1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/23(木) 22:07:36.64 :6WqDBTwtO
美希「いつもハニーのこと酷く言ってたくせに・・・」
伊織「わ、わたしは別に酷くなんて」
美希「嘘つき・・・最低なの!」
伊織「・・・あいつに相手にされなかったからって当たらないで欲しいわね」
美希「~~~っ!?」ベチッ
伊織「っ・・・」ヒリヒリ
美希「いつもハニーのこと酷く言ってたくせに・・・」
伊織「わ、わたしは別に酷くなんて」
美希「嘘つき・・・最低なの!」
伊織「・・・あいつに相手にされなかったからって当たらないで欲しいわね」
美希「~~~っ!?」ベチッ
伊織「っ・・・」ヒリヒリ
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/23(木) 22:08:25.48 :X6XXaKyM0
伊織「ちょっと!! おでこ叩かないでよ!!」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/23(木) 22:09:10.15 :xbQrvw1I0
>>4
ワロタ
ワロタ
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/23(木) 22:10:30.17 :6WqDBTwtO
あとは>>15にまかせた
あとは>>15にまかせた
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/23(木) 22:49:32.45 :kDX6LwrYP
伊織「痛っいわね! 何すんのよ!!」
美希「うるさいの!! デコちゃん……ううん、伊織なんてもう知らないの!!」
伊織「何よ! 図星だからって暴力? とんだヒステリー女ね! それじゃアイツどころか男なんて寄ってこないわよね!!」
美希「なっ!!?」
伊織「アンタなんてこっちから願い下げよ!! 二度と顔見せないでよね!!」
美希「っ~~! こ、こんのぉ!!!!」バッ
ガチャッ
P「只今戻りまし……」
パチン!
伊織「痛っ……アンタまた……!! ……あ」
美希「はぁ、はぁ……え?」
P「お、お前たち何やって……み、美希?」
美希「ぁ……ぅ……」
伊織「……う、うわああああん!!!」
伊織「痛っいわね! 何すんのよ!!」
美希「うるさいの!! デコちゃん……ううん、伊織なんてもう知らないの!!」
伊織「何よ! 図星だからって暴力? とんだヒステリー女ね! それじゃアイツどころか男なんて寄ってこないわよね!!」
美希「なっ!!?」
伊織「アンタなんてこっちから願い下げよ!! 二度と顔見せないでよね!!」
美希「っ~~! こ、こんのぉ!!!!」バッ
ガチャッ
P「只今戻りまし……」
パチン!
伊織「痛っ……アンタまた……!! ……あ」
美希「はぁ、はぁ……え?」
P「お、お前たち何やって……み、美希?」
美希「ぁ……ぅ……」
伊織「……う、うわああああん!!!」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/23(木) 22:53:35.38 :kDX6LwrYP
バッ
P「えっ? な、何? どうしたんだよ伊織……それに、美希」
伊織「アイツが、あいつが急に殴ってきたのよ……」
美希「ち、違うの……ハ、ニ……」
P「……美希?」
美希「違うの! ねぇ、ハニー信じて!!」
P「お、落ち着けって美希。それでも今……いや、何か理由があるんだろ? だから順に……」
伊織「私は、私はただ普通にしてただけなのよ? それなのに、ハニーがどうとかって急に……」
美希「そんなこと言ってないのっ!!!!」
伊織「言ったじゃない!! それで私のこと、急に!! う、うぁ……」ジワッ
美希「ま、またそうやって嘘泣きなんて、酷いの、ひどすぎるよぉ……う、うわああああああん!!!」
P「ちょ、ちょっと美希……? それに伊織も……」
伊織「ひどいのはどっちよぉ! う、うわああああああん!!」
P「あぁもう、これどうすりゃいいんだよ……」
バッ
P「えっ? な、何? どうしたんだよ伊織……それに、美希」
伊織「アイツが、あいつが急に殴ってきたのよ……」
美希「ち、違うの……ハ、ニ……」
P「……美希?」
美希「違うの! ねぇ、ハニー信じて!!」
P「お、落ち着けって美希。それでも今……いや、何か理由があるんだろ? だから順に……」
伊織「私は、私はただ普通にしてただけなのよ? それなのに、ハニーがどうとかって急に……」
美希「そんなこと言ってないのっ!!!!」
伊織「言ったじゃない!! それで私のこと、急に!! う、うぁ……」ジワッ
美希「ま、またそうやって嘘泣きなんて、酷いの、ひどすぎるよぉ……う、うわああああああん!!!」
P「ちょ、ちょっと美希……? それに伊織も……」
伊織「ひどいのはどっちよぉ! う、うわああああああん!!」
P「あぁもう、これどうすりゃいいんだよ……」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/23(木) 22:59:36.94 :kDX6LwrYP
P「……というわけでだ」
美希「ぐすっ……」
P「落ち着いたか?」
美希「……うん」
P「よしよし。伊織も待ってるし、順番とは言ったがある程度要点をだな」
ギュッ
P「え? み、美希?」
美希「やなの……あんな、伊織のところなんて行かなくていいの」
P「お、おい美希! 離れろって……」
美希「やだ!」
P「全くもう、どうしたらそうなるんだよ……お前ら別に仲悪くなかっただろ? しょっちゅう絡んでた気はするが」
美希「……あっちが悪いの」
P「わかったから。一旦離れてくれよ。それで、ゆっくり話してくれ、な?」
美希「……」コクッ
P「……というわけでだ」
美希「ぐすっ……」
P「落ち着いたか?」
美希「……うん」
P「よしよし。伊織も待ってるし、順番とは言ったがある程度要点をだな」
ギュッ
P「え? み、美希?」
美希「やなの……あんな、伊織のところなんて行かなくていいの」
P「お、おい美希! 離れろって……」
美希「やだ!」
P「全くもう、どうしたらそうなるんだよ……お前ら別に仲悪くなかっただろ? しょっちゅう絡んでた気はするが」
美希「……あっちが悪いの」
P「わかったから。一旦離れてくれよ。それで、ゆっくり話してくれ、な?」
美希「……」コクッ
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/23(木) 23:02:35.71 :kDX6LwrYP
ドンドン!ドンドンドン!!
P「ん?」
美希「だめっ!!」
P「は? ちょ、美希、離せって!」
伊織「いつまでやってるのよ!! ……え?」
P「ち、違うんだ伊織! これは美希が勝手にだな!!」
伊織「……通報する」
P「い、伊織!!?」
伊織「遅い!!」
P「そんなこと言ってもだな……美希の方を中断してこっちにくるの、相当手を焼いたんだからさ」
伊織「あんな奴放っておけばいいのよ……」
P「お前もそんな感じか……一体何があったっていうんだ」
伊織「だから言ったでしょ? アイツが先に手をだしたの!」
ドンドン!ドンドンドン!!
P「ん?」
美希「だめっ!!」
P「は? ちょ、美希、離せって!」
伊織「いつまでやってるのよ!! ……え?」
P「ち、違うんだ伊織! これは美希が勝手にだな!!」
伊織「……通報する」
P「い、伊織!!?」
伊織「遅い!!」
P「そんなこと言ってもだな……美希の方を中断してこっちにくるの、相当手を焼いたんだからさ」
伊織「あんな奴放っておけばいいのよ……」
P「お前もそんな感じか……一体何があったっていうんだ」
伊織「だから言ったでしょ? アイツが先に手をだしたの!」
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/23(木) 23:07:30.49 :kDX6LwrYP
P「まあ俺が入ってきたときにはそう見えたが……美希だって何もなくて殴らないだろ?」
伊織「……」
P「何か理由があったんじゃないのか?」
伊織「……ないわよ」
P「本当か?」
美希「嘘!!」
伊織「……」
P「み、美希……待ってろって言ったじゃないか」
美希「ミキが先に話してたのに、そこの人がハニーを盗ったの!!」
伊織「ふん、どっかの誰かさんの魅力が足りないから、の間違いでしょ?」
美希「……ねぇ、今なんて言ったの? きっとミキの聞き間違いだよね?」
伊織「さぁ? これは独り言だけど、ハニーハニー言ってても結局何もできない臆病者ってことでしょ?」
伊織「そんな奴が盗ったとか盗られたとか、おかしいったらないわよ。ね、アンタもそう思うで――」
バチン!!
美希「……サイテー、なの……もう、いいの」
P「まあ俺が入ってきたときにはそう見えたが……美希だって何もなくて殴らないだろ?」
伊織「……」
P「何か理由があったんじゃないのか?」
伊織「……ないわよ」
P「本当か?」
美希「嘘!!」
伊織「……」
P「み、美希……待ってろって言ったじゃないか」
美希「ミキが先に話してたのに、そこの人がハニーを盗ったの!!」
伊織「ふん、どっかの誰かさんの魅力が足りないから、の間違いでしょ?」
美希「……ねぇ、今なんて言ったの? きっとミキの聞き間違いだよね?」
伊織「さぁ? これは独り言だけど、ハニーハニー言ってても結局何もできない臆病者ってことでしょ?」
伊織「そんな奴が盗ったとか盗られたとか、おかしいったらないわよ。ね、アンタもそう思うで――」
バチン!!
美希「……サイテー、なの……もう、いいの」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/23(木) 23:12:11.59 :kDX6LwrYP
バタン
P「あ、おい美希!!」
伊織「あんな奴放っておきなさいよ。どうせすぐ帰って……」
P「……今のは言い過ぎだ、伊織。おい、美希!!」
バタン
伊織「……なによ」
美希「うぅ、ぐすっ……伊織のバカ、ハニーのばかぁ……」
P「おい、美希!!」
美希「ぁ……」ダッ
P「待っ!!」ガシッ
美希「は、離して!!」
P「お、おい」
美希「やだ、やなの!!」
P「いい加減にしろ!!」
バタン
P「あ、おい美希!!」
伊織「あんな奴放っておきなさいよ。どうせすぐ帰って……」
P「……今のは言い過ぎだ、伊織。おい、美希!!」
バタン
伊織「……なによ」
美希「うぅ、ぐすっ……伊織のバカ、ハニーのばかぁ……」
P「おい、美希!!」
美希「ぁ……」ダッ
P「待っ!!」ガシッ
美希「は、離して!!」
P「お、おい」
美希「やだ、やなの!!」
P「いい加減にしろ!!」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/23(木) 23:14:41.64 :kDX6LwrYP
美希「……」ビクッ
P「……とりあえずそこに行こう」
美希「……」
P「……」
美希「……ねぇ、”プロデューサー”」
P「え?」
美希「……もうミキ、アイドルやめちゃおっかな」
P「み、美希?」
美希「ううん、辞める。ごめんね、プロデューサー」
P「お、おい待てよ美希。まだ話は……」
美希「それじゃね、プロデューサー。また機会があったら、よろしく、なの!」
P「おい、美希」
美希「……」
P「美希!!!」
美希「……」ビクッ
P「……とりあえずそこに行こう」
美希「……」
P「……」
美希「……ねぇ、”プロデューサー”」
P「え?」
美希「……もうミキ、アイドルやめちゃおっかな」
P「み、美希?」
美希「ううん、辞める。ごめんね、プロデューサー」
P「お、おい待てよ美希。まだ話は……」
美希「それじゃね、プロデューサー。また機会があったら、よろしく、なの!」
P「おい、美希」
美希「……」
P「美希!!!」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/23(木) 23:19:11.36 :kDX6LwrYP
美希「……何?」
P「さっきから俺、お前たちの話を聞いてるだけで何もしゃべってないんだ」
美希「うん、ごめんね? でも、もうミキアイドル辞めるし」
P「おいおい、勝手すぎるだろ? 少しは話を聞いてくれよ」
美希「……でも」
P「確かにさっきの伊織は、言い過ぎだ」
美希「……」
P「たとえ知らない人達があんな風に喧嘩してたとしても、いい気分はしないよ。お前たちなら猶更だ」
美希「……全部、全部伊織が悪いの」
P「その前にさ、呼び方変えただろ?」
美希「……」
P「プロデューサー、なんてかっこつけちゃって。正直違和感だらけだぞ?」
美希「そ、そんなのじゃないの! ミキはただ……」
P「ただ、なんだ?」
美希「……」
美希「……何?」
P「さっきから俺、お前たちの話を聞いてるだけで何もしゃべってないんだ」
美希「うん、ごめんね? でも、もうミキアイドル辞めるし」
P「おいおい、勝手すぎるだろ? 少しは話を聞いてくれよ」
美希「……でも」
P「確かにさっきの伊織は、言い過ぎだ」
美希「……」
P「たとえ知らない人達があんな風に喧嘩してたとしても、いい気分はしないよ。お前たちなら猶更だ」
美希「……全部、全部伊織が悪いの」
P「その前にさ、呼び方変えただろ?」
美希「……」
P「プロデューサー、なんてかっこつけちゃって。正直違和感だらけだぞ?」
美希「そ、そんなのじゃないの! ミキはただ……」
P「ただ、なんだ?」
美希「……」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/23(木) 23:22:25.25 :kDX6LwrYP
P「いつもあれだけしゃべりまくってる美希、それに伊織も。それが今じゃすぐ黙りこくって」
P「何が原因かしらんが、よくないことだってのは俺にもわかる」
美希「……」
P「よしわかった、お前がそこまで辞めたいなら止めないよ」
美希「え?」
P「……でもそのかわり、条件がある」
美希「……何?」
P「伊織と仲直り、だ」
美希「……嫌」
P「どうしてだ」
美希「……もう、あんなの……」
P「それじゃあアイドルを続けてもらう。嫌だと言っても、毎日伊織と顔を合わせてもらう」
美希「……そんなの、伊織が嫌だって言うの」
P「それは俺がさせないさ。さぁ、どうする?」
美希「……」
P「いつもあれだけしゃべりまくってる美希、それに伊織も。それが今じゃすぐ黙りこくって」
P「何が原因かしらんが、よくないことだってのは俺にもわかる」
美希「……」
P「よしわかった、お前がそこまで辞めたいなら止めないよ」
美希「え?」
P「……でもそのかわり、条件がある」
美希「……何?」
P「伊織と仲直り、だ」
美希「……嫌」
P「どうしてだ」
美希「……もう、あんなの……」
P「それじゃあアイドルを続けてもらう。嫌だと言っても、毎日伊織と顔を合わせてもらう」
美希「……そんなの、伊織が嫌だって言うの」
P「それは俺がさせないさ。さぁ、どうする?」
美希「……」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/23(木) 23:26:23.61 :kDX6LwrYP
P「伊織も悪気があってあんなことを言うやつじゃない。それは美希だってわかってるはずだ」
美希「……」
P「でもお前が辞めたいっていうなら仕方ない。でも伊織の仕事に影響が出るのは非常に困るからな」
P「仲直りさえしてくれれば、後は好きにしてくれてかまわない」
美希「……」
ガチャッ
P「ただいま……あれ? 伊織?」
P「伊織~? おかしいな、さっきまで居たはずだが……」
美希「……」
P「……まさかアイツも。美希、すまないがここで待っててくれ」
P「あ、約束は守れよ! 勝手に逃げたりしても、俺は絶対探しだしてやるからな!!」
バタン
美希「……どうせなら、その方がいいかも」
美希「いるんでしょ、伊織」
P「伊織も悪気があってあんなことを言うやつじゃない。それは美希だってわかってるはずだ」
美希「……」
P「でもお前が辞めたいっていうなら仕方ない。でも伊織の仕事に影響が出るのは非常に困るからな」
P「仲直りさえしてくれれば、後は好きにしてくれてかまわない」
美希「……」
ガチャッ
P「ただいま……あれ? 伊織?」
P「伊織~? おかしいな、さっきまで居たはずだが……」
美希「……」
P「……まさかアイツも。美希、すまないがここで待っててくれ」
P「あ、約束は守れよ! 勝手に逃げたりしても、俺は絶対探しだしてやるからな!!」
バタン
美希「……どうせなら、その方がいいかも」
美希「いるんでしょ、伊織」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/23(木) 23:29:32.85 :kDX6LwrYP
伊織「……」
美希「ごめんね、伊織」
伊織「……」
美希「ミキ、アイドル辞めるから」
伊織「……逃げるの」
美希「うん、それでいいの」
伊織「……ふん」
美希「さみしかったりする?」
伊織「誰が……」
美希「そうだよね。ミキも同じ」
伊織「……だったら早く出ていきなさいよ」
美希「ミキもそうしたいけど、ハニー……プロデューサーが仲直りしなきゃ辞めさせないっていうから」
伊織「プロデューサー、なんて強がっちゃって。どうせまだ、想ってるんでしょ?」
美希「……ねぇ、これで仲直りしたよね?」
伊織「は? アンタ何言ってるの?」
伊織「……」
美希「ごめんね、伊織」
伊織「……」
美希「ミキ、アイドル辞めるから」
伊織「……逃げるの」
美希「うん、それでいいの」
伊織「……ふん」
美希「さみしかったりする?」
伊織「誰が……」
美希「そうだよね。ミキも同じ」
伊織「……だったら早く出ていきなさいよ」
美希「ミキもそうしたいけど、ハニー……プロデューサーが仲直りしなきゃ辞めさせないっていうから」
伊織「プロデューサー、なんて強がっちゃって。どうせまだ、想ってるんでしょ?」
美希「……ねぇ、これで仲直りしたよね?」
伊織「は? アンタ何言ってるの?」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/23(木) 23:32:01.68 :kDX6LwrYP
美希「ミキは早くやめたいの」
伊織「……なら仲直りなんてしないわよ」
美希「ねぇ」
伊織「……何よ」
美希「ごめんなさい、”いおりん”」
伊織「っ――!!」ゾクッ
美希「……バイバイ」
伊織「ま、待ちなさいよ!!」
美希「……」
伊織「そうやって逃げるの? 結局そうよね、逃げるのよね?」
美希「……」
伊織「私が取ってもいいわけ? プロデューサーのこと」
美希「うん」
伊織「……ふん、アンタなんて元々その程度だったってことね」
美希「ミキは早くやめたいの」
伊織「……なら仲直りなんてしないわよ」
美希「ねぇ」
伊織「……何よ」
美希「ごめんなさい、”いおりん”」
伊織「っ――!!」ゾクッ
美希「……バイバイ」
伊織「ま、待ちなさいよ!!」
美希「……」
伊織「そうやって逃げるの? 結局そうよね、逃げるのよね?」
美希「……」
伊織「私が取ってもいいわけ? プロデューサーのこと」
美希「うん」
伊織「……ふん、アンタなんて元々その程度だったってことね」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/23(木) 23:35:08.97 :kDX6LwrYP
美希「それで?」
伊織「だ、だから!!」
美希「ミキはもういいの。どっかの誰かさんと顔合わせるくらいなら」
伊織「な、何……」
美希「死んだ方がマシなの」
伊織「なっ!!? ぐ……く……」ジワッ
美希「もういいでしょ?」
伊織「う、うぅ……」
バタン
美希「……」
伊織「何なのよ、何なのよアイツ……」
伊織「……あ、れ?」
P「……随分時間がかかったな」
美希「それで?」
伊織「だ、だから!!」
美希「ミキはもういいの。どっかの誰かさんと顔合わせるくらいなら」
伊織「な、何……」
美希「死んだ方がマシなの」
伊織「なっ!!? ぐ……く……」ジワッ
美希「もういいでしょ?」
伊織「う、うぅ……」
バタン
美希「……」
伊織「何なのよ、何なのよアイツ……」
伊織「……あ、れ?」
P「……随分時間がかかったな」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/23(木) 23:38:27.12 :kDX6LwrYP
伊織「な、なんでアンタが……」
P「いや、伊織と美希を二人きりにして様子を……と思ったんだが。そううまくはいかないよな」
伊織「……アンタ、知ってて」
P「結局のところまだ理由を教えてもらってないんだ」
伊織「……」
P「このままじゃ美希、アイドル辞めるかもしれない」
伊織「いいじゃない、もう……アイツの勝手でしょ」
ガシッ
伊織「な、何するのよ」
P「本当にいいのか?」
伊織「な、何……?」
P「伊織は、美希が辞めても本当に後悔しないんだな?」
伊織「あ……いゃ……」
P「二度と美希とは会えなくなるかもしれない。それでも本当にいいんだな!!!!」
伊織「い、いや……あ、う、ぁ……ぐ、うぅ……」
―
伊織「な、なんでアンタが……」
P「いや、伊織と美希を二人きりにして様子を……と思ったんだが。そううまくはいかないよな」
伊織「……アンタ、知ってて」
P「結局のところまだ理由を教えてもらってないんだ」
伊織「……」
P「このままじゃ美希、アイドル辞めるかもしれない」
伊織「いいじゃない、もう……アイツの勝手でしょ」
ガシッ
伊織「な、何するのよ」
P「本当にいいのか?」
伊織「な、何……?」
P「伊織は、美希が辞めても本当に後悔しないんだな?」
伊織「あ……いゃ……」
P「二度と美希とは会えなくなるかもしれない。それでも本当にいいんだな!!!!」
伊織「い、いや……あ、う、ぁ……ぐ、うぅ……」
―
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/23(木) 23:43:44.54 :kDX6LwrYP
伊織(きっかけはいつもみたいな、アイツのちょっかい。その時は何とも思ってなかった)
美希「ねーねーデコちゃん」
伊織「デコちゃん言うな」
美希「こないだハニーとキスしてたでしょ?」
伊織「えぇ。……は?」
美希「え? 本当に?」
伊織「ちょ、ちょっと待ってよ!! それ一体いつの話!?」
美希「昨日、ここで二人が話してたときちょうど帰ってきたの。そしたら」
伊織「……」
伊織(そこで思い出した。昨日アイツと打ち合わせをしてるとき、急にアイツが顔を近づけてきたと思ったら)
『ん? いや、糸くずが付いてたからさ』
伊織(なんて言い放って。思わず飛びのいて、適当にあしらったけれど。それがキスだと勘違いされていたことが、余計恥ずかしくてつい)
伊織「……そ、そうね」
美希「えっ? ほ、本当なの……?」
伊織「えぇ、そうよ? 何か文句でもあるわけ?」
伊織(きっかけはいつもみたいな、アイツのちょっかい。その時は何とも思ってなかった)
美希「ねーねーデコちゃん」
伊織「デコちゃん言うな」
美希「こないだハニーとキスしてたでしょ?」
伊織「えぇ。……は?」
美希「え? 本当に?」
伊織「ちょ、ちょっと待ってよ!! それ一体いつの話!?」
美希「昨日、ここで二人が話してたときちょうど帰ってきたの。そしたら」
伊織「……」
伊織(そこで思い出した。昨日アイツと打ち合わせをしてるとき、急にアイツが顔を近づけてきたと思ったら)
『ん? いや、糸くずが付いてたからさ』
伊織(なんて言い放って。思わず飛びのいて、適当にあしらったけれど。それがキスだと勘違いされていたことが、余計恥ずかしくてつい)
伊織「……そ、そうね」
美希「えっ? ほ、本当なの……?」
伊織「えぇ、そうよ? 何か文句でもあるわけ?」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/23(木) 23:49:47.77 :kDX6LwrYP
美希「……い、いつから?」
伊織「えっ?」
美希「いつからなの!?」
伊織「あ、え、えっと……」
伊織(その後もいろんなことを聞かれて、全部適当に返して。嘘しかついてなかった。こんな嘘、誰も得しないのに)
伊織(得意そうにありもしないプロデューサーとのことを話す度に、美希の顔が暗くなってるのがわかってたのに)
伊織「……美希?」
美希「その、意外なの」
伊織「え?」
美希「デコちゃんって、ハニーのこと嫌いだって思ってたから」
伊織「そ、そうかしら」
美希「うん。でも、いいなぁ」
伊織「そ、そんなでもないわよ。正直、私だって好きで付き合ってるわけじゃないし」
美希「えっ?」
伊織(後ろめたさからつい繕ったつもりで放った言葉で、美希に追い打ちをかけてしまっていた)
美希「……い、いつから?」
伊織「えっ?」
美希「いつからなの!?」
伊織「あ、え、えっと……」
伊織(その後もいろんなことを聞かれて、全部適当に返して。嘘しかついてなかった。こんな嘘、誰も得しないのに)
伊織(得意そうにありもしないプロデューサーとのことを話す度に、美希の顔が暗くなってるのがわかってたのに)
伊織「……美希?」
美希「その、意外なの」
伊織「え?」
美希「デコちゃんって、ハニーのこと嫌いだって思ってたから」
伊織「そ、そうかしら」
美希「うん。でも、いいなぁ」
伊織「そ、そんなでもないわよ。正直、私だって好きで付き合ってるわけじゃないし」
美希「えっ?」
伊織(後ろめたさからつい繕ったつもりで放った言葉で、美希に追い打ちをかけてしまっていた)
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/23(木) 23:52:00.29 :Xif1cxTL0
実際にありそうだなぁ
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/23(木) 23:53:21.71 :kDX6LwrYP
伊織(この嘘も綺麗な嘘のまま、実はほとんど付き合ったうちに入ってなかった)
伊織(だから美希に譲るわよ。それで、よかったらアドバイスだってしてあげる)
伊織(微妙な罪悪感をぬぐうための償いのつもりで、そんなところまで考えていたのに、美希は)
美希「……好きでもないのに、付き合ってるの?」
伊織「え? あ、えっと」
美希「ハニーは、それでいいって言ってるの?」
伊織「そ、それは……」
美希「……なんで」
伊織「だ、だからそれはね、美希」
美希「なんでデコちゃんなの? ミキだって、ミキの方がきっとハニーのこと好きなのに!!」
伊織「お、落ち着いて美希! あれは、その」
美希「……デコちゃん、ハニーのこと本当は嫌いでしょ? 遊んでるだけなんでしょ?」
伊織「ど、どうしてそうなるのよ」
美希「だっていつもハニーのこと酷く言ってたくせに」
伊織「わ、わたしは別にひどくなんて」
伊織(この嘘も綺麗な嘘のまま、実はほとんど付き合ったうちに入ってなかった)
伊織(だから美希に譲るわよ。それで、よかったらアドバイスだってしてあげる)
伊織(微妙な罪悪感をぬぐうための償いのつもりで、そんなところまで考えていたのに、美希は)
美希「……好きでもないのに、付き合ってるの?」
伊織「え? あ、えっと」
美希「ハニーは、それでいいって言ってるの?」
伊織「そ、それは……」
美希「……なんで」
伊織「だ、だからそれはね、美希」
美希「なんでデコちゃんなの? ミキだって、ミキの方がきっとハニーのこと好きなのに!!」
伊織「お、落ち着いて美希! あれは、その」
美希「……デコちゃん、ハニーのこと本当は嫌いでしょ? 遊んでるだけなんでしょ?」
伊織「ど、どうしてそうなるのよ」
美希「だっていつもハニーのこと酷く言ってたくせに」
伊織「わ、わたしは別にひどくなんて」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/23(木) 23:57:42.25 :kDX6LwrYP
美希「嘘つき……最低なの!」
伊織「……あいつに相手にされなかったからって当たらないで欲しいわね」
美希「~~~っ!?」ベチッ
――
伊織「……」
P「なるほどな……合点がいったよ」
伊織「……ごめんなさい」
P「確かに、伊織が悪いな」
伊織「美希にだって、悪いって思ったの……でも……」
伊織(一度言ったことを訂正するのが怖くて、恥ずかしくて。嘘をついた方が楽だからって、また嘘をついて)
伊織(それに……プロデューサーのことを嫌いだって言われるのは……嫌だった。すごく、それが私の頭を熱くさせてしまったの)
伊織「……私も」
P「うん?」
伊織「な、なんでもないわ!」
P「……それじゃ、行こうか」
美希「嘘つき……最低なの!」
伊織「……あいつに相手にされなかったからって当たらないで欲しいわね」
美希「~~~っ!?」ベチッ
――
伊織「……」
P「なるほどな……合点がいったよ」
伊織「……ごめんなさい」
P「確かに、伊織が悪いな」
伊織「美希にだって、悪いって思ったの……でも……」
伊織(一度言ったことを訂正するのが怖くて、恥ずかしくて。嘘をついた方が楽だからって、また嘘をついて)
伊織(それに……プロデューサーのことを嫌いだって言われるのは……嫌だった。すごく、それが私の頭を熱くさせてしまったの)
伊織「……私も」
P「うん?」
伊織「な、なんでもないわ!」
P「……それじゃ、行こうか」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/24(金) 00:00:06.89 :W77SkM0EP
伊織「え?」
P「辞めるならとっくに事務所から出てきてるだろ?」
伊織「あ……」
P「後はお前次第だ、伊織。大丈夫、次はちゃんと言えるだろう?」
美希「……」
伊織「……美希」
美希「今度は、何?」
伊織「……ごめんなさい」
美希「どうしたの? ミキ達、もう仲直りしたよね?」
伊織「違うの……本当に、私が悪かったのよ……」
美希「……」
伊織「……美希の言っていたその……キ、キスの話は全部嘘なの」
美希「……」
伊織「だから、ごめんなさい。私……わたしぃ……」ジワッ
伊織「え?」
P「辞めるならとっくに事務所から出てきてるだろ?」
伊織「あ……」
P「後はお前次第だ、伊織。大丈夫、次はちゃんと言えるだろう?」
美希「……」
伊織「……美希」
美希「今度は、何?」
伊織「……ごめんなさい」
美希「どうしたの? ミキ達、もう仲直りしたよね?」
伊織「違うの……本当に、私が悪かったのよ……」
美希「……」
伊織「……美希の言っていたその……キ、キスの話は全部嘘なの」
美希「……」
伊織「だから、ごめんなさい。私……わたしぃ……」ジワッ
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/24(金) 00:04:37.86 :W77SkM0EP
美希「……知ってたの」
伊織「えっ……」
美希「だって伊織の話、どんどん変な方に行くんだもん。デートしたことある?って2回聞いたのに、したとかしてないとか」
伊織「……」
美希「でも、どんどん話が進んでくともしかしたら本当なのかもって。すごく、うらやましかった」
伊織「……」
美希「それで、ハニーのこと……あんな風に言われちゃって」
伊織「……ごめん、なさい」
美希「……別に最初の話だけだったらよかったの。ミキだって本当、怖がってただけだったし」
美希「伊織……ううん、デコちゃんに負けちゃっただけなんだな、って最初は思ったの。でも……」
伊織「私が、あんな嘘、言わなかったら……ごめんなさい、美希……」
美希「ううん、ミキだって、叩いてごめん、ごめんなさい……!」
伊織「う、う……うわあああああああん!! 美希ぃ!!」
美希「バカ、ばかばかばかぁあ!! デコちゃんのばかああああ!! うわあああああん!!」
――
美希「……知ってたの」
伊織「えっ……」
美希「だって伊織の話、どんどん変な方に行くんだもん。デートしたことある?って2回聞いたのに、したとかしてないとか」
伊織「……」
美希「でも、どんどん話が進んでくともしかしたら本当なのかもって。すごく、うらやましかった」
伊織「……」
美希「それで、ハニーのこと……あんな風に言われちゃって」
伊織「……ごめん、なさい」
美希「……別に最初の話だけだったらよかったの。ミキだって本当、怖がってただけだったし」
美希「伊織……ううん、デコちゃんに負けちゃっただけなんだな、って最初は思ったの。でも……」
伊織「私が、あんな嘘、言わなかったら……ごめんなさい、美希……」
美希「ううん、ミキだって、叩いてごめん、ごめんなさい……!」
伊織「う、う……うわあああああああん!! 美希ぃ!!」
美希「バカ、ばかばかばかぁあ!! デコちゃんのばかああああ!! うわあああああん!!」
――
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/24(金) 00:08:59.14 :W77SkM0EP
美希「デーコちゃん!」
伊織「だーかーらー……デコちゃん言うな!!」
美希「あぅ! もー、いいでしょ? せっかく仲直りしたのー!」
伊織「ふん、別にアンタとはあのままでもよかったのよ。そうやってベタベタされるよりはね」
美希「……そっか」
伊織「えっ? あ、い、いやその、今のは、違うのよ? その、冗談、というか……えっと……」
美希「……ぷっ!! もー冗談なのー! デコちゃん泣かないの!」
伊織「へっ!? ばっ!! な、泣いてないわよ!!」
美希「心配しなくても、もうアイドル辞めたりなんてしないから安心してね?」
伊織「だ、だれがアンタなんかの心配なんてするもんですか!! も、もう心配して損したわよ!!」
美希「心配してくれたの? えへへー、嬉しいな!」
伊織「も、もうアンタは……ふふっ」
美希「……あ! ハニー!!」
P「お、美希。今日は”プロデューサー”じゃないのか?」
美希「そ、それは……き、昨日はごめんなさい!!」
美希「デーコちゃん!」
伊織「だーかーらー……デコちゃん言うな!!」
美希「あぅ! もー、いいでしょ? せっかく仲直りしたのー!」
伊織「ふん、別にアンタとはあのままでもよかったのよ。そうやってベタベタされるよりはね」
美希「……そっか」
伊織「えっ? あ、い、いやその、今のは、違うのよ? その、冗談、というか……えっと……」
美希「……ぷっ!! もー冗談なのー! デコちゃん泣かないの!」
伊織「へっ!? ばっ!! な、泣いてないわよ!!」
美希「心配しなくても、もうアイドル辞めたりなんてしないから安心してね?」
伊織「だ、だれがアンタなんかの心配なんてするもんですか!! も、もう心配して損したわよ!!」
美希「心配してくれたの? えへへー、嬉しいな!」
伊織「も、もうアンタは……ふふっ」
美希「……あ! ハニー!!」
P「お、美希。今日は”プロデューサー”じゃないのか?」
美希「そ、それは……き、昨日はごめんなさい!!」
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/24(金) 00:12:05.33 :W77SkM0EP
P「なんて、冗談だ冗談」
美希「え……」
伊織「……ふふっ」
美希「も、もー! ひどいのハニー!!」
P「あっはっは、あんな厄介ごと起こした罰と考えたら安いもんだろう?」
美希「……そうかも」
P「うん?」
美希「だって、本当にあのままデコちゃんとお別れすることになってかもしれないって思うと、今でもすっごく怖くって」
美希「だからそういうことも一緒にして、また”ハニー”って呼ぶの!」
P「そうかそうか」
美希「それにね? ハニーって呼ぶのは、もうミキだけじゃないんだよ?」
P「ん? 誰かいるのか?」
伊織「……え? ちょ、ちょっとミキ何言ってるの?」
美希「えー? この前はハニーって呼んでるって言ってなかったっけ?」
伊織「い、言ってないわよ!!」
P「なんて、冗談だ冗談」
美希「え……」
伊織「……ふふっ」
美希「も、もー! ひどいのハニー!!」
P「あっはっは、あんな厄介ごと起こした罰と考えたら安いもんだろう?」
美希「……そうかも」
P「うん?」
美希「だって、本当にあのままデコちゃんとお別れすることになってかもしれないって思うと、今でもすっごく怖くって」
美希「だからそういうことも一緒にして、また”ハニー”って呼ぶの!」
P「そうかそうか」
美希「それにね? ハニーって呼ぶのは、もうミキだけじゃないんだよ?」
P「ん? 誰かいるのか?」
伊織「……え? ちょ、ちょっとミキ何言ってるの?」
美希「えー? この前はハニーって呼んでるって言ってなかったっけ?」
伊織「い、言ってないわよ!!」
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/24(金) 00:17:07.19 :W77SkM0EP
P「ほー、そうかー伊織がなー」
伊織「あ、アンタも真に受けないの!! 全くもう……どうしてこんな奴のこと……」
P「ん? 今なんか言ったか?」
伊織「何も言ってないわよ! この変態!!」
美希「ね、ハニー」
P「うん?」
美希「これからもよろしくね、プロデューサー!」
P「……あぁ。こちらこそ、よろしくな美希」
美希「そーれーにー! デコちゃんも、これからはライバル、なの!」
伊織「ライバル? ……なっ!?」
美希「ふふっ、ミキは全部お見通しなの!」
伊織「あ、アンタねぇ!! ……その、プロデューサー!! ……ありがと、ね」
P「いえいえ、どういたしまして」
美希「それじゃ、ハニー! 今度こそミキとキスするのー!」
伊織「あ、アンタねぇ……でもその気を出した伊織ちゃんに勝てるなんて思わないことね、なんて? にひひっ!」 終わり
P「ほー、そうかー伊織がなー」
伊織「あ、アンタも真に受けないの!! 全くもう……どうしてこんな奴のこと……」
P「ん? 今なんか言ったか?」
伊織「何も言ってないわよ! この変態!!」
美希「ね、ハニー」
P「うん?」
美希「これからもよろしくね、プロデューサー!」
P「……あぁ。こちらこそ、よろしくな美希」
美希「そーれーにー! デコちゃんも、これからはライバル、なの!」
伊織「ライバル? ……なっ!?」
美希「ふふっ、ミキは全部お見通しなの!」
伊織「あ、アンタねぇ!! ……その、プロデューサー!! ……ありがと、ね」
P「いえいえ、どういたしまして」
美希「それじゃ、ハニー! 今度こそミキとキスするのー!」
伊織「あ、アンタねぇ……でもその気を出した伊織ちゃんに勝てるなんて思わないことね、なんて? にひひっ!」 終わり
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/24(金) 00:24:06.17 :HGRNnvHI0
うむ
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/24(金) 00:41:36.38 :vnVVGl9A0
よかったぞー
コメント
丸く?収まって良かった
どっちかにするか、どっちもNOと言えば済む話
ともあれ、喧嘩するほど仲がいいって言うし、時にはガス抜きも必要ですよ?
友達関係も、夫婦関係も!
※8
?この話でPは二股なんて掛けてないよ?後を追うから好いているという発想は単純で稚拙過ぎ!
美希と伊織がPに好意を寄せてるだけで、Pは業務の立場上後を追っただけだしこの段階でPに責任を問うのは理不尽だよ!