もち蔵「え？」

たまこ「もういらないでしょ？」ﾆｺﾆｺ

もち蔵「い、いるけど……」

たまこ「……」

もち蔵「……わかりました。捨てます」

たまこ「じゃ、早速縛って廃品回収に出しちゃおう！」

もち蔵「え…いや、後で自分でやるからいいって」

たまこ「気付いた時に片付けた方がいいよ。すぐやらないからもち蔵は部屋が散らかっちゃうんだよ」ｸﾞﾙｸﾞﾙ　ｶﾞｻｶﾞｻ　ｸﾞﾙｸﾞﾙ

たまこ「ほい、縛り終わったよー。他にはもう無いの？これだけ？」

もち蔵「うん……」

たまこ「よっし！じゃあ外に出してくるね！」

翌日

たまこ「あ、漫画読んでいい？」

もち蔵「あー、うん。本棚からテキトーに選んで」

たまこ「どれにしよっかなー」

たまこ「……」ﾁﾗｯ

もち蔵「そうだ、今度の日曜なんだけど、良かったら一緒に映画観に……」

たまこ「……私、これ読もうっと！」快楽天

もち蔵「ん？……うわっ！？ちょっ、それは……！！」

たまこ「本棚の裏にあったよ？」ﾆｺﾆｺ

もち蔵「あぁー……もう……何で見つけちゃうんだよ…」

たまこ「昨日もう他には無いって言ってたよね？」ﾆｺﾆｺ

もち蔵「えーと……あ、そうだ、うん、忘れてた。忘れてたんだよ。そっかー本棚の裏に落ちてたのかー」

たまこ「じゃ、これも捨てちゃうね♪」

もち蔵「……」

たまこ「これで最後かな？他にもあるなら今のうちに出しちゃってね？」

もち蔵「もうねーよ……。それが最後の一冊だよ……」

たまこ「タンス開けていい？」

もち蔵「あーっ。そういえばタンスの中にもあったっけなー。わすれてたわすれてた」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗ…

たまこ「じゃ、それも全部捨てるから出して」ﾆｺﾆｺ

もち蔵「……」

翌日

もち蔵「ただいまー。……ってたまこ！？何で俺の部屋にいるんだよ！」

たまこ「道子さんが部屋で待ってたら、って上げてくれたんだよー」ｺﾛｺﾛ

もち蔵「そっか……。で、何してんの……？」

たまこ「ただ待ってても退屈だし、掃除してたんだー」ｺﾛｺﾛ

もち蔵「……サンキュー」ﾊﾗﾊﾗ

たまこ「変な本、もう無かったね」

もち蔵「無いってば。昨日ので本当に全部だし」ｿﾜｿﾜ

たまこ「そっか！良かった良かった」

もち蔵「ま、まぁ掃除はもういいから。ほら、ｺﾛｺﾛかして」

たまこ「ほいほい」

もち蔵「ふぅ。……とりあえず何かDVDでも観る？」

たまこ「あ、私これ観たい！」ｻｯ

もち蔵「これか。そういや俺も最近観てなかったな」

ピッ　ウィーン

もち蔵「再生、っと」ｶﾁｯ

たまこ「どんな映画なの？」

もち蔵「ん、ジャーナリストの男が女の子の母親を一緒に探す話なんだけど、昔のドイツの映画で…」

PC『緊張してる？』『はい…』『おっぱい大きいね。何カップ？』

もち蔵「！！？」ｶﾞﾀｯ

PC『これから何するかわかる？』『///』『恥ずかしがらないで言ってみて』

もち蔵「うわっ！ご、ごめん！ディスク混ざってた！これ違う映画だった！」ﾋﾟｯ

たまこ「……」ﾋﾟｯ

もち蔵「お、おいたまこ！？」

たまこ「ん？ドイツの映画でしょ？」ﾆｺﾆｺ

もち蔵「いや、だから違っ……」

PC『じゃあ脱いでみて』『はい……///』

ﾁｭｯ　ﾁｭﾊﾟｯ　あっ　あぁーーーん

もち蔵「……」ｻｰｯ…

たまこ「これ、日本人だよね？」ﾆｺﾆｺ

もち蔵「……そうみたいですね」

たまこ「映画じゃないよね？」ﾆｺﾆｺ

もち蔵「ですね……」

もち蔵「ち、違うんだたまこ。これは……」

たまこ「どうして隠してたの？」ﾆｺﾆｺ

もち蔵「隠してたっつーか……いや、忘れてたんだよ、うん。忘れてた。存在を」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

たまこ「本だけじゃ物足りなくて動画にも手を出してたんだね、もち蔵」ﾆｺﾆｺ

もち蔵「ち、違っ……俺じゃねーし！犬山……そう！犬山が勝手にくれて、それっきりで……」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

たまこ「へぇ。映研の人ってこういうの観るんだ」

もち蔵「ま、まぁあいつはな。こういうのが趣味だから。俺は観ねーけど。つーか全然興味ないし？俺はたまこだけだし？」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

もち蔵(悪い、犬山……)

たまこ「じゃあ捨てていいかな？」ﾆｺﾆｺ

もち蔵「え……。いや、これはちょっと……」

たまこ「なんで？興味ないんでしょ？」

もち蔵「きょ、興味はないけどさ、映像の勉強として一応……」

たまこ「ふーん。こういうの撮るために東京行くんだねぇ」ﾆｺﾆｺ

もち蔵「……わかったよ。捨てるよ……。捨てますよ……」

たまこ「他にもあるんでしょ？」

もち蔵「……」

たまこ「出して」ﾆｺｯ

もち蔵「……はぁ。はいはい……俺の負けだよ……。もうどうにでもしてくれ……」

ｺﾞﾁｬｯ

たまこ「これでぜんぶ？」

もち蔵「全部だよ。マジで全部。部屋さがしまくってももう何も出てこないから」

たまこ「そっか。あ、パソコンの中見てもいい？」

もち蔵「え゛」

たまこ「なんだっけ、けんさくりれき？とか、ぶっくまーく？とか」

もち蔵「ちょ、ちょっと待って。何でそんなものを……」

たまこ「私知ってるよ？インターネットからもそういうの観れるんでしょ？」

もち蔵「……」

たまこ「じゃ、ちょいと失礼しますね」ｶﾁｯ

もち蔵「……」ﾊﾟﾀﾝ

たまこ「何でパソコン閉じるの？」

もち蔵「お、おお俺が俺のパソコンで何を観ようと俺の自由だろ」

たまこ「18才になるまではダメって決まってるよね？」

もち蔵「た、たまこにはカンケーない」

たまこ「やっぱりああいうの観たいんだね？」

もち蔵「あ、あぁ。観たいよ。いいだろ別に……。男なんだからそれくらい……。許せよな」

たまこ「……」ﾑｯ

もち蔵「つーか、大体何でたまこにそこまで色々言われなきゃいけないんだよ。部屋の中物色までされて、迷惑なんだけど」

もち蔵(……やべ、言い過ぎた)

もち蔵「あ、いや、ごめん。そうじゃなくて……つまり」

たまこ「じゃあもうずっと一人で本でも動画でも観てればいーじゃん。すけべ！へんたい！うわきもの！」

もち蔵「」ｶﾁﾝ

もち蔵「はぁ？なんだよそれ。俺がいつ浮気したんだよ」

たまこ「してるよ。他の女の人の裸見たいんでしょ」

もち蔵「それで浮気なら世界中の男は全員浮気してることになるっつーの」

たまこ「っ……。もち蔵は違うと思ってたのに……」

もち蔵「違くねーし。見たいし。それが普通だし。女だって生理あるし。それと同じじゃん」

たまこ「そ、それともち蔵のすけべ心とじゃ全然違うじゃん！」

もち蔵「違くねーし。俺がエロ本見たがるのが浮気ならたまこが生理になるのも浮気だし」

たまこ「」ｶﾁﾝ

たまこ「ひ、ひどいよもち蔵！なんでそれが浮気になるの！？」

もち蔵「そっちが浮気とか言い出したんだろ」

たまこ「だってもち蔵は楽しんでるよね！？えろ本見て楽しんでるよね！？」

たまこ「生理は楽しくないもん！来ないなら来ない方がいいもん！」

もち蔵「そんな事俺に言うなよ。神様に文句言えよ」

たまこ「うーーっ！そんなにえろ本見たいならえろ本と付き合えばいいじゃん！」むかむか

もち蔵「あーそうするよ！そうしますよ！エロ本と付き合うわ！俺エロ本当の彼氏になる！」むかむか

たまこ「あっ！ほら！やっぱり浮気じゃん！！」ﾑｷｰｯ

もち蔵「エロ本と付き合えって言い出したのはたまこだろ！？」ﾑｷｰｯ

たまこ「むーーーーーっ！！！」ｼﾞﾀﾞﾝﾀﾞ

たまこ「も、もう知らない！もち蔵なんてもう知らないから！」ｷｰｯ

もち蔵「あっそ！俺だってたまこなんて知らねーし！つーか返せよ、DVD！」ｷｰｯ

たまこ「捨てるって言ったでしょ！！」

もち蔵「捨てねーし！それ大事だし！！命より大事だし！！」

たまこ「うぅーーーー！！もち蔵と話してるとこっちまですけべが伝染る！ていうか何ムキになってるの！？まるで吾平さんみたい！！」ｼﾞﾀﾞﾝﾀﾞ

もち蔵「そっちこそお父さんそっくりじゃねーか！！この頑固者！！」

たまこ「なにおう！？このいじっぱり！！私もう帰る！！帰っちゃうからね！！」

もち蔵「あっそ！勝手にしろよ！！俺はこれからエロDVDとデートするから邪魔しないでくれよな！！」

たまこ「はいはい帰ります！！帰るから！！じゃあね！！ふんだ！！」ﾊﾞﾀﾝ

もち蔵「ふん！」

シーン……

もち蔵「……」

もち蔵「……やっちまった……」

たまや

たまこ「ただいま！！」むかむか

豆大「お、おう……。何か向かいからお前の怒鳴り声が聞こえてきたんだけど、なにそんなイライラしてんだよ、お前らしくもねぇ」

たまこ「何でもないよ！もち蔵がすけべだっただけだよ！！」

豆大「なっ……！お、おい、変な事されたんじゃねえだろうな！？あのヤロ、俺が一発ガツンと……」

たまこ「されてないよ！！もち蔵はえろ本が好きなんだってさ！！」ﾌﾟﾝｽｶ

豆大「……あ？なんだ？」

たまこ「信じられないよ！えろ本隠し持ってたんだよもち蔵！！本どころかDVDまでっ！！」ﾌﾟﾝｽｶ

豆大「あ、そ、そうか……。そりゃまぁ……そうだろうな……」

たまこ「普通、そんなの持ってないよね！？」

豆大「え？いや、ど、どうだろうな……」

たまこ「お父さんは持ってないでしょ！？」

豆大「お、俺……？俺は、そのー……なんだ……」ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ

たまこ「持ってるの！？」

豆大「も、持ってねえよ！！///何言ってやがんだバカヤロー！！///」

たまこ「そうだよ！それが普通だよ！！なのにもち蔵ときたら！」ﾌﾟﾘﾌﾟﾘ

豆大「けっ！そんなもん持ってんのは浮ついたヤローだけだ！！ったくあのガキ、しょーがねー奴だな！！」

豆大(すまん、小僧……。男として味方してやりてえが、俺には無理だ……)

あんこ「お姉ちゃんどうしたの？そんなに怒るなんて珍しいね」

たまこ「あんこ！ねぇ聞いてよ！もち蔵が」

豆大「どわっ！ま、待てたまこ！落ち着け！お前の怒りもわかるがとりあえず二階行って落ち着いてこい！そんなふくれっ面で店にいられちゃ客が逃げちまうだろが！」

豆大(せめて拡散だけは阻止してやるよ小僧……。それで許せ……)

たまこ「……わかった。ちょっと二階行ってくる……」ｽﾀｽﾀ

あんこ「なーんだ。もっちーとケンカしただけ？」

豆大「はぁ……。ちゃんと色々教えとくんだったな……」

もち蔵「はぁー……まずいよなぁ……」

もち蔵「つい言い過ぎちまった……」

もち蔵「そりゃたまこだもんな……。俺がエロ本持ってて良い気分になるわけねーよな……」

もち蔵「エロ動画とたまこじゃ、たまこの方が大事だし履歴もブクマもおとなしく消せばよかった……」

道子「もち蔵ー！ごはんー！」

もち蔵「はぁ……なんとか仲直りしねーと……」

道子「はやく降りてきなさーい！」

もち蔵「……はーい」

もち蔵「はぁー……」もそもそ

吾平「おぉ？どうしたマイジュニア。腹いてぇのか？」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

もち蔵「なんでもねーよ……」

道子「たまこちゃんとケンカしたんでしょ。さっき二人共すごい声で言い合ってたし」

吾平「あぁそういや何か怒鳴り合ってたな」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

もち蔵「う、うるせーな……。ほっとけよ……」

道子「まぁエロ本を恋人にするのはさすがにどうかと思うわよ？」

もち蔵「なっ！？聞いてたのかよ！？」

道子「そりゃあんな大きい声で喧嘩してたら全部聞こえるわよ」

もち蔵「はあぁー……マジかよもぉー……」

夜中

たまこ「……」

たまこ「さすがに怒り過ぎたかも……」

たまこ「でも悪いのはもち蔵だし……」

たまこ「……」

たまこ「うーん……」

たまこ「私には理解できないけどもち蔵にとってあれはお宝みたいなものなんだよね、きっと……」

たまこ「それを捨てさせるのはやっぱり……良くなかったかな……」

翌日　学校

史織「えっ！大路くんとケンカ！？」

かんな「おしどり夫婦に見えましたが、する時はするもんですね」

みどり「意外だね。大路のことだからすぐ折れてケンカにならなさそうなのに」

たまこ「うん……。私が最初から怒っちゃってたから……」

かんな「なんと。たまちゃんが……」

史織「怒る……？想像できない……」

みどり「大路何したのよ一体……」

たまこ「実は、かくかくしかじか」

…………………

かんな「なるほど。所詮彼も餓狼だったというわけですね」

史織「大路くん……」

みどり「たまこ結構厳しいね……」

たまこ「えっ？そ、そうかな？」

かんな「お気持ちはわかりますが男はそういうものだと割り切ったほうがよろしいと思いますよ」

たまこ「で、でも本だけじゃないんだよ？動画まで観てるんだよ？」

史織「今ってむしろ動画観る男子の方が多いんじゃないかな」

かんな「まぁクラスの男子は時々本を回し読みしてるみたいですけどね」

みどり「あれさ、女子にバレてないと思ってるよね」

かんな「見通しが甘いですね、彼らは」

たまこ「もち蔵はそういうの無いと思ってたんだけどなぁ……」

みどり「ま、あいつもそのへんの男子と同じだったって事だよ」

たまこ「うー……」

史織「ふふ。たまこって意外とヤキモチ焼きなんだね」

かんな「餅屋ですから」

たまこ「ヤキモチっていうか……。これってヤキモチなのかな？」

史織「大路くんが自分以外の女の人を見るのが嫌なんでしょ？」

たまこ「う、うん」

かんな「本やDVDを捨てさせるどころかパソコンのブックマークまで消させようとするあたり、かなりの執念ですよ」

たまこ「じゃあやっぱり私が悪かったのかなぁ……。私から仲直りしようとしたほうがいいかな……」

みどり「でもさ、たまこは大路がエロ本見てるの嫌なんでしょ？本当にたまこの事を想うなら、私は大路がブックマークとかも全部消すべきだと思う」

かんな「ふーむ。彼が仮にド級のえろマイスターだとすると、日々を生きるのにきっとエロ本エロDVDは不可欠でしょう」

たまこ「うん。もち蔵があんなに怒ってるの初めて見たし、大事なんだと思う……」

かんな「しかしたまちゃんは大路くんが自分以外の女の裸を見て喜んでるのはイヤ、と」

たまこ「うん……」

かんな「では、私から解決策の提案をさせていただきます」

かんな「まず案、其の一。グッズは全て処分。そのかわり大路くんにたまちゃんのハレンチな写真や動画を撮らせてあげるのです」

みどり「ちょ、ちょっとかんな！？」

たまこ「そ、それはさすがに無理だよ！恥ずかしいよ///」

かんな「まぁそうでしょうね。そこで、もう一つの案を授けましょう。これで恐らく万事解決、さらに二人の仲も深まるはずですよ、たまちゃん」

たまこ「？？」

一週間後　映研部室

もち蔵「まずい……。謝るタイミングを見計らってたら一週間も経ってしまった……」

もち蔵「こ、このままじゃ自然消滅もありうる……」

もち蔵「もうなりふり構ってる場合じゃない！今日の帰り、縋り付いてでも謝らねーと！」

犬山「がんばれよ……」

桃太郎「土下座の練習、しとくか？」

もち蔵「そ、そだな。頭を垂れて、こう……深々と……」ﾄﾞｹﾞｻﾞ

コンコン

たまこ「失礼しまーす」

犬山「うわぁ！？」

桃太郎「北白川さん！」

もち蔵「たったまこ！？」ﾄﾞｹﾞｻﾞ

たまこ「えへへ。もち蔵、一緒に帰ろ♪」

もち蔵「え？あ、う、うん。いいけど……怒ってないの？」ﾄﾞｹﾞｻﾞ

たまこ「うん！全然怒ってないよ！ごめんね、私わがまま言っちゃったね」

もち蔵「たまこ……。ごめんな……。あの時俺、たまこに酷い事言っちまって……」ﾄﾞｹﾞｻﾞ

たまこ「もういいよー。それより、今日もち蔵の部屋行ってもいい？」

もち蔵「お、おう！もちろん！」

たまこ「やった！……あ、犬山くん、アドレス教えてもらっていい？」

犬山「へ？」

たまこ「よし、登録完了っと」

犬山「は、はぁ……」？？？

たまこ「さ、行こうよもち蔵」

もち蔵「う、うん」？？？

もち蔵「じゃあ、帰るわ俺。また明日な」

桃太郎犬山「おう……」

たまこ「じゃあねー。犬山くん、今度おすすめ教えてね！」

ｶﾞﾗﾗｯ　ﾊﾞﾀﾝ…

犬山「……よくわかんないけど」

桃太郎「解決したのかな……？」

もち蔵の部屋

たまこ「おじゃましまーす」

もち蔵「……」

もち蔵(何が何だかわからないけど、とりあえず仲直りできたし……まぁいいか)

たまこ「パソコン使っていい？」

もち蔵「うん、いいよ」

もち蔵「あ、そうだ。俺さ、ブックマークも履歴も全部消したから。たまこが嫌なら、もうエロサイトなんて一切見ないよ。たまことケンカしてまで見るもんでもねーしな」

たまこ「えー！消さなくてよかったのに！」

もち蔵「いや、たまこのためならこれくらい全然大丈……」

たまこ「もち蔵はFC2派？XVIDEOS派？」

もち蔵「……はい？」

たまこ「私は断然XVIDEOSなんだけど、削除多いから他にいいところないかなーって探してるんだよね」

たまこ「this video has been deletedって文字を見るとガッカリするよねー」

もち蔵「た、たまこ……？」

たまこ「あ、もち蔵は二次元もイケるよね！マンガ持ってたし！でも私、快楽天よりはBEASTのほうが好きかも！」

たまこ「Hamaoがいいんだよー。もち蔵はどの作家が好き？」

もち蔵「あ、あの……。何を言って……」

たまこ「あっ！当ててみようか！うーん……師走の翁！」

もち蔵「……」

たまこ「あっ、それより今は動画動画！」ｶﾀｶﾀ

たまこ「あ、ねえねえ。成瀬心美って復帰したんだね！一緒に観てみない？」

もち蔵「やめろ……」

たまこ「むむ……さては無修正以外見ないのかな？ここみんは出してないからなぁ。ちょっと待ってて、検索してみるから」ｶﾁｶﾁｯ

もち蔵「やめてくれ……」

たまこ「あっ！みてみて！吉沢明歩の無修正がアップされてる！ほら！うわぁーすごいよー！」ｷｬｯｷｬ

もち蔵「もうやめてくれたまこおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！！！！」


――坊主愛せば袈裟まで愛し
――けれども喧嘩は仲良くてこそ
――さらばあの子の純白
――今はドス黒く染まったぜ☆

Ω　　　おしまい　　Ω