3: ◆5/VbB6KnKE:2016/04/25(月) 20:42:33.39 :t5tsn0rI0
P「は?」
凛「?」
ゴリラ「ウホ」
P「ゴリラじゃん」
凛「は?」
P「は?」
ゴリラ「ウホ」
P「は?」
凛「?」
ゴリラ「ウホ」
P「ゴリラじゃん」
凛「は?」
P「は?」
ゴリラ「ウホ」
4: ◆5/VbB6KnKE:2016/04/25(月) 20:43:14.75 :t5tsn0rI0
P「いや、だから」
凛「何?」
P「ゴリラじゃん」
凛「……ねぇ」
P「なんだ」
ゴリラ「ウホ」
P「すまない、少し黙っていてくれ」
ゴリラ「…」
凛「例えばさ」
P「あぁ」
凛「優さんがアッキーを連れてくる」
P「うん」
凛「で、優さんがアッキーのことを紹介する」
P「おう」
凛「そこでプロデューサーはさ、『犬じゃん』って言うの?」
P「そんなこと言わないだろ」
凛「でしょ? さっきのプロデューサーは、今の例えと全く同じことをしてるんだよ」
P「…」
凛「…」
P「やべぇ正論だ」
ゴリラ「ウホ」
P「いや、だから」
凛「何?」
P「ゴリラじゃん」
凛「……ねぇ」
P「なんだ」
ゴリラ「ウホ」
P「すまない、少し黙っていてくれ」
ゴリラ「…」
凛「例えばさ」
P「あぁ」
凛「優さんがアッキーを連れてくる」
P「うん」
凛「で、優さんがアッキーのことを紹介する」
P「おう」
凛「そこでプロデューサーはさ、『犬じゃん』って言うの?」
P「そんなこと言わないだろ」
凛「でしょ? さっきのプロデューサーは、今の例えと全く同じことをしてるんだよ」
P「…」
凛「…」
P「やべぇ正論だ」
ゴリラ「ウホ」
5: ◆5/VbB6KnKE:2016/04/25(月) 20:44:25.94 :t5tsn0rI0
P「いや、でも、待てって。そんなこと言われても」
ゴリラ「ウホ」
凛「何」
P「…」
凛「プロデューサー」
P「……そうだな、俺も疲れてるのかもしれない」
凛「へぇ」
P「だから、一度だけ確認していいか?」
凛「何を?」
P「もしかたら俺は疲れていて、俺の眼の前に映っているゴリラは幻想なのかもしれない」
凛「は?」
P「本当は犬が足元にいて、こっちを見て可愛らしく尻尾を振っているかもしれない」
凛「…」
P「それを確かめるために、一度触ってみようと思う」
凛「……はぁ、いいよ好きにして」
P「ありがとう」
ゴリラ「…」
P「…」
凛「……?」
P「いや、でも、待てって。そんなこと言われても」
ゴリラ「ウホ」
凛「何」
P「…」
凛「プロデューサー」
P「……そうだな、俺も疲れてるのかもしれない」
凛「へぇ」
P「だから、一度だけ確認していいか?」
凛「何を?」
P「もしかたら俺は疲れていて、俺の眼の前に映っているゴリラは幻想なのかもしれない」
凛「は?」
P「本当は犬が足元にいて、こっちを見て可愛らしく尻尾を振っているかもしれない」
凛「…」
P「それを確かめるために、一度触ってみようと思う」
凛「……はぁ、いいよ好きにして」
P「ありがとう」
ゴリラ「…」
P「…」
凛「……?」
6: ◆5/VbB6KnKE:2016/04/25(月) 20:45:32.63 :t5tsn0rI0
凛「どうしたの? 早くしなよ」
P「……いいのか?」
凛「だからいいって」
P「ゴリラさんサイドはいいのか?」
凛「ハナコ」
P「ハナコさんサイドはいいのか?」
凛「大丈夫だよ、優しい子なんだ」
P「そうか」
ゴリラ「…」
P「…」
凛「…」
P「……四肢とか」
凛「は?」
P「四肢とか」
凛「しし?」
P「四肢とか持っていかれないか?」
凛「何言ってんの。早くしなよ」
P「……すまない」
ゴリラ「…」
P「…」
凛「…」
ゴリラ「ウホ」
P「…」スッ
サワ
P「すげぇ」
P「強靭」
P「すげぇ強靭」
P「すげぇ強靭じゃん」
P「すげぇ強靭なゴリラじゃん」
P「パワーに満ち溢れて
凛「ハナコ」
P「ハナコ」
ハナコ「ウホ」
凛「どうしたの? 早くしなよ」
P「……いいのか?」
凛「だからいいって」
P「ゴリラさんサイドはいいのか?」
凛「ハナコ」
P「ハナコさんサイドはいいのか?」
凛「大丈夫だよ、優しい子なんだ」
P「そうか」
ゴリラ「…」
P「…」
凛「…」
P「……四肢とか」
凛「は?」
P「四肢とか」
凛「しし?」
P「四肢とか持っていかれないか?」
凛「何言ってんの。早くしなよ」
P「……すまない」
ゴリラ「…」
P「…」
凛「…」
ゴリラ「ウホ」
P「…」スッ
サワ
P「すげぇ」
P「強靭」
P「すげぇ強靭」
P「すげぇ強靭じゃん」
P「すげぇ強靭なゴリラじゃん」
P「パワーに満ち溢れて
凛「ハナコ」
P「ハナコ」
ハナコ「ウホ」
7: ◆5/VbB6KnKE:2016/04/25(月) 20:47:04.01 :t5tsn0rI0
P「……そうか」ストン
凛「お茶でも入れる?」
P「あぁ、頼むよ」
凛「ハナコ、ちょっとここで待っててね」
ハナコ「ウホ」
タッタッ
P「……いい子だな」
ハナコ「…」
P「…」
ハナコ「…」
P「……ンッ、ン゛ン゛」
ハナコ「ウホ?」
P「……ハナコ」
ハナコ「ウホ」
P「……自分の名前を理解しているのか」
ハナコ「ウホ」
P「そうか……頭がいいんだな」
ハナコ「ウホ」
P「……そうか」ストン
凛「お茶でも入れる?」
P「あぁ、頼むよ」
凛「ハナコ、ちょっとここで待っててね」
ハナコ「ウホ」
タッタッ
P「……いい子だな」
ハナコ「…」
P「…」
ハナコ「…」
P「……ンッ、ン゛ン゛」
ハナコ「ウホ?」
P「……ハナコ」
ハナコ「ウホ」
P「……自分の名前を理解しているのか」
ハナコ「ウホ」
P「そうか……頭がいいんだな」
ハナコ「ウホ」
8: ◆5/VbB6KnKE:2016/04/25(月) 20:47:55.29 :t5tsn0rI0
P「……ハナコは」
ハナコ「ウホ」
P「…」
ハナコ「ウホ?」
P「……バナナとか、好きなのか?」
ハナコ「…」
P「…」
ハナコ「…」
P(マズイ……怒らせたか? ゴリラだから安直にバナナとか、そんな考えは甘かったか? 俺は死ぬのか?)
ハナコ「…」スッ
P「っ……!!!!」
ハナコ「…」モグモグ
P「…」
ハナコ「…」モグモグ
P「…」
ハナコ「…」ゴク
P「美味いよな、バナナ」
ハナコ「ウホ」
P「……ハナコは」
ハナコ「ウホ」
P「…」
ハナコ「ウホ?」
P「……バナナとか、好きなのか?」
ハナコ「…」
P「…」
ハナコ「…」
P(マズイ……怒らせたか? ゴリラだから安直にバナナとか、そんな考えは甘かったか? 俺は死ぬのか?)
ハナコ「…」スッ
P「っ……!!!!」
ハナコ「…」モグモグ
P「…」
ハナコ「…」モグモグ
P「…」
ハナコ「…」ゴク
P「美味いよな、バナナ」
ハナコ「ウホ」
9: ◆5/VbB6KnKE:2016/04/25(月) 20:48:40.62 :t5tsn0rI0
凛「お待たせ」
コト
P「ありがとう」
凛「どういたしまして」
P「…」ゴク
凛「…」コク
P「……ふぅ」
凛「うん、美味しい」
P「驚いたな、凛がペットを飼っていたなんて」
凛「むしろ知らなかったの?」
P「あぁ」
凛「おかしいな、皆知ってると思ってたんだけど」
P「皆知ってるのか? 逆に皆知ってるのか?」
凛「うん」
P「そうか…………ッ!?」
凛「?」
P「……年少組も、知ってるのか……?」
凛「知ってるよ」
P「……そうか」
凛「うん」
P「大丈夫なのか……?」
凛「? 何が」
P「その……怯えたり」
凛「ふふっ、何言ってるのさそんなことないよ」
P「そうか……強いんだな、うちの子たちは」
凛「ハナコは度胸があるからね、初対面の人に怯えたりしないよ」
P「あぁ……だろうな……」
凛「お待たせ」
コト
P「ありがとう」
凛「どういたしまして」
P「…」ゴク
凛「…」コク
P「……ふぅ」
凛「うん、美味しい」
P「驚いたな、凛がペットを飼っていたなんて」
凛「むしろ知らなかったの?」
P「あぁ」
凛「おかしいな、皆知ってると思ってたんだけど」
P「皆知ってるのか? 逆に皆知ってるのか?」
凛「うん」
P「そうか…………ッ!?」
凛「?」
P「……年少組も、知ってるのか……?」
凛「知ってるよ」
P「……そうか」
凛「うん」
P「大丈夫なのか……?」
凛「? 何が」
P「その……怯えたり」
凛「ふふっ、何言ってるのさそんなことないよ」
P「そうか……強いんだな、うちの子たちは」
凛「ハナコは度胸があるからね、初対面の人に怯えたりしないよ」
P「あぁ……だろうな……」
10: ◆5/VbB6KnKE:2016/04/25(月) 20:49:53.27 :t5tsn0rI0
P「……その、何だ」
凛「ん?」
P「流行っているのか?」
凛「何が?」
P「……ゴリラを飼うこと」
凛「んー……どうだろ」
P「…」
凛「まぁ……ぼちぼち?」
P「……最近の流行は分からないな」
凛「もう、流行くらい知っておいてよ」
P「すまない」
凛「業界人なんだから」
P「ごもっともだな……でも、見たことないんだ……雑誌にでも載ってるのか?」
凛「うーん……」
P「『ゴリラが喜ぶ7種のアイテム』とか『今季のトレンドバナナはこれ!』とか、あるのか?」
凛「そうだね……あぁ、あるにはあるかな」
P「あるのか……」
凛「ウガンダとか、そっちの雑誌に」
P「現地か……」
P「……その、何だ」
凛「ん?」
P「流行っているのか?」
凛「何が?」
P「……ゴリラを飼うこと」
凛「んー……どうだろ」
P「…」
凛「まぁ……ぼちぼち?」
P「……最近の流行は分からないな」
凛「もう、流行くらい知っておいてよ」
P「すまない」
凛「業界人なんだから」
P「ごもっともだな……でも、見たことないんだ……雑誌にでも載ってるのか?」
凛「うーん……」
P「『ゴリラが喜ぶ7種のアイテム』とか『今季のトレンドバナナはこれ!』とか、あるのか?」
凛「そうだね……あぁ、あるにはあるかな」
P「あるのか……」
凛「ウガンダとか、そっちの雑誌に」
P「現地か……」
11: ◆5/VbB6KnKE:2016/04/25(月) 20:50:30.18 :t5tsn0rI0
凛「……あっ! こらっ!」
P「!?」
ハナコ「ウホ」
凛「ハナコ! また勝手にバナナ食べたでしょ!」
ハナコ「ウホ……」
P「お、おい」
凛「厳しく言わないとダメなの、ただでさえ最近太り気味何だから……!」
ハナコ「うほ……」
P「お、落ち着けって! さっきのは俺が原因でもあるんだよ」
凛「え?」
P「俺がバナナは好きなのか? って聞いたらそれに答えるように、な」
凛「……本当?」
P「あぁ」
ハナコ「ウホ……」
凛「……そうか、ごめんねハナコ……私が悪かったよ」ナデナデ
ハナコ「ウホ!」
凛「……あっ! こらっ!」
P「!?」
ハナコ「ウホ」
凛「ハナコ! また勝手にバナナ食べたでしょ!」
ハナコ「ウホ……」
P「お、おい」
凛「厳しく言わないとダメなの、ただでさえ最近太り気味何だから……!」
ハナコ「うほ……」
P「お、落ち着けって! さっきのは俺が原因でもあるんだよ」
凛「え?」
P「俺がバナナは好きなのか? って聞いたらそれに答えるように、な」
凛「……本当?」
P「あぁ」
ハナコ「ウホ……」
凛「……そうか、ごめんねハナコ……私が悪かったよ」ナデナデ
ハナコ「ウホ!」
12: ◆5/VbB6KnKE:2016/04/25(月) 20:51:05.58 :t5tsn0rI0
凛「ふふっ」ナデナデ
P「…」
凛「プロデューサーも撫でる?」
P「!? だ、大丈……いいのか?」
凛「うん」
P「そ、それじゃあ……」
ハナコ「ウホ」
ナデナデ
P「…」
凛「…」
ハナコ「…」ス
凛「……あ、プロデューサー離れて」
P「えっ」
凛「ふふっ」ナデナデ
P「…」
凛「プロデューサーも撫でる?」
P「!? だ、大丈……いいのか?」
凛「うん」
P「そ、それじゃあ……」
ハナコ「ウホ」
ナデナデ
P「…」
凛「…」
ハナコ「…」ス
凛「……あ、プロデューサー離れて」
P「えっ」
13: ◆5/VbB6KnKE:2016/04/25(月) 20:52:32.28 :t5tsn0rI0
P「なっ何が起き
ハナコ「ウホォォーーーー!!!!」ドコドコドコドコ
P「!?」
凛「ふふっ、ドラミングしてる。プロデューサーのこと気に入ったみたい」
P「そ、そうか……そうなのか……」
ハナコ「ウホォォーーーー!!!!」ドコドコドコドコ
P「…」
凛「ふふっ」
ハナコ「ウホォォーーーー!!!!」ドコドコドコドコ
P「……パワー」
ハナコ「ウホォォーーーー!!!!」ドコドコドコドコ
P「パワーを感じる」
ハナコ「ウホォォーーーー!!!!」ドコドコドコドコ
P「とてつもないパワーを感じる」
ハナコ「ウホォォーーーー!!!!」ドコドコドコドコ
P「なっ何が起き
ハナコ「ウホォォーーーー!!!!」ドコドコドコドコ
P「!?」
凛「ふふっ、ドラミングしてる。プロデューサーのこと気に入ったみたい」
P「そ、そうか……そうなのか……」
ハナコ「ウホォォーーーー!!!!」ドコドコドコドコ
P「…」
凛「ふふっ」
ハナコ「ウホォォーーーー!!!!」ドコドコドコドコ
P「……パワー」
ハナコ「ウホォォーーーー!!!!」ドコドコドコドコ
P「パワーを感じる」
ハナコ「ウホォォーーーー!!!!」ドコドコドコドコ
P「とてつもないパワーを感じる」
ハナコ「ウホォォーーーー!!!!」ドコドコドコドコ
14: ◆5/VbB6KnKE:2016/04/25(月) 20:53:15.63 :t5tsn0rI0
ガチャ
凛「あ、誰か来たみたい。ほらハナコ、そろそろやめなよ」
ハナコ「ウホ」
小春「おはようございます~」
凛「おはよう小春」
P「おはよう」
ゴリラ「ウホ」
小春「あっハナコちゃんだ~♪」ギュッ
ゴリラ「ウホ」
P「…」
凛「ふふ」
小春「あ、Pさん~」
P「……何だ?」
小春「小春、ペット連れてきちゃったんです~」
P「ペット?」
凛「小春もペットいたんだ」
小春「はい~♪ 事務所にいれてもいいですか~?」
P「あぁ、いいぞ」
小春「ありがとうございます~♪ ヒョウくん、おいで~」
ドラゴン「キ゛ャ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛」
P「竜じゃん」
おしり
ガチャ
凛「あ、誰か来たみたい。ほらハナコ、そろそろやめなよ」
ハナコ「ウホ」
小春「おはようございます~」
凛「おはよう小春」
P「おはよう」
ゴリラ「ウホ」
小春「あっハナコちゃんだ~♪」ギュッ
ゴリラ「ウホ」
P「…」
凛「ふふ」
小春「あ、Pさん~」
P「……何だ?」
小春「小春、ペット連れてきちゃったんです~」
P「ペット?」
凛「小春もペットいたんだ」
小春「はい~♪ 事務所にいれてもいいですか~?」
P「あぁ、いいぞ」
小春「ありがとうございます~♪ ヒョウくん、おいで~」
ドラゴン「キ゛ャ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛」
P「竜じゃん」
おしり
15: ◆5/VbB6KnKE:2016/04/25(月) 20:54:12.92 :t5tsn0rI0
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