1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/04(月) 01:18:06.91 :c2gDak+s0
綾「え、ちょっと待ってアリス……よく聞き取れなかったんだけど、今何て?」
アリス「変態レズ娘だよ」
綾「ヘ、ヘンタイ?」
綾「え、ちょっと待ってアリス……よく聞き取れなかったんだけど、今何て?」
アリス「変態レズ娘だよ」
綾「ヘ、ヘンタイ?」
2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/04(月) 01:19:17.34 :c2gDak+s0
アリス「一日中シノに発情してるよ」
アリス「シノの抜けた黒髪を拾い集めて口に含んで興奮したり」
アリス「シノが入った後のお風呂の湯を飲んだり」
アリス「シノの下着を被ったり匂いを嗅いだりは朝飯前」
アリス「毎晩シノの寝顔を見ながらこけしを使って自分を慰めてるんだよ」
綾「ヘンタイだわっ!!」
アリス「一日中シノに発情してるよ」
アリス「シノの抜けた黒髪を拾い集めて口に含んで興奮したり」
アリス「シノが入った後のお風呂の湯を飲んだり」
アリス「シノの下着を被ったり匂いを嗅いだりは朝飯前」
アリス「毎晩シノの寝顔を見ながらこけしを使って自分を慰めてるんだよ」
綾「ヘンタイだわっ!!」
3:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/04(月) 01:20:06.71 :c2gDak+s0
綾(知らなかった……アリスにこんな裏の顔があったなんて。でも何でいきなり私にカミングアウトを?)
アリス「アヤは?」
綾「え、わ……私?」
綾(はっ!もしかしてアリスは私の性癖に気付いて、仲間意識から自分の秘めた思いを打ち明けたんじゃ)
綾「って、何よ性癖って!私はヘンタイじゃないわ!」
アリス「えっ。アヤ、ヘンタイじゃないの?」
綾「違うわよ!」
カレン「アヤヤ、素直になるデス」
綾「っ……カレン?」
綾(知らなかった……アリスにこんな裏の顔があったなんて。でも何でいきなり私にカミングアウトを?)
アリス「アヤは?」
綾「え、わ……私?」
綾(はっ!もしかしてアリスは私の性癖に気付いて、仲間意識から自分の秘めた思いを打ち明けたんじゃ)
綾「って、何よ性癖って!私はヘンタイじゃないわ!」
アリス「えっ。アヤ、ヘンタイじゃないの?」
綾「違うわよ!」
カレン「アヤヤ、素直になるデス」
綾「っ……カレン?」
4:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/04(月) 01:21:04.36 :c2gDak+s0
カレン「大丈夫、実は私もビアンだったデス」
綾「ええっ、カレンも!?」
カレン「この前もシノとアリスと三人でOKAYAMAの県北に行って盛り合ったデス」
綾「三人で!?て何で岡山なの、遠いわね!」
アリス「川の土手で金色まみれになって何回もプレイを繰り返したよ」
綾「しかも野外!?モザイクかけなさいよ!」
カレン「大丈夫、実は私もビアンだったデス」
綾「ええっ、カレンも!?」
カレン「この前もシノとアリスと三人でOKAYAMAの県北に行って盛り合ったデス」
綾「三人で!?て何で岡山なの、遠いわね!」
アリス「川の土手で金色まみれになって何回もプレイを繰り返したよ」
綾「しかも野外!?モザイクかけなさいよ!」
5:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/04(月) 01:22:11.88 :c2gDak+s0
カレン「アヤヤも正直に言ってみるデス。皆、アヤヤのこと快く受け入れマスよ」
アリス「そうだよアヤ。本当のことを言ってスッキリしようよ」
綾「二人とも……」
綾「じ、実は私もね、毎晩陽子のことを想ってオ……」
\パンパカパーン/
カレン「ドッキリ大成功デース!」
綾「え」
アリス「アヤ、今日はエイプリルフールだよ?」
カレン「アヤヤも正直に言ってみるデス。皆、アヤヤのこと快く受け入れマスよ」
アリス「そうだよアヤ。本当のことを言ってスッキリしようよ」
綾「二人とも……」
綾「じ、実は私もね、毎晩陽子のことを想ってオ……」
\パンパカパーン/
カレン「ドッキリ大成功デース!」
綾「え」
アリス「アヤ、今日はエイプリルフールだよ?」
6:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/04(月) 01:23:15.42 :c2gDak+s0
綾「って……さっきまでの話全部嘘だったの!?」
アリス「当たり前だよ……わたしはそんなヘンタイじゃないよ……」
カレン「ところでアヤヤ、さっき何て言い掛けたデス?」
アリス「ヨーコのことを思ってオ……何?」
綾「ッ!」
綾「違う……違うの。私はヘンタイじゃない!バカー!!」
ダッ
アリス「ア、アヤ!」
カレン「行ってしまったデス。ちょっとジョークが過ぎマシタかね」
アリス「わたしも便乗し過ぎたよ。今後会った時にちゃんと謝らなきゃ」
カレン「YES」
綾「って……さっきまでの話全部嘘だったの!?」
アリス「当たり前だよ……わたしはそんなヘンタイじゃないよ……」
カレン「ところでアヤヤ、さっき何て言い掛けたデス?」
アリス「ヨーコのことを思ってオ……何?」
綾「ッ!」
綾「違う……違うの。私はヘンタイじゃない!バカー!!」
ダッ
アリス「ア、アヤ!」
カレン「行ってしまったデス。ちょっとジョークが過ぎマシタかね」
アリス「わたしも便乗し過ぎたよ。今後会った時にちゃんと謝らなきゃ」
カレン「YES」
7:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/04(月) 01:23:49.31 :c2gDak+s0
綾「ゼー……ハー……走るんじゃなかった」
綾(口ではヘンタイじゃないって言っても)
綾(やっぱり私って……ヘンタイなのかしら)
綾(もう!そんなこと素直に言えるわけないでしょ!)
綾(もし陽子に知られてしまったら……絶対嫌われる)
綾(陽子に嫌われちゃったら……私……もう……)
勇「あら、綾ちゃんじゃない」
綾「あ、勇さん」
綾「ゼー……ハー……走るんじゃなかった」
綾(口ではヘンタイじゃないって言っても)
綾(やっぱり私って……ヘンタイなのかしら)
綾(もう!そんなこと素直に言えるわけないでしょ!)
綾(もし陽子に知られてしまったら……絶対嫌われる)
綾(陽子に嫌われちゃったら……私……もう……)
勇「あら、綾ちゃんじゃない」
綾「あ、勇さん」
8:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/04(月) 01:24:34.08 :c2gDak+s0
勇「お出掛け中?」
綾「はい。ちょっと家族に買い物を頼まれて、帰る途中だったんですけど。勇さんは誰かと待ち合わせですか?」
勇「ええ。“恋人”とデートするつもりなのよ」
綾「ふぇっ!こ、恋人と!?」
勇「なんてね、うーそ」
忍「お姉ちゃん、お待たせしました」
綾「あ、しの」
勇「お出掛け中?」
綾「はい。ちょっと家族に買い物を頼まれて、帰る途中だったんですけど。勇さんは誰かと待ち合わせですか?」
勇「ええ。“恋人”とデートするつもりなのよ」
綾「ふぇっ!こ、恋人と!?」
勇「なんてね、うーそ」
忍「お姉ちゃん、お待たせしました」
綾「あ、しの」
9:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/04(月) 01:25:01.15 :c2gDak+s0
忍「綾ちゃん。これはこれは、奇遇ですね」
勇「今から忍と二人で遊びに行くの」
忍「アリスがカレンと二人で遊びに行ってしまいまして。今日はお姉ちゃんと二人きりなんです」
綾「あら、そうなの。アリス達ならさっき道端で出合ったわ」
忍「そうなんですか」
勇「近くにいるのね。どこかで鉢合わせするかも。ね、忍」
忍「はいっ」
綾(しのと勇さん。いつもアリスが一緒にいるからツーショットなのは珍しいわ)
忍「綾ちゃん。これはこれは、奇遇ですね」
勇「今から忍と二人で遊びに行くの」
忍「アリスがカレンと二人で遊びに行ってしまいまして。今日はお姉ちゃんと二人きりなんです」
綾「あら、そうなの。アリス達ならさっき道端で出合ったわ」
忍「そうなんですか」
勇「近くにいるのね。どこかで鉢合わせするかも。ね、忍」
忍「はいっ」
綾(しのと勇さん。いつもアリスが一緒にいるからツーショットなのは珍しいわ)
10:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/04(月) 01:25:40.40 :c2gDak+s0
忍「よかったら綾ちゃんも一緒に行きませんか?」
綾「ああ、ううん。私は買い物帰りだし。今日は遠慮しておくわ」
綾(それに姉妹水入らずで出掛けるのを邪魔するようで気が引けるし)
忍「そうですか、残念です。それではまた」
勇「またね、綾ちゃん」
綾「またね、しの。勇さんもさようなら」
綾「……」
綾「帰りましょ」
トボトボ
忍「よかったら綾ちゃんも一緒に行きませんか?」
綾「ああ、ううん。私は買い物帰りだし。今日は遠慮しておくわ」
綾(それに姉妹水入らずで出掛けるのを邪魔するようで気が引けるし)
忍「そうですか、残念です。それではまた」
勇「またね、綾ちゃん」
綾「またね、しの。勇さんもさようなら」
綾「……」
綾「帰りましょ」
トボトボ
11:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/04(月) 01:26:48.11 :c2gDak+s0
綾(アリスもカレンも勇さんも……みんな嘘が上手ね)
綾(……私も、嘘をついていることになるのかな)
綾(いつも陽子の前じゃ素直になれなくて……ホントの気持ち、伝えられないし)
綾(伝えるのは……怖いし)
綾(でも、カレンやアリスが言うように本音で話せたら……きっとこのモヤモヤした気持ちもすっきりするのに)
綾(もう思い切って、今日告白しようかしら……!エイプリルフールに託けて)
綾「って、言えるわけないでしょ!」
綾「陽子のことが好きだって!愛してるって!大好きだって!」
ぎゅっ
綾「!!?」
陽子「私も好きだぞー!綾っ」
綾(アリスもカレンも勇さんも……みんな嘘が上手ね)
綾(……私も、嘘をついていることになるのかな)
綾(いつも陽子の前じゃ素直になれなくて……ホントの気持ち、伝えられないし)
綾(伝えるのは……怖いし)
綾(でも、カレンやアリスが言うように本音で話せたら……きっとこのモヤモヤした気持ちもすっきりするのに)
綾(もう思い切って、今日告白しようかしら……!エイプリルフールに託けて)
綾「って、言えるわけないでしょ!」
綾「陽子のことが好きだって!愛してるって!大好きだって!」
ぎゅっ
綾「!!?」
陽子「私も好きだぞー!綾っ」
12:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/04(月) 01:27:18.68 :c2gDak+s0
綾「よよよよ陽子!?な、何でここに!」
陽子「いやー、ちょうど綾が歩いてるの見えたからさ。声かけようと思って」
綾「って、それで何で抱き付いてるのよっ!放してっ!」
陽子「あ、ごめんごめん。いきなり告白されちゃったから、つい」
綾「こ、告白って何よ!違うわよ……これはエイプリルフールの冗談だから」
陽子「え、嘘……?綾、私のこと嫌いだったのか……」
綾「ち、違うわ。もう、バカっ!バカは四月バカだけで十分よ!」
陽子「バカ三連発!?さすがにひでえー」
綾「よよよよ陽子!?な、何でここに!」
陽子「いやー、ちょうど綾が歩いてるの見えたからさ。声かけようと思って」
綾「って、それで何で抱き付いてるのよっ!放してっ!」
陽子「あ、ごめんごめん。いきなり告白されちゃったから、つい」
綾「こ、告白って何よ!違うわよ……これはエイプリルフールの冗談だから」
陽子「え、嘘……?綾、私のこと嫌いだったのか……」
綾「ち、違うわ。もう、バカっ!バカは四月バカだけで十分よ!」
陽子「バカ三連発!?さすがにひでえー」
13:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/04(月) 01:27:48.30 :c2gDak+s0
綾(こんな日だからこそ――素直になれば)
綾「……ゴクリ」
陽子「ん、綾どした?」
綾「でも、でもね」
綾「そんな陽子が私、嫌いじゃないし」
綾「大好きよーっ!」
綾(こんな日だからこそ――素直になれば)
綾「……ゴクリ」
陽子「ん、綾どした?」
綾「でも、でもね」
綾「そんな陽子が私、嫌いじゃないし」
綾「大好きよーっ!」
14:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/04(月) 01:28:22.49 :c2gDak+s0
陽子「……綾」
綾(あ、あ、……言っちゃった……)
陽子「そっか」
ニコッ
陽子「私もそんな綾のこと、大好きだよ」
陽子「……綾」
綾(あ、あ、……言っちゃった……)
陽子「そっか」
ニコッ
陽子「私もそんな綾のこと、大好きだよ」
15:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/04(月) 01:28:50.33 :c2gDak+s0
―綾の部屋―
ヴーン ヴーン ピッ
綾「あ、カレン?どうしたの?」
『もしもしアヤヤ、Sorryデス。今日はちょっとからかい過ぎマシタ。まだ怒ってるデス?』
綾「え?ああ、あのこと。別にもう気にしてないわよ」
『気にしてないデス?』
綾「むしろ、二人の言葉のおかげでちょっぴり素直になることができたし」
『素直に?』
―綾の部屋―
ヴーン ヴーン ピッ
綾「あ、カレン?どうしたの?」
『もしもしアヤヤ、Sorryデス。今日はちょっとからかい過ぎマシタ。まだ怒ってるデス?』
綾「え?ああ、あのこと。別にもう気にしてないわよ」
『気にしてないデス?』
綾「むしろ、二人の言葉のおかげでちょっぴり素直になることができたし」
『素直に?』
16:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/04(月) 01:29:17.79 :c2gDak+s0
綾「ええ」
綾(ま、陽子のことだから、そんな深い意味には取らなかっただろうけど)
綾(それでも一歩踏み出せた気がする)
綾(陽子なら。陽子だったら、きっと)
綾(私のこと、私の全部を知っても受け止めてくれるって、思えるようになったもの)
綾「だから、ありがとね」
綾「ええ」
綾(ま、陽子のことだから、そんな深い意味には取らなかっただろうけど)
綾(それでも一歩踏み出せた気がする)
綾(陽子なら。陽子だったら、きっと)
綾(私のこと、私の全部を知っても受け止めてくれるって、思えるようになったもの)
綾「だから、ありがとね」
17:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/04(月) 01:29:43.44 :c2gDak+s0
―大宮家―
アリス「はぁ……はぁ……、あっ……」
アリス(ごめんねアヤ)
アリス(本当はあの話、全部嘘って言うのが嘘だったの)
―大宮家―
アリス「はぁ……はぁ……、あっ……」
アリス(ごめんねアヤ)
アリス(本当はあの話、全部嘘って言うのが嘘だったの)
18:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/04(月) 01:30:17.97 :c2gDak+s0
アリス「あ……んんっ……」
アリス「シノ(こけし)が……入ってくる……わたしの中にっ……」
アリス「シノ……シノー……!……あああっ……!」
アリス「……ふぅ」
アリス「今日もシノニーが捗るよー」
ガラッ
忍「」
アリス「あ……んんっ……」
アリス「シノ(こけし)が……入ってくる……わたしの中にっ……」
アリス「シノ……シノー……!……あああっ……!」
アリス「……ふぅ」
アリス「今日もシノニーが捗るよー」
ガラッ
忍「」
19:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/04(月) 01:30:44.21 :c2gDak+s0
アリス「え……シ、ノ……?」
忍「嘘です」
忍「こんなこと……金髪の天使がするはずありません」
忍「このアリスは偽物……本物のアリスはどこに行ってしまったんですかーっ」
ダッ
アリス「あっ……待って、シノ――!!」
(おしまい)
アリス「え……シ、ノ……?」
忍「嘘です」
忍「こんなこと……金髪の天使がするはずありません」
忍「このアリスは偽物……本物のアリスはどこに行ってしまったんですかーっ」
ダッ
アリス「あっ……待って、シノ――!!」
(おしまい)
20:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/04(月) 01:31:54.51 :c2gDak+s0
原作にもエイプリルフールネタあったなーとか思って何となく書きました
あと、変態糞親父とか何のことかわからないです(大嘘)
原作にもエイプリルフールネタあったなーとか思って何となく書きました
あと、変態糞親父とか何のことかわからないです(大嘘)
21:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/04/04(月) 01:47:49.66 :DYRgiikAO
乙
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