1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/12/06(日) 17:57:38.70 :a3Pp5LeAO
――トイレ
男「う~ん」ブリッ ブリブリッ ボタッ ボタボタッ ブポッ ムッ ブリュブリュッ プピュッ グッポン ブッ ブリ ブリュ グチュ…
男「ふう、すっきりした」
――トイレ
男「う~ん」ブリッ ブリブリッ ボタッ ボタボタッ ブポッ ムッ ブリュブリュッ プピュッ グッポン ブッ ブリ ブリュ グチュ…
男「ふう、すっきりした」
2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/12/06(日) 18:05:03.66 :a3Pp5LeAO
肛門「俺の名前は肛門。知っての通り消化管の出口だ」
肛門「脳の指令に従って大便を体外に排出しているんだ」
屁「ワシもおるでよ。もう通りたいんじゃが」
肛門「ああそうだった」
肛門「脳! 屁が来たんだが」
脳『通せ』
肛門「通って良し!」
屁「ありがとよ」
肛門「俺の名前は肛門。知っての通り消化管の出口だ」
肛門「脳の指令に従って大便を体外に排出しているんだ」
屁「ワシもおるでよ。もう通りたいんじゃが」
肛門「ああそうだった」
肛門「脳! 屁が来たんだが」
脳『通せ』
肛門「通って良し!」
屁「ありがとよ」
3:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/12/06(日) 18:08:13.03 :a3Pp5LeAO
――部屋
男「ん」ブッ!
男「やっぱり自分の部屋でする屁は格別だ」
男「恥ずかしい思いをしないし、誰にも迷惑をかけないからな」
――部屋
男「ん」ブッ!
男「やっぱり自分の部屋でする屁は格別だ」
男「恥ずかしい思いをしないし、誰にも迷惑をかけないからな」
4:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/12/06(日) 18:10:57.97 :a3Pp5LeAO
肛門「こんな感じで毎日仕事を行っているんだ」
屁「ワシも通りたい」
肛門「聞いてみるよ」
脳『通せ』
肛門「通って良し!」
屁「うへへ~」
肛門「こんな感じで毎日仕事を行っているんだ」
屁「ワシも通りたい」
肛門「聞いてみるよ」
脳『通せ』
肛門「通って良し!」
屁「うへへ~」
5:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/12/06(日) 18:13:03.22 :a3Pp5LeAO
男「ぅん」ブッ
男「また出た」
男「ぅん」ブッ
男「また出た」
7:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/12/06(日) 18:15:11.19 :a3Pp5LeAO
そんなある日のこと
屁「通りたいんだが」
肛門「よし、聞いてみよう。少し待て」
脳『……』
そんなある日のこと
屁「通りたいんだが」
肛門「よし、聞いてみよう。少し待て」
脳『……』
8:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/12/06(日) 18:16:52.87 :a3Pp5LeAO
――会社
男「お、屁したい」
男「でもなー、今オフィスではさすがにできないよなぁ」
男「うーん」
男「我慢しよ。後で便所でおもくそコケばいいか」
男「仕事仕事っと……」
――会社
男「お、屁したい」
男「でもなー、今オフィスではさすがにできないよなぁ」
男「うーん」
男「我慢しよ。後で便所でおもくそコケばいいか」
男「仕事仕事っと……」
9:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/12/06(日) 18:20:01.56 :a3Pp5LeAO
脳『通すな』
肛門「暫し待てとのことだ。ここで待っていなさい」
屁「そうか。分かった」
肛門「人間には排便放屁を我慢しなければならない時がある。そういう時は脳から『通すな』と指令が下るんだ」
肛門「人間は厄介な生き物だなあ」
屁「まだかのう」
脳『通すな』
肛門「暫し待てとのことだ。ここで待っていなさい」
屁「そうか。分かった」
肛門「人間には排便放屁を我慢しなければならない時がある。そういう時は脳から『通すな』と指令が下るんだ」
肛門「人間は厄介な生き物だなあ」
屁「まだかのう」
10:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/12/06(日) 18:24:12.62 :a3Pp5LeAO
――三時間後
肛門「屁がイライラし出したぞ」
屁「もう出てもいいか? ワシは充分待ったはずじゃぞ」
肛門「気持ちは分かるが脳に聞かなければ分からないんだ」
屁「早くしてくれ!」
肛門「分かった分かった。聞いてみるよ」
脳『……』
――三時間後
肛門「屁がイライラし出したぞ」
屁「もう出てもいいか? ワシは充分待ったはずじゃぞ」
肛門「気持ちは分かるが脳に聞かなければ分からないんだ」
屁「早くしてくれ!」
肛門「分かった分かった。聞いてみるよ」
脳『……』
11:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/12/06(日) 18:25:49.38 :a3Pp5LeAO
――会社
男「トイレに行く暇がないくらい忙しくなってきたぞ」
男「あー屁したい」
男「でもなー女の子もいるしなー。屁こいたら気持ち悪がられるよなー」
男「あー屁したい」
男「でも我慢我慢」
――会社
男「トイレに行く暇がないくらい忙しくなってきたぞ」
男「あー屁したい」
男「でもなー女の子もいるしなー。屁こいたら気持ち悪がられるよなー」
男「あー屁したい」
男「でも我慢我慢」
12:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/12/06(日) 18:30:33.32 :a3Pp5LeAO
脳『通すな』
肛門「もうちょっと待っ――」
屁「もう無理じゃ! 我慢ならん! 何時間も待たせおって!」
屁「ワシは屁! 腸内の中にある物が発酵して発生したガスの集合体。身体に留めておくことは良くないことは分かっておろう!」
肛門「それは分かるんだけど」
屁「もういい! お前には頼らん!」スタスタ
肛門「あ、行っちゃった」
脳『通すな』
肛門「もうちょっと待っ――」
屁「もう無理じゃ! 我慢ならん! 何時間も待たせおって!」
屁「ワシは屁! 腸内の中にある物が発酵して発生したガスの集合体。身体に留めておくことは良くないことは分かっておろう!」
肛門「それは分かるんだけど」
屁「もういい! お前には頼らん!」スタスタ
肛門「あ、行っちゃった」
13:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/12/06(日) 18:35:39.83 :a3Pp5LeAO
血管「あなた誰ですか? うわっくさっ」
屁「屁じゃ。ちょっとここを通らせてはくれぬか?」
血管「それはちょっと……」
屁「問答無用! 押し通る!」ズポッ
血管「きゃあっ」
屁「ワシは血液と一緒に流れるぞい」
血管「あなた誰ですか? うわっくさっ」
屁「屁じゃ。ちょっとここを通らせてはくれぬか?」
血管「それはちょっと……」
屁「問答無用! 押し通る!」ズポッ
血管「きゃあっ」
屁「ワシは血液と一緒に流れるぞい」
14:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/12/06(日) 18:41:54.75 :a3Pp5LeAO
血液「あなた臭いけど誰ですか?」
屁「屁じゃ。お前ら血液に溶け込んで体外に出るぞい」
血液「やめて! 私が臭くなる!」
屁「へへへ」
血液「あなた臭いけど誰ですか?」
屁「屁じゃ。お前ら血液に溶け込んで体外に出るぞい」
血液「やめて! 私が臭くなる!」
屁「へへへ」
15:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/12/06(日) 18:48:53.92 :a3Pp5LeAO
肺「くさっ、なんだお前。二酸化炭素じゃないな」
屁「ワシは屁じゃ。呼気と一緒に出るぞい」
肺「え、ちょっ」
屁「さらばじゃ。やっと外へ出られる」
肺「くさっ、なんだお前。二酸化炭素じゃないな」
屁「ワシは屁じゃ。呼気と一緒に出るぞい」
肺「え、ちょっ」
屁「さらばじゃ。やっと外へ出られる」
16:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/12/06(日) 18:51:58.62 :a3Pp5LeAO
――会社
同僚「男、お前口臭くね?」
男「えっ」
同僚「くっさ。おいみんな来いよ! 男臭いぞ!」
男「えっ」
――会社
同僚「男、お前口臭くね?」
男「えっ」
同僚「くっさ。おいみんな来いよ! 男臭いぞ!」
男「えっ」
17:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/12/06(日) 18:55:26.68 :a3Pp5LeAO
皮膚「うわっなんだお前」
屁「屁じゃ、毛穴から出させてもらうぞい」
皮膚「ひっ」
屁「ではの」ブリブリ
皮膚「うわーっ」
皮膚「うわっなんだお前」
屁「屁じゃ、毛穴から出させてもらうぞい」
皮膚「ひっ」
屁「ではの」ブリブリ
皮膚「うわーっ」
18:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/12/06(日) 18:56:47.56 :a3Pp5LeAO
――会社
男「うわ……臭い」
男「俺、臭い」
男「なんで……なんでこんなに臭いんだ」
男「うわあああっ!」
――会社
男「うわ……臭い」
男「俺、臭い」
男「なんで……なんでこんなに臭いんだ」
男「うわあああっ!」
19:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/12/06(日) 19:03:08.65 :a3Pp5LeAO
肛門「屁を我慢するのは身体に悪い」
肛門「何事も我慢するのは身体に悪いということだ」
肛門「体裁を気にして生理現象を我慢することはない。これは大事なことだ」
肛門「唐突だが>>1には2000万の借金がある」
肛門「ギャンブル欲は生理現象だ」
肛門「だから我慢しなかった」
肛門「それがこのざまだよ!」
おわり
肛門「屁を我慢するのは身体に悪い」
肛門「何事も我慢するのは身体に悪いということだ」
肛門「体裁を気にして生理現象を我慢することはない。これは大事なことだ」
肛門「唐突だが>>1には2000万の借金がある」
肛門「ギャンブル欲は生理現象だ」
肛門「だから我慢しなかった」
肛門「それがこのざまだよ!」
おわり
20:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/12/06(日) 19:04:37.75 :a3Pp5LeAO
何を思ってこれを書いたかは全く分からない
気が違ってしまったのかもしれない
死んだ方がいい
何を思ってこれを書いたかは全く分からない
気が違ってしまったのかもしれない
死んだ方がいい
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