1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/18(土) 09:49:06.29 :B5aA/+t40
サシャ「…………はい?」
エレン「俺の彼女になってくれ」
サシャ「あの、エレン?冗談……ですよね?からかってるんですよね?」
エレン「そんなわけねぇだろ。俺は本気だ」
サシャ「……私、エレンはミカサのことが好きなんだと思ってました」
エレン「俺が愛しているのはお前だ。ミカサじゃない」
サシャ「エレン……」
エレン「できれば今ここで返事を聞きたいんだが、いいか?」
サシャ「は、はい。答えはでてるので、それをエレンに伝えればいいだけなんですけど……き、緊張しますね」
サシャ「えっと…………わ、私もエレンのことがずっと好きでした。私をあなたの彼女にしてください!!」
エレン「……すまん」
サシャ「え?」
エレン「俺、サシャとは付き合えない。片想いしてる人がいるんだ。本当にごめんな……」
サシャ「えぇっ!?」
サシャ「…………はい?」
エレン「俺の彼女になってくれ」
サシャ「あの、エレン?冗談……ですよね?からかってるんですよね?」
エレン「そんなわけねぇだろ。俺は本気だ」
サシャ「……私、エレンはミカサのことが好きなんだと思ってました」
エレン「俺が愛しているのはお前だ。ミカサじゃない」
サシャ「エレン……」
エレン「できれば今ここで返事を聞きたいんだが、いいか?」
サシャ「は、はい。答えはでてるので、それをエレンに伝えればいいだけなんですけど……き、緊張しますね」
サシャ「えっと…………わ、私もエレンのことがずっと好きでした。私をあなたの彼女にしてください!!」
エレン「……すまん」
サシャ「え?」
エレン「俺、サシャとは付き合えない。片想いしてる人がいるんだ。本当にごめんな……」
サシャ「えぇっ!?」
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/18(土) 09:55:36.18 :B5aA/+t40
エレン「サシャの気持ちは素直に嬉しいぞ。お前可愛いし、わりと気も合うから、実際に付き合えば楽しいだろうとは思う」
エレン「でもな、俺は自分に嘘をつきたくねぇ。だから……」
サシャ「ちょ、ちょっとエレン!」
エレン「ん?どうした?」
サシャ「あのー、一応確認しておきますけど……エレンが私に告白してきたんですよね!?」
エレン「おう」
サシャ「ほっ……そ、そうですよね、私の記憶違いかと思っちゃいました」
エレン「なんなら、もう一回いってやろうか?」
サシャ「えっ?いいんですか!?お願いします!」
エレン「サシャが好きだ。付き合ってくれ」
サシャ「はい!私たち、今日からカップルですね!」
エレン「それは無理」
サシャ「!?!?!?」
エレン「サシャの気持ちは素直に嬉しいぞ。お前可愛いし、わりと気も合うから、実際に付き合えば楽しいだろうとは思う」
エレン「でもな、俺は自分に嘘をつきたくねぇ。だから……」
サシャ「ちょ、ちょっとエレン!」
エレン「ん?どうした?」
サシャ「あのー、一応確認しておきますけど……エレンが私に告白してきたんですよね!?」
エレン「おう」
サシャ「ほっ……そ、そうですよね、私の記憶違いかと思っちゃいました」
エレン「なんなら、もう一回いってやろうか?」
サシャ「えっ?いいんですか!?お願いします!」
エレン「サシャが好きだ。付き合ってくれ」
サシャ「はい!私たち、今日からカップルですね!」
エレン「それは無理」
サシャ「!?!?!?」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/18(土) 09:58:10.22 :B5aA/+t40
サシャ「……」
エレン「なに拗ねてんだよ」
サシャ「エレンが乙女の純情を持て余したりするから……」
エレン「待て余してはないだろ」
サシャ「嘘の告白なんて、ちょっと度が過ぎてると思います!さすがに私も憤りを隠しきれません!!」
エレン「そんなに怒るようなことか?軽めのイェーガージョークだろ」
サシャ「ばか!!エレンは大馬鹿です!!」
エレン(馬鹿に馬鹿って言われた…………)
サシャ「……それで、他に好きな人がいるっていうのは本当なんですか?」
エレン「あ?」
サシャ「さっき自分でそういったじゃないですか!!片想いしてるって!」
エレン「あー、片想いの相手か。それは本当にいるぞ」
サシャ「そ、それは一体誰なんです!?」
エレン「キース教官だ」
サシャ「」
サシャ「……」
エレン「なに拗ねてんだよ」
サシャ「エレンが乙女の純情を持て余したりするから……」
エレン「待て余してはないだろ」
サシャ「嘘の告白なんて、ちょっと度が過ぎてると思います!さすがに私も憤りを隠しきれません!!」
エレン「そんなに怒るようなことか?軽めのイェーガージョークだろ」
サシャ「ばか!!エレンは大馬鹿です!!」
エレン(馬鹿に馬鹿って言われた…………)
サシャ「……それで、他に好きな人がいるっていうのは本当なんですか?」
エレン「あ?」
サシャ「さっき自分でそういったじゃないですか!!片想いしてるって!」
エレン「あー、片想いの相手か。それは本当にいるぞ」
サシャ「そ、それは一体誰なんです!?」
エレン「キース教官だ」
サシャ「」
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/18(土) 10:02:30.98 :B5aA/+t40
エレン「はは、意外だろ?」
サシャ「い、いまのは重めのイェーガージョークですよね?」
エレン「……」
サシャ「エ、エレン?どうして黙るんですか?」
エレン「……なぁ、サシャ」
サシャ「はい?」
エレン「やっぱり、訓練兵が教官を好きになっちゃいけねぇのか?」
サシャ「そんなことはないと思いますけど……」
エレン「だよな!!」
サシャ「で、でも、男性が男性を好きになるのはちょっとおかしいというか、エレンにはそうあってほしくないというか……チャンスが無くなってしまいますし……」
エレン「可愛い……」
サシャ「え?」
エレン「ん?」
エレン「はは、意外だろ?」
サシャ「い、いまのは重めのイェーガージョークですよね?」
エレン「……」
サシャ「エ、エレン?どうして黙るんですか?」
エレン「……なぁ、サシャ」
サシャ「はい?」
エレン「やっぱり、訓練兵が教官を好きになっちゃいけねぇのか?」
サシャ「そんなことはないと思いますけど……」
エレン「だよな!!」
サシャ「で、でも、男性が男性を好きになるのはちょっとおかしいというか、エレンにはそうあってほしくないというか……チャンスが無くなってしまいますし……」
エレン「可愛い……」
サシャ「え?」
エレン「ん?」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/18(土) 10:06:37.21 :B5aA/+t40
サシャ「い、いま、可愛いって……」
エレン「は、はぁ?んなこといってねぇよ!」
サシャ「いいえ、言いました!ボソッと言いました!!絶対言いました!!!」
エレン「くっ、俺としたことが……!」
サシャ「あ、あの……」
エレン「な、なんだよ?」
サシャ「ぐ、具体的にどういうところを可愛いと感じるのか教えてもらえませんか?」
エレン「え?そ、そうだな、意外に乙女なところとか?」
サシャ「乙女……」
エレン「あとは……髪型も好みだな」
サシャ「髪型!?エレンってハゲ頭が好みなんですか!?」
エレン「なんでだよ!!!!」
サシャ「い、いま、可愛いって……」
エレン「は、はぁ?んなこといってねぇよ!」
サシャ「いいえ、言いました!ボソッと言いました!!絶対言いました!!!」
エレン「くっ、俺としたことが……!」
サシャ「あ、あの……」
エレン「な、なんだよ?」
サシャ「ぐ、具体的にどういうところを可愛いと感じるのか教えてもらえませんか?」
エレン「え?そ、そうだな、意外に乙女なところとか?」
サシャ「乙女……」
エレン「あとは……髪型も好みだな」
サシャ「髪型!?エレンってハゲ頭が好みなんですか!?」
エレン「なんでだよ!!!!」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/18(土) 10:12:39.11 :B5aA/+t40
サシャ「あ、ハゲ頭じゃなくて、スキンヘッドでしたね……すいません」
エレン「いや、言い方は別にどうでもいいんだよ。俺が文句をいいたいのはそこじゃねぇんだ」
サシャ「わかりました、私も髪を剃ればいいんですね?」
エレン「おいやめろ、想像しちまっただろうが」
サシャ「じゃあ、私はどうすれば?」
エレン「髪型を変えたいんなら、ちょっと髪下ろしてみろよ」
サシャ「? こうですか?」
エレン「可愛い……」
サシャ「え?」
エレン「ん?」
サシャ「あ、ハゲ頭じゃなくて、スキンヘッドでしたね……すいません」
エレン「いや、言い方は別にどうでもいいんだよ。俺が文句をいいたいのはそこじゃねぇんだ」
サシャ「わかりました、私も髪を剃ればいいんですね?」
エレン「おいやめろ、想像しちまっただろうが」
サシャ「じゃあ、私はどうすれば?」
エレン「髪型を変えたいんなら、ちょっと髪下ろしてみろよ」
サシャ「? こうですか?」
エレン「可愛い……」
サシャ「え?」
エレン「ん?」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/18(土) 10:17:43.10 :B5aA/+t40
サシャ「また……可愛いって……」
エレン「げ、幻聴だ」
サシャ「い、いまのは教官じゃなくて、私に言ってくれたんですよね!?」
エレン「ち、ちげぇよ!教官のことを考えたらつい口に出ちまったんだ!」
サシャ「えぇ!?」
エレン「教官可愛いよな!ハゲだし、頭突きは強烈だし、いちいちうるせーし!!」
サシャ「貶してるようにしか聞こえませんよ!!好きな人をそんなふうに言うなんて酷いです!!」
エレン「だから、俺は別に」
サシャ「直してほしいところがあるのなら、本人に直接言うべきです!!」
エレン「まぁ、そうだけどよ」
サシャ「さっさと私の気持ちに気づいてください!ばかエレン!!」
エレン「直接言ってきた!?」
サシャ「また……可愛いって……」
エレン「げ、幻聴だ」
サシャ「い、いまのは教官じゃなくて、私に言ってくれたんですよね!?」
エレン「ち、ちげぇよ!教官のことを考えたらつい口に出ちまったんだ!」
サシャ「えぇ!?」
エレン「教官可愛いよな!ハゲだし、頭突きは強烈だし、いちいちうるせーし!!」
サシャ「貶してるようにしか聞こえませんよ!!好きな人をそんなふうに言うなんて酷いです!!」
エレン「だから、俺は別に」
サシャ「直してほしいところがあるのなら、本人に直接言うべきです!!」
エレン「まぁ、そうだけどよ」
サシャ「さっさと私の気持ちに気づいてください!ばかエレン!!」
エレン「直接言ってきた!?」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/18(土) 10:23:22.46 :B5aA/+t40
サシャ「え?教官は恋愛対象じゃないんですか?」
エレン「当然だろ?そんくらい察してくれ」
サシャ「エレンの言葉は嘘が多すぎて、もう何を信じていいのかわかりませんよ」
エレン「わかった、もうサシャに嘘はつかない」
サシャ「……本当ですか?」
エレン「……」
サシャ「目を逸らさないでください!」
エレン「だってよ、サシャと一緒にいると、どうしてもからかいたくなっちまうんだよ」
サシャ「もしかして、好きな女の子ほど意地悪してしまうってやつですか?反動形成でしたっけ?」
エレン「は?」
サシャ「ま、まさかエレンが私のことをそこまで好きだったなんて……」
エレン「そのへんにしておけよ」
サシャ「すいません……」
サシャ「え?教官は恋愛対象じゃないんですか?」
エレン「当然だろ?そんくらい察してくれ」
サシャ「エレンの言葉は嘘が多すぎて、もう何を信じていいのかわかりませんよ」
エレン「わかった、もうサシャに嘘はつかない」
サシャ「……本当ですか?」
エレン「……」
サシャ「目を逸らさないでください!」
エレン「だってよ、サシャと一緒にいると、どうしてもからかいたくなっちまうんだよ」
サシャ「もしかして、好きな女の子ほど意地悪してしまうってやつですか?反動形成でしたっけ?」
エレン「は?」
サシャ「ま、まさかエレンが私のことをそこまで好きだったなんて……」
エレン「そのへんにしておけよ」
サシャ「すいません……」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/18(土) 10:29:36.88 :B5aA/+t40
サシャ「そろそろ髪、結ってもいいですか?」
エレン「好きにしろよ」
サシャ「では……」
エレン「うん、やっぱりそっちのほうがいいな。見慣れてるからかもしれないけど」
サシャ「可愛いですか?」
エレン「教官よりはな」
サシャ「それは喜んでいいんでしょうか……微妙なところですね」
エレン「怒るとこだろ。おっさんと比較されたんだから」
サシャ「むむむ……では、エレンはどんな髪型が好きなんですか?スキンヘッド意外で!」
エレン「だからスキンヘッドは好きじゃねぇって!……まぁ、同期で挙げるならユミルかな」
サシャ「ユミルですか……ちょっと行ってきますね」
エレン「ユミルのとこにか?」
サシャ「はい!同じ髪型にしてもらいます!」
エレン「ほとんど一緒だろ……」
サシャ「そろそろ髪、結ってもいいですか?」
エレン「好きにしろよ」
サシャ「では……」
エレン「うん、やっぱりそっちのほうがいいな。見慣れてるからかもしれないけど」
サシャ「可愛いですか?」
エレン「教官よりはな」
サシャ「それは喜んでいいんでしょうか……微妙なところですね」
エレン「怒るとこだろ。おっさんと比較されたんだから」
サシャ「むむむ……では、エレンはどんな髪型が好きなんですか?スキンヘッド意外で!」
エレン「だからスキンヘッドは好きじゃねぇって!……まぁ、同期で挙げるならユミルかな」
サシャ「ユミルですか……ちょっと行ってきますね」
エレン「ユミルのとこにか?」
サシャ「はい!同じ髪型にしてもらいます!」
エレン「ほとんど一緒だろ……」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/18(土) 10:36:29.98 :B5aA/+t40
サシャ「ユミルー!」
ユミル「うっさいな、何?」
サシャ「私の髪をユミルと同じように結ってください!」
ユミル「やだよ、めんどくさい」
サシャ「そこをなんとか!お願いします!!」
ユミル「あんたが食べ物以外に執着するなんて珍しいね。必死になる理由をきかせなよ」
サシャ「エレンが好きだっていうから……」
ユミル「は?」
サシャ「エレンがユミルのことが好きだっていうから!!少しでも近づきたいんです!!」
ユミル「……はあああああああああああ!?」
サシャ「ユミルー!」
ユミル「うっさいな、何?」
サシャ「私の髪をユミルと同じように結ってください!」
ユミル「やだよ、めんどくさい」
サシャ「そこをなんとか!お願いします!!」
ユミル「あんたが食べ物以外に執着するなんて珍しいね。必死になる理由をきかせなよ」
サシャ「エレンが好きだっていうから……」
ユミル「は?」
サシャ「エレンがユミルのことが好きだっていうから!!少しでも近づきたいんです!!」
ユミル「……はあああああああああああ!?」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/18(土) 10:41:26.30 :B5aA/+t40
サシャ「よぉ……五年ぶりですね……」
エレン「五分も経ってねぇよ……」
ユミル「エレン」
エレン「おー、ユミル。なんか喋るの久しぶりだな。いつ以来だ?」
ユミル「さてね。そんなの一々覚えてるわけないだろ?対象がクリスタなら別だけど」
エレン「お前ってクリスタのことが好きなのか?」
ユミル「そうさ。誰よりも愛してる。だから、あんたの想いにも応えられない」
エレン「あ?どういうことだよ?」
ユミル「察しが悪いね、あんたとは付き合えないってことさ。私にはクリスタがいるからね」
ユミル「あぁ、心配しなくてもこの事は他のやつらに言いふらしたりしないから安心しな。じゃ、私は行くから」
ユミル「おっと、言い忘れたけど、振られた腹いせにクリスタに手を出したら殺すから」
エレン「」
サシャ「」
サシャ「よぉ……五年ぶりですね……」
エレン「五分も経ってねぇよ……」
ユミル「エレン」
エレン「おー、ユミル。なんか喋るの久しぶりだな。いつ以来だ?」
ユミル「さてね。そんなの一々覚えてるわけないだろ?対象がクリスタなら別だけど」
エレン「お前ってクリスタのことが好きなのか?」
ユミル「そうさ。誰よりも愛してる。だから、あんたの想いにも応えられない」
エレン「あ?どういうことだよ?」
ユミル「察しが悪いね、あんたとは付き合えないってことさ。私にはクリスタがいるからね」
ユミル「あぁ、心配しなくてもこの事は他のやつらに言いふらしたりしないから安心しな。じゃ、私は行くから」
ユミル「おっと、言い忘れたけど、振られた腹いせにクリスタに手を出したら殺すから」
エレン「」
サシャ「」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/18(土) 10:46:33.66 :B5aA/+t40
エレン「」
サシャ「エレン!!しっかりしてくださいっ!!」
エレン「……俺、振られた……よな」
サシャ「はい……」
エレン「……なんでだ?振られた理由がわかんねぇよ……」
サシャ「エレン……」
エレン「珍しくユミルが話しかけてきたと思ったら……くそ、なんか腹が立ってきたぜ」
サシャ「抑えてください!気持ちはわかりますけど……」
エレン「畜生!!クリスタに手が出せなくなっちまったじゃねぇか!!!」
サシャ「えぇっ!?そこが不満なんですか!?」
エレン「」
サシャ「エレン!!しっかりしてくださいっ!!」
エレン「……俺、振られた……よな」
サシャ「はい……」
エレン「……なんでだ?振られた理由がわかんねぇよ……」
サシャ「エレン……」
エレン「珍しくユミルが話しかけてきたと思ったら……くそ、なんか腹が立ってきたぜ」
サシャ「抑えてください!気持ちはわかりますけど……」
エレン「畜生!!クリスタに手が出せなくなっちまったじゃねぇか!!!」
サシャ「えぇっ!?そこが不満なんですか!?」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/18(土) 10:50:55.89 :B5aA/+t40
エレン「手を出す云々は冗談として、実際のところ、あの二人って付き合ってんのか?」
サシャ「気になるんですか?」
エレン「まぁな。俺、そういう情報あんま入ってこないし」
サシャ「そうですか……」
エレン「よせ。そんな目で俺をみるな」
エレン「で、どうなんだよ?」
サシャ「実は私も知りません」
エレン「この野郎……!俺と一緒じゃねぇか!!」
サシャ「私が知ってるのはハンナとフランツの関係くらいですね」
エレン「あのバカ夫婦のことを知らないやつのほうが珍しいだろ」
サシャ「あはは、確かにそうですね」
エレン「手を出す云々は冗談として、実際のところ、あの二人って付き合ってんのか?」
サシャ「気になるんですか?」
エレン「まぁな。俺、そういう情報あんま入ってこないし」
サシャ「そうですか……」
エレン「よせ。そんな目で俺をみるな」
エレン「で、どうなんだよ?」
サシャ「実は私も知りません」
エレン「この野郎……!俺と一緒じゃねぇか!!」
サシャ「私が知ってるのはハンナとフランツの関係くらいですね」
エレン「あのバカ夫婦のことを知らないやつのほうが珍しいだろ」
サシャ「あはは、確かにそうですね」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/18(土) 10:57:02.35 :B5aA/+t40
エレン「つーかお前、髪型変わってなくないか?」
サシャ「そうなんですよ!ユミルに頼んだんですけど、やってくれませんでした」
エレン「まぁ、元々似たようなもんだしな」
サシャ「確かにそうですね。…………あれ?」
エレン「どうした?」
サシャ「えっと、エレンはユミルの髪型が好みなんですよね?」
エレン「さっきそう言ったろ」
サシャ「で、私とユミルの髪型は似てるんですよね?」
エレン「ああ」
エレン「つーかお前、髪型変わってなくないか?」
サシャ「そうなんですよ!ユミルに頼んだんですけど、やってくれませんでした」
エレン「まぁ、元々似たようなもんだしな」
サシャ「確かにそうですね。…………あれ?」
エレン「どうした?」
サシャ「えっと、エレンはユミルの髪型が好みなんですよね?」
エレン「さっきそう言ったろ」
サシャ「で、私とユミルの髪型は似てるんですよね?」
エレン「ああ」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/18(土) 10:59:28.83 :B5aA/+t40
サシャ「……もしかして、私ってエレンの理想に合致してます?」
エレン「髪型はな」
サシャ「おお!やった!もう一つ可愛いと思うところがありましたよね?なんでしたっけ?」
エレン「意外と乙女」
サシャ「私って乙女ですか?」
エレン「俺に聞くなよ」
サシャ「私って乙女ですか?はい、乙女です」
サシャ「やった!やりましたよエレン!」
エレン「ちょっと待て」
サシャ「……もしかして、私ってエレンの理想に合致してます?」
エレン「髪型はな」
サシャ「おお!やった!もう一つ可愛いと思うところがありましたよね?なんでしたっけ?」
エレン「意外と乙女」
サシャ「私って乙女ですか?」
エレン「俺に聞くなよ」
サシャ「私って乙女ですか?はい、乙女です」
サシャ「やった!やりましたよエレン!」
エレン「ちょっと待て」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/18(土) 11:05:07.12 :B5aA/+t40
サシャ「これは……もしかして、もしかするかも!?」
エレン「一人で盛り上がるな」
サシャ「エレンって実は私のこと、結構好き……なんですか?」
エレン「お前、よくそういうこと口にできるよな」
サシャ「ここまできたら恥も外聞も知ったことではありません!」
エレン「……」
サシャ「エレン、どうですか?これでも私、さりげなくですけど想いを伝えてきたつもりです」
サシャ「エレンの気持ちが……知りたいです……」
サシャ「これは……もしかして、もしかするかも!?」
エレン「一人で盛り上がるな」
サシャ「エレンって実は私のこと、結構好き……なんですか?」
エレン「お前、よくそういうこと口にできるよな」
サシャ「ここまできたら恥も外聞も知ったことではありません!」
エレン「……」
サシャ「エレン、どうですか?これでも私、さりげなくですけど想いを伝えてきたつもりです」
サシャ「エレンの気持ちが……知りたいです……」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/18(土) 11:08:56.65 :B5aA/+t40
エレン「……正直にいっていいんだな?」
サシャ「は、はい!お願いします……」
エレン「……好きだ」
サシャ「……え?あ、あの、もう一度……」
エレン「サシャのこと好きだ。これでいいか?」
サシャ「……エレン!!!」ギュッ
エレン「うおっ!?な、なんだよ!?」
サシャ「交際を前提に結婚してください!!!」
エレン「嫌だ!!!」
サシャ「えええええええええっ!?!?」
エレン「……正直にいっていいんだな?」
サシャ「は、はい!お願いします……」
エレン「……好きだ」
サシャ「……え?あ、あの、もう一度……」
エレン「サシャのこと好きだ。これでいいか?」
サシャ「……エレン!!!」ギュッ
エレン「うおっ!?な、なんだよ!?」
サシャ「交際を前提に結婚してください!!!」
エレン「嫌だ!!!」
サシャ「えええええええええっ!?!?」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/18(土) 11:15:28.45 :B5aA/+t40
サシャ「ど、どうしてですか!?どうして嫌なんですか!?」
エレン「なんで交際を前提に結婚しなきゃいけないんだよ?おかしいだろ」
サシャ「いわれてみれば……普通は逆ですよね」
エレン「だろ?」
サシャ「すいませんでした、変なことをいって……」
エレン「ま、結婚だなんだって話はまだ先のことなんだし、いまは日々を有意義に過ごすことだけを考えようぜ。もちろん、二人でな」
サシャ「そ、そうですね!目指せ、バカ夫婦!」
エレン「目指したくねぇ……」
サシャ「またまたぁ。さ、行きますよ!」
エレン「どこにだよ?」
サシャ「ハンナとフランツのところにです。バカ夫婦の極意を直に学びましょう!」
エレン「一人で行け」
サシャ「そんなっ!?」
終わり
サシャ「ど、どうしてですか!?どうして嫌なんですか!?」
エレン「なんで交際を前提に結婚しなきゃいけないんだよ?おかしいだろ」
サシャ「いわれてみれば……普通は逆ですよね」
エレン「だろ?」
サシャ「すいませんでした、変なことをいって……」
エレン「ま、結婚だなんだって話はまだ先のことなんだし、いまは日々を有意義に過ごすことだけを考えようぜ。もちろん、二人でな」
サシャ「そ、そうですね!目指せ、バカ夫婦!」
エレン「目指したくねぇ……」
サシャ「またまたぁ。さ、行きますよ!」
エレン「どこにだよ?」
サシャ「ハンナとフランツのところにです。バカ夫婦の極意を直に学びましょう!」
エレン「一人で行け」
サシャ「そんなっ!?」
終わり
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/18(土) 11:16:10.70 :ckc9kCNX0
翻弄されるサシャ可愛い
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