1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/04(日) 22:36:14.47 :PYKeEELT0
※原作最新話までのネタバレあり
※原作最新話までのネタバレあり
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/04(日) 22:40:20.33 :PYKeEELT0
兵士訓練所 適性判断後
アルミン「やったねエレン!これで今日から君も兵士になれたんだ!」
エレン「ああ!あのぶら下がりが出来なかった時は本当に終わったと思ったけど、
まさか金具が壊れてたとはな…」
ベルトルト「それでも、あの不安定な状態で姿勢制御は出来たんだから
すごいと思うよ。ひょっとしたら素質はあるんじゃないかな」
エレン「そうかな?お前に言われるとなんだか自身が湧いてきたぜ!
何はともあれ、今日からよろしくな!ライナー、ベルトルト」
ライナー「あぁ…ところでエレン。話は変わるんだが」
ライナー「おれ巨人なんだ」
エレン「………」
エレン「は?」
エレン「 は ?」
兵士訓練所 適性判断後
アルミン「やったねエレン!これで今日から君も兵士になれたんだ!」
エレン「ああ!あのぶら下がりが出来なかった時は本当に終わったと思ったけど、
まさか金具が壊れてたとはな…」
ベルトルト「それでも、あの不安定な状態で姿勢制御は出来たんだから
すごいと思うよ。ひょっとしたら素質はあるんじゃないかな」
エレン「そうかな?お前に言われるとなんだか自身が湧いてきたぜ!
何はともあれ、今日からよろしくな!ライナー、ベルトルト」
ライナー「あぁ…ところでエレン。話は変わるんだが」
ライナー「おれ巨人なんだ」
エレン「………」
エレン「は?」
エレン「 は ?」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/04(日) 22:43:47.58 :PYKeEELT0
エレン「………」
ライナー「五年前にさ、シガンシナ区の扉破った鎧の巨人いただろ」
ライナー「あれオレ」
エレン「………」
エレン「え、いや、ちょ」
エレン「ちょ、ちょっと待て。いきなりすぎてわけわかんねぇよ。
お前どう見ても人間だろ!?なんで巨人なんだよ!?」
ライナー「変身できんのよオレ。こうガブって手噛んだらそこから体がぶわわーって出来る感じで」
エレン「ちょっと待てちょっと待て」
ライナー「あ、ちなみに扉蹴破った超大型巨人はこいつな」
ベルトルト「うん」
エレン「ちょっとまてぇぇぇぇぇ!!!!!!」
エレン「………」
ライナー「五年前にさ、シガンシナ区の扉破った鎧の巨人いただろ」
ライナー「あれオレ」
エレン「………」
エレン「え、いや、ちょ」
エレン「ちょ、ちょっと待て。いきなりすぎてわけわかんねぇよ。
お前どう見ても人間だろ!?なんで巨人なんだよ!?」
ライナー「変身できんのよオレ。こうガブって手噛んだらそこから体がぶわわーって出来る感じで」
エレン「ちょっと待てちょっと待て」
ライナー「あ、ちなみに扉蹴破った超大型巨人はこいつな」
ベルトルト「うん」
エレン「ちょっとまてぇぇぇぇぇ!!!!!!」
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/04(日) 22:50:33.74 :PYKeEELT0
エレン「いきなり何言ってんだよ!?お前らオレの母さんが巨人に殺されたの知ってんだろ!?
冗談でも悪質過ぎるだろ!!」
ライナー「そうはいってもなぁ」
ベルトルト「だって事実だし」
アルミン「事実ならしょうがないね」
エレン「お前まで何言ってんのアルミン!?」
ライナー「それから、金髪のチビで目つきのきつそーな女いただろ」
エレン「ああ!?あ、あぁ、えーと…アニだったっけ?」
ライナー「そいつも巨人」
エレン「はぁ!?」
ライナー「ソバカスでちょいブスなユミルって女も巨人なんだ」
エレン「はぁぁぁ!?!?いやいやいや多過ぎだろ!?同じ訓練生でなんで巨人が四人もいるんだよ!?
AB型みたいなノリで巨人っているのかよ!?」
ベルトルト「あ、ちなみにエレンも巨人だよ」
エレン「オレもかぁぁぁああああああ!?!??!」ガガーン
エレン「いきなり何言ってんだよ!?お前らオレの母さんが巨人に殺されたの知ってんだろ!?
冗談でも悪質過ぎるだろ!!」
ライナー「そうはいってもなぁ」
ベルトルト「だって事実だし」
アルミン「事実ならしょうがないね」
エレン「お前まで何言ってんのアルミン!?」
ライナー「それから、金髪のチビで目つきのきつそーな女いただろ」
エレン「ああ!?あ、あぁ、えーと…アニだったっけ?」
ライナー「そいつも巨人」
エレン「はぁ!?」
ライナー「ソバカスでちょいブスなユミルって女も巨人なんだ」
エレン「はぁぁぁ!?!?いやいやいや多過ぎだろ!?同じ訓練生でなんで巨人が四人もいるんだよ!?
AB型みたいなノリで巨人っているのかよ!?」
ベルトルト「あ、ちなみにエレンも巨人だよ」
エレン「オレもかぁぁぁああああああ!?!??!」ガガーン
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/04(日) 22:54:25.40 :ad8IpxbN0
ひ、ひいいぃいい
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/04(日) 22:59:05.94 :PYKeEELT0
アルミン「うわぁビックリ。付き合い長いけどエレンが巨人なんて知らなかったよ」
エレン「なワケねーだろ!!!!オレは正真正銘人間だろ!!!巨人とオレを一緒にするとかお前らマジぶっ殺すぞ!?」
ライナー「いや、やめとけやめとけ。ミカサ相手ならともかくお前じゃ無理だ」
ベルトルト「うん、現に負けたし」
エレン「なんの話だよ!?」
ライナー「あとコイツ、アニの事が好きなんだよ」
ベルトルト「ちょ、ライナァアー!?それは絶対喋らないでっていったじゃないか!!///」
アルミン「へーそうなんだー。あ、そういえばなんかチラチラ見てた気はしたけど」
ライナー「だろ?こいつわかりやすいんだよな」
ベルトルト「ひどいよライナー!…じゃあ僕も言うよ!!ライナーはクリスタが好きなんだ!!」
ライナー「おまっ…!?ベルトルト!何もでけぇ声でいう事ないだろ!!」
アルミン「え?そうなんだ。てっきりホモだと思ってたんだけど」
ライナー「おいアルミン!!そりゃどういう事だ!?」
ベルトルト「あっはっはっはっはwwwwww」
エレン「和んでんじゃねぇぇぇぇぇ!!!!!」
アルミン「うわぁビックリ。付き合い長いけどエレンが巨人なんて知らなかったよ」
エレン「なワケねーだろ!!!!オレは正真正銘人間だろ!!!巨人とオレを一緒にするとかお前らマジぶっ殺すぞ!?」
ライナー「いや、やめとけやめとけ。ミカサ相手ならともかくお前じゃ無理だ」
ベルトルト「うん、現に負けたし」
エレン「なんの話だよ!?」
ライナー「あとコイツ、アニの事が好きなんだよ」
ベルトルト「ちょ、ライナァアー!?それは絶対喋らないでっていったじゃないか!!///」
アルミン「へーそうなんだー。あ、そういえばなんかチラチラ見てた気はしたけど」
ライナー「だろ?こいつわかりやすいんだよな」
ベルトルト「ひどいよライナー!…じゃあ僕も言うよ!!ライナーはクリスタが好きなんだ!!」
ライナー「おまっ…!?ベルトルト!何もでけぇ声でいう事ないだろ!!」
アルミン「え?そうなんだ。てっきりホモだと思ってたんだけど」
ライナー「おいアルミン!!そりゃどういう事だ!?」
ベルトルト「あっはっはっはっはwwwwww」
エレン「和んでんじゃねぇぇぇぇぇ!!!!!」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/04(日) 23:07:18.33 :PYKeEELT0
エレン「お前らマジでいい加減にしろよ!…なぁ、今謝れば許してやるからもうやめろよ」
ライナー「あぁ、すまんすまん。話が逸れたな。
俺達はとにかく人類滅亡の為に壁を蹴破って人類へ攻め入ったんだ」
ベルトルト「故郷に帰る為に、そしてその為にはエレンが必要だから情報を手に入れようと訓練兵になった。
詳しくはまだ言えないけどね」
エレン「お前らまだその設定続ける気かよ…わかったよ、ライナー。お前が鎧の巨人で
ベルトルトが超大型巨人なんだよな」
ベルトルト「そうだよ」
ライナー「ちなみにアニは女型の巨人と呼ばれてたな」
エレン「………じゃあ知ってるよな?オレの母さんは超大型巨人が蹴破った扉の瓦礫で
逃げれなくて、巨人に捕まって食い殺された事は」
ベルトルト「知ってるよ。君から聞いたからね」
エレン「母さんを食い殺したのは別の巨人だ。…けど、間接的な原因は
ベルトルト、お前にあるんだよな」
ベルトルト「そうなるね」
エレン「お前らマジでいい加減にしろよ!…なぁ、今謝れば許してやるからもうやめろよ」
ライナー「あぁ、すまんすまん。話が逸れたな。
俺達はとにかく人類滅亡の為に壁を蹴破って人類へ攻め入ったんだ」
ベルトルト「故郷に帰る為に、そしてその為にはエレンが必要だから情報を手に入れようと訓練兵になった。
詳しくはまだ言えないけどね」
エレン「お前らまだその設定続ける気かよ…わかったよ、ライナー。お前が鎧の巨人で
ベルトルトが超大型巨人なんだよな」
ベルトルト「そうだよ」
ライナー「ちなみにアニは女型の巨人と呼ばれてたな」
エレン「………じゃあ知ってるよな?オレの母さんは超大型巨人が蹴破った扉の瓦礫で
逃げれなくて、巨人に捕まって食い殺された事は」
ベルトルト「知ってるよ。君から聞いたからね」
エレン「母さんを食い殺したのは別の巨人だ。…けど、間接的な原因は
ベルトルト、お前にあるんだよな」
ベルトルト「そうなるね」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/04(日) 23:13:17.69 :PYKeEELT0
エレン「お前その時どんな気分だったんだ?オレの母さんが殺されたきっかけを聞いてた時」
エレン「お前はどう思ったんだよ」
ベルトルト「………」
ベルトルト「『その時は、気の毒だなって思ったよ』」
エレン「~~~~~ッッ!!! てめぇぇぇぇぇ!!!!!!」ガッ
ライナー「おい、エレン!待て!」
エレン「殺す!!!殺してやるっ!!母さんを…!!人類を裏切りやがってこのクソ野郎が!!!!」
ベルトルト「………」
ベルトルト「そうすれば?それで君の気がすむならね」
エレン「っ!!!!」
ライナー「ベルトルト!お前もなんでいきなりそんな煽る様な言い方するんだ!」
ベルトルト「いいじゃないか、ライナー」
ベルトルト「エレンには一度くらい思いのままに行動する権利があると思うよ」
エレン「お前その時どんな気分だったんだ?オレの母さんが殺されたきっかけを聞いてた時」
エレン「お前はどう思ったんだよ」
ベルトルト「………」
ベルトルト「『その時は、気の毒だなって思ったよ』」
エレン「~~~~~ッッ!!! てめぇぇぇぇぇ!!!!!!」ガッ
ライナー「おい、エレン!待て!」
エレン「殺す!!!殺してやるっ!!母さんを…!!人類を裏切りやがってこのクソ野郎が!!!!」
ベルトルト「………」
ベルトルト「そうすれば?それで君の気がすむならね」
エレン「っ!!!!」
ライナー「ベルトルト!お前もなんでいきなりそんな煽る様な言い方するんだ!」
ベルトルト「いいじゃないか、ライナー」
ベルトルト「エレンには一度くらい思いのままに行動する権利があると思うよ」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/04(日) 23:21:21.39 :PYKeEELT0
ベルトルト「君は知ってるはずだよ。ライナー。
人類の…いや、この世界にはもう未来が無いって事ぐらい」
ベルトルト「だから僕らはもう秘密を持つことをやめたんだ。その必要も無くなったからね」
ベルトルト「エレン。この世界はもうじき終わる。
だから君が僕を殺した所で気は晴れるだろうけど何も解決はしないよ。
止める理由はないから抵抗はしないけど」
エレン「!? …なんだよソレ。世界が終るとか未来が無いとか!!人類をなめんじゃねぇ!!
いつかお前ら巨人共を根絶やしにして俺達は壁の外へ行くんだ!!」
ライナー「エレン…そういう事じゃねぇんだよ……
お前は…いや、俺達は壁の中どころかもうどこにもいけやしねぇ」
ライナー「この漫画、打ち切りが決定しちまったんだ」
ベルトルト「君は知ってるはずだよ。ライナー。
人類の…いや、この世界にはもう未来が無いって事ぐらい」
ベルトルト「だから僕らはもう秘密を持つことをやめたんだ。その必要も無くなったからね」
ベルトルト「エレン。この世界はもうじき終わる。
だから君が僕を殺した所で気は晴れるだろうけど何も解決はしないよ。
止める理由はないから抵抗はしないけど」
エレン「!? …なんだよソレ。世界が終るとか未来が無いとか!!人類をなめんじゃねぇ!!
いつかお前ら巨人共を根絶やしにして俺達は壁の外へ行くんだ!!」
ライナー「エレン…そういう事じゃねぇんだよ……
お前は…いや、俺達は壁の中どころかもうどこにもいけやしねぇ」
ライナー「この漫画、打ち切りが決定しちまったんだ」
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/04(日) 23:25:18.18 :PYKeEELT0
エレン「………」
ライナー「………」
ベルトルト「………」
アルミン「………」
エレン「………は?」
エレン「…漫画?…打ち切りって……いや、何の話だよ!?」
アルミン「ハァ…そっか。前々から危ないと思ったけど遂に決まっちゃったんだね」
ライナー「まぁ…なんつーか、初めに騒がれただけであとは尻つぼみでな」
ベルトルト「アニやミカサの入浴シーンとか、いろいろと頑張ろうとはしたらいんだけどさ…」クッ
エレン「おおーい!!!だから何の話よぉぉぉぉ!!!」ガガーン
エレン「………」
ライナー「………」
ベルトルト「………」
アルミン「………」
エレン「………は?」
エレン「…漫画?…打ち切りって……いや、何の話だよ!?」
アルミン「ハァ…そっか。前々から危ないと思ったけど遂に決まっちゃったんだね」
ライナー「まぁ…なんつーか、初めに騒がれただけであとは尻つぼみでな」
ベルトルト「アニやミカサの入浴シーンとか、いろいろと頑張ろうとはしたらいんだけどさ…」クッ
エレン「おおーい!!!だから何の話よぉぉぉぉ!!!」ガガーン
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/04(日) 23:30:57.65 :PYKeEELT0
ミカサ「それは私が説明する」ガラッ
エレン「うおっ!ミカサ!?いつから聞いてたんだよ!?」
ミカサ「あなたが行く場所ならいつでも」
ミカサ「エレン、この世界は残酷だ。戦わなければ生きられない、負ければ死ぬ。
そして、私達の世界は負けた」
エレン「いや、意味がわかんねぇよ!?世界が負けたとかって誰に負けたっていうんだ!?」
アルミン「………もう、いいか。全てが終わるなら話しても」
アルミン「エレン。君が現実だと思ってる世界は…いや、君にとっては間違いなく現実だけどね。
この世界は作り物なんだ。この壁の中の世界の様に一つの箱庭だと思っていい」
アルミン「そして、僕らが知っている巨人よりも遥かに大きく力もあって知性もある。
そんな巨人たちに僕らの箱庭は見られているんだよ」
エレン「……………は?」
ミカサ「それは私が説明する」ガラッ
エレン「うおっ!ミカサ!?いつから聞いてたんだよ!?」
ミカサ「あなたが行く場所ならいつでも」
ミカサ「エレン、この世界は残酷だ。戦わなければ生きられない、負ければ死ぬ。
そして、私達の世界は負けた」
エレン「いや、意味がわかんねぇよ!?世界が負けたとかって誰に負けたっていうんだ!?」
アルミン「………もう、いいか。全てが終わるなら話しても」
アルミン「エレン。君が現実だと思ってる世界は…いや、君にとっては間違いなく現実だけどね。
この世界は作り物なんだ。この壁の中の世界の様に一つの箱庭だと思っていい」
アルミン「そして、僕らが知っている巨人よりも遥かに大きく力もあって知性もある。
そんな巨人たちに僕らの箱庭は見られているんだよ」
エレン「……………は?」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/04(日) 23:36:06.94 :PYKeEELT0
ミカサ「私達、人類の抵抗も巨人との戦いも全てその巨人達に観察されていて、
時には褒められたり、けなしたり、見向きもしない事もある」
ミカサ「そしてある時気まぐれにその箱庭を見限る者もいて」
ミカサ「見限られた箱庭は、消え去ってしまう」
ミカサ「だから私達箱庭の住人達は見限られない為に笑ったり泣いたり」
ミカサ「時には命を削ったりして巨人達を楽しませなければならない」
ミカサ「云わば、そういう役割を持った役者」
エレン「な………」
エレン「なんだ…よ…それ……」
ミカサ「私達、人類の抵抗も巨人との戦いも全てその巨人達に観察されていて、
時には褒められたり、けなしたり、見向きもしない事もある」
ミカサ「そしてある時気まぐれにその箱庭を見限る者もいて」
ミカサ「見限られた箱庭は、消え去ってしまう」
ミカサ「だから私達箱庭の住人達は見限られない為に笑ったり泣いたり」
ミカサ「時には命を削ったりして巨人達を楽しませなければならない」
ミカサ「云わば、そういう役割を持った役者」
エレン「な………」
エレン「なんだ…よ…それ……」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/04(日) 23:41:49.28 :PYKeEELT0
エレン「俺達のこの世界がただの箱庭で」
エレン「俺達の闘いや人生が、その外の巨人共を楽しませるためだけの物なのか?」
エレン「俺達がこんな壁の中で暮らしているのも、母さんが死んだのも」
エレン「そいつらを楽しませるためだけに起きたっていうのか?」
エレン「ふざけんなっ!!!!!!」
エレン「そんなの…箱庭に閉じ込められた、家畜どころじゃねぇ!」
エレン「俺達は道化っていうのかよ!!!」
アルミン「それは違うよエレン」
アルミン「君は『物語の奴隷』なんだ」
エレン「俺達のこの世界がただの箱庭で」
エレン「俺達の闘いや人生が、その外の巨人共を楽しませるためだけの物なのか?」
エレン「俺達がこんな壁の中で暮らしているのも、母さんが死んだのも」
エレン「そいつらを楽しませるためだけに起きたっていうのか?」
エレン「ふざけんなっ!!!!!!」
エレン「そんなの…箱庭に閉じ込められた、家畜どころじゃねぇ!」
エレン「俺達は道化っていうのかよ!!!」
アルミン「それは違うよエレン」
アルミン「君は『物語の奴隷』なんだ」
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/04(日) 23:51:17.45 :PYKeEELT0
アルミン「理不尽な現実も過酷な試練も全部巨人を楽しませるためのものであって」
アルミン「君はその為に四苦八苦しなければならない」
アルミン「時には英雄に、時には超人的に。時には年相応の少年らしく」
アルミン「全ては巨人を楽しませる物語を彩る為なんだ」
エレン「ふざけんなよ!!何が巨人を楽しませるためだ!!
オレはオレの意志で巨人共を駆逐してやると誓ったし、兵士になった!」
エレン「夢だって変ってない!巨人共を滅ぼして、外の世界に行く!
その先にまだ巨人がいるっていうんなら!!
その巨人共も一匹残らず駆逐してやる!!!」
アルミン「………」
アルミン「………そう、そうだね。エレンならそう言うと思ったよ」
ミカサ「そんなエレンなら、『次の世界』でも大丈夫」
エレン「…は?次……?」
アルミン「理不尽な現実も過酷な試練も全部巨人を楽しませるためのものであって」
アルミン「君はその為に四苦八苦しなければならない」
アルミン「時には英雄に、時には超人的に。時には年相応の少年らしく」
アルミン「全ては巨人を楽しませる物語を彩る為なんだ」
エレン「ふざけんなよ!!何が巨人を楽しませるためだ!!
オレはオレの意志で巨人共を駆逐してやると誓ったし、兵士になった!」
エレン「夢だって変ってない!巨人共を滅ぼして、外の世界に行く!
その先にまだ巨人がいるっていうんなら!!
その巨人共も一匹残らず駆逐してやる!!!」
アルミン「………」
アルミン「………そう、そうだね。エレンならそう言うと思ったよ」
ミカサ「そんなエレンなら、『次の世界』でも大丈夫」
エレン「…は?次……?」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/04(日) 23:58:29.00 :PYKeEELT0
ベルトルト「さっきも言った筈だよエレン。この世界にはもう未来が無いって」スゥ……
ライナー「あぁ。俺達の世界は巨人共のお気に召さなかったってわけだ」スゥ……
エレン「!? お、お前ら…体が!?」
アルミン「原因はいろいろあったと思うんだ。
画力もそうだけど、エレンのお母さんが巨人に喰われて巨人の殲滅を誓う、その展開までは良かった」
アルミン「けどその後はいけなかった。ダラダラと訓練兵になってからの訓練や日常とか、
その世界観を説明しようと思ったんだろうけどその展開の遅さは月間連載じゃ致命的だった」
アルミン「多分兵士との日常や絆を描いて、それが巨人によって容易く砕かれる絶望を狙ったのかもしれないけど」
アルミン「結果として、エレンはただの駆逐系男子で実は巨人になれるという面白設定すら見せられず
賛否両論すらも起こらないものになってしまった」
ミカサ「エレンが巨人に喰われて終わりという史上稀に見るバッドエンディング」
エレン「え、えぇえー…オレ巨人に喰われんのかよ。しかもそれで終わりって……」
ベルトルト「さっきも言った筈だよエレン。この世界にはもう未来が無いって」スゥ……
ライナー「あぁ。俺達の世界は巨人共のお気に召さなかったってわけだ」スゥ……
エレン「!? お、お前ら…体が!?」
アルミン「原因はいろいろあったと思うんだ。
画力もそうだけど、エレンのお母さんが巨人に喰われて巨人の殲滅を誓う、その展開までは良かった」
アルミン「けどその後はいけなかった。ダラダラと訓練兵になってからの訓練や日常とか、
その世界観を説明しようと思ったんだろうけどその展開の遅さは月間連載じゃ致命的だった」
アルミン「多分兵士との日常や絆を描いて、それが巨人によって容易く砕かれる絶望を狙ったのかもしれないけど」
アルミン「結果として、エレンはただの駆逐系男子で実は巨人になれるという面白設定すら見せられず
賛否両論すらも起こらないものになってしまった」
ミカサ「エレンが巨人に喰われて終わりという史上稀に見るバッドエンディング」
エレン「え、えぇえー…オレ巨人に喰われんのかよ。しかもそれで終わりって……」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/05(月) 00:12:37.44 :dea93PPb0
ライナー「次の世界じゃ、俺はもう少し控えめにしといたほうがいいかもな。出番が少ないってのは色々とアレかもしれないがな…
じゃあな、エレン。次はあまり話はできねぇかもしれんが頑張れよ」スゥ……
エレン「ライナー!?お、おい…ライナーが消え………」
ベルトルト「僕ももう少し出番は控えめにするよ。…仲良くなると、色々と辛くなりそうだし、ね。
じゃあね、エレン。お互い、情が移らないようにね……」スゥ…
エレン「お、おい待てベルトルト!!お前にはまだ、母さんの、仇が……!!」
ジャン「結局オレは最後までいやなヤローのままか。ま、次はもうちょっと頑張るか。じゃあな死に急ぎ野郎。……本当に死ぬなよ」スゥ……
エレン「ジャン!! なんだよコレ!?どうして皆がここに!?なんで、消えちまうんだよ!!」
コニー「頼むぜエレン。次はもっとオレが活躍出来る様な物にしてくれよ?」スゥ……
サシャ「私はもっと美味しい物をいっぱい食べるシーンが欲しいですね!」スゥ・・・・・・
ユミル「私は…まぁクリスタと一緒ならどこでもいいな。じゃあな」スゥ・・・・・・
クリスタ「エレンとは…結局お話出来なかったね。次はもっと色々話せるといいかな?」スゥ……
アニ「私は体術が上手いって設定があるから、アンタとはもう少し話せそうだね。どっかの誰かが怖いけど、さ。そうなったら、いいね」スゥ・・・・・・
マルコ「僕が死ぬのは多分決定事項だろうね。…けど、僕の役目なんだったら最後まで全うするよ。けど、エレン。君ならもしかしたら箱庭を変える事も…」スゥ・・・・・・
ライナー「次の世界じゃ、俺はもう少し控えめにしといたほうがいいかもな。出番が少ないってのは色々とアレかもしれないがな…
じゃあな、エレン。次はあまり話はできねぇかもしれんが頑張れよ」スゥ……
エレン「ライナー!?お、おい…ライナーが消え………」
ベルトルト「僕ももう少し出番は控えめにするよ。…仲良くなると、色々と辛くなりそうだし、ね。
じゃあね、エレン。お互い、情が移らないようにね……」スゥ…
エレン「お、おい待てベルトルト!!お前にはまだ、母さんの、仇が……!!」
ジャン「結局オレは最後までいやなヤローのままか。ま、次はもうちょっと頑張るか。じゃあな死に急ぎ野郎。……本当に死ぬなよ」スゥ……
エレン「ジャン!! なんだよコレ!?どうして皆がここに!?なんで、消えちまうんだよ!!」
コニー「頼むぜエレン。次はもっとオレが活躍出来る様な物にしてくれよ?」スゥ……
サシャ「私はもっと美味しい物をいっぱい食べるシーンが欲しいですね!」スゥ・・・・・・
ユミル「私は…まぁクリスタと一緒ならどこでもいいな。じゃあな」スゥ・・・・・・
クリスタ「エレンとは…結局お話出来なかったね。次はもっと色々話せるといいかな?」スゥ……
アニ「私は体術が上手いって設定があるから、アンタとはもう少し話せそうだね。どっかの誰かが怖いけど、さ。そうなったら、いいね」スゥ・・・・・・
マルコ「僕が死ぬのは多分決定事項だろうね。…けど、僕の役目なんだったら最後まで全うするよ。けど、エレン。君ならもしかしたら箱庭を変える事も…」スゥ・・・・・・
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/05(月) 00:19:40.46 :dea93PPb0
エレン「待てよ…待ってくれよ!!何でだ!?なんでなんだよ!!
こんな、ワケのわかんねぇ内に全部無くなっちまうのかよ!?」
アルミン「無くなるわけじゃないよエレン。全部作り直すだけなんだ。」
アルミン「君は『物語の奴隷』であると同時に『座標』なんだ。君を基点にして、世界は変わる。」
アルミン「今度は、見捨てられない様に…」スゥゥ…
エレン「アルミン…? お、おい、やめろよ…お前までいなくなったらオレは……」
アルミン「いなくならないよ。前の世界じゃ僕は一度巨人化した君を化け物呼ばわりしてしまった。その結果、箱庭が暗くなって巨人に見捨てられた」
アルミン「その前の世界じゃ察しが悪いせいで物語が進まなくなった」
アルミン「もう二度とそんな事はしないよ。今度こそ、この箱庭を、君の世界を見てもらえるようにする」
アルミン「次の世界では、何があっても僕は君の親友だ。絶対に見捨てない」
アルミン「また、次の世界で、外の世界の話を……」スゥ・・・・・・
エレン「アルミン!!うそだろ…!?アルミン!!アルミィィイン!!!!」
エレン「待てよ…待ってくれよ!!何でだ!?なんでなんだよ!!
こんな、ワケのわかんねぇ内に全部無くなっちまうのかよ!?」
アルミン「無くなるわけじゃないよエレン。全部作り直すだけなんだ。」
アルミン「君は『物語の奴隷』であると同時に『座標』なんだ。君を基点にして、世界は変わる。」
アルミン「今度は、見捨てられない様に…」スゥゥ…
エレン「アルミン…? お、おい、やめろよ…お前までいなくなったらオレは……」
アルミン「いなくならないよ。前の世界じゃ僕は一度巨人化した君を化け物呼ばわりしてしまった。その結果、箱庭が暗くなって巨人に見捨てられた」
アルミン「その前の世界じゃ察しが悪いせいで物語が進まなくなった」
アルミン「もう二度とそんな事はしないよ。今度こそ、この箱庭を、君の世界を見てもらえるようにする」
アルミン「次の世界では、何があっても僕は君の親友だ。絶対に見捨てない」
アルミン「また、次の世界で、外の世界の話を……」スゥ・・・・・・
エレン「アルミン!!うそだろ…!?アルミン!!アルミィィイン!!!!」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/05(月) 00:23:37.48 :dea93PPb0
ミカサ「心配しないで。すぐにまた、会える」スゥゥ・・・
エレン「やめろよ…ミカサ、お前まで!!そんな……」
ミカサ「もう時間が無い。この箱庭はもうすぐ消えてなくなる。あなたは次の世界へ行かなくちゃいけない」
エレン「待ってくれ!!オレは…オレはお前らと……!!」
ミカサ「次は上手くいくから。
エレン………
行ってらっしゃい」
ミカサ「心配しないで。すぐにまた、会える」スゥゥ・・・
エレン「やめろよ…ミカサ、お前まで!!そんな……」
ミカサ「もう時間が無い。この箱庭はもうすぐ消えてなくなる。あなたは次の世界へ行かなくちゃいけない」
エレン「待ってくれ!!オレは…オレはお前らと……!!」
ミカサ「次は上手くいくから。
エレン………
行ってらっしゃい」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/05(月) 00:29:21.76 :dea93PPb0
進撃の巨人 完!
諫山創先生の次回作にご期待下さい!!
進撃の巨人 完!
諫山創先生の次回作にご期待下さい!!
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/05(月) 00:32:20.35 :dea93PPb0
※
※
※
【845年 シガンシナ区】
エレン「ミカサ…お前、髪伸びたのか?」
本編に続く
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【845年 シガンシナ区】
エレン「ミカサ…お前、髪伸びたのか?」
本編に続く
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/05(月) 00:34:40.08 :dea93PPb0
コレでおしまい
ベッタベタなメタギャグ話のつもりだったのにどうしてこうなったのかわからん
今回はタイトルが思いつかなかった
コレでおしまい
ベッタベタなメタギャグ話のつもりだったのにどうしてこうなったのかわからん
今回はタイトルが思いつかなかった






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コメント
夏だなぁ
キ印は止まらんのだなあ
週刊誌もだけど月刊誌は惰性になってきたらおわるからなぁ本当に