1:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/03(火) 21:36:14.37 :sYysWEnNM.net
チノ「いきなり何を言い出すんですか。ココアさん」
ココア「だーかーらー! 私、チノちゃんから生まれたいの!」
チノ「言っている意味が分かりません」
ココア「えー? 分からないってどこらへんが?」
チノ「全部です。全部」
ココア「私のこと生んでくれるだけでいいんだよ?」
チノ「何かおかしなものでも食べたんですか」
チノ「いきなり何を言い出すんですか。ココアさん」
ココア「だーかーらー! 私、チノちゃんから生まれたいの!」
チノ「言っている意味が分かりません」
ココア「えー? 分からないってどこらへんが?」
チノ「全部です。全部」
ココア「私のこと生んでくれるだけでいいんだよ?」
チノ「何かおかしなものでも食べたんですか」
3:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/03(火) 21:39:09.77 :sYysWEnNM.net
ココア「まぁいいや。チノちゃんが私のことを生む方法は、
こっちで用意してきたから」
チノ「よくないですよ。なんでこの歳で出産を経験しなくちゃいけないんですか」
ココア「とりあえずその方法ってのが二つあるんだけど」
チノ「私の話を聞いてください」
ココア「まずはチノちゃんを妊娠させて、その赤ちゃんに私が転生する方法と、
無理矢理チノちゃんの中に私が侵入する方法があるんだけど。
どっちがいいかな?」
チノ「どっちも嫌です」
ココア「まぁいいや。チノちゃんが私のことを生む方法は、
こっちで用意してきたから」
チノ「よくないですよ。なんでこの歳で出産を経験しなくちゃいけないんですか」
ココア「とりあえずその方法ってのが二つあるんだけど」
チノ「私の話を聞いてください」
ココア「まずはチノちゃんを妊娠させて、その赤ちゃんに私が転生する方法と、
無理矢理チノちゃんの中に私が侵入する方法があるんだけど。
どっちがいいかな?」
チノ「どっちも嫌です」
4:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/03(火) 21:42:11.68 :sYysWEnNM.net
ココア「なんで?」
チノ「嫌なものは嫌なんです」
ココア「どうして嫌なの?」
チノ「ココアさん」
ココア「ん?」
チノ「どこかおかしくなったんですか。
なんか変ですよ、今日のココアさんは」
ココア「どうして嫌なの?」
チノ「お願いですから会話をしてください」
ココア「なんで?」
チノ「嫌なものは嫌なんです」
ココア「どうして嫌なの?」
チノ「ココアさん」
ココア「ん?」
チノ「どこかおかしくなったんですか。
なんか変ですよ、今日のココアさんは」
ココア「どうして嫌なの?」
チノ「お願いですから会話をしてください」
5:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/03(火) 21:45:14.81 :sYysWEnNM.net
ココア「とりあえず、私がチノちゃんの赤ちゃんに転生する方法を試してみよっか」
チノ「試しませんって。やめてください」
ココア「ねぇ、チノちゃん」
チノ「なんですか」
ココア「どうやったら女の子が妊娠するか、知ってる?」
チノ「し、知ってますけど」
ココア「どうやるの?」
チノ「それは……」
ココア「とりあえず、私がチノちゃんの赤ちゃんに転生する方法を試してみよっか」
チノ「試しませんって。やめてください」
ココア「ねぇ、チノちゃん」
チノ「なんですか」
ココア「どうやったら女の子が妊娠するか、知ってる?」
チノ「し、知ってますけど」
ココア「どうやるの?」
チノ「それは……」
6:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/03(火) 21:48:26.78 :sYysWEnNM.net
ココア「どうやったらチノちゃんは妊娠するの?」
チノ「……」
ココア「チノちゃん?」
チノ「せ……」
ココア「せ?」
チノ「せ、性交して……、受精すると、妊娠しますよ」
ココア「ダメよチノちゃん! セックスだけならまだしもその歳で受精なんてしたら!
お姉ちゃんそんなこと許しませんからね!」
チノ「ココアさんが言わせたんじゃないですか……」
ココア「どうやったらチノちゃんは妊娠するの?」
チノ「……」
ココア「チノちゃん?」
チノ「せ……」
ココア「せ?」
チノ「せ、性交して……、受精すると、妊娠しますよ」
ココア「ダメよチノちゃん! セックスだけならまだしもその歳で受精なんてしたら!
お姉ちゃんそんなこと許しませんからね!」
チノ「ココアさんが言わせたんじゃないですか……」
9:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/03(火) 21:51:27.74 :sYysWEnNM.net
ココア「チノちゃんは受精するの!? しないの!? どっち!?」
チノ「こ、怖いですよココアさん。受精なんてしないので安心してください」
ココア「受精しないの!?」
チノ「だからしませんって」
ココア「ふぅー……。良かったよぉ、チノちゃんがまともで」
チノ「ココアさんも早く正常に戻ってください」
ココア「正常位!?」
チノ「言ってません」
ココア「チノちゃんは受精するの!? しないの!? どっち!?」
チノ「こ、怖いですよココアさん。受精なんてしないので安心してください」
ココア「受精しないの!?」
チノ「だからしませんって」
ココア「ふぅー……。良かったよぉ、チノちゃんがまともで」
チノ「ココアさんも早く正常に戻ってください」
ココア「正常位!?」
チノ「言ってません」
10:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/03(火) 21:54:19.61 :sYysWEnNM.net
ココア「転生作戦は失敗ね」
チノ「そもそもどうやって転生するつもりだったんですか……」
ココア「聞きたい!?」
チノ「いえ。聞きたくありません」
ココア「聞きたい!? ねえ! 聞きたい!?」
チノ「聞きたくないです」
ココア「それはチノちゃんが妊娠してから考えようと思ってたの」
チノ「勢いで何とかしようとするのはココアさんの悪い癖ですよ」
ココア「転生作戦は失敗ね」
チノ「そもそもどうやって転生するつもりだったんですか……」
ココア「聞きたい!?」
チノ「いえ。聞きたくありません」
ココア「聞きたい!? ねえ! 聞きたい!?」
チノ「聞きたくないです」
ココア「それはチノちゃんが妊娠してから考えようと思ってたの」
チノ「勢いで何とかしようとするのはココアさんの悪い癖ですよ」
12:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/03(火) 21:57:53.23 :sYysWEnNM.net
ココア「それじゃあ残された方法はもうひとつしかないね」
チノ「なんで私がココアさん生むのは確定してるんですか。嫌ですよ」
ココア「私、無理矢理チノちゃんの中に侵入するから」
チノ「やめてください」
ココア「無理矢理チノちゃんの中に侵入するからねぇ!」ギュリュッ
チノ「痛い痛い痛い痛いっ!」
ココア「あー! チノちゃんの中にどんどん入っていくよぉ!」ギュリュリュリュリュッ
チノ「入ってないですって! 痛ったああああっ!!!」
ココア「それじゃあ残された方法はもうひとつしかないね」
チノ「なんで私がココアさん生むのは確定してるんですか。嫌ですよ」
ココア「私、無理矢理チノちゃんの中に侵入するから」
チノ「やめてください」
ココア「無理矢理チノちゃんの中に侵入するからねぇ!」ギュリュッ
チノ「痛い痛い痛い痛いっ!」
ココア「あー! チノちゃんの中にどんどん入っていくよぉ!」ギュリュリュリュリュッ
チノ「入ってないですって! 痛ったああああっ!!!」
13:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/03(火) 22:00:58.31 :sYysWEnNM.net
ココア「惜しかったね!」
チノ「何を考えているんですかココアさんは! 全然惜しくないですよ!」
ココア「8割方入ってたと思うんだけど」
チノ「そんなに入るわけないでしょう! 1mmも入ってないです!」
ココア「ホントに?」
チノ「えっ」
ココア「ホントにホント? 1mmも入ってなかった?」
チノ「それは」
ココア「少しは入ってたんじゃないの?」
チノ「まぁ……。多少は」
ココア「惜しかったね!」
チノ「何を考えているんですかココアさんは! 全然惜しくないですよ!」
ココア「8割方入ってたと思うんだけど」
チノ「そんなに入るわけないでしょう! 1mmも入ってないです!」
ココア「ホントに?」
チノ「えっ」
ココア「ホントにホント? 1mmも入ってなかった?」
チノ「それは」
ココア「少しは入ってたんじゃないの?」
チノ「まぁ……。多少は」
14:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/03(火) 22:02:09.32 :lstYdYbC0.net
なんかワロタ
15:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/03(火) 22:04:09.00 :sYysWEnNM.net
ココア「入らないんだったらしょうがないね」
チノ「ようやく諦めてくれましたか」
ココア「まずはチノちゃんを拡張させようか」
チノ「なんでそうなるんですか」
ココア「なんでって? 私が入るためだよ?」
チノ「そんな当然みたいな顔して言わないでください。
拡張なんて無理だし、嫌です」
ココア「なんでやる前から諦めるの!? あの日の約束はどうなったの!?」
チノ「……あの日っていつのことでしょう」
ココア「入らないんだったらしょうがないね」
チノ「ようやく諦めてくれましたか」
ココア「まずはチノちゃんを拡張させようか」
チノ「なんでそうなるんですか」
ココア「なんでって? 私が入るためだよ?」
チノ「そんな当然みたいな顔して言わないでください。
拡張なんて無理だし、嫌です」
ココア「なんでやる前から諦めるの!? あの日の約束はどうなったの!?」
チノ「……あの日っていつのことでしょう」
19:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/03(火) 22:07:27.03 :sYysWEnNM.net
ココア「で、これが拡張されたチノちゃんなんだけど」
チノ「なに3分クッキング的なノリで拡張を終えようとしてるんですか!
拡張されてないですって」
ココア「ええっ!?」
チノ「驚きすぎですよ」
ココア「拡張されてないのに……、そんなに大きいの……」ガタガタ
チノ「だからされてもないし大きくもないですから!
文字だけだからって適当なこと言わないでください!」
ココア「そ、そんなに怒らなくても……」
ココア「で、これが拡張されたチノちゃんなんだけど」
チノ「なに3分クッキング的なノリで拡張を終えようとしてるんですか!
拡張されてないですって」
ココア「ええっ!?」
チノ「驚きすぎですよ」
ココア「拡張されてないのに……、そんなに大きいの……」ガタガタ
チノ「だからされてもないし大きくもないですから!
文字だけだからって適当なこと言わないでください!」
ココア「そ、そんなに怒らなくても……」
21:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/03(火) 22:11:33.01 :sYysWEnNM.net
チノ「いい加減諦めてください」
ココア「えー」
チノ「どうしてそんなに私から生まれたいんですか?」
ココア「どうして?」
チノ「はい。なんでそんなに必死になってるんでしょう」
ココア「うーん……。理由を聞いても、怒らない?」
チノ「まぁ、突飛な内容じゃ無ければ」
チノ「いい加減諦めてください」
ココア「えー」
チノ「どうしてそんなに私から生まれたいんですか?」
ココア「どうして?」
チノ「はい。なんでそんなに必死になってるんでしょう」
ココア「うーん……。理由を聞いても、怒らない?」
チノ「まぁ、突飛な内容じゃ無ければ」
22:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/03(火) 22:14:46.01 :sYysWEnNM.net
ココア「私ね、チノちゃんのお姉ちゃんとして今日まで頑張ってきたじゃない?」
チノ「”今日まで”じゃなくて”昨日まで”ですね。
今日のココアさんは少しおかしいので」
ココア「でもね、気付いちゃったんだ。
私より、チノちゃんの方がしっかりしてるって」
チノ「ココアさん……」
ココア「だからねぇ。私、チノちゃんの子供くらいが
ちょうどいいじゃないかって思って」
チノ「……」
ココア「でも、今日も失敗しちゃった。
ダメなお姉ちゃんでごめんね、チノちゃん」グスッ
ココア「私ね、チノちゃんのお姉ちゃんとして今日まで頑張ってきたじゃない?」
チノ「”今日まで”じゃなくて”昨日まで”ですね。
今日のココアさんは少しおかしいので」
ココア「でもね、気付いちゃったんだ。
私より、チノちゃんの方がしっかりしてるって」
チノ「ココアさん……」
ココア「だからねぇ。私、チノちゃんの子供くらいが
ちょうどいいじゃないかって思って」
チノ「……」
ココア「でも、今日も失敗しちゃった。
ダメなお姉ちゃんでごめんね、チノちゃん」グスッ
23:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/03(火) 22:18:03.16 :sYysWEnNM.net
チノ「……そんなこと」
ココア「……」
チノ「そんなことないです! ココアさんは……。ココアさんは……っ!」
ココア「……?」
チノ「ココアさんは私の大事なお姉ちゃんです!」
ココア「え……」
チノ「昨日までも、もちろん今日だって……。そしてこれからも……。
私のお姉ちゃんで、いてくれますか……」ポロポロ
チノ「……そんなこと」
ココア「……」
チノ「そんなことないです! ココアさんは……。ココアさんは……っ!」
ココア「……?」
チノ「ココアさんは私の大事なお姉ちゃんです!」
ココア「え……」
チノ「昨日までも、もちろん今日だって……。そしてこれからも……。
私のお姉ちゃんで、いてくれますか……」ポロポロ
24:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/03(火) 22:21:26.96 :sYysWEnNM.net
ココア「チノちゃん……」
チノ「ココアさん……」
ココア「チノちゃんっ!」ダキッ
チノ「大好きですよ……。お姉ちゃん……」ギュウー
ココア「チノちゃん!」
チノ「……なんでしょう」
ココア「今なら私、チノちゃんの中に入れそうな気がする!」ギュリュリュリュリュッ
チノ「ぎゃああああああああっ!!!!!」
ココア「チノちゃん……」
チノ「ココアさん……」
ココア「チノちゃんっ!」ダキッ
チノ「大好きですよ……。お姉ちゃん……」ギュウー
ココア「チノちゃん!」
チノ「……なんでしょう」
ココア「今なら私、チノちゃんの中に入れそうな気がする!」ギュリュリュリュリュッ
チノ「ぎゃああああああああっ!!!!!」
26:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/03(火) 22:24:53.95 :sYysWEnNM.net
これは、私たち姉妹の物語。
チノ「ココアさん。忘れ物はありませんか?」
しっかり者の妹と。
ココア「もおー! 子ども扱いしないでよお! ……あっ、鞄忘れてた」
少しだらしの無い姉。
チノ「まったく。しょうがないですね」
一見、正反対に見える二人だけれど。
ココア「あー! チノちゃん笑ったねー!」
ひとつだけ、誰にも負けない、共通した思いがある。
チノ「そう言うココアさんも笑ってるじゃないですか」
お互いがお互いを思う気持ち。
ココア「ああー、ちょっとぉ。置いてかないでよー」
世界中の何よりも、その絆は強いだろう。
これは、私たち姉妹の物語。
チノ「ココアさん。忘れ物はありませんか?」
しっかり者の妹と。
ココア「もおー! 子ども扱いしないでよお! ……あっ、鞄忘れてた」
少しだらしの無い姉。
チノ「まったく。しょうがないですね」
一見、正反対に見える二人だけれど。
ココア「あー! チノちゃん笑ったねー!」
ひとつだけ、誰にも負けない、共通した思いがある。
チノ「そう言うココアさんも笑ってるじゃないですか」
お互いがお互いを思う気持ち。
ココア「ああー、ちょっとぉ。置いてかないでよー」
世界中の何よりも、その絆は強いだろう。
27:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/03(火) 22:28:18.36 :sYysWEnNM.net
ココア「あぁー! 走ったおかげでなんとかオープンに間に合ったねぇ!」
チノ「疲れました……」
ラビットハウス。
ここが、私たちの住居兼職場だ。
ココア「休んでる時間は無いよ! 早く準備しないと!」
チノ「誰のせいでこんなギリギリになったと思ってるんですか」
いつもと変わらない日常。
そして、とても愛おしいひととき。
ココア「あ、チノちゃん! お客さんだよ!」
チノ&ココア「いらっしゃいませ! ラビットハウスへようこそ!」
今日も、ラビットハウスは平和だ。
終わり
ココア「あぁー! 走ったおかげでなんとかオープンに間に合ったねぇ!」
チノ「疲れました……」
ラビットハウス。
ここが、私たちの住居兼職場だ。
ココア「休んでる時間は無いよ! 早く準備しないと!」
チノ「誰のせいでこんなギリギリになったと思ってるんですか」
いつもと変わらない日常。
そして、とても愛おしいひととき。
ココア「あ、チノちゃん! お客さんだよ!」
チノ&ココア「いらっしゃいませ! ラビットハウスへようこそ!」
今日も、ラビットハウスは平和だ。
終わり
29:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/02/03(火) 22:30:32.76 :7ywJ93gd0.net
凄まじいスレだった
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