1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/05(土) 17:06:43.20 :7F9mjRYK0
ピロリン
海未「おや、LINEですか」
『真姫だよ』
海未「ふふっ、ふふふふふ」
海未「ついにやりました!!」
海未「思えば数ヶ月、送った恋文は数知れず」
海未「詞にみせかけた、恋文を送ったこともあります」
海未「しかし、返事は1通も……」
海未「せめてもと、私の連絡先を送った結果が、功を奏しましたね」
ピロリン
海未「おや、LINEですか」
『真姫だよ』
海未「ふふっ、ふふふふふ」
海未「ついにやりました!!」
海未「思えば数ヶ月、送った恋文は数知れず」
海未「詞にみせかけた、恋文を送ったこともあります」
海未「しかし、返事は1通も……」
海未「せめてもと、私の連絡先を送った結果が、功を奏しましたね」
2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/05(土) 17:07:16.29 :7F9mjRYK0
海未「ふふっ、ふふふ」
海未「さて、どう返しましょうか」
海未『こんばんは、真姫』
真姫『あの、すいません』
真姫『itunesカードを買ってきてくれませんか』
真姫『お金は後で払います』
海未「おや、iTunesカードですか?」
海未「確か、コンビニで見たことがありますね」
真姫『お願いします』
海未「真姫の頼みですから、これは断れませんっ!!」
海未「ふふっ、ふふふ」
海未「さて、どう返しましょうか」
海未『こんばんは、真姫』
真姫『あの、すいません』
真姫『itunesカードを買ってきてくれませんか』
真姫『お金は後で払います』
海未「おや、iTunesカードですか?」
海未「確か、コンビニで見たことがありますね」
真姫『お願いします』
海未「真姫の頼みですから、これは断れませんっ!!」
3:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/05(土) 17:07:55.49 :7F9mjRYK0
海未『いくら、必要なのですか?』
真姫『三万円分お願いします』
海未「三万円ですか、しかしそんな大金……」
海未「……はっ」
海未「μ'sの活動資金、私が管理していたのでしたね」
海未「しかし、これは……」
真姫『10000円分を3枚』
真姫『買ったら写真を送ってください』
海未「……ごくり」
海未『いくら、必要なのですか?』
真姫『三万円分お願いします』
海未「三万円ですか、しかしそんな大金……」
海未「……はっ」
海未「μ'sの活動資金、私が管理していたのでしたね」
海未「しかし、これは……」
真姫『10000円分を3枚』
真姫『買ったら写真を送ってください』
海未「……ごくり」
4:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/05(土) 17:08:46.49 :7F9mjRYK0
海未「真姫なら、返してくれますよね」
真姫『早くするちゅん』
海未「……ちゅん?」
真姫『早くしないと嫌いになるちゅん』
海未「……っ、それだけは駄目です」
海未『分かりました』
海未『すぐに買ってきます』
真姫『待ってるちゅん』
海未「……」タタタタタ
海未「何を迷う必要があったのでしょう」
海未「真姫のためなら、私は!!」
海未「真姫なら、返してくれますよね」
真姫『早くするちゅん』
海未「……ちゅん?」
真姫『早くしないと嫌いになるちゅん』
海未「……っ、それだけは駄目です」
海未『分かりました』
海未『すぐに買ってきます』
真姫『待ってるちゅん』
海未「……」タタタタタ
海未「何を迷う必要があったのでしょう」
海未「真姫のためなら、私は!!」
5:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/05(土) 17:09:40.63 :7F9mjRYK0
─コンビニ前─
海未「はぁっ、はぁっ」
海未「早く、買わなければ」
ウィーン
真姫「あれは……海未?」
─コンビニ前─
海未「はぁっ、はぁっ」
海未「早く、買わなければ」
ウィーン
真姫「あれは……海未?」
6:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/05(土) 17:10:27.06 :7F9mjRYK0
海未「ええっと、これを買えばいいのですか」
海未「これを買えば、私は」
海未「ふふっ、ふふふ」トントン
海未「……なんですか?」クルッ
真姫「奇遇ね、こんなところで会うなんて」
海未「あれ、何故真姫が、ここに……?」チラッ
真姫?『さっさとするちゅん』
海未「……あれ?」
海未「ええっと、これを買えばいいのですか」
海未「これを買えば、私は」
海未「ふふっ、ふふふ」トントン
海未「……なんですか?」クルッ
真姫「奇遇ね、こんなところで会うなんて」
海未「あれ、何故真姫が、ここに……?」チラッ
真姫?『さっさとするちゅん』
海未「……あれ?」
7:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/05(土) 17:11:08.23 :7F9mjRYK0
───────
真姫「それ、詐欺よ」
海未「はあ、そうだったのですか」
真姫「まったく……」
海未「すみません、真姫とのLINEと思って舞い上がってしまって」
真姫「それと、毎日私の机に入ってた手紙、海未だったのね」
海未「はい、気づいてなかったのですね」
真姫「気付くもなにも、草書体っていうの?あれ」
真姫「達筆すぎて読めないわよ……」
海未「すみません」シュン
真姫「気味が悪くて、捨てちゃってたわ」
真姫「それで、何て書いてたの?」
海未「……それはっ」
海未「言えませんっ//」
───────
真姫「それ、詐欺よ」
海未「はあ、そうだったのですか」
真姫「まったく……」
海未「すみません、真姫とのLINEと思って舞い上がってしまって」
真姫「それと、毎日私の机に入ってた手紙、海未だったのね」
海未「はい、気づいてなかったのですね」
真姫「気付くもなにも、草書体っていうの?あれ」
真姫「達筆すぎて読めないわよ……」
海未「すみません」シュン
真姫「気味が悪くて、捨てちゃってたわ」
真姫「それで、何て書いてたの?」
海未「……それはっ」
海未「言えませんっ//」
8:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/05(土) 17:11:53.54 :7F9mjRYK0
真姫「……ふぅ、まあ、LINEくらい交換しましょうか?」
海未「いいのですか?」
真姫「こんな事がまたあると困るし」
真姫「メールアドレスだけじゃ、不便なところもあるから」
海未「じゃあ、是非っ」
真姫「はい」
海未「……ふふふっ」
真姫「やけに嬉しそうね」
海未「あの、真姫、暇なときにLINE送っても良いですか?」
真姫「ええ、私もいつも直ぐ返せるとは限らないけど」
海未「ありがとうございます」ニコニコ
海未「早速、家に帰ったら送りますね」
真姫「じゃあ、待ってるわ」
海未「それにしても、」
海未「誰だったんでしょうか?」
真姫「さあ、誰だったのかしら?」
真姫「……ふぅ、まあ、LINEくらい交換しましょうか?」
海未「いいのですか?」
真姫「こんな事がまたあると困るし」
真姫「メールアドレスだけじゃ、不便なところもあるから」
海未「じゃあ、是非っ」
真姫「はい」
海未「……ふふふっ」
真姫「やけに嬉しそうね」
海未「あの、真姫、暇なときにLINE送っても良いですか?」
真姫「ええ、私もいつも直ぐ返せるとは限らないけど」
海未「ありがとうございます」ニコニコ
海未「早速、家に帰ったら送りますね」
真姫「じゃあ、待ってるわ」
海未「それにしても、」
海未「誰だったんでしょうか?」
真姫「さあ、誰だったのかしら?」
9:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/05(土) 17:12:40.88 :7F9mjRYK0
────
海未「その後も、成りすましの詐欺は起こりました」
海未「結局、犯人は誰だったのでしょう」
海未「ただ、ひとつ分かっていることは」
海未「やたらと、ちゅんという言葉を使うらしいということだけです」
────
海未「その後も、成りすましの詐欺は起こりました」
海未「結局、犯人は誰だったのでしょう」
海未「ただ、ひとつ分かっていることは」
海未「やたらと、ちゅんという言葉を使うらしいということだけです」
10:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/05(土) 17:13:25.85 :7F9mjRYK0
これで終わりです。
これで終わりです。
コメント
アァン!?アンカケチャーハン?