店長「でも最近イツキなんかおかしくねぇか？」

池谷「ですねぇ、なんか数日前にいきなり鳥頭になったと思ったら制服に「悪」とか刺繍してるし」

剣心（鳥頭・・・どこかで聞いたことあるでござるな）

健二「まぁ反抗期なんじゃねぇの？それでも走りに興味持って車の知識もかなり増えてるしこりゃうちのエースにもなれるぜ」

池谷「だなぁ、あの分じゃイツキもしかすると高橋兄弟にも勝てるかもなｗｗｗｗ」

店長「まぁお前ら事故はするなよ」

池谷「おおいイツキ、今日はもう帰っていいぞ～お前明日車納車されんだろ」

健二「ったく前までハチロクハチロクうるさかったのに結局納車までどの車買ったか秘密かよ」

左之助「お、んじゃ今日はこのへんで帰るぜ！」

剣心「！！！」

左之助「お、剣心じゃねぇか！お前もこの世界に来たのか？まぁいい、詳しいことは帰りながらだ」






（ちなみに>>1は車について全く詳しくないので矛盾してる点等あっても脳内変換しておいて下さい）

・・・・・

・・・・・・

・・・・・・・・
左之助「・・・っと言うわけだな」

剣心「つまり拙者は豆腐屋の息子と入れ替わったと」

左之助「あぁ、俺も道場の隅っこで昼寝してたら気がついたらここに来てた。」

左之助「で、この世界も面白いから色々勉強して馴染んでるって事だなｗｗ」

剣心「お主が勉強・・・・」

左之助「失礼だなおい。俺はコレでも本気出したらなんでもできるんだよ」

剣心「成程。では拙者にもこの世界の事を詳しく教えて欲しいでござる」

左之助「おおよ！」

数日後

ドドドドドドド・・・・・

池谷「ん？なんだこの車？見慣れないな」

左之助「よぉ！」

健二＆池谷「！！！」

池谷「おいおいマジかよイツキがこんな車乗るなんて・・・・」

店長「納車された車ってのはコレか」

健二「え？この車そんなにすごいのか？」

池谷「あぁ、280馬力のハイパワーながら1200キロ台でエンジンそのものの重心も低く操作性も安定してる」

店長「文太と同じやつだなこりゃ、軽量コンパクトでハイパワー4WDターボの化けモンだこりゃ」

健二「おいおいハチロクと全然違うじゃねぇか」

左之助「ハチロク？あんな馬力のない車いらねぇよ！」

池谷「まぁでもこんな車ならあの高橋涼介のFCにも勝てるかもしんねぇなこりゃ」

健二「あとは拓海次第ってか」

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・・・・・・・・・・

剣心（うーん悩むでござるなぁ。左之はなんでもとにかく馬力がある車を選べと言ってたがなぁ・・・）

剣心（この500馬力のR34のZチューンと言うのは拙者の勘だと320馬力のインプレッサWRXSTIspecCtypeRA-Rに勝てない気が・・・）

剣心（ここは飛天御剣流の読みを最大限に活用して予想してみるか！）

数週間後

池谷「でお前はハチロクか」

左之助「おい剣心！せっかく俺がこの世界の事教えてやったのになんにもわかってねぇな！」

剣心「いやいや文太殿に譲ってもらったこの車には何かを感じるでござるよ。」

健二「よしじゃぁ赤城レッドサンズとの交流戦、明日の夜に秋名山集合な！」

交流戦当日。秋名山

涼介「赤城レッドサンズリーダー、高橋涼介だ」

池谷「秋名スピードスターズの池谷だ、今日はよろしく」

啓介「でお前ら今日5対5だろ。あと一人はどこだよ」

池谷「？俺達は4人と聞いていたが？」

健二「！！！（しまった・・・・5人って聞いてたのに4人って勘違いしてた(´・ω・｀)」

左之助「おいおいどう言うことだよ！折角馴染んでようやく戦えるって時に」

剣心「うーん、こまったでござるなぁ」

？？？「なんやどないしたんや抜刀斎？」

剣心「お前は、たしか十本刀の張！」

張「斎藤一の命令でとある密偵の仕事やっとったらこんな所きてもうてな、面白いからここで自由にやってるってわけや」

張「なんや抜刀斎、その車見た感じやとお前も走り屋やっとんかいな。んじゃワイも入れてぇな」

啓介「！！！コイツは！」

涼介「なんだ、知ってるのか？」

啓介「あぁ、最近急に現れた奴でな、各地の峠で金を賭けた賭けレースで無敗の通称”車狩りの張”だ」

涼介「そうか。そんなやつもスピードスターズにはいるのか、面白くなってきた」

池谷「いやぁ助かったよ君。悪いけど5対5のバトル、手伝ってくれないかな？」

張「言われんでもそのつもりやで！こんなおもろい事やらんわけないやないかい」

左之助「っしじゃあやるか！」

啓介「よしじゃぁケンタ。お前まず決めてこい」

ケンタ「了解っす！」

一戦目

池谷 浩一郎（日産 シルビア K's　S13）対　中村 賢太　（日産　シルビア Q's　S14）

・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・

池谷「いやぁ今日ね、実は風邪気味だったんだよ」

剣心（池谷殿カッコ悪いでござるなぁ・・・・）

左之助（走ってる所省略かよ・・・）

健二「んじゃ次俺な、そっちは誰を出すんだ？」

涼介「最近沖縄でスカウトした奴がいてな、そいつに走ってもらう」

？？？「任せておけ」

健二「うおコイツ目見えてないけど大丈夫かよ」

？？？「そう余裕かましてるのも今のうちだ」









牙突さんネタバレされたしｗｗｗｗｗ

二戦目

健二　（日産180SX　RPS13）対　魚沼　宇水（フェラーリ　F12ベルリネッタ）

健二「」

宇水「ハハハハ！私は目が見えなくてもこの異常聴力でエンジンの回転数から路面状況まですべて把握できる！」

宇水「加えてこの心眼を使い完璧なタイミングでペダルを踏んでゆく。これぞ我が故郷琉球より伝わる”アクセルとブレーキの基本戦術”！！」

健二「速すぎだろアレ・・・・もう見えねぇし・・・・」

・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・

ケンタ「この宇水ってオッサン。めっちゃ運転技術普通じゃないっすか」

啓介「なんであんなオッサン選抜したんだよ」

涼介「決め手は車のフェラーリだな、走り屋は元々金欠が多いからな。あんな車持てるのは珍しい」

健二「・・・・・(´・ω・｀)」

左之助「あれはしゃぁねぇよ！車の性能差が激しすぎたんだよ！」

張「さすがにアレはしゃれにならんわｗ」

池谷「イツキ。他力本願でカッコ悪いがここ数日で激変したお前の力見せてやれ！」

剣心「左之頼んだでござるよ、ここで負けたら拙者の出番ないでござるからね」

左之助「おう！まかせろ！俺にかかれば高橋兄弟も余裕だな」

啓介「チッ、ムカつくなあのトリ頭。兄貴！ここは俺が出てレッドサンズの力みせつけてやる」

涼介「気をつけろ。あいつ只者じゃないぞ」

啓介「わかったよ」

三戦目

相楽　左之助（スバル　インプレッサWRXtypeRSTIversionⅥ　GC8）対　高橋 啓介　（マツダ　RX-7 Type R　FD3S）

池谷「GO！！」

ブォォォォォン

左之助「！！スタートダッシュで俺の車が置いてかれるなんてなんだよあれ相当改造しまくってるじゃねぇか！！」

左之助「しかもコーナーもわずかにあっちのほうが速えぇ・・・」

啓介「なんだよこの程度かよ！コーナー2つも抜けりゃあバックミラーから消してやるぜ！」

左之助「チッ！」

左之助「だがこんなにスピードが乗ってたら耐えられなくて次でそこそこ減速するはず。」

左之助「そこで一瞬あいつのFDの横に付けて勝負かけるしかねぇか・・・・ｸﾞｯ」

ブオォォォン

左之助（よし並んだ！今だ！）　ｳｨｨｨｨﾝ

啓介「！！何っ！！窓から身を乗り出してハコ乗り状態だと！！！」

啓介「この速度域で気が狂ってペター・ソルベルグのまね事でもやり始めたのか！！」

左之助「まさかこの世界でこの技に頼る時が来たとはな。礼を言うぜ安慈。」

左之助「喰らえ！！！二重の極み！！！てやぁぁぁぁぁ！！！」


ドカァァァァン！！！

啓介「なん・・・・だと・・・・俺のFDのエンジンをたったパンチ一発で粉砕しただと！！」

啓介「畜生！　真面目に走れよ！」

左之助「背中で語る”悪一文字”( ｰ`дｰ´)ｷﾘｯ」

・・・・・・・
・・・・・・・・・


ドカァァァァン！！！


池谷「ん？なんか爆発したのか？」

健二「おいアレあいつらが走ってる場所じゃねぇか？」

剣心（左之・・・・まさかお主・・・・・・・・・・・・・事故？）

剣心（いやいや左之に限ってそんな事はない。。。はずだが）



ブロロロロロ


張「お、帰ってきたようやで」

涼介「先に来たのは・・・・インプレッサか」

ケンタ「それより啓介さんは！？　まさかあの爆発に・・・・」

左之助「あぁあいつならエンジン燃やしちまったとかで今JAFに車引っ張ってもらってるぞ　ｼﾚｰ」

涼介（俺の見たときはFDに異常はなかった、啓介のやつ・・・・もしかして勝手にタービンをイジったのか？）

涼介（たしかにあいつ「セカンダリータービンが止まってんじゃねーのか！？」とか言ってたから可能性はなくはない・・・か。）

涼介「啓介には後で連絡する、それより次だ。頼んだぞ」

ケンタ「てか警官が暴走行為に参加していいのかよ」

？？？「フッ・・・」

張「！！！」

剣心「この殺気は・・・」

張「・・・池谷とか言うたなあんた」

池谷「おう」

張「次は・・・ワイが行かせてもらおか」

張「これでケリ付けてワイもパシリ卒業やで！」

？？？「やれるもんならやってみろ　阿呆が・・・」

・・・・
・・・・・・・

涼介「あの男の足捌きは超一流、あのコリン・マクレーと同レベルだ」

ケンタ「マジですか！！すげぇじゃないですか！」

涼介「ただし足のみが一流でほかは不明だ。あとマシンも”車狩りの張”がエボ6,5なのにたいしアイツはノーマルの86」

涼介「あいつのエボは280馬力、あのイツキとか言うトリ頭が乗ってたインプレッサWRXより重いがAYC等で武装してる分でカバーしてる」

ケンタ「じゃぁあの警官が勝つには・・・・」

涼介「あぁ、あいつのテクニック次第だ」

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・・・・・・・・・　


第四戦

沢下条　張　（三菱　ランサーエボリューションVIトミ・マキネンエディション　CP9A）対　斎藤　一　（トヨタ　86　FT86）

張「ほな行ってくるわ」　　ﾎﾟﾝｯ

健二「ﾌﾟﾌﾟｯ・・・なぁ池谷ｗｗ」

池谷「ﾌﾟﾌﾟｯ・・・・わかってるｗｗあいつのほうき頭ドアからはみ出してやがるｗｗ」

左之助「GO！！」

ブォォォォォン

張「なんやあの速さ！86やあらへん、まるで別の車や」

斎藤「フン・・・・フライングギリギリでアクセルをおもいっきり踏む。”牙突一式”」

張「まぁでもこっちはランエボや、GTRとNSXとWRX以外には負けへんでぇ！！！」

斎藤「チッ・・・・もう追いついてやがる」

斎藤「しかし次のコーナーをの立ち上がりで再びお前のランエボは俺の86の排ガスを浴びることになるがな、精々とばしとけ」

張「もろた！んで次のコーナーも難なくいけるな、ランエボの重いボディとワイのテクニックに合わせてセッティングしたブレンボは最高や！」

斎藤「フン・・・」

張「な・・・・なんやあの神風特攻は・・・・」

斎藤「神頼みのブレーキングに見えるがこれは究極のタイミングでブレーキを踏む・・・・”牙突二式”」

斎藤「そしてドリフトのきっかけを作るサイドブレーキを素早く行う”牙突三式”」

張「」

斎藤「そしてこれで完全にバックミラーから消してやる」

斎藤「足とペダルのゼロ距離射程から一気にアクセルを床まで踏みエンジンを一気に回す”牙突零式”！！！！！」

張「！！！」

斎藤「チッ！！！！」


ギュルルルルル
バン！

張「ハン！ここは連続コーナーやで！こんな所で踏んだらそらガードレールにぶつかるわ！！」

張「京都ばっか走っててここの峠を走ってないからこうなんねん！」

斎藤「クッ・・・せっかくこの世界でも警官になったのにコレがバレてはクビになってしまう・・・・」

張「まぁでも遅い86でよかったな、これがWRXとかエボとかならあんた多分ガードレールやぶってたで」

・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・・

池谷「今張から連絡があった、86がスピンして張の勝ちだ！」

健二「っしゃぁ！これで同点」

池谷「あとは頼んだぜ拓海ぃ！」

剣心（まいったなぁ・・・・これは負けられないでござる）

涼介「チッ・・・・”赤城の白い彗星”が出るまで追い詰められるとはな・・・・」

最終戦
緋村　剣心（トヨタ　スプリンタートレノ GT-APEX 3door　AE86（自家用）　対　高橋 涼介　（マツダ RX-7 ∞（アンフィニ）III　FC3S）　

池谷「GO！！！！」


剣心「最初から出し惜しみしないでござるよ　飛龍閃！」

涼介「速い！！」

剣心「刀をアクセルペダルまで神速で飛ばし一気に加速するんでござるよｗｗ」

涼介「だが素の馬力ではこちらが上。ここの中低速コーナーを抜ければッッな・・・！！！」

剣心「飛天御剣流を舐めないでもらいたいでござるな。神速のハンドリングを使えばあの程度余裕でござるよ」

涼介「なかなかやるな・・・・ﾌｯ・・」

剣心「・・・・・おろ？おかしいなぁ直線で追い上げられてる・・・・・・」

涼介「ここの次の低速域での連続コーナーはなんといっても経験が差を生む。ここで一気に抜く！！」

剣心「ここの曲線、左之が連続で続く低速コーナーと言ってたでござるな。ならば！」

剣心「飛天御剣流　龍槌！　昇閃！　龍巻閃「凩」！　「旋」！　「嵐」！」

涼介「ここの5連を一気にクリアしただと・・・・！！あいつ化け物か！！」

剣心「ふぅ・・・・これで差を元に戻したでござる」

涼介「なら次の急カーブで仕掛けるか・・・・」

剣心「左之曰く、次の急カーブは空きスペースにたまにシルエイティの美人2人組がいると言ってたが・・・・・こんな情報いらんでござるよ（ﾁﾗｯ」

剣心「お！ヘッドライトが！暗くてよく見えんがあれはきっとシルエイティの美人に違いない！ちょっとカッコよくみせつけちゃうでござるよ」

剣心「サイドブレーキ、フットブレーキ、アクセル、クラッチ、シフトノブそしてアピールするためにカッコよく前後ワイパー。前後ライトを同時に使う！飛天御剣流！九頭龍閃ー！！！！！」

剣心「九頭龍閃で一瞬でコーナーを抜けたがちゃんと記憶に残るようライト、ワイパーもイジるなんて拙者さすがでござるな。うむ」　

涼介「チッ・・・・」

ブォォォォン

・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・

中里「おい見たかあのハチロク。一瞬でコーナー抜けてったぞ」

庄司「あぁ、涼介も全開走行だったし、こりゃ面白いな、どっちが勝ってもおかしくねぇ」

涼介「チッ・・・・俺が最終コーナーまで抜けないとは・・・・仕方ない。アレやるか」

剣心「次の最終コーナーで最後でござるな、そういや今FCはって全然減速してない！！」

涼介「ミゾ落とし・・・・昔秋名山最速の豆腐屋が使ってたという技。一か八かこれに賭ける！」

剣心「そっちがその気なら拙者も・・・・」




　　　　　　　　　　　　　　　　飛天御剣流奥義　天翔龍閃



剣心「ハァァァァァァァァァァァァァ！！！！」

涼介「クッ・・・・あのとき見せた一瞬で9つの動きをしていたのより速い！！」

剣心「神速を超える超神速のヒール・アンド・トゥでござるよ」

涼介「チッ・・・・・・」

ブォォォォン・・・・・

張「なんやヘッドライトが絡まっとるで」

ケンタ「涼介さんか！」

池谷「いや、拓海だ！！！」

健二「っしゃああぁぁぁぁぁあの赤城レッドサンズ勝った！！」

池谷「すごいぜ拓海！あの高橋涼介に勝っちまうなんてよ！」

左之助「これで3勝2敗、チームとしても勝ったな」

池谷「それってまさか・・・・俺たち関東最速だったりして？ｗｗｗｗ」

健二「おお！！！すげぇなそれ！！！」

池谷「拓海マジすげぇよ！！」　　ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ

剣心「おろぉぉぉ」

池谷「よしじゃぁこれから俺ら秋名スピードスターズで関東制覇すっか！」

健二「殆ど拓海任せだけどな！」

おわり
寝れなかったので思いつきで書きました、駄文でスイマセン・・・・

番外編


明治十一年　京都


イツキ「うわぁぁぁあの包帯男マジやべぇよ拓海ぃぃい」

拓海「・・・・・・・・・」バラララララララ　ｶﾞﾄﾘﾝｸﾞｶﾞﾝ

志々雄「うわぁぁぁぁぁぁぁ」

イツキ「お前いつの間にそんな物騒な武器手に入れたんだよ」

拓海「京都に行く途中武田ナントカって奴から貰った。」



ありがと～ございました(*^^*)