幼女「童貞さん」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ママ「気持ち良さそうにしてるわね」

幼女「童貞さん気持ちいい？」

ママ「そうそう、童貞さんはこのウラ側を擦られるのが好きなのよ？」

幼女「そうなんだー」ｺｼｺｼ

ママ「可愛いね」

幼女「うん！」ｺｼｺｼ

ママ「…ママも撫でていい？」

幼女「ママも撫でたいの？」

ママ「撫でたいなぁー」

幼女「じゃあこうたーい」

ママ「触るのはママも久しぶりなの」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

幼女「童貞さん気持ちいいー？」

ママ「ふふ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞｺｼｺｼ

幼女「ママすごーい」

ママ「ママも昔は童貞さんを飼ってたのよ？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

幼女「…家じゃ飼えない？」

ママ「…この公園にも童貞さんがいっぱいいるでしょ？」

幼女「うん」

ママ「童貞さんのお友達もきっといると思うの」

幼女「…」

ママ「お友達と離れたら幼女も寂しいでしょ？」

幼女「…うん」

ママ「だから、飼ってあげるよりここの方がいいと思うの」

幼女「うん…」

ママ「わかってくれる？」

幼女「うん」

ママ「じゃあ童貞さんばいばいって」

幼女「…バイバイ」

ママ「…またここに来ようね」ﾆｺ

幼女「！」ﾊﾟｧｧ

ママ「ふふ」ﾆｺ

幼女「うん！」

後日

幼女「童貞さーん、おいでー」

幼女「童貞さーん」

おばさん「ちょっと！あんたでしょ！いつもいつも童貞にちょっかいかけてたの！」

幼女「え」

おばさん「あんたが童貞にちょっかいかけるから家の回りが汚れんのよ！」

幼女「汚れる？」

おばさん「童貞なんかところ構わず自分の臭いつけて！くさいのよ！」

幼女「童貞さんは？」

おばさん「そんなの保健所に頼んで駆除して貰ったわよ！そもそもねぇ」ｸﾄﾞｸﾄﾞｸﾄﾞ

幼女「…」

幼女「…」ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ

幼女「童貞さん…」ｳﾙ

（おばさん「駆除ってのはお願いして捨ててもらったのよ！」）

幼女「みんな…みんないなくなっちゃった…」

幼女「ふぇ…ふえぇ…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

幼女「ふえぇぇぇぇぇ」 ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ


ｶﾞｻｯ


幼女「…？」


ｶﾞｻｶﾞｻｯ

　

　ﾋｮｺｯ
葉/童貞



幼女「！」ﾊﾟｧｧ


　

お友達のいなくなった公園

私はその童貞を抱いて家に帰りました

お母さんは私の話を聞いてくれて

それから10年


幼女（16）「ほら、童貞！おいで！」


あの時拾った童貞はまだまだ元気です。

おしまい