2: ◆NdkhClfSt6:2015/02/19(木) 14:39:58.17 :lEaubOLl0
見慣れた長い黒髪をした女性が駅のそばの喫茶店でミルクティーを飲んでいた
モバP「またミルクティーか」
モバP「そういえばあの喫茶店があいつと初めて二人っきりで話した場所だったか」
モバP「昔より髪に艶がかかっている気がする、シャンプーでも変えたのか、それともリンスか、両方かもしれないな」
あいつの周りに友達の女の子達が旅行雑誌を手に近づいていった
モバP「旅行か」
見慣れた長い黒髪をした女性が駅のそばの喫茶店でミルクティーを飲んでいた
モバP「またミルクティーか」
モバP「そういえばあの喫茶店があいつと初めて二人っきりで話した場所だったか」
モバP「昔より髪に艶がかかっている気がする、シャンプーでも変えたのか、それともリンスか、両方かもしれないな」
あいつの周りに友達の女の子達が旅行雑誌を手に近づいていった
モバP「旅行か」
3: ◆NdkhClfSt6:2015/02/19(木) 14:40:38.91 :lEaubOLl0
モバP「...いつも話すタイミングがつかめない」
今すぐあの喫茶店のドアを開けて話しかければいいだけなのにそれができない
モバP「もしかしたらあいつも話しかけて欲しくていつも喫茶店にいるのか」
モバP「まあ、今更話しかけるのも野暮ってもんか」
モバP「...いつも話すタイミングがつかめない」
今すぐあの喫茶店のドアを開けて話しかければいいだけなのにそれができない
モバP「もしかしたらあいつも話しかけて欲しくていつも喫茶店にいるのか」
モバP「まあ、今更話しかけるのも野暮ってもんか」
4: ◆NdkhClfSt6:2015/02/19(木) 14:41:12.57 :lEaubOLl0
そう考えながらあいつとは反対側の喫茶店でコーヒを飲む
モバP「今日も話せなかった」
あいつの周りにほかの人がいると余計に話しかけづらい
モバP「昔はそんなことはなかったのになあ、困るね」
そんなことをつぶやきながら喫茶店を出る
そう考えながらあいつとは反対側の喫茶店でコーヒを飲む
モバP「今日も話せなかった」
あいつの周りにほかの人がいると余計に話しかけづらい
モバP「昔はそんなことはなかったのになあ、困るね」
そんなことをつぶやきながら喫茶店を出る
5: ◆NdkhClfSt6:2015/02/19(木) 14:41:39.27 :lEaubOLl0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
社長『困るよ君、突然やめるなんて』
モバP『すみません社長、でもダメなんですよ』
社長『せめて理由を教えてくれないか』
社長『彼女たちも君のことを信頼しているんだよ」
モバP『.........』
モバP『担当アイドルに惚れた、なんてダメなんですよ』
社長『そんな...君が..』
モバP『そう言うわけで社長、辞表の件お願いします』
社長『.....』
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社長『困るよ君、突然やめるなんて』
モバP『すみません社長、でもダメなんですよ』
社長『せめて理由を教えてくれないか』
社長『彼女たちも君のことを信頼しているんだよ」
モバP『.........』
モバP『担当アイドルに惚れた、なんてダメなんですよ』
社長『そんな...君が..』
モバP『そう言うわけで社長、辞表の件お願いします』
社長『.....』
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6: ◆NdkhClfSt6:2015/02/19(木) 14:42:07.83 :lEaubOLl0
モバP『ふう...』
???『どうしたの?』
モバP『渋谷か』
渋谷凛『名前で呼んでいいって言ってるのに』
モバP『仕事は終わったのか』
凛『うん、ばっちりね』
モバP『そりゃよかった』
凛『ねえ、Pは』
モバP『ん』
凛『私の前からいなくなったりしないよね』
モバP『.......難しい質問だな』
凛『そうかな』
モバP『必ずいなくならないとは言い切れないな』
凛『...そ...っか..そうだよね』
モバP『でも』
凛『でも?』
モバP『また必ず凛の前に現れるよ』
凛『フフ、ありがと」
モバP『そろそろ次の仕事の時間だろ』
凛『そうだね、...じゃあ、また』
モバP『ああ、じゃあな』
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モバP『ふう...』
???『どうしたの?』
モバP『渋谷か』
渋谷凛『名前で呼んでいいって言ってるのに』
モバP『仕事は終わったのか』
凛『うん、ばっちりね』
モバP『そりゃよかった』
凛『ねえ、Pは』
モバP『ん』
凛『私の前からいなくなったりしないよね』
モバP『.......難しい質問だな』
凛『そうかな』
モバP『必ずいなくならないとは言い切れないな』
凛『...そ...っか..そうだよね』
モバP『でも』
凛『でも?』
モバP『また必ず凛の前に現れるよ』
凛『フフ、ありがと」
モバP『そろそろ次の仕事の時間だろ』
凛『そうだね、...じゃあ、また』
モバP『ああ、じゃあな』
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7: ◆NdkhClfSt6:2015/02/19(木) 14:42:57.80 :lEaubOLl0
【数ヶ月後】
長い髪を揺らして泣いているあいつを見つけた
なにがあったんだろう
やっぱ泣き顔もかわいいなあ畜生...ああ付き合いたてえなあ
【数ヶ月後】
長い髪を揺らして泣いているあいつを見つけた
なにがあったんだろう
やっぱ泣き顔もかわいいなあ畜生...ああ付き合いたてえなあ
8: ◆NdkhClfSt6:2015/02/19(木) 14:43:26.62 :lEaubOLl0
ちひろさんに相談しようかな
『ええ、プロデューサさん凛ちゃんとお付き合いしようと思ってるんですか、で、式はいつ上げるんですか?』
でもたぶん、ひやかされるからやめとこ
こんな時もだが学校の授業の内容は日常で使えないな
人生ってやっぱ厳しいね
できたならあいつをもっと輝かせてやりたかったなあ
キラキラと光を浴びたドレスを着たあいつをもっとステージで躍らせてやりたかった
俺の恋は叶うことはないな、なんせあいつには他に好きな奴がいるみたいだし
ちひろさんに相談しようかな
『ええ、プロデューサさん凛ちゃんとお付き合いしようと思ってるんですか、で、式はいつ上げるんですか?』
でもたぶん、ひやかされるからやめとこ
こんな時もだが学校の授業の内容は日常で使えないな
人生ってやっぱ厳しいね
できたならあいつをもっと輝かせてやりたかったなあ
キラキラと光を浴びたドレスを着たあいつをもっとステージで躍らせてやりたかった
俺の恋は叶うことはないな、なんせあいつには他に好きな奴がいるみたいだし
9: ◆NdkhClfSt6:2015/02/19(木) 14:43:56.27 :lEaubOLl0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ねえ凛ちゃん」
凛「なに?」
「まだあの人のこと待ってるの?」
凛「.....うん」
「もう2年も前の事なんだよ」
凛「そうだね」
「もうあの人は帰ってこないんだ
凛「帰ってくる」
凛「Pは必ず私の....私たちの前に帰ってくる」
凛「だって、言ってたんだよ『必ず凛の前に現れる』って」
凛「絶対、絶対に.....ッ」
「あ、凛ちゃん」
ガチャ バタン
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「ねえ凛ちゃん」
凛「なに?」
「まだあの人のこと待ってるの?」
凛「.....うん」
「もう2年も前の事なんだよ」
凛「そうだね」
「もうあの人は帰ってこないんだ
凛「帰ってくる」
凛「Pは必ず私の....私たちの前に帰ってくる」
凛「だって、言ってたんだよ『必ず凛の前に現れる』って」
凛「絶対、絶対に.....ッ」
「あ、凛ちゃん」
ガチャ バタン
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10: ◆NdkhClfSt6:2015/02/19(木) 14:44:24.68 :lEaubOLl0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
モバP「恋ってのはうまくいかないもんだな」
モバP「もう少し大人になればわかるようになるのかねえ」
モバP「もうおじさんの年齢なんだがなあ」
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モバP「恋ってのはうまくいかないもんだな」
モバP「もう少し大人になればわかるようになるのかねえ」
モバP「もうおじさんの年齢なんだがなあ」
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11: ◆NdkhClfSt6:2015/02/19(木) 14:44:55.20 :lEaubOLl0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
凛「みんなこんなふうに悩むものなのかな」
凛「いつかは別れが来るのは知ってるけど」
凛「Pとの時間は忘れない、笑って歌って、楽しかった思い出」
凛「私はずっと忘れない、いつまでもこの恋を」
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凛「みんなこんなふうに悩むものなのかな」
凛「いつかは別れが来るのは知ってるけど」
凛「Pとの時間は忘れない、笑って歌って、楽しかった思い出」
凛「私はずっと忘れない、いつまでもこの恋を」
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12: ◆NdkhClfSt6:2015/02/19(木) 14:45:37.55 :lEaubOLl0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
モバP「多分俺はなくさないだろうな、この胸をたたく痛みを」
モバP「どうせ会わなくなるんだ、最後に告白でもしてくるかな」
モバP「走ればまだ日が沈むまでに伝えられるだろ」
モバP「あーあ、振られるのってこんなに怖いのか」
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モバP「多分俺はなくさないだろうな、この胸をたたく痛みを」
モバP「どうせ会わなくなるんだ、最後に告白でもしてくるかな」
モバP「走ればまだ日が沈むまでに伝えられるだろ」
モバP「あーあ、振られるのってこんなに怖いのか」
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13: ◆NdkhClfSt6:2015/02/19(木) 14:46:08.98 :lEaubOLl0
凛「そろそろ帰らなきゃ、みんな心配してるだし」
モバP「あー....凛....少しいいか?」
凛「......P?」
モバP「突然いなくなって悪かったと思ってる」
凛「.......」
モバP「凛、俺は、お前のことが好きだ」
凛「.......」
モバP「突然いなくなったのは、その、凛のことが気になってその」
凛「もういいよ」
モバP「え?」
凛「大丈夫、Pが私の前からいなくなるわけないもん」
モバP「凛」
凛「私もモバPのことが好き」
凛「私もPが担当してくれてた時から好きだった」
凛「だから、すごく嬉しい」
凛「さあ、行こっか」
モバP「え?」
凛「これからはずっと一緒、でしょ?」
モバP「....ああ」
凛「急いで帰ろう、みんなにも伝えなきゃ」
モバP「ちょっと待って、早い」
凛「ほら、早く」
忘れない 恋心
いつまでも 恋心
凛「そろそろ帰らなきゃ、みんな心配してるだし」
モバP「あー....凛....少しいいか?」
凛「......P?」
モバP「突然いなくなって悪かったと思ってる」
凛「.......」
モバP「凛、俺は、お前のことが好きだ」
凛「.......」
モバP「突然いなくなったのは、その、凛のことが気になってその」
凛「もういいよ」
モバP「え?」
凛「大丈夫、Pが私の前からいなくなるわけないもん」
モバP「凛」
凛「私もモバPのことが好き」
凛「私もPが担当してくれてた時から好きだった」
凛「だから、すごく嬉しい」
凛「さあ、行こっか」
モバP「え?」
凛「これからはずっと一緒、でしょ?」
モバP「....ああ」
凛「急いで帰ろう、みんなにも伝えなきゃ」
モバP「ちょっと待って、早い」
凛「ほら、早く」
忘れない 恋心
いつまでも 恋心
14: ◆NdkhClfSt6:2015/02/19(木) 14:49:32.38 :lEaubOLl0
これにて本スレ終了
とりあえずこのssは【B'z】の『恋心』と言う曲を元に書かせていただきました
原曲はこんな小学生レベルの文よりもいい曲なのでぜひ聴いてみてください
ではまたいつかまた
これにて本スレ終了
とりあえずこのssは【B'z】の『恋心』と言う曲を元に書かせていただきました
原曲はこんな小学生レベルの文よりもいい曲なのでぜひ聴いてみてください
ではまたいつかまた
コメント
やたらテンションの高いPと森久保で、おまえローテンション書いて欲しいなぁ。
冷やかされるからやめといたんだろうな
おま俺