1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/19(日) 16:19:13.40 :/zeZkRl+0
日本兵「いやー、寒いですねぇ」
北朝鮮兵「寒いですねぇ……」
日本兵「…………。」
北朝鮮兵「…………。」
北朝鮮兵「あの…お仕事は何をしてらっしゃるのですか?」
日本兵「私?私は海の向こうにある超大国から国を守る仕事をしております」
北朝鮮兵「おぉ奇遇ですね。私も同じ仕事をしているんですよ」
日本兵「いやー、寒いですねぇ」
北朝鮮兵「寒いですねぇ……」
日本兵「…………。」
北朝鮮兵「…………。」
北朝鮮兵「あの…お仕事は何をしてらっしゃるのですか?」
日本兵「私?私は海の向こうにある超大国から国を守る仕事をしております」
北朝鮮兵「おぉ奇遇ですね。私も同じ仕事をしているんですよ」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/19(日) 16:22:36.17 :/zeZkRl+0
日本兵「それは奇遇ですな。しかし私の方が大変ですよ、何せその国から貿易を規制されてしまったのです」
北朝鮮兵「なんと!!実は私の国も同じように貿易を規制されてしまいましてね」
日本兵「HAHAHA♪これは不思議な偶然ですな」
北朝鮮兵「しかし私の国の方が酷い。その国に与する国も貿易を規制してきたのです」
日本兵「驚くなかれ、私の国も同じようにその国に与する国からも貿易を規制されているのですよ」
北朝鮮兵「なんと!!!」
日本兵「それは奇遇ですな。しかし私の方が大変ですよ、何せその国から貿易を規制されてしまったのです」
北朝鮮兵「なんと!!実は私の国も同じように貿易を規制されてしまいましてね」
日本兵「HAHAHA♪これは不思議な偶然ですな」
北朝鮮兵「しかし私の国の方が酷い。その国に与する国も貿易を規制してきたのです」
日本兵「驚くなかれ、私の国も同じようにその国に与する国からも貿易を規制されているのですよ」
北朝鮮兵「なんと!!!」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/19(日) 16:25:47.43 :/zeZkRl+0
日本兵「不思議なものですなぁ。こんな偶然が起こるなんて」
北朝鮮兵「偶然とは恐ろしいものですなぁ」
日本兵「……。」
北朝鮮兵「……。」
日本兵「そう言えばアナタの上司はどのような方で?」
北朝鮮兵「上司はたくさんいますが、全ての者は一人の大元帥閣下の部下と言えますね」
日本兵「なな何と!!!私も一人の大元帥陛下に使えておるのですよ」
北朝鮮兵「ホントに奇遇ですな」
日本兵「不思議なものですなぁ。こんな偶然が起こるなんて」
北朝鮮兵「偶然とは恐ろしいものですなぁ」
日本兵「……。」
北朝鮮兵「……。」
日本兵「そう言えばアナタの上司はどのような方で?」
北朝鮮兵「上司はたくさんいますが、全ての者は一人の大元帥閣下の部下と言えますね」
日本兵「なな何と!!!私も一人の大元帥陛下に使えておるのですよ」
北朝鮮兵「ホントに奇遇ですな」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/19(日) 16:28:47.66 :/zeZkRl+0
日本兵「アナタの大元帥とはどのようなお人ですかな?」
北朝鮮兵「大元帥閣下は国をお造りになった人の子孫なのですよ」
日本兵「最早恐ろしくなってきましたな。私の大元帥陛下も国をお造りになった人の子孫なのです」
北朝鮮兵「HAHAHA♪もしや我らは同じ国の人ではないですかな?」
日本兵「どうでしょう。私の国は小さな島国ですので」
北朝鮮兵「そうですか、私の国は小さな半島ですよ」
日本兵「どうやら違う国のようですな」
北朝鮮兵「違う国でここまで似か寄るとは不思議な偶然ですな」
日本兵「アナタの大元帥とはどのようなお人ですかな?」
北朝鮮兵「大元帥閣下は国をお造りになった人の子孫なのですよ」
日本兵「最早恐ろしくなってきましたな。私の大元帥陛下も国をお造りになった人の子孫なのです」
北朝鮮兵「HAHAHA♪もしや我らは同じ国の人ではないですかな?」
日本兵「どうでしょう。私の国は小さな島国ですので」
北朝鮮兵「そうですか、私の国は小さな半島ですよ」
日本兵「どうやら違う国のようですな」
北朝鮮兵「違う国でここまで似か寄るとは不思議な偶然ですな」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/19(日) 16:29:39.78 :2GXqPQkK0
あらしのよるにみたいな
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/19(日) 16:29:44.86 :3SUdg/JFP
自衛隊じゃなくて旧日本兵なんだな
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/19(日) 16:32:30.69 :/zeZkRl+0
日本兵「アナタの大元帥はただ国を造った人の子孫なのですかな?」
北朝鮮兵「いやいや、大元帥閣下は全ての人民の羨望を束ねる偉大な方です。常に敵と供えるためにその身分に合わぬ質素な生活をしております」
日本兵「それはそれは。私の大元帥閣下も常に臣民の生活を憂慮し、お身体を酷使していらっしゃるので、臣民は陛下に絶対的な信頼を置いておるのですよ」
北朝鮮兵「大元帥と名乗る人は偉大な人ばかりなのですな」
日本兵「さすが大元帥なだけありますな」
日本兵&北朝鮮兵「HAHAHA♪」
日本兵「アナタの大元帥はただ国を造った人の子孫なのですかな?」
北朝鮮兵「いやいや、大元帥閣下は全ての人民の羨望を束ねる偉大な方です。常に敵と供えるためにその身分に合わぬ質素な生活をしております」
日本兵「それはそれは。私の大元帥閣下も常に臣民の生活を憂慮し、お身体を酷使していらっしゃるので、臣民は陛下に絶対的な信頼を置いておるのですよ」
北朝鮮兵「大元帥と名乗る人は偉大な人ばかりなのですな」
日本兵「さすが大元帥なだけありますな」
日本兵&北朝鮮兵「HAHAHA♪」
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/19(日) 16:36:11.77 :/zeZkRl+0
日本兵「いやしかしアナタの国も私の国のように敵の驚異に曝されておるようですな」
北朝鮮兵「そうなのですよ。海の向こうの超大国とその下僕は近隣の国々を征服して我が国も征服しようとしておるのです」
日本兵「なんと恐ろしい。我が国も同じ状態に置かれておるのですよ」
北朝鮮兵「しかし私達は密かに遠くの国々と協定を結び、技術交換や兵器の輸出入をしておるのです」
日本兵「奇遇ですな。我が国も遠くの国々と手を結んで技術や人の交流をしているのですよ」
北朝鮮兵「どこの国も取る手は同じなのですな」
日本兵&北朝鮮兵「HAHAHA♪」
日本兵「いやしかしアナタの国も私の国のように敵の驚異に曝されておるようですな」
北朝鮮兵「そうなのですよ。海の向こうの超大国とその下僕は近隣の国々を征服して我が国も征服しようとしておるのです」
日本兵「なんと恐ろしい。我が国も同じ状態に置かれておるのですよ」
北朝鮮兵「しかし私達は密かに遠くの国々と協定を結び、技術交換や兵器の輸出入をしておるのです」
日本兵「奇遇ですな。我が国も遠くの国々と手を結んで技術や人の交流をしているのですよ」
北朝鮮兵「どこの国も取る手は同じなのですな」
日本兵&北朝鮮兵「HAHAHA♪」
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/19(日) 16:39:48.45 :/zeZkRl+0
北朝鮮兵「しかしいい加減我らも堪忍袋の緒が切れましてな」
日本兵「ほほぅ……」
北朝鮮兵「敵の軍隊が駐留する島に電撃的な奇襲攻撃を行ってやったのですよ」
日本兵「おぉ!!!これまた奇遇な!!私達も敵の軍隊が駐留する島に電撃的な奇襲を行ったのですよ!!!」
北朝鮮兵「これはもはや運命ですな……」
北朝鮮兵「しかしいい加減我らも堪忍袋の緒が切れましてな」
日本兵「ほほぅ……」
北朝鮮兵「敵の軍隊が駐留する島に電撃的な奇襲攻撃を行ってやったのですよ」
日本兵「おぉ!!!これまた奇遇な!!私達も敵の軍隊が駐留する島に電撃的な奇襲を行ったのですよ!!!」
北朝鮮兵「これはもはや運命ですな……」
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/19(日) 16:40:45.70 :/zeZkRl+0
北朝鮮兵「ちなみに私達がその攻撃を行った季節はですね……」
日本兵「待った!!どうせならコレは同時に言いましょう」
北朝鮮兵「いいでしょう。では、せーの」
日本兵&北朝鮮兵「冬!!!」
日本兵&北朝鮮兵「HAHAHA♪」
北朝鮮兵「ちなみに私達がその攻撃を行った季節はですね……」
日本兵「待った!!どうせならコレは同時に言いましょう」
北朝鮮兵「いいでしょう。では、せーの」
日本兵&北朝鮮兵「冬!!!」
日本兵&北朝鮮兵「HAHAHA♪」
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/19(日) 16:44:47.97 :/zeZkRl+0
日本兵「いやはや恐ろしい。こんな偶然があるとは」
北朝鮮兵「いやいや、恐らく私の国の方が大変ですよ」
日本兵「ほほぉ」
北朝鮮兵「私達の国は資源が少ない。なので私達は兵器よりも人の力で戦わなくてははならぬのです」
日本兵「奇遇ですな。私の国も資源が少ないので兵器よりも人の力で勝つように言われておるのです」
北朝鮮兵「むむっ、これだけは私の国だけだと思っておったのですが……」
日本兵「HAHAHA♪まだまだ甘いですな」
日本兵「いやはや恐ろしい。こんな偶然があるとは」
北朝鮮兵「いやいや、恐らく私の国の方が大変ですよ」
日本兵「ほほぉ」
北朝鮮兵「私達の国は資源が少ない。なので私達は兵器よりも人の力で戦わなくてははならぬのです」
日本兵「奇遇ですな。私の国も資源が少ないので兵器よりも人の力で勝つように言われておるのです」
北朝鮮兵「むむっ、これだけは私の国だけだと思っておったのですが……」
日本兵「HAHAHA♪まだまだ甘いですな」
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/19(日) 16:48:37.66 :/zeZkRl+0
日本兵「しかし資源が少ないと言っても武器や兵器あるでしょう?どのような武器を持っているので?」
北朝鮮兵「ふふふ、私の武器は前の戦で何十年も前に使われた由緒ある物なのですよ」
日本兵「やはりアナタもですか!!!私の武器も先祖達が使った物でしてな!!!」
北朝鮮兵「なんと!!!」
日本兵「いやはや、恐らく我等は会うべくして会ったのでしょうなぁ……」
日本兵「しかし資源が少ないと言っても武器や兵器あるでしょう?どのような武器を持っているので?」
北朝鮮兵「ふふふ、私の武器は前の戦で何十年も前に使われた由緒ある物なのですよ」
日本兵「やはりアナタもですか!!!私の武器も先祖達が使った物でしてな!!!」
北朝鮮兵「なんと!!!」
日本兵「いやはや、恐らく我等は会うべくして会ったのでしょうなぁ……」
86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/19(日) 16:51:26.21 :/zeZkRl+0
日本兵「おっと…話し込んでいたらもうこんな時間になってしまった……」
北朝鮮兵「おや、何か用事でもありましたか?」
日本兵「実はそこの役所で順番を待っておりましてな。もうそろそろ時間なのですよ」
北朝鮮兵「奇遇ですな。私もそこの役所で順番を待っておったのですよ」
日本兵「ではご一緒にどうですかな?」
北朝鮮兵「喜んでお供しましょう」
日本兵「おっと…話し込んでいたらもうこんな時間になってしまった……」
北朝鮮兵「おや、何か用事でもありましたか?」
日本兵「実はそこの役所で順番を待っておりましてな。もうそろそろ時間なのですよ」
北朝鮮兵「奇遇ですな。私もそこの役所で順番を待っておったのですよ」
日本兵「ではご一緒にどうですかな?」
北朝鮮兵「喜んでお供しましょう」
124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/19(日) 16:58:50.10 :/zeZkRl+0
役人「はい、次の方~日本兵さーん」
日本兵「あっ、はい」
役人「えー、それでは日本兵の方は後7回戻る事をご希望ということでよろしいですかな?」
日本兵「えぇ」
役人「それではそのように手続き致しますので」
日本兵「よろしくお願いいたします」
北朝鮮兵「ほう、戻られるのですか?」
日本兵「そのように命令されておりましてな、HAHAHA♪」
北朝鮮兵「それはそれは、大変でしょうなぁ」
役人「はい、次の方~日本兵さーん」
日本兵「あっ、はい」
役人「えー、それでは日本兵の方は後7回戻る事をご希望ということでよろしいですかな?」
日本兵「えぇ」
役人「それではそのように手続き致しますので」
日本兵「よろしくお願いいたします」
北朝鮮兵「ほう、戻られるのですか?」
日本兵「そのように命令されておりましてな、HAHAHA♪」
北朝鮮兵「それはそれは、大変でしょうなぁ」
132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/19(日) 17:00:39.69 :/zeZkRl+0
役人「えー、次の方~北朝鮮兵さーん」
北朝鮮兵「あっ、はいはい」
役人「えー、北朝鮮兵の方は共産主義的にはそういうのを希望するのは反革命的なので希望なしと」
北朝鮮兵「はい」
役人「ではそのように手続き致しますので」
北朝鮮兵「よろしくお願いいたします」
日本兵「珍しいですな。希望無しとは」
北朝鮮兵「そのように子供の頃から言われておりましてな」
日本兵「なるほど、先人の言葉を守る真面目な考え方。共感しますよ」
役人「えー、次の方~北朝鮮兵さーん」
北朝鮮兵「あっ、はいはい」
役人「えー、北朝鮮兵の方は共産主義的にはそういうのを希望するのは反革命的なので希望なしと」
北朝鮮兵「はい」
役人「ではそのように手続き致しますので」
北朝鮮兵「よろしくお願いいたします」
日本兵「珍しいですな。希望無しとは」
北朝鮮兵「そのように子供の頃から言われておりましてな」
日本兵「なるほど、先人の言葉を守る真面目な考え方。共感しますよ」
138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/19(日) 17:01:22.94 :QMi74vjX0
天国の話?
152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/19(日) 17:03:53.93 :/zeZkRl+0
日本兵「それでは、また何処かでお会いいたしましょう」
北朝鮮兵「ここで会えたのも何かの運命ですからな。楽しみに待っておりますよ」
日本兵「それでは私は戻らねばなりますので……」
北朝鮮兵「【7回生まれ変わって国に尽くす】。大変なお仕事でしょうが頑張ってください」
日本兵「アナタも。死んだ後の事を希望せずに自らの願望を滅する考え方には共感の至りですよ」
北朝鮮兵「それでは、私は先に逝っておりますので」
日本兵「えぇ、またお会いいたしましょう。」
日本兵「それでは、また何処かでお会いいたしましょう」
北朝鮮兵「ここで会えたのも何かの運命ですからな。楽しみに待っておりますよ」
日本兵「それでは私は戻らねばなりますので……」
北朝鮮兵「【7回生まれ変わって国に尽くす】。大変なお仕事でしょうが頑張ってください」
日本兵「アナタも。死んだ後の事を希望せずに自らの願望を滅する考え方には共感の至りですよ」
北朝鮮兵「それでは、私は先に逝っておりますので」
日本兵「えぇ、またお会いいたしましょう。」
162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/19(日) 17:06:02.99 :/zeZkRl+0
日本兵&北朝鮮兵「あぁ…そう言えば出身地の事を聞くのを忘れてしまっていた……まぁ恐らく我が国と最も仲良い国の人に違いないだろうな」
日本兵&北朝鮮兵「あぁ…そう言えば出身地の事を聞くのを忘れてしまっていた……まぁ恐らく我が国と最も仲良い国の人に違いないだろうな」
167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/19(日) 17:06:40.95 :/zeZkRl+0
~完~
~完~
173:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/19(日) 17:07:22.82 :xQZ1ccLn0
いちおつ良かった
186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/19(日) 17:08:35.50 :6ixOpGAcO
>>138
死語の入り口の話だな
国報生七
通称なましち
死語の入り口の話だな
国報生七
通称なましち
コメント
と思ったけど歩兵だと村田銃とかだったか
名前出てるから予想出来るけど内容が面白かった
第二次世界大戦初期の日本兵(かそれ以前の日本兵)
北朝鮮は戦後の朝鮮戦争(米ソ代理戦争)かな?(そこら辺はよくわからない)
で、時代が違うけど共通点が多くて話が盛り上がった。
多分北朝鮮の方はエジプトからスカッドミサイルを輸入してノドンを作ったり、パキスタンから核兵器の技術支援を受けてる事を言ってるかと
それにしても北の兵士の健気さ。兵士とはかくあるべきか。