～公園～

コナン「って訳なんだ」

歩美「すごーい！」

元太「うな重よりうまいのか？」

灰原「くだらない……」

光彦「遅れましたー」ﾀｯﾀｯ

歩美「あ、来たよ」ﾎﾞｿｯ

コナン「よし、早速押すぞ」ﾎﾟﾁｯ

ﾊﾟﾗ……

光彦「どうしたんですかみなさん？」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

コナン「やっぱ10本だとよくわからねぇな……」

灰原「連打してみたら？」

コナン「よし、>>12回押してみよう」

コナン「おりゃぁぁぁぁ！！」ｽﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

ﾎﾞﾝｯ!!

光彦「…………え？」ﾊﾞﾗﾊﾞﾗ……

灰原「うわぁ……」

元太「げっ！」

歩美「光彦君……」

コナン「10分の1ぐらい抜けたな」

光彦「なんですかこれえええぇぇ？！！！」

光彦「ぼ、僕の髪の毛がこんなに……」

灰原「ぷっふふ……！」

元太「頭頂部だけハゲてるぜ！」

光彦「こ、これなんですか？！コナン君達がやったんですか？！」

コナン「バーローｗｗｗｗｗｗｗｗ俺たち友達だろｗｗｗｗｗｗｗｗそんな事する訳ねーだろｗｗｗｗｗｗｗｗ病院行こうぜｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

灰原「ストレスが急激に高まって頭髪が一気に散ったのかもしれないわ」

灰原「病院へ行きましょう」

光彦「は、はい……」

光彦「結局検査ではなんの異常もありませんでした……」

コナン「大変だったな……」

歩美「光彦君、これ歩美からのプレゼントだよ！」ｽｯ

光彦「帽子……？」

元太「俺もうな重我慢してお金出したんだぜ！」

コナン「みんなでいいのを探したんだ」

光彦「み、みなさん……」ｳﾙｳﾙ

灰原「とりあえず、今日はもう遅いし帰りましょう」

コナン「そうだな」

歩美「じゃあまた明日！」

元太「今度うな重おごってくれよー！」

光彦「さようならー！」

光彦の髪の毛
残り
9 万 本

～翌日、学校～

コナン「よう光彦」

歩美「帽子被ってきたんだね」

光彦「はい……これがないと不安で……」

元太「おーい！ 先生来たぞー！」

先生「みなさんおはようございます」

生徒たち「おはようございまーす！」

先生「あら？円谷君、その帽子はどうしたの？」

光彦「あ、いや……これはその……」

先生「学校で帽子をしてはいけませんよ」

光彦「そ、それが……これには深い訳が……」

先生「帽子を取りなさい！」

光彦「は、はい……」ｽｯ

コナン「(今だ！！)」

何回押す？>>26

コナン「(うおおおおぉぉぉぉ！！！！！)」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

光彦「……」ﾊﾞｻｯ

先生「」

光彦「あ…………」ﾊﾗﾊﾗ……

生徒たち「ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

生徒「今の見た？！ｗｗｗｗｗｗｗｗ」

生徒「見た見たｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

生徒「円谷がハゲたぞー！！ｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

生徒「ハゲが移るぞ！！ みんな逃げろｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

生徒「ハゲの光彦ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

光彦「」

コナン「ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

光彦「……という訳だったんです……」

阿笠「ふーむ、それは大変だったのう」

光彦「もう髪の毛の35%程がなくなっていて、既にザビエルヘアなんですよ……」

阿笠「上の方は見事にツルピカじゃな」

光彦「…………」

阿笠「やはりワシの発明は最高じゃのうｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

光彦「え？」

阿笠「ああいやいや、他の発明品の話じゃよ」

光彦「はぁ……」

阿笠「そんな光彦君にはワシからのプレゼントじゃ！！」

光彦「な、なんですか？ 髪が生える薬とかですか？！」

阿笠「まあ直接は生えないがの、押す度に光彦君の髪の毛が1cmずつ伸びるスイッチじゃ！！」

光彦「！！」

阿笠「長さでハゲをカバーするのじゃ！」

光彦「は、博士！！」

阿笠「どうじゃ？ どうじゃ？」

光彦「あなたは天才です！ ありがとうございます！」

阿笠「むほほｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

～円谷家～

光彦「早速これを使ってみましょう」

光彦「うーん」

光彦「ポチポチ押すだけではあまり効果が出そうにないですね」

光彦「>>37回連打してみましょう！」

光彦「髪は多い方がいいですからね！！」

光彦「行きますよ！！」

光彦「ふぅぅぅ…………」

光彦「だぁぁぁぁぉぁ！！！！！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

～その頃阿笠邸～

阿笠「あ、これ押す度に光彦君の髪の毛が1mずつ伸びるスイッチじゃった」

光彦「うわぁぁぁぁぁ！！！」ﾃﾞﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛ

光彦姉「きゃぁぁぁ！！！」

光彦「助けて！ 助けてぇぇぇぇぇぇ！！！！」ﾃﾞﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛ

ｽﾞﾄﾞｰﾝ

アナウンサー「突如米花町に出現した、長さ40kmに渡る謎の黒い糸状の物体！」

アナウンサー「専門家たちからは人体の髪の毛と見られています！！」

アナウンサー「このような超巨大な髪の毛、どんな人間が持っているのでしょうか！！」

アナウンサー「現在レスキュー隊などが地域の住民たちを避難させています！」

アナウンサー「以上、米花町の上空からお伝えしました！」

コナン「光彦の野郎！」

コナン「おりゃ！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

ﾊﾞﾗﾊﾞﾗﾊﾞﾗ

光彦は死んだ

終わり