1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 16:54:44.79 :jD0jlGAL0
美緒「いいか。これは大型ネウロイとの戦闘に適したフォーメンションだ。我等全員のチームワークが鍵となる。言わば総力戦時における戦術だな」
美緒「各ロッテが目標のコア付近で十字に交錯しながら、攻撃を仕掛けるものである。攻撃すると同時に敵に的を絞らせないように動くため、難易度はかなり高めだ」
美緒「この戦術を『ストライク・エクストリーム・クロス』と呼称する。皆、覚えておくように」
芳佳(長いなぁ……。あ、SEXって呼べば楽かも)
リーネ(ストライク・エクストリーム・クロス……。ストライクのS、エクストリームのE、クロスのC……。ううん、Xを使ったほうがなんとなくかっこいい感じがするから……SEX!)
バルクホルン(セックス……っと)
エーリカ(SEX……? おぉ、SEX!!)
シャーリー(長くて呼びにくいなぁ……。SEXでいいか)
ルッキーニ(SEXっ!!)
エイラ(呼称するには適してないなぁ……。SEXでいいじゃんか)
サーニャ(ストライク・エクストリーム・クロス……あ、SEX。SEXって呼ぼう)
ミーナ(SEC……SEX……どっちでもいいわね。個人的にはSEXのほうが洒落ている感じがするけれど)
ペリーヌ(ストライク・エクストリーム・クロス……ストライク・エクストリーム・クロス……よし、覚えましたわっ)
美緒「いいか。これは大型ネウロイとの戦闘に適したフォーメンションだ。我等全員のチームワークが鍵となる。言わば総力戦時における戦術だな」
美緒「各ロッテが目標のコア付近で十字に交錯しながら、攻撃を仕掛けるものである。攻撃すると同時に敵に的を絞らせないように動くため、難易度はかなり高めだ」
美緒「この戦術を『ストライク・エクストリーム・クロス』と呼称する。皆、覚えておくように」
芳佳(長いなぁ……。あ、SEXって呼べば楽かも)
リーネ(ストライク・エクストリーム・クロス……。ストライクのS、エクストリームのE、クロスのC……。ううん、Xを使ったほうがなんとなくかっこいい感じがするから……SEX!)
バルクホルン(セックス……っと)
エーリカ(SEX……? おぉ、SEX!!)
シャーリー(長くて呼びにくいなぁ……。SEXでいいか)
ルッキーニ(SEXっ!!)
エイラ(呼称するには適してないなぁ……。SEXでいいじゃんか)
サーニャ(ストライク・エクストリーム・クロス……あ、SEX。SEXって呼ぼう)
ミーナ(SEC……SEX……どっちでもいいわね。個人的にはSEXのほうが洒落ている感じがするけれど)
ペリーヌ(ストライク・エクストリーム・クロス……ストライク・エクストリーム・クロス……よし、覚えましたわっ)
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 16:59:12.22 :CBpPV2/jP
おいバルクホルン
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 17:01:32.09 :jD0jlGAL0
数日後 早朝 海岸
ペリーヌ「はぁ……はぁ……」タタタッ
ペリーヌ(少し寝坊してしまいましたわっ。坂本少佐はいらっしゃるかしら……)
美緒「ふっ!!」
ペリーヌ「坂も――」
芳佳「やぁー!!」
ペリーヌ「な……!!」
ペリーヌ(また、わたくしよりも先にぃ……!!)
美緒「腰が入ってないぞ!! 宮藤!!」
芳佳「はいっ!!」
ペリーヌ(あの豆狸……!! 坂本少佐に近づきすぎですわ……!!)
美緒「ん? ペリーヌか。そこで何をしている?」
ペリーヌ「は、はい!! ああ、おはようございます……」
芳佳「あ、ペリーヌさんだ。おはようございます」
美緒「ペリーヌ、お前も訓練するならこっちにこい」
数日後 早朝 海岸
ペリーヌ「はぁ……はぁ……」タタタッ
ペリーヌ(少し寝坊してしまいましたわっ。坂本少佐はいらっしゃるかしら……)
美緒「ふっ!!」
ペリーヌ「坂も――」
芳佳「やぁー!!」
ペリーヌ「な……!!」
ペリーヌ(また、わたくしよりも先にぃ……!!)
美緒「腰が入ってないぞ!! 宮藤!!」
芳佳「はいっ!!」
ペリーヌ(あの豆狸……!! 坂本少佐に近づきすぎですわ……!!)
美緒「ん? ペリーヌか。そこで何をしている?」
ペリーヌ「は、はい!! ああ、おはようございます……」
芳佳「あ、ペリーヌさんだ。おはようございます」
美緒「ペリーヌ、お前も訓練するならこっちにこい」
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 17:07:15.57 :jD0jlGAL0
ペリーヌ「よろこんで!!」
美緒「うむ。訓練の量は結果にはっきりと反映する。嘘はつかないからな。やればやるほど、成果は出る」
ペリーヌ「はい。その通りです」
芳佳「がんばりましょう、ペリーヌさん」
ペリーヌ「ふん。別に、貴方と切磋琢磨する気は更々ありませんわ」
芳佳「えーっ」
美緒「はっはっは。手厳しいな、ペリーヌ。宮藤も早くペリーヌに認められるだけの実力をつけろ」
芳佳「はい!! がんばります!!」
ペリーヌ(坂本少佐に色目ばっかりつかって……!!)
芳佳「そうだ。ペリーヌさん」
ペリーヌ「なんですか?」
芳佳「今日の夕方、少しだけSEXの練習しませんか?」
ペリーヌ「……は?」
芳佳「だから、SEXの練習しましょうよ。私もシャーリーさんから誘われたんです。ペリーヌさんもどうですか?」
ペリーヌ「はぁ!? あ、あなた!! 何を言っていますの!?」
ペリーヌ「よろこんで!!」
美緒「うむ。訓練の量は結果にはっきりと反映する。嘘はつかないからな。やればやるほど、成果は出る」
ペリーヌ「はい。その通りです」
芳佳「がんばりましょう、ペリーヌさん」
ペリーヌ「ふん。別に、貴方と切磋琢磨する気は更々ありませんわ」
芳佳「えーっ」
美緒「はっはっは。手厳しいな、ペリーヌ。宮藤も早くペリーヌに認められるだけの実力をつけろ」
芳佳「はい!! がんばります!!」
ペリーヌ(坂本少佐に色目ばっかりつかって……!!)
芳佳「そうだ。ペリーヌさん」
ペリーヌ「なんですか?」
芳佳「今日の夕方、少しだけSEXの練習しませんか?」
ペリーヌ「……は?」
芳佳「だから、SEXの練習しましょうよ。私もシャーリーさんから誘われたんです。ペリーヌさんもどうですか?」
ペリーヌ「はぁ!? あ、あなた!! 何を言っていますの!?」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 17:12:58.89 :jD0jlGAL0
美緒「SEXの練習だと?」
芳佳「はい」
美緒「……宮藤」
ペリーヌ「さ、ささ、坂本少佐からもいってあげてください!! こ、このかたはストライクウィッチーズを穢そうとしています!!」
芳佳「どうしてそうなるんですか?」
ペリーヌ「だ、だって、セッ……スって!! セ……クスだなんて!!!」
美緒「ペリーヌ。うるさいぞ」
ペリーヌ「あぁ……申し訳ありません……。ああ、いえ!! そういうことではなくて!!」
美緒「宮藤、その訓練の許可は出ているのか? 私は初耳なのだが」
ペリーヌ「出ているわけありませんわ!! 坂本少佐!! ここで自室禁固、いえ、軍法会議にかけるべきです、こんな淫魔なんて!!」
芳佳「ちゃんとミーナ中佐とバルクホルンさんから許可をもらいました」
ペリーヌ「な、なぁ……!?」
美緒「そうか。なら、構わんぞ」
ペリーヌ「えぇぇ!? ど、どど、どうして!?」
美緒「ミーナの許可があるのなら、文句はないだろう。それともペリーヌ、どこか不満点や疑問点があるのか?」
美緒「SEXの練習だと?」
芳佳「はい」
美緒「……宮藤」
ペリーヌ「さ、ささ、坂本少佐からもいってあげてください!! こ、このかたはストライクウィッチーズを穢そうとしています!!」
芳佳「どうしてそうなるんですか?」
ペリーヌ「だ、だって、セッ……スって!! セ……クスだなんて!!!」
美緒「ペリーヌ。うるさいぞ」
ペリーヌ「あぁ……申し訳ありません……。ああ、いえ!! そういうことではなくて!!」
美緒「宮藤、その訓練の許可は出ているのか? 私は初耳なのだが」
ペリーヌ「出ているわけありませんわ!! 坂本少佐!! ここで自室禁固、いえ、軍法会議にかけるべきです、こんな淫魔なんて!!」
芳佳「ちゃんとミーナ中佐とバルクホルンさんから許可をもらいました」
ペリーヌ「な、なぁ……!?」
美緒「そうか。なら、構わんぞ」
ペリーヌ「えぇぇ!? ど、どど、どうして!?」
美緒「ミーナの許可があるのなら、文句はないだろう。それともペリーヌ、どこか不満点や疑問点があるのか?」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 17:20:59.68 :jD0jlGAL0
ペリーヌ「おお、お言葉、ですが、少佐。このようなことを許しては、その……あの……ックスの練習だなんて、風紀を乱す行為に他ならないと……思うのですが……」
美緒「そうなのか……?」
ペリーヌ「もう一度、よく考えてください」
美緒「うーむ……」
芳佳「坂本さんは反対ですか?」
美緒「ペリーヌが納得していないのであれば、考慮するべきかもしれないな」
芳佳「そうですか……」
美緒「ミーナと話してみよう。私に訓練の件が知らされていないというのも少々問題があるしな」
芳佳「わかりました」
ペリーヌ「中佐も大尉もどうかしてますわ!! どうしてそんなことを……!! 全く……全くもう……」
芳佳「でも、坂本さんも一緒にできたら、私としても嬉しいんですけど」
美緒「私とか? はっはっは。光栄だな」
ペリーヌ(さ、坂本少佐と……セック……の練習……ですってぇぇ……それは……あんなことや……そんな……いや!! そんなのダメ!! ダメよ!!)
ペリーヌ「坂本少佐。きちんとご検討をお願いします」
美緒「ああ。分かっている。心配するな」
ペリーヌ「おお、お言葉、ですが、少佐。このようなことを許しては、その……あの……ックスの練習だなんて、風紀を乱す行為に他ならないと……思うのですが……」
美緒「そうなのか……?」
ペリーヌ「もう一度、よく考えてください」
美緒「うーむ……」
芳佳「坂本さんは反対ですか?」
美緒「ペリーヌが納得していないのであれば、考慮するべきかもしれないな」
芳佳「そうですか……」
美緒「ミーナと話してみよう。私に訓練の件が知らされていないというのも少々問題があるしな」
芳佳「わかりました」
ペリーヌ「中佐も大尉もどうかしてますわ!! どうしてそんなことを……!! 全く……全くもう……」
芳佳「でも、坂本さんも一緒にできたら、私としても嬉しいんですけど」
美緒「私とか? はっはっは。光栄だな」
ペリーヌ(さ、坂本少佐と……セック……の練習……ですってぇぇ……それは……あんなことや……そんな……いや!! そんなのダメ!! ダメよ!!)
ペリーヌ「坂本少佐。きちんとご検討をお願いします」
美緒「ああ。分かっている。心配するな」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 17:28:59.65 :jD0jlGAL0
食堂
ペリーヌ(本当にあの豆狸だけは……許せませんわ……!!! 坂本少佐の前でセッ……の訓練だなんて……!!)
ペリーヌ(そもそも、そんなものウィッチには不必要な訓練ですわ!! 資料室か図書室にでも行って、そういう教本を眺めていればいいだけの話!!!)
ペリーヌ(うん。そうよ。わたくしなら、そうしますわね。そのほうがエレガントですもの)
エーリカ「トゥルーデ、アレの訓練は結局やるの?」
バルクホルン「セックスか? やるつもりだ」
ペリーヌ「ぶぅぅっ!!」
サーニャ「きゃっ」
エイラ「あ!? あぁー!? こら、おまえ!! サーニャに紅茶を吹きかけるってなんのつもりだぁー!!」
ペリーヌ「も、もうしわけありません……でも……だって……」
エイラ「全く。何の恨みがあるんだ。大丈夫か、サーニャ?」
サーニャ「平気だよ」
エイラ「酷いよな。無理して朝食を食べにきたサーニャに対して、こんなことするなんて」
サーニャ「無理はしてないわ。今日は芳佳ちゃんが作ってくれるっていってたから、私も楽しみだったし」
ペリーヌ「……」
食堂
ペリーヌ(本当にあの豆狸だけは……許せませんわ……!!! 坂本少佐の前でセッ……の訓練だなんて……!!)
ペリーヌ(そもそも、そんなものウィッチには不必要な訓練ですわ!! 資料室か図書室にでも行って、そういう教本を眺めていればいいだけの話!!!)
ペリーヌ(うん。そうよ。わたくしなら、そうしますわね。そのほうがエレガントですもの)
エーリカ「トゥルーデ、アレの訓練は結局やるの?」
バルクホルン「セックスか? やるつもりだ」
ペリーヌ「ぶぅぅっ!!」
サーニャ「きゃっ」
エイラ「あ!? あぁー!? こら、おまえ!! サーニャに紅茶を吹きかけるってなんのつもりだぁー!!」
ペリーヌ「も、もうしわけありません……でも……だって……」
エイラ「全く。何の恨みがあるんだ。大丈夫か、サーニャ?」
サーニャ「平気だよ」
エイラ「酷いよな。無理して朝食を食べにきたサーニャに対して、こんなことするなんて」
サーニャ「無理はしてないわ。今日は芳佳ちゃんが作ってくれるっていってたから、私も楽しみだったし」
ペリーヌ「……」
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 17:35:56.51 :jD0jlGAL0
ペリーヌ「ちょっと、いいですか!! バルクホルン大尉!!」
バルクホルン「どうした、険しい表情で」
ペリーヌ「あの……あの……そのような訓練をお認めになるとは、どういうことですか!? 説明してほしいのです!!」
バルクホルン「大事な訓練だと考えている。上手くできなくとも、隊の結束を強くすることに繋がる」
ペリーヌ「け、結束って……それはまぁ……結束は強くなるでしょうけど……」
バルクホルン「顔が赤いぞ? 熱でもあるのか? どれ……」スッ
ペリーヌ「さ、触らないでください!! 大丈夫ですから!!」
バルクホルン「そうか……」
エーリカ「どうしたんだよー。何か問題でもあるの?」
ペリーヌ「問題しかないでしょう!?」
シャーリー「なんだ? 宮藤とリーネが参加するからか?」
ペリーヌ「それもあります!!」
バルクホルン「確かに宮藤とリーネは未熟だからな……。危険かもしれん」
ペリーヌ「大尉!! 考え直してください!!」
バルクホルン「……わかった。もう少し練ってみよう」
ペリーヌ「ちょっと、いいですか!! バルクホルン大尉!!」
バルクホルン「どうした、険しい表情で」
ペリーヌ「あの……あの……そのような訓練をお認めになるとは、どういうことですか!? 説明してほしいのです!!」
バルクホルン「大事な訓練だと考えている。上手くできなくとも、隊の結束を強くすることに繋がる」
ペリーヌ「け、結束って……それはまぁ……結束は強くなるでしょうけど……」
バルクホルン「顔が赤いぞ? 熱でもあるのか? どれ……」スッ
ペリーヌ「さ、触らないでください!! 大丈夫ですから!!」
バルクホルン「そうか……」
エーリカ「どうしたんだよー。何か問題でもあるの?」
ペリーヌ「問題しかないでしょう!?」
シャーリー「なんだ? 宮藤とリーネが参加するからか?」
ペリーヌ「それもあります!!」
バルクホルン「確かに宮藤とリーネは未熟だからな……。危険かもしれん」
ペリーヌ「大尉!! 考え直してください!!」
バルクホルン「……わかった。もう少し練ってみよう」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 17:41:19.45 :jD0jlGAL0
ペリーヌ(これはどういうこと……。いや、宮藤さんがここへ来てからというもの、坂本少佐やバルクホルン大尉の態度が妙に変わってきている……)
ペリーヌ(やはり、こうなった全ての原因は……)
芳佳「……ん?」
リーネ「どうしたの、芳佳ちゃん?」
芳佳「ペリーヌさんが睨んでる……」
リーネ「え?」
ペリーヌ「ガルルルルル」
リーネ「ホントだ……。なにかあったの?」
芳佳「わかんない……。でも、ペリーヌさんって良く分からないところで怒るから、時々困っちゃうんだ」
リーネ「そうなんだ……」
芳佳「リーネちゃんはそんなことないの?」
リーネ「ペリーヌさんは言葉は強いけど、優しいところもあるから……」
芳佳「そうなのかなぁ。実感ないなぁ」
リーネ「大丈夫。今はこうでも、きっとそのうちペリーヌさんも芳佳ちゃんのこと認めてくれるよ」
ペリーヌ(わたくしがしっかりしませんと。あの豆狸なんかにウィッチーズの風紀を乱されてたまるものですかっ)
ペリーヌ(これはどういうこと……。いや、宮藤さんがここへ来てからというもの、坂本少佐やバルクホルン大尉の態度が妙に変わってきている……)
ペリーヌ(やはり、こうなった全ての原因は……)
芳佳「……ん?」
リーネ「どうしたの、芳佳ちゃん?」
芳佳「ペリーヌさんが睨んでる……」
リーネ「え?」
ペリーヌ「ガルルルルル」
リーネ「ホントだ……。なにかあったの?」
芳佳「わかんない……。でも、ペリーヌさんって良く分からないところで怒るから、時々困っちゃうんだ」
リーネ「そうなんだ……」
芳佳「リーネちゃんはそんなことないの?」
リーネ「ペリーヌさんは言葉は強いけど、優しいところもあるから……」
芳佳「そうなのかなぁ。実感ないなぁ」
リーネ「大丈夫。今はこうでも、きっとそのうちペリーヌさんも芳佳ちゃんのこと認めてくれるよ」
ペリーヌ(わたくしがしっかりしませんと。あの豆狸なんかにウィッチーズの風紀を乱されてたまるものですかっ)
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 17:48:29.52 :jD0jlGAL0
廊下
美緒「ふむ。では、自主訓練という形にするわけか」
ミーナ「暫くはね。皆には積極的に参加してほしいけれど、他の訓練や任務との兼ね合いもあるし、私も美緒を中々時間をとれないでしょ?」
美緒「そうだな。なるべく早くシフトを組みなおして、夜間哨戒組のサーニャも参加できるようにしなければな」
ミーナ「そういうこと。だから、現状では自主参加ということにしておくわ」
美緒「それがいいかもしれんな。といっても、私の教え子に参加しないと言ってしまうような軟弱者はおらんがな」
ミーナ「ふふ。そうね」
ペリーヌ「坂本少佐!!」
美緒「おお。ペリーヌか。どうした?」
ペリーヌ「あの……訓練の話なのですけど……」
美緒「ああ。丁度、話がついたところだ。暫くは自主参加とすることに決まった。シフトの関係で時間をとれる者と取れない者がいるからな」
ペリーヌ「えぇぇ!? で、では、訓練自体はお認めになると!?」
ミーナ「ええ、そうだけど。何か問題があるかしら?」
ペリーヌ「ふ、ふけつですわぁ!!!」ダダダッ
美緒「あ、おい。なんだ、ペリーヌのやつ。訓練がそこまで気に入らないのか……?」
廊下
美緒「ふむ。では、自主訓練という形にするわけか」
ミーナ「暫くはね。皆には積極的に参加してほしいけれど、他の訓練や任務との兼ね合いもあるし、私も美緒を中々時間をとれないでしょ?」
美緒「そうだな。なるべく早くシフトを組みなおして、夜間哨戒組のサーニャも参加できるようにしなければな」
ミーナ「そういうこと。だから、現状では自主参加ということにしておくわ」
美緒「それがいいかもしれんな。といっても、私の教え子に参加しないと言ってしまうような軟弱者はおらんがな」
ミーナ「ふふ。そうね」
ペリーヌ「坂本少佐!!」
美緒「おお。ペリーヌか。どうした?」
ペリーヌ「あの……訓練の話なのですけど……」
美緒「ああ。丁度、話がついたところだ。暫くは自主参加とすることに決まった。シフトの関係で時間をとれる者と取れない者がいるからな」
ペリーヌ「えぇぇ!? で、では、訓練自体はお認めになると!?」
ミーナ「ええ、そうだけど。何か問題があるかしら?」
ペリーヌ「ふ、ふけつですわぁ!!!」ダダダッ
美緒「あ、おい。なんだ、ペリーヌのやつ。訓練がそこまで気に入らないのか……?」
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 17:54:43.80 :jD0jlGAL0
ハンガー
ルッキーニ「シャーリー、SEX訓練やるのー?」
シャーリー「あたしは参加するよー」
ルッキーニ「じゃ、あたしもやりゅー!!」
シャーリー「エイラ、サーニャは無理そうか?」
エイラ「ムリダナ。今日も夜間哨戒があるし、シフトが変更にならないと。無理に参加したらサーニャが倒れる」
シャーリー「残念だなぁー」
エーリカ「まずは、トゥルーデと私が先行するんだ」
バルクホルン「ああ。ここで坂本少佐とペリーヌのロッテが……」
芳佳「へぇー。かっこいい」
リーネ「あ、私はサーニャさんと組むんだ……」
ペリーヌ「あ、あの!!!」
バルクホルン「どうした?」
ペリーヌ「皆さん!! ちょっと頭を冷やしたほうがよろしいですわよ!! どうしてセ……ス訓練なんてできるんですか!? わけがわかりません!!!」
バルクホルン「セックスの何が悪いというんだ。言ってみろ、クロステルマン中尉」
ハンガー
ルッキーニ「シャーリー、SEX訓練やるのー?」
シャーリー「あたしは参加するよー」
ルッキーニ「じゃ、あたしもやりゅー!!」
シャーリー「エイラ、サーニャは無理そうか?」
エイラ「ムリダナ。今日も夜間哨戒があるし、シフトが変更にならないと。無理に参加したらサーニャが倒れる」
シャーリー「残念だなぁー」
エーリカ「まずは、トゥルーデと私が先行するんだ」
バルクホルン「ああ。ここで坂本少佐とペリーヌのロッテが……」
芳佳「へぇー。かっこいい」
リーネ「あ、私はサーニャさんと組むんだ……」
ペリーヌ「あ、あの!!!」
バルクホルン「どうした?」
ペリーヌ「皆さん!! ちょっと頭を冷やしたほうがよろしいですわよ!! どうしてセ……ス訓練なんてできるんですか!? わけがわかりません!!!」
バルクホルン「セックスの何が悪いというんだ。言ってみろ、クロステルマン中尉」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 18:00:57.75 :jD0jlGAL0
ペリーヌ「悪いというか、ウィッチには不必要でしょう!!!」
エーリカ「そうなのー? まぁ、私とトゥルーデがいれば9割はなんとかなるかもしれないけど」
バルクホルン「過信は驕りになるぞ、ハルトマン」
エーリカ「はいはい」
ペリーヌ「真面目に聞いてください!!」
シャーリー「ペリーヌ。文句があるなら参加はしなくていいんだぞ?」
ペリーヌ「で、ですから……」
バルクホルン「ペリーヌ。無理はしなくてもいい。強制はしない」
ペリーヌ「うっ……」
エイラ「なんだよ、参加するのか? それともしないのか?」
ペリーヌ「し、しません!! するわけないでしょう!? 誰がこんな訓練に!!!」
芳佳「えー? どうしてそんなこと言うんですか?」
ペリーヌ「お黙りなさい!!」
芳佳「ペリーヌさん……」
ペリーヌ「もういいです!! 好きにしたらいいんですわ!! わ、わたくしは、死んだって、そんな訓練になんて参加しませんから!!」
ペリーヌ「悪いというか、ウィッチには不必要でしょう!!!」
エーリカ「そうなのー? まぁ、私とトゥルーデがいれば9割はなんとかなるかもしれないけど」
バルクホルン「過信は驕りになるぞ、ハルトマン」
エーリカ「はいはい」
ペリーヌ「真面目に聞いてください!!」
シャーリー「ペリーヌ。文句があるなら参加はしなくていいんだぞ?」
ペリーヌ「で、ですから……」
バルクホルン「ペリーヌ。無理はしなくてもいい。強制はしない」
ペリーヌ「うっ……」
エイラ「なんだよ、参加するのか? それともしないのか?」
ペリーヌ「し、しません!! するわけないでしょう!? 誰がこんな訓練に!!!」
芳佳「えー? どうしてそんなこと言うんですか?」
ペリーヌ「お黙りなさい!!」
芳佳「ペリーヌさん……」
ペリーヌ「もういいです!! 好きにしたらいいんですわ!! わ、わたくしは、死んだって、そんな訓練になんて参加しませんから!!」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 18:05:38.85 :jD0jlGAL0
ペリーヌの部屋
ペリーヌ(なんですか……いきなり……みなさんは……)
ペリーヌ「あぁ……頭がいたい……」
芳佳『ペリーヌさん。いますかー』
ペリーヌ「……何かようですの?」
芳佳『あの……』
美緒『ペリーヌ。皆が心配しているぞ』
ペリーヌ「さ、坂本少佐……。でも……しかし……」
美緒『いつかはお前もするときが来る。今のうちに鍛練を積んでおくのも悪いことではないはずだ』
ペリーヌ「し、しかし……」
美緒『私の話は以上だ』
芳佳『あの、待ってますから。いつでも来てくださいね』
ペリーヌ「……」
ペリーヌ「だれが……」
ペリーヌ「もう、わたくしは……どうしたら……」
ペリーヌの部屋
ペリーヌ(なんですか……いきなり……みなさんは……)
ペリーヌ「あぁ……頭がいたい……」
芳佳『ペリーヌさん。いますかー』
ペリーヌ「……何かようですの?」
芳佳『あの……』
美緒『ペリーヌ。皆が心配しているぞ』
ペリーヌ「さ、坂本少佐……。でも……しかし……」
美緒『いつかはお前もするときが来る。今のうちに鍛練を積んでおくのも悪いことではないはずだ』
ペリーヌ「し、しかし……」
美緒『私の話は以上だ』
芳佳『あの、待ってますから。いつでも来てくださいね』
ペリーヌ「……」
ペリーヌ「だれが……」
ペリーヌ「もう、わたくしは……どうしたら……」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 18:14:25.45 :jD0jlGAL0
夜 食堂
シャーリー「いやぁー。結構、危ないなぁ。あの編隊飛行」
バルクホルン「リベリアン。もう少し速度を落とせ。あれでは速すぎる」
シャーリー「わかってるって。次はちゃんとやるよ」
エイラ「私とリーネはきついよなぁ。パートナーなしだから、感覚が掴み辛いし」
リーネ「うん……。サーニャさんがいないとタイミングが……」
エイラ「私はミーナ中佐とだからなぁ……中佐は暫く参加できないっていってたしなぁ……」
エーリカ「でも、一番の問題は宮藤なんだよねー」
芳佳「私ですか?」
バルクホルン「誰と組むのか、まだ決まっていないからな。この訓練に参加してもあまり意味がないだろう」
芳佳「そんなことないです。みなさんを見ているだけでも色々と勉強できますし」
バルクホルン「そうか? それならいいのだが……」
ペリーヌ「……ごちそうさま」
芳佳「あ、ペリーヌさん。おかわりは……」
ペリーヌ「結構です」
夜 食堂
シャーリー「いやぁー。結構、危ないなぁ。あの編隊飛行」
バルクホルン「リベリアン。もう少し速度を落とせ。あれでは速すぎる」
シャーリー「わかってるって。次はちゃんとやるよ」
エイラ「私とリーネはきついよなぁ。パートナーなしだから、感覚が掴み辛いし」
リーネ「うん……。サーニャさんがいないとタイミングが……」
エイラ「私はミーナ中佐とだからなぁ……中佐は暫く参加できないっていってたしなぁ……」
エーリカ「でも、一番の問題は宮藤なんだよねー」
芳佳「私ですか?」
バルクホルン「誰と組むのか、まだ決まっていないからな。この訓練に参加してもあまり意味がないだろう」
芳佳「そんなことないです。みなさんを見ているだけでも色々と勉強できますし」
バルクホルン「そうか? それならいいのだが……」
ペリーヌ「……ごちそうさま」
芳佳「あ、ペリーヌさん。おかわりは……」
ペリーヌ「結構です」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 18:19:56.33 :jD0jlGAL0
シャーリー「おい。ペリーヌ」
ペリーヌ「……」
ルッキーニ「ペリーヌっ。どうして怒ってるの?」ギュッ
ペリーヌ「ひゃぁ!! ルッキーニさん!! およしになって!!」
ルッキーニ「更にぺったんこになったわけじゃなさそうだけどぉ」
ペリーヌ「余計なお世話です!!」
シャーリー「どうしてヘソを曲げてるのかわかんないけど、自分の気持ちは言葉にしないと伝わんないぞ」
ペリーヌ「……ふんっ」
シャーリー「あら……。重症だな」
芳佳「ペリーヌさんっ」
ペリーヌ「……全部、貴方のせいですわ」
芳佳「え……?」
ペリーヌ「貴方がここにきてから!! 少佐も大尉も変わってしまったと言ったのです!!」
芳佳「ど、どういうことですかぁ?」
ペリーヌ「そんなの……わたくしがしりたいですわっ!!! ごちそうさま!! おやすみなさいっ!!」
シャーリー「おい。ペリーヌ」
ペリーヌ「……」
ルッキーニ「ペリーヌっ。どうして怒ってるの?」ギュッ
ペリーヌ「ひゃぁ!! ルッキーニさん!! およしになって!!」
ルッキーニ「更にぺったんこになったわけじゃなさそうだけどぉ」
ペリーヌ「余計なお世話です!!」
シャーリー「どうしてヘソを曲げてるのかわかんないけど、自分の気持ちは言葉にしないと伝わんないぞ」
ペリーヌ「……ふんっ」
シャーリー「あら……。重症だな」
芳佳「ペリーヌさんっ」
ペリーヌ「……全部、貴方のせいですわ」
芳佳「え……?」
ペリーヌ「貴方がここにきてから!! 少佐も大尉も変わってしまったと言ったのです!!」
芳佳「ど、どういうことですかぁ?」
ペリーヌ「そんなの……わたくしがしりたいですわっ!!! ごちそうさま!! おやすみなさいっ!!」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 18:28:54.87 :jD0jlGAL0
エーリカ「言われてるよ、トゥルーデ」
バルクホルン「今のはリベリアンに向けての発言だろう。私は何一つ変わっていないからな」
芳佳「……はぁ」
バルクホルン「宮藤、気にするな。きっと虫の居所が悪かっただけだろう」ナデナデ
芳佳「はい……」
エーリカ「後輩の頭を撫でるような人だったっけ?」
シャーリー「さぁ。まぁ、宮藤専用の対応ではあるよな」
リーネ「芳佳ちゃん、元気だして」
芳佳「でも……」
エイラ「放っておけばいいって、あんなツンツン眼鏡のことなんて」
エーリカ「少佐がいないから不機嫌なんじゃないの?」
バルクホルン「だが、少佐ばかりでなく、他の者とも連携がとれるようになったほうがいいはずだ。ペリーヌのためでもある」
芳佳「やっぱり私、行ってきます」
シャーリー「宮藤、あまり踏み込むと悪化するかもしれないぞ?」
芳佳「でも、ペリーヌさんは大事な仲間ですから。ここままなんてダメです!!」
エーリカ「言われてるよ、トゥルーデ」
バルクホルン「今のはリベリアンに向けての発言だろう。私は何一つ変わっていないからな」
芳佳「……はぁ」
バルクホルン「宮藤、気にするな。きっと虫の居所が悪かっただけだろう」ナデナデ
芳佳「はい……」
エーリカ「後輩の頭を撫でるような人だったっけ?」
シャーリー「さぁ。まぁ、宮藤専用の対応ではあるよな」
リーネ「芳佳ちゃん、元気だして」
芳佳「でも……」
エイラ「放っておけばいいって、あんなツンツン眼鏡のことなんて」
エーリカ「少佐がいないから不機嫌なんじゃないの?」
バルクホルン「だが、少佐ばかりでなく、他の者とも連携がとれるようになったほうがいいはずだ。ペリーヌのためでもある」
芳佳「やっぱり私、行ってきます」
シャーリー「宮藤、あまり踏み込むと悪化するかもしれないぞ?」
芳佳「でも、ペリーヌさんは大事な仲間ですから。ここままなんてダメです!!」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 18:32:29.17 :jD0jlGAL0
廊下
ペリーヌ「はぁ……」
芳佳「ペリーヌさん!!」
ペリーヌ「……なんですか?」
芳佳「ペリーヌさん。一緒にSEXの練習しましょうよ」
ペリーヌ「誰がするものですか!!!」
芳佳「楽しいですよ?」
ペリーヌ「それは……楽しいでしょうけど……」
芳佳「こう、全員と交わっていく感じとか、すごく快感で」
ペリーヌ「宮藤さん」
芳佳「は、はい」
ペリーヌ「ちょっと付き合ってもらえますか?」
芳佳「な、なんですか?」
ペリーヌ「こちらです」
芳佳「は、はい……」
廊下
ペリーヌ「はぁ……」
芳佳「ペリーヌさん!!」
ペリーヌ「……なんですか?」
芳佳「ペリーヌさん。一緒にSEXの練習しましょうよ」
ペリーヌ「誰がするものですか!!!」
芳佳「楽しいですよ?」
ペリーヌ「それは……楽しいでしょうけど……」
芳佳「こう、全員と交わっていく感じとか、すごく快感で」
ペリーヌ「宮藤さん」
芳佳「は、はい」
ペリーヌ「ちょっと付き合ってもらえますか?」
芳佳「な、なんですか?」
ペリーヌ「こちらです」
芳佳「は、はい……」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 18:38:40.28 :jD0jlGAL0
資料室
芳佳「あの……ここは……?」
ペリーヌ「えーと……。ああ、ありました。はい、これを読んでごらんなさい」
芳佳「これは……」ペラッ
芳佳「わっ……わわ……おぉ……」
ペリーヌ「ウィッチの性生活についての報告をまとめた資料です」
芳佳「ふんっ……ふんっ……」
ペリーヌ「きちんと書いてありますでしょう? ウィッチにとって性交渉は悪影響を及ぼすこともあると。故に貴方たちのやっていることは、無意味ですわ」
ペリーヌ「そんなもの、ウィッチを引退するときから学べはじめればいいだけです」
芳佳「うんっ……うんっ……すごい……なにこれぇ……」
ペリーヌ「宮藤さん、聞いてますの?」
芳佳「え? あ、すいません!! この本、すごく……か、過激ですね……図解まで……こんな……おぉ……ぉお……」
ペリーヌ「事実をまとめていますからね。生々しく書かれているのは、この本を見たウィッチがそんなことをしないためにとするためで……」
芳佳「ペリーヌさん。これ、借りてもいいんでしょうか?」
ペリーヌ「ダメに決まっているでしょう? 全く。これは飽く迄も資料です」
資料室
芳佳「あの……ここは……?」
ペリーヌ「えーと……。ああ、ありました。はい、これを読んでごらんなさい」
芳佳「これは……」ペラッ
芳佳「わっ……わわ……おぉ……」
ペリーヌ「ウィッチの性生活についての報告をまとめた資料です」
芳佳「ふんっ……ふんっ……」
ペリーヌ「きちんと書いてありますでしょう? ウィッチにとって性交渉は悪影響を及ぼすこともあると。故に貴方たちのやっていることは、無意味ですわ」
ペリーヌ「そんなもの、ウィッチを引退するときから学べはじめればいいだけです」
芳佳「うんっ……うんっ……すごい……なにこれぇ……」
ペリーヌ「宮藤さん、聞いてますの?」
芳佳「え? あ、すいません!! この本、すごく……か、過激ですね……図解まで……こんな……おぉ……ぉお……」
ペリーヌ「事実をまとめていますからね。生々しく書かれているのは、この本を見たウィッチがそんなことをしないためにとするためで……」
芳佳「ペリーヌさん。これ、借りてもいいんでしょうか?」
ペリーヌ「ダメに決まっているでしょう? 全く。これは飽く迄も資料です」
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 18:46:23.76 :jD0jlGAL0
芳佳「そうですか……。でも、目を閉じると鮮明に……おぉ……!」
ペリーヌ「いいですか。宮藤さん。もうおバカなことはやめなさい。坂本少佐にも私から進言します」
芳佳「え? この本と何か関係があるんですか?」
ペリーヌ「見たでしょう!? きちんと見てませんの!?」
芳佳「ばっちり見ました!! 図解がすごいです!!」
ペリーヌ「図ばかりを見てどうするの!! 文章も読みなさい!!」
芳佳「は、はい!! ――ふふっ……ほぉー……へぇー……ぁあ……そんなぁ……」モジモジ
ペリーヌ「わかりましたか? 貴方達のしている訓練は、必要ないのです」
芳佳「でも……」
ペリーヌ「なんですか?」
芳佳「坂本さんも言ってましたよね? 早いうちから訓練はしておいたほうがいいって」
ペリーヌ「そ……それは」
芳佳「何かあってからじゃ遅いと思います」
ペリーヌ「……」
芳佳「ペリーヌさん。もう一度、考えてください。お願いします」
芳佳「そうですか……。でも、目を閉じると鮮明に……おぉ……!」
ペリーヌ「いいですか。宮藤さん。もうおバカなことはやめなさい。坂本少佐にも私から進言します」
芳佳「え? この本と何か関係があるんですか?」
ペリーヌ「見たでしょう!? きちんと見てませんの!?」
芳佳「ばっちり見ました!! 図解がすごいです!!」
ペリーヌ「図ばかりを見てどうするの!! 文章も読みなさい!!」
芳佳「は、はい!! ――ふふっ……ほぉー……へぇー……ぁあ……そんなぁ……」モジモジ
ペリーヌ「わかりましたか? 貴方達のしている訓練は、必要ないのです」
芳佳「でも……」
ペリーヌ「なんですか?」
芳佳「坂本さんも言ってましたよね? 早いうちから訓練はしておいたほうがいいって」
ペリーヌ「そ……それは」
芳佳「何かあってからじゃ遅いと思います」
ペリーヌ「……」
芳佳「ペリーヌさん。もう一度、考えてください。お願いします」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 18:53:26.83 :jD0jlGAL0
食堂
美緒「なに? そんなことがあったのか」
バルクホルン「どうにもセックス訓練には難色を示しているようだな、ペリーヌは」
美緒「ふむ……」
ミーナ「でも、大型のネウロイ、それも総力戦になった場合、あの戦術は効果的であることは間違いないし、ここは納得してもらわないと……」
美緒「そうだな。これはペリーヌの我侭だ。軍隊において、自分の好みで訓練を拒むなどあってはならん」
シャーリー「でも、どうするんですか? 今、必死に宮藤が説得してるみたいですけど」
美緒「そうだな。宮藤はまだ誰と組むのか決まっていなかったな」
バルクホルン「ああ。といっても一人は余るから、正確にはどのロッテと共に飛行するかなのだが」
美緒「私は単独飛行で構わない。ペリーヌと組ませよう」
エーリカ「火に油じゃないかな」
バルクホルン「私もそう思う。今のペリーヌと宮藤は危険だ」
美緒「宮藤はペリーヌに歩み寄っているのだろう? ならば、ペリーヌがそこで宮藤を突き放すようなら、そこまでだな」
ミーナ「それって……」
美緒「ペリーヌにはそろそろ一皮向けてもらわねば、先はないということだ」
食堂
美緒「なに? そんなことがあったのか」
バルクホルン「どうにもセックス訓練には難色を示しているようだな、ペリーヌは」
美緒「ふむ……」
ミーナ「でも、大型のネウロイ、それも総力戦になった場合、あの戦術は効果的であることは間違いないし、ここは納得してもらわないと……」
美緒「そうだな。これはペリーヌの我侭だ。軍隊において、自分の好みで訓練を拒むなどあってはならん」
シャーリー「でも、どうするんですか? 今、必死に宮藤が説得してるみたいですけど」
美緒「そうだな。宮藤はまだ誰と組むのか決まっていなかったな」
バルクホルン「ああ。といっても一人は余るから、正確にはどのロッテと共に飛行するかなのだが」
美緒「私は単独飛行で構わない。ペリーヌと組ませよう」
エーリカ「火に油じゃないかな」
バルクホルン「私もそう思う。今のペリーヌと宮藤は危険だ」
美緒「宮藤はペリーヌに歩み寄っているのだろう? ならば、ペリーヌがそこで宮藤を突き放すようなら、そこまでだな」
ミーナ「それって……」
美緒「ペリーヌにはそろそろ一皮向けてもらわねば、先はないということだ」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 18:58:50.26 :jD0jlGAL0
廊下
芳佳「お願いします!!」
ペリーヌ「しつこいですわ」
芳佳「お願いします!! この通りです!!」
ペリーヌ「お黙りなさい」
芳佳「あの資料、貸し出せるように一緒にお願いしてください!!」
ペリーヌ「あなた!! 私を説得したいのかバカにしているのかどっちなのです!?」
芳佳「え……。あの……」
リーネ「芳佳ちゃん、ペリーヌさん」
芳佳「あ、リーネちゃん。どうかしたの?」
リーネ「SEXのことなんだけど」
ペリーヌ「また、それですの? もういいです。聞きたくもありません」
リーネ「芳佳ちゃんはペリーヌさんと組んでほしいって、坂本少佐が」
芳佳「え?」
ペリーヌ「な、なんですってぇ……!?」
廊下
芳佳「お願いします!!」
ペリーヌ「しつこいですわ」
芳佳「お願いします!! この通りです!!」
ペリーヌ「お黙りなさい」
芳佳「あの資料、貸し出せるように一緒にお願いしてください!!」
ペリーヌ「あなた!! 私を説得したいのかバカにしているのかどっちなのです!?」
芳佳「え……。あの……」
リーネ「芳佳ちゃん、ペリーヌさん」
芳佳「あ、リーネちゃん。どうかしたの?」
リーネ「SEXのことなんだけど」
ペリーヌ「また、それですの? もういいです。聞きたくもありません」
リーネ「芳佳ちゃんはペリーヌさんと組んでほしいって、坂本少佐が」
芳佳「え?」
ペリーヌ「な、なんですってぇ……!?」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 19:03:37.11 :jD0jlGAL0
芳佳「坂本少佐に言われたら、仕方ないですね」
ペリーヌ「リーネさん!! 本当に坂本少佐が……!?」
リーネ「はい。組めないようなら、今後シフトから外すとも……」
ペリーヌ「なぁぁー!!!」
芳佳「これは一緒にがんばるしかないですよ!! ペリーヌさん!!」
ペリーヌ「ふざけないで!!」
芳佳「でも、坂本さんの命令ですよ?」
ペリーヌ「い、いくら……坂本少佐の……」
リーネ「ペリーヌさん。芳佳ちゃんのこと、そんなに嫌いですか?」
ペリーヌ「へ?」
リーネ「確かに、その、ペリーヌさんにとっては気に入らない部分もあるかもしれません。だけど、芳佳ちゃんは何に対しても前向きで、一生懸命で……」
ペリーヌ「……」
リーネ「今だって、ペリーヌさんのことを必死で分かろうとしているじゃないですか。それでも、嫌なんですか?」
ペリーヌ「そ、それは……」
芳佳「ペリーヌさん、よろしくお願いします」
芳佳「坂本少佐に言われたら、仕方ないですね」
ペリーヌ「リーネさん!! 本当に坂本少佐が……!?」
リーネ「はい。組めないようなら、今後シフトから外すとも……」
ペリーヌ「なぁぁー!!!」
芳佳「これは一緒にがんばるしかないですよ!! ペリーヌさん!!」
ペリーヌ「ふざけないで!!」
芳佳「でも、坂本さんの命令ですよ?」
ペリーヌ「い、いくら……坂本少佐の……」
リーネ「ペリーヌさん。芳佳ちゃんのこと、そんなに嫌いですか?」
ペリーヌ「へ?」
リーネ「確かに、その、ペリーヌさんにとっては気に入らない部分もあるかもしれません。だけど、芳佳ちゃんは何に対しても前向きで、一生懸命で……」
ペリーヌ「……」
リーネ「今だって、ペリーヌさんのことを必死で分かろうとしているじゃないですか。それでも、嫌なんですか?」
ペリーヌ「そ、それは……」
芳佳「ペリーヌさん、よろしくお願いします」
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 19:08:17.02 :jD0jlGAL0
ペリーヌ「……一晩、考えさせて」
芳佳「はい。私、ずっと待ちますから」
ペリーヌ「……おやすみなさい」
芳佳「はいっ」
ペリーヌ(どうして……どうして……坂本少佐は……よりにもよって、私に宮藤さんを……あぁ……)
リーネ「大丈夫、かな?」
芳佳「絶対に大丈夫。ペリーヌさんだって分かってくれるよ」
リーネ「だと、いいけど……」
バルクホルン「二人とも」
芳佳「あ、バルクホルンさん」
バルクホルン「ペリーヌはどうだった?」
芳佳「一晩考えるって言ってました」
バルクホルン「そうか。だが、ペリーヌが断ってきた場合のこともかんがえる必要がある。そこでだ、宮藤。私とセックス訓練しないか?」
芳佳「バルクホルンさんとですか? いいんですか?」
バルクホルン「ああ。そのかわり、徹底的に鍛えてやるから覚悟しろ」
ペリーヌ「……一晩、考えさせて」
芳佳「はい。私、ずっと待ちますから」
ペリーヌ「……おやすみなさい」
芳佳「はいっ」
ペリーヌ(どうして……どうして……坂本少佐は……よりにもよって、私に宮藤さんを……あぁ……)
リーネ「大丈夫、かな?」
芳佳「絶対に大丈夫。ペリーヌさんだって分かってくれるよ」
リーネ「だと、いいけど……」
バルクホルン「二人とも」
芳佳「あ、バルクホルンさん」
バルクホルン「ペリーヌはどうだった?」
芳佳「一晩考えるって言ってました」
バルクホルン「そうか。だが、ペリーヌが断ってきた場合のこともかんがえる必要がある。そこでだ、宮藤。私とセックス訓練しないか?」
芳佳「バルクホルンさんとですか? いいんですか?」
バルクホルン「ああ。そのかわり、徹底的に鍛えてやるから覚悟しろ」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 19:17:58.12 :jD0jlGAL0
ペリーヌの部屋
ペリーヌ(はぁ……。坂本少佐の心がわからない……)
美緒『ペリーヌ。いるか?』
ペリーヌ「さ、坂本少佐!?」
美緒『伝えたいことがある』
ペリーヌ「はい。なんでしょうか?」
美緒『我々は仲間だ。いや、家族と言っていい』
美緒『一人一人の心が通じ合っているからこそ、私たちは毎回戦死者を出さずにここへ戻ってくることができる。そう考えている』
ペリーヌ「……」
美緒『お前は私のことを尊敬しているといったな?』
ペリーヌ「そ、それは勿論です!!」
美緒『私もお前のことを尊敬している』
ペリーヌ「そ、そんな……身に余るお言葉です……」
美緒『そして、新人も含めた全員を私は尊敬しているし、敬愛している。お前にも私のように、全員を尊敬できるような人間になってほしい。それだけだ。それではな。ゆっくり休めよ』
ペリーヌ「あ……。全員を尊敬できるように……? そんな……こと……」
ペリーヌの部屋
ペリーヌ(はぁ……。坂本少佐の心がわからない……)
美緒『ペリーヌ。いるか?』
ペリーヌ「さ、坂本少佐!?」
美緒『伝えたいことがある』
ペリーヌ「はい。なんでしょうか?」
美緒『我々は仲間だ。いや、家族と言っていい』
美緒『一人一人の心が通じ合っているからこそ、私たちは毎回戦死者を出さずにここへ戻ってくることができる。そう考えている』
ペリーヌ「……」
美緒『お前は私のことを尊敬しているといったな?』
ペリーヌ「そ、それは勿論です!!」
美緒『私もお前のことを尊敬している』
ペリーヌ「そ、そんな……身に余るお言葉です……」
美緒『そして、新人も含めた全員を私は尊敬しているし、敬愛している。お前にも私のように、全員を尊敬できるような人間になってほしい。それだけだ。それではな。ゆっくり休めよ』
ペリーヌ「あ……。全員を尊敬できるように……? そんな……こと……」
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 19:22:44.28 :jD0jlGAL0
翌日 食堂
ペリーヌ「……」
芳佳「ペリーヌさん。おはようございます」
ペリーヌ「……」
芳佳「あの……」
ペリーヌ「……宮藤さん」
芳佳「は、はい」
ペリーヌ「いいですか? わたくしの心は常に坂本少佐のところにあります」
芳佳「は、はぁ……」
ペリーヌ「いくら貴方ががんばっても、わたくしの心までは奪えません。いいですこと? おかしな期待だけは絶対にしないで」
芳佳「どういうことですか?」
ペリーヌ「……今日の夜、貴方の部屋に行きます」
芳佳「わ、わかりました」
ペリーヌ「き、きれいして、まっていなさい……ふんっ」
芳佳(なんで夜に……?)
翌日 食堂
ペリーヌ「……」
芳佳「ペリーヌさん。おはようございます」
ペリーヌ「……」
芳佳「あの……」
ペリーヌ「……宮藤さん」
芳佳「は、はい」
ペリーヌ「いいですか? わたくしの心は常に坂本少佐のところにあります」
芳佳「は、はぁ……」
ペリーヌ「いくら貴方ががんばっても、わたくしの心までは奪えません。いいですこと? おかしな期待だけは絶対にしないで」
芳佳「どういうことですか?」
ペリーヌ「……今日の夜、貴方の部屋に行きます」
芳佳「わ、わかりました」
ペリーヌ「き、きれいして、まっていなさい……ふんっ」
芳佳(なんで夜に……?)
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 19:27:09.37 :jD0jlGAL0
夜 宮藤の部屋
芳佳(結局、ペリーヌさんは今日も訓練に参加してくれなかったなぁ……)
芳佳(何が嫌なんだろう……?)
ペリーヌ『み、みや、ふ、ふ、じさん?』
芳佳「あ、はーい。あいてまーす」
ペリーヌ「……こ、こんばんは……」ガチャ
芳佳「どうぞどうぞ。待ってました」
ペリーヌ「入浴は、済ませましたの?」
芳佳「はい」
ペリーヌ「そう……」
ペリーヌ(落ち着くのよ。私は由緒あるクロステルマン家の娘。こんなことで動揺してはいけませんわ)
ペリーヌ(そう。これは心を通じ合わせるための訓練、なのですから)
芳佳「あの、こっちにきて座ってください」
ペリーヌ「……と、とりあえず、資料を持ってきましたわ」
芳佳「え!? あぁ!! おぉ!! これは……!!」
夜 宮藤の部屋
芳佳(結局、ペリーヌさんは今日も訓練に参加してくれなかったなぁ……)
芳佳(何が嫌なんだろう……?)
ペリーヌ『み、みや、ふ、ふ、じさん?』
芳佳「あ、はーい。あいてまーす」
ペリーヌ「……こ、こんばんは……」ガチャ
芳佳「どうぞどうぞ。待ってました」
ペリーヌ「入浴は、済ませましたの?」
芳佳「はい」
ペリーヌ「そう……」
ペリーヌ(落ち着くのよ。私は由緒あるクロステルマン家の娘。こんなことで動揺してはいけませんわ)
ペリーヌ(そう。これは心を通じ合わせるための訓練、なのですから)
芳佳「あの、こっちにきて座ってください」
ペリーヌ「……と、とりあえず、資料を持ってきましたわ」
芳佳「え!? あぁ!! おぉ!! これは……!!」
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 19:35:21.18 :jD0jlGAL0
芳佳「ふんっ……ふんっ……」
ペリーヌ「ほら、資料がなければ、どうしていいのか、わかりませんでしょう?」
芳佳「ふんっ……ほぉー……こうなってるんだ……」
ペリーヌ「坂本少佐に言われました」
芳佳「え? 何をですか?」
ペリーヌ「全員を尊敬できるような人間になれと」
芳佳「どういうことですか?」
ペリーヌ「わ、わかりませんの? 要するに、あれです、相手の気持ちを汲んであげることのできる、器の大きな人間になれということです」
芳佳「それはすごいですね。私にはなれそうもありません」
ペリーヌ「何をおっしゃってますの!? 坂本少佐のような人格者を目指すのはいいことでしょう!? 貴方も、目指しなさい!!」
芳佳「が、がんばります」
ペリーヌ「よろしい。ですから、わたくしも……その……皆さんと尊敬できるよう、努めたいと思いまして……」
芳佳「わわ……これ……すご……あぁ……わぁ……えぇ……そんなところに……? いたそう……」
ペリーヌ「宮藤さんの懸命さを称えて、特別に、特別に、こうしてやってきましたの。いい? 貴方のことを認めたわけではありません。飽く迄も敬意を払ってあげるだけですから」
芳佳「え? あ、はい。ありがとうございます」
芳佳「ふんっ……ふんっ……」
ペリーヌ「ほら、資料がなければ、どうしていいのか、わかりませんでしょう?」
芳佳「ふんっ……ほぉー……こうなってるんだ……」
ペリーヌ「坂本少佐に言われました」
芳佳「え? 何をですか?」
ペリーヌ「全員を尊敬できるような人間になれと」
芳佳「どういうことですか?」
ペリーヌ「わ、わかりませんの? 要するに、あれです、相手の気持ちを汲んであげることのできる、器の大きな人間になれということです」
芳佳「それはすごいですね。私にはなれそうもありません」
ペリーヌ「何をおっしゃってますの!? 坂本少佐のような人格者を目指すのはいいことでしょう!? 貴方も、目指しなさい!!」
芳佳「が、がんばります」
ペリーヌ「よろしい。ですから、わたくしも……その……皆さんと尊敬できるよう、努めたいと思いまして……」
芳佳「わわ……これ……すご……あぁ……わぁ……えぇ……そんなところに……? いたそう……」
ペリーヌ「宮藤さんの懸命さを称えて、特別に、特別に、こうしてやってきましたの。いい? 貴方のことを認めたわけではありません。飽く迄も敬意を払ってあげるだけですから」
芳佳「え? あ、はい。ありがとうございます」
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 19:43:02.55 :jD0jlGAL0
ペリーヌ「……」モジモジ
芳佳「うんっ……うんっ……勉強になりますね、これ!!」
ペリーヌ「おほんっ。み、宮藤さん?」
芳佳「なんですか? あ、ペリーヌさんも読みますか?」
ペリーヌ「えぇ? まずは座学からということですの?」
芳佳「知らないことが多いですから」
ペリーヌ「わたくしは……もう読破していますが……まぁ、復習も兼ねるというのでしたら……」
芳佳「わぁ……」
ペリーヌ「おぉ……」
芳佳「ペ、ペリーヌさん、このページ……」
ペリーヌ「こ、こら!! 急に見せるところではないでしょう!?」
芳佳「うわ。ペリーヌさんの見ているページも……」
ペリーヌ「こ、ここは、あれです。この資料の中でも五本の指の入るほどの過激な写真ですからね」
芳佳「これ、どうなってるんですか?」
ペリーヌ「これはこの角度から……」
ペリーヌ「……」モジモジ
芳佳「うんっ……うんっ……勉強になりますね、これ!!」
ペリーヌ「おほんっ。み、宮藤さん?」
芳佳「なんですか? あ、ペリーヌさんも読みますか?」
ペリーヌ「えぇ? まずは座学からということですの?」
芳佳「知らないことが多いですから」
ペリーヌ「わたくしは……もう読破していますが……まぁ、復習も兼ねるというのでしたら……」
芳佳「わぁ……」
ペリーヌ「おぉ……」
芳佳「ペ、ペリーヌさん、このページ……」
ペリーヌ「こ、こら!! 急に見せるところではないでしょう!?」
芳佳「うわ。ペリーヌさんの見ているページも……」
ペリーヌ「こ、ここは、あれです。この資料の中でも五本の指の入るほどの過激な写真ですからね」
芳佳「これ、どうなってるんですか?」
ペリーヌ「これはこの角度から……」
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 19:43:58.78 :0CuWkNPHi
いったいどんな本を読んでるんだ…
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 19:50:19.45 :jD0jlGAL0
ペリーヌ「――ですから、これはこの体勢からでもスムーズに出し入れができるのです」
芳佳「すぅ……すぅ……」
ペリーヌ「な……人が羞恥心に耐えながら解説しているときにぃ……!!」
芳佳「ふふっ……すぅ……すぅ……」
ペリーヌ「全く、人の気も知らないで。ほら、風邪をひきますわよ」
芳佳「うぅん……」
ペリーヌ「今日は何もできませんでしたわね。ここから宮藤さんと交わっても、それは一方的な行為ですし、心を通じ合わせることにはなりません」
ペリーヌ「さてと、わたくしは部屋に――」
芳佳「すぅ……すぅ……」ギュッ
ペリーヌ「なっ!? ちょっと、宮藤さん。ズボンを掴まないで……」
芳佳「いかないで……ペリ……ヌ……さん……」
ペリーヌ「ど、どんな夢を……もう……」
芳佳「すぅ……すぅ……」
ペリーヌ「あー、もう。はいはい。今日だけ、今日だけですからね。一緒に寝るのは」
芳佳「うぅん……」
ペリーヌ「――ですから、これはこの体勢からでもスムーズに出し入れができるのです」
芳佳「すぅ……すぅ……」
ペリーヌ「な……人が羞恥心に耐えながら解説しているときにぃ……!!」
芳佳「ふふっ……すぅ……すぅ……」
ペリーヌ「全く、人の気も知らないで。ほら、風邪をひきますわよ」
芳佳「うぅん……」
ペリーヌ「今日は何もできませんでしたわね。ここから宮藤さんと交わっても、それは一方的な行為ですし、心を通じ合わせることにはなりません」
ペリーヌ「さてと、わたくしは部屋に――」
芳佳「すぅ……すぅ……」ギュッ
ペリーヌ「なっ!? ちょっと、宮藤さん。ズボンを掴まないで……」
芳佳「いかないで……ペリ……ヌ……さん……」
ペリーヌ「ど、どんな夢を……もう……」
芳佳「すぅ……すぅ……」
ペリーヌ「あー、もう。はいはい。今日だけ、今日だけですからね。一緒に寝るのは」
芳佳「うぅん……」
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 19:56:04.70 :jD0jlGAL0
翌朝 食堂
芳佳「ペリーヌさん。どうぞ」
ペリーヌ「どうも」
芳佳「えへへ」
ペリーヌ「な、なんですの? 気持ち悪い」
シャーリー「……」
バルクホルン「どうした、リベリアン?」
シャーリー「ペリーヌと宮藤の距離が近づいた気がしてさ。なんかあったのかなって」
バルクホルン「実はいうと私にもそう見える。どうやら宮藤の説得が功を奏しているのだろう」
エーリカ「さっすが、宮藤。伊達にトゥルーデの心をも虜にしてないね」
バルクホルン「なんの話だ」
リーネ「これなら一緒に訓練もできそうですね」
バルクホルン「そうだな」
ペリーヌ「お、おかわり」
芳佳「はぁーい」
翌朝 食堂
芳佳「ペリーヌさん。どうぞ」
ペリーヌ「どうも」
芳佳「えへへ」
ペリーヌ「な、なんですの? 気持ち悪い」
シャーリー「……」
バルクホルン「どうした、リベリアン?」
シャーリー「ペリーヌと宮藤の距離が近づいた気がしてさ。なんかあったのかなって」
バルクホルン「実はいうと私にもそう見える。どうやら宮藤の説得が功を奏しているのだろう」
エーリカ「さっすが、宮藤。伊達にトゥルーデの心をも虜にしてないね」
バルクホルン「なんの話だ」
リーネ「これなら一緒に訓練もできそうですね」
バルクホルン「そうだな」
ペリーヌ「お、おかわり」
芳佳「はぁーい」
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 20:01:09.92 :jD0jlGAL0
ルッキーニ「ペリーヌ。今日は一緒にSEXするの?」
ペリーヌ「ぶふっ!!」
エイラ「うわぁ! なにするんだ!! こらぁー!! かかっただろ!!」
ペリーヌ「だ、だって、ルッキーニさんが急に……」
ルッキーニ「なに? あたし、変なこといった?」
ペリーヌ「少なくとも、食事中に出す単語ではありませんっ!」
ルッキーニ「なんのこと?」
ペリーヌ「で、ですから……セ……ス……なんて!! はしたないでしょう!?」
ルッキーニ「よくきこえなーい」
シャーリー「SEXがどうかしたのか?」
ルッキーニ「だ、だから!!!」
バルクホルン「セックスぐらいで慌ててどうする」
ルッキーニ「バルクホルン大尉まで!!! もう!! やめてください!!!」
芳佳「……そっか」
リーネ「芳佳ちゃん?」
ルッキーニ「ペリーヌ。今日は一緒にSEXするの?」
ペリーヌ「ぶふっ!!」
エイラ「うわぁ! なにするんだ!! こらぁー!! かかっただろ!!」
ペリーヌ「だ、だって、ルッキーニさんが急に……」
ルッキーニ「なに? あたし、変なこといった?」
ペリーヌ「少なくとも、食事中に出す単語ではありませんっ!」
ルッキーニ「なんのこと?」
ペリーヌ「で、ですから……セ……ス……なんて!! はしたないでしょう!?」
ルッキーニ「よくきこえなーい」
シャーリー「SEXがどうかしたのか?」
ルッキーニ「だ、だから!!!」
バルクホルン「セックスぐらいで慌ててどうする」
ルッキーニ「バルクホルン大尉まで!!! もう!! やめてください!!!」
芳佳「……そっか」
リーネ「芳佳ちゃん?」
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 20:06:50.46 :jD0jlGAL0
芳佳「みなさん!! 待ってください!!」
エーリカ「どうしたのさ?」
芳佳「ペリーヌさんは、SEXって言葉が嫌いなんです!!」
ペリーヌ「な……!?」
ルッキーニ「なんで?」
芳佳「なんでって言われても困りますけど、ペリーヌさんの反応を見ている限りではそうです!!」
ペリーヌ「いや……その……単語自体は……別に……」
シャーリー「言葉の響きが癇に障るのか? 変な奴だなぁ」
バルクホルン「そんなことでは作戦に支障を来たすぞ」
ペリーヌ「で、ですからぁ……時と場合を……」
芳佳「これからは違う言葉にしませんか?」
リーネ「違う言葉?」
シャーリー「今から変えるのか? それは坂本少佐に聞いてみないとなぁ……」
バルクホルン「セックスでいいじゃないか。私はこの言葉、嫌いではないぞ」
エーリカ「そーだね。なんか、言いやすいよね」
芳佳「みなさん!! 待ってください!!」
エーリカ「どうしたのさ?」
芳佳「ペリーヌさんは、SEXって言葉が嫌いなんです!!」
ペリーヌ「な……!?」
ルッキーニ「なんで?」
芳佳「なんでって言われても困りますけど、ペリーヌさんの反応を見ている限りではそうです!!」
ペリーヌ「いや……その……単語自体は……別に……」
シャーリー「言葉の響きが癇に障るのか? 変な奴だなぁ」
バルクホルン「そんなことでは作戦に支障を来たすぞ」
ペリーヌ「で、ですからぁ……時と場合を……」
芳佳「これからは違う言葉にしませんか?」
リーネ「違う言葉?」
シャーリー「今から変えるのか? それは坂本少佐に聞いてみないとなぁ……」
バルクホルン「セックスでいいじゃないか。私はこの言葉、嫌いではないぞ」
エーリカ「そーだね。なんか、言いやすいよね」
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 20:13:51.52 :jD0jlGAL0
ペリーヌ「もう結構ですっ!!!」
芳佳「あ、ペリーヌさん、待って!!」
ペリーヌ「食器はここに置いておきます。ごちそうさまでした!!! 美味しかったですわ!!」
芳佳「ありがとうございます!! 待ってください!!」
シャーリー「あーあ。怒ったな」
エーリカ「そっか。言葉が嫌だったんだ」
バルクホルン「ガリアのほうでは禁忌とされる言葉になっているのかもしれないな」
リーネ「ああ。そういうのってありますよね。国によっては恐ろしい意味になることって」
シャーリー「SEXに変な意味なんてあったか?」
ルッキーニ「えー? だってSEXって『ストライク・エクストリーム・クロス』の略でしょ? 造語じゃん」
シャーリー「うーん……でも、なーんかきいたことあるような……」
バルクホルン「まぁ、もし宗教上の問題が絡んでいるのなら、一考する余地はあるだろうな」
エーリカ「えー。いいじゃない、SEX。せっくすぅ」
ルッキーニ「せっくす!! にしし」
エイラ「SEX、SEXってうるさいなぁ」
ペリーヌ「もう結構ですっ!!!」
芳佳「あ、ペリーヌさん、待って!!」
ペリーヌ「食器はここに置いておきます。ごちそうさまでした!!! 美味しかったですわ!!」
芳佳「ありがとうございます!! 待ってください!!」
シャーリー「あーあ。怒ったな」
エーリカ「そっか。言葉が嫌だったんだ」
バルクホルン「ガリアのほうでは禁忌とされる言葉になっているのかもしれないな」
リーネ「ああ。そういうのってありますよね。国によっては恐ろしい意味になることって」
シャーリー「SEXに変な意味なんてあったか?」
ルッキーニ「えー? だってSEXって『ストライク・エクストリーム・クロス』の略でしょ? 造語じゃん」
シャーリー「うーん……でも、なーんかきいたことあるような……」
バルクホルン「まぁ、もし宗教上の問題が絡んでいるのなら、一考する余地はあるだろうな」
エーリカ「えー。いいじゃない、SEX。せっくすぅ」
ルッキーニ「せっくす!! にしし」
エイラ「SEX、SEXってうるさいなぁ」
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 20:21:56.08 :jD0jlGAL0
ペリーヌ「まったく……デリカシー以前の問題ですわね!!」
芳佳「ペリーヌさん。私からも頼んでみますから」
ペリーヌ「……それそうと、宮藤さん?」
芳佳「は、はい」
ペリーヌ「昨日は中途半端に終わってしまいましたが、今夜こそ、その……しますわよ」
芳佳「え? 何をですか?」
ペリーヌ「セッ……訓練に決まっているでしょう?」
芳佳「え!? 本当ですか!?」
美緒「――ん? あれは」
ミーナ「宮藤さんとペリーヌさんね」
美緒「説得できたのか?」
ペリーヌ「昨日は貴方が寝てしまってなにもできなかったでしょう?」
芳佳「あの……もしかして、みんと一緒に訓練するのが嫌なんですか?」
ペリーヌ「み、みんなって……!! そんなの……体が……壊れちゃう……でしょ……」
ペリーヌ「まったく……デリカシー以前の問題ですわね!!」
芳佳「ペリーヌさん。私からも頼んでみますから」
ペリーヌ「……それそうと、宮藤さん?」
芳佳「は、はい」
ペリーヌ「昨日は中途半端に終わってしまいましたが、今夜こそ、その……しますわよ」
芳佳「え? 何をですか?」
ペリーヌ「セッ……訓練に決まっているでしょう?」
芳佳「え!? 本当ですか!?」
美緒「――ん? あれは」
ミーナ「宮藤さんとペリーヌさんね」
美緒「説得できたのか?」
ペリーヌ「昨日は貴方が寝てしまってなにもできなかったでしょう?」
芳佳「あの……もしかして、みんと一緒に訓練するのが嫌なんですか?」
ペリーヌ「み、みんなって……!! そんなの……体が……壊れちゃう……でしょ……」
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 20:27:41.84 :jD0jlGAL0
芳佳「大丈夫ですよ。みなさん、優しいですから」
ペリーヌ「や、やさしいって……いわれても……」
芳佳「でも、ペリーヌさんがイヤだって言うなら、私は構いません。二人でしましょう」
ペリーヌ「ふ、ふつうは、そうでしょう。普通はロッテでやるものですし」
芳佳「みんなと一緒のほうが楽しいとおもうなぁ……」
ペリーヌ「扶桑の撫子はもっと淑女かと思っていましたが、そうでもありませんのね!!」
芳佳「何を怒ってるんですかぁ?」
ペリーヌ「もういいです。とにかく、今日も夜に行きますから。その……用意だけはしておきなさい」
芳佳「は、はい」
ペリーヌ「ふんっ……」
芳佳(ペリーヌさんってみんなと打ち解けてないんだ……)
美緒「宮藤。大変だな」
芳佳「坂本さん。いえ、そんなことありません」
ミーナ「といっても、このまま宮藤さんに任せるのもね……。何か手を考えないと」
芳佳「ミーナさん。私は大丈夫です。ペリーヌさんも少しずつ心を開いてくれている気がしますから」
芳佳「大丈夫ですよ。みなさん、優しいですから」
ペリーヌ「や、やさしいって……いわれても……」
芳佳「でも、ペリーヌさんがイヤだって言うなら、私は構いません。二人でしましょう」
ペリーヌ「ふ、ふつうは、そうでしょう。普通はロッテでやるものですし」
芳佳「みんなと一緒のほうが楽しいとおもうなぁ……」
ペリーヌ「扶桑の撫子はもっと淑女かと思っていましたが、そうでもありませんのね!!」
芳佳「何を怒ってるんですかぁ?」
ペリーヌ「もういいです。とにかく、今日も夜に行きますから。その……用意だけはしておきなさい」
芳佳「は、はい」
ペリーヌ「ふんっ……」
芳佳(ペリーヌさんってみんなと打ち解けてないんだ……)
美緒「宮藤。大変だな」
芳佳「坂本さん。いえ、そんなことありません」
ミーナ「といっても、このまま宮藤さんに任せるのもね……。何か手を考えないと」
芳佳「ミーナさん。私は大丈夫です。ペリーヌさんも少しずつ心を開いてくれている気がしますから」
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 20:32:06.96 :jD0jlGAL0
夜 宮藤の部屋
ペリーヌ『みやふじさーん』
芳佳「はーい」ガチャ
ペリーヌ「失礼します。はい、新しい資料です。参考になると思いまして」
芳佳「わぁ! ありがとがとうございます。いつもすいません」
ペリーヌ「これ、借りるとき、とても恥ずかしいのですからね。そろそろ終わりにしてくださらない?」
芳佳「ほぉぉ……え? なんですか?」
ペリーヌ「次のページがとてもすごいですわよ」ペラッ
芳佳「えぇ? こんなことして大丈夫なんですか?」
ペリーヌ「人の体は意外と丈夫ですからね。それに魔法を使えば……。って、違います。早く、訓練を始めましょう」
芳佳「そうですね。じゃ、行きましょう」
ペリーヌ「……え?」スルッ
芳佳「え?」
ペリーヌ「こ、ここで、するのでしょう?」
芳佳「いいえ。外ですよ」
夜 宮藤の部屋
ペリーヌ『みやふじさーん』
芳佳「はーい」ガチャ
ペリーヌ「失礼します。はい、新しい資料です。参考になると思いまして」
芳佳「わぁ! ありがとがとうございます。いつもすいません」
ペリーヌ「これ、借りるとき、とても恥ずかしいのですからね。そろそろ終わりにしてくださらない?」
芳佳「ほぉぉ……え? なんですか?」
ペリーヌ「次のページがとてもすごいですわよ」ペラッ
芳佳「えぇ? こんなことして大丈夫なんですか?」
ペリーヌ「人の体は意外と丈夫ですからね。それに魔法を使えば……。って、違います。早く、訓練を始めましょう」
芳佳「そうですね。じゃ、行きましょう」
ペリーヌ「……え?」スルッ
芳佳「え?」
ペリーヌ「こ、ここで、するのでしょう?」
芳佳「いいえ。外ですよ」
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 20:37:10.54 :jD0jlGAL0
ペリーヌ「そ、外!? ど、どど、どうして!? そんないきなり!? 訓練もなしに!?」
芳佳「訓練のために外に行くんじゃないですか」
ペリーヌ「は、はぁ!? そんな趣味、わたくしにはありません!!」
芳佳「趣味って……」
ペリーヌ「宮藤さんは外のがいいと、おっしゃるの!?」
芳佳「私、外でしかしたことないです」
ペリーヌ「そ、そとでしか……!? 扶桑ではそれが普通なのかしら!?」
芳佳「世界共通です」
ペリーヌ「な、なにをデタラメを。ガリアではそんなことありませんでしたわ」
芳佳「えー? 室内じゃ自由にできないですよ」
ペリーヌ「屋外なんて自由すぎます!!!」
芳佳「ペリーヌさんって、制限があったほうがいいんですか?」
ペリーヌ「ち、ちがいます!!! 何をいってるのぉー!!」
芳佳「とにかく、私は外でないとできないので。行きましょう」グイッ
ペリーヌ「ま、まって!! ねえ!! せめて、せめて、心の準備だけでも……!!」
ペリーヌ「そ、外!? ど、どど、どうして!? そんないきなり!? 訓練もなしに!?」
芳佳「訓練のために外に行くんじゃないですか」
ペリーヌ「は、はぁ!? そんな趣味、わたくしにはありません!!」
芳佳「趣味って……」
ペリーヌ「宮藤さんは外のがいいと、おっしゃるの!?」
芳佳「私、外でしかしたことないです」
ペリーヌ「そ、そとでしか……!? 扶桑ではそれが普通なのかしら!?」
芳佳「世界共通です」
ペリーヌ「な、なにをデタラメを。ガリアではそんなことありませんでしたわ」
芳佳「えー? 室内じゃ自由にできないですよ」
ペリーヌ「屋外なんて自由すぎます!!!」
芳佳「ペリーヌさんって、制限があったほうがいいんですか?」
ペリーヌ「ち、ちがいます!!! 何をいってるのぉー!!」
芳佳「とにかく、私は外でないとできないので。行きましょう」グイッ
ペリーヌ「ま、まって!! ねえ!! せめて、せめて、心の準備だけでも……!!」
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 20:43:22.47 :jD0jlGAL0
ハンガー
芳佳「ペリーヌさん、早くしてください」
ペリーヌ「な、なにをするつもり……ですの?」
芳佳「ストライカーユニットをつけないと、できません」
ペリーヌ「空中で!? 空中でしますの!? はぁー!? もう、かんっがえられませんわ!!!」
芳佳「地上じゃあ、感覚が鈍くなりますし」
ペリーヌ「な、なにをいって……はぁ……もう、いいです。わたくしは、帰ります。付き合っていられませんわ」
芳佳「待ってください!!」
ペリーヌ「……」
芳佳「私、どうしてもペリーヌさんと一緒にしたいんです!!」
ペリーヌ「……ど、どうして?」
芳佳「どうしてペリーヌさんが私のことを目の仇にするのか、それはよくわかりませんけど、私はペリーヌさんのこと、大好きですから」
ペリーヌ「……!」
芳佳「だから、私、ペリーヌさんと一緒に飛びたいんです」
ペリーヌ「宮藤さん……あなた……そこまで……わたくしのことを……」
ハンガー
芳佳「ペリーヌさん、早くしてください」
ペリーヌ「な、なにをするつもり……ですの?」
芳佳「ストライカーユニットをつけないと、できません」
ペリーヌ「空中で!? 空中でしますの!? はぁー!? もう、かんっがえられませんわ!!!」
芳佳「地上じゃあ、感覚が鈍くなりますし」
ペリーヌ「な、なにをいって……はぁ……もう、いいです。わたくしは、帰ります。付き合っていられませんわ」
芳佳「待ってください!!」
ペリーヌ「……」
芳佳「私、どうしてもペリーヌさんと一緒にしたいんです!!」
ペリーヌ「……ど、どうして?」
芳佳「どうしてペリーヌさんが私のことを目の仇にするのか、それはよくわかりませんけど、私はペリーヌさんのこと、大好きですから」
ペリーヌ「……!」
芳佳「だから、私、ペリーヌさんと一緒に飛びたいんです」
ペリーヌ「宮藤さん……あなた……そこまで……わたくしのことを……」
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 20:45:29.73 :mhjwFOHn0
トンボプレイ
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 20:53:35.75 :jD0jlGAL0
芳佳「ペリーヌさん。飛んでくれませんか?」
ペリーヌ「そこまで、真剣に言われたら、断れないでしょ!!」
芳佳「ペリーヌさん!!」
ペリーヌ「わたくしが目指すところは、坂本少佐のような――」
芳佳「ほら、行きましょう!!」グイッ
ペリーヌ「あ、慌てないで!! 全くもう、気が早いですわよ。そんなに焦らなくてもわたくしは逃げません」
芳佳「ご、ごめんなさい。嬉しくなって、つい」
ペリーヌ「バカ……」
芳佳「よっと」
ペリーヌ「んっ……」
芳佳「準備できました?」ブゥゥゥン
ペリーヌ「え、ええ。問題ありませんわ」ブゥゥゥン
芳佳「じゃあ、行きましょう!」
ペリーヌ「宮藤さん……? その、優しく、してください……ね?」
芳佳「え? はい! がんばります!!」
芳佳「ペリーヌさん。飛んでくれませんか?」
ペリーヌ「そこまで、真剣に言われたら、断れないでしょ!!」
芳佳「ペリーヌさん!!」
ペリーヌ「わたくしが目指すところは、坂本少佐のような――」
芳佳「ほら、行きましょう!!」グイッ
ペリーヌ「あ、慌てないで!! 全くもう、気が早いですわよ。そんなに焦らなくてもわたくしは逃げません」
芳佳「ご、ごめんなさい。嬉しくなって、つい」
ペリーヌ「バカ……」
芳佳「よっと」
ペリーヌ「んっ……」
芳佳「準備できました?」ブゥゥゥン
ペリーヌ「え、ええ。問題ありませんわ」ブゥゥゥン
芳佳「じゃあ、行きましょう!」
ペリーヌ「宮藤さん……? その、優しく、してください……ね?」
芳佳「え? はい! がんばります!!」
80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 20:59:47.95 :jD0jlGAL0
空中
ペリーヌ「それで……まずは……?」
芳佳「えっと……。確か、私がペリーヌさんの後ろにつきます」
ペリーヌ「い、いきなり? あの、下準備といいますか、その前戯的なのがないと……その……」ガクンッ
芳佳「ペリーヌさん!!」ギュッ
ペリーヌ「ひゃぁ!?」
芳佳「危なかった。今、高度ががくっと下がってましたよ?」
ペリーヌ(どうして……こんなにも胸が高鳴るの……? わたくしには坂本少佐が……でも……)
芳佳「ペリーヌさん? 大丈夫ですか? 顔、赤いですけど」
ペリーヌ(こんなに強く抱きしめてくれるのなら……宮藤さんでも……)
芳佳「ペリーヌさん?」
ペリーヌ(申し訳ありません、少佐……わたくしは心の弱い女のようです……)
芳佳「ペリー……ヌ……さ……ちょっと……」
ペリーヌ「宮藤さん……」ギュゥゥ
芳佳「か、顔が近いです……ペリーヌさ……ん……息が……息があたって……!!」
空中
ペリーヌ「それで……まずは……?」
芳佳「えっと……。確か、私がペリーヌさんの後ろにつきます」
ペリーヌ「い、いきなり? あの、下準備といいますか、その前戯的なのがないと……その……」ガクンッ
芳佳「ペリーヌさん!!」ギュッ
ペリーヌ「ひゃぁ!?」
芳佳「危なかった。今、高度ががくっと下がってましたよ?」
ペリーヌ(どうして……こんなにも胸が高鳴るの……? わたくしには坂本少佐が……でも……)
芳佳「ペリーヌさん? 大丈夫ですか? 顔、赤いですけど」
ペリーヌ(こんなに強く抱きしめてくれるのなら……宮藤さんでも……)
芳佳「ペリーヌさん?」
ペリーヌ(申し訳ありません、少佐……わたくしは心の弱い女のようです……)
芳佳「ペリー……ヌ……さ……ちょっと……」
ペリーヌ「宮藤さん……」ギュゥゥ
芳佳「か、顔が近いです……ペリーヌさ……ん……息が……息があたって……!!」
84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 21:09:19.19 :jD0jlGAL0
ペリーヌ「はやく……セッ……クスを……」ギュゥゥ
芳佳「こんなに近いとできませんから!!!」
ペリーヌ「同化するぐらいじゃないとできませんでしょ!?」
芳佳「なにいってるんですかー!!!」
ペリーヌ「宮藤さんがわるいんですからね……宮藤さんが……!!」
芳佳「やめてくださーい!!!」
美緒「――そこまでだ!!!」バッ!!
ペリーヌ「へ!?」
芳佳「さ、坂本さん!」
美緒「無事か、宮藤」
芳佳「は、はい」
ペリーヌ「さ、坂本少佐……どうして……?」
シャーリー「あーよかった。間一髪だったか?」
芳佳「シャーリーさん、どうしたんですか?」
シャーリー「ペリーヌの様子がおかしいからずっと考えてたんだけど、ペリーヌは性交渉って意味で捉えてたんじゃないかって坂本少佐に言ってみたのさ」
ペリーヌ「はやく……セッ……クスを……」ギュゥゥ
芳佳「こんなに近いとできませんから!!!」
ペリーヌ「同化するぐらいじゃないとできませんでしょ!?」
芳佳「なにいってるんですかー!!!」
ペリーヌ「宮藤さんがわるいんですからね……宮藤さんが……!!」
芳佳「やめてくださーい!!!」
美緒「――そこまでだ!!!」バッ!!
ペリーヌ「へ!?」
芳佳「さ、坂本さん!」
美緒「無事か、宮藤」
芳佳「は、はい」
ペリーヌ「さ、坂本少佐……どうして……?」
シャーリー「あーよかった。間一髪だったか?」
芳佳「シャーリーさん、どうしたんですか?」
シャーリー「ペリーヌの様子がおかしいからずっと考えてたんだけど、ペリーヌは性交渉って意味で捉えてたんじゃないかって坂本少佐に言ってみたのさ」
89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 21:15:27.66 :rxNgRDRVi
ふー、危ないところだった
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 21:19:19.52 :jD0jlGAL0
ペリーヌ「え……?」
美緒「それを聞いて不安になってな。もしペリーヌがそのような思い違いをしていたら、宮藤の貞操……いや、身に危険が迫っていることになる」
シャーリー「で、様子を見にきたら案の定だったわけだ」
芳佳「……どういうことですか?」
美緒「つまりペリーヌはSEXと聞いた瞬間、ずっと……まぁ、そっちのことだと思い込んでいたのだろう。皆は普通にSEXを戦術用語として使っていたのにな」
ペリーヌ「戦術用語……?」
シャーリー「前に少佐から聞いただろ? ストライク・エクストリーム・クロス。あれの略だよ、SEXって」
ペリーヌ「は、はぁぁ!? だって、そんなこと坂本少佐は一言も……!!!」
美緒「いや、まぁ、全員がそう略していると思っていた私にも問題があった」
シャーリー「あたしたちもすぐに気がつくべきだった。悪かったよ。ただ、全員があの場にいたから、分かってないやつがいるとは思わなかったんだ」
ペリーヌ「……」
美緒「まぁ、そういう意味で捉えていては、訓練に参加しようとしないのも、頷ける」
シャーリー「そういえばそっちの意味もあったってことを忘れてたよ。あたしには無縁だしなぁ」
芳佳「あぁ……ペリーヌさん、それって私と……あの……」モジモジ
ペリーヌ「は……はは……ははは……はぁ――」ガクンッ
ペリーヌ「え……?」
美緒「それを聞いて不安になってな。もしペリーヌがそのような思い違いをしていたら、宮藤の貞操……いや、身に危険が迫っていることになる」
シャーリー「で、様子を見にきたら案の定だったわけだ」
芳佳「……どういうことですか?」
美緒「つまりペリーヌはSEXと聞いた瞬間、ずっと……まぁ、そっちのことだと思い込んでいたのだろう。皆は普通にSEXを戦術用語として使っていたのにな」
ペリーヌ「戦術用語……?」
シャーリー「前に少佐から聞いただろ? ストライク・エクストリーム・クロス。あれの略だよ、SEXって」
ペリーヌ「は、はぁぁ!? だって、そんなこと坂本少佐は一言も……!!!」
美緒「いや、まぁ、全員がそう略していると思っていた私にも問題があった」
シャーリー「あたしたちもすぐに気がつくべきだった。悪かったよ。ただ、全員があの場にいたから、分かってないやつがいるとは思わなかったんだ」
ペリーヌ「……」
美緒「まぁ、そういう意味で捉えていては、訓練に参加しようとしないのも、頷ける」
シャーリー「そういえばそっちの意味もあったってことを忘れてたよ。あたしには無縁だしなぁ」
芳佳「あぁ……ペリーヌさん、それって私と……あの……」モジモジ
ペリーヌ「は……はは……ははは……はぁ――」ガクンッ
94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 21:25:31.29 :jD0jlGAL0
芳佳「ペリーヌさん!!」ガシッ
ペリーヌ「わ、わたくしは……なんて……間違いを……」
美緒「これからはSECと略すことにする。これで誰も間違えないはずだ」
シャーリー「あー、そっちのほうがいいですね」
ペリーヌ「うぅぅ……うぅぅ……」
芳佳「ペリーヌさん?」
ペリーヌ「うぅぅ……もう、いっそのこと、ころして……」
芳佳「な、何を言っているんですか!?」
美緒「ペリーヌ。間違いは誰にでもある。これを教訓にして、同じ失敗をしなければいいだけだ」
シャーリー「そうそう。それにペリーヌが勘違いしていたって知ってるのはあたしたちだけだからさ」
ペリーヌ「うくっ……うぐっ……」
芳佳「ペリーヌさん……大丈夫ですよ。誰にも言いませんから」ギュッ
ペリーヌ「うぅぅ……ぇぇぇぇん……」ギュゥゥゥ
美緒「宮藤、ペリーヌを頼めるか?」
芳佳「は、はい」
芳佳「ペリーヌさん!!」ガシッ
ペリーヌ「わ、わたくしは……なんて……間違いを……」
美緒「これからはSECと略すことにする。これで誰も間違えないはずだ」
シャーリー「あー、そっちのほうがいいですね」
ペリーヌ「うぅぅ……うぅぅ……」
芳佳「ペリーヌさん?」
ペリーヌ「うぅぅ……もう、いっそのこと、ころして……」
芳佳「な、何を言っているんですか!?」
美緒「ペリーヌ。間違いは誰にでもある。これを教訓にして、同じ失敗をしなければいいだけだ」
シャーリー「そうそう。それにペリーヌが勘違いしていたって知ってるのはあたしたちだけだからさ」
ペリーヌ「うくっ……うぐっ……」
芳佳「ペリーヌさん……大丈夫ですよ。誰にも言いませんから」ギュッ
ペリーヌ「うぅぅ……ぇぇぇぇん……」ギュゥゥゥ
美緒「宮藤、ペリーヌを頼めるか?」
芳佳「は、はい」
100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 21:30:46.82 :jD0jlGAL0
ペリーヌの部屋
ペリーヌ「……」
芳佳「あの……落ち着きましたか?」
ペリーヌ「……ええ」
芳佳「よかった」
ペリーヌ「……宮藤さん?」
芳佳「はい?」
ペリーヌ「こんなとき……やっぱりしんだほうが……」
芳佳「だ、ダメですよ!! 何言ってるんですか!?」
ペリーヌ「だ、だって!! 坂本少佐の前で……こんな恥を……かいて……しまっては……」
芳佳「坂本さんは気にしませんよ」
ペリーヌ「それが余計に傷を抉るってわかりませんの!?」
芳佳「あ……」
ペリーヌ「もう……坂本少佐にあわせるかおが……」
芳佳「ペリーヌさん。あの、私がペリーヌさんのことを大好きなのは、嘘じゃないですから」
ペリーヌの部屋
ペリーヌ「……」
芳佳「あの……落ち着きましたか?」
ペリーヌ「……ええ」
芳佳「よかった」
ペリーヌ「……宮藤さん?」
芳佳「はい?」
ペリーヌ「こんなとき……やっぱりしんだほうが……」
芳佳「だ、ダメですよ!! 何言ってるんですか!?」
ペリーヌ「だ、だって!! 坂本少佐の前で……こんな恥を……かいて……しまっては……」
芳佳「坂本さんは気にしませんよ」
ペリーヌ「それが余計に傷を抉るってわかりませんの!?」
芳佳「あ……」
ペリーヌ「もう……坂本少佐にあわせるかおが……」
芳佳「ペリーヌさん。あの、私がペリーヌさんのことを大好きなのは、嘘じゃないですから」
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 21:32:20.95 :lqQcTqzK0
ほう
105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 21:36:07.47 :jD0jlGAL0
ペリーヌ「何を……。そんなの励ましにもなりませんわ」
芳佳「私、大好きな人が落ち込んでいると、嫌です」
ペリーヌ「そんなの、知りません」
芳佳「でも」
ペリーヌ「わたくしは坂本少佐のことが――」
芳佳「ペリーヌさんは私のこと、どうでもいいんですか?」
ペリーヌ「え……」
芳佳「……どうでもいいから、坂本さんのことばかり言うんですか?」
ペリーヌ「いや、あの……」
芳佳「それって……かなしいです……」
ペリーヌ「……」
芳佳「……」
ペリーヌ「そ、そんなわけありませんでしょ!! 別に嫌いとかじゃありません!! ふ、普通です!! 普通!!」
芳佳「じゃあ、私が落ち込んだら、心配してくれますか?」
ペリーヌ「そりゃ、まぁ、普通にしますわ。普通にね。それでいいでしょう?」
ペリーヌ「何を……。そんなの励ましにもなりませんわ」
芳佳「私、大好きな人が落ち込んでいると、嫌です」
ペリーヌ「そんなの、知りません」
芳佳「でも」
ペリーヌ「わたくしは坂本少佐のことが――」
芳佳「ペリーヌさんは私のこと、どうでもいいんですか?」
ペリーヌ「え……」
芳佳「……どうでもいいから、坂本さんのことばかり言うんですか?」
ペリーヌ「いや、あの……」
芳佳「それって……かなしいです……」
ペリーヌ「……」
芳佳「……」
ペリーヌ「そ、そんなわけありませんでしょ!! 別に嫌いとかじゃありません!! ふ、普通です!! 普通!!」
芳佳「じゃあ、私が落ち込んだら、心配してくれますか?」
ペリーヌ「そりゃ、まぁ、普通にしますわ。普通にね。それでいいでしょう?」
109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 21:42:17.35 :jD0jlGAL0
芳佳「ペリーヌさん……」
ペリーヌ「だから、そんな顔しないで」
芳佳「……はい」
ペリーヌ「はぁ……。貴方といると疲れますわね」
芳佳「ごめんなさい」
ペリーヌ「ああ、いえ、今回はわたくしも、その、少し、悪かったですから? まぁ、あの……」
芳佳「ペリーヌさん。訓練、一緒にやってくれますよね?」
ペリーヌ「SECでしょ? やります。やるに決まっています」
芳佳「私とロッテでいいですよ」
ペリーヌ「貴方しか余ってないなら、そうですわね」
芳佳「ペリーヌさん、ありがとうございます」
ペリーヌ「ど、どうしてお礼を?」
芳佳「私、このまま誰とも組まないのかもって思ってて、寂しかったんです。だから、ペリーヌさんと組めて、凄くうれしいです」
ペリーヌ「あ、そう。わたくしは、普通ですけどね。普通」
芳佳「私は普通じゃありません!」
芳佳「ペリーヌさん……」
ペリーヌ「だから、そんな顔しないで」
芳佳「……はい」
ペリーヌ「はぁ……。貴方といると疲れますわね」
芳佳「ごめんなさい」
ペリーヌ「ああ、いえ、今回はわたくしも、その、少し、悪かったですから? まぁ、あの……」
芳佳「ペリーヌさん。訓練、一緒にやってくれますよね?」
ペリーヌ「SECでしょ? やります。やるに決まっています」
芳佳「私とロッテでいいですよ」
ペリーヌ「貴方しか余ってないなら、そうですわね」
芳佳「ペリーヌさん、ありがとうございます」
ペリーヌ「ど、どうしてお礼を?」
芳佳「私、このまま誰とも組まないのかもって思ってて、寂しかったんです。だから、ペリーヌさんと組めて、凄くうれしいです」
ペリーヌ「あ、そう。わたくしは、普通ですけどね。普通」
芳佳「私は普通じゃありません!」
111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 21:47:44.06 :jD0jlGAL0
バルクホルン『ペリーヌ。まだ起きているのか?』
芳佳「あ……」
ペリーヌ「申し訳ありません!! 大尉!! 今すぐ就寝します!!」
芳佳「ペリーヌさん」
ペリーヌ「しっ」
バルクホルン『分かった。ゆっくり休め』
ペリーヌ「……行きましたわね」
芳佳「あの……」
ペリーヌ「今夜は泊まって行きなさい。大尉に見つかったら、怒られますし」
芳佳「……はいっ」
ペリーヌ「ほら、こちらへ」
芳佳「お邪魔します」
ペリーヌ「ちょっと、あまり引っ付かないでくださる?」
芳佳「でも、ペリーヌさん。さっきは私と同化したいとか言ってたのに」
ペリーヌ「あれは忘れなさい!!! 血迷っていただけですからぁ!!!」
バルクホルン『ペリーヌ。まだ起きているのか?』
芳佳「あ……」
ペリーヌ「申し訳ありません!! 大尉!! 今すぐ就寝します!!」
芳佳「ペリーヌさん」
ペリーヌ「しっ」
バルクホルン『分かった。ゆっくり休め』
ペリーヌ「……行きましたわね」
芳佳「あの……」
ペリーヌ「今夜は泊まって行きなさい。大尉に見つかったら、怒られますし」
芳佳「……はいっ」
ペリーヌ「ほら、こちらへ」
芳佳「お邪魔します」
ペリーヌ「ちょっと、あまり引っ付かないでくださる?」
芳佳「でも、ペリーヌさん。さっきは私と同化したいとか言ってたのに」
ペリーヌ「あれは忘れなさい!!! 血迷っていただけですからぁ!!!」
115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 21:51:36.36 :jD0jlGAL0
翌朝
ペリーヌ「は……ぁ……んっ……」ビクッ
ペリーヌ「あっ……んっ……ぁ……ぃ……」
ペリーヌ「はっ!?」
芳佳「えへへへ……」モミモミ
ペリーヌ「どこさわってますの!!!」パシンッ!!!
芳佳「あえ? あ……ペリーヌさん……」
ペリーヌ「あなたってお人は……!!!」
芳佳「あ、坂本さんの朝練、もうすぐ始まりますね」
ペリーヌ「え?」
芳佳「行きますか? それとももうひとねむり……しますか?」
ペリーヌ「……もうひとねむりします」
芳佳「わかりました。それじゃあ、お休みなさい。私は行ってきますね」
ペリーヌ「な……」
芳佳「泊めてくれてありがとうございました。また後ほど」
翌朝
ペリーヌ「は……ぁ……んっ……」ビクッ
ペリーヌ「あっ……んっ……ぁ……ぃ……」
ペリーヌ「はっ!?」
芳佳「えへへへ……」モミモミ
ペリーヌ「どこさわってますの!!!」パシンッ!!!
芳佳「あえ? あ……ペリーヌさん……」
ペリーヌ「あなたってお人は……!!!」
芳佳「あ、坂本さんの朝練、もうすぐ始まりますね」
ペリーヌ「え?」
芳佳「行きますか? それとももうひとねむり……しますか?」
ペリーヌ「……もうひとねむりします」
芳佳「わかりました。それじゃあ、お休みなさい。私は行ってきますね」
ペリーヌ「な……」
芳佳「泊めてくれてありがとうございました。また後ほど」
118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 21:56:48.92 :jD0jlGAL0
海岸
美緒「そうか。ペリーヌはもう安心か」
芳佳「はい!!」
美緒「お前に任せて正解だったようだな」
芳佳「私はなにもしてませんよ。ただ、正直な気持ちを伝えただけで」
美緒「それはな、中々できることではない。ありがとう」
芳佳「坂本さん……」
美緒「さ。素振り100回だ」
芳佳「はい!!」
美緒「はじめ!!」
芳佳「いち!! に!!」
ペリーヌ(くぅぅ……!! あの豆狸ぃぃ……!! 性懲りもなく坂本少佐とぉぉ……!!!)
ペリーヌ「……あら?」
ペリーヌ「わたくし……どちらに対して嫉妬を……?」
ペリーヌ「もうっ!! 宮藤さんのバカっ!!」
海岸
美緒「そうか。ペリーヌはもう安心か」
芳佳「はい!!」
美緒「お前に任せて正解だったようだな」
芳佳「私はなにもしてませんよ。ただ、正直な気持ちを伝えただけで」
美緒「それはな、中々できることではない。ありがとう」
芳佳「坂本さん……」
美緒「さ。素振り100回だ」
芳佳「はい!!」
美緒「はじめ!!」
芳佳「いち!! に!!」
ペリーヌ(くぅぅ……!! あの豆狸ぃぃ……!! 性懲りもなく坂本少佐とぉぉ……!!!)
ペリーヌ「……あら?」
ペリーヌ「わたくし……どちらに対して嫉妬を……?」
ペリーヌ「もうっ!! 宮藤さんのバカっ!!」
119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 22:01:12.36 :jD0jlGAL0
食堂
バルクホルン「ペリーヌが訓練に参加するそうだな」
エーリカ「みたいだねぇ。これでみんなでできるねぇ、SEX」
ルッキーニ「やったぁー、みんなでセックスだぁ」
サーニャ「エイラもSEXするの?」
エイラ「サーニャとするぞ」
サーニャ「そうなんだ」
シャーリー「その単語禁止だって言われなかったかぁ?」
バルクホルン「おっと、そうだったな。だが、セックスのほうが言いやすいからな」
シャーリー「ペリーヌが泣くからやめてやれよ」
リーネ「シャーリーさん、何かあったんですか?」
シャーリー「いや。何もないさ。宮藤が男前だっただけだ」
リーネ「芳佳ちゃんが……?」
ミーナ「みんな。揃ってる? 今からブリーフィングルームのほうに移動してちょうだい」
エーリカ「はいはーい。今度はなんの話ぃ?」
食堂
バルクホルン「ペリーヌが訓練に参加するそうだな」
エーリカ「みたいだねぇ。これでみんなでできるねぇ、SEX」
ルッキーニ「やったぁー、みんなでセックスだぁ」
サーニャ「エイラもSEXするの?」
エイラ「サーニャとするぞ」
サーニャ「そうなんだ」
シャーリー「その単語禁止だって言われなかったかぁ?」
バルクホルン「おっと、そうだったな。だが、セックスのほうが言いやすいからな」
シャーリー「ペリーヌが泣くからやめてやれよ」
リーネ「シャーリーさん、何かあったんですか?」
シャーリー「いや。何もないさ。宮藤が男前だっただけだ」
リーネ「芳佳ちゃんが……?」
ミーナ「みんな。揃ってる? 今からブリーフィングルームのほうに移動してちょうだい」
エーリカ「はいはーい。今度はなんの話ぃ?」
122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 22:12:15.76 :jD0jlGAL0
ブリーフィングルーム
ミーナ「カールスラント空軍のほうで、新しいフォーメンションが開発されました。これも対大型ネウロイのためのものです」
ミーナ「目標ネウロイを軸にし、円を描くように動きながら攻撃を断続的に加えるものです。こちらはかなりのスピードが要求されますので、慣れるまでは大変かもしれません」
ミーナ「このフォーメンションは『アラウンド・ネウロイ・アタック・レイ』と呼称します」
ペリーヌ(アラウンド・ネウロイ・アタック・レイ……? 長いですわね。はっ。みなさんもきっとまた頭文字から略すはずですわ)
ペリーヌ(えーと……ANAL……Analですわね)
ミーナ「質問がなければ以上です。それでは解散」
ペリーヌ「皆さん」
芳佳「どうしたんですか?」
ペリーヌ「今回の新フォーメンションのAnalについては、いつ練習しますか? わたくしは今からでもAnalの練習をするべきかと考えていますが」ドヤッ
シャーリー「……お、おい、ペリーヌ。なんだ、それ……?」
バルクホルン「……お尻が……どうかしたのか?」
ペリーヌ「え? え? いや、あの……あれ?」
美緒「ペリーヌ。あとで話がある。私の部屋までこい」
ペリーヌ「ど、どうしてぇぇぇ!!!」
おわり
ブリーフィングルーム
ミーナ「カールスラント空軍のほうで、新しいフォーメンションが開発されました。これも対大型ネウロイのためのものです」
ミーナ「目標ネウロイを軸にし、円を描くように動きながら攻撃を断続的に加えるものです。こちらはかなりのスピードが要求されますので、慣れるまでは大変かもしれません」
ミーナ「このフォーメンションは『アラウンド・ネウロイ・アタック・レイ』と呼称します」
ペリーヌ(アラウンド・ネウロイ・アタック・レイ……? 長いですわね。はっ。みなさんもきっとまた頭文字から略すはずですわ)
ペリーヌ(えーと……ANAL……Analですわね)
ミーナ「質問がなければ以上です。それでは解散」
ペリーヌ「皆さん」
芳佳「どうしたんですか?」
ペリーヌ「今回の新フォーメンションのAnalについては、いつ練習しますか? わたくしは今からでもAnalの練習をするべきかと考えていますが」ドヤッ
シャーリー「……お、おい、ペリーヌ。なんだ、それ……?」
バルクホルン「……お尻が……どうかしたのか?」
ペリーヌ「え? え? いや、あの……あれ?」
美緒「ペリーヌ。あとで話がある。私の部屋までこい」
ペリーヌ「ど、どうしてぇぇぇ!!!」
おわり
123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 22:13:58.95 :EyZ/t3TW0
乙
ペリーヌかわいいよペリーヌ
ペリーヌかわいいよペリーヌ
126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/03(火) 22:18:00.11 :So5DCVp10
良いオチだ乙
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