1: ◆9NgV143E7U:2014/06/11(水) 20:32:46.32 :ANr+ltkSO
竜華「ってか、私そんなに落ち込んでるように見える?」
竜華「ひどいカオしてるって…も、もうちょい言い方あるやろー」
竜華「実はなー…」
竜華「怜がな…別の相手作ってよろしくやってんねん…」
竜華「ってか、私そんなに落ち込んでるように見える?」
竜華「ひどいカオしてるって…も、もうちょい言い方あるやろー」
竜華「実はなー…」
竜華「怜がな…別の相手作ってよろしくやってんねん…」
2: ◆9NgV143E7U:2014/06/11(水) 20:36:52.95 :ANr+ltkSO
竜華「そりゃあ…元気になって私かてうれしいよ…」
竜華「でもな…もう膝枕せがまんのや…一緒にお風呂入ろうってことにもならないんや…」
竜華「あはは…まー端的にいうたら、私振られてしもたんや…」
竜華「そりゃあ…元気になって私かてうれしいよ…」
竜華「でもな…もう膝枕せがまんのや…一緒にお風呂入ろうってことにもならないんや…」
竜華「あはは…まー端的にいうたら、私振られてしもたんや…」
3: ◆9NgV143E7U:2014/06/11(水) 20:41:57.28 :ANr+ltkSO
竜華「あーあ…さびしいわ…」
竜華「ん?俺が相手をしてやろうかって?」
竜華「慰めてくれるん?それともこの機会に私を落とそうって魂胆?」
竜華「くすっ…失恋後を狙ってくるなんてやるなぁ…
せやけど、私はそんなに簡単な女やないでー」
竜華「あーあ…さびしいわ…」
竜華「ん?俺が相手をしてやろうかって?」
竜華「慰めてくれるん?それともこの機会に私を落とそうって魂胆?」
竜華「くすっ…失恋後を狙ってくるなんてやるなぁ…
せやけど、私はそんなに簡単な女やないでー」
4: ◆9NgV143E7U:2014/06/11(水) 20:47:06.90 :ANr+ltkSO
竜華「このくらいで…メ、メゲたりなんか…してへん…あれ?」
竜華「あは…なんか…涙でてきてるけど…か、関係ないで…うん。」
竜華「…ん?えっ?ハンカチ…?」
竜華「ふふっ…たいしたジェントルマンやなぁ…泣いてる女の子に自然にハンカチ差し出すなんて…」
竜華「このくらいで…メ、メゲたりなんか…してへん…あれ?」
竜華「あは…なんか…涙でてきてるけど…か、関係ないで…うん。」
竜華「…ん?えっ?ハンカチ…?」
竜華「ふふっ…たいしたジェントルマンやなぁ…泣いてる女の子に自然にハンカチ差し出すなんて…」
5: ◆9NgV143E7U:2014/06/11(水) 20:53:59.80 :ANr+ltkSO
竜華「……ありがと」
竜華「なぁ…ちょっとだけ、私の愚痴に付き合ってくれへん?」
竜華「私な…女同士で変かもしれんけど…怜のこと、凄く好きやったんや…」
竜華「怜のために色んなことしたんや…」
竜華「もちろん、見返りが欲しかったわけやない…」
竜華「……ありがと」
竜華「なぁ…ちょっとだけ、私の愚痴に付き合ってくれへん?」
竜華「私な…女同士で変かもしれんけど…怜のこと、凄く好きやったんや…」
竜華「怜のために色んなことしたんや…」
竜華「もちろん、見返りが欲しかったわけやない…」
7: ◆9NgV143E7U:2014/06/11(水) 20:58:42.24 :ANr+ltkSO
竜華「病弱な友達のために頑張る子だとか…名誉がほしいわけでももちろん無い。」
竜華「ただ怜に元気でいて欲しかったんや…最初は…」
竜華「でもそのうち…怜を独占したいと思うようになってた…」
竜華「病弱な友達のために頑張る子だとか…名誉がほしいわけでももちろん無い。」
竜華「ただ怜に元気でいて欲しかったんや…最初は…」
竜華「でもそのうち…怜を独占したいと思うようになってた…」
8: ◆9NgV143E7U:2014/06/11(水) 21:07:30.84 :ANr+ltkSO
竜華「怜のために、かいがいしく世話するのも全然辛くなかった…だって怜のためやもん!」
竜華「私がしてやらな…他に誰がするの!ってくらいやった。」
竜華「怜は大事な友達で…特別な人やった…」
竜華「でも…私は、怜の大事な友達だったけど、怜の特別な人じゃなかったんや…」
竜華「怜のために、かいがいしく世話するのも全然辛くなかった…だって怜のためやもん!」
竜華「私がしてやらな…他に誰がするの!ってくらいやった。」
竜華「怜は大事な友達で…特別な人やった…」
竜華「でも…私は、怜の大事な友達だったけど、怜の特別な人じゃなかったんや…」
9: ◆9NgV143E7U:2014/06/11(水) 21:13:37.02 :ANr+ltkSO
竜華「怜が、私以外の別の人と付き合うって知ったとき…少し、ほんの少しだけ…」
竜華「怜が憎くなった…」
竜華「なんで…私あんなに尽くしたのに…あっさり別の人のとこ行くの?って…」
竜華「で…すぐにそんなこと思ってまう自分自信が嫌になってもうた…」
竜華「怜が、私以外の別の人と付き合うって知ったとき…少し、ほんの少しだけ…」
竜華「怜が憎くなった…」
竜華「なんで…私あんなに尽くしたのに…あっさり別の人のとこ行くの?って…」
竜華「で…すぐにそんなこと思ってまう自分自信が嫌になってもうた…」
10: ◆9NgV143E7U:2014/06/11(水) 21:20:04.83 :ANr+ltkSO
竜華「ふぅ…ゴメンな…幻滅したやろ?アンタが惚れてる女は、こんなどす黒い最低な…」
竜華「わっ!?急に大きな声出してどうしたんや…『違う』って…」
竜華「『それもまた竜華の怜に対する正直な想い』…か。何か哲学的なこと言うなぁ…。」
竜華「ふぅ…ゴメンな…幻滅したやろ?アンタが惚れてる女は、こんなどす黒い最低な…」
竜華「わっ!?急に大きな声出してどうしたんや…『違う』って…」
竜華「『それもまた竜華の怜に対する正直な想い』…か。何か哲学的なこと言うなぁ…。」
11: ◆9NgV143E7U:2014/06/11(水) 21:33:11.00 :ANr+ltkSO
竜華「てっきり、『そんな奴のこと忘れて、俺と付き合えー』とか言うと思ってた。」
竜華「え?『それもある』?…なんや図々しいなぁ。感心して損したわ。」
「『これを機に同性愛から足を洗ったら?』…いやいや、別に私は女しか愛せないわけじゃ…」
竜華「てっきり、『そんな奴のこと忘れて、俺と付き合えー』とか言うと思ってた。」
竜華「え?『それもある』?…なんや図々しいなぁ。感心して損したわ。」
「『これを機に同性愛から足を洗ったら?』…いやいや、別に私は女しか愛せないわけじゃ…」
15: ◆9NgV143E7U:2014/06/11(水) 22:39:12.82 :ANr+ltkSO
竜華「こらぁ!勝手に『脈あり』って顔すんな…ん?どうしたん?何か辛そう…。」
竜華「わっ!?アンタすごい熱あるやん!」
竜華「何でそんな状態で…私の愚痴聞いてる場合やないやろー」
竜華「こらぁ!勝手に『脈あり』って顔すんな…ん?どうしたん?何か辛そう…。」
竜華「わっ!?アンタすごい熱あるやん!」
竜華「何でそんな状態で…私の愚痴聞いてる場合やないやろー」
17: ◆9NgV143E7U:2014/06/11(水) 22:49:17.98 :ANr+ltkSO
竜華「とにかくちょっと横になり…え?膝枕?え、ええけど…」
竜華「だから、その『やった脈あり!』って顔するのやめーや!」
竜華「とにかく…落ち着いたら、帰ってゆっくり休むんやで…」
竜華「わ、私は大丈夫や…愚痴も聞いてもらったしな…ありがと、そんな状態で私のために…」
竜華「とにかくちょっと横になり…え?膝枕?え、ええけど…」
竜華「だから、その『やった脈あり!』って顔するのやめーや!」
竜華「とにかく…落ち着いたら、帰ってゆっくり休むんやで…」
竜華「わ、私は大丈夫や…愚痴も聞いてもらったしな…ありがと、そんな状態で私のために…」
18: ◆9NgV143E7U:2014/06/11(水) 22:56:54.49 :ANr+ltkSO
竜華「まぁ、さびしくなったら、またアンタに相手してもらうわ…」
竜華「だぁぁっ!病人がそんなに大はしゃぎすんなー!」
竜華「わかった、わかった…元気になったら好きなだけ膝枕してあげるわ…」
竜華「まぁ、さびしくなったら、またアンタに相手してもらうわ…」
竜華「だぁぁっ!病人がそんなに大はしゃぎすんなー!」
竜華「わかった、わかった…元気になったら好きなだけ膝枕してあげるわ…」
25: ◆9NgV143E7U:2014/06/12(木) 01:33:42.26 :AcCFyzISO
竜華「で、好きなだけ膝枕させるっちゅーたけど…」
竜華「何で人目のある公園で…」
竜華「強引にでも失恋したイメージを忘れさせたかった?大きなお世話や!!」
竜華「って、言いたいけど…正直ホッとしてるわ…」
竜華「アンタが一緒にいてくれるだけでも…好きな人を取られて惨めに独りぼっちにならんですむし…」
竜華「で、好きなだけ膝枕させるっちゅーたけど…」
竜華「何で人目のある公園で…」
竜華「強引にでも失恋したイメージを忘れさせたかった?大きなお世話や!!」
竜華「って、言いたいけど…正直ホッとしてるわ…」
竜華「アンタが一緒にいてくれるだけでも…好きな人を取られて惨めに独りぼっちにならんですむし…」
27: ◆9NgV143E7U:2014/06/12(木) 01:38:56.11 :AcCFyzISO
竜華「ごめん…私、最低やな…曲がりなりにも自分に向けられた好意を利用して、自分が傷つかんようにしとる…」
竜華「代わりに太ももを堪能させてもらってる?ぷっ…なんやギブアンドテイクかー。だったら遠慮なく……」
竜華「アンタの優しさ、もらっとくわ!」
竜華「ごめん…私、最低やな…曲がりなりにも自分に向けられた好意を利用して、自分が傷つかんようにしとる…」
竜華「代わりに太ももを堪能させてもらってる?ぷっ…なんやギブアンドテイクかー。だったら遠慮なく……」
竜華「アンタの優しさ、もらっとくわ!」
32: ◆9NgV143E7U:2014/06/12(木) 01:51:55.94 :AcCFyzISO
竜華「何かなー、怜がな、いまいち自分のこと話してくれへんねん。いや、お相手とのノロケ話聞かされてもキツイけど…」
竜華「私のノロケ話を聞かせてやれ?いややな…相手がおらんやん…」
竜華「……何を自分の顔指差してんねん!もう!」
竜華「何かなー、怜がな、いまいち自分のこと話してくれへんねん。いや、お相手とのノロケ話聞かされてもキツイけど…」
竜華「私のノロケ話を聞かせてやれ?いややな…相手がおらんやん…」
竜華「……何を自分の顔指差してんねん!もう!」
34: ◆9NgV143E7U:2014/06/12(木) 02:09:32.54 :AcCFyzISO
竜華「ん?怜との関係は時間を置いて?今は気分転換…か…」
竜華「ちょっ…珍しく強引やな…どこに連れてく気や…」
竜華「あっ、ここ…(咲日和3巻の)グルメガイドにも載ってたお店…」
竜華「食べ放題…やけ食いしろってこと?それとも太らせて食べる気かいな、ふふっ」
竜華「ん?怜との関係は時間を置いて?今は気分転換…か…」
竜華「ちょっ…珍しく強引やな…どこに連れてく気や…」
竜華「あっ、ここ…(咲日和3巻の)グルメガイドにも載ってたお店…」
竜華「食べ放題…やけ食いしろってこと?それとも太らせて食べる気かいな、ふふっ」
36: ◆9NgV143E7U:2014/06/12(木) 02:24:36.92 :AcCFyzISO
竜華「ふー、食べた食べたぁ…少しはスッキリしたかな…」
竜華「お腹まわりはすっきりしない…って余計なこと言わんでええ!」
竜華「えっ?代金もってくれるの?高校生料金とはいえ、そんな…悪いで。」
竜華「私が元気になってくれればいい?も、もう…お節介なんやから…」
竜華「ふー、食べた食べたぁ…少しはスッキリしたかな…」
竜華「お腹まわりはすっきりしない…って余計なこと言わんでええ!」
竜華「えっ?代金もってくれるの?高校生料金とはいえ、そんな…悪いで。」
竜華「私が元気になってくれればいい?も、もう…お節介なんやから…」
39: ◆9NgV143E7U:2014/06/12(木) 03:51:32.07 :AcCFyzISO
竜華「ん…お礼といったら安上がりすぎるかもしれへんけど…」
竜華「あそこのベンチで膝枕したるわ…。何驚いてるの?いつもなら自分からお願いするくせに。」
竜華「ほら…おいでや!」ヒザポンポン
竜華「ん…お礼といったら安上がりすぎるかもしれへんけど…」
竜華「あそこのベンチで膝枕したるわ…。何驚いてるの?いつもなら自分からお願いするくせに。」
竜華「ほら…おいでや!」ヒザポンポン
40: ◆9NgV143E7U:2014/06/12(木) 03:59:58.37 :AcCFyzISO
竜華「こないだご馳走になったし…今度は私がご馳走するわ…なにか食べたいものある?」
竜華「何でもいい?それは禁じられた言葉やでー」
竜華「オムライス?随分かわいらしいなぁ…。そのくらいなら私が作ったるわ…」
竜華「今度どっかでお弁当広げて食べよ。中身チキンライスにすれば、お弁当にしてもおいしいで!楽しみにしてるんやで!」
竜華「こないだご馳走になったし…今度は私がご馳走するわ…なにか食べたいものある?」
竜華「何でもいい?それは禁じられた言葉やでー」
竜華「オムライス?随分かわいらしいなぁ…。そのくらいなら私が作ったるわ…」
竜華「今度どっかでお弁当広げて食べよ。中身チキンライスにすれば、お弁当にしてもおいしいで!楽しみにしてるんやで!」
41: ◆9NgV143E7U:2014/06/12(木) 04:10:38.14 :AcCFyzISO
竜華「なぁなぁ、聞いて…怜とな、また自然にお話できるようになってきたんや。」
竜華「この前、怜がデートするときどうしたらええか相談受けてなぁ。今までだったら、憂鬱な気持ちになったもんやけど…」
竜華「この間は自然に、例のオムライスのこと話してな…。そしたら怜も『私もやる』って言い出してん。」
竜華「なぁなぁ、聞いて…怜とな、また自然にお話できるようになってきたんや。」
竜華「この前、怜がデートするときどうしたらええか相談受けてなぁ。今までだったら、憂鬱な気持ちになったもんやけど…」
竜華「この間は自然に、例のオムライスのこと話してな…。そしたら怜も『私もやる』って言い出してん。」
42: ◆9NgV143E7U:2014/06/12(木) 04:21:51.96 :AcCFyzISO
竜華「怜にご飯作ってあげたことあるけど、怜が料理するとこ見たことないねん。心配だから2人で作ることになってな…向こうさんも合わせて4人で一緒に食べようや。」
竜華「なんや?4人て誰って?怜たち2人と私ら2人やん。いわゆるダブルデートな。」
竜華「私、何を悩んでたんやろ…怜のこと憎いだなんて真っ黒な気持ちに押し潰されて…怜が別の人の所へいっても、こうやって2組で同じ道を歩むこともできるやん…」
竜華「というわけで、今度はアンタにも付き合ってもら…あれ?」
竜華「怜にご飯作ってあげたことあるけど、怜が料理するとこ見たことないねん。心配だから2人で作ることになってな…向こうさんも合わせて4人で一緒に食べようや。」
竜華「なんや?4人て誰って?怜たち2人と私ら2人やん。いわゆるダブルデートな。」
竜華「私、何を悩んでたんやろ…怜のこと憎いだなんて真っ黒な気持ちに押し潰されて…怜が別の人の所へいっても、こうやって2組で同じ道を歩むこともできるやん…」
竜華「というわけで、今度はアンタにも付き合ってもら…あれ?」
44: ◆9NgV143E7U:2014/06/12(木) 04:27:39.77 :AcCFyzISO
竜華「なぁ…私らって付き合ってたっけ?」
竜華「むー…まぁええわ…」
竜華「はい、準備できてるで!!」
・
・
・
竜華「何をけげんそうな顔しとるの?」
竜華「アンタから言ってくれれば、私はOKする返事出来てるで!」
カン
竜華「なぁ…私らって付き合ってたっけ?」
竜華「むー…まぁええわ…」
竜華「はい、準備できてるで!!」
・
・
・
竜華「何をけげんそうな顔しとるの?」
竜華「アンタから言ってくれれば、私はOKする返事出来てるで!」
カン
48: ◆9NgV143E7U:2014/06/12(木) 04:49:50.45 :AcCFyzISO
おまけ
竜華「なぁ…iPS棒って知ってる?」
竜華「何やろうね?今更言ってもしゃーないけど、怜が私から離れていったのって、それが原因って小耳に挟んだんやけど…アンタも知らんかー」
竜華「タブレットで調べてみよか…」
『竜華がネトラレる風潮』
『竜華のiPS棒が短小という風潮』
『竜華が怜を性的に満足させられない風潮』
竜華「……」イラッ
竜華「満足させられへんってのは屈辱やなぁ…」
竜華「そや…」チカヨリ
竜華「ほんまに満足させられへんかどうか…」オシタオシ
竜華「アンタで試させてもらってええ?」ウマノリ
おまけおわり
おまけ
竜華「なぁ…iPS棒って知ってる?」
竜華「何やろうね?今更言ってもしゃーないけど、怜が私から離れていったのって、それが原因って小耳に挟んだんやけど…アンタも知らんかー」
竜華「タブレットで調べてみよか…」
『竜華がネトラレる風潮』
『竜華のiPS棒が短小という風潮』
『竜華が怜を性的に満足させられない風潮』
竜華「……」イラッ
竜華「満足させられへんってのは屈辱やなぁ…」
竜華「そや…」チカヨリ
竜華「ほんまに満足させられへんかどうか…」オシタオシ
竜華「アンタで試させてもらってええ?」ウマノリ
おまけおわり
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