マミ「あの、まだ注文終わってないんですけど」 

店員「は、はい。どうぞ（なんだこいつ、やべえよ…）」 

マミ「アイコンチキン３つ、ポテトのLを２つ、アップルパイとフルーリーもお願いします」 

店員「えと…失礼ですが罰ゲームかなにかですか？」 

マミ「いえ？　そんなことありませんよ」 

店員「そうですか…ではお会計になります」 

マミ「はい」 

店員「お待たせしました。少々重くなりますが…」 

マミ「あの」 

店員「はい」 

マミ「持ち帰りじゃなくてここで食べたいんですけど」 

店員「ここでですか！？」 

マミ「ダメなんですか？」 

店員「かなりの量がありますけど」 

マミ「大丈夫です、こう見えても私食べる方なんで」 

店員「…はあ」 

マック２階 

マミ「よいしょっと。変な店員さんね。マックでマックを食べて何が悪いのかしら」 

客A「おい、なんかすげぇのが来たぞ…」 

マミ「まぁいいわ。いただきます」 

ムシャムシャ 

マミ「ナゲットは３つ以上同時に食べないと食感薄いのよね。手が空いたらバーガーを二つ交互に食べるととても美味しいわ」 

客B「なんだあいつ…三口でバーガー一つが消えていくぞ」 

マミ「アイコンチキンってなんでこんなに小さいのかしら。もっと大きくすればいいのに」 

マミ「ちょっと喉が渇いたわね…まぁここなら誰も見てるわけでもないし、ペットボトルで大丈夫でしょう」 

客A「２リットルかよ！」 

マミ「溶けないうちにフルーリーを食べて…ご馳走様でした」 

客B「あの量を１５分で…化物か」 

マミ「ちょっと物足りないわね…はしごしちゃおうかしら」 


２店目　ケンタッキー 

店員「いらっしゃいませー」 

マミ「チキンっていっぱい頼んだ方が安くなるのよね。オリジナルチキン５つお願いします。部位の指定は出来ますか？」 

店員「すいませんそれはお断りさせていただいています」 

マミ「あらそうなの。残念。じゃああと南蛮だれチキン４つと和風チキンカツサンド２つ、ツイスター各３本ずつとブレイザーを一つ、チキンラップは…２つでいいかな」 

店員「…フードファイターの方か何かで？」 

マミ「違いますけど？」 

店員「すごいですね」 

マミ「何がですか？」 

店員「いえ…まぁ、その。お、お会計になります」 

マミ「はい」 

マミ「もう、失礼な店員ね。そりゃあ人よりちょっと食べる方だとは思うけど…」 

客C（ちょっとじゃねぇー！） 

マミ「失礼しちゃうわモグモグ。あ、チキンがサイ二つある。これ私好きなのよね」 

マミ「ツイスターももっと大きくならないのかしら。これ一つじゃお腹に入った気がしないわ」 

客D（ツイスター二刀流とか始めてみた…）」 

マミ「南蛮チキンって皮だけ売らないのかしら。需要あると思うんだけどなぁ」 

客C（４つ食った後に言うセリフじゃねぇだろ） 

マミ「ふう…ごちそうさま。あっ、ビスケット頼み忘れちゃった」 

客C,D「まだ食うのかよ！」 

マミ「えっ！？」 

マミ「なんだったのかしらあの人たち…人が食べてるところを見てるなんて…怖いわ」 

マミ「まぁいいわ、そろそろお昼ごはんね。中途半端に食べたからお腹すいちゃった」 


３店目　すき家 

店員「いらっしゃいませー」 

マミ「三種のチーズ牛丼メガでお願いします。マヨネーズといっしょで」 

店員「以上でよろしいですか？」 

マミ「はい、とりあえずは」 

店員（とりあえず…？） 

マミ「最近少し太ってきちゃったからカロリー計算しないとね。あとは何を食べようかしら」 

店員「お待たせしましたー」 

マミ「追加でいいですか？」 

店員「はいどうぞー」 

マミ「まぐろたたき丼とまぐろユッケ丼を…大盛りで。それとおんたまと味噌汁と納豆お願いします」 

店員「…お持ち帰りですか？」 

マミ「いえ？　ここで食べます」 

店員「かなり量があるので一品ずつをオススメしますが…」 

マミ「大丈夫です。せっかく特盛から大盛りに変えたんだから一度に食べないと食べた気がしないので」 

店員「…わかりました」 

マミ「さてと、待ってる間にチーズ牛丼を食べましょう」 

ガツガツ 

マミ「ここはいい店ね。ちゃんとメガにあわせてチーズの量も増えてるわ。悪いところだとチーズの量がそのままなんだもの」 

マミ「半分ぐらい食べたところで味がえのマヨネーズ投入。これで飽きずに食べられるわ」 

マミ「あぁ、美味しかった。でもちょっと早く食べ過ぎちゃったかな。追加の注文がまだ来ないわ…お腹すいた」 

店員「お待たせしましたー」 

マミ「魚はヘルシーだから食べても安心ね。たたきにおんたまをかけて…いただきます」 

マミ「うーん…大盛りだと量が少ないのが難点ね。もう一つ食べ終わっちゃった」 

マミ「…そうよ、今日くらい食べても大丈夫じゃない？　最近魔女狩りで動いているから…自分へのご褒美よ！うん！」 

マミ「すいませーん。注文いいですかー？モグモグ」 

店員（どんだけ食うんだよ。そして食いながら喋るなよ。餓鬼かあんたは…） 

マミ「牛まぶしとねぎ玉とチーズハンバーグをメ…大盛りで！」 

店員（メガって言おうとしやがった…） 

マミ「ふう…いくらご褒美でも食べすぎはよくないわね。良く踏みとどまったわ、私」 

マミ「ああ、食べたわ。満足満足。さて、次はデザートね」 


４店目　ジョナサン 

店員「いらっしゃいませ。お一人様ですか？」 

マミ「…そうです。友達が居ないわけじゃないですよ」 

店員「え？　は、はぁ。ではこちらへどうぞ」 

マミ「私はぼっちじゃないわ。魔女狩りで遊ぶ時間が取れないからそういう風に見えるだけで」 

マミ「そうよ、最近は鹿目さんたちが家に来てくれるし…」 

店員（なんかヒトリでブツブツ言い出したぞ…気持ち悪いな…） 

店員「ご注文が決まりましたらボタンを押しておよびください」 

マミ「あ、注文はもう決まってます。クリームソーダとティラミスサンデーで」 

店員「はい、かしこまりました。（女の子一人ってめずらしいけど、ちょっとデザート食いに来たって感じか）」 

マミ「さてと、何を食べようかしら」 

店員「お待たせしました」 

マミ「追加で注文いいですか？」 

店員「はい、どうぞ」 

マミ「メニューにあるデザート全部お願いします」 

店員「……はい？」 

マミ「このページのデザート全部お願いします。美味しそうだから決められなくて」 

店員「か、かしこまりました。提供できる順番でお持ちすることになりますがよろしいですか？」 

マミ「はい、大丈夫です」 

店員「ではお待ちください（スイーツかと思ったら化物だった）」 

マミ「……デザート以外も美味しそうね」 

マミ「クリームソーダって子供っぽいけど美味しいわよね」 

ズゾゾゾゾゾ 

マミ「あ、このティラミス美味しい、追加で注文しようかしら」 

店員「お待たせしました。クラシックショコラとクリームソーダとバニラアイスになります」 

マミ「あの、追加でいいですか？」 

店員「はい（もう何注文されても驚かん）」 



マミ「この店のメニュー全部お願いします」 

店員「てめぇ食いすぎだろ！！」 

マミ「えっ！？」 


おしまい