1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 00:26:30.18 :Dq36Kpp40
雪歩「おはようございます、プロデューサー。はい、朝のお茶ですよ」スッ
P「おお、いつも悪いな。ありがとう、いただくよ」
ごく、ごく……
P「……!?」
雪歩「ふふ……」ニヤリ
P(思わず反射的に飲んでしまったけど、こ、これは……いつものお茶じゃない!?)
P(間違いない、これは……>>3だ……!)
雪歩「おはようございます、プロデューサー。はい、朝のお茶ですよ」スッ
P「おお、いつも悪いな。ありがとう、いただくよ」
ごく、ごく……
P「……!?」
雪歩「ふふ……」ニヤリ
P(思わず反射的に飲んでしまったけど、こ、これは……いつものお茶じゃない!?)
P(間違いない、これは……>>3だ……!)
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 00:27:17.96 :EOTqswOm0
美希の経血
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 00:27:57.86 :liU5niz3O
(あ、これあかんやつや)
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 00:31:36.22 :Dq36Kpp40
P(この舌触り、この喉越し……)
ごきゅ、ごきゅ……!
P「──ぷっはぁ! ご馳走様っ!!」ドンッ
P(間違いない、これは……美希の経血だ!)
雪歩「新しい茶葉を試してみたんですけど……どうでしたか、プロデューサー……?」
P「あ、ああ……すごく美味かったよ。なんていうか、鉄分豊富って感じで……」
P「これは、どこで手に入れた茶葉なんだ?」
雪歩「美希ちゃんから、もらったんです」
P「へぇ~……」
P(美希のやつ、考えたな)
P(俺が以前、『もう美希の経血を飲むのはやめる』と言ったからって、こんな手段に出たか……)
P(この舌触り、この喉越し……)
ごきゅ、ごきゅ……!
P「──ぷっはぁ! ご馳走様っ!!」ドンッ
P(間違いない、これは……美希の経血だ!)
雪歩「新しい茶葉を試してみたんですけど……どうでしたか、プロデューサー……?」
P「あ、ああ……すごく美味かったよ。なんていうか、鉄分豊富って感じで……」
P「これは、どこで手に入れた茶葉なんだ?」
雪歩「美希ちゃんから、もらったんです」
P「へぇ~……」
P(美希のやつ、考えたな)
P(俺が以前、『もう美希の経血を飲むのはやめる』と言ったからって、こんな手段に出たか……)
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 00:42:07.65 :Dq36Kpp40
P(胃から食道にかけて、ぬる、と、何かがへばりついているような感じがする)
P(生臭い鉄の香り。吐き気が収まらない)
P(でも、でも……!)
P(もっと飲みたい……! あ、あァ、この身体が欲している!!)
P「……なぁ、雪歩。もっとないのか? 美希の経血」
雪歩「えへへ、プロデューサー。何を言っているんですか?
これは経血じゃなくて、お茶ですよ?」
P「あ、ああ……そうだったな、ハハ」
P(──成人男性がアイドルの経血を飲むと、脳内にある物質が分泌される)
P(そしてそれは……重度の中毒症状を引き起こすということも)
P(俺はこのことを知ったのは、美希のプロデュースをはじめて三ヶ月が経った頃だった──)
──────
────
──
P(胃から食道にかけて、ぬる、と、何かがへばりついているような感じがする)
P(生臭い鉄の香り。吐き気が収まらない)
P(でも、でも……!)
P(もっと飲みたい……! あ、あァ、この身体が欲している!!)
P「……なぁ、雪歩。もっとないのか? 美希の経血」
雪歩「えへへ、プロデューサー。何を言っているんですか?
これは経血じゃなくて、お茶ですよ?」
P「あ、ああ……そうだったな、ハハ」
P(──成人男性がアイドルの経血を飲むと、脳内にある物質が分泌される)
P(そしてそれは……重度の中毒症状を引き起こすということも)
P(俺はこのことを知ったのは、美希のプロデュースをはじめて三ヶ月が経った頃だった──)
──────
────
──
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 00:42:47.18 :gV+mQc370
なんだよその展開
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 00:48:20.10 :Dq36Kpp40
~ 回想 ~
美希「……あふぅ」
P「どうした美希。これからテレビ出演なんだぞ、もっとしゃんとしてくれよ」
美希「……ミキ、今日はちょっと、ヤル気出ないってカンジ」
P「え!?」
美希「ねぇプロデューサー、帰っちゃダメ~?
こんなミキがテレビに出たって、みんな喜んでくれないって思うな」
P「おいおい、冗談はよしてくれ! この番組に出演するために、どれだけ頑張ってきたと思ってるんだ?」
P「美希だって、たくさんレッスンしてきたじゃないか。昼寝も五回に抑えてさ」
美希「そーだけどぉ~……うー……」サスサス
P「ん? もしかして美希、お腹痛いのか?」
美希「……うん」
P「なるほど……そういうことか」
~ 回想 ~
美希「……あふぅ」
P「どうした美希。これからテレビ出演なんだぞ、もっとしゃんとしてくれよ」
美希「……ミキ、今日はちょっと、ヤル気出ないってカンジ」
P「え!?」
美希「ねぇプロデューサー、帰っちゃダメ~?
こんなミキがテレビに出たって、みんな喜んでくれないって思うな」
P「おいおい、冗談はよしてくれ! この番組に出演するために、どれだけ頑張ってきたと思ってるんだ?」
P「美希だって、たくさんレッスンしてきたじゃないか。昼寝も五回に抑えてさ」
美希「そーだけどぉ~……うー……」サスサス
P「ん? もしかして美希、お腹痛いのか?」
美希「……うん」
P「なるほど……そういうことか」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 00:54:22.20 :Dq36Kpp40
P(この年頃の女の子が、『お腹痛い+やる気が出ない+眠い』となると……)
P(まぁ眠いのはいつものことだけど、きっと今の美希は──)
P「……美希。薬は飲んだのか?」
美希「……」フルフル
P「あーその、なんだ……セクハラとか思わないで聞いて欲しいんだけどさ」
美希「え?」
P「……生理、きてるんだろ?」
美希「っ!!! な、な……プロデューサーっ!
そういうのは、直接言っちゃダメだって思うな!」
P「だから怒るなって……ほら、俺、バファリン持ってるから。飲んでおいてくれ」
美希「……」
P「こういう、女の子と関わる仕事をしていれば、こういうこともあるからな。
断じて他意はない、だから……」
美希「むぅ~……わかったの……」
P(この年頃の女の子が、『お腹痛い+やる気が出ない+眠い』となると……)
P(まぁ眠いのはいつものことだけど、きっと今の美希は──)
P「……美希。薬は飲んだのか?」
美希「……」フルフル
P「あーその、なんだ……セクハラとか思わないで聞いて欲しいんだけどさ」
美希「え?」
P「……生理、きてるんだろ?」
美希「っ!!! な、な……プロデューサーっ!
そういうのは、直接言っちゃダメだって思うな!」
P「だから怒るなって……ほら、俺、バファリン持ってるから。飲んでおいてくれ」
美希「……」
P「こういう、女の子と関わる仕事をしていれば、こういうこともあるからな。
断じて他意はない、だから……」
美希「むぅ~……わかったの……」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 00:58:57.84 :Dq36Kpp40
──────
────
──
美希「プロデューサー……」ヨタヨタ
P「おお、美希! お疲れ様。なんとか最後まで頑張ってくれたな!」
美希「……うん。でも、もう……、ミキ、眠くて眠くて……あふぅ」
P「わかってる。今日は事務所に寄らないで、直接家まで送っていくから」
美希「むにゃむにゃ……」
P「ああ、ここで寝るなって……せめて駐車場まで頑張ってくれ! ほら、行くぞ」
美希「わかったの~……」
──────
────
──
美希「プロデューサー……」ヨタヨタ
P「おお、美希! お疲れ様。なんとか最後まで頑張ってくれたな!」
美希「……うん。でも、もう……、ミキ、眠くて眠くて……あふぅ」
P「わかってる。今日は事務所に寄らないで、直接家まで送っていくから」
美希「むにゃむにゃ……」
P「ああ、ここで寝るなって……せめて駐車場まで頑張ってくれ! ほら、行くぞ」
美希「わかったの~……」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 01:02:45.65 :Dq36Kpp40
P(そして、半分寝ちゃってる美希を連れて、美希の家まできたはいいけど……)
ピンポーン
P「あれ? 出ないなぁ」
美希「たぶん……今みんな出かけちゃってるから、誰もいないよ……むにゃむにゃ」
美希「はい、鍵……」スッ
P「あ、ああ」
ガチャッ
P「……美希?」
美希「……zzz……」
P「もう完全に寝ちゃってる……」
P「……仕方ないな、部屋まで連れてってやるか」
P(そして、半分寝ちゃってる美希を連れて、美希の家まできたはいいけど……)
ピンポーン
P「あれ? 出ないなぁ」
美希「たぶん……今みんな出かけちゃってるから、誰もいないよ……むにゃむにゃ」
美希「はい、鍵……」スッ
P「あ、ああ」
ガチャッ
P「……美希?」
美希「……zzz……」
P「もう完全に寝ちゃってる……」
P「……仕方ないな、部屋まで連れてってやるか」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 01:07:04.48 :Dq36Kpp40
~美希の部屋~
P「よい、しょっと……」
美希「すぴー……すぴー……」
P「……ふふ。いつもは眠そうにしてて、中々やる気を出してくれない美希だけど、
こうして寝てる姿は、まるで天使だな……」
P「さて、それじゃあ俺も帰るとする──ん?」
P「この匂い……」クンクン
P「──これはッ!!」
P(そうして俺は、出会った。出会ってしまった)
P(美希の部屋のゴミ箱に入っていた……)
P(美希の、使用済みナプキンに……!!)
~美希の部屋~
P「よい、しょっと……」
美希「すぴー……すぴー……」
P「……ふふ。いつもは眠そうにしてて、中々やる気を出してくれない美希だけど、
こうして寝てる姿は、まるで天使だな……」
P「さて、それじゃあ俺も帰るとする──ん?」
P「この匂い……」クンクン
P「──これはッ!!」
P(そうして俺は、出会った。出会ってしまった)
P(美希の部屋のゴミ箱に入っていた……)
P(美希の、使用済みナプキンに……!!)
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 01:14:29.66 :Dq36Kpp40
P「……」チラッ
美希「……すぅ……すぅ……」
P「……はぁ、はぁ……! ちょっと……ちょっと、見るだけ、見るだけだ……」
ドックン ドックン……!
P「こ、これ……間違いない……!」
P「おいおい美希、部屋のゴミ箱にそのままコレを捨てるなんて……だらしなさすぎるんじゃないか?」
P「ま、まぁしかたないか……へへ。昨日まではいつもの美希だったし、今朝急にきたんだろうからな……」
美希「ん~……? ぷろりゅーさー? なに言ってるのぉ~……?」
P「ッッ!!!!」バッ
P「お、お邪魔しました! また明日な!」
美希「はいなの~……」フリフリ
タッタッタ……
P(……やっちまった。やっちまったやっちまったやっちまったぁ……!!)
P(み、美希のナプキン……取ってきてしまった!!!)
P「……」チラッ
美希「……すぅ……すぅ……」
P「……はぁ、はぁ……! ちょっと……ちょっと、見るだけ、見るだけだ……」
ドックン ドックン……!
P「こ、これ……間違いない……!」
P「おいおい美希、部屋のゴミ箱にそのままコレを捨てるなんて……だらしなさすぎるんじゃないか?」
P「ま、まぁしかたないか……へへ。昨日まではいつもの美希だったし、今朝急にきたんだろうからな……」
美希「ん~……? ぷろりゅーさー? なに言ってるのぉ~……?」
P「ッッ!!!!」バッ
P「お、お邪魔しました! また明日な!」
美希「はいなの~……」フリフリ
タッタッタ……
P(……やっちまった。やっちまったやっちまったやっちまったぁ……!!)
P(み、美希のナプキン……取ってきてしまった!!!)
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 01:22:45.35 :Dq36Kpp40
~車の中~
ブロロロ……
P「……」ダラダラ
P(──つい、魔が差したんだ)
P(これまでずっと真面目に生きてきた。
盗みなんてしたことないし、酒も煙草も、ギャンブルもやらない)
P(ごく普通に、ごく普通に……それなのに……!!)
P「美希の……使用済みナプキン」ゴクリ
P「……! な、何を考えてるんだ俺はぁッ!」ブンブン
P(美希のナプキンは今、エチケット袋の中に入れてある。
口もちゃんと閉めてあるから、匂いも感じることもないのに)
P(なんだ、この気持ち……)
P(……こんなもの、捨てよう)
P(そうだ。それがいい。家に帰る前に、コンビニにでも寄って……)※
※コンビニに家庭ゴミを捨ててはいけません。マネをしないようにしてください
~車の中~
ブロロロ……
P「……」ダラダラ
P(──つい、魔が差したんだ)
P(これまでずっと真面目に生きてきた。
盗みなんてしたことないし、酒も煙草も、ギャンブルもやらない)
P(ごく普通に、ごく普通に……それなのに……!!)
P「美希の……使用済みナプキン」ゴクリ
P「……! な、何を考えてるんだ俺はぁッ!」ブンブン
P(美希のナプキンは今、エチケット袋の中に入れてある。
口もちゃんと閉めてあるから、匂いも感じることもないのに)
P(なんだ、この気持ち……)
P(……こんなもの、捨てよう)
P(そうだ。それがいい。家に帰る前に、コンビニにでも寄って……)※
※コンビニに家庭ゴミを捨ててはいけません。マネをしないようにしてください
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 01:29:52.23 :Dq36Kpp40
~P宅~
P「……そういえば、冷静に考えてみれば、今朝にきたってのは間違ってるな。
そうじゃなきゃ、こんなに溜まってるはずないし」
P「たぶん昨日の夜きたんだろう。それで今日は朝早かったから、慌てて捨てて……」
P「うん、そうだな。うん……」
P「──って、そんなことはどうでもいいんだよ……!!!」
P「ハァァ~~~~……」
P(……結局、俺はこれを、捨てることが出来なかった)
P(捨てようとすると、急に心臓が苦しくなってしまったからだ)
P「……ま、まぁ……いずれこれは捨てる、それはそうとして……」
P「せっかくここまで来たんだし……もうちょっと、中身を見ても……いいよな? いいよな……」
クルクル……パサッ
ムワァ……
P「うへぇっ! すげぇ匂いだァ……!」
~P宅~
P「……そういえば、冷静に考えてみれば、今朝にきたってのは間違ってるな。
そうじゃなきゃ、こんなに溜まってるはずないし」
P「たぶん昨日の夜きたんだろう。それで今日は朝早かったから、慌てて捨てて……」
P「うん、そうだな。うん……」
P「──って、そんなことはどうでもいいんだよ……!!!」
P「ハァァ~~~~……」
P(……結局、俺はこれを、捨てることが出来なかった)
P(捨てようとすると、急に心臓が苦しくなってしまったからだ)
P「……ま、まぁ……いずれこれは捨てる、それはそうとして……」
P「せっかくここまで来たんだし……もうちょっと、中身を見ても……いいよな? いいよな……」
クルクル……パサッ
ムワァ……
P「うへぇっ! すげぇ匂いだァ……!」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 01:38:23.39 :Dq36Kpp40
P「スン、スン……あ゛ー……やべ、これ……なんだこれ、なんだこれ?」
P「生臭い……鉄が腐ったような……」
P「あ゛ぁー……でも、これがあの、天使の美希の中から生まれたって思うと……」
『あはっ! プロデューサー、おはようございますなの~!』
P「……」ゴクリ
P「大体、美希は……可愛すぎるんだよな……なんだかんだ言って、素直で優しい子だし……」
P「はぁ、はぁ……も、もうちょっと、近くで……」クンクン
チョンッ
P「ふっふぉっ、やべ、鼻に付いた……」
P「は、ハハ……美希、美希ィ……」
P「あ、ふぅ……ふぅ……!」
P「美希ぃ……!!!!」
P(それを最後に……俺の意識は途絶えてしまった)
P(そして……次に目覚めたとき、俺は────)
P「スン、スン……あ゛ー……やべ、これ……なんだこれ、なんだこれ?」
P「生臭い……鉄が腐ったような……」
P「あ゛ぁー……でも、これがあの、天使の美希の中から生まれたって思うと……」
『あはっ! プロデューサー、おはようございますなの~!』
P「……」ゴクリ
P「大体、美希は……可愛すぎるんだよな……なんだかんだ言って、素直で優しい子だし……」
P「はぁ、はぁ……も、もうちょっと、近くで……」クンクン
チョンッ
P「ふっふぉっ、やべ、鼻に付いた……」
P「は、ハハ……美希、美希ィ……」
P「あ、ふぅ……ふぅ……!」
P「美希ぃ……!!!!」
P(それを最後に……俺の意識は途絶えてしまった)
P(そして……次に目覚めたとき、俺は────)
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 01:43:20.59 :Dq36Kpp40
P「──ッ!」ガバッ
P「こ、こは……俺の家?」
P「……あ、ああそっか……俺は美希を家まで送って、それから……」
P「それ、から……?」
ボチャッ……
P「な、なんだ? 口から、何か塊がこぼれ──」
P「……」
P「俺の手、俺の口……赤く……え?」
P(傍らには、美希の使用済みナプキンがあった)
P(ただ、その中身は……)
P「ない……ない、ないない……!」
P「赤いシミしか残ってないって……どういうことだよォ!!」
P「──ッ!」ガバッ
P「こ、こは……俺の家?」
P「……あ、ああそっか……俺は美希を家まで送って、それから……」
P「それ、から……?」
ボチャッ……
P「な、なんだ? 口から、何か塊がこぼれ──」
P「……」
P「俺の手、俺の口……赤く……え?」
P(傍らには、美希の使用済みナプキンがあった)
P(ただ、その中身は……)
P「ない……ない、ないない……!」
P「赤いシミしか残ってないって……どういうことだよォ!!」
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 01:51:27.36 :Dq36Kpp40
P(──魔が差したんだ)
P(では、済まない問題に、なっていた)
P「ハ、ハハ……や、やっちまったのか、俺……」
P「食ったのか? ズルッといったのか? 美希の、生レバー……」
P「……み、きぃ……!」
P(生温かい感触が、まだ喉に残っている)
P(胃が、中身を吐き出したいって叫んでいる)
P「美希……ごめん……ごめ゛んなぁ……!!
こんなドクズのプロデューサーで……ごめ゛んなぁ……!!」
P「お、俺はぁ……最低野郎だぁ……!!」
P「ウワァァ──!!!」
P(……しかし俺は、その吐き気をグッとおさえ……)
P(もはやシミしか残っていない美希の使用済みナプキンを強く胸に抱きしめながら)
P(大声を上げ、泣け叫びながら……眠りについた──)
P(──魔が差したんだ)
P(では、済まない問題に、なっていた)
P「ハ、ハハ……や、やっちまったのか、俺……」
P「食ったのか? ズルッといったのか? 美希の、生レバー……」
P「……み、きぃ……!」
P(生温かい感触が、まだ喉に残っている)
P(胃が、中身を吐き出したいって叫んでいる)
P「美希……ごめん……ごめ゛んなぁ……!!
こんなドクズのプロデューサーで……ごめ゛んなぁ……!!」
P「お、俺はぁ……最低野郎だぁ……!!」
P「ウワァァ──!!!」
P(……しかし俺は、その吐き気をグッとおさえ……)
P(もはやシミしか残っていない美希の使用済みナプキンを強く胸に抱きしめながら)
P(大声を上げ、泣け叫びながら……眠りについた──)
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 02:15:02.18 :Dq36Kpp40
~翌日 765プロ事務所~
美希「おはようございまーす」ガチャッ
P「! お、おお、美希。おはよう」
美希「あれ? どうしたのプロデューサー、なんかいつもと違うってカンジ」
P「い、いや……、そんなことないよ。まだ眠いのかもな、あはは……」
美希「そーなんだ! それじゃあそれじゃあ~、ミキといっしょだね! あはっ☆」
美希「……あふぅ」
P「はは……」
P(美希の表情を見るに、いつもに比べて少し疲れている感じだったけど、
昨日よりはだいぶマシになったようだ。ピークは過ぎたんだろうか)
P「……ほらほら、もう俺も起きるからさ、美希も頑張ろう」
美希「はいなの~」
P(でも、そんな美希の顔を、瞳を……)
P(あんなことをしてしまったという罪悪感からか、俺はまともに見ることが出来なかった)
P(くそっ、俺はなんて……情けないプロデューサーなんだ……!)
~翌日 765プロ事務所~
美希「おはようございまーす」ガチャッ
P「! お、おお、美希。おはよう」
美希「あれ? どうしたのプロデューサー、なんかいつもと違うってカンジ」
P「い、いや……、そんなことないよ。まだ眠いのかもな、あはは……」
美希「そーなんだ! それじゃあそれじゃあ~、ミキといっしょだね! あはっ☆」
美希「……あふぅ」
P「はは……」
P(美希の表情を見るに、いつもに比べて少し疲れている感じだったけど、
昨日よりはだいぶマシになったようだ。ピークは過ぎたんだろうか)
P「……ほらほら、もう俺も起きるからさ、美希も頑張ろう」
美希「はいなの~」
P(でも、そんな美希の顔を、瞳を……)
P(あんなことをしてしまったという罪悪感からか、俺はまともに見ることが出来なかった)
P(くそっ、俺はなんて……情けないプロデューサーなんだ……!)
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 02:25:17.14 :Dq36Kpp40
~車の中~
P「……美希、調子はどうだ?」
美希「え? あぁ……、アレのこと?」
P「うん。一応、聞いておいたほうがいいと思ってね」
美希「んー……ちょっとはマシになったかなぁ~」サスサス
P「そっか……まぁ、つらかったらすぐに言ってくれ。
今日は表現力レッスンだから、あまり体を動かすことはないだろうけどさ」
美希「うん! プロデューサーって、女の子のそういうところ、
けっこー気をつかってくれるんだね~」
P「……まぁ、な」
美希「昨日、『生理?』っていきなり言われたときは、ギョエーってドン引きだったけど、
ミキ的には、ちゃんと話しておいてよかったってカンジ!」
P「……プロデューサーとして、当然のことだからさ」
P(そんな風に言ってくれてるけどな、美希。
俺は……お前が思っているような、優しい人間なんかじゃないんだぞ)
P(──とは、言えなかった)
P(美希の表情が曇る、その瞬間を見ることが、怖かったからだ……)
~車の中~
P「……美希、調子はどうだ?」
美希「え? あぁ……、アレのこと?」
P「うん。一応、聞いておいたほうがいいと思ってね」
美希「んー……ちょっとはマシになったかなぁ~」サスサス
P「そっか……まぁ、つらかったらすぐに言ってくれ。
今日は表現力レッスンだから、あまり体を動かすことはないだろうけどさ」
美希「うん! プロデューサーって、女の子のそういうところ、
けっこー気をつかってくれるんだね~」
P「……まぁ、な」
美希「昨日、『生理?』っていきなり言われたときは、ギョエーってドン引きだったけど、
ミキ的には、ちゃんと話しておいてよかったってカンジ!」
P「……プロデューサーとして、当然のことだからさ」
P(そんな風に言ってくれてるけどな、美希。
俺は……お前が思っているような、優しい人間なんかじゃないんだぞ)
P(──とは、言えなかった)
P(美希の表情が曇る、その瞬間を見ることが、怖かったからだ……)
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 02:36:34.48 :Dq36Kpp40
P(それから俺は、毎日毎日、ただひたすらに仕事に没頭した。
少しでも気を抜いてしまうと、『あの日のこと』を思い出してしまうから……)
美希「ねぇプロデューサー、ちゃんとお休みしてるの?」
P「ん……ああ、心配してくれてるのか?」
美希「うん……最近ずーっと、なんだか疲れてるぅ~……ってカンジ」
P「大丈夫だよ。美希がステージに立ってる姿を見れば、疲れなんて吹き飛んじゃうからさ!」
美希「ふ~ん……そっか! それならミキ、もうちょっとだけ、お昼寝ガマンしてガンバるね!」
P(アイドル活動を続けていくうちに、美希の中に眠っていた才能は、メキメキ開花していった。
手をかければかけるほど、美希はどんどんと成長していく……)
P(もちろん、相変わらず、彼女の扱いは簡単ではなかったけれど、
俺は、そんな美希を見るのに夢中で──)
P「美希! 仕事が入ったぞ! あの超有名番組だ!」
美希「ホント!? やったやったやったぁ~!」
P(……いつしか俺は、『あの日のこと』なんて、すっかり忘れてしまっていたんだ)
P(しかし、事件は……そんなある日に、起きてしまった)
P(それから俺は、毎日毎日、ただひたすらに仕事に没頭した。
少しでも気を抜いてしまうと、『あの日のこと』を思い出してしまうから……)
美希「ねぇプロデューサー、ちゃんとお休みしてるの?」
P「ん……ああ、心配してくれてるのか?」
美希「うん……最近ずーっと、なんだか疲れてるぅ~……ってカンジ」
P「大丈夫だよ。美希がステージに立ってる姿を見れば、疲れなんて吹き飛んじゃうからさ!」
美希「ふ~ん……そっか! それならミキ、もうちょっとだけ、お昼寝ガマンしてガンバるね!」
P(アイドル活動を続けていくうちに、美希の中に眠っていた才能は、メキメキ開花していった。
手をかければかけるほど、美希はどんどんと成長していく……)
P(もちろん、相変わらず、彼女の扱いは簡単ではなかったけれど、
俺は、そんな美希を見るのに夢中で──)
P「美希! 仕事が入ったぞ! あの超有名番組だ!」
美希「ホント!? やったやったやったぁ~!」
P(……いつしか俺は、『あの日のこと』なんて、すっかり忘れてしまっていたんだ)
P(しかし、事件は……そんなある日に、起きてしまった)
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 02:42:34.51 :Dq36Kpp40
ガチャッ
P「おはようございま──」
ドンッ!
P「あいたっ!」
美希「きゃんっ!」
P「つつ……えーっと……あれ、美希? お前、その目……」
美希「ぷ、プロデュ……!」タタッ
P「……美希? お、おい美希! どうしたんだ!?」
美希「こないでほしいのーっ!」
タッタッタ……
P「……そんなこと言ったって……」
P(一瞬しか見れなかったけど……美希、泣いていた……?)
P「……ちくしょう」
P「放っておけるわけ、ないだろう!」タタッ
ガチャッ
P「おはようございま──」
ドンッ!
P「あいたっ!」
美希「きゃんっ!」
P「つつ……えーっと……あれ、美希? お前、その目……」
美希「ぷ、プロデュ……!」タタッ
P「……美希? お、おい美希! どうしたんだ!?」
美希「こないでほしいのーっ!」
タッタッタ……
P「……そんなこと言ったって……」
P(一瞬しか見れなかったけど……美希、泣いていた……?)
P「……ちくしょう」
P「放っておけるわけ、ないだろう!」タタッ
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 02:45:57.69 :Dq36Kpp40
──────
────
──
美希「カモ先生……ミキ、ミキね……」
カモ先生「クワー」プカプカ
美希「……」
P「……美希。やっぱりここにいたのか」
美希「っ!」
P「おっと、逃げるなよ」ガシッ
美希「はっ、はなしっ……!」
P「離さない!!」
美希「なんでっ!?」
P「決まってるだろ! ミキが泣いているからだ!!」
美希「……っ!」
──────
────
──
美希「カモ先生……ミキ、ミキね……」
カモ先生「クワー」プカプカ
美希「……」
P「……美希。やっぱりここにいたのか」
美希「っ!」
P「おっと、逃げるなよ」ガシッ
美希「はっ、はなしっ……!」
P「離さない!!」
美希「なんでっ!?」
P「決まってるだろ! ミキが泣いているからだ!!」
美希「……っ!」
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 02:46:35.35 :Dq36Kpp40
訂正
×P「決まってるだろ! ミキが泣いているからだ!!」
○P「決まってるだろ! 美希が泣いているからだ!!」
訂正
×P「決まってるだろ! ミキが泣いているからだ!!」
○P「決まってるだろ! 美希が泣いているからだ!!」
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 02:54:09.72 :Dq36Kpp40
美希「……プロデューサーは、やっぱりやさしいね」
P「……」
美希「いつもミキのこと気遣ってくれて、お仕事もいっぱい取ってきてくれて……」
美希「ミキのために、笑ったり、悲しんだりしてくれて……
プロデューサーがいるから、アイドルだって楽しいって、思うんだ」
P「美希、なにを言って……?」
美希「だから、ミキね……、プロデューサーのことは、ちょっと良いかなぁ~って思ってたんだよ……」
ポロポロ……
P「! 美希──」
美希「なのにぃっ!! プロデューサーは、み、ミキの王子様なのかなって、思ってたのに……!」
美希「もうっ、信じられないよ……!」ポロポロ
P「なっ……ど、どうして!? お、俺が美希になにか────」
……なにかした? そんなの、決まっているだろう
もうすっかり忘れているかもしれないが、お前は……
P(な、なんだよ、この声……!? 頭に……)
美希「……プロデューサーは、やっぱりやさしいね」
P「……」
美希「いつもミキのこと気遣ってくれて、お仕事もいっぱい取ってきてくれて……」
美希「ミキのために、笑ったり、悲しんだりしてくれて……
プロデューサーがいるから、アイドルだって楽しいって、思うんだ」
P「美希、なにを言って……?」
美希「だから、ミキね……、プロデューサーのことは、ちょっと良いかなぁ~って思ってたんだよ……」
ポロポロ……
P「! 美希──」
美希「なのにぃっ!! プロデューサーは、み、ミキの王子様なのかなって、思ってたのに……!」
美希「もうっ、信じられないよ……!」ポロポロ
P「なっ……ど、どうして!? お、俺が美希になにか────」
……なにかした? そんなの、決まっているだろう
もうすっかり忘れているかもしれないが、お前は……
P(な、なんだよ、この声……!? 頭に……)
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 02:58:01.94 :Dq36Kpp40
P「……っ!」
ドクン、ドクン……
P(……いや、わかっているんだ。本当は、わかってる)
P(この声は……俺の、心の声だ……)
美希「プロデューサーが、あんなこと、する人だったなんて……!」
P「……あ、あんなこと、って……?」
美希「……──ッ!!」
──バチンッ!
P「っ!」
P(美希が、俺の頬を……ぶ、った……?)
美希「み、み……、ミキの……ミキのぉ……!!」
P「え……」
美希「──ミキのナプキン、とったでしょっ!!!?」
P「……っ!」
ドクン、ドクン……
P(……いや、わかっているんだ。本当は、わかってる)
P(この声は……俺の、心の声だ……)
美希「プロデューサーが、あんなこと、する人だったなんて……!」
P「……あ、あんなこと、って……?」
美希「……──ッ!!」
──バチンッ!
P「っ!」
P(美希が、俺の頬を……ぶ、った……?)
美希「み、み……、ミキの……ミキのぉ……!!」
P「え……」
美希「──ミキのナプキン、とったでしょっ!!!?」
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 03:03:50.29 :Dq36Kpp40
P「あ、あ──……」
美希「っ!」タタッ
P「ま、待ってくれ美希っ! 違うんだ!!」
美希「何が違うの!?」
P「何がって、それは……」
P(……何も、違わない)
P(そうだ……。どうして美希がこのことを知っているのかは、わからないけど……
俺のしたことは、何の言い訳もできないほど……人間として、おかしいことなんだ……)
P「……」
美希「……バイバイ、プロデューサー……」タッ
P「み、美希……」
P(ガラガラと、何かが崩れていく音が聞こえた気がした)
P(それはきっと、俺と美希がふたりで築き上げてきた、大切な何かだ……)
P「あ、あ──……」
美希「っ!」タタッ
P「ま、待ってくれ美希っ! 違うんだ!!」
美希「何が違うの!?」
P「何がって、それは……」
P(……何も、違わない)
P(そうだ……。どうして美希がこのことを知っているのかは、わからないけど……
俺のしたことは、何の言い訳もできないほど……人間として、おかしいことなんだ……)
P「……」
美希「……バイバイ、プロデューサー……」タッ
P「み、美希……」
P(ガラガラと、何かが崩れていく音が聞こえた気がした)
P(それはきっと、俺と美希がふたりで築き上げてきた、大切な何かだ……)
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 03:11:42.01 :Dq36Kpp40
P(美希が、走り去っていく……俺の隣から……どんどん、どんどん遠ざかって……)
ゾワッ……
P「……あ、れ?」
P(……一瞬、胸騒ぎがした)
P(ダメだ。今、美希を……ひとりにしてはいけない……!
たとえ嫌われてもいい。全てを台無しにしてもいい。でも、今だけは──!)
P「……ま、待ってくれっ、美希!」タタッ
美希「こないでっ!」
タッタッタ……
P「いいから、待て! ほんの少しだけでいいから──!」
美希「や! や、や! もう、ゼンブ、やなのーーーっ!!!」
P「っ!!」ハッ
P(……世界が、スローモーションになったように感じた)
P(走る美希に、何かが、近づいている……?)
P(アレ、は……?)
P(美希が、走り去っていく……俺の隣から……どんどん、どんどん遠ざかって……)
ゾワッ……
P「……あ、れ?」
P(……一瞬、胸騒ぎがした)
P(ダメだ。今、美希を……ひとりにしてはいけない……!
たとえ嫌われてもいい。全てを台無しにしてもいい。でも、今だけは──!)
P「……ま、待ってくれっ、美希!」タタッ
美希「こないでっ!」
タッタッタ……
P「いいから、待て! ほんの少しだけでいいから──!」
美希「や! や、や! もう、ゼンブ、やなのーーーっ!!!」
P「っ!!」ハッ
P(……世界が、スローモーションになったように感じた)
P(走る美希に、何かが、近づいている……?)
P(アレ、は……?)
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 03:13:15.90 :Dq36Kpp40
P「美希っ!! 止まれっ!!! 前を見ろ!!!!」
美希「え──……?」
P「く……車が──」
……キキィ────ッ!
──────
────
──
P「美希っ!! 止まれっ!!! 前を見ろ!!!!」
美希「え──……?」
P「く……車が──」
……キキィ────ッ!
──────
────
──
82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 03:17:46.83 :Dq36Kpp40
──────
────
──
P(……目を覚ましたとき)
P(巨大な美希の顔が、目の前にあった)
P「うわっ!!?」ガバッ
美希「! ぷ、プロデューサー!」
P「え……え? み、美希……?」
美希「な、なんでぇ……!?」
P「な、なにが……?」
美希「なんで、こんな……ミキ、プロデューサーのこと、ぶっちゃったのに……!」
P「……」ゾクリ
P(そうだ、俺は……)
P(道路に飛び出し、車がぶつかりそうになった美希をかばって……)
──────
────
──
P(……目を覚ましたとき)
P(巨大な美希の顔が、目の前にあった)
P「うわっ!!?」ガバッ
美希「! ぷ、プロデューサー!」
P「え……え? み、美希……?」
美希「な、なんでぇ……!?」
P「な、なにが……?」
美希「なんで、こんな……ミキ、プロデューサーのこと、ぶっちゃったのに……!」
P「……」ゾクリ
P(そうだ、俺は……)
P(道路に飛び出し、車がぶつかりそうになった美希をかばって……)
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 03:19:37.43 :OvcDUBCR0
まさかあの事件の前にこんなことがあったとは...
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 03:22:50.13 :Dq36Kpp40
P(……泣きじゃくる美希からなんとかかんとか話を聞き出すと、
どうやらその車は、ぶつかる寸前で止まってくれたらしい)
P(でも俺は、情けないことに、『あ、俺これ死んだ』というショックからか、少しの間気を失っていて……)
P「……美希、無事か?」
美希「うん、うん……!」
P「そっか……それなら良かったよ」
美希「プロデューサー……」
P「ん?」
美希「なんで……ミキのために……?」
P「……そりゃあ、美希は、俺の大切なアイドルだから」
美希「あんなこと言っちゃったのに……?」
P「それでもだよ。というか、それは……いつつ」
美希「! だ、大丈夫!?」
P「あ、ああ……」
P(……泣きじゃくる美希からなんとかかんとか話を聞き出すと、
どうやらその車は、ぶつかる寸前で止まってくれたらしい)
P(でも俺は、情けないことに、『あ、俺これ死んだ』というショックからか、少しの間気を失っていて……)
P「……美希、無事か?」
美希「うん、うん……!」
P「そっか……それなら良かったよ」
美希「プロデューサー……」
P「ん?」
美希「なんで……ミキのために……?」
P「……そりゃあ、美希は、俺の大切なアイドルだから」
美希「あんなこと言っちゃったのに……?」
P「それでもだよ。というか、それは……いつつ」
美希「! だ、大丈夫!?」
P「あ、ああ……」
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 03:27:07.49 :Dq36Kpp40
P「美希があんな風に言ったのは……、俺が原因なんだから……」
美希「……」
P「……ごめんな、美希」
美希「……ううん」フルフル
P「……」
美希「ミキこそ、ごめんね……ごめんなさいなの、プロデューサー……」
P「な、なんで美希が謝るんだ……?」
美希「わかんないっ! わかんないけどぉ……!」
美希「うぇぇぇん……!」ポロポロ
P「……」
P(涙を流す美希に対して、俺は何も言うことができなかった)
P(そんな資格も俺にはないって思ったから……)
P(ただ俺は……美希のために、最後に何か出来たこと、
それだけで……心が、いっぱいになっていたんだ)
P(そして、その翌日──)
P「美希があんな風に言ったのは……、俺が原因なんだから……」
美希「……」
P「……ごめんな、美希」
美希「……ううん」フルフル
P「……」
美希「ミキこそ、ごめんね……ごめんなさいなの、プロデューサー……」
P「な、なんで美希が謝るんだ……?」
美希「わかんないっ! わかんないけどぉ……!」
美希「うぇぇぇん……!」ポロポロ
P「……」
P(涙を流す美希に対して、俺は何も言うことができなかった)
P(そんな資格も俺にはないって思ったから……)
P(ただ俺は……美希のために、最後に何か出来たこと、
それだけで……心が、いっぱいになっていたんだ)
P(そして、その翌日──)
92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 03:28:09.66 :OvcDUBCR0
雪歩・・・
94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 03:31:56.19 :Dq36Kpp40
~翌日 765プロ事務所~
P「……」グッ
P「はぁ……この辞表を出せば、この事務所ともお別れか……」
P(美希にアレがバレてしまった以上、俺はもう、美希のプロデューサーではいられない。
というか、誰の担当かも関係なく、プロデューサーなんてやらせてもらえないだろう)
P(……もう、お終いか……)
コンコン
P「社長、失礼しま──」
ガチャッ
美希「おはようございま~す!」
P「! み、美希……」
美希「あっ、ハニー! おはようございますなの!」
P「……ああ、おはよう……っていうか、なんだ? ハニー?」
美希「うん! これからは、プロデューサーのこと、ハニーって呼ぼうかな~って」
P「……まぁ、好きに呼べばいいよ」
P(どうせもう、美希とも……お別れなんだしな)
~翌日 765プロ事務所~
P「……」グッ
P「はぁ……この辞表を出せば、この事務所ともお別れか……」
P(美希にアレがバレてしまった以上、俺はもう、美希のプロデューサーではいられない。
というか、誰の担当かも関係なく、プロデューサーなんてやらせてもらえないだろう)
P(……もう、お終いか……)
コンコン
P「社長、失礼しま──」
ガチャッ
美希「おはようございま~す!」
P「! み、美希……」
美希「あっ、ハニー! おはようございますなの!」
P「……ああ、おはよう……っていうか、なんだ? ハニー?」
美希「うん! これからは、プロデューサーのこと、ハニーって呼ぼうかな~って」
P「……まぁ、好きに呼べばいいよ」
P(どうせもう、美希とも……お別れなんだしな)
97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 03:36:57.96 :Dq36Kpp40
美希「ねぇねぇハニー、なに持ってるの?」
P「え? ああ、これは……辞表だよ」
美希「ジヒョウ?」
P「……俺はもう会社を辞めますって、社長に伝えるためのお手紙」
美希「えっ!? な、なんで!? ハニー、事務所やめちゃうの!?」
P「だって、そりゃあ……」
美希「……えいっ!」スッ
P「えっ!? お、おい美希、返せ──」
美希「こんなの、いらないってカンジ!」
ビリビリビリ……
P「……なんで、そんなこと……」
美希「……ミキね、ハニーと、もっといっしょにいたいよ」
P「でも、俺は──!」
美希「いいの! もう、ミキ、気にしてないから……!」
美希「ねぇねぇハニー、なに持ってるの?」
P「え? ああ、これは……辞表だよ」
美希「ジヒョウ?」
P「……俺はもう会社を辞めますって、社長に伝えるためのお手紙」
美希「えっ!? な、なんで!? ハニー、事務所やめちゃうの!?」
P「だって、そりゃあ……」
美希「……えいっ!」スッ
P「えっ!? お、おい美希、返せ──」
美希「こんなの、いらないってカンジ!」
ビリビリビリ……
P「……なんで、そんなこと……」
美希「……ミキね、ハニーと、もっといっしょにいたいよ」
P「でも、俺は──!」
美希「いいの! もう、ミキ、気にしてないから……!」
99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 03:41:33.46 :Dq36Kpp40
P「な、なんでそんなこと……言ってくれるんだ……?」
美希「……そんなの、決まってるってカンジ」
美希「ハニーは……、ミキの、王子様だからだよ」
P「……そんなこと言ってもらう資格なんて、俺には……」
美希「あーもう! シカクもサンカクもなんでもいいの!」
P「は、はは……」
美希「それよりぃ~……ね、ハニー? もっと楽しいハナシ、しよ?」
P「……楽しい話って?」
美希「あはっ☆ コレ、あげるの!」スッ
P「これ、って……」
P「!?」
美希「わかるでしょ? それはねぇ~……」
美希「ミキの、使用済みナプキンだよ……」ボソリ
P「!!!!?」
P「な、なんでそんなこと……言ってくれるんだ……?」
美希「……そんなの、決まってるってカンジ」
美希「ハニーは……、ミキの、王子様だからだよ」
P「……そんなこと言ってもらう資格なんて、俺には……」
美希「あーもう! シカクもサンカクもなんでもいいの!」
P「は、はは……」
美希「それよりぃ~……ね、ハニー? もっと楽しいハナシ、しよ?」
P「……楽しい話って?」
美希「あはっ☆ コレ、あげるの!」スッ
P「これ、って……」
P「!?」
美希「わかるでしょ? それはねぇ~……」
美希「ミキの、使用済みナプキンだよ……」ボソリ
P「!!!!?」
103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 03:48:33.64 :Dq36Kpp40
P「え、え……? どういう、こと……?」
美希「昨日の夜、きちゃったんだ~」
P「そうじゃなくてっ! なんでこれを俺に渡すんだよ!?」
美希「だって、好きなんでしょ?」
P「そりゃあ……じゃなくて……」
美希「ねぇねぇハニー!」
P「な、なんだよ……」
美希「ナプキンと、タンポン……どっちが好き?」
P「……」
P「な、ナプキン、かな……」
P(──思えば、これが本当の始まりだったんだろう)
P(こう答えた瞬間から、俺達は、ズブリ、ズブリと……
みるみるうちに、深みへと、落ちていったんだ……)
P(暗い暗い、穴の底へと……)
??「……ふふ、ふふ……美希ちゃん、良かったね……」
P「え、え……? どういう、こと……?」
美希「昨日の夜、きちゃったんだ~」
P「そうじゃなくてっ! なんでこれを俺に渡すんだよ!?」
美希「だって、好きなんでしょ?」
P「そりゃあ……じゃなくて……」
美希「ねぇねぇハニー!」
P「な、なんだよ……」
美希「ナプキンと、タンポン……どっちが好き?」
P「……」
P「な、ナプキン、かな……」
P(──思えば、これが本当の始まりだったんだろう)
P(こう答えた瞬間から、俺達は、ズブリ、ズブリと……
みるみるうちに、深みへと、落ちていったんだ……)
P(暗い暗い、穴の底へと……)
??「……ふふ、ふふ……美希ちゃん、良かったね……」
105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 03:54:38.59 :Dq36Kpp40
──────
────
──
P(それから数日後……)
美希「んっ……」
ヌチュ
P「……」
美希「……ほら、ハニー……また、コレ、あげるの」
P「あ、あぁ……」
美希「今なら、誰もみてないよ? ガマンしないで、いいんだから、ね?」
P「……」ゴクリ
P(俺の手のひらの上には、美希の使用済みナプキンが置いてあった)
P(今、目の前で美希がスカートの下から取り出してくれた……、ホカホカのナプキンだ)
P(こんもりと……赤黒いアレが、乗っている……)
──────
────
──
P(それから数日後……)
美希「んっ……」
ヌチュ
P「……」
美希「……ほら、ハニー……また、コレ、あげるの」
P「あ、あぁ……」
美希「今なら、誰もみてないよ? ガマンしないで、いいんだから、ね?」
P「……」ゴクリ
P(俺の手のひらの上には、美希の使用済みナプキンが置いてあった)
P(今、目の前で美希がスカートの下から取り出してくれた……、ホカホカのナプキンだ)
P(こんもりと……赤黒いアレが、乗っている……)
109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 04:02:39.14 :Dq36Kpp40
P「はぁ……はぁ……」
美希「……」
P(美希がニヤニヤと、俺の方を見ている。
整った、綺麗な顔だ。幼さも大人っぽさも感じられる)
P(ふとももには、ツツ、と血が垂れていて……)
P(なんというか、とても……興奮する……)
P「は……む」
美希「あはっ!」
ズチュ、ジュルルル……
グチュグ、チュ……
P「おふっ、えふっげほぉっ、ごほっ!!」
美希「あー、ダメだよ~、ちゃんと食べないと~。
はきだしちゃったら、もったいないってカンジ」
P「あ、ああ……すまない、美希……」ズゾゾ
P「はぁ……はぁ……」
美希「……」
P(美希がニヤニヤと、俺の方を見ている。
整った、綺麗な顔だ。幼さも大人っぽさも感じられる)
P(ふとももには、ツツ、と血が垂れていて……)
P(なんというか、とても……興奮する……)
P「は……む」
美希「あはっ!」
ズチュ、ジュルルル……
グチュグ、チュ……
P「おふっ、えふっげほぉっ、ごほっ!!」
美希「あー、ダメだよ~、ちゃんと食べないと~。
はきだしちゃったら、もったいないってカンジ」
P「あ、ああ……すまない、美希……」ズゾゾ
113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 04:15:32.27 :Dq36Kpp40
P(口いっぱいに美希の生レバーを頬張っていると、
どうしても、吐き気が抑えられなくなる……)
P(だが俺は……毎回毎回、それを押さえ込んで、すべて飲み込んだ)
P(そうすると、美希が頭を撫でて褒めてくれるからだ)
P「ング……んぐ」
美希「そうそう、ちゃんとゼ~ンブ、飲み込んでね!」
P(……腐った油のような匂いが鼻につく。
ヌメっとした美希の経血が、俺の食道に張り付いているのがわかる)
P(ブヨブヨの『この物体』の喉越しは、例えるなら、そうだな……。
まるで、なめこ汁を飲んでるような……いや、違うか? うーん……)
P(……やっぱり、レバーって表現がしっくりくるな!)
P「……っ、ぷはぁ……の、飲んだぞ、美希……」
美希「うん! ハニー、よく出来ましたなの~」ナデナデ
P「へ、へへ……」
P(……苦しいこともあるけれど、幸せって、こういうことを言うんだろうな)
P(口いっぱいに美希の生レバーを頬張っていると、
どうしても、吐き気が抑えられなくなる……)
P(だが俺は……毎回毎回、それを押さえ込んで、すべて飲み込んだ)
P(そうすると、美希が頭を撫でて褒めてくれるからだ)
P「ング……んぐ」
美希「そうそう、ちゃんとゼ~ンブ、飲み込んでね!」
P(……腐った油のような匂いが鼻につく。
ヌメっとした美希の経血が、俺の食道に張り付いているのがわかる)
P(ブヨブヨの『この物体』の喉越しは、例えるなら、そうだな……。
まるで、なめこ汁を飲んでるような……いや、違うか? うーん……)
P(……やっぱり、レバーって表現がしっくりくるな!)
P「……っ、ぷはぁ……の、飲んだぞ、美希……」
美希「うん! ハニー、よく出来ましたなの~」ナデナデ
P「へ、へへ……」
P(……苦しいこともあるけれど、幸せって、こういうことを言うんだろうな)
118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 04:24:40.79 :Dq36Kpp40
美希「ねぇハニー」
P「ん……?」
美希「ミキのこと、好き? それとも、ミキの出した、『コレ』のことが好き?」
P「……そんなの、両方好きに決まってるじゃないか!」
美希「あはっ☆ やっぱり、そうだよねぇ~♪」
P(それは、俺の心からの本音だった。美希のプロデューサーとして、彼女と一緒にすごしているうちに、
いつしか俺は……美希に対して、特別な感情を抱くようになっていたのだ)
P(美希の笑顔が見たい。喜ばせてあげたい。悲しいときは、そばにいてやりたい……)
P(この気持ち、まさしく愛だ! と……、俺は思う。
もちろんプロデューサーとしては、褒められたことではないけどな)
美希「ミキも、ハニーのことはだーいすきなの!」
P「あはは、ありがとな。……でも、美希?」
美希「うん、わかってるよ。これ以上のことは、ミキがトップアイドルになったから……だよね?」
P「そうだ。だから、これからも一緒に頑張ろうな!」
美希「はいなの~!」
美希「ねぇハニー」
P「ん……?」
美希「ミキのこと、好き? それとも、ミキの出した、『コレ』のことが好き?」
P「……そんなの、両方好きに決まってるじゃないか!」
美希「あはっ☆ やっぱり、そうだよねぇ~♪」
P(それは、俺の心からの本音だった。美希のプロデューサーとして、彼女と一緒にすごしているうちに、
いつしか俺は……美希に対して、特別な感情を抱くようになっていたのだ)
P(美希の笑顔が見たい。喜ばせてあげたい。悲しいときは、そばにいてやりたい……)
P(この気持ち、まさしく愛だ! と……、俺は思う。
もちろんプロデューサーとしては、褒められたことではないけどな)
美希「ミキも、ハニーのことはだーいすきなの!」
P「あはは、ありがとな。……でも、美希?」
美希「うん、わかってるよ。これ以上のことは、ミキがトップアイドルになったから……だよね?」
P「そうだ。だから、これからも一緒に頑張ろうな!」
美希「はいなの~!」
120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 04:25:45.12 :Dq36Kpp40
訂正
×美希「うん、わかってるよ。これ以上のことは、ミキがトップアイドルになったから……だよね?」
○美希「うん、わかってるよ。これ以上のことは、ミキがトップアイドルになってから……だよね?」
訂正
×美希「うん、わかってるよ。これ以上のことは、ミキがトップアイドルになったから……だよね?」
○美希「うん、わかってるよ。これ以上のことは、ミキがトップアイドルになってから……だよね?」
122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 04:30:12.15 :Dq36Kpp40
P(……しかし)
P(その幸せも……長くは、続かなかったのである)
P「……」
美希「ハ……じゃなくて、プロデューサー?」
P「ん? ああ……どうした美希。もう本番前だぞ」
美希「う、うん……でも……」
P「何か気になることでもあったのか?」
美希「……プロデューサー、なんか、イライラしてるってカンジ。
さっきからずっと、ユサユサユサユサ……」
P「え? あ、あぁ……本当だ……」
P(……自分でも、気付かなかった)
P(俺はずっと、貧乏ゆすりをしていたらしい)
P「……心配させてごめんな、美希。特に何があったってわけでもないから、行っておいで」
美希「うん……」
P(……しかし)
P(その幸せも……長くは、続かなかったのである)
P「……」
美希「ハ……じゃなくて、プロデューサー?」
P「ん? ああ……どうした美希。もう本番前だぞ」
美希「う、うん……でも……」
P「何か気になることでもあったのか?」
美希「……プロデューサー、なんか、イライラしてるってカンジ。
さっきからずっと、ユサユサユサユサ……」
P「え? あ、あぁ……本当だ……」
P(……自分でも、気付かなかった)
P(俺はずっと、貧乏ゆすりをしていたらしい)
P「……心配させてごめんな、美希。特に何があったってわけでもないから、行っておいで」
美希「うん……」
127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 04:37:59.40 :Dq36Kpp40
P(それは、貧乏ゆすりから始まった……)
美希「おはようございまー……」
P「……あぁっ! 畜生っ!」ガチャッ
美希「ひぇっ!?」
P「あ……ご、ごめん美希! 怖がらせちゃったか……」
美希「う、ううん……ねぇ、何かあったの?」
P「いや……美希の出演するはずだった公演が、急にキャンセルになっちゃってな」
美希「……ホントに、それだけ? それにしては、すっごく怒ってたって思うな……」
P「……ごめん」
P(俺はちょっとしたことで、すぐにイライラするようになっていたのだ)
P(原因はわからないが……考えられるとすれば、それは……)
P(美希の経血を、最近飲んでないからか……?)
P(……まさか、な)
P(それは、貧乏ゆすりから始まった……)
美希「おはようございまー……」
P「……あぁっ! 畜生っ!」ガチャッ
美希「ひぇっ!?」
P「あ……ご、ごめん美希! 怖がらせちゃったか……」
美希「う、ううん……ねぇ、何かあったの?」
P「いや……美希の出演するはずだった公演が、急にキャンセルになっちゃってな」
美希「……ホントに、それだけ? それにしては、すっごく怒ってたって思うな……」
P「……ごめん」
P(俺はちょっとしたことで、すぐにイライラするようになっていたのだ)
P(原因はわからないが……考えられるとすれば、それは……)
P(美希の経血を、最近飲んでないからか……?)
P(……まさか、な)
132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 04:45:29.52 :Dq36Kpp40
P「……なぁ、美希」
美希「なに?」
P「あの、さ……アレ、まだこないのか?」
美希「アレ? アレって……ああ、アレ!」パンッ
美希「あはっ☆ ハニーってば、やっぱ好きなんだね~。
でもでも、アレは先週終わったばっかりだし、次に来るのはまだまだ先なの」
P「そ、そうだよな! ハ、ハハ……」
P(……ひどく、喉が渇いていた)
P(喉を潤わせたい。美希の経血で)
P(吐き気を催すようなアレを、口いっぱいに頬張りたい。あァ、ああ……)
P「さ、さぁ。仕事、行こうか……」
美希「うんっ!」
P(……そんな気持ちを抱えながらも、決して口には出せなかった。
そのドス黒い感情を美希にぶつけることで、彼女の顔が恐怖に染まるのが、怖かったからだ)
P(そうして、俺と美希は……、アイドル活動を続けていった……)
P「……なぁ、美希」
美希「なに?」
P「あの、さ……アレ、まだこないのか?」
美希「アレ? アレって……ああ、アレ!」パンッ
美希「あはっ☆ ハニーってば、やっぱ好きなんだね~。
でもでも、アレは先週終わったばっかりだし、次に来るのはまだまだ先なの」
P「そ、そうだよな! ハ、ハハ……」
P(……ひどく、喉が渇いていた)
P(喉を潤わせたい。美希の経血で)
P(吐き気を催すようなアレを、口いっぱいに頬張りたい。あァ、ああ……)
P「さ、さぁ。仕事、行こうか……」
美希「うんっ!」
P(……そんな気持ちを抱えながらも、決して口には出せなかった。
そのドス黒い感情を美希にぶつけることで、彼女の顔が恐怖に染まるのが、怖かったからだ)
P(そうして、俺と美希は……、アイドル活動を続けていった……)
133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 04:50:37.12 :Dq36Kpp40
P(そして……)
P「──あァああッ!!!」
ガッシャーン!!
P「くそ、くそくそ……!!」
P「なんで、なんでだ……!?
震えが止まらない……イライラする……!!」
P「ああ、あァ……ノドが、ノドが……!」
P(誰もいない、深夜の事務所で……
俺はひとり、大きくてヂクヂクとした感情を、物にぶつけていた)
P「……ハァ……ハァ……」
P「や、やっぱり……アレ、か? アレが……」
P「……そうだよな、あは、あはは……」
P(一度考え出すと止まらなかった)
P(経血が飲みたい。もうなんでもいい、なんでもするから……誰か俺にアレを飲ませてくれ……!!)
P(そして……)
P「──あァああッ!!!」
ガッシャーン!!
P「くそ、くそくそ……!!」
P「なんで、なんでだ……!?
震えが止まらない……イライラする……!!」
P「ああ、あァ……ノドが、ノドが……!」
P(誰もいない、深夜の事務所で……
俺はひとり、大きくてヂクヂクとした感情を、物にぶつけていた)
P「……ハァ……ハァ……」
P「や、やっぱり……アレ、か? アレが……」
P「……そうだよな、あは、あはは……」
P(一度考え出すと止まらなかった)
P(経血が飲みたい。もうなんでもいい、なんでもするから……誰か俺にアレを飲ませてくれ……!!)
136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 04:54:56.26 :Dq36Kpp40
P「……ア、そう、だ……」ティン
P(……そうして、気が狂いそうなほどのノドの乾きの中で、
ついに俺は、そのことに気付いてしまう)
P(決して気付いてはいけない、そのことに……)
P「あは、あはは……お、俺、なんで気付かなかったんだろ」
P「ここって……アイドル事務所、だもんな……」
P「しかも所属アイドルは、みんな……女の子……」
ユラァ……
P「……そうだ、そうだよ……」
P「女子、トイレにいけば……アレが、ある、かもしれない……」
P「へ……へへ、へ……!」
テク、テク……
P「……ア、そう、だ……」ティン
P(……そうして、気が狂いそうなほどのノドの乾きの中で、
ついに俺は、そのことに気付いてしまう)
P(決して気付いてはいけない、そのことに……)
P「あは、あはは……お、俺、なんで気付かなかったんだろ」
P「ここって……アイドル事務所、だもんな……」
P「しかも所属アイドルは、みんな……女の子……」
ユラァ……
P「……そうだ、そうだよ……」
P「女子、トイレにいけば……アレが、ある、かもしれない……」
P「へ……へへ、へ……!」
テク、テク……
138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 04:59:12.29 :Dq36Kpp40
──────
────
──
P「……は、はは……!」
P「あった……あった、ぞ……!」
ムワァ……
P「誰のものかは知らないが、使用済みナプキン……ッ!!」
P(美希の生理が来るまで、あと一週間ほどかかるはずだったから、
これは彼女のものではないだろう)
P(しかし、このときの俺は、そんなこと、既にどうでも良くなっていたのである)
P(ただただ、ずっと求めていた財宝を見つけたことが、嬉しくて……)
P「お、俺はなんてツいてるんだ! こんなに都合の良いことがあっていいのか?」
P「は、はは……!」
P「アーッハッハッハ!!」
──────
────
──
P「……は、はは……!」
P「あった……あった、ぞ……!」
ムワァ……
P「誰のものかは知らないが、使用済みナプキン……ッ!!」
P(美希の生理が来るまで、あと一週間ほどかかるはずだったから、
これは彼女のものではないだろう)
P(しかし、このときの俺は、そんなこと、既にどうでも良くなっていたのである)
P(ただただ、ずっと求めていた財宝を見つけたことが、嬉しくて……)
P「お、俺はなんてツいてるんだ! こんなに都合の良いことがあっていいのか?」
P「は、はは……!」
P「アーッハッハッハ!!」
141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 05:08:22.05 :Dq36Kpp40
グチュ、グチュチュ……
P「おえっ、おえぇ……うへぇ、マズイ……でも、うめぇ……!」
グニュ……
ジュルルルルゥゥ……
P「あァ……止まんねぇ……!」
P「アハ、あはは! 体中がスーッとして……なんだか生き返ったみたいだ!」
P「あはは! あはははは!」
P(……しかし、もちろん、当然のことながら。
こんなに都合の良いことなんて、あるはずがない)
P(俺は経血ゼリーを頬張るのに夢中で、そのことに気づけなかったのだ)
P(そんな俺の姿を見つめる、人影が……)
雪歩「えへへ……プロデューサー、美味しい、ですか……? えへ、えへへ……」
P(俺の、すぐ、うしろにいたということを……)
グチュ、グチュチュ……
P「おえっ、おえぇ……うへぇ、マズイ……でも、うめぇ……!」
グニュ……
ジュルルルルゥゥ……
P「あァ……止まんねぇ……!」
P「アハ、あはは! 体中がスーッとして……なんだか生き返ったみたいだ!」
P「あはは! あはははは!」
P(……しかし、もちろん、当然のことながら。
こんなに都合の良いことなんて、あるはずがない)
P(俺は経血ゼリーを頬張るのに夢中で、そのことに気づけなかったのだ)
P(そんな俺の姿を見つめる、人影が……)
雪歩「えへへ……プロデューサー、美味しい、ですか……? えへ、えへへ……」
P(俺の、すぐ、うしろにいたということを……)
151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 05:35:10.67 :Dq36Kpp40
──────
────
──
P(それから、約一週間が経って……)
P「……よし、それじゃあ今日の活動も、これで終わりだな!」
美希「うん! ふっふっふ~ん♪」
P「そういえば、美希、何かあったのか? 近頃ずっとご機嫌じゃないか」
美希「だってだって~、ハニー、最近優しいんだもん!」
P「優しい? そうかな……」
美希「ゼッタイそうだよ! なんか、昔のハニーに戻ったってカン……」
美希「……あ」
P「え?」
美希「……んー、これって……」
P「ど、どうしたんだ?」
美希「えへへ……生理、きちゃったみたい」
──────
────
──
P(それから、約一週間が経って……)
P「……よし、それじゃあ今日の活動も、これで終わりだな!」
美希「うん! ふっふっふ~ん♪」
P「そういえば、美希、何かあったのか? 近頃ずっとご機嫌じゃないか」
美希「だってだって~、ハニー、最近優しいんだもん!」
P「優しい? そうかな……」
美希「ゼッタイそうだよ! なんか、昔のハニーに戻ったってカン……」
美希「……あ」
P「え?」
美希「……んー、これって……」
P「ど、どうしたんだ?」
美希「えへへ……生理、きちゃったみたい」
152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 05:40:56.78 :Dq36Kpp40
美希「……ねぇねぇ」
P「な、なんだ?」
美希「ずっとガマンしてたでしょ? だから……今からでも、いいよ?」
P「……そ、それ、ってもしかして……経血……」
ドクン……!
P「……!?」
P(な、なんだ? 急に、心臓が……め、目が……)
P(あ……段々、意識が……遠のいて────……)
P「……、……」
ユラァ……
美希「……ハニー? ど、どうしたの?」
P「……いや、なんでも……ない」
美希「で、でも! なんか、目がグルグルしてるよ……?」
美希「……ねぇねぇ」
P「な、なんだ?」
美希「ずっとガマンしてたでしょ? だから……今からでも、いいよ?」
P「……そ、それ、ってもしかして……経血……」
ドクン……!
P「……!?」
P(な、なんだ? 急に、心臓が……め、目が……)
P(あ……段々、意識が……遠のいて────……)
P「……、……」
ユラァ……
美希「……ハニー? ど、どうしたの?」
P「……いや、なんでも……ない」
美希「で、でも! なんか、目がグルグルしてるよ……?」
154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 05:46:16.74 :Dq36Kpp40
P「美希」ガシッ
美希「ひゃんっ!」
P「それじゃあ、ありがたくいただくよ」
美希「え? え?」
P「経血」
美希「あ、う、うん……でもちょっとまって、今から、何かに溜め──……」
P「そんなこと、必要ないだろ?」
シュル……
美希「! ま、まって!! スカート脱がせちゃダメッ!」
P「なんでだよ。直接吸ったほうが、早いじゃないか」
美希「ダメったらダメなのっ!」
P「どうして……」
美希「だ、だって……グチュグチュのあそこ、直接見られるなんて……そんなの、や!」
P「……、……」
P「美希」ガシッ
美希「ひゃんっ!」
P「それじゃあ、ありがたくいただくよ」
美希「え? え?」
P「経血」
美希「あ、う、うん……でもちょっとまって、今から、何かに溜め──……」
P「そんなこと、必要ないだろ?」
シュル……
美希「! ま、まって!! スカート脱がせちゃダメッ!」
P「なんでだよ。直接吸ったほうが、早いじゃないか」
美希「ダメったらダメなのっ!」
P「どうして……」
美希「だ、だって……グチュグチュのあそこ、直接見られるなんて……そんなの、や!」
P「……、……」
158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 05:49:49.88 :Dq36Kpp40
美希「……それに、約束したの! ミキがトップアイドルになるまでは、それ以上は──」
P「いいから」
美希「は、に……」
P「……なぁ、美希」
美希「え……?」
P「愛してるよ」ボソッ
美希「……!!」
P「……」
美希「……ハニー……、やっと……」
美希「ミキが、『ミキのこと好き?』って聞いて、それに答えてくれるんじゃなくて……」
美希「ハニーが……自分、から……」
P「……美希。いいか?」
美希「……」
美希「うん……」
美希「……それに、約束したの! ミキがトップアイドルになるまでは、それ以上は──」
P「いいから」
美希「は、に……」
P「……なぁ、美希」
美希「え……?」
P「愛してるよ」ボソッ
美希「……!!」
P「……」
美希「……ハニー……、やっと……」
美希「ミキが、『ミキのこと好き?』って聞いて、それに答えてくれるんじゃなくて……」
美希「ハニーが……自分、から……」
P「……美希。いいか?」
美希「……」
美希「うん……」
160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 05:55:37.51 :Dq36Kpp40
──────
────
──
美希「そ、んなに……見ないで……?」
ちゅぷ……
美希「……ゃ……あっ、だ、め……急に……!」
ジュル……
グチュ、チュチュ……
美希「ベロ、伸ばしちゃ、……ゃんっ!」
美希「あ、ぁぅぅ……!」
ジュプ……
ジュルルゥゥ……!
美希「や……、だ、め……吸っちゃ、ゃ……!!」
──────
────
──
美希「そ、んなに……見ないで……?」
ちゅぷ……
美希「……ゃ……あっ、だ、め……急に……!」
ジュル……
グチュ、チュチュ……
美希「ベロ、伸ばしちゃ、……ゃんっ!」
美希「あ、ぁぅぅ……!」
ジュプ……
ジュルルゥゥ……!
美希「や……、だ、め……吸っちゃ、ゃ……!!」
162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 05:58:03.67 :Dq36Kpp40
P(……俺の意識が戻ったとき)
P(目の前に、飛び込んできたものは──)
美希「ハニィ……ハ、ニー……!」
美希「おいしいっ? ね、おいしい!?」
美希「お願いっ……なんか、言ってよぉ……!」
ポロポロ……
P(数ヶ月ぶりに見る、美希の、泣き顔だった)
P(……俺の意識が戻ったとき)
P(目の前に、飛び込んできたものは──)
美希「ハニィ……ハ、ニー……!」
美希「おいしいっ? ね、おいしい!?」
美希「お願いっ……なんか、言ってよぉ……!」
ポロポロ……
P(数ヶ月ぶりに見る、美希の、泣き顔だった)
165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 06:04:07.78 :Dq36Kpp40
P「み、き……」
美希「え……?」
P「み、美希っ、お、俺……っ!?」
美希「……は、にぃ……グスッ」
P「あ、あぁ……ああ、あ……!」
美希「……いつのも……、ハニー、だ……」
P「ご、ごめんっ!! あ、あ、俺、なんてことを……!!」
P「ごめ゛ん……! ご、ごべんなざい……美希、美希! 本当に……!」
美希「……」
P「お、俺……! また、また美希を悲しませて……あ、あァ……!!」
美希「ハニー!!」
ぎゅっ
P「え゛……」
美希「……ミキ、悲しくなんて、ないよ」ギュゥゥ
P「み、き……」
美希「え……?」
P「み、美希っ、お、俺……っ!?」
美希「……は、にぃ……グスッ」
P「あ、あぁ……ああ、あ……!」
美希「……いつのも……、ハニー、だ……」
P「ご、ごめんっ!! あ、あ、俺、なんてことを……!!」
P「ごめ゛ん……! ご、ごべんなざい……美希、美希! 本当に……!」
美希「……」
P「お、俺……! また、また美希を悲しませて……あ、あァ……!!」
美希「ハニー!!」
ぎゅっ
P「え゛……」
美希「……ミキ、悲しくなんて、ないよ」ギュゥゥ
167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 06:08:30.86 :Dq36Kpp40
美希「ハニーが、いつものハニーに、戻ってくれたから……」
美希「ミキね、それだけで……、嬉しい、の……!」ポロポロ
P「美希……」
美希「……ミキは、いつもの、優しいハニーが……大好きだから……!」
P「……!!」
ぎゅぅぅ……
P「ごめん、ごめんなぁ……!」ギュー
美希「……ゴメンなんて、言わないで……」
美希「また、──って、言って……?」
P「……ああ……!」
P「愛しているよ、美希……!」
美希「ハニーが、いつものハニーに、戻ってくれたから……」
美希「ミキね、それだけで……、嬉しい、の……!」ポロポロ
P「美希……」
美希「……ミキは、いつもの、優しいハニーが……大好きだから……!」
P「……!!」
ぎゅぅぅ……
P「ごめん、ごめんなぁ……!」ギュー
美希「……ゴメンなんて、言わないで……」
美希「また、──って、言って……?」
P「……ああ……!」
P「愛しているよ、美希……!」
169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 06:16:07.67 :Dq36Kpp40
P(それから俺達は、抱き合って、声をあげて泣いた……)
P(もう二度と、美希を傷つけるわけにはいかない。
俺は世界中でただひとり、美希だけを、愛しているから)
P(だから、俺は、向き合うことに決めたんだ。俺の心を蝕む、この『ナニカ』と)
P(そしてそれを克服して……今度こそ、俺は……)
『……ミキは、いつもの、優しいハニーが……大好きだから……!』
P(美希が愛してくれる、いつも通りの俺に戻って……、美希を抱きしめてやろうって思った)
P(──しかし)
P「……え?」
医師「……もう、手遅れですな」
P「て……ておく、れ……?」
医師「これ以上、彼女の経血を摂取し続ければ、あなたは最悪……死ぬでしょう」
P「……っ!!!?」
P(それから俺達は、抱き合って、声をあげて泣いた……)
P(もう二度と、美希を傷つけるわけにはいかない。
俺は世界中でただひとり、美希だけを、愛しているから)
P(だから、俺は、向き合うことに決めたんだ。俺の心を蝕む、この『ナニカ』と)
P(そしてそれを克服して……今度こそ、俺は……)
『……ミキは、いつもの、優しいハニーが……大好きだから……!』
P(美希が愛してくれる、いつも通りの俺に戻って……、美希を抱きしめてやろうって思った)
P(──しかし)
P「……え?」
医師「……もう、手遅れですな」
P「て……ておく、れ……?」
医師「これ以上、彼女の経血を摂取し続ければ、あなたは最悪……死ぬでしょう」
P「……っ!!!?」
171:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 06:19:25.07 :TK1meRAO0
なんだこの展開は
175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 06:26:27.62 :Dq36Kpp40
P(その医師の話によると、こうだ……)
P(成人男性がアイドルの経血を飲むと、脳内にある物質が分泌される。
そうなると、『自分は幸せ』だと、勝手に脳が判断してしまうのだ)
P(しかしそれは……重度の中毒症状を引き起こす……。
経血を飲み続けないと、『自分は不幸せ』だと……、それもまた、脳が勝手に判断してしまうらしい)
P(……美希の場合、その症状が特に顕著に現れやすいとのことだ)
P(いわく、才能のあるアイドルの経血ほど、危険だと……)
P(……俺の脳みそは、すでに、ボロボロになっていたらしい)
P(これだけガブガブ飲んで、今まで生きてこれたことのほうが奇蹟で……)
P(いつ死んでも、おかしくない……とのことだった)
P(その医師の話によると、こうだ……)
P(成人男性がアイドルの経血を飲むと、脳内にある物質が分泌される。
そうなると、『自分は幸せ』だと、勝手に脳が判断してしまうのだ)
P(しかしそれは……重度の中毒症状を引き起こす……。
経血を飲み続けないと、『自分は不幸せ』だと……、それもまた、脳が勝手に判断してしまうらしい)
P(……美希の場合、その症状が特に顕著に現れやすいとのことだ)
P(いわく、才能のあるアイドルの経血ほど、危険だと……)
P(……俺の脳みそは、すでに、ボロボロになっていたらしい)
P(これだけガブガブ飲んで、今まで生きてこれたことのほうが奇蹟で……)
P(いつ死んでも、おかしくない……とのことだった)
177:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 06:33:58.26 :Dq36Kpp40
P「な、治らないんですかっ!? 俺はもう、死ぬしかないんですか!!?」
医師「落ち着いてください」
P「くっ……!」
医師「……治る見込みが、無いとは言いません。
ただ、これは……少々荒療治ですが」
P「なんでもしますっ! だから、だから……っ!」
P「俺は美希を、トップアイドルに導いてやるって約束したんだ! お願いしますっ!!」
医師「……わかりました。ではまずひとつめ……」
医師「今後、星井美希さんとの一切の接触を、禁止します」
P「……は……?」
医師「そして、毎日少量の経血を……」
P「ちょ、ちょっと待ってください……美希と、離れろっていうんですか?」
医師「当然です。もはやあなたは、星井さんの経血の匂いを嗅ぐだけで、
気が狂ってしまうようになっているはずですから」
P「た、たしかに……前も、そうだったけど……」
P「な、治らないんですかっ!? 俺はもう、死ぬしかないんですか!!?」
医師「落ち着いてください」
P「くっ……!」
医師「……治る見込みが、無いとは言いません。
ただ、これは……少々荒療治ですが」
P「なんでもしますっ! だから、だから……っ!」
P「俺は美希を、トップアイドルに導いてやるって約束したんだ! お願いしますっ!!」
医師「……わかりました。ではまずひとつめ……」
医師「今後、星井美希さんとの一切の接触を、禁止します」
P「……は……?」
医師「そして、毎日少量の経血を……」
P「ちょ、ちょっと待ってください……美希と、離れろっていうんですか?」
医師「当然です。もはやあなたは、星井さんの経血の匂いを嗅ぐだけで、
気が狂ってしまうようになっているはずですから」
P「た、たしかに……前も、そうだったけど……」
179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 06:37:18.01 :Dq36Kpp40
P「そん、な……」
医師「……」
P「……」
P(美希、俺は……)
P(俺は、キミを……!)
P「……っ!」グッ
P「先生、治ったら、その時には……どうなるんですか?
そのときは、美希と、また……!」
医師「……ええ。二度と経血を飲まなければ、ですが」
P「……わかり、ました」
医師「続けても?」
P「はい……お願いします……」
P「そん、な……」
医師「……」
P「……」
P(美希、俺は……)
P(俺は、キミを……!)
P「……っ!」グッ
P「先生、治ったら、その時には……どうなるんですか?
そのときは、美希と、また……!」
医師「……ええ。二度と経血を飲まなければ、ですが」
P「……わかり、ました」
医師「続けても?」
P「はい……お願いします……」
181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 06:40:39.29 :Dq36Kpp40
美希「……え」
P「……ごめん、美希」
美希「な、なんで……!? なんでなの、ハニー!!」
P「……さよなら」
美希「待って! まっ……」
バタン……
P「くっ……、うぅ……!」ポロポロ
P(美希に、本当のことを言うわけにはいかなかった)
P(そうしたら彼女は、きっと、自分を責めてしまうから……)
P(俺が出来ることは、ただひとつ……)
P(この病気を治して、再び、美希といっしょに……!)
美希「……え」
P「……ごめん、美希」
美希「な、なんで……!? なんでなの、ハニー!!」
P「……さよなら」
美希「待って! まっ……」
バタン……
P「くっ……、うぅ……!」ポロポロ
P(美希に、本当のことを言うわけにはいかなかった)
P(そうしたら彼女は、きっと、自分を責めてしまうから……)
P(俺が出来ることは、ただひとつ……)
P(この病気を治して、再び、美希といっしょに……!)
182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 06:45:26.39 :Dq36Kpp40
雪歩の日記1
765プロに、新しいプロデューサーがやってきました。
でも、男の人で……。
私、うまくやっていけるか、ちょっぴり不安ですぅ。
雪歩の日記2
プロデューサーは、男の人だけど、優しい人でした。
ビクビクしてる私に、ゆっくりでいいからって言ってくれて。
お茶を持っていったら、ありがとうって言って笑ってくれました。
えへへ……。
雪歩の日記1
765プロに、新しいプロデューサーがやってきました。
でも、男の人で……。
私、うまくやっていけるか、ちょっぴり不安ですぅ。
雪歩の日記2
プロデューサーは、男の人だけど、優しい人でした。
ビクビクしてる私に、ゆっくりでいいからって言ってくれて。
お茶を持っていったら、ありがとうって言って笑ってくれました。
えへへ……。
184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 06:48:48.90 :Dq36Kpp40
雪歩の日記3
プロデューサーは、誰を担当に選ぶのかな?
来週の月曜日に、それを決めるらしいです。
もし私だったら……そ、そんなことないよね。
私なんて……ダメダメだし……。
雪歩の日記4
プロデューサーの担当アイドルは、美希ちゃんってことになりました。
でも、美希ちゃん……眠そうで、あんまり聞いてなかったみたい。
そんな美希ちゃんを見て、プロデューサーは呆れていました。
うまくいくか、私まで不安になっちゃいますぅ。
雪歩の日記3
プロデューサーは、誰を担当に選ぶのかな?
来週の月曜日に、それを決めるらしいです。
もし私だったら……そ、そんなことないよね。
私なんて……ダメダメだし……。
雪歩の日記4
プロデューサーの担当アイドルは、美希ちゃんってことになりました。
でも、美希ちゃん……眠そうで、あんまり聞いてなかったみたい。
そんな美希ちゃんを見て、プロデューサーは呆れていました。
うまくいくか、私まで不安になっちゃいますぅ。
188:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 06:53:43.31 :Dq36Kpp40
雪歩の日記5
プロデューサーは、担当でないアイドルにも、とっても優しくしてくれます。
こんなダメダメな私にも……。
今日も、これからお茶を持っていきます。
それくらいしか、私には出来ることがないから。
喜んでくれたら、私も嬉しいな。
雪歩の日記6
プロデューサーが美希ちゃんの担当になってから、一ヶ月。
なんとかかんとか、うまくいってるみたいだけど……。
……今日は、書くことが思いつかないので、もう寝ます。
雪歩の日記5
プロデューサーは、担当でないアイドルにも、とっても優しくしてくれます。
こんなダメダメな私にも……。
今日も、これからお茶を持っていきます。
それくらいしか、私には出来ることがないから。
喜んでくれたら、私も嬉しいな。
雪歩の日記6
プロデューサーが美希ちゃんの担当になってから、一ヶ月。
なんとかかんとか、うまくいってるみたいだけど……。
……今日は、書くことが思いつかないので、もう寝ます。
189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 06:58:58.79 :Dq36Kpp40
雪歩の日記7
プロデューサーが美希ちゃんの担当になってから、三ヶ月。
今日美希ちゃんは、とある音楽番組に出演するみたいです。
でも、美希ちゃん、お腹さすってたけど……
大丈夫かな? もしかして、あの日だったりして……
雪歩の日記8
私、私……!
とんでもないこと、しちゃいました……!
雪歩の日記7
プロデューサーが美希ちゃんの担当になってから、三ヶ月。
今日美希ちゃんは、とある音楽番組に出演するみたいです。
でも、美希ちゃん、お腹さすってたけど……
大丈夫かな? もしかして、あの日だったりして……
雪歩の日記8
私、私……!
とんでもないこと、しちゃいました……!
190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 07:04:03.45 :Dq36Kpp40
雪歩の日記8(続き)
レッスンからの帰り際に、コンビニの前で、
プロデューサーを見かけたんです。
声をかけようとしたんだけど、
でも、なんだか……深刻そうな顔をして、胸を押さえていて……
雪歩の日記8(続きの続き)
それで、つい、気になっちゃって……
あとを、つけちゃったんです。
初めて行く、プロデューサーの家……。
いけないこととはわかっていたけど、本当はちょっと、ドキドキしていました。
でも……。
雪歩の日記8(続き)
レッスンからの帰り際に、コンビニの前で、
プロデューサーを見かけたんです。
声をかけようとしたんだけど、
でも、なんだか……深刻そうな顔をして、胸を押さえていて……
雪歩の日記8(続きの続き)
それで、つい、気になっちゃって……
あとを、つけちゃったんです。
初めて行く、プロデューサーの家……。
いけないこととはわかっていたけど、本当はちょっと、ドキドキしていました。
でも……。
191:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 07:06:53.75 :Dq36Kpp40
雪歩の日記8(最後)
プロデューサーの家は、アパートの一階のようでした。
だから、ちょっと背を伸ばせば、中の様子が少しだけ見えちゃうんです。
……でも、しなければよかった
見たくなかった
見ちゃった。忘れらない
そこには
ナプキンを口いっぱいに頬張る、プロデューサーがいました
雪歩の日記8(最後)
プロデューサーの家は、アパートの一階のようでした。
だから、ちょっと背を伸ばせば、中の様子が少しだけ見えちゃうんです。
……でも、しなければよかった
見たくなかった
見ちゃった。忘れらない
そこには
ナプキンを口いっぱいに頬張る、プロデューサーがいました
193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 07:13:03.01 :Dq36Kpp40
雪歩の日記9
……えっと、久しぶりの日記、です。
どんなこと書いてたっけ、って思って見返してみたら、
最近はずっとプロデューサーのことばっかり書いてたみたいですね。
ちょっと恥ずかしい……。
あれから、結構時間が経って……私も、落ち着きました。
これからまた、書いていこうと思います。
雪歩の日記10
美希ちゃんとプロデューサー、最近はすっごく仲良しです。
「なにかあったの?」って聞いてみました。
特には無いようだったけど、美希ちゃん、
ちょっとだけプロデューサーのことが気になってるみたい……。
雪歩の日記9
……えっと、久しぶりの日記、です。
どんなこと書いてたっけ、って思って見返してみたら、
最近はずっとプロデューサーのことばっかり書いてたみたいですね。
ちょっと恥ずかしい……。
あれから、結構時間が経って……私も、落ち着きました。
これからまた、書いていこうと思います。
雪歩の日記10
美希ちゃんとプロデューサー、最近はすっごく仲良しです。
「なにかあったの?」って聞いてみました。
特には無いようだったけど、美希ちゃん、
ちょっとだけプロデューサーのことが気になってるみたい……。
195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 07:16:03.44 :Dq36Kpp40
雪歩の日記11
美希ちゃん、最近は、プロデューサーのことばっかり話してます。
なんだか、モヤモヤします。
……私、悪い子、なのかな。
雪歩の日記12
「プロデューサーがね」
「プロデューサーが」
「プロデューサーってば」
……もう、たくさんですぅ。
美希ちゃんがプロデューサーのことが大好きなのは、もうわかったから、
もう、そのことは話さないで……。
雪歩の日記11
美希ちゃん、最近は、プロデューサーのことばっかり話してます。
なんだか、モヤモヤします。
……私、悪い子、なのかな。
雪歩の日記12
「プロデューサーがね」
「プロデューサーが」
「プロデューサーってば」
……もう、たくさんですぅ。
美希ちゃんがプロデューサーのことが大好きなのは、もうわかったから、
もう、そのことは話さないで……。
196:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 07:19:40.39 :Dq36Kpp40
雪歩の日記13
美希ちゃんに聞いてみました。
「プロデューサーのこと、本当に好きなの?」って。
美希ちゃんは言いました。
「うん!」って。
でも、本当かな?
美希ちゃんは、プロデューサーのこと、
本当はどんな人か、あんまり知らないんじゃないかな。
もしこのまま、知らないでいたら、
美希ちゃんが、かわいそうだよね。
雪歩の日記13
美希ちゃんに聞いてみました。
「プロデューサーのこと、本当に好きなの?」って。
美希ちゃんは言いました。
「うん!」って。
でも、本当かな?
美希ちゃんは、プロデューサーのこと、
本当はどんな人か、あんまり知らないんじゃないかな。
もしこのまま、知らないでいたら、
美希ちゃんが、かわいそうだよね。
197:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 07:24:07.87 :Dq36Kpp40
雪歩の日記14
私が話し終わると、美希ちゃん、泣きながら出ていっちゃいました。
「きっと、美希ちゃんの部屋から取ったんじゃないかな」って、
私はついつい、本当は知らないことも言っちゃったけど、
美希ちゃんには少し、心当たりがあったみたいです
あ、今、入り口でプロデューサーとぶつかったみたい。
プロデューサーは……真っ先に美希ちゃんを追いかけていきました。
きっと、事務所の中に私がいたことも、知らないままですね。
少し覗いてくれれば会えたのに、ちょっと残念ですぅ。
雪歩の日記14
私が話し終わると、美希ちゃん、泣きながら出ていっちゃいました。
「きっと、美希ちゃんの部屋から取ったんじゃないかな」って、
私はついつい、本当は知らないことも言っちゃったけど、
美希ちゃんには少し、心当たりがあったみたいです
あ、今、入り口でプロデューサーとぶつかったみたい。
プロデューサーは……真っ先に美希ちゃんを追いかけていきました。
きっと、事務所の中に私がいたことも、知らないままですね。
少し覗いてくれれば会えたのに、ちょっと残念ですぅ。
198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 07:30:24.96 :Dq36Kpp40
雪歩の日記15
美希ちゃんが、事務所に帰ってきました。
涙のあとが目に残ってたけど、もうすっかり、元気になったみたい。
……そっか。
美希ちゃんは、それでもいいって、思ったんだね。
だから私は、美希ちゃんにアドバイスをしました。
雪歩の日記16
あのアドバイスを、美希ちゃんはさっそく実行したみたいです。
気が■■ているとしか思えません。
でもふたりは、とっても幸せそう。
なんだか、おかしくて……私は、自分が馬鹿みたいで、
笑いがこぼれてきちゃいます。ふふ、ふふ。
雪歩の日記15
美希ちゃんが、事務所に帰ってきました。
涙のあとが目に残ってたけど、もうすっかり、元気になったみたい。
……そっか。
美希ちゃんは、それでもいいって、思ったんだね。
だから私は、美希ちゃんにアドバイスをしました。
雪歩の日記16
あのアドバイスを、美希ちゃんはさっそく実行したみたいです。
気が■■ているとしか思えません。
でもふたりは、とっても幸せそう。
なんだか、おかしくて……私は、自分が馬鹿みたいで、
笑いがこぼれてきちゃいます。ふふ、ふふ。
199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 07:34:06.61 :Dq36Kpp40
雪歩の日記17
プロデューサーの様子が、変……。
なんだか、いつもイライラしているみたい。
なにかあったのかな。
雪歩の日記18
ゼッタイ変です! もう、間違いありません!
私は誰よりもプロデューサーのことを見てきたから、
私にはわかりますぅ!
雪歩の日記17
プロデューサーの様子が、変……。
なんだか、いつもイライラしているみたい。
なにかあったのかな。
雪歩の日記18
ゼッタイ変です! もう、間違いありません!
私は誰よりもプロデューサーのことを見てきたから、
私にはわかりますぅ!
202:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 07:37:27.86 :Dq36Kpp40
雪歩の日記19
……難しい本を読んで、ちょっとだけ頭が痛いです。
でも、わかりました。
プロデューサーは今、「アイドル経血中毒」という病気になっているんですね。
雪歩の日記20
プロデューサー、苦しそう……。
でも、仕方ないよね。自業自得だもん。
……。
今なら、もしかして……。
雪歩の日記19
……難しい本を読んで、ちょっとだけ頭が痛いです。
でも、わかりました。
プロデューサーは今、「アイドル経血中毒」という病気になっているんですね。
雪歩の日記20
プロデューサー、苦しそう……。
でも、仕方ないよね。自業自得だもん。
……。
今なら、もしかして……。
204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 07:43:39.42 :Dq36Kpp40
雪歩の日記21
えへ、えへへ。
えへへへ……!
こんなにうまくいくなんて……
もう、おかしくって、おかしくって、
今でも笑いが止まりません!
プロデューサーは、私の使用済みナプキンを、お口いっぱいに頬張っていました!
美味しそうに食べて、飲み込んで……とっても気色悪かったですぅ!
あんなプロデューサーを見たら、
美希ちゃんが経血を飲ませるのに夢中になるのも、納得です。
えへへ、でもプロデューサー、アイドルなら、誰でもいいんですね!
美希ちゃん、かわいそうですぅ!
雪歩の日記21
えへ、えへへ。
えへへへ……!
こんなにうまくいくなんて……
もう、おかしくって、おかしくって、
今でも笑いが止まりません!
プロデューサーは、私の使用済みナプキンを、お口いっぱいに頬張っていました!
美味しそうに食べて、飲み込んで……とっても気色悪かったですぅ!
あんなプロデューサーを見たら、
美希ちゃんが経血を飲ませるのに夢中になるのも、納得です。
えへへ、でもプロデューサー、アイドルなら、誰でもいいんですね!
美希ちゃん、かわいそうですぅ!
205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 07:49:04.80 :Dq36Kpp40
雪歩の日記22
美希ちゃん美希ちゃん美希ちゃん
美希ちゃん美希ちゃん美希ちゃん
美希ちゃん美希ちゃん美希ちゃん
なんで?
なんであんなに幸せそうなの?
「愛しているよ、美希」
って言われて、嬉しくなっちゃったのかな?
でもプロデューサー、アイドルなら誰でもいいんだよ?
それに、病気なんだよ?
それなのに、それも知らずに、何も考えずに幸せになるなんて、
それって本当に、プロデューサーのこと、好きなのかな?
「愛しているよ、雪歩」
書いてみただけです。特に意味はありません。
美希ちゃん美希ちゃん美希ちゃん美希ちゃん美希ちゃん美希ちゃん
美希ちゃん美希ちゃん美希ちゃん美希ちゃん美希ちゃん美希ちゃん……
雪歩の日記22
美希ちゃん美希ちゃん美希ちゃん
美希ちゃん美希ちゃん美希ちゃん
美希ちゃん美希ちゃん美希ちゃん
なんで?
なんであんなに幸せそうなの?
「愛しているよ、美希」
って言われて、嬉しくなっちゃったのかな?
でもプロデューサー、アイドルなら誰でもいいんだよ?
それに、病気なんだよ?
それなのに、それも知らずに、何も考えずに幸せになるなんて、
それって本当に、プロデューサーのこと、好きなのかな?
「愛しているよ、雪歩」
書いてみただけです。特に意味はありません。
美希ちゃん美希ちゃん美希ちゃん美希ちゃん美希ちゃん美希ちゃん
美希ちゃん美希ちゃん美希ちゃん美希ちゃん美希ちゃん美希ちゃん……
208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 07:54:59.19 :Dq36Kpp40
雪歩の日記23
プロデューサーが、美希ちゃんの担当から外れて、
実家に帰っていきました。
美希ちゃんには、最後に、
「もう美希の経血を飲むのはやめる」
と言っていました。でもそれだけで、
美希ちゃんには、ゼンブ、伝わったみたいです。
泣いている美希ちゃんを見ていると、
私までとっても悲しくなってきて、泣きたくなっちゃいます。
えへへ、本当のことを言うと、実際、泣いちゃいましたけど……。
でも美希ちゃんは、
「なんで笑ってるの?」
って私に言いました。おかしいな、どうしてそんな風に見えたんだろう?
雪歩の日記23
プロデューサーが、美希ちゃんの担当から外れて、
実家に帰っていきました。
美希ちゃんには、最後に、
「もう美希の経血を飲むのはやめる」
と言っていました。でもそれだけで、
美希ちゃんには、ゼンブ、伝わったみたいです。
泣いている美希ちゃんを見ていると、
私までとっても悲しくなってきて、泣きたくなっちゃいます。
えへへ、本当のことを言うと、実際、泣いちゃいましたけど……。
でも美希ちゃんは、
「なんで笑ってるの?」
って私に言いました。おかしいな、どうしてそんな風に見えたんだろう?
209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 07:58:51.71 :Dq36Kpp40
雪歩の日記24
これから私は、プロデューサーの実家に行きます。
粗相の無いようにしないといけませんね。
雪歩の日記25
電車に揺られながら、今この日記を書いています。
なんでも、プロデューサーの病気の治療には、
ランクE以下のアイドルの経血を毎日少量摂ることが必要らしいのです。
毎日レッスンとお茶を出すことしかしていなかった私には、ぴったりですね!
雪歩の日記24
これから私は、プロデューサーの実家に行きます。
粗相の無いようにしないといけませんね。
雪歩の日記25
電車に揺られながら、今この日記を書いています。
なんでも、プロデューサーの病気の治療には、
ランクE以下のアイドルの経血を毎日少量摂ることが必要らしいのです。
毎日レッスンとお茶を出すことしかしていなかった私には、ぴったりですね!
211:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 08:07:46.97 :Dq36Kpp40
雪歩の日記25(続き)
一度中毒になってしまった以上、プロデューサーは今この瞬間も、
アイドルの経血を欲しているらしいです。
経血を飲ませてもいいのかな、と思いましたけど、低ランクのアイドルの経血なら、
それほど脳には悪影響がないみたいで……。
『何かの液体』に少量の経血を混ぜて、毎日飲ませると、
その『何かの液体』を飲むと、経血を飲んだときと同じように、心がリラックス……?
うう、こんがらがっちゃいました。
とにかく、こういうことらしいです!
私の経血をお茶に混ぜて、毎日プロデューサーに飲ませれば、
プロデューサーはそのうち、お茶だけで満足するように……なる、みたい。
雪歩の日記25(続き)
一度中毒になってしまった以上、プロデューサーは今この瞬間も、
アイドルの経血を欲しているらしいです。
経血を飲ませてもいいのかな、と思いましたけど、低ランクのアイドルの経血なら、
それほど脳には悪影響がないみたいで……。
『何かの液体』に少量の経血を混ぜて、毎日飲ませると、
その『何かの液体』を飲むと、経血を飲んだときと同じように、心がリラックス……?
うう、こんがらがっちゃいました。
とにかく、こういうことらしいです!
私の経血をお茶に混ぜて、毎日プロデューサーに飲ませれば、
プロデューサーはそのうち、お茶だけで満足するように……なる、みたい。
213:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 08:13:18.61 :Dq36Kpp40
雪歩の日記26
「はい、朝のお茶ですよ」
「ありがとう、いただくよ」
こんなやり取りも、もう慣れたものです。
まるで長年連れ添った夫婦みたいですね! えへへ……。
プロデューサーの実家にお邪魔して、一ヶ月が経ちました。
プロデューサーは最初は困惑していましたけど、
今ではすっかり、私の存在を受け入れてくれました。
……何も、してはきませんけど。
別に期待なんてしてないから、いいんですぅ。
雪歩の日記26
「はい、朝のお茶ですよ」
「ありがとう、いただくよ」
こんなやり取りも、もう慣れたものです。
まるで長年連れ添った夫婦みたいですね! えへへ……。
プロデューサーの実家にお邪魔して、一ヶ月が経ちました。
プロデューサーは最初は困惑していましたけど、
今ではすっかり、私の存在を受け入れてくれました。
……何も、してはきませんけど。
別に期待なんてしてないから、いいんですぅ。
214:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 08:18:22.73 :Dq36Kpp40
雪歩の日記27
プロデューサーのご実家では、野菜を育てていました。
穴掘りで磨いた私の腕の見せ所……と思ったけど、
畑を耕したりするのは機械がやっちゃうみたいです。
ちょっと残念……。
普段のプロデューサーは、部屋でお医者さんから渡されてたというビデオを見ています。
そして時々、本を読んだり、野菜の収穫を手伝ったり。
そんな風な、のんびりとした生活が、ここでは行われています。
こういうの、幸せっていうんですね……。
雪歩の日記28
幸せって、すぐに壊れちゃうんですね。
あーあ、ちょっと残念……。
雪歩の日記27
プロデューサーのご実家では、野菜を育てていました。
穴掘りで磨いた私の腕の見せ所……と思ったけど、
畑を耕したりするのは機械がやっちゃうみたいです。
ちょっと残念……。
普段のプロデューサーは、部屋でお医者さんから渡されてたというビデオを見ています。
そして時々、本を読んだり、野菜の収穫を手伝ったり。
そんな風な、のんびりとした生活が、ここでは行われています。
こういうの、幸せっていうんですね……。
雪歩の日記28
幸せって、すぐに壊れちゃうんですね。
あーあ、ちょっと残念……。
216:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 08:23:19.29 :Dq36Kpp40
雪歩の日記29
プロデューサーのご実家にお邪魔して、半年。
うまくいけば、あと一年くらいでプロデューサーは完治するという話だったのに。
美希ちゃんが、やってきてしまったんです。
雪歩の日記29(続き)
「なんできたの?」と聞いたら、
「ミキも、低ランクになったから」って、おかしなことを言いました。
どうやら美希ちゃん、ずっとお仕事をサボって、
人気を落としちゃったみたい。
「わざと?」と聞いたら、
「うん」って、またまたおかしなことを言っていました。
え?
本当に……気が■■■るとしか、思えません。
プロデューサーがなんのために、ここにいると思ってるの?
雪歩の日記29
プロデューサーのご実家にお邪魔して、半年。
うまくいけば、あと一年くらいでプロデューサーは完治するという話だったのに。
美希ちゃんが、やってきてしまったんです。
雪歩の日記29(続き)
「なんできたの?」と聞いたら、
「ミキも、低ランクになったから」って、おかしなことを言いました。
どうやら美希ちゃん、ずっとお仕事をサボって、
人気を落としちゃったみたい。
「わざと?」と聞いたら、
「うん」って、またまたおかしなことを言っていました。
え?
本当に……気が■■■るとしか、思えません。
プロデューサーがなんのために、ここにいると思ってるの?
217:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 08:33:09.81 :Dq36Kpp40
雪歩の日記30
「帰って」と言っても、美希ちゃんは聞いてくれませんでした。
「プロデューサーのことを一番好きなのは、私だよ?」って、
当たり前のことを言ったら、鼻で笑ってきました。
「そこまで言うなら、一回だけでいいの」
と、美希ちゃんは言いました。
「一回だけ、雪歩の血の代わりに、ミキの血をハニーに飲ませて。
それでハニーが、ミキのだって気付かなかったら、そうしたらミキはもう帰るから」
ハニーハニーうるさいな、って思ったから、私はその案にOKを出しました。
今から、プロデューサーにそれを渡しに行きます。
でも、経血の味の違いなんて、わかるはずありません。
本当に……美希ちゃんってば、馬鹿みたい。
今行きますね、プロデューサー。
(……日記はここで終わっている)
雪歩の日記30
「帰って」と言っても、美希ちゃんは聞いてくれませんでした。
「プロデューサーのことを一番好きなのは、私だよ?」って、
当たり前のことを言ったら、鼻で笑ってきました。
「そこまで言うなら、一回だけでいいの」
と、美希ちゃんは言いました。
「一回だけ、雪歩の血の代わりに、ミキの血をハニーに飲ませて。
それでハニーが、ミキのだって気付かなかったら、そうしたらミキはもう帰るから」
ハニーハニーうるさいな、って思ったから、私はその案にOKを出しました。
今から、プロデューサーにそれを渡しに行きます。
でも、経血の味の違いなんて、わかるはずありません。
本当に……美希ちゃんってば、馬鹿みたい。
今行きますね、プロデューサー。
(……日記はここで終わっている)
218:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 08:37:46.56 :Dq36Kpp40
──────
────
──
P「……なぁ、雪歩。もっとないのか? 美希の経血」
雪歩「……えへへ、プロデューサー。何を言っているんですか?
これは経血じゃなくて、お茶ですよ?」
P「あ、ああ……そうだったな、ハハ」
P「は、はは……」
P「……なぁ……美希、来てるんだろ?」
雪歩「……」
P「……雪歩」
雪歩「えへへ……」
──────
────
──
P「……なぁ、雪歩。もっとないのか? 美希の経血」
雪歩「……えへへ、プロデューサー。何を言っているんですか?
これは経血じゃなくて、お茶ですよ?」
P「あ、ああ……そうだったな、ハハ」
P「は、はは……」
P「……なぁ……美希、来てるんだろ?」
雪歩「……」
P「……雪歩」
雪歩「えへへ……」
221:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 08:43:42.00 :Dq36Kpp40
雪歩「やっぱり……どこに行っても、何があっても、
プロデューサーにとって、美希ちゃんは特別なんですね」
P「当然だ。だって美希は、俺にとって……」
雪歩「大切な、アイドル?」
P「……違う」
P「愛する人だ」
雪歩「……」
雪歩「……そう、ですか……」
雪歩「えへへ……やっぱり、妬けちゃうなぁ……」
ポロッポロ……
P「……」
雪歩「……さようなら、プロデューサー」
雪歩「生まれ変わったら、私のことも、きっと……プロデュースしてくださいね?」
P「え────」
雪歩「やっぱり……どこに行っても、何があっても、
プロデューサーにとって、美希ちゃんは特別なんですね」
P「当然だ。だって美希は、俺にとって……」
雪歩「大切な、アイドル?」
P「……違う」
P「愛する人だ」
雪歩「……」
雪歩「……そう、ですか……」
雪歩「えへへ……やっぱり、妬けちゃうなぁ……」
ポロッポロ……
P「……」
雪歩「……さようなら、プロデューサー」
雪歩「生まれ変わったら、私のことも、きっと……プロデュースしてくださいね?」
P「え────」
222:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 08:44:43.05 :Dq36Kpp40
美希「待って!!」
美希「待って!!」
223:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 08:49:35.35 :Dq36Kpp40
雪歩「美希、ちゃん……?」
美希「そのスコップ、おろして」
雪歩「なんで、いるの?」
美希「あはっ☆ そんなの……」
美希「ハニーを信じてたからに、決まってるの」
雪歩「……」
カラン……
雪歩「馬鹿みたいだったのは……、最初から最後まで、私……」
美希「……」
雪歩「……プロデューサー」
P「……」
雪歩「さようなら……」
P「……ああ。さようなら、雪歩」
P「今まで、本当に……、ありがとう」
雪歩「美希、ちゃん……?」
美希「そのスコップ、おろして」
雪歩「なんで、いるの?」
美希「あはっ☆ そんなの……」
美希「ハニーを信じてたからに、決まってるの」
雪歩「……」
カラン……
雪歩「馬鹿みたいだったのは……、最初から最後まで、私……」
美希「……」
雪歩「……プロデューサー」
P「……」
雪歩「さようなら……」
P「……ああ。さようなら、雪歩」
P「今まで、本当に……、ありがとう」
227:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 08:56:14.40 :Dq36Kpp40
美希「……ね、ハニー」
P「ん?」
美希「ミキ、人気ゼンゼンなくなっちゃったんだ……」
P「……そっか」
美希「怒んないの?」
P「怒るわけないだろ」
美希「なんで? ハニーといっしょに、ガンバってきたのに……
ゼンブ、無しになっちゃったんだよ?」
P「そんなの、すぐに取り返せるさ。俺の病気が治れば、何度だって」
美希「……」
P「それに……」
P「俺が大好きなのは、愛しているのは、アイドルの星井美希じゃない。
今、ここにいる……ただの、美希だからな!」
美希「……うん!」
美希「……ね、ハニー」
P「ん?」
美希「ミキ、人気ゼンゼンなくなっちゃったんだ……」
P「……そっか」
美希「怒んないの?」
P「怒るわけないだろ」
美希「なんで? ハニーといっしょに、ガンバってきたのに……
ゼンブ、無しになっちゃったんだよ?」
P「そんなの、すぐに取り返せるさ。俺の病気が治れば、何度だって」
美希「……」
P「それに……」
P「俺が大好きなのは、愛しているのは、アイドルの星井美希じゃない。
今、ここにいる……ただの、美希だからな!」
美希「……うん!」
229:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 09:03:09.78 :Dq36Kpp40
P(美希が低ランクアイドルになったらしいけど、果たしてそうなったところで、
今の美希の経血は俺の病気には効果があるんだろうか?)
P(それに、美希は……、自分の家になんて言って、ここにきたんだ?)
P(……聞きたいこと、わからないことは、たくさんある)
P(でも……)
美希「ねぇねぇハニー!」
P「ん?」
美希「えへへ……だーいすきなの!」
P「……ああ! 俺もだよ、美希!」
P(でも、そこにキミがいれば……)
P(未来は、きっとうまくいく。これからも、ずっと……!)
終わり
P(美希が低ランクアイドルになったらしいけど、果たしてそうなったところで、
今の美希の経血は俺の病気には効果があるんだろうか?)
P(それに、美希は……、自分の家になんて言って、ここにきたんだ?)
P(……聞きたいこと、わからないことは、たくさんある)
P(でも……)
美希「ねぇねぇハニー!」
P「ん?」
美希「えへへ……だーいすきなの!」
P「……ああ! 俺もだよ、美希!」
P(でも、そこにキミがいれば……)
P(未来は、きっとうまくいく。これからも、ずっと……!)
終わり
230:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 09:03:51.15 :tktg2TVo0
意味がわかりません
232:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 09:05:21.36 :Dq36Kpp40
意味なんてないよ 矛盾はかなりあると思うけど気にしないでください
読んでくれた方ありがとうございました
意味なんてないよ 矛盾はかなりあると思うけど気にしないでください
読んでくれた方ありがとうございました
237: 忍法帖【Lv=12,xxxPT】(1+0:15) :2013/03/23(土) 09:10:34.53 :YL8f5p6t0
いままでにない最高の乙を
239:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 09:11:22.69 :OBxqrtaR0
>>3から広げたと思えば十分だ
246:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 09:33:24.50 :LxQhL/nm0
乙だけど複雑だわ
255:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 11:31:48.29 :d3KoMEtB0
すげぇ……
257:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 11:34:09.76 :+XAlsMhi0
>>3の題材を投げられてよくこんだけ出来たなオイ
乙
乙
262:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/23(土) 12:38:26.16 :CeGFhrVc0
ζ*'ヮ')ζ<いいはなしだなー
コメント
この作者間違いなく天才か基地外かの極にいるぞ
時々こんな凄い人が出てくるから安価と分かっていても読んでしまう。
やっぱり、Pとミキなんだなと再認しました。
何か割りとストーリー性と感動があるそれなりにイイ話で終わったぞ…
ぶっちゃけ面白かったです、はい
なんでこんなに絶賛コメントが多いんだw一体何があったんだw
最後まで読んでみた方がいいのか?
安価でここまで話膨らませられるとか、恐ろしいほどの文章力だな
ちゃんと推敲しても、これだけ書ける人はそうはいないんじゃないか
でも、世の中いろんな趣向を持つ人が居るのでこんな人が居ても不思議はないかも。
・・・ほら、あなたの傍のあの人が?
なにこれすごい
これはあれだな、予め書いてストックしておいた経血純愛ラブストーリーだろ
普段からこんなのいっぱい書いてるんだろ!
いい意味でも悪い意味でも
内容にかなりえづいたが、やはり素晴らしい作品だと思う
美希にはやっぱり幸せが一番