1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/10(木) 15:04:00.78 :HG4quOup0
凛「プロデューサーって彼女居ないよね」
モバP「うん? なんだ、いきなり」
凛「居ないでしょ、彼女」
モバP「どうして断定的なんだ」
凛「プロデューサーって彼女居ないよね」
モバP「うん? なんだ、いきなり」
凛「居ないでしょ、彼女」
モバP「どうして断定的なんだ」
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/04/10(木) 15:04:44.60 :HG4quOup0
凛「だって、仕事に忙殺されて彼女作る暇も無いでしょ、プロデューサー」
モバP「この仕事につく前に、もう彼女が居たかもしれないだろう」
凛「たとえ居ても、休みも全然無いから会うこともできないじゃない。だから振られてるよ」
モバP「仕事に理解があるかもしれないだろう」
凛「じゃあ居るの、彼女?」
モバP「いや居ないよ」
凛「だって、仕事に忙殺されて彼女作る暇も無いでしょ、プロデューサー」
モバP「この仕事につく前に、もう彼女が居たかもしれないだろう」
凛「たとえ居ても、休みも全然無いから会うこともできないじゃない。だから振られてるよ」
モバP「仕事に理解があるかもしれないだろう」
凛「じゃあ居るの、彼女?」
モバP「いや居ないよ」
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/04/10(木) 15:05:23.43 :HG4quOup0
凛「やっぱ居ないじゃん」
モバP「ああ。残念ながらな」
凛「どうして意地張ったの?」
モバP「男の子だからな」
凛「そういう意地って、女の子にはあまり受けないからね」
モバP「そっか……」
凛「やっぱ居ないじゃん」
モバP「ああ。残念ながらな」
凛「どうして意地張ったの?」
モバP「男の子だからな」
凛「そういう意地って、女の子にはあまり受けないからね」
モバP「そっか……」
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/04/10(木) 15:06:31.08 :HG4quOup0
凛「なら、彼女が居ないプロデューサーに質問してもいいかな」
モバP「なんだ」
凛「もしこの事務所で付き合うなら、誰を選ぶ?」
モバP「凛、もしかして暇なのか?」
凛「まあね。だから少しだけ付き合ってよ」
モバP「まあ、いいか。そうだな。それは難しい質問だな」
凛「もちろん選べるのは一人だけだからね」
モバP「うーん……」
凛「そんなに悩まなくても、ぱっと思い浮かんだ人でいいんだけど」
凛「なら、彼女が居ないプロデューサーに質問してもいいかな」
モバP「なんだ」
凛「もしこの事務所で付き合うなら、誰を選ぶ?」
モバP「凛、もしかして暇なのか?」
凛「まあね。だから少しだけ付き合ってよ」
モバP「まあ、いいか。そうだな。それは難しい質問だな」
凛「もちろん選べるのは一人だけだからね」
モバP「うーん……」
凛「そんなに悩まなくても、ぱっと思い浮かんだ人でいいんだけど」
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/04/10(木) 15:08:35.51 :HG4quOup0
モバP「いや、選べないというか、選んだらいけないというか」
凛「別にプロデューサーが選んだ人を贔屓してるなんて思わないよ。仕事には平等でしょ、プロデューサー」
モバP「もちろん。理解があって助かるよ」
凛「プロデューサーとは長いからね」
モバP「というか、凛がこういった質問をしてくるなんて、以外だな」
凛「私だって年頃の女の子なんだよ。こういう話だって興味あるよ」
モバP「いや、選べないというか、選んだらいけないというか」
凛「別にプロデューサーが選んだ人を贔屓してるなんて思わないよ。仕事には平等でしょ、プロデューサー」
モバP「もちろん。理解があって助かるよ」
凛「プロデューサーとは長いからね」
モバP「というか、凛がこういった質問をしてくるなんて、以外だな」
凛「私だって年頃の女の子なんだよ。こういう話だって興味あるよ」
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/04/10(木) 15:09:34.22 :HG4quOup0
モバP「そうかそうか」
凛「話を逸らさないでよ」
モバP「そんなつもりはないが……」
凛「範囲が広すぎるから答え難いんだね。なら絞ろうか。ニュージェネレーションの中なら誰を選ぶ?」
モバP「いや余計に選べないな」
凛「どうして? 三択だから簡単だよ」
モバP「そうじゃなくて。まず未成年と付き合うなんてありえないだろう。親御さんに絞められた挙句、刑務所行きだよ」
モバP「そうかそうか」
凛「話を逸らさないでよ」
モバP「そんなつもりはないが……」
凛「範囲が広すぎるから答え難いんだね。なら絞ろうか。ニュージェネレーションの中なら誰を選ぶ?」
モバP「いや余計に選べないな」
凛「どうして? 三択だから簡単だよ」
モバP「そうじゃなくて。まず未成年と付き合うなんてありえないだろう。親御さんに絞められた挙句、刑務所行きだよ」
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/04/10(木) 15:10:27.64 :HG4quOup0
凛「度胸が無いよね、プロデューサー」
モバP「常識が無いよりは良い」
凛「じゃあ私達が二十歳だと仮定したらどう?」
モバP「同じだよ。そもそも事務所のアイドルとは付き合えないんだ。だからそういうことはあまり考えたくないな。空しくなるだけだからさ」
凛「どうして付き合えないの。プロデューサーだから?」
モバP「その通りだよ。まあ、まずそんな事態になることは無いんだけど」
凛「度胸が無いよね、プロデューサー」
モバP「常識が無いよりは良い」
凛「じゃあ私達が二十歳だと仮定したらどう?」
モバP「同じだよ。そもそも事務所のアイドルとは付き合えないんだ。だからそういうことはあまり考えたくないな。空しくなるだけだからさ」
凛「どうして付き合えないの。プロデューサーだから?」
モバP「その通りだよ。まあ、まずそんな事態になることは無いんだけど」
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/04/10(木) 15:11:18.44 :HG4quOup0
凛「でも、本人同士が好き合ってるならいいんじゃないの?」
モバP「仮にそんなことが在ったとしても。俺と付き合うその人は、もうアイドルとしてはやっていけないだろう」
凛「でも、好きな人と付き合えるなら、アイドルとしてやっていけなくてもいいかもしれないよ」
モバP「本人同士は良いかもしれない。けど、俺がプロデュースしている別のアイドルにも疑いの目が向けられてくる。そうなれば俺はプロデューサー失格だ」
凛「じゃあ、アイドルを辞めて、それから付き合うのは?」
モバP「同じだよ。誰か好きな人が出来て、その人と堂々と付き合いたいって理由でアイドルを辞めるなら、それは良いんだ」
凛「ふーん。いいんだ、辞めても」
モバP「よくは無いんだがな……。けど相手がプロデューサーともなれば、話は変わってくる。
あの事務所は所属アイドルに手を出すのかと、そういう目で見られてしまう。そうなれば本人同士は良くとも、やはり事務所の信頼が損なわれてしまうんだ」
凛「でも、本人同士が好き合ってるならいいんじゃないの?」
モバP「仮にそんなことが在ったとしても。俺と付き合うその人は、もうアイドルとしてはやっていけないだろう」
凛「でも、好きな人と付き合えるなら、アイドルとしてやっていけなくてもいいかもしれないよ」
モバP「本人同士は良いかもしれない。けど、俺がプロデュースしている別のアイドルにも疑いの目が向けられてくる。そうなれば俺はプロデューサー失格だ」
凛「じゃあ、アイドルを辞めて、それから付き合うのは?」
モバP「同じだよ。誰か好きな人が出来て、その人と堂々と付き合いたいって理由でアイドルを辞めるなら、それは良いんだ」
凛「ふーん。いいんだ、辞めても」
モバP「よくは無いんだがな……。けど相手がプロデューサーともなれば、話は変わってくる。
あの事務所は所属アイドルに手を出すのかと、そういう目で見られてしまう。そうなれば本人同士は良くとも、やはり事務所の信頼が損なわれてしまうんだ」
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/04/10(木) 15:11:59.58 :HG4quOup0
凛「なら、トップアイドルになって、引退してからならどう?」
モバP「それは年齢にも寄るだろうが……若いうちの引退となれば問題になるかもな。でも、歳をとってからなら、あるいは……。
まあ、それでも所属アイドルに手を出す事務所、という結果は変わらないよ。アイドルと言えるかどうかは、ともかくな」
凛「ふーん。プロデューサーは、どうしてもアイドルと付き合いたくないんだね」
モバP「そうじゃなくて、付き合えないんだよ。いろんな人を裏切ることになってしまう」
凛「そうだよね。プロデューサーは仕事大好き人間だから、そう言うよね」
モバP「そんな言い方をしなくても」
凛「だってそうでしょ。違うの?」
凛「なら、トップアイドルになって、引退してからならどう?」
モバP「それは年齢にも寄るだろうが……若いうちの引退となれば問題になるかもな。でも、歳をとってからなら、あるいは……。
まあ、それでも所属アイドルに手を出す事務所、という結果は変わらないよ。アイドルと言えるかどうかは、ともかくな」
凛「ふーん。プロデューサーは、どうしてもアイドルと付き合いたくないんだね」
モバP「そうじゃなくて、付き合えないんだよ。いろんな人を裏切ることになってしまう」
凛「そうだよね。プロデューサーは仕事大好き人間だから、そう言うよね」
モバP「そんな言い方をしなくても」
凛「だってそうでしょ。違うの?」
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/04/10(木) 15:12:51.07 :HG4quOup0
モバP「違わないが、俺だってな……」
凛「何?」
モバP「……なんでもない」
凛「結論としては、プロデューサーはこの事務所のアイドルとは絶対付き合わない。ってことでいいよね?」
モバP「なあ、凛。そういう話だっけ? これ」
凛「そういう話にしたのはプロデューサーだよ? 私もこんなこと知ることになるとは思わなかったよ」
モバP「違わないが、俺だってな……」
凛「何?」
モバP「……なんでもない」
凛「結論としては、プロデューサーはこの事務所のアイドルとは絶対付き合わない。ってことでいいよね?」
モバP「なあ、凛。そういう話だっけ? これ」
凛「そういう話にしたのはプロデューサーだよ? 私もこんなこと知ることになるとは思わなかったよ」
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/04/10(木) 15:13:18.50 :HG4quOup0
モバP「そ、そうか? じゃあ話を戻そうか。要はどんな人と付き合いたいかって話だったよな」
凛「もういいよ、その話は。それより私、すこし外出てくるから。コンビニで買い物してくるけど、何か欲しいものある?」
モバP「いや、特には。ありがとう」
凛「そう。あと、プロデューサー」
モバP「なんだ」
凛「今の話、事務所の皆にしてあげなよ」
モバP「そ、そうか? じゃあ話を戻そうか。要はどんな人と付き合いたいかって話だったよな」
凛「もういいよ、その話は。それより私、すこし外出てくるから。コンビニで買い物してくるけど、何か欲しいものある?」
モバP「いや、特には。ありがとう」
凛「そう。あと、プロデューサー」
モバP「なんだ」
凛「今の話、事務所の皆にしてあげなよ」
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/04/10(木) 15:14:25.94 :HG4quOup0
モバP「俺はアイドルとは付き合いませんって振れ回るのか? それはなんというか、自意識過剰じゃないか」
凛「アイドルとプロデューサーといっても、女と男だよ? 勘違いするかもしれないじゃない」
モバP「そ、そうか?」
凛「それも仕事だって思えば出来るんじゃないの、プロデューサーは。私はしたほうがいいと思うよ」
モバP「わかった。凛がいうなら、そうなんだろうな。恥ずかしいが、きちんと言っておこうか」
凛「うん。それじゃあバイバイ、プロデューサー」
モバP「ああ、気をつけてな」
HAPPY END
モバP「俺はアイドルとは付き合いませんって振れ回るのか? それはなんというか、自意識過剰じゃないか」
凛「アイドルとプロデューサーといっても、女と男だよ? 勘違いするかもしれないじゃない」
モバP「そ、そうか?」
凛「それも仕事だって思えば出来るんじゃないの、プロデューサーは。私はしたほうがいいと思うよ」
モバP「わかった。凛がいうなら、そうなんだろうな。恥ずかしいが、きちんと言っておこうか」
凛「うん。それじゃあバイバイ、プロデューサー」
モバP「ああ、気をつけてな」
HAPPY END
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/10(木) 15:25:40.07 :HhNXTgn5o
happy?
コメント
何だろ間違って無いとも思えるし面白かったが
モヤっとするナ…。
聞かれてもいないのに同じこと言ったら自意識過剰のキモイ奴と思われそう
それが凛の狙いなのかもしれんけど
凛は他の事務所に行くから「バイバイ、プロデューサー」とかそんな感じじゃろ
そのパクリか?