少女「おじさんの有り合わせチャーハンでお店出せるよ！！」

俺「おいおい…ちょっとおいちゃんを買いかぶり過ぎだぜお嬢ちゃん」

少女「本当だもん！すごくおいしいもん！！」

俺「ははは。さ、いっぱい食べな」

少女「うん！」

少女「ところでおじさん、これどうやって作ったの？」

俺「ん？あぁ、まずは水菜は茹でるんだ」

少女「茹でる？」

俺「おっと漢字じゃわからなかったな。ゆでるんだ」

少女「うんうん」

俺「そのうちに玉ねぎと豚バラ肉を炒める」

少女「うんうん」

俺「水菜がゆだったらあげて思いっきり絞るんだ」

少女「しぼるの！？食べ物を？」

俺「そうだ、思いっきり絞らないとこのあと炒めるんだが水が残ってるとべしゃべしゃになってしまうからな」

少女「へーwおじさんかしこーいw」

俺「そして水菜を入れてしばらくしたら焼肉のタレで味付けだ。そしてご飯」

少女「簡単だね！」

俺「あぁ！そして飯が炒まったら溶き卵の登場だ！！」

少女「ヒューw」

俺「卵は最初に炒めた方がいいとかいろいろ言われてるが、おじさんは後に入れた方が良いと考えてる」

少女「うんうん」

俺「卵をまんべんなく広げるように入れて箸でスクランブルエッグを作るように混ぜる」

少女「うんうん」

俺「これで完成だ！」

少女「こんな簡単な作業でこんな美味しいのができるなんておじさんすごーいw」

>>22「シャキシャキが好きな俺は？」

俺「ん？あぁまたお前か、今回俺も元から水菜は湯でつもりはなかったんだ」

>>22「ならどうして？」

俺「有り合わせチャーハン…意味がわかるな？全て古いんだよ物が」

俺「水菜は特に古かった、茹でたのは柔らかくするためじゃなく消毒した感じにしたかったんだ」

>>22「なるほどな」

少女「おじさん達とお話ししてたらお腹いっぱいになっちゃったよぅ」

俺「おっとベイビーちゃん安心しな」

少女「これは！！」

俺「そう、おにぎりだ」



俺「これで小腹が空いた時いつでも食べられるだろ？」

少女「おじさんありがとー！！w」

俺「まったく…手のかかるお嬢様だぜ…」


FIN

>>34
紅生姜いいなーこれに入れても絶対にうまかったな