ココア「なににする?わたしロースカツ定食の中!」

リゼ「わたしはジャンボロースカツ定食にするぞ」

チノ「わたしはヒレカツ定食の小を」

千夜「わたしはカツ鍋定食よ」

シャロ「･･･････」

ココア「シャロちゃんは?」

シャロ「･････チキンカツカレー」

ココア「!?」

リゼ「!?」

チノ「!?」

千夜「!?」

シャロ「な･････なによ」

ココア「シャロちゃんここ･･･とんかつ屋だよ?」

シャロ「しっ知ってるわよ」

リゼ「よりにもよってチキンカツ････」

チノ「シャロさん････わたしお金半分出しますよ?」

千夜「シャロちゃん････冗談よね」

シャロ「ぴゃぁぁぁぁぁぁぁん」ﾀﾞｯ

ココア「あっシャロちゃーん!!」

千夜「行っちゃったわ」

リゼ「シャロにとんかつ屋は敷居が高すぎたか」

チノ「仕方がないのでわたし達だけでいただきましょう」

シャロ「うぅ････なによあの値段･･･あれしか頼めるもの無かったじゃない」

金の妖精「ちんからほい!!何を泣いているんだい!?シャロちゃん」

シャロ「げっアンタだれよ」

金の妖精「ボキは金の妖精、君にお金をあげるよ」

シャロ「い･･･いくらくれるのよ」

金の妖精「ちんからほいほい!!」

ﾄﾞｻﾄﾞｻ

シャロ「すごい!10万円もある!!」

金の妖精「またお金が欲しくなったらいつでも呼んで!合言葉は『ちんからほい』」

シャロ「ありがとー妖精さーん」

ココア「ねぇみんなでお寿司食べに行こうよ!」

リゼ「寿司か!いいな!」

チノ「祭り屋がいいです」

千夜「いいわね」

シャロ「寿司ならもちろんカウンターよね回転寿司なんてお子様が行くところよ!」ﾌﾌﾝ

ココア「!?」

リゼ「!?」

チノ「!?」

千夜「･･･シャロちゃん、カウンターってあのカウンター?回ってないお寿司よ?わかってる?」

シャロ「もちろん!なんなら今日はわたしのおごりよ!」

ココア・リゼ・チノ・千夜「!!!!????」

ココア「シャロちゃんが････」

リゼ「････おごり?」

ﾑｼｬﾑｼｬﾑｼｬﾊﾟｸﾊﾟｸﾊﾟｸ

シャロ「んー!大トロ美味しいー!」

ココア「し･･･シャロちゃんそれ時価だよ･･･いくらなんでも食べすぎだよ」

シャロ「ココアも遠慮しないで食べていいわよ」

ココア「じゃぁわたしは中トロで」

シャロ「ぷっ････中トロ･･･ってぷっ」

ココア「なっ」ｶｧｧｧｧｧ

リゼ「わたしも中トロだ」

チノ「わたしも」

千夜「わたしもよ」

ココア「･･････」ｶｧｧｧｱｱ

店員「お会計五万四千円になります」

ココア「ごまっ」

リゼ「すごい値段になったな」

シャロ「１０万円からお願いするわ!」

店員「六万円お預かりします」

ココア「凄いお金だねーシャロちゃん、さすがお嬢様だよ」

シャロ「ふふん」

千夜「でも、じゃぁなんでシャロちゃん、あんな慎ましやかな家に住んでるの?」

シャロ「そっそれは」

チノ「それは?」

シャロ「こっ細かいことは良いじゃない!!」

シャロ「ちんからほいっ!」

金の妖精「ほいほいほーい、シャロちゃんなんの用かな?」

シャロ「お金を頂戴!!いい家に住みたいの」

金の妖精「ちんちんぷいぷいほいほいほい!!」

ﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻｰ

シャロ「おほーっざっと10億はくだらないわっ!!」

土方「工事は早くて三日でおわります」

シャロ「わかったわ」

シャロ「これでわたしもお嬢様の仲間入り」

ココア「みんなでぼくぜん行こうよ!!」

リゼ「焼肉か････いいな!」

チノ「また脂っこいものですね、やれやれ」

千夜「牛タンが食べたいわ」

シャロ「またわたしのおごりね!!任せて」

ココア「凄い･･･特上カルビばっかり･･･大丈夫?シャロちゃん」

シャロ「へーきへーきみんなも遠慮しないでじゃんじゃん頼んで!」

ココア「ならわたしはハラミで」

千夜「わたしは特上牛タンで」

リゼ「わたしはマキシマムザホルモンだ」

チノ「わたしはトントロで」

シャロ「ぷっトントロっ!?チノちゃん正気?ここ焼肉屋よ?普通に牛肉頼みなさいよ」

チノ「･････」ｶｧｧｧｱｱ

ココア「あっわたしもトントロ」

リゼ「わたしもだ」

千夜「わたしも」

チノ「･･････」ｶｧｧｧｧｧｱ

ココア「いつもおごってくれてなんかごめんねシャロちゃん」

シャロ「いいのよ、気にしないで」

リゼ「最近のシャロは気前がいいなぁ」

シャロ「うふふっ」





シャロ「あー幸せ」


fin