1: ◆sI/LnndoOx16:2016/03/15(火) 01:18:03.78 :FDP9S2h60
P「今日の打ち合わせはここまでにしましょうか、お疲れ様でした」
クラリス「P様も、お疲れの出ませんように」
クラリス「ええと、P様のパソコンでの業務は……」
P「来月の分まで全部終わってます、予定の変更でもなきゃ残ってやるような仕事はありません」
クラリス「では帰りましょうか。また手を繋いで♪」
P「今日の打ち合わせはここまでにしましょうか、お疲れ様でした」
クラリス「P様も、お疲れの出ませんように」
クラリス「ええと、P様のパソコンでの業務は……」
P「来月の分まで全部終わってます、予定の変更でもなきゃ残ってやるような仕事はありません」
クラリス「では帰りましょうか。また手を繋いで♪」
2: ◆sI/LnndoOx16:2016/03/15(火) 01:19:04.16 :FDP9S2h60
ガチャッ
P「うわっ。ひとたび事務所から出るとまだまだ寒いですね」
クラリス「……」
ギュッ
クラリス「こうして腕を絡めれば暖かいですわ」
P「手、握れなくなっちゃいましたね」
クラリス「明日の帰り道は手を繋ぐ事に致しましょう」
P「……そうですね」
ガチャッ
P「うわっ。ひとたび事務所から出るとまだまだ寒いですね」
クラリス「……」
ギュッ
クラリス「こうして腕を絡めれば暖かいですわ」
P「手、握れなくなっちゃいましたね」
クラリス「明日の帰り道は手を繋ぐ事に致しましょう」
P「……そうですね」
3: ◆sI/LnndoOx16:2016/03/15(火) 01:19:51.94 :FDP9S2h60
P「智恵里、2週間後のliveの資料なんだけどな。衣装の……」
クラリス「P様」
P「ああ、クラリスさんありがとう。それで、この衣装が……」
P「……」カタカタカタ
クラリス「P様、いつもの淹れましたわ。よろしければ」
P「ありがとう。丁度欲しいなと思ってたところでした」
クラリス「お役に立てたようで何よりです」ニコニコ
P「智恵里、2週間後のliveの資料なんだけどな。衣装の……」
クラリス「P様」
P「ああ、クラリスさんありがとう。それで、この衣装が……」
P「……」カタカタカタ
クラリス「P様、いつもの淹れましたわ。よろしければ」
P「ありがとう。丁度欲しいなと思ってたところでした」
クラリス「お役に立てたようで何よりです」ニコニコ
4: ◆sI/LnndoOx16:2016/03/15(火) 01:21:15.18 :FDP9S2h60
P「クラリスさんの教会でのコンサート、もうすぐですね」
クラリス「当日、P様は」
P「勿論、一番近くでクラリスさんの歌声を聴いていますよ」
クラリス「そう……ですか。このコンサートもなんとかやり遂げられそうですわ。P様が近くに居るだけで、どんな時も穏やかでいられますもの」
P「クラリスさん……」
P「クラリスさん、スタッフさんからの差し入れでケーキ貰ったからレッスン終わったら食べましょう」
クラリス「ふふっ、それは楽しみですわ。俄然レッスンにも力が入ります」
P「あぁそうだ。先日のTV、すごい反響で先方からもかなり気に入って頂けたようで、またクラリスさんに歌って欲しいと」
クラリス「まあ、私の歌でどなたかを笑顔に出来たのでしょうか。喜ばしい事です」
P「間違いないです。少なくともクラリスさんのファン一号の私は、いつだって貴方のお蔭で頑張れていますよ」
クラリス「勿体ないお言葉です。でも、そう言って頂けるなら、その……以前もお願いしたアレを……」
P「こんな事でよければ、喜んでいつだってしますよ」ナデナデ
クラリス「んっ……P様の大きな手で頭を撫でてもらうと……とても落ち着きます」
ちひろ「……」
P「クラリスさんの教会でのコンサート、もうすぐですね」
クラリス「当日、P様は」
P「勿論、一番近くでクラリスさんの歌声を聴いていますよ」
クラリス「そう……ですか。このコンサートもなんとかやり遂げられそうですわ。P様が近くに居るだけで、どんな時も穏やかでいられますもの」
P「クラリスさん……」
P「クラリスさん、スタッフさんからの差し入れでケーキ貰ったからレッスン終わったら食べましょう」
クラリス「ふふっ、それは楽しみですわ。俄然レッスンにも力が入ります」
P「あぁそうだ。先日のTV、すごい反響で先方からもかなり気に入って頂けたようで、またクラリスさんに歌って欲しいと」
クラリス「まあ、私の歌でどなたかを笑顔に出来たのでしょうか。喜ばしい事です」
P「間違いないです。少なくともクラリスさんのファン一号の私は、いつだって貴方のお蔭で頑張れていますよ」
クラリス「勿体ないお言葉です。でも、そう言って頂けるなら、その……以前もお願いしたアレを……」
P「こんな事でよければ、喜んでいつだってしますよ」ナデナデ
クラリス「んっ……P様の大きな手で頭を撫でてもらうと……とても落ち着きます」
ちひろ「……」
5: ◆sI/LnndoOx16:2016/03/15(火) 01:21:59.04 :FDP9S2h60
クラリス「……ふう……P様、大変名残惜しいのですが、私はレッスンに向かわなければなりません」
P「あっもうそんな時間か。分かりました、帰ってくる頃にケーキ準備しときます」スッ
クラリス「あっ……はい。では準備をして向かいます。P様、また後で会いましょう」
P「ええ。お気をつけて」
ガチャッ バタン
ちひろ「……」
P「……」
ちひろ「……」
P「はぁー今日もクラリスさん天使だったー、すっげえ癒された」
P「よしっ、仕事するか」
ちひろ「ちょ待てや」
クラリス「……ふう……P様、大変名残惜しいのですが、私はレッスンに向かわなければなりません」
P「あっもうそんな時間か。分かりました、帰ってくる頃にケーキ準備しときます」スッ
クラリス「あっ……はい。では準備をして向かいます。P様、また後で会いましょう」
P「ええ。お気をつけて」
ガチャッ バタン
ちひろ「……」
P「……」
ちひろ「……」
P「はぁー今日もクラリスさん天使だったー、すっげえ癒された」
P「よしっ、仕事するか」
ちひろ「ちょ待てや」
6: ◆sI/LnndoOx16:2016/03/15(火) 01:22:43.51 :FDP9S2h60
ちひろ「あれ? んぅ……あれ? 貴方達そんなに距離近かったでしたっけ?」
P「私とクラリスさんですか? もう何だかんだ一年の付き合いですからねー、お互い気兼ねなく話せてると思うんですけど」
ちひろ(いや、もう気兼ねないとかそういう感じじゃない。恋人とか夫婦の距離感なんですよプロデューサーさん!)
ちひろ「まず、まずですよ。なんでPさんの管理してる書類の場所クラリスさんも把握してるんですか」
P「よく手伝ってもらってるんですよ。流石にExcelとかは難しいので机の書類周りの整理とか」
ちひろ「ああ、そういう」
P「付き合い、結構長いので」
ちひろ「あれ? んぅ……あれ? 貴方達そんなに距離近かったでしたっけ?」
P「私とクラリスさんですか? もう何だかんだ一年の付き合いですからねー、お互い気兼ねなく話せてると思うんですけど」
ちひろ(いや、もう気兼ねないとかそういう感じじゃない。恋人とか夫婦の距離感なんですよプロデューサーさん!)
ちひろ「まず、まずですよ。なんでPさんの管理してる書類の場所クラリスさんも把握してるんですか」
P「よく手伝ってもらってるんですよ。流石にExcelとかは難しいので机の書類周りの整理とか」
ちひろ「ああ、そういう」
P「付き合い、結構長いので」
7: ◆sI/LnndoOx16:2016/03/15(火) 01:23:13.07 :FDP9S2h60
ちひろ「じゃあ、丁度Pさんが手を伸ばしたタイミングでクラリスさんがコーヒー淹れてるのは」
P「いつしかそういう感じになってたんですよねえ。集中力も切れてきたしなんか飲むかーって立ち上がると」
P「丁度そのタイミングでクラリスさんが紅茶とかコーヒーとか淹れてくれるんです。凄い助かってますよ」
ちひろ「……」
P「付き合い、結構長いので」
ちひろ「じゃあ、丁度Pさんが手を伸ばしたタイミングでクラリスさんがコーヒー淹れてるのは」
P「いつしかそういう感じになってたんですよねえ。集中力も切れてきたしなんか飲むかーって立ち上がると」
P「丁度そのタイミングでクラリスさんが紅茶とかコーヒーとか淹れてくれるんです。凄い助かってますよ」
ちひろ「……」
P「付き合い、結構長いので」
8: ◆sI/LnndoOx16:2016/03/15(火) 01:24:10.61 :FDP9S2h60
ちひろ「じゃあじゃあ、差し入れのケーキ、一人でも他の誰でもなく、わざわざレッスンが入ってるクラリスさんを誘ったのは」
P「単純にクラリスさんと居る時が一番落ち着くので。こういう時はリラックスして食べたいなと思ってクラリスさんがレッスン終わるまでを目途に仕事するんです」
ちひろ「……クラリスさん以外を誘った事は?」
P「勿論ないですよ?」
ちひろ「……」
P「恥ずかしいんで本人に言っちゃ駄目ですよ」
ちひろ「じゃあじゃあ、差し入れのケーキ、一人でも他の誰でもなく、わざわざレッスンが入ってるクラリスさんを誘ったのは」
P「単純にクラリスさんと居る時が一番落ち着くので。こういう時はリラックスして食べたいなと思ってクラリスさんがレッスン終わるまでを目途に仕事するんです」
ちひろ「……クラリスさん以外を誘った事は?」
P「勿論ないですよ?」
ちひろ「……」
P「恥ずかしいんで本人に言っちゃ駄目ですよ」
9: ◆sI/LnndoOx16:2016/03/15(火) 01:24:50.66 :FDP9S2h60
ちひろ「頭を撫でていたのは」
P「いつだったかな、仕事が終わった時にクラリスさんに頼まれた事があるんですよ」
P「クラリスさんの機嫌は凄い良くなるし、私も気持ち良いしで良い事尽くめなんです」
P「ただ、最近はお互い時間を忘れるくらいずっとしちゃって……ほら、さっきなんてレッスン時間までずっと十分くらい続けちゃって」
ちひろ(恋人か!いやむしろ嫁か!)
P「付き合い、結構長いので」
ちひろ「それはもういいです!」
ちひろ「頭を撫でていたのは」
P「いつだったかな、仕事が終わった時にクラリスさんに頼まれた事があるんですよ」
P「クラリスさんの機嫌は凄い良くなるし、私も気持ち良いしで良い事尽くめなんです」
P「ただ、最近はお互い時間を忘れるくらいずっとしちゃって……ほら、さっきなんてレッスン時間までずっと十分くらい続けちゃって」
ちひろ(恋人か!いやむしろ嫁か!)
P「付き合い、結構長いので」
ちひろ「それはもういいです!」
10: ◆sI/LnndoOx16:2016/03/15(火) 01:25:28.04 :FDP9S2h60
ちひろ「失礼ですが、お二人は同棲されて?」
P「そんなとんでもない。アイドルとプロデューサーですよ」
ちひろ「んー? あれっじゃあ隠して普通に恋人という事に」
P「いや、だからアイドルとプロデューサーがそんな事になってたらとんでもないスキャンダルじゃないですか、常識的に考えて」
ちひろ(とても常識的に考えられない付き合いしてるんですよ貴方達が!)
ちひろ「じゃあクラリスさんとはどういうご関係で?」
P「(仕事の)パートナー……ですかね」
ちひろ「(人生の)パートナー……ですか。大胆ですね」
P「?」
ちひろ「失礼ですが、お二人は同棲されて?」
P「そんなとんでもない。アイドルとプロデューサーですよ」
ちひろ「んー? あれっじゃあ隠して普通に恋人という事に」
P「いや、だからアイドルとプロデューサーがそんな事になってたらとんでもないスキャンダルじゃないですか、常識的に考えて」
ちひろ(とても常識的に考えられない付き合いしてるんですよ貴方達が!)
ちひろ「じゃあクラリスさんとはどういうご関係で?」
P「(仕事の)パートナー……ですかね」
ちひろ「(人生の)パートナー……ですか。大胆ですね」
P「?」
11: ◆sI/LnndoOx16:2016/03/15(火) 01:26:01.81 :FDP9S2h60
別の日
加蓮「レッスン疲れたねー……トレーナーさん今日は厳しかった」
クラリス「加蓮さんも私もliveが近づいていますから致し方ありませんわ」
加蓮「うん、ファンのみんなに楽しんでもらうために私達も頑張らないと」
加蓮「とはいえ疲れたー……クラリスさんは自分へのご褒美とか、そういうのある?」
クラリス「お恥ずかしながら……事務所でP様に頭を撫でていただける事でしょうか」
クラリス「この年にもなって優しく撫でてもらうのも恥ずかしき事ですが、日々の疲れがスーッと癒えていくのです」
加蓮「うわあナチュラルに惚気られちゃった」
クラリス「す、すいません! そんなつもりでは」
別の日
加蓮「レッスン疲れたねー……トレーナーさん今日は厳しかった」
クラリス「加蓮さんも私もliveが近づいていますから致し方ありませんわ」
加蓮「うん、ファンのみんなに楽しんでもらうために私達も頑張らないと」
加蓮「とはいえ疲れたー……クラリスさんは自分へのご褒美とか、そういうのある?」
クラリス「お恥ずかしながら……事務所でP様に頭を撫でていただける事でしょうか」
クラリス「この年にもなって優しく撫でてもらうのも恥ずかしき事ですが、日々の疲れがスーッと癒えていくのです」
加蓮「うわあナチュラルに惚気られちゃった」
クラリス「す、すいません! そんなつもりでは」
12: ◆sI/LnndoOx16:2016/03/15(火) 01:26:42.37 :FDP9S2h60
加蓮「もうクラリスさんの生活にクラリスさんのプロデューサーは必要不可欠なんだね」
クラリス「ええ。自信を持ってそう言えますわ」
加蓮「……じゃあ想像してみよ。もしPさんがいなくなったら」
加蓮「事務所にも、レッスンスタジオにも、TVのスタジオにも、教会にもいない」
加蓮「もう二度と逢えないかもしれない……」
クラリス「……」
クラリス「……」ツーッ
加蓮「えっ」
クラリス「P様……P様ぁ……」ポロポロ
加蓮「ちょっクラリスさん!マジ泣き!?」
加蓮「まさかここまでとは……とりあえずハンカチ使って、ほら」
クラリス「……ありがとうございます」
加蓮「そうだなー……ファミレスでも行ってゆっくり話そっか」
加蓮「もうクラリスさんの生活にクラリスさんのプロデューサーは必要不可欠なんだね」
クラリス「ええ。自信を持ってそう言えますわ」
加蓮「……じゃあ想像してみよ。もしPさんがいなくなったら」
加蓮「事務所にも、レッスンスタジオにも、TVのスタジオにも、教会にもいない」
加蓮「もう二度と逢えないかもしれない……」
クラリス「……」
クラリス「……」ツーッ
加蓮「えっ」
クラリス「P様……P様ぁ……」ポロポロ
加蓮「ちょっクラリスさん!マジ泣き!?」
加蓮「まさかここまでとは……とりあえずハンカチ使って、ほら」
クラリス「……ありがとうございます」
加蓮「そうだなー……ファミレスでも行ってゆっくり話そっか」
13: ◆sI/LnndoOx16:2016/03/15(火) 01:27:52.90 :FDP9S2h60
クラリス「なんだか、P様とお話していたり、P様と手を繋いだりすると心がじんわり暖かいのです」
クラリス「P様が喜んで下されば私も嬉しい。P様が悲しんでいれば私も辛い。P様の笑顔を見る度疲れが吹き飛んで満たされていく」
クラリス「P様には一番近くで幸せになって欲しい……あのお方の幸せが何より幸せで」
クラリス「私は……私は恋をしているのでしょうか」
加蓮「うん。クラリスさん、誰よりもPさんが好きなんだね」
クラリス「……その通りです」
加蓮「あっ店員さんブラックのコーヒーをお願いします」
クラリス「? 加蓮さんはブラックも飲めるのですね」
加蓮「いや、普段は絶対飲まないんだけど、今はね……」
クラリス「なんだか、P様とお話していたり、P様と手を繋いだりすると心がじんわり暖かいのです」
クラリス「P様が喜んで下されば私も嬉しい。P様が悲しんでいれば私も辛い。P様の笑顔を見る度疲れが吹き飛んで満たされていく」
クラリス「P様には一番近くで幸せになって欲しい……あのお方の幸せが何より幸せで」
クラリス「私は……私は恋をしているのでしょうか」
加蓮「うん。クラリスさん、誰よりもPさんが好きなんだね」
クラリス「……その通りです」
加蓮「あっ店員さんブラックのコーヒーをお願いします」
クラリス「? 加蓮さんはブラックも飲めるのですね」
加蓮「いや、普段は絶対飲まないんだけど、今はね……」
14: ◆sI/LnndoOx16:2016/03/15(火) 01:28:44.57 :FDP9S2h60
加蓮「クラリスさん、そのプロデューサーさんとはどこまで進んでるの?」
クラリス「進んでいる、とは?」
加蓮「んー……手を握ったーとか、抱き着いたーとか、プレゼントもらったーとか」
クラリス「い、一応今加蓮さんがおっしゃった事は全部しています」
加蓮「ええっ!クラリスさん恋人にはぐいぐい行くんだ」
クラリス「ここここ恋人などと、そんなそんなとてもとても」アワアワ
加蓮「」グイッ
クラリス「ああっ加蓮さん!そんなブラックコーヒーを一気にドクドクと飲まれては!」
加蓮「……にがい」
クラリス「だから言いましたのに……とても渋いお顔をなされてますわ」
加蓮「クラリスさん、そのプロデューサーさんとはどこまで進んでるの?」
クラリス「進んでいる、とは?」
加蓮「んー……手を握ったーとか、抱き着いたーとか、プレゼントもらったーとか」
クラリス「い、一応今加蓮さんがおっしゃった事は全部しています」
加蓮「ええっ!クラリスさん恋人にはぐいぐい行くんだ」
クラリス「ここここ恋人などと、そんなそんなとてもとても」アワアワ
加蓮「」グイッ
クラリス「ああっ加蓮さん!そんなブラックコーヒーを一気にドクドクと飲まれては!」
加蓮「……にがい」
クラリス「だから言いましたのに……とても渋いお顔をなされてますわ」
15: ◆sI/LnndoOx16:2016/03/15(火) 01:29:18.56 :FDP9S2h60
加蓮「二人は特に付き合ってもないのにそんなイチャついてるの?」
クラリス「……はい」カアアアアアアアア
加蓮「クラリスさんはもっと進展させたいなって思わない?」
クラリス「わ、私はその、P様に隣に居ていただけたらそれだけでいいので」
加蓮「」グイッ
クラリス「加蓮さんまたっ!苦味があまり得意でないのに今日に限って何故そんなに自分を責めますの!?」
加蓮「……うぅ、にがー。クラリスさん、じゃ明日はさ……」
加蓮「二人は特に付き合ってもないのにそんなイチャついてるの?」
クラリス「……はい」カアアアアアアアア
加蓮「クラリスさんはもっと進展させたいなって思わない?」
クラリス「わ、私はその、P様に隣に居ていただけたらそれだけでいいので」
加蓮「」グイッ
クラリス「加蓮さんまたっ!苦味があまり得意でないのに今日に限って何故そんなに自分を責めますの!?」
加蓮「……うぅ、にがー。クラリスさん、じゃ明日はさ……」
16: ◆sI/LnndoOx16:2016/03/15(火) 01:29:57.02 :FDP9S2h60
翌日
ガシャッ バタン
クラリス「……おはようございます」
P「あっクラリスさん、おはようございます」ニコッ
チュッ
P「……えっ」
クラリス「おはようございますP様、今日も素敵ですわ♪」
クラリス「では会議室へ先に向かっています」
ガシャリッ バタン!
P「……」
P「えっ」
翌日
ガシャッ バタン
クラリス「……おはようございます」
P「あっクラリスさん、おはようございます」ニコッ
チュッ
P「……えっ」
クラリス「おはようございますP様、今日も素敵ですわ♪」
クラリス「では会議室へ先に向かっています」
ガシャリッ バタン!
P「……」
P「えっ」
17: ◆sI/LnndoOx16:2016/03/15(火) 01:30:35.89 :FDP9S2h60
P(朝のキス事件の後、会議では別に普通だったクラリスさんは先に戻り、机の前で昼を待ち構えていた)
クラリス「P様、はいっあーん、ですわ」
P「さ、流石に恥ずかしいですクラリスさん!皆見てますし」
クラリス「そう……ですか」ショボーン
ちひろ(二人っきりだったら別にいいのかよ定期)
楓「智恵里ちゃん、この事務所、私と智恵里ちゃんとちひろさん以外に誰かいるかしら?」
智恵里「えっPさんとクラリスさんが……もがっ」
楓「誰かいる?」
智恵里「だ、誰もいないです!」
楓「ですってプロデューサーさん。誰も見てませんから安心して続けてください」ニコッ
P(いやいやおかしいでしょってかプロデューサーさんって言ってるじゃないですか誰もいないのでは!?)
クラリス「P様……」ショボーン
P(うわあクラリスさんすっげえ悲しそうな表情だ!これ午後の仕事に波及してもなあ)
P「……クラリスさん、場所を移してもいいなら、一緒にお昼しましょう」
クラリス「P様!」パアアアアアアアアア
P(かわいいなあちくしょう)
この後滅茶苦茶おかずを食べさせあった
P(朝のキス事件の後、会議では別に普通だったクラリスさんは先に戻り、机の前で昼を待ち構えていた)
クラリス「P様、はいっあーん、ですわ」
P「さ、流石に恥ずかしいですクラリスさん!皆見てますし」
クラリス「そう……ですか」ショボーン
ちひろ(二人っきりだったら別にいいのかよ定期)
楓「智恵里ちゃん、この事務所、私と智恵里ちゃんとちひろさん以外に誰かいるかしら?」
智恵里「えっPさんとクラリスさんが……もがっ」
楓「誰かいる?」
智恵里「だ、誰もいないです!」
楓「ですってプロデューサーさん。誰も見てませんから安心して続けてください」ニコッ
P(いやいやおかしいでしょってかプロデューサーさんって言ってるじゃないですか誰もいないのでは!?)
クラリス「P様……」ショボーン
P(うわあクラリスさんすっげえ悲しそうな表情だ!これ午後の仕事に波及してもなあ)
P「……クラリスさん、場所を移してもいいなら、一緒にお昼しましょう」
クラリス「P様!」パアアアアアアアアア
P(かわいいなあちくしょう)
この後滅茶苦茶おかずを食べさせあった
18: ◆sI/LnndoOx16:2016/03/15(火) 01:31:07.02 :FDP9S2h60
P「クラリスさん、今日は……その……大胆でしたね。何かありましたか」
クラリス「……無性に不安になる時があるのです」
クラリス「P様の隣に立っているのが当たり前の生活を送っているから何の前触れもなく失くすのが怖い、なんて」
クラリス「おかしいですわね、明日もP様が居てくださる保証なんてどこにもないのに」
ギュッ
クラリス「……P様?」
P「今、貴方を抱きしめてる私はそんなに儚いですか。そんなにすぐ消えてしまうような人間ですか」
P「何も言わないで消えるなんて事、絶対ないですから。クラリスさんが嫌でも絶対トップアイドルまで導いてみせます」ナデナデ
クラリス「あっ……」
P「クラリスさんは私の全てなんです。何があっても離れませんよ」ナデナデ
クラリス「P様……」
クラリス「……でもP様。私は貴方が思う程強くない事は今日の事でご理解頂けたでしょう?」
P「クラリスさんは強い人だと思いますが」
クラリス「いえ、とても。なので、P様のお気持ちも明日からちゃんと言葉で言ってもらわないと不安ですわ♪」
P「えっ」
P「クラリスさん、今日は……その……大胆でしたね。何かありましたか」
クラリス「……無性に不安になる時があるのです」
クラリス「P様の隣に立っているのが当たり前の生活を送っているから何の前触れもなく失くすのが怖い、なんて」
クラリス「おかしいですわね、明日もP様が居てくださる保証なんてどこにもないのに」
ギュッ
クラリス「……P様?」
P「今、貴方を抱きしめてる私はそんなに儚いですか。そんなにすぐ消えてしまうような人間ですか」
P「何も言わないで消えるなんて事、絶対ないですから。クラリスさんが嫌でも絶対トップアイドルまで導いてみせます」ナデナデ
クラリス「あっ……」
P「クラリスさんは私の全てなんです。何があっても離れませんよ」ナデナデ
クラリス「P様……」
クラリス「……でもP様。私は貴方が思う程強くない事は今日の事でご理解頂けたでしょう?」
P「クラリスさんは強い人だと思いますが」
クラリス「いえ、とても。なので、P様のお気持ちも明日からちゃんと言葉で言ってもらわないと不安ですわ♪」
P「えっ」
19: ◆sI/LnndoOx16:2016/03/15(火) 01:31:39.00 :FDP9S2h60
翌日
ガチャッ
クラリス「おはようございます、P様」
P「クラリスさん、おはよう。えっと……今日も好きですよ」
クラリス「まあ! うふふ、P様も凛々しく素敵ですわ♪」
ちひろ「!?」
翌日
ガチャッ
クラリス「おはようございます、P様」
P「クラリスさん、おはよう。えっと……今日も好きですよ」
クラリス「まあ! うふふ、P様も凛々しく素敵ですわ♪」
ちひろ「!?」
20: ◆sI/LnndoOx16:2016/03/15(火) 01:32:13.54 :FDP9S2h60
クラリス「P様は私の全てです」
クラリス「私の歌でP様が喜んでくれるなら……何より幸せです」
クラリス「いつも私に微笑みをくださって……私はP様に幸せを教えていただきました」
クラリス「とにかくP様の力になりたい、その一心ですわ」
クラリス「時々、P様は天使なのではないかと思ってしまいます。私を導く貴方の背中に羽が見える気がして」
クラリス「ふふっ、今日はP様のためだけに来ましたわ」
P「あれっ。最近のクラリスさんの言葉、ファンじゃなくて俺に向けてる事が多いような……」
P「……惚れてまうやろー」
ちひろ「もうベタ惚れでしょうが」
おわりん
クラリス「P様は私の全てです」
クラリス「私の歌でP様が喜んでくれるなら……何より幸せです」
クラリス「いつも私に微笑みをくださって……私はP様に幸せを教えていただきました」
クラリス「とにかくP様の力になりたい、その一心ですわ」
クラリス「時々、P様は天使なのではないかと思ってしまいます。私を導く貴方の背中に羽が見える気がして」
クラリス「ふふっ、今日はP様のためだけに来ましたわ」
P「あれっ。最近のクラリスさんの言葉、ファンじゃなくて俺に向けてる事が多いような……」
P「……惚れてまうやろー」
ちひろ「もうベタ惚れでしょうが」
おわりん
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