたんだけど」
来ヶ谷「へ?」
美魚「結構前から、姉御肌はキャラ作りって気づいてましたよ」
来ヶ谷「え?キャー!」
小毬「ゆいちゃん、落ち着いて」
来ヶ谷「落ち着いてられないよ。え?なんで気づくの?」
美魚「今も素になってますよ」
来ヶ谷「え?ああ!」
鈴「大丈夫だぞ、来ヶ谷。お前が理樹を思って、日記書いてるのは誰にも言わないから」
来ヶ谷「キャー!!」
来ヶ谷「なんだ、みんな勢揃いで」
葉留佳「実は姉御、さっきの一人言聞こえてたんだけど」
来ヶ谷「へ?」
美魚「結構前から、姉御肌はキャラ作りって気づいてましたよ」
来ヶ谷「え?キャー!」
小毬「ゆいちゃん、落ち着いて」
来ヶ谷「落ち着いてられないよ。え?なんで気づくの?」
美魚「今も素になってますよ」
来ヶ谷「え?ああ!」
鈴「大丈夫だぞ、来ヶ谷。お前が理樹を思って、日記書いてるのは誰にも言わないから」
来ヶ谷「キャー!!」
701:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/19(火) 01:20:47.78 :TEpYm08r0
キャーキャー
711:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/19(火) 01:24:08.93 :kYYmlS9gO
小毬「ゆいちゃん。落ち着いた」
来ヶ谷「あ、ああ」
美魚「もうみんな知ってますから、無理しないで良いですよ」
来ヶ谷「う、うん」
葉留佳「姉御も可愛いとこあるんっすね」
クド「べりーきゅーとなのです」
小毬「じゃあ、このままお茶会にしようか」
鈴「そうだな」
ワァーワァー
あーちゃん「あれ、佳奈ちゃん注意しに行かなくていいの?」
佳奈多「今日だけ、大目にみてあげるんですよ」
小毬「ゆいちゃん。落ち着いた」
来ヶ谷「あ、ああ」
美魚「もうみんな知ってますから、無理しないで良いですよ」
来ヶ谷「う、うん」
葉留佳「姉御も可愛いとこあるんっすね」
クド「べりーきゅーとなのです」
小毬「じゃあ、このままお茶会にしようか」
鈴「そうだな」
ワァーワァー
あーちゃん「あれ、佳奈ちゃん注意しに行かなくていいの?」
佳奈多「今日だけ、大目にみてあげるんですよ」
721:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/19(火) 01:29:18.20 :kYYmlS9gO
翌日
葉留佳「よーし今日もがんばるぞ」
来ヶ谷「あまりがんばりすぎて怪我はしないようにね」
葉留佳「大丈夫ですよ、姉御」
美魚「そのために私もいますから」
来ヶ谷「そうだね。じゃあ、今日も1日頑張ろっか」
恭介「来ヶ谷変わったな」
理樹「そうだね。でも、あれが本当の来ヶ谷さんなんだよ」
恭介「そうだな。理樹、ミッションコンプリートだ」
~fin~
翌日
葉留佳「よーし今日もがんばるぞ」
来ヶ谷「あまりがんばりすぎて怪我はしないようにね」
葉留佳「大丈夫ですよ、姉御」
美魚「そのために私もいますから」
来ヶ谷「そうだね。じゃあ、今日も1日頑張ろっか」
恭介「来ヶ谷変わったな」
理樹「そうだね。でも、あれが本当の来ヶ谷さんなんだよ」
恭介「そうだな。理樹、ミッションコンプリートだ」
~fin~
732:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/19(火) 01:31:54.65 :wX3KEmZ00
乙!姉御かわいい
734:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/19(火) 01:32:14.89 :kYYmlS9gO
恋愛SSかと思ったか!
残念友情SSだよ!
途中から展開が思い付かなかったからグダグダになったけど、きにしないでくれ
あと、お前ら少し自重しろ
以上
美鳥は誰にも渡さない
恋愛SSかと思ったか!
残念友情SSだよ!
途中から展開が思い付かなかったからグダグダになったけど、きにしないでくれ
あと、お前ら少し自重しろ
以上
美鳥は誰にも渡さない
736:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/19(火) 01:34:23.81 :WxMxIRjl0
良かった乙
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