春香「アサシンクリード？」

P「違うアカシックレコードだ」

P「宇宙誕生から現在までの記憶を調べてほしい」

春香「な、なんて壮大な……駆け出しのアイドルでどうにかなるものなんですか？」

P「心配ない、こういうときの貴音だ」

春香「四条さんマジ万能」

春香「四条さん、アカシックレコードを教えてほしいんだけど」

貴音「……よろしいのですか？」

春香「え？」

貴音「この宇宙の誕生の秘密を知る勇気、あなたにありますか？」

春香「ど…どーんとこいです！」

貴音「よろしいでしょう…。宇宙誕生のきっかけは>>15です」

貴音「おっぱいです」

春香「おっぱ…い？」

貴音「神はスケベでした…。どすとらいくぞーんの女性がいたので躊躇なく胸をもみしだいたのです」

貴音「女性は驚きのあまり母乳を放出したのです」

貴音「地球を含め無数の星々は母乳の一滴一滴なのです」

春香「えぇー…」

春香「そのスケベな神様のおかげでわたしが存在してるのかと思うと感謝してもいいのかどうか…」

貴音「性欲は生き物備わった本能です。神も同じなのですから恥じることはありません」

春香「そ、そういうことにするよ…」

貴音「ではわたくしはこれで…」

Ｐ「春香ー」

春香「こ、今度は>>30を調べろですって！？」

春香「今の時期にピノはちょっと…」

Ｐ「小鳥さんだ」

春香「あの行き遅ｒ……事務員を調べてなんになるんですか？」

Ｐ「なんか興奮する」

春香「…はあ、まあ言われたからには調べてきます」

春香「社長に「プロデューサーさんが犯罪予備軍」ってメールしとこ」

春香「あ、いた」

小鳥「…」ｿﾜｿﾜ

春香「あんなに挙動不審でなにを……職務質問されますよ？」

小鳥「…」ｻｯ

春香「あ、あの店は>>41！」

春香「エッチな人がナニをするためにナニを買うお店だ！」

春香「…ってなにを言ってるんだろ私」

春香「へ、変装してるし…大丈夫だよね？」ﾄﾞｷﾄﾞｷ


ｼｬｯｾｰ

春香「うわあ……すっごいなあ///」

小鳥「…」ｽｯ

春香「選んだDVDのジャンルは…>>48!?うわー…」

春香「真の夜の淫夢……………ファッ！？」

春香「いやいや心臓に悪いよ…まあ「あの女優に激似！」みたいな煽りって大体残念な…」

春香「………え？これどう見ても本人……あれ？」

春香「お、おかしいなー…わたし風邪引いておかしくなってるのかも」ｱﾊﾊ

春香「…わたしも借りてみよう」

春香「…勢いで、というか衝動的に手に入れてしまった」

春香「そ、そりゃーわたしも思春期の女の子だから？エッチなことぐらい興味持ちますけどー？」

春香「それに…真偽は確かめないとね…」ｺﾞｸﾘ

春香「えい、再生！」ﾋﾟ

>>59 映っていた内容

春香「nice boat」

春香「…って伊藤誠じゃないですか！！そもそも漢字違うし！！！」

春香「はー…期待して損した」

春香「…いやいや別になにかをワクワクしてたわけじゃなくて」

春香「これって詐欺にならないのかな…小鳥さんきっと地団駄踏んで血の涙流してるだろうなあ」

春香「ひとまず小鳥さんを引き続き調べよう…」

春香「だけど本人の写真勝手に使って釣るっていうのがえげつないよねえ」

春香「っと、電信柱に身を潜める小鳥さん発見」

小鳥「ふふ…ふふ…」ｷﾞﾗｷﾞﾗ

春香「なんか目が怖い…いつもの小鳥さんじゃないみたい」

小鳥「…」ｺﾞｿ

春香「え、そんな…懐から>>68を！？」

春香「ケンタッキーのクリスマスバレルを！？」

小鳥「ふふ…むしゃ…むしっ」

春香「でもクリスマスは随分先だけど……まさか去年の！？」

小鳥「リア充は死ね………このわたしの怨念の詰まったチキンを…」

男「ねー今日どこいく？」

女「えーじゃあ男の家に行きたいなって」

小鳥「ふしゃああああ！！」ﾌﾞﾝ

男「うわなんだオバサン！？ってこの鶏肉くさい！？」ﾍﾞﾁｬ

女「怖いー！！」

春香「…おおぅ」

すまん間違えた

春香「なんだろう…こういう大人にはなっちゃいけない、頑張ろうって思えるなぁ」

小鳥「…」ﾜｼﾜｼ

春香「歩きながら白髪染めを馴染ませてる……なんだろう、感想も浮かばない」

小鳥「…」ｷｮﾛｷｮﾛ

春香「周りを気にしながら路地裏に入った…」

小鳥「誰もいないわよね…」

春香「>>85をしてる！？」

春香「またクリスマスバレルを食べてる！？」

小鳥「うっ…ぐす…」ﾑｼｬﾑｼｬ

春香「…」

小鳥「去年のクリスマスバレル…今年彼氏が出来たら一緒に食べようと計画してたのに…」

春香「いやそんなの貰ってもなにかのテロかと思われますよ…」

小鳥「ちくしょう！やけ食いしてやるー！」

春香「ああもう見てられない！」ﾀﾞｯ

小鳥「え…？春香ちゃん？」

春香「そんなの食べてたらおなか壊しますよ？一緒にどこか食べに行きましょうよ」

Ｐ「春香」

春香「もう勘弁してください！プロデューサーさんだって小鳥さんに絶望したでしょ！？」

Ｐ「むしろ自分が立ち直らせたい」

春香「はあ…」

Ｐ「というわけで」

春香「日付が変わるまでに>>96を調べろですか！？」

春香「四条さんを？」

Ｐ「春香も気になるだろ？」

春香「ええ、まあ…」




春香「いたいた」ｺｿ

貴音「はあ…」

春香「珍しくため息ちついてる…」

貴音「実は>>104だなんて…誰にもいえませんね」

貴音「ヒカキンだなんて…」

春香「…ん？」

貴音「…………ヒカキンＴＶ、エブリデーイ♪」

春香「！？」

貴音「これがカツラで…」

春香「！？」

貴音「超絶メイクを落とせばこんな顔に…」ﾊﾞｼｬｱ

春香「！？！？」

貴音「今日のわたくしポイーンツ………５点」

春香「」

貴音「ですが実は女性だと知られれば話題性があるでしょうか」

春香「」

貴音「さあ、帰って動画を投稿しないと…」ｲｿｲｿ



春香「なんだこれ」

Ｐ「で、どうだった」

春香「……プロデューサーさん」

Ｐ「ん？」

春香「世界って広いですね」

Ｐ「なんだどうした」


おしり