女の子「さて、そろそろご飯作ろうかな……」

俺「俺はカレーライスがいいな！」

女の子「じゃあカレーライスにしようか」

俺「やったー！」

女の子「……って、ええっ！？　誰！？　どこに居るの！？」

俺「ここだよー」

女の子「まさか……まさか私のお腹の中？」

俺「そうだよー」

女の子「……嘘だよね？」

俺「ホントだよー」

女の子「今すぐ吐き出してやる」

俺「やめてー」

俺「反省してます」

俺「もう二度と侵入しませんから、あの、えっと……」

俺「どうか握り潰さないで」

女の子「なんかまた胃が気持ち悪い」

女の子「……まさか」

俺「俺じゃないぜ」

女の子「あ、そこに居たの……」

女の子「あれ、この前握り潰したのに」

俺「俺はタフなんだぜ」

俺「なんなら俺が調べてきてやろうか？」

女の子「別にいいです」

俺「ふーん」

女の子「アタタタ、結構痛い……」

俺「本当に調べなくていいのか？」

女の子「ううん……」

俺「……強がっちゃって」

女の子「やっぱりお願い……」

俺「えー、さっきまで断ってたくせにー」

女の子「アタタ、ホントに痛いの……」

俺「えー」

女の子「お願い……助けて……！」

俺「えー」

俺「わわっ、何しやがる！」ﾋｮｲｯ

女の子「ちょっと調べて来なさい」ｺﾞｯｸﾝ

俺「ああー」



女の子「……何か見つかった？」

俺「ただの胃酸過多です出して下さい」

女の子「胃酸…過多…？」

俺「消化されちゃうから早く出して！」

女の子「……君ってタフなんだよね？」

俺「そうだけど？」

女の子「君を消化したら私もタフになるかな？」

俺「あはははは、そんな恐ろしい事言うもんじゃ無いよ」

女の子「じゃあ消化するまで一眠りしようかな」

俺「そんな！！　出してよ……ぎゃああああ！！！」

女の子「君の悲鳴が子守唄に丁度いいかも」

俺「いやあああああああ！ああああああ！」

女の子「ん……もうこんな時間……」ﾑｸｯ

俺「起きたか」

女の子「あれ、まだ死んでなかったの」

俺「タフだからね」

女の子「……そっか」

女の子「声が前より下の方から聞こえるような……」

俺「流されてしまったからな」

女の子「ふーん」

俺「出てくる時は下からだな」

女の子「……それって、つまりあそこからって事！？///」

俺「ケツの穴からだな」

女の子「最悪」

俺「それは俺のセリフだ」

俺「ぷはぁー！　やっと出られた」

俺「うおっ、毛むくじゃらだ！」

女の子「流すわよ」

俺「何も見てないからまだ流さないで」

俺「うわあああああ」ｼﾞｬｧｱｱｱ　ﾎﾟﾝﾎﾟﾝﾎﾟﾝ……


終