1:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/24(木) 03:54:17.365 :MxDYIdfn0EVE.net
俺「あ、そ、そう」
同僚「あぁ」
俺「な、なんで?」
同僚「え?なんで?だってクリスマスだぞ?」
俺「うんでも毎年そうなら今年ぐらい一緒にいなくてもいいんじゃないか」
同僚「いやいや..恋人じゃあるまいし、家族だぞ、家族。」
俺「.....」
同僚「お前も俺なんかじゃなくて独り身の若い女の子誘えばいいじゃないか。今年入ってきた子はアタリだろ、あんなに可愛いのに彼氏がいないんだ。チャンスだぞ」
俺「20代の子が俺なんかに誘われてのこのこついてくると思うのか?援交だと思われてしまうかのしれんしそれに俺は女の子じゃなくておま」
同僚「おっと!もうこんな時間か!いや、なに、子供達へのプレゼントを買おうと思ってな。早く行かないと混んでしまう、じゃあな!」タタタ
俺「あ..」
俺「......」
俺「あ、そ、そう」
同僚「あぁ」
俺「な、なんで?」
同僚「え?なんで?だってクリスマスだぞ?」
俺「うんでも毎年そうなら今年ぐらい一緒にいなくてもいいんじゃないか」
同僚「いやいや..恋人じゃあるまいし、家族だぞ、家族。」
俺「.....」
同僚「お前も俺なんかじゃなくて独り身の若い女の子誘えばいいじゃないか。今年入ってきた子はアタリだろ、あんなに可愛いのに彼氏がいないんだ。チャンスだぞ」
俺「20代の子が俺なんかに誘われてのこのこついてくると思うのか?援交だと思われてしまうかのしれんしそれに俺は女の子じゃなくておま」
同僚「おっと!もうこんな時間か!いや、なに、子供達へのプレゼントを買おうと思ってな。早く行かないと混んでしまう、じゃあな!」タタタ
俺「あ..」
俺「......」
15:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/24(木) 03:59:36.358 :MxDYIdfn0EVE.net
おうち
俺「くやしい!」
俺「こんなに好きなのに!」
俺「壁にいっぱい貼ってるのに!!」
俺「...そうだ!殺そう!家族を殺されて悲しむ同僚を慰めたら好きになってくれるかもしれん」
俺「そうと決まれば早速実行だ!」
おうち
俺「くやしい!」
俺「こんなに好きなのに!」
俺「壁にいっぱい貼ってるのに!!」
俺「...そうだ!殺そう!家族を殺されて悲しむ同僚を慰めたら好きになってくれるかもしれん」
俺「そうと決まれば早速実行だ!」
18:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/24(木) 04:02:47.547 :MxDYIdfn0EVE.net
同僚「ふぅ、ただいま~..アレ?おーい」
シーン
同僚「なんだ?皆でおとうさんを驚かせようとしてるんだろ。そうはいかないぞ~!ここか!」
同僚「あ、アレレ違っちゃったなぁ」
同僚「じゃあ風呂か!」ガチャッ
同僚「アレいないな...と見せかけて浴槽の中!!」
同僚「!!!!!」
同僚「あ、あ.....お、お前..」お、お前しっかりしろ!!おい!返事をしろ!!おい!あ、あ、血が、止めなくちゃ、あ、そ、それより救急車、あ、あ」
同僚「ふぅ、ただいま~..アレ?おーい」
シーン
同僚「なんだ?皆でおとうさんを驚かせようとしてるんだろ。そうはいかないぞ~!ここか!」
同僚「あ、アレレ違っちゃったなぁ」
同僚「じゃあ風呂か!」ガチャッ
同僚「アレいないな...と見せかけて浴槽の中!!」
同僚「!!!!!」
同僚「あ、あ.....お、お前..」お、お前しっかりしろ!!おい!返事をしろ!!おい!あ、あ、血が、止めなくちゃ、あ、そ、それより救急車、あ、あ」
19:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/24(木) 04:05:48.840 :MxDYIdfn0EVE.net
子供部屋
同僚「こ、子どもたちは..」
同僚「!!!!」
同僚「あ...あ.......」ガクン
同僚「な、なんで..なぜ...あ..あ.....」
翌朝
俺「同僚来てないな」
同僚2「おい、同僚の家族が殺されたらしいぞ!」
俺「エッ!」
同僚2「多分強盗だってさ、金目の物が全てなくなってたってニュースでやってた...なんてやつだ...クソ!」
俺「気の毒に...」
俺「フフ....」
子供部屋
同僚「こ、子どもたちは..」
同僚「!!!!」
同僚「あ...あ.......」ガクン
同僚「な、なんで..なぜ...あ..あ.....」
翌朝
俺「同僚来てないな」
同僚2「おい、同僚の家族が殺されたらしいぞ!」
俺「エッ!」
同僚2「多分強盗だってさ、金目の物が全てなくなってたってニュースでやってた...なんてやつだ...クソ!」
俺「気の毒に...」
俺「フフ....」
22:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/24(木) 04:10:23.285 :MxDYIdfn0EVE.net
クリスマス
俺「もしもし」
同僚「.....もしもし」
俺「本当に...気の毒に...」
同僚「....うぅ...うっ..」
俺「あぁ、思いっきり泣くんだ..」
同僚「う、う...うわああああああああああああああんんん!!!!」
俺「....」シコシコ
同僚「ひっく、ぐす、ふええええええんんん!!!」
俺「なぁ、家族はお前が辛そうにしてるの見て悲しむかもしれんぞ」
同僚「う、うえええんああああ!!!」
俺「せっかくのクリスマスなんだ、ちゃんと立ち直ろうぜ」
同僚「う...う、うぅ!!」
俺「あのさ、お前の家の前にいるんだ。入るぞ」ガチャ
クリスマス
俺「もしもし」
同僚「.....もしもし」
俺「本当に...気の毒に...」
同僚「....うぅ...うっ..」
俺「あぁ、思いっきり泣くんだ..」
同僚「う、う...うわああああああああああああああんんん!!!!」
俺「....」シコシコ
同僚「ひっく、ぐす、ふええええええんんん!!!」
俺「なぁ、家族はお前が辛そうにしてるの見て悲しむかもしれんぞ」
同僚「う、うえええんああああ!!!」
俺「せっかくのクリスマスなんだ、ちゃんと立ち直ろうぜ」
同僚「う...う、うぅ!!」
俺「あのさ、お前の家の前にいるんだ。入るぞ」ガチャ
23:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/24(木) 04:12:31.904 :MxDYIdfn0EVE.net
同僚「うえええん!うえええんん!!」
俺「(同僚の匂いがするぞ!)」シコシコ
同僚「う、う、早く、こっち来てくれ...」
俺「!」
同僚「誰かいてほしい、誰か、誰かぁ!」
俺「うっ!」びゅる..
俺「ふぅ...あぁ、今いく」
同僚「うえええん!うえええんん!!」
俺「(同僚の匂いがするぞ!)」シコシコ
同僚「う、う、早く、こっち来てくれ...」
俺「!」
同僚「誰かいてほしい、誰か、誰かぁ!」
俺「うっ!」びゅる..
俺「ふぅ...あぁ、今いく」
24:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/24(木) 04:13:52.542 :Dj0mZmagMEVE.net
なんて野郎だ…
25:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/24(木) 04:14:12.021 :MxDYIdfn0EVE.net
俺「ほら、しっかり」ぎゅ
同僚「ウアアアアアアアアアアン!!!」ぎゅうっ
俺「辛いよな、うん、うん..でも俺はどこにも行かないからな」ぎゅ
同僚「うぅ、うう...う、う.....」ぎゅう...
俺「ほら、しっかり」ぎゅ
同僚「ウアアアアアアアアアアン!!!」ぎゅうっ
俺「辛いよな、うん、うん..でも俺はどこにも行かないからな」ぎゅ
同僚「うぅ、うう...う、う.....」ぎゅう...
27:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/24(木) 04:15:32.758 :MxDYIdfn0EVE.net
数十分後
俺「泣き止んだか?」
同僚「......」
俺「あぁ..目がすごく腫れてるぞ。一回顔を洗ってこい、それがいい」
同僚「....」こくん
俺「(たまらん..)」
数十分後
俺「泣き止んだか?」
同僚「......」
俺「あぁ..目がすごく腫れてるぞ。一回顔を洗ってこい、それがいい」
同僚「....」こくん
俺「(たまらん..)」
29:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/24(木) 04:22:14.051 :MxDYIdfn0EVE.net
同僚「.....」しょんぼり
俺「...」ぎゅ
同僚「う、う.....!」うるうる
俺「おいおいきりがないぞ..こういう時はな、忘れるんだ。全て無かったことにするんだ。思い出すな。いいな、思い出すな。何も思い出すんじゃないぞ。」
同僚「お、思い出さない....思い出さない...」
俺「そうだ。その為の訓練をしよう。クリスマスらしくごちそうを食べて、記憶を上塗りして辛い記憶を隠せ」
同僚「ん....」こくん
俺「ほうら、じゃん!肉だ。肉を持ってきたぞ。まぁ、七面鳥ではないがな...ハハ、でもまぁ美味しい肉だ」
同僚「思い出さない思い出さない.....」ブツブツ
俺「そうだ。お前は俺と楽しい日々を過ごすんだ。ハプニングなんて起こってない。何も起きてないんだ。お前は結婚したこともない、今までずっと一人だっただろう」
同僚「え..」
俺「そう思え。そう強く思わないとその辛さと一緒に生きることになるんだぞ」
同僚「わ、わかった...」
同僚「.....」しょんぼり
俺「...」ぎゅ
同僚「う、う.....!」うるうる
俺「おいおいきりがないぞ..こういう時はな、忘れるんだ。全て無かったことにするんだ。思い出すな。いいな、思い出すな。何も思い出すんじゃないぞ。」
同僚「お、思い出さない....思い出さない...」
俺「そうだ。その為の訓練をしよう。クリスマスらしくごちそうを食べて、記憶を上塗りして辛い記憶を隠せ」
同僚「ん....」こくん
俺「ほうら、じゃん!肉だ。肉を持ってきたぞ。まぁ、七面鳥ではないがな...ハハ、でもまぁ美味しい肉だ」
同僚「思い出さない思い出さない.....」ブツブツ
俺「そうだ。お前は俺と楽しい日々を過ごすんだ。ハプニングなんて起こってない。何も起きてないんだ。お前は結婚したこともない、今までずっと一人だっただろう」
同僚「え..」
俺「そう思え。そう強く思わないとその辛さと一緒に生きることになるんだぞ」
同僚「わ、わかった...」
33:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/24(木) 04:26:26.679 :MxDYIdfn0EVE.net
数時間後
俺「ほら、見ろ!できたぞごちそう!」
同僚「あぁ...いい匂い..........」
俺「肉はな、ちゃんと生臭いのもクセもとったからな、美味しいぞ」
同僚「いただきます..」ぱく
俺「どうだ?」
同僚「おいしい......」
俺「そうだ、その感情は忘れるな。ポジティブなことだけ覚えていればいい。」
同僚「ん..」
俺「ほら、笑えって」
同僚「ん...」ニコッ
俺「あぁ、お前はそういう笑ってる顔が似合うぞ。うん、とてもいい。その調子で頑張ろうな」
数時間後
俺「ほら、見ろ!できたぞごちそう!」
同僚「あぁ...いい匂い..........」
俺「肉はな、ちゃんと生臭いのもクセもとったからな、美味しいぞ」
同僚「いただきます..」ぱく
俺「どうだ?」
同僚「おいしい......」
俺「そうだ、その感情は忘れるな。ポジティブなことだけ覚えていればいい。」
同僚「ん..」
俺「ほら、笑えって」
同僚「ん...」ニコッ
俺「あぁ、お前はそういう笑ってる顔が似合うぞ。うん、とてもいい。その調子で頑張ろうな」
34:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/24(木) 04:33:16.198 :MxDYIdfn0EVE.net
こうして俺はリハビリと言い同僚の家に居候した。同僚は物覚えが良く優秀な奴なので俺の言うことをちゃんと聞く。
数日後
俺「遊園地は楽しいな?な、そう思うだろ?」
同僚「あぁ、楽しい!」
俺「それは良かった。じゃあ次は」
同僚「あ....」
俺「ん?」
((子供「遊園地って楽しいね、おとうさん!」))
((妻「またいきましょうね、あなた!」))
同僚「ひ、あ、あ!!!き、消えろ!!消えろ!!!助けて!!」ジタバタ
俺「チッ..落ち着け!!そいつは知らないやつだ!お前と俺はずっと一緒だったろう生まれるか前からずっと、そうだろ!!これからもそうだ永遠に一緒だ!!」ガシッ
同僚「あ、あ!.......あぁ...ん..ありがとう..」ぎゅ
俺「偉いぞ。よく頑張ったな。そいつらは悪魔だ。乗っ取られるなよ」
同僚「ん、わかった」ぎゅ
こうして俺はリハビリと言い同僚の家に居候した。同僚は物覚えが良く優秀な奴なので俺の言うことをちゃんと聞く。
数日後
俺「遊園地は楽しいな?な、そう思うだろ?」
同僚「あぁ、楽しい!」
俺「それは良かった。じゃあ次は」
同僚「あ....」
俺「ん?」
((子供「遊園地って楽しいね、おとうさん!」))
((妻「またいきましょうね、あなた!」))
同僚「ひ、あ、あ!!!き、消えろ!!消えろ!!!助けて!!」ジタバタ
俺「チッ..落ち着け!!そいつは知らないやつだ!お前と俺はずっと一緒だったろう生まれるか前からずっと、そうだろ!!これからもそうだ永遠に一緒だ!!」ガシッ
同僚「あ、あ!.......あぁ...ん..ありがとう..」ぎゅ
俺「偉いぞ。よく頑張ったな。そいつらは悪魔だ。乗っ取られるなよ」
同僚「ん、わかった」ぎゅ
36:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/24(木) 04:37:57.625 :MxDYIdfn0EVE.net
年越し
俺「今年もいろいろなことがあったな!楽しかったな!」
同僚「あぁ、夏のバーベキューとか、冬に行ったスキーとか!」
俺「..あぁ、そうだな。」
同僚の中の言う楽しい思い出は家族との思い出ばかりだが、同僚の中ではそれを俺と過ごしたことになっているらしい。完全には治っていないようだが最近はもう取り乱すようなこともない。確実に良くなっているようで俺も安心して一緒にいられるのだ。
年越し
俺「今年もいろいろなことがあったな!楽しかったな!」
同僚「あぁ、夏のバーベキューとか、冬に行ったスキーとか!」
俺「..あぁ、そうだな。」
同僚の中の言う楽しい思い出は家族との思い出ばかりだが、同僚の中ではそれを俺と過ごしたことになっているらしい。完全には治っていないようだが最近はもう取り乱すようなこともない。確実に良くなっているようで俺も安心して一緒にいられるのだ。
37:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/12/24(木) 04:43:03.704 :MxDYIdfn0EVE.net
1月
俺「今日は何する?」
同僚「んん...///」ぎゅ
俺「な、なんだ!」
同僚「へへ...///落ち着く」ぎゅう
俺「そうかそうか。よしよし、大好きだぞ」ぎゅ
同僚「えへ..俺も好き....///」
俺「ンーかわいいな、よちよち!」なでなで
同僚「きゃっきゃっ///」
あのかっこよかった同僚はこんなにも可愛らしくなった。人に頼ることなどなかった同僚、本当は甘えん坊だったんだな。こんな可愛い同僚を飼うことが出来て嬉しい限りである。おわり
1月
俺「今日は何する?」
同僚「んん...///」ぎゅ
俺「な、なんだ!」
同僚「へへ...///落ち着く」ぎゅう
俺「そうかそうか。よしよし、大好きだぞ」ぎゅ
同僚「えへ..俺も好き....///」
俺「ンーかわいいな、よちよち!」なでなで
同僚「きゃっきゃっ///」
あのかっこよかった同僚はこんなにも可愛らしくなった。人に頼ることなどなかった同僚、本当は甘えん坊だったんだな。こんな可愛い同僚を飼うことが出来て嬉しい限りである。おわり
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