真美「兄ちゃん、どっか連れてってー」

P「仕事中だっつーの」

真美「けち」

P「たまにはゴロゴロしてろ」

真美「そんなことしてたら真美腐っちゃうよー」

P「しょうがないな、ちょっと待ってろ」ｺﾞｿｺﾞｿ

真美「なになに！？何かしてくれんの！」

P「じゃーん！日本地図とダーツ！これで」

真美「ダーツが刺さった所に今から行くんだね！」

P「アホか。そんな時間も金もない」

真美「じゃあ何すんのさ」

P「このダーツの刺さった所に行ったつもりになる」

真美「どゆこと？」

P「つまりその土地についてどっちが多くの事を知ってるか勝負するってわけだな」

真美「へー、何か面白そうじゃん」

P「じゃあ早速始めるぞ」

真美「うん！」

P「それっ」ﾋｭｯ

真美「ここは…>>15だね」

P「もうダメだ、水も尽きた…」

真美「…？」

P「諦めるな！まだ助かる！まだ助かる！」

P「まだ助かる？まだ助かる…まだ助かる…マダガスカル！そ～れ！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

P「ここマダガスカル！ってねえよ！日本地図だって言ってんだろ！」

真美「ごめん、兄ちゃん。見間違えちゃった」

P「今度こそちゃんとやってくれよ」ﾋｭﾝ

真美「>>28だね！」

P「あー、佐伯市ね」

真美「あれだよね、九州だよね」

P「まあ九州か九州じゃないかって言われれば九州だよな」

真美「真美、大分の温泉行ったことあるよ」

P「それ絶対別府だろ。地獄巡りとかの」

真美「それそれ！温泉卵食べたんだー」

P「今は佐伯市だって。んー…」

真美「うーん…」

P「引き分けだな」

真美「そうだね、お互い引き出しが少なすぎたね」

P「とりあえずネットで調べてみるか。えーと…佐伯市（さいきし）は、大分県の南東端に位置する市。

佐伯藩の城下町として栄えた江戸時代から「佐伯の殿様、浦でもつ」と言われており、豊富な海の幸と山の幸に恵まれ、「世界一、佐伯寿司」をキャッチフレーズとして、観光客の誘致にも力を入れている。
」

真美「へー、でっかい所なんだね」

P「勉強になるな」

真美「うん！じゃあ次は真美が投げる」

P「ちゃんと陸地に当てろよ」

真美「任しといて！えいっ」

P「…>>45」

真美「長野っていったらやっぱスキーだよね」

P「オリンピックも開かれたしな」

真美「スキーのジャンプ台って夏に行っても綺麗なんだよねー」

P「ほう」

真美「あとあと～」

P「あと善光寺も長野だよな」

真美「善光寺？」

P「牛にひかれて善光寺参りの善光寺。ちなみに善光寺ってのは広島にもあって…」

真美「へー」

P「今回は俺の勝ちっぽいな」

真美「歴史とかそういうのズルいよ」

P「都市と語るうえで歴史は重要だろ」

真美「そうだけどさー」

P「よし、長野も調べるか。長野県北部の中心都市で、善光寺の門前町として有名である。門前町としてのみならず、周辺の観光地への前線としても重要な位置を占める。…」

真美「門前町って何？」

P「寺の前ってのは人通りが多くて商売が栄えるんだ。それでできた町が門前町。日本史やったら将来覚えさせられるぞ」

真美「うえー…」

P「じゃあ次俺な」ﾋｭ

真美「兄ちゃんもしかしてダーツうまい？」

P「まあな。それで場所は？」

真美「あ、えーと>>52」

P「九州の玄関口だな」

真美「小倉と北九州市って違うの？」

P「北九州の中に小倉があるんだ」

真美「ふーん。桃鉄やってたら九州の玄関つったら小倉だけど」

P「まあ駅的には小倉の方が有名かもな」

真美「あ、真美知ってるよ。北九州ってモノレール走ってるんでしょ？」

P「ああ、そういえばそうだな」

真美「あとねー高速バスの停車場所がすっごい不便なとこにあるんだー」

P「なんでそんなこと知ってんだ…」

真美「今回は真美の勝ちっしょ！」

P「うむ、不便さを説明されると知ってる感があるな」

真美「へへへー、次も真美が取っちゃうよ！」

P「>>61か」

真美「きたさいたま…」

P「きたさいたま…」

真美「きたさいたま2000…」

P「それしか思いつかんよな」

真美「うん」

真美「えっと、北埼玉郡は、埼玉県にあった郡、だって」

P「あったってなんだよ！地図に載ってないだろ！」

真美「兄ちゃんの見間違いじゃないの？」

P「うーん、ありえる…次だ次！」

真美「そだね」

P「おらっ」ﾄﾞｽｯ

真美「おお、すごい音。どれどれ～>>73だって」

真美「熱海っつったら海！海行きたい！」

P「行きたいな」

真美「海いこー！」

P「今年はもう遅いだろ。それに水着だったら何度も着てるじゃないか」

真美「海に行きたい！！」

P「また来年な。熱海か…海鮮がうまいって聞くけど、あとは熱海城とか…」

真美「海ーー！！」

P「海はまた連れてってやるから次投げろ」

真美「ぶー」

P「何か当たるところが偏ってる気がするな。九州と関東以外ねらえよ」

真美「ふんっ」

P「ああ、そんな適当に…これは>>84…！！」

P「読めん…なんて読むんだ…？」

真美「きれんうりっぱ？」

P「きれんうりっぱなー。きれんうりっぱは見たところ大阪だな」

真美「たぶんあれだよね。昔クラーク博士かなんかが開発した所なんだよね、キレンウリッパ」

真美「無理だよー、読めないところ説明できるわけないじゃん」

P「きれうりわり、だとさ」

真美「これQさまとかでやるやつだよ、わかるわけないじゃん」

P「真美が適当に投げるから」

真美「じゃあ兄ちゃん、早く次投げてよ」

P「見てろよ…」

真美「>>91」

P「これはタイムリーだな、夏に仙台といえば七夕祭り。東北の祭りはどれも派手で…」

真美「お祭り！どっかお祭り行こ！」

P「あのな、まだ俺が話してる途中だろ。仙台の食べ物といえばやっぱ牛タン、あとトンカツも…」

真美「兄ちゃん、真美ね…」

P「野球もあったな。球場が大変な時期もあったけど、楽天は去年優勝したし…あ、でも今年は」

真美「ねえ…兄ちゃん…」ｸﾞｽｯ

P「真美？泣いてるのか？」

真美「泣いてないよ…でも」

P「でも？」

真美「真美は兄ちゃんと色んな所のお話ししてね、いつか兄ちゃんとそこに行きたいなって思ってたんだ。そこで真美と兄ちゃんで新しいもの見つけて…それで…」

P「…ごめんな。俺一人で語っちゃって…」

真美「ううん、兄ちゃんは悪くないよ。真美が知らないのがいけないんだよ」

P「真美！」

真美「ん？」

P「いつか…絶対連れて行ってやるからな！佐伯市にも長野にも北九州にもきたさいたまにも熱海にも喜連瓜破にも仙台にも！」

真美「…約束だかんね」

P「ああ」

おわり

いつまでたっても地元にかすりもしないから寝る

>>103
広島だよ